JPH07195514A - 平面先端突起群を有するフロアーマットの製造装置及び製造方法 - Google Patents

平面先端突起群を有するフロアーマットの製造装置及び製造方法

Info

Publication number
JPH07195514A
JPH07195514A JP5350118A JP35011893A JPH07195514A JP H07195514 A JPH07195514 A JP H07195514A JP 5350118 A JP5350118 A JP 5350118A JP 35011893 A JP35011893 A JP 35011893A JP H07195514 A JPH07195514 A JP H07195514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
molding material
hollow drum
resin molding
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5350118A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Fujiki
信夫 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Vilene Co Ltd
Original Assignee
Japan Vilene Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Vilene Co Ltd filed Critical Japan Vilene Co Ltd
Priority to JP5350118A priority Critical patent/JPH07195514A/ja
Priority to US08/366,237 priority patent/US5554333A/en
Publication of JPH07195514A publication Critical patent/JPH07195514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C59/00Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
    • B29C59/02Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing
    • B29C59/04Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing using rollers or endless belts
    • B29C59/046Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing using rollers or endless belts for layered or coated substantially flat surfaces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/812Venting

Abstract

(57)【要約】 【目的】 先端部に所定形状平面領域を有する突起群を
裏面に設た、位置ずれ防止フロアーマットの製造装置及
び方法を提供する。 【構成】 成形材料を押圧ロール6と成形型ロール71
の間に通す、突起担持マット1の製造装置であり;成形
型ロールが、成形型貫通孔72を有する中空ドラム73
と空気抜き手段74と成形材料封鎖手段74を含み;貫
通孔が、突起の麓部と側面と先端平面領域の形状に相当
する成形材料挿入部81と壁面部82と空気抜き部83
を有し;成形材料の貫通孔完全挿入までは空気抜き部が
空気抜き手段と連絡し、完全挿入の際に空気抜き部が封
鎖手段で封鎖される。成形型貫通孔への材料挿入に伴っ
て孔内空気を押出して材料を孔内に完全挿入してから封
鎖手段によって封鎖し、冷却化樹脂を孔から抜出す方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端部に平面領域を有
する突起群を裏面に設けて、位置ずれ防止効果を向上さ
せたフロアーマットの製造装置及び製造方法に関する。
本発明装置及び方法によって得られるフロアーマット
は、例えば、自動車用フロアーマットや、住居若しくは
オフィース用フロアーマットとして有用である。
【0002】
【従来の技術】自動車用フロアーマットや玄関マット等
の位置ずれを防止する方法としては、マットの裏面に突
起群を設けることが従来から汎用されている。例えば、
図1の自動車用フロアーマットの側面図に示すように、
自動車用フロアーマット1は、カーペット等からなる表
材シート2と、弾性軟質材料(例えば、熱可塑性樹脂)
等からなる下地シート3からなり、下地シート3の裏面
に突起部4を有している。あるいは、表材シートを担持
しない弾性軟質材料等からなる自動車用フロアーマット
の場合でも、裏面に同様の突起群を設けている。これ
は、突起群の先端と床面との摩擦抵抗により移動を防止
するものであり、突起の形状は、先端部に平坦な平面領
域を有する切頭円錐状が一般に好ましいとされている。
【0003】従来、この種の突起群を有するマットを製
造する場合には、一般に、図2の模式的断面図に示すよ
うな1対のロールが用いられていた。即ち、樹脂供給手
段5から供給される樹脂成形材料3aを、互いに平行し
て接触する押圧ロール6と成形型ロール7との間隙に通
し、押圧ロール6側から供給される表材シート材料2a
と重ね合わせる。成形型ロール7の表面には、突起4の
成形型に相当する窪み8が形成されているので、加熱・
軟化されている樹脂成形材料3aが、それらの窪み8内
に押し込まれる。成形型ロール7は冷却手段9を有して
