JPH07196270A - エレベータの試験装置 - Google Patents

エレベータの試験装置

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JPH07196270A
JPH07196270A JP6294792A JP29479294A JPH07196270A JP H07196270 A JPH07196270 A JP H07196270A JP 6294792 A JP6294792 A JP 6294792A JP 29479294 A JP29479294 A JP 29479294A JP H07196270 A JPH07196270 A JP H07196270A
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JP
Japan
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flange
lever
elevator
test
rope
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Withdrawn
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JP6294792A
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English (en)
Inventor
Erminio Guaita
グアイタ エルミニオ
Leandre Adifon
アディフォン レアンドレ
Carlo Vailati
ヴァイラチ カルロ
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0087Devices facilitating maintenance, repair or inspection tasks
    • B66B5/0093Testing of safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators

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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧エレベータの安全試験のための簡素で取
り扱いが容易な試験装置を提供する。 【構成】 スラックロープ装置を有するエレベータの安
全試験を容易化する試験装置であって、前記試験装置
は、前記固定装置1に対するロープ3のアタッチメント
ストラップ2と、前記固定装置1の上方に位置し、前記
アタッチメントストラップ2に設けられたフランジ14
と、前記フランジ14と係合して、このフランジ14と
前記アタッチメントストラップ2との相関移動を阻むレ
バーシステムを有する。遠隔操作によってレバーシステ
ムとフランジ14との係合を解放することで、スラック
ロープ装置が作動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧エレベータの安全機
構の試験を容易とする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように油圧エレベータ
は直接または間接的に駆動される。後者のタイプのエレ
ベータにおいては、ピストンは一連のロープによってか
ごのフレームワーク(かごわく)に一個または複数接続
されており、これらのロープは順に滑車を介して戻され
る。
【0003】明らかに、このタイプのエレベータにおい
ては、ロープの張力が失われたり、切れたりしてロープ
がたるんだ場合に調整を行う安全機構を設けることもま
た必要である。通常は、降下速度が所定の値を超えない
ように調速機が用いられている。
【0004】設定によっては、調速機の代わりにスラッ
クロープシステムが用いられる。このような、ピストン
の遮断バルブとともに用いられる機構は、調速機の代わ
りとなる。
【0005】ロープが切れるか緩んだ場合、エレベータ
のかごのランニングガイドに沿って配された小さなホイ
ールが自動的にランニングガイドに対して押し付けら
れ、このようにしてエレベータかごを停止させる。
【0006】新しいエレベータが設置される場合、ビル
の検査官によってスラックロープシステムのような安全
機構が十分であるか試験される。一般的な手続きにおい
ては、ほとんどの場合このような試験は通常昇降路の外
部でなされる。
【0007】従って、そのシステムを認可するに際して
はこのような試験を実行可能とするために、ロープがた
