JPH07196168A - 球状物の持上げ装置 - Google Patents

球状物の持上げ装置

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JPH07196168A
JPH07196168A JP1215694A JP1215694A JPH07196168A JP H07196168 A JPH07196168 A JP H07196168A JP 1215694 A JP1215694 A JP 1215694A JP 1215694 A JP1215694 A JP 1215694A JP H07196168 A JPH07196168 A JP H07196168A
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JP
Japan
Prior art keywords
spherical
receiver
frame
storage box
bodies
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1215694A
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English (en)
Inventor
Fumio Konuki
文雄 小貫
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N M K KK
Original Assignee
N M K KK
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Filing date
Publication date
Application filed by N M K KK filed Critical N M K KK
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Publication of JPH07196168A publication Critical patent/JPH07196168A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 球状物Kを各受け34に1個ずつ搬入して確
実に連続持上げするとともに、持上げの途中における球
状物Kの受け34からの脱落を防止する。 【構成】 球状体Kの受け34への搬入時、収納ボック
ス43の底壁46が後方に向かって上方に傾斜しているの
で、最前端の球状体Kは後側の球状体Kの自重を受けて
受け34側に押し込まれ、搬入が確実になる。また、球状
体Kの上方への搬送時、フレーム22、チェーン33が上方
に向かって前方に傾斜しているので、球状体Kは受け34
の最も奥まった位置で停止し、飛び出し脱落が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ボール等の球状物を
1個ずつ連続して持上げる球状物の持上げ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、持上げ装置としては、例えば上下
方向に延びるフレームと、このフレームの上、下端部に
それぞれ回転可能に支持されたスプロケットと、これら
スプロケット間に掛け渡され上下方向に延びるチェーン
と、チェーンに長手方向に所定距離離れた状態で取り付
けられ運搬物を下方から支持することができる多数のバ
ケットと、前記スプロケットを回転させることによりチ
ェーンを走行させ、バケットに支持されている運搬物を
持ち上げるモータと、フレームの下端部の近傍に設置さ
れ、前記バケットに供給される運搬物が収納された収納
ボックスと、を備えたバケットエレベータが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のバケットエレベータにあっては、フレーム、
チェーンが上下方向に延びているため、チェーンの走行
時における振動によって運搬物(特に球状であるとき)
がバケットから飛び出して脱落してしまうことがあると
いう問題点がある。しかも、このようなバケットエレベ
ータにあっては、収納ボックスの底面が水平であるた
め、運搬物をバケットに向かって押し出す力が弱く、こ
の結果、バケット内への運搬物の搬入が不確実となり、
この結果、運搬物を1個ずつ連続して持上げることがで
きなくなるおそれがあるという問題点がある。
【0004】この発明は、球状物を各受けに1個ずつ搬
入して確実に連続持上げすることができ、しかも、この
持上げの途中における球状物の受けからの脱落を防止す
ることができる球状物の持上げ装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、上方
に向かって前方に傾斜したフレームと、このフレームの
上、下端部にそれぞれ回転可能に支持された回転体と、
これら回転体間に掛け渡されフレームに沿って延びる無
端体と、無端体に長手方向に所定距離離れた状態で取り
付けられ、該無端体に対して略垂直に延びる受け部を有
し、1個の球状物を下方から支持することができる多数
の受けと、前記回転体を回転させることにより無端体を
走行させ、受けに支持されている球状物を持ち上げる駆
動機構と、フレームの下端部の直後に設置され、後方に
向かって上方に傾斜した底壁を有するとともに、前記受
けに供給される多数の球状体が収納された収納ボックス
と、を備えることにより達成することができる。
【0006】
【作用】今、駆動機構によって回転体が回転することで
回転体間に掛け渡された無端体が走行するとともに、収
納ボックス内の球状体が受けに順次搬入されているとす
る。このとき、収納ボックスの底壁は後方に向かって上
方に傾斜しているので、収納ボックス内の球状体(特
に、底壁に接触している球状体)は自重によって前方
に、即ち無端体、受け側に移動しようとし、これによ
り、最前端の球状体は後側の球状体から強い力を受けて
受けに押し込まれ、各受けに球状体が1個ずつ確実に搬
入される。次に、このようにして受けに搬入された球状
