JPH0719658A - 吸収式冷凍装置 - Google Patents

吸収式冷凍装置

Info

Publication number
JPH0719658A
JPH0719658A JP16339993A JP16339993A JPH0719658A JP H0719658 A JPH0719658 A JP H0719658A JP 16339993 A JP16339993 A JP 16339993A JP 16339993 A JP16339993 A JP 16339993A JP H0719658 A JPH0719658 A JP H0719658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
tank
sensor
float
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16339993A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Fujimoto
正之 藤本
Yoji Hiuga
陽児 日向
Kazuya Sugiyama
和也 杉山
Tatsu Sugawara
達 菅原
Yonezo Ikumi
米造 井汲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP16339993A priority Critical patent/JPH0719658A/ja
Publication of JPH0719658A publication Critical patent/JPH0719658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/04Refrigerant level

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 上部フロートセンサの感度を良好とする吸収
式冷凍装置を提供する。 〔構成〕 再生器13と吸収器18と凝縮器14と蒸発
器16と冷媒タンク1等からなる吸収式冷凍装置におい
て、フロートセンサを有する冷媒タンク1の上部の断面
積を下部より小さく形成し、タンク溜量変化に対するタ
ンク上部の液面変化をタンク下部より大とし、フロート
センサ6aの感度を変える構成としたため、少の冷媒液
が流入しても大きなフロート昇降を得、敏感な溜量検出
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は再生器,凝縮器,蒸発
器,吸収器等からなる吸収式冷凍装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃焼装置を熱源とする再生器,
吸収器,凝縮器,蒸発器,冷媒タンク,溶液タンク,熱
交換器等からなる吸収式冷凍装置で、凝縮器からの冷媒
液を流入する冷媒タンクは、単に上下同一径となる円筒
状冷媒タンク本体と、該冷媒タンク本体の中央内部に複
数個のフロートセンサを縦方向へ適宜間隔をもって配設
した構造となっている。この場合、冷媒タンク中、溶液
タンクへ流出するオーバーフロー管の近辺の液面が最大
の濃度となるため、この近辺のフロートセンサの変化を
敏感にする必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
冷媒タンクの形状が全体として同一径となる筒型構造で
上部と下部の断面積が一定の場合は、液の増減に対する
上方のフロートセンサと下方のフロートセンサの感度は
同一である。このため、オーバーフロー管配置となる上
方のみの液の増減を敏感にすることは難しい。即ち、タ
ンク形状を断面積を小さくした場合、冷媒液量は決めら
れているので長くなりフロートの製作上困難であり、更
には、冷媒タンクへの凝縮器からの配管位置も高位置と
なり、冷媒液に高低差が取れなくなり冷媒が流れない事
も考えられる。逆に、必要以上に冷媒タンクを大きく広
げ(偏平状)ると、冷媒が多く溜まり過ぎ、濃液が濃く
なり濃液系統に結晶が発生することとなったり、所定量
以下の時は、能力が出なくなったりする。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、冷媒タンクの構
造を、上方の径を下方の径に比して小径(細くした)と
したことにより、上記課題を解決する吸収式冷凍装置を
提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、再生器と吸収
器と凝縮器と蒸発器と冷媒タンク等からなる吸収式冷凍
装置において、フロートセンサを有する冷媒タンクの上
部の断面積を下部より小さく形成し、タンク溜量変化に
対するタンク上部の液面変化をタンク下部より大とした
ものである。
【0006】
【作用】上記のように、縦型冷媒タンクを、上部の形状
を下部の形状に比して小径となる細くし、この細径部と
太径部にそれぞれフロートセンサが位置し昇降するよう
配設してなるため、冷媒タンクに溜まる冷媒液の増減を
確実に捕らえ検出する。特に、液の増量を捕らえる上部
レベルセンサとなるフロートセンサにおいては、タンク
自体の形状を小径で断面積を小さく設定しているため、