るんだ状態を再現するような装置が必ず配置されていな
ければならない。
【0008】現在、油圧エレベータのかごは、2つのた
てわくとベースとからなるフレームワークにとり付けら
れている。各たてわく上にはエレベータのかごのスライ
ドランナまたはローラと安全板が設けられている。この
安全板には、垂直方向に移動して駆動時にはガイドを押
し付けてエレベータのかごを停止させるローラが含まれ
る。
【0009】これら各ローラは、ローラを駆動するトー
ションバー(ねじり棒)と係合している(engaged)。
【0010】ロープをたるませる装置、つまりスラック
ロープ装置がエレベータに設けられている場合には、ビ
ルのオペレータは、検査官による試験を実行可能とする
ために、いくつかの解決方法を採ることができる。
【0011】1つの解決手段としては、上記トーション
バーに直接ロープをつなぎ、トーションバーをそのピッ
トから引きだしてローラとガイドとを係合させ、これに
よりエレベータのかごの全昇降工程路をブロックする方
法が挙げられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記システム
は、ロープを実際にたるませるものではないという点か
ら、特に有効なものとはいえない。
【0013】他の装置においては、ストラップはガイド
にとり付けられ、またエレベータのかごのフレームワー
クにも直接とり付けられる。かごにとり付けられたスト
ラップは、ホイストロープのスプリングの圧力によって
安全システムのトーションバーをレストポジションに保
持するために用いられる。
【0014】エレベータのかごが昇降路を降下するにつ
れて、ガイド上に固定されたストラップは、エレベータ
のかごのフレームワーク上に配列されたストラップと係
合し、安全システムのトーションバーを駆動させるスプ
リングを解放し、これによりエレベータのかごを停止さ
せる。この機能は、実際には常に規格に適合するとは限
らない。
【0015】更に、現在の解決手段の殆どは構造的に複
雑であり、さらに各個々の試験に2〜3時間を要する場
合がある。
【0016】以上のことから、本発明は、油圧エレベー
タの安全試験のための簡素で取り扱いが容易な試験装置
を提供することを目的とする。
【0017】また、長時間にわたる準備を必要とせず、
速やかに使用することができる試験装置を提供すること
も目的とする。
【0018】更に、試験中に昇降路内での作業をする必
要のない試験装置を提供することも目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、スラックロープ装置を有するエレベータ
の安全試験を容易化する試験装置であって、前記試験装
置は、前記固定装置に対するロープのアタッチメントス
トラップと、前記固定装置の上方に位置し、前記アタッ
チメントストラップに設けられたフランジと、前記フラ
ンジと係合して、このフランジと前記アタッチメントス
トラップとの相関移動を阻む係合手段と、前記係合手段
と前記フランジとの係合を遠隔操作により解放する遠隔
解放手段と、を有し、このような係合解放によって、ス
ラックロープ装置を作動させるに十分なまでに前記フラ
ンジと前記アタッチメントストラップとの相関移動が可
能となることを特徴とする。
【0020】尚、スラックロープ装置を有するエレベー
タの安全試験を容易化する試験装置であって、前記試験
装置は、好ましくは昇降路のピット内に設けられる固定
装置と、前記固定装置に対するロープのアタッチメント
ストラップと、前記固定装置の上方に位置し、前記アタ
ッチメントストラップに設けられたフランジと、前記フ
ランジと係合して、前記アタッチメントストラップの前
記固定装置に対する移動を阻む係合手段と、前記係合手
段と前記フランジとの係合を遠隔操作により解放する遠
隔解放手段と、を有し、このような係合解放によって、
スラックロープ装置を作動させるに十分なまでに前記ア
タッチメントストラップの前記固定装置に対する移動が
可能となることを特徴とするエレベータの試験装置も提
供することが可能である。
【0021】請求項2記載の発明によれば、前記試験装
置の動作阻止手段を有することを特徴とする請求項1記
載のエレベータの試験装置が提供される。
【0022】請求項3記載の発明によれば、記試験装置
の動作阻止手段は、前記フランジの係合手段と係合する
安全ピンを有することを特徴とする請求項2記載のエレ
ベータの試験装置が提供される。
【0023】請求項4記載の発明によれば、前記アタッ
チメントストラップの一端と前記固定装置との間に配置
された戻りばねを有することを特徴とする請求項1〜3
のいずれか1項に記載のエレベータの試験装置が提供さ
れる。