いるので、窪み8内の樹脂成形材料3aは、徐々に冷却
・成形され、押圧ロール6と成形型ロール7の回転に伴
って窪み8から抜け出し、裏面に突起部4を有するフロ
アーマット1が成形される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
成形型ロール7では、成形型である窪み8に空気の排気
手段を設けていなかった。従って、図3の部分断面図に
示すように、加熱・軟化されている樹脂成形材料3a
が、それらの窪み8内に押し込まれると、窪み8の奥に
空気が圧縮された空間8aが形成される。従って、成形
型としての窪み8の底面を、たとえ平坦面に形成してお
いても、突起の先端3bには平坦面が形成されず、球面
になる。
【0005】以上のように、従来のフロアーマットの製
造方法では、成形型としての窪み8の形状と正確に一致
する形状の突起を形成することができず、各突起の形状
は厳密には区々であり、しかも先端部に平坦面を有する
突起群を安定して形成することは、実質的に不可能であ
るか、又は極めて困難であった。そして、先端部が球面
の突起群を有するフロアーマットは、充分な摩擦抵抗を
発生せず、位置ずれ防止効果も満足すべきものではなか
った。従って、本発明の目的は、成形型の所定形状に正
確に一致する形状を有し、しかも先端部に平坦面を有す
る突起群を有するフロアーマットの製造装置、及びその
製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂供給手段
から供給される樹脂成形材料を、互いに平行して接触す
る押圧ロールと成形型ロールとの間隙に通し、床面に接
触すべき裏面に所定形状の突起群を有するフロアーマッ
トを製造する装置において;前記の成形型ロールが、成
形型貫通孔を有すると共に前記押圧ロールと接触する中
空ドラムと、前記中空ドラム内部に設けた空気抜き手段
と、樹脂成形材料封鎖手段とを含み;前記中空ドラムに
設けた貫通孔が、突起の所定形状の麓部断面形状に相当
する樹脂成形材料挿入開口部と、突起の側面形状に相当
する壁面部と、突起の先端平面領域形状に相当する空気
抜き開口部とを有し;少なくとも樹脂成形材料が成形型
貫通孔に完全に挿入されるまでは、前記空気抜き開口部
が前記の空気抜き手段と連絡し、少なくとも樹脂成形材
料が成形型貫通孔に完全に挿入された際には、前記空気
抜き開口部が前記の樹脂成形材料封鎖手段によって封鎖
される;ことを特徴とする、フロアーマットの製造装置
に関する。
【0007】また、本発明は樹脂供給手段から供給され
る樹脂成形材料を、互いに平行して接触する押圧ロール
と成形型ロールとの間隙に通し、床面に接触すべき裏面
に所定形状の突起群を有するフロアーマットを製造する
方法において;成形型貫通孔を有すると共に前記押圧ロ
ールと接触する中空ドラムと前記中空ドラム内部に設け
た空気抜き手段と樹脂成形材料封鎖手段とを含む前記成
形型ロールと、前記押圧ロールとのニップに、加熱され
た樹脂成形材料を供給し、前記突起の所定形状の麓部断
面形状に相当する樹脂成形材料挿入開口部と、突起の側
面形状に相当する壁面部と、突起の先端平面領域形状に
相当する空気抜き開口部とを有し、前記中空ドラムに設
けた貫通孔内部に、その前記樹脂成形材料挿入開口部か
ら、前記押圧ロールと成形型ロールとの回転によって前
記樹脂成形材料を挿入し、その樹脂成形材料の挿入に伴
って貫通孔内の空気を空気抜き開口部から空気抜き手段
を介して押し出し、樹脂成形材料が成形型貫通孔内に完
全に挿入された際に、前記空気抜き開口部を樹脂成形材
料封鎖手段によって封鎖し、成形型貫通孔内部の樹脂成
形材料を冷却し、前記の冷却化樹脂を、前記押圧ロール
と成形型ロールとの回転によって、前記成形型貫通孔か
ら抜き出すことを特徴とする、フロアーマットの製造方
法にも関する。
【0008】以下、添付図面に沿って本発明を詳細に説
明する。本発明装置又は本発明方法によって製造される
フロアーマットは、床面に接触すべき裏面に突起群を有
するフロアーマットであり、実質的にすべての突起が、
その先端部に所定形状の実質的に平坦な平面領域を有し
ている。突起の形状は、先端部に平坦な平面領域を有す
るものであれば特に限定されない。例えば、図4に示す
ように、突起4における、フロアーマット裏面11と平
行な横断面の面積が、突起4の麓41から先端部42の
方向に向かって連続的に小さくなる形状の突起であるこ
とができる。
【0009】本発明による製造装置は、図2に示す従来
法の製造装置と同様に、互いに平行して接触する押圧ロ
ールと成形型ロールとの間隙に樹脂成形材料(及び場合
により表材シート等)を通過させる構造を有するが、成
形型ロールの構造が従来法の構造と異なる。
【0010】本発明装置で用いる成形型ロールの第1の
態様を図5に示す。成形型ロール71は、成形型貫通孔
72を有する中空ドラム73と、前記中空ドラム73内
部に設けた多孔質層74と、中心部に配置したコアロー
ル75とからなる一体型ロールである。中空ドラム73
の内部をすべて多孔質コアから構成した一体型ロールで
もよい。中空ドラム73は、押圧ロール6と外接する。
押圧ロール6としては、従来の製造装置で用いられてい
た押圧ロールをそのまま用いることができ、通常は、平
滑な表面を有している。また、成形型ロール71内に
は、従来の成形型ロールで用いられていた任意の冷却手
段(図示してない)を、前記の多孔質層74及び/又は
好ましくはコアロール75に設ける。冷却手段は、例え
ば空冷式又は水冷式のいずれでもよい。
【0011】中空ドラム73に設けた複数個の成形型貫
通孔72は、それぞれ突起の所定形状の麓部41の断面
形状に相当する樹脂成形材料挿入開口部81と、突起の
側面44の形状に相当する壁面部82と、突起の先端平
面領域42の形状に相当する空気抜き開口部83とから
なる。中空ドラム73の内側には、多孔質層74が中空
ドラム73の内部表面に接して設けられているので、空