該フロートセンサの昇降幅が単一量にあって大きくで、
感度が良好となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0008】図1は2個のフロートセンサを備えた縦型
冷媒タンクを示し、1は筒型タンク本体にあってオーバ
ーフロー管2を配管する上部1aを、下部1bとなる主
筒部3の断面積に比して小さな断面積をもつ細筒部4に
形成し段筒構造とし、且つタンク本体の中心に縦挿通し
た案内軸5に、上部1aに臨む上位のフロートセンサ6
aと下部1bに臨む下位のフロートセンサ6bを備えて
なる液面検出付き冷媒タンクである。この場合、冷媒タ
ンク1のオーバーフロー管2の取付け位置より上方の上
部1aには、凝縮器側から液冷媒を導く冷媒配管8と蒸
発器側から導く余剰冷媒を導く冷媒流入管9及び蒸気逃
げ管10を接続し、且つ下部1bの底部には蒸発器に冷
媒を供給する冷媒配管11を接続している。
【0009】また、冷媒タンク1の冷媒配管8の基端は
燃焼装置12を備える再生器13に連通した凝縮器14
に連結し、冷媒タンク1の底部から導出の冷媒配管11
は冷媒ポンプ15を介し蒸発器16の冷媒散布管17に
接続し、蒸発器16の一部に連通した吸収器18の濃液
分配装置19に再生器13から導出の濃液配管20を接
続し、且つ吸収器18の下方に連結した溶液タンク21
に連結した稀液配管22は溶液ポンプ23を介し先端を
再生器13に接続し溶液循環路とし、これら全体の配管
構成にて吸収式冷凍装置となる。なお、図中、24は暖
房用燃焼装置25を備えた暖房熱交換装置であり、28
は溶液熱交換器である。
【0010】次にこの作用を説明すると、先ず吸収式冷
凍サイクルとなる吸収式冷凍装置の冷房運転に際し、再
生器13の溶液(稀溶液)を燃焼装置12の加熱で沸騰
させ濃液と冷媒蒸気に分け、この立ち上ぼった冷媒蒸気
を凝縮器14へ導き凝縮して液冷媒とする。この液冷媒
は冷媒タンク1に送られそこで一旦溜まり、冷媒ポンプ
15によって蒸発器16の冷媒散布管17に導き散布し
冷媒液の気化潜熱を利用して冷水管用伝熱管26を冷や
し、この冷水を室内機27へ導いて冷房を行なう。ま
た、蒸発器16で蒸発した冷媒蒸気は連通の吸収器18
へ流れ、この冷媒蒸気を吸収器18に散布される再生器
13から導かれた濃液で吸収し稀溶液とし溶液タンク2
1に集められ、この稀溶液を再生器13に戻し溶液循環
とする。このとき、蒸発器16の冷媒液は冷媒蒸気とな
って蒸発するが、その一部は無効冷媒(余剰冷媒)とな
って再び冷媒タンク1に戻る。
【0011】ここにおいて、冷媒タンク1に溜まる冷媒
液の液量は、再生器13の燃焼量に比例して増減する。
この場合、冷媒液はタンク上方に行くにつれ能力の出る
高い濃度となるが、所定範囲以上の液位では結晶を招く
虞れがあるため冷媒液をオーバーフロー管2を経て溶液
タンク21へ落とすものであり、且つ冷媒ポンプ15の
回転で冷媒液を蒸発器側へ給送する。また、この上位の
フロートセンサ6aは燃焼量制御用並びに停止時の濃液
濃度を規定するためのフロートで、下位のフロートセン
サ6bは冷媒ポンプ制御用フロートであり、且つ上位の
フロートセンサ6aに対する昇降規制検出のセンサ7
a,7bを細筒部4にあってオーバーフロー管2の流出
口を外れた上部位置と主筒部3の上部位置の2箇所に設
けてあり、下位のフロートセンサ6bに対する昇降規制
検出のセンサ7c,7dを主筒部3の中間位置と下位置
の2箇所に設けている。
【0012】ここで、冷媒タンク1の上部1aの径をそ
の下部1bの径より小さく細筒部4としてなるため、冷
媒液の変化(増減)に対しこの位置に臨む上位のフロー
トセンサ6aの移行高さが大きく取れるので、昇降規制
検出のセンサ7aの感度が他のセンサ7b,7c,7d
より良好となる。このことは、冷媒液の溜まり量を、濃
度の高い最上位部分で敏感に検出するようになり(濃度
の検出の役目ともなる)、冷媒液の溜まり量を多く保つ
ことができる。
【0013】この場合、センサ7aの取付位置は、冷媒
の溜まり量が大きく高濃度の濃液で結晶が発生し易い状
態となっている。このため、センサ7aの位置に液面が
達したら燃焼量及び溶液の送量を少なくして濃度の上昇
を防止する。
【0014】センサ7bに取付位置は、停止時の溶液濃
度を規定するよに設定されている。即ち、冷媒タンクの
液面がこの位置にあると、溶液は結晶しない濃度になっ
ており、且つ次に冷房運転を行なう際に、冷房能力が早
く出るように定められた濃度になっている。
【0015】また、下位のフロートセンサ6bは冷媒ポ
ンプ制御用フロートであり、該フロートセンサ6bが最
下位のセンサ7dに達したら冷媒ポンプ15の回転を停
止しする。
【0016】ちなみに、冷媒タンク内にあつて冷媒液の
濃度を示せば、燃焼量制御用となる細筒部内の再上位に
取付けたセンサ7aで約64.1%となり、主筒部内の
上部のセンサ7bで58.1%となり、冷媒ポンプ制御
用となる中間のセンサ7cで54.1%となり、再下位
のセンサ7dで52.1%となる。オーバーフロー管流
出口で63.8%程度である。
【0017】
【発明の効果】上述のように、本発明の吸収式冷凍装置
は冷媒タンクの形状がオーバーフロー管を配設するタン
ク上部を下部に対し細筒部とすることにより、この細筒