体は無端体の走行により上方に向かって搬送されるが、
このとき、フレーム、無端体が上方に向かって前方に傾
斜しているので、受け部は前方に向かって下方に傾斜し
ていることになり、この結果、受け部によって下方から
支持されている球状体は該受け部上を前方に向かって転
がり受けの最も奥まった位置で停止する。この結果、無
端体が走行によって多少振動しても、球状体は持上げの
途中で受けから飛び出し脱落するようなことはない。そ
して、無端体の走行によって球状体を支持している受け
が上端を超えると、受けが反転し該受けに支持されてい
る球状体が受けから離脱する。
【0007】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、受けへの球状体の搬入が確実に行われる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1において、11は球状体K、ここではマジ
ックボールを用いた遊技装置であり、この遊技装置11
は、ケース12の上部に設けられた吐き出し口13から1個
ずつ次々と吐き出され落下する球状体Kを、下部に設け
られバー14を横方向にスライドさせながらじょうご状の
受け体15によってキャッチし、一定時間にキャッチでき
る球状体Kの個数を競うもので、この個数が所定数以上
であると、景品取出し口16を通じて景品を取ることがで
きるものである。なお、受け体15によってキャッチされ
た球状体Kおよび受け体15から外れ貫通孔17を通じて排
出された球状体Kは、後述する持上げ装置21によって1
個ずつ連続して持上げられ、再び吐き出し口13へと供給
される。
【0009】前記持上げ装置21は、図2、3、4に示す
ようにケース12に取り付けられた細長いフレーム22を有
し、このフレーム22は上方に向かって前方に傾斜してい
る。前記フレーム22は互いに平行な一対のフレーム本体
23、24から構成され、これらのフレーム本体23、24間の
間隔は前記球状体Kの直径より若干広い程度である。こ
のフレーム22の上端部および下端部にはそれぞれ回転軸
25、26が回転可能に支持され、これらの回転軸25、26の
フレーム本体23、24間に位置する軸方向中央部にはスプ
ロケット27、28がそれぞれ固定されている。前述した回
転軸25、26、スプロケット27、28は全体として、フレー
ム22の上、下端部にそれぞれ回転可能に支持された回転
体29、30を構成する。33はこれら回転体29、30間、詳し
くはスプロケット27、28間に掛け渡された無端体として
のチェーンであり、このチェーン33はフレーム22に沿っ
て延びている。このチェーン33には多数の受け34が取り
付けられ、これらの受け34はチェーン33の長手方向に等
距離、この実施例では球状体Kの直径より多少長い距離
だけ離れて配置されている。各受け34はチェーン33に略
平行な背板部35と、この背板部35からチェーン33に略垂
直に延びる受け部36と、から構成され、全体として略L
字状をしている。そして、各受け34の受け部36は1個の
球状体Kを下方から支持することができる。前記フレー
ム22の上端部には回転軸25と同軸である駆動機構として
のモータ40が取り付けられ、このモータ40の出力軸は前
記回転軸25に連結されている。この結果、モータ40が作
動してスプロケット27、28が回転すると、チェーン33は
矢印方向に走行し、各受け34に支持されている球状体K
は上方に向かって持ち上げられる。
【0010】43はケース12に固定され内部に多数の球状
体Kが収納された収納ボックスであり、この収納ボック
ス43はフレーム22の下端部の直後に設置されている。こ
の収納ボックス43はフレーム本体23、24の延長面上に位
置する一対の側壁44、45と、これら側壁45、46の下端同
士を連結する底壁46と、これら側壁44、45の後端同士を
連結する後壁47とから構成され、前端および上端は開口
している。そして、前記側壁44、45は互いに平行でこれ
らの間の距離は球状体Kの直径より若干広い。また、前
記底壁46は後方に向かって上方に傾斜しており、この結
果、収納ボックス43内の球状体Kはこの底壁46の傾斜に
より前方に向かって転がりながら移動し、その前端開口
を通過して各受け34に供給される。そして、この収納ボ
ックス43には受け体15によってキャッチされた球状体K
および貫通孔17を通過して排出された球状体Kが次々と
補充される。50はケース12に固定されたガイド体であ
り、このガイド体50はフレーム22の上端部の直前に設置
されている。そして、このガイド体50は受け34から離脱
した球状体Kを前記吐き出し口13に案内する。
【0011】次に、この発明の一実施例の作用について
説明する。今、モータ40が作動してスプロケット27、28
が回転し、これにより、スプロケット27、28間に掛け渡
されたチェーン33が矢印方向に走行しているとする。こ
のとき、チェーン33に取り付けられている受け34が収納
ボックス43の直前に到達する毎に、収納ボックス43内の
球状体Kが該到達した受け34に1個だけ搬入される。こ
こで、前記収納ボックス43の底壁46は後方に向かって上
方に傾斜しているので、収納ボックス43内の球状体K
(特に、底壁46に接触している球状体K)は自重によっ
て前方に、即ちチェーン33、受け34に向かって移動しよ
うとし、これにより、最前端の球状体Kは後側の球状体
Kから前方に向かう強い力を受けて受け34に押し込まれ
る。また、前記収納ボックス43の側壁44、45間の距離は
球状体Kの直径より若干広いだけであるため、収納ボッ
クス43内で球状体Kは横に広がることなく1列で積み重
なることになり、この結果、受け34へ球状体Kが2個同
時に搬入されそうになることはなく、搬入が確実とな
る。このようにして各受け34には球状体Kが1個ずつ確
実に搬入される。
【0012】次に、このようにして受け34に搬入された
球状体Kはチェーン33の走行により上方に向かって1個
ずつ連続して搬送されるが、このとき、フレーム22、チ
ェーン33が上方に向かって前方に傾斜しているので、チ