気抜き開口部83は多孔質層74の表面によって閉鎖さ
れる。多孔質層74の表面は、少なくとも空気抜き開口
部83を完全に封鎖すればよく、その他の部分では、中
空ドラム73の内表面と接触する必要はない。また、空
気抜き開口部83を封鎖している多孔質層74の表面領
域74aは、樹脂成形材料挿入開口部81及び壁面部8
2と共に、突起の所定形状に相当する成形型を形成す
る。従って、前記の表面領域74aは、突起の先端平面
領域の所定形状に相当する形状を有する必要がある。成
形型貫通孔72としては、同一形状の成形型貫通孔72
を設けるだけでなく、複数種類の形状の成形型貫通孔7
2を設けることもできる。
【0012】中空ドラム73及び多孔質層74は、加熱
された樹脂成形材料と接触するので、耐熱性材料からな
る。中空ドラム73は、従来の成形型ロールと同様の材
料、例えばステンレススチールを筒にした溶接パイプ又
は好ましくは引き抜き鋼管などのシームレスパイプから
調製することができる。また、多孔質層74は、耐熱性
多孔質、例えば焼結金属、金属製不織布又は焼結セラミ
ックなどから調製するのが好ましい。中空ドラム73の
両端は、開放系にしても閉鎖系にしてもよい。多孔質層
74を真空吸引装置に連絡させることができる。特に中
空ドラム73の両端を閉鎖系にする場合には、多孔質層
74を真空吸引装置に連絡させることが好ましい。
【0013】図5に示す成形型ロール71を用いて本発
明のフロアーマットを製造する場合には、樹脂供給手段
(図示してない)から加熱・軟化した樹脂成形材料3a
を矢印Aの方向から、互いに平行して接触する押圧ロー
ル6と成形型ロール71との間隙に供給する。この際、
本発明によって各種の層構成を有するフロアーマットを
製造することができる。例えば、自動車用フロアーマッ
トとしては、弾性軟質材料から成形されたシート状マッ
ト(以下、エラストマー質マットと称することがある)
と、弾性軟質材料シートを下地とし、その下地の上に更
にカーペット等の表材を担持してなるマット(以下、表
材担持マットと称することがある)が主に使用されてい
る。従って、表材担持マットを製造する場合には、押圧
ロール6側から、カーペット等の表材シート2aを供給
する。また、エラストマー質マットを製造する場合に
は、押圧ロール6側からシート材を供給する必要はな
い。更に、表材と下地との間に中間層1層又はそれ以上
を加えたフロアーマットを製造する場合には、押圧ロー
ル6側から表材シート2aと一緒に中間層用シートを供
給すればよい。
【0014】前記押圧ロール6と前記成形型ロール71
とのニップに供給された加熱・軟化樹脂成形材料は、樹
脂成形材料挿入開口部81から徐々に成形型貫通孔72
内部に押し込まれる。成形材料が押し込まれると、その
中にあった空気は空気抜き開口部83から多孔質層74
に押し出される。従って、多孔質層74は、空気抜き手
段として作用する。成形型貫通孔72に押し込まれた成
形材料は最終的に空気抜き開口部83を封鎖している多
孔質層表面領域74aに到達して止まる。従って、多孔
質層74は、樹脂成形材料封鎖手段としても作用する。
この際、空気抜き開口部83を封鎖している多孔質層7
4の表面領域74aと、樹脂成形材料挿入開口部81と
壁面部82とによって形成される、突起の成形型内に存
在した空気は、すべて前記の表面領域74aから排除さ
れるので、成形型内は完全に成形材料によって充填され
る。従って、成形材料は、意図した所定の突起形状に正
確に成形される。
【0015】こうして成形された各突起部は、成形型ロ
ール71内部の冷却手段(図示しない)により冷却され
ながら、前記押圧ロール6と成形型ロール71との回転
及び案内板10によって、矢印Bの方向へ徐々に移動さ
れ、成形された各突起部は、各成形型貫通孔72から抜
き出される。この際、成形された突起部の形状が、例え
ば先端部側に大きな部分を有する場合であっても、各突
起部の温度は、成形された形状を保持することができる
程度には冷却されているが、成形型から抜け出ることが
できない程度までは冷却されていないので、前記の形状
を破壊することなく、円滑に抜け出すことができる。
【0016】本発明装置で用いる成形型ロールの第2の
態様を図6に示す。成形型ロール71は、成形型貫通孔
72を有する中空ドラム73と、前記中空ドラム73の
内径よりも小さい外径を有するコアロール75とからな
る。前記コアロール75は、前記中空ドラム73が前記
押圧ドラム6と外接する位置で、中空ドラム71の内側
と接触する。すなわち、中空ドラム73とコアロール7
5とは回転中心が異なる別個の回転体である。従って、
中空ドラム73の内側表面とコアロール75の外側表面
との間に空間76が形成される。
【0017】この第2の態様においても、押圧ロール6
としては、従来の製造装置で用いられていた押圧ロール
をそのまま用いることができ、通常は、平滑な表面を有
している。また、成形型ロール71内、特にはコアロー
ル75内に、従来の成形型ロールで用いられていたのと
同様の任意の冷却手段(図示してない)を設ける。冷却
手段は、例えば空冷式又は水冷式のいずれでもよい。
【0018】中空ドラム73に設けた複数個の成形型貫
通孔72は、それぞれ突起の所定形状の麓部41の断面
形状に相当する樹脂成形材料挿入開口部81と、突起の
側面44の形状に相当する壁面部82と、突起の先端平
面領域42の形状に相当する空気抜き開口部83とから
なる。中空ドラム73の内側表面は、コアロール75の
表面と接触しているか、又は、コアロール75との間に
形成された空間76と接している。中空ドラム73がコ
アロール75と内接する場合には、空気抜き開口部83
を封鎖しているコアロール75の表面領域75aは、樹
脂成形材料挿入開口部81及び壁面部82と共に、突起
の所定形状に相当する成形型を形成する。従って、前記
の表面領域75aは、突起の先端平面領域の所定形状に
相当する形状を有する必要がある。成形型貫通孔72と