部に臨むフロートセンサのフロート昇降を大とし感度を
下部のフロートセンサに比較して敏感とし、タンク上部
の7a位置以上になったら結晶点に近付くので、それ以
上の濃度になった時に燃焼量及び稀液送量を落とし濃度
の上昇を防止する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す冷媒タンクの説明図であ
る。
【図2】吸収式冷凍装置の概略図である。
【符号の説明】
1 冷媒タンク 1a 上部 1b 下部 3 主筒部 4 細筒部 6a 上位のフロートセンサ 6b 下位のフロートセンサ 13 再生器 14 凝縮器 18 吸収器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 和也 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 菅原 達 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 井汲 米造 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生器と吸収器と凝縮器と蒸発器と冷媒
    タンク等からなる吸収式冷凍装置において、フロートセ
    ンサを有する冷媒タンクの上部の断面積を下部より小さ
    く形成し、タンク溜量変化に対するタンク上部の液面変
    化をタンク下部より大としたことを特徴とする吸収式冷
    凍装置。
JP16339993A 1993-07-01 1993-07-01 吸収式冷凍装置 Pending JPH0719658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16339993A JPH0719658A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 吸収式冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16339993A JPH0719658A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 吸収式冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719658A true JPH0719658A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15773161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16339993A Pending JPH0719658A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 吸収式冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719658A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100660970B1 (ko) * 2005-12-22 2006-12-26 엘지전자 주식회사 공기조화기의 압축기 보호방법 및 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100660970B1 (ko) * 2005-12-22 2006-12-26 엘지전자 주식회사 공기조화기의 압축기 보호방법 및 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3895499A (en) Absorption refrigeration system and method
JP3887204B2 (ja) 2段吸収冷温水機
JPH0719658A (ja) 吸収式冷凍装置
US5806325A (en) Absorption type refrigerator
JP3813348B2 (ja) 吸収式冷凍機
JPH0447226B2 (ja)
CN218993741U (zh) 一种带有温度补偿的冷凝器
JP3225155B2 (ja) 吸収冷暖房機
JP2001317837A (ja) 吸収冷凍機及び吸収冷凍機の制御方法
JP2675379B2 (ja) 吸収冷凍機
JP2954514B2 (ja) 吸収式空調装置
JPH11304398A (ja) 空調装置
JPH0243105B2 (ja)
JP3344430B2 (ja) 吸収式冷凍装置
JP2988618B2 (ja) 吸収式空調装置
JPH0660771B2 (ja) 吸収冷凍機の結晶防止方法
JP3322994B2 (ja) 吸収式空調装置
JP3937087B2 (ja) 吸収式冷凍機
JPS5840104B2 (ja) 吸収冷凍機
JP3164839B2 (ja) 吸収式冷凍機およびその吸収液稀釈運転方法
JPH09210501A (ja) 吸収冷温水機の液面制御方法
JP2916865B2 (ja) 吸収式冷凍機
JPH06323682A (ja) 二重効用吸収式冷凍機
JPH04295559A (ja) 吸収式冷凍機
JPH0875294A (ja) 吸収冷凍機