ェーン33に略垂直な受け部36は前方に向かって下方に傾
斜することになり、この結果、該受け部36によって下方
から支持されている球状体Kは受け部36上を前方に向か
って背板部35に当接するまで転がり、受け34の最も奥ま
った位置で停止する。この結果、チェーン33が走行によ
って多少振動しても、球状体Kは持上げの途中で受け34
から飛び出し脱落するようなことはない。そして、チェ
ーン33の走行によって球状体Kを支持している受け34が
移動経路の上端を超えると、受け34は反転し、該受け34
に支持されている球状体Kが受け34から離脱してガイド
体50に搬出される。このようにしてガイド体50に搬出さ
れた球状体Kは該ガイド体50に案内されながら吐き出し
口13に導かれ、該吐き出し口13から1個ずつ次々に吐き
出される。
【0013】このようにして吐き出し口13から吐き出さ
れ落下する球状体Kを、バー14を横方向にスライドさせ
ることで受け体15によりキャッチし、一定時間にキャッ
チできる球状体Kの個数を競う。このとき、受け体15に
よってキャッチされた球状体Kおよび受け体15から外れ
貫通孔17を通じて排出された球状体Kは収納ボックス43
に供給されて補充される。
【0014】なお、前述の実施例においては、回転体2
9、30を回転軸25、26、スプロケット27、28から構成
し、無端体をチェーン33から構成したが、この発明にお
いては、回転体を回転軸、プーリから、また、無端体を
ベルトから構成してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、球状物を各受けに1個ずつ搬入して確実に連続持上
げすることができ、しかも、この持上げの途中における
球状物の受けからの脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を遊技装置に適用したその
概略斜視図である。
【図2】持上げ装置近傍を示す一部破断背面図である。
【図3】持上げ装置の下端部を示す背面断面図である。
【図4】図3のIーI矢視断面図である。
【符号の説明】
21…持上げ装置 22…フレーム 29、30…回転体 33…無端体 34…受け 36…受け部 40…駆動機構 43…収納ボックス 44、45…側壁 46…底壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方に向かって前方に傾斜したフレーム
    と、このフレームの上、下端部にそれぞれ回転可能に支
    持された回転体と、これら回転体間に掛け渡されフレー
    ムに沿って延びる無端体と、無端体に長手方向に所定距
    離離れた状態で取り付けられ、該無端体に対して略垂直
    に延びる受け部を有し、1個の球状物を下方から支持す
    ることができる多数の受けと、前記回転体を回転させる
    ことにより無端体を走行させ、受けに支持されている球
    状物を持ち上げる駆動機構と、フレームの下端部の直後
    に設置され、後方に向かって上方に傾斜した底壁を有す
    るとともに、前記受けに供給される多数の球状体が収納
    された収納ボックスと、を備えたことを特徴とする球状
    物の持上げ装置。
  2. 【請求項2】前記収納ボックスの側壁は互いに平行でこ
    れらの間の距離は球状体の直径より若干広い請求項1記
    載の球状物の持上げ装置。
JP1215694A 1994-01-07 1994-01-07 球状物の持上げ装置 Withdrawn JPH07196168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1215694A JPH07196168A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 球状物の持上げ装置

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JP1215694A JPH07196168A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 球状物の持上げ装置

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JPH07196168A true JPH07196168A (ja) 1995-08-01

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ID=11797605

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1215694A Withdrawn JPH07196168A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 球状物の持上げ装置

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JP (1) JPH07196168A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2442070A (en) * 2006-09-22 2008-03-26 Soccer Circus Ball delivery device forming part of sports apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2442070A (en) * 2006-09-22 2008-03-26 Soccer Circus Ball delivery device forming part of sports apparatus
GB2442070B (en) * 2006-09-22 2011-05-25 Soccer Circus Ball delivery and sports apparatus

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010403