しては、同一形状の成形型貫通孔72を設けるだけでな
く、複数種類の形状の成形型貫通孔72を設けることも
できる。
【0019】中空ドラム73及びコアロール75は、加
熱された樹脂成形材料と接触するので、耐熱性材料から
なり、従来の成形型ロールと同様の材料、例えばステン
レススチールを筒にした溶接パイプ又は好ましくは引き
抜き鋼管などのシームレスパイプから調製することがで
きる。中空ドラム73の両端は、開放系にしても閉鎖系
にしてもよい。中空ドラム73の両端を閉鎖系にする場
合には、空間76を真空吸引装置に連絡させることが好
ましい。
【0020】図6に示す成形型ロール71を用いて本発
明のフロアーマットを製造する場合には、樹脂供給手段
(図示してない)から加熱・軟化した樹脂成形材料3a
を矢印Aの方向から、互いに平行して接触する押圧ロー
ル6と成形型ロール71との間隙に供給する。その際、
表材担持マットを製造する場合には、押圧ロール6側か
ら、カーペット等の表材シート2aを供給する。また、
エラストマー質マットを製造する場合には、押圧ロール
6側からシート材を供給する必要はない。表材と下地と
の間に中間層1層又はそれ以上を加えたフロアーマット
を製造する場合には、押圧ロール6側から表材シート2
aと一緒に中間層用シートを供給すればよい。
【0021】前記押圧ロール6と前記成形型ロール71
とのニップに供給された加熱・軟化樹脂成形材料は、樹
脂成形材料挿入開口部81から徐々に成形型貫通孔72
内部に押し込まれる。成形材料が押し込まれると、その
中にあった空気は空気抜き開口部83から空間76に押
し出される。従って、前記空間76は、空気抜き手段と
して作用する。成形型貫通孔72に押し込まれた成形材
料が空気抜き開口部83付近に到達する頃には、中空ド
ラム73の内側にコアロール75が内接し始める。そし
て成形材料が成形型貫通孔72内部に完全に充填される
時点で、空気抜き開口部83がコアロール75によって
封鎖される。従って、コアロール75は、樹脂成形材料
封鎖手段として作用する。この際、空気抜き開口部83
を封鎖しているコアロール75の表面領域75aと、樹
脂成形材料挿入開口部81と壁面部82とによって形成
される、突起の成形型内に存在した空気は、すべて前記
の空間76排除されるので、成形型内は完全に成形材料
によって充填される。従って、成形材料は、意図した所
定の突起形状に正確に成形される。
【0022】こうして成形された各突起部は、コアロー
ル75内部の冷却手段(図示しない)により冷却されな
がら、前記押圧ロール6と成形型ロール71との回転及
び案内板10によって、矢印Bの方向へ徐々に移動さ
れ、成形された各突起部は、各成形型貫通孔72から抜
き出される。この際、成形された突起部の形状が、例え
ば先端部側に大きな部分を有する場合であっても、各突
起部の温度は、成形された形状を保持することができる
程度には冷却されているが、成形型から抜け出ることが
できない程度までは冷却されていないので、前記の形状
を破壊することなく、円滑に抜け出すことができる。
【0023】本発明装置及び本発明方法において、成形
型ロール71を構成する各部の大きさは特に限定される
ものではない。もっとも、中空ドラム73の厚さ及び成
形型貫通孔72の寸法は、目的とする突起の形状に応じ
て決定される。従って、中空ドラム73の厚さは、突起
の高さに相当し、通常3〜10mmである。中空ドラム
73の直径も特に限定されるものではなく、従来の成形
型ロールと同様でよい。
【0024】本発明においては、任意の形状の突起群
を、目的とする所定の形状に成形することができ、その
所定形状に相当する成形型貫通孔72を設けることがで
きる。例えば、図4に示す切頭円錐状突起を成形するに
は、図7に示すような成形型貫通孔72を用いる。この
場合、麓41に相当する樹脂成形材料挿入開口部81の
断面積は特に限定されないが、通常4〜50 mm2
あることができ、先端平面領域42に相当する空気抜き
開口部83の断面積も特に限定されないが、通常0.2
〜20mm2 であることができ、樹脂成形材料挿入開口
部81の断面積に対する空気抜き開口部83の断面積の
比も特に限定されないが、通常1〜5であることができ
る。また、樹脂成形材料挿入開口部81の断面円直径に
対する高さの比も特に限定されないが、通常1〜5であ
ることができる。
【0025】また、突起は、フロアーマット裏面11と
平行な横断面の面積が、突起4の麓41から先端部42
の方向に向かって連続的に大きくなる形状、あるいはフ
ロアーマット裏面11と平行な横断面の面積が、突起4
の麓41から先端部42まで実質的に変化しない形状で
あることもできる。これらの場合の大きさも、図4に示
す切頭円錐状突起で説明した程度の大きさであれば、特
に限定されない。
【0026】更にまた、突起は、フロアーマット裏面1
1と平行な横断面の面積が、突起4の麓41と先端部4
2との間の中腹部で最小となり、突起4の麓41から最
小断面積中腹地点に向かって連続的に小さくなり、その
最小断面積中腹地点から先端部42の方向に向かって連
続的に大きくなる形状であることもできる。この場合に
は、図8に示すような成形型貫通孔72を用いることが
できる。この場合の各部位の大きさも、図4に示す切頭
円錐状突起で説明した程度の大きさであれば、特に限定
されない。また、最小断面積中腹地点(最小内径中腹地
点43)の位置も特に限定されない。
【0027】更にまた、突起は、フロアーマット裏面1
1と平行な横断面の面積が、突起4の麓41と先端部4
2との間の中腹部で最小となり、突起4の麓41から最
小断面積中腹地点に向かって連続的に小さくなり、最小
断面積中腹地点から先端部42の方向に向かって実質的
に変化しない形状であることもできる。また、突起は、
フロアーマット裏面11と平行な横断面の面積が、突起
4の麓41から中腹部43の方向に向かって連続的に大