【0024】請求項5記載の発明によれば、前記フラン
ジとの係合手段は、第1レバー及び第2レバーがヒンジ
止めされたブロックを有し、前記固定装置が非作動位置
にあるときには前記第1レバーの一端が前記フランジと
係合し、その他方端は前記第2レバーの一端の上方に位
置するとともに、この第2レバーの他方端には遠隔操作
手段が設けられ、これら2つのレバーの相対位置は、前
記遠隔解放手段が動作したときに、前記第2レバーが回
転して前記第1レバーにおける第2レバーとの係合端を
解放することで、前記第1レバ−の回転による前記フラ
ンジの解放を可能とするものであり、これによって前記
アタッチメントストラップが前記固定装置に対して移動
可能とされることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1項に記載のエレベータの試験装置が提供される。
【0025】請求項6記載の発明によれば、前記遠隔解
放手段は、前記フランジとの係合手段に接続されたコー
ドを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
項に記載されたエレベータの試験装置が提供される。
【0026】
【作用】本発明によれば、試験装置の動作によって、エ
レベータのスラックロープシステムを作動させるに十分
なだけのロープの移動が可能となる。試験装置には、ロ
ープのうちの1本に設けられた、固定部材に対してスラ
イド可能なアタッチメントストラップが含まれる。尚、
ロープの移動量は、少なくともスラックロープ装置を作
動させるに十分なものである。
【0027】また、試験装置には、前記固定装置の上方
に位置して前記アタッチメントストラップに設けられた
フランジと、前記フランジと係合してこのフランジと前
記アタッチメントストラップとの非作動位置に固定する
係合手段と、前記係合手段と前記フランジとの係合を遠
隔操作により解放してこれによりロープの移動を可能と
する遠隔解放手段と、を有する。
【0028】本発明の一実施態様においては、前記係合
手段はレバーシステムを有し、これにより試験装置が意
に反して動作することがないようにされる。この手段
は、このシステムのレバーの1つが回転しな不能となる
位置に設けられた安全ピンを有する。
【0029】本発明の他の実施態様においては、ロープ
の固定装置の下部では戻りばねがアタッチメントストラ
ップに巻き付けられている。試験装置が動作した後に、
戻りばねは固定装置とアタッチメントストラップの一端
とによって縮められた状態になる。
【0030】縮められた戻りばねによって、ロープが元
の位置に戻るとともに、レバーシステムは元のようにフ
ランジやブロックと係合する状態に戻される。これによ
り、元の位置に戻ったロープが再度移動することはでき
なくなる。
【0031】本発明の好ましい実施手段においては、レ
バーシステムは第1レバー及び第2レバーがヒンジ止め
されたブロックを有する。
【0032】固定装置が非作動位置にあるときには、第
1レバーの一端が前記フランジと係合し、その他方端は
前記第2レバーの一端の上方に位置する。この第2レバ
ーの他方端には遠隔操作手段が設けられる。
【0033】これら2つのレバーの相対位置は、遠隔解
放手段が動作したときに、第2レバーが回転して第1レ
バーにおける第2レバーとの係合端を解放する。
【0034】これにより順次第1レバ−の回転によるフ
ランジが解放され、アタッチメントストラップが前記固
定装置に対してスライド移動が可能とされる。そして、
スラックロープ装置のばねが作用し、その結果、ロープ
が緩められる。
【0035】
【実施例】以下、添付された全4図を参照して本発明の
実施例を説明する。特に、図1には本発明に係る試験装
置の一実施例を示す。
【0036】固定装置1は昇降路のピット内に設けられ
ている。2本のロープ3のストラップ2(アタッチメン
トストラップ)はこの固定装置1に設けられている。ロ
ープ3の他方端(図2参照)はブロック4に接続される
とともに、ロープ3の周囲を取り巻くようにスプリング
5(戻りばね)が設けられてブロック4とプレート6に
よって縮められている。
【0037】ブロック4はレバー7と隣あわせになって
いる。ブロック4とレバー7とが係りあうことによって
安全装置が作動する。安全装置は8で示される。安全装
置は本発明に係るものではないので、詳細な図示は省略
する。
【0038】図1において、固定ブロック9は固定装置
1にとりつけられる。第1レバー10及び第2レバー1
2は、それぞれヒンジ11、13によって固定ブロック
9にとりつけられる。
【0039】第1レバー10は、図1に示される非作動
時においては実質的に水平であり、その一端(フロント
側)は、固定装置1の上方で、ストラップ2のネジ山が