きくなり、最大断面積中腹地点から先端部42の方向に
向かって実質的に変化しない形状であることもできる。
これらの場合も、前記の各突起と同程度であれば、各部
位の大きさは特に限定されない。
【0028】更にまた、突起は、フロアーマット裏面1
1と平行な横断面の面積が、突起4の麓41から中腹部
43の方向に向かって連続的に小さくなり、その中腹地
点から先端部42の方向に向かって、前記と別の割合で
小さくなる形状であることもできる。この場合には図9
で示す成形型貫通孔72を用いることができる。この場
合にも、前記の各突起と同程度であれば、各部位の大き
さは特に限定されない。なお、図9では、麓41(樹脂
成形材料挿入開口部81)から中腹部(中腹部43)へ
の傾斜が、中腹部(中腹部43)から先端部42(空気
抜き開口部83)への傾斜よりも大きい例を示したが、
その逆でもよい。
【0029】更に、図10に示すとおり、突起4の先端
部42に円盤状先端片45を設けることもできる。円盤
状先端片45の大きさも、前記の各突起の先端部又はそ
れより約1〜2割広い程度であれば、特に制限されな
い。円盤状先端片45を担持する突起4の形状も前記各
突起のいずれの形状でもよい。この場合には、相当する
形状の成形型貫通孔72を用いるか、あるいは図6に示
す成形型ロール71を用いる装置において、押圧ロール
6と中空ドラム73とが外接する位置で、中空ドラム7
3と、それに内接するコアロール75との距離を調節す
ることによって、前記の円盤状先端片45を担持する突
起4を成形することができる。
【0030】突起先端部42の平面領域面と突起側面4
4とが形成する角度θ(図7及び図8参照)も特に制限
されないが、例えば75°〜135°であることができ
る。また、フロアーマット裏面11に占める突起群の密
度も特に制限されないが、例えば、0.1〜9個/cm
2 、より好ましくは0.25〜5個/cm2 であること
ができる。突起群の密度は、フロアーマットが接触する
床材料によって一般に決定される。例えば、毛足が7m
m以上のカーペットには比較的密度が低く(0.3〜2
個/cm2 )、突起の高さがほぼ毛足の長さに準ずる突
起が良く、また、毛足が5mmよりも短いカーペットや
合成樹脂などからなる床の場合には、突起密度が高く
(2以上個/cm2 )、突起の高さが低い(5mm未
満)ものが、有効である。本発明によって得られるフロ
アーマットは、その裏面上に所定形状(例えば、前記の
各種形状)の突起を1種又は2種以上組み合わせて担持
することができる。
【0031】本発明によって得られるフロアーマット
は、少なくとも弾性軟質材料から成形されたシート層を
裏面に有するマットであれば、その層構成は特に限定さ
れるものではない。例えば、自動車用フロアーマットと
しては、弾性軟質材料から成形されたシート状マット
(エラストマー質マット)と、弾性軟質材料シートを下
地とし、その下地の上に更にカーペット等の表材を担持
してなるマット(表材担持マット)が主に使用されてい
る。本発明によって得られるフロアーマットは、前記の
いずれのマットでもよく、更に表材と下地との間に中間
層1層又はそれ以上を加えたフロアーマット等でもよ
い。また、住居又はオフィースで使用するフロアーマッ
ト(例えば、玄関マット、バスマット、トイレマット)
も含まれる。
【0032】本発明によるフロアーマットの裏面を構成
する材料も、従来法で同様の目的に用いられていた弾性
軟質材料を用いることができる。例えば、軟質塩化ビニ
ル、ポリエチレン・酢ビ共重合体、合成又は天然ゴムな
どの柔軟で薄いシートを任意に選ぶことができる。押出
し成形の可能な熱可塑性樹脂、例えば軟質塩化ビニルな
どを利用すると連続生産が容易になるので好ましい。
【0033】本発明装置では、前記押圧ロール及び成形
型ロールのいずれか一方又は好ましくは両方に駆動力を
与えて回転させる。また、前記押圧ロール及び成形型ロ
ールの下流に温度制御ステーションを設けて、成形シー
トの寸法安定性を向上することができる。また、前記の
第2の態様(図6)では、中空ドラム73を極めて容易
に交換することができるので、各種の成形型貫通孔72
を有する各種の中空ドラム73を用意しておき、用途に
応じて適宜選択して用いることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明装置には、突起の成形型に空気の
排気手段があるので、突起を所定形状に正確に成形する
ことができる。従って、突起先端部に平坦な平面領域を
有するフロアーマットを製造することができ、こうして
得られたフロアーマットは、極めて高い位置ずれ防止効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用フロアーマットの側面図である。
【図2】フロアーマット製造装置の一部を模式的に示す
断面図である。
【図3】従来の成形型ロール上の窪みと、それによって
成形される突起の形状を示す部分断面図である。
【図4】本発明によって得られるフロアーマットの裏面
に成形される突起の1態様の形状を示す断面図である。
【図5】本発明装置で用いる成形型ロールを、押圧ロー
ル及び成形材料と共に示す断面図である。
【図6】本発明装置で用いる別の態様の成形型ロール
を、押圧ロールと共に示す断面図である。
【図7】本発明装置の中空ドラムに設ける成形型貫通孔
の形状を示す断面図である。
【図8】本発明装置の中空ドラムに設ける別の成形型貫
通孔の形状を示す断面図である。
【図9】本発明装置の中空ドラムに設ける更に別の成形
型貫通孔の形状を示す断面図である。
【図10】本発明によって得られるフロアーマットの裏
面に成形される突起の別の態様の形状を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1・・・フロアーマット;2・・・表材シート;3・・
・下地シート;4・・・突起部;5・・・樹脂供給手