切られた部分(ねじ部)15に設けられたフランジ14
にとりつけられている。また、他方端はレバー12の上
方端にとりつけられている。
【0040】レバー12は、図1に示される非作動時に
おいては実質的に垂直であり、その下方端にはライン1
6が接続されている。ライン16はこの試験装置を作動
させる手段となる。
【0041】図1に示されるように、ねじ部15は固定
装置1の下方にまで突出しており、その突出距離は、試
験装置が設けられていない他方のストラップ2の対応す
るねじ部15よりも長い。
【0042】ねじ部15を取り巻くようにスプリング1
7が設けられており、このスプリング17は固定装置1
と、ねじ部15の一端にねじ留めされたナット及びナッ
ト固定システム(lock nut system)18との間に設け
られている。
【0043】ねじ部15の固定装置1の下部における突
出部の長さは、後に更に詳細に説明するが、少なくとも
ロープ3が安全装置8を動作させるために必要となる移
動距離が十分に確保される長さである。
【0044】更に、ブロック9には安全ピン19が配さ
れている。この安全ピンは、部外者や偶発的な出来事に
よって試験装置が作動することがなくなる。
【0045】試験当初の状況を図1及び図2に示す。安
全ピン19を抜いた後に試験装置は作動可能な状態とな
る。この作業は、ピット内で行う必要がある唯一の作業
であり、どのような場合でも試験開始後に行うことはな
い。
【0046】ただし、ピンは純粋に安全のために設けら
れたものであり、ピンを抜いた後でもエレベータは正常
状態にあり、その機能も通常時と変わることはない。
【0047】このようにして、ライン16を引くだけで
試験を開始することができる。ライン16をどこから引
いてもよい。例えば中庭、路上、ビルの入口等からライ
ン16を引いてもよい。
【0048】ライン16を引くことでレバー12はピン
13を軸として回転し、これによりその一端がレバー1
0からはずれる。レバー10はその後ピン11を軸とし
て回転し、フランジ14への抵抗力がなくなる。
【0049】図2のように予め縮められていたスプリン
グ5が動作し、ロープ3は、同時にスプリング17を縮
めている固定装置1の下部のねじ部15が前述した量に
対応する分移動する。
【0050】前述したように、固定装置1の下部に突出
した部分におけるねじ部15の長さは、ロープ3によっ
て装置8が作動されるのに十分な長さである。その結
果、エレベータは安全装置8によって停止される。この
状態における本発明に係る試験装置及び安全装置8をそ
れぞれ図3及び図4に示す。
【0051】本発明に係る解決方法によれば、安全装置
を自動的に作動前の状態に戻すことも更に実現可能であ
る。通常の油圧エレベータにおいては自動弁が備え付け
られており、この自動弁を作動させると、(従来の技術
の項で前述した)滑車を更に下方に降下させる。
【0052】この位置においてスプリング17が伸ばさ
れ、フランジ14はレバー10の一端と再係合させるこ
とが可能な位置にと戻される。いずれの場合において
も、たとえスプリング17が存在しない場合でも安全装
置を元に戻すことが可能である。この場合、安全装置は
単に重力によって元に戻される。
【0053】例えば、ロープ3は、その一端が固定装置
1で固定され、滑車を介してエレベータのかごを支持
し、その他方端に上記ブロック4が設けられる。尚、好
ましくは固定装置1はエレベータの昇降路のピットに設
けられる。
【0054】通常は、ロープ3には一定の張力がかかる
ので、ブロック4はレバー7と接触することはない。
この状態においては、重力及びスプリング5の力によっ
てブロックがレバー7を押し付けるので、安全装置8が
作動する。
【0055】このように、本発明に係る試験装置を作動
させることで、ロープ3が緩み、何らかの原因によって
エレベータに異常が発生してロープが緩んだ状態が容易
に再現されることとなる。
【0056】本実施例で用いられた図面は好適実施態様
を示すものであって、本発明を限定するものではない。
当業者によりなされる本発明の範囲を逸脱することのな
い種々の変形、修正等は本発明の請求範囲内に包含され
るものである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
油圧エレベータの安全試験のための簡素で取り扱いが容
易な試験装置が得られる。
【0058】また、長時間にわたる準備を必要とせず、
速やかに使用することができる試験装置も得られる。
【0059】更に、試験中に昇降路内での作業をする必
要のない試験装置も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非作動時における本発明に係る試験装置の説明