段;6・・・押圧ロール;7,71・・・成形型ロー
ル;8・・・成形窪み;9・・・冷却手段;41・・・
突起の麓;42・・・突起の先端部;43・・・突起中
腹部;44・・・突起側面部;72・・・成形型貫通
孔;73・・・中空ドラム;74・・・多孔質層;75
・・・コアロール;76・・・空間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂供給手段から供給される樹脂成形材
    料を、互いに平行して接触する押圧ロールと成形型ロー
    ルとの間隙に通し、床面に接触すべき裏面に所定形状の
    突起群を有するフロアーマットを製造する装置におい
    て;前記の成形型ロールが、成形型貫通孔を有すると共
    に前記押圧ロールと接触する中空ドラムと、前記中空ド
    ラム内部に設けた空気抜き手段と、樹脂成形材料封鎖手
    段とを含み;前記中空ドラムに設けた貫通孔が、突起の
    所定形状の麓部断面形状に相当する樹脂成形材料挿入開
    口部と、突起の側面形状に相当する壁面部と、突起の先
    端平面領域形状に相当する空気抜き開口部とを有し;少
    なくとも樹脂成形材料が成形型貫通孔に完全に挿入され
    るまでは、前記空気抜き開口部が前記の空気抜き手段と
    連絡し、少なくとも樹脂成形材料が成形型貫通孔に完全
    に挿入された際には、前記空気抜き開口部が前記の樹脂
    成形材料封鎖手段によって封鎖される;ことを特徴とす
    る、フロアーマットの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記の空気抜き手段と樹脂成形材料封鎖
    手段とが、前記の中空ドラムに内接する多孔質材料層か
    らなる請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記の成形型ロールが、前記中空ドラム
    とその内部全体に充填された前記多孔質材料層とを含む
    一体型ロールである請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記の成形型ロールが、前記中空ドラム
    と、その内面に接する前記多孔質材料層と、更にその内
    部に配置したコアロールとを含む一体型ロールである請
    求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記の多孔質材料が、焼結金属、金属製
    不織布又は焼結セラミックスである請求項2〜4のいず
    れか一項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記の空気抜き手段が、前記中空ドラム
    の内径よりも小さい外径を有すると共に前記中空ドラム
    が前記押圧ドラムと外接する位置で中空ドラムと内接す
    る平滑コアドラムと、前記中空ドラム内表面とから形成
    される空間である、請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記の樹脂成形材料封鎖手段が、前記中
    空ドラムと内接する平滑コアドラム表面である、請求項
    1記載の装置。
  8. 【請求項8】 樹脂供給手段から供給される樹脂成形材
    料を、互いに平行して接触する押圧ロールと成形型ロー
    ルとの間隙に通し、床面に接触すべき裏面に所定形状の
    突起群を有するフロアーマットを製造する方法におい
    て;成形型貫通孔を有すると共に前記押圧ロールと接触
    する中空ドラムと前記中空ドラム内部に設けた空気抜き
    手段と樹脂成形材料封鎖手段とを含む前記成形型ロール
    と、前記押圧ロールとのニップに、加熱された樹脂成形
    材料を供給し、前記突起の所定形状の麓部断面形状に相
    当する樹脂成形材料挿入開口部と、突起の側面形状に相
    当する壁面部と、突起の先端平面領域形状に相当する空
    気抜き開口部とを有し、前記中空ドラムに設けた貫通孔
    内部に、その前記樹脂成形材料挿入開口部から、前記押
    圧ロールと成形型ロールとの回転によって前記樹脂成形
    材料を挿入し、その樹脂成形材料の挿入に伴って貫通孔
    内の空気を空気抜き開口部から空気抜き手段を介して押
    し出し、樹脂成形材料が成形型貫通孔内に完全に挿入さ
    れた際に、前記空気抜き開口部を樹脂成形材料封鎖手段
    によって封鎖し、成形型貫通孔内部の樹脂成形材料を冷
    却し、前記の冷却化樹脂を、前記押圧ロールと成形型ロ
    ールとの回転によって、前記成形型貫通孔から抜き出す
    ことを特徴とする、フロアーマットの製造方法。
JP5350118A 1993-12-29 1993-12-29 平面先端突起群を有するフロアーマットの製造装置及び製造方法 Pending JPH07195514A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5350118A JPH07195514A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 平面先端突起群を有するフロアーマットの製造装置及び製造方法
US08/366,237 US5554333A (en) 1993-12-29 1994-12-29 Apparatus and method for producing floor mat carrying flat-tipped projections