図。
【図2】図1に示される試験装置に接続された状態で
の、間接式油圧エレベータの安全装置を作動させるため
のスラックロープ装置の説明図。
【図3】試験装置が作動された状態での本発明に係る試
験装置の説明図。
【図4】図3に示される試験装置に説明図された状態で
の、間接式油圧エレベータの安全装置を作動させるため
のスラックロープ装置の説明図。
【符号の説明】
1…固定装置 2…ストラップ 3…ロープ 4…ブロック 5…スプリング 6…プレート 7…レバー 8…安全装置 9…固定ブロック 10…第1レバー 11、13…ヒンジ 12…第2レバー 14…フランジ 15…ねじ部 16…ライン 17…スプリング 18…ナット及びナット固定システム 19…安全ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルロ ヴァイラチ イタリア,カッサーノ ダッダ,ヴィア クリスト リゾルト 30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラックロープ装置を有するエレベータ
    の安全試験を容易化する試験装置であって、前記試験装
    置は、 前記固定装置に対するロープのアタッチメントストラッ
    プと、 前記固定装置の上方に位置し、前記アタッチメントスト
    ラップに設けられたフランジと、 前記フランジと係合して、このフランジと前記アタッチ
    メントストラップとの相関移動を阻む係合手段と、 前記係合手段と前記フランジとの係合を遠隔操作により
    解放する遠隔解放手段と、を有し、このような係合解放
    によって、スラックロープ装置を作動させるに十分なま
    でに前記フランジと前記アタッチメントストラップとの
    相関移動が可能となることを特徴とするエレベータの試
    験装置。
  2. 【請求項2】 前記試験装置の動作阻止手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータの試験装置。
  3. 【請求項3】 前記試験装置の動作阻止手段は、前記フ
    ランジの係合手段と係合する安全ピンを有することを特
    徴とする請求項2記載のエレベータの試験装置。
  4. 【請求項4】 前記アタッチメントストラップの一端と
    前記固定装置との間に配置された戻りばねを有すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレ
    ベータの試験装置。
  5. 【請求項5】 前記フランジとの係合手段は、第1レバ
    ー及び第2レバーがヒンジ止めされたブロックを有し、 前記固定装置が非作動位置にあるときには前記第1レバ
    ーの一端が前記フランジと係合し、その他方端は前記第
    2レバーの一端の上方に位置するとともに、この第2レ
    バーの他方端には遠隔操作手段が設けられ、 これら2つのレバーの相対位置は、前記遠隔解放手段が
    動作したときに、前記第2レバーが回転して前記第1レ
    バーにおける第2レバーとの係合端を解放することで、
    前記第1レバ−の回転による前記フランジの解放を可能
    とするものであり、これによって前記アタッチメントス
    トラップが前記固定装置に対して移動可能とされること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエレ
    ベータの試験装置。
  6. 【請求項6】 前記遠隔解放手段は、前記フランジとの
    係合手段に接続されたコードを有することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか1項に記載されたエレベータの
    試験装置。
JP6294792A 1993-11-29 1994-11-29 エレベータの試験装置 Withdrawn JPH07196270A (ja)

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IT93A-000793 1993-11-29

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JPH07196270A true JPH07196270A (ja) 1995-08-01

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JP (1) JPH07196270A (ja)
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