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5350118A JPH07195514A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 平面先端突起群を有するフロアーマットの製造装置及び製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07195514A true JPH07195514A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18408362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5350118A Pending JPH07195514A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 平面先端突起群を有するフロアーマットの製造装置及び製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5554333A (ja)
JP (1) JPH07195514A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980050505A (ko) * 1996-12-20 1998-09-15 성재갑 엠보싱롤러
JP2009274303A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Dainippon Printing Co Ltd エンボス装置、バックアップロール、および、加工品の製造方法
JP2010044420A (ja) * 2002-12-16 2010-02-25 E Ink Corp 電気光学表示装置用バックプレーン
JP4662940B2 (ja) * 2003-05-14 2011-03-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 工具ロール及び構造化表面の形成方法
JP2020519492A (ja) * 2017-05-09 2020-07-02 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 把持材料

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6130777A (en) * 1996-05-16 2000-10-10 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Lenticular lens sheet with both a base sheet having lenticular elements and a surface diffusing part having elements of elementary shape smaller than lenticular elements
DE19646318A1 (de) * 1996-11-09 1998-05-14 Binder Gottlieb Gmbh & Co Rationelles Verfahren zur Herstellung eines Haftverschlußteils aus thermoplatischem Kunststoff
US6432339B1 (en) * 1997-08-25 2002-08-13 Velcro Industries B.V. Continuous molding of fastener products with a mold belt
DE19828856C1 (de) * 1998-06-29 1999-10-07 Binder Gottlieb Gmbh & Co Verfahren zur Herstellung eines Haftverschlußteiles
US6099771A (en) * 1998-07-08 2000-08-08 Lear Corporation Vacuum compression method for forming molded thermoplastic floor mat having a "Class A" finish
US6977109B1 (en) * 1998-07-24 2005-12-20 3M Innovative Properties Company Microperforated polymeric film for sound absorption and sound absorber using same
US6099781A (en) 1998-08-14 2000-08-08 The Procter & Gamble Company Papermaking belt and process and apparatus for making same
US6149849A (en) 1998-08-14 2000-11-21 The Procter & Gamble Copmany Process and apparatus for making papermaking belt
US6251331B1 (en) 1998-09-09 2001-06-26 The Procter & Gamble Company Process and apparatus for making papermaking belt using fluid pressure differential
EP1126764B1 (de) * 1998-11-02 2003-12-17 GOTTLIEB BINDER GMBH & Co. Verfahren zur herstellung eines haftverschlussteiles
US6221298B1 (en) 1998-11-17 2001-04-24 International Specialty Products, Llc Method and apparatus for manufacturing molded products
US6296733B1 (en) * 1998-12-01 2001-10-02 Lear Corporation Floor mats and method of making same
DE19906008A1 (de) * 1999-02-15 2000-08-17 Binder Kletten Haftverschlus S Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Haftverschlußteilen aus strahlengehärteten Kunststoffen
US6190594B1 (en) 1999-03-01 2001-02-20 3M Innovative Properties Company Tooling for articles with structured surfaces
US6402498B1 (en) 1999-06-04 2002-06-11 Gary D. Dunn Bristle and bristle support surface producing machine
US6344241B1 (en) 1999-06-07 2002-02-05 The Procter & Gamble Company Process and apparatus for making papermaking belt using extrusion
US6358594B1 (en) 1999-06-07 2002-03-19 The Procter & Gamble Company Papermaking belt
US6953545B1 (en) * 1999-09-30 2005-10-11 Winfield Consumer Products, Inc. Method for producing contoured vehicle floor mats having integrally formed nibs
US6533884B1 (en) 2000-11-03 2003-03-18 Printpack Illinois, Inc. Method and system for extrusion embossing
DE10123206A1 (de) * 2001-05-12 2002-11-28 Binder Gottlieb Gmbh & Co Verfahren zum Herstellen eines Haftverschlußteils
NL1020942C2 (nl) 2002-06-26 2003-12-30 Stork Titan Bv Vorminrichting.
US6933036B2 (en) * 2002-07-11 2005-08-23 Textron Inc. Non-skid floor mat design
US20040052885A1 (en) * 2002-09-18 2004-03-18 Ki-Bong Lee Mold roll for an apparatus fabricating vehicle mat sheets having non-skid protrusions
US20070098952A1 (en) * 2005-10-31 2007-05-03 Blinstrub Robert M Extruded laminated floor mat and method of manufacturing same
US7645134B2 (en) * 2006-12-19 2010-01-12 3M Innovative Properties Company Ribbon wound roll
KR101775449B1 (ko) 2013-09-18 2017-09-06 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 접착제와 인터록킹된 언더컷 특징부를 포함하는 다층 구조체를 갖는 물품, 및 이의 제조 방법

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2714340A (en) * 1952-09-27 1955-08-02 Packaging Materials Corp Corrugated paper machine
US3256376A (en) * 1962-10-10 1966-06-14 Seiberling Rubber Co Method for continuously producing flat mats
US3551544A (en) * 1965-12-06 1970-12-29 Tenex Corp Method of continuously forming an elongated cleated runner of plastic material
US3399425A (en) * 1966-08-23 1968-09-03 Jerome H. Lemelson Apparatus for surface forming materials
US3590109A (en) * 1967-07-03 1971-06-29 Monsanto Co Continuous molding of thermoplastic materials
US3555601A (en) * 1968-07-30 1971-01-19 Harold Price Apparatus for continuously forming conical shaped cleats on a thermoplastic sheet
US3682760A (en) * 1970-10-08 1972-08-08 Theodore H Fairbanks Oriented webs and method for making the same
US3709647A (en) * 1970-10-21 1973-01-09 Clear Pack Co Apparatus for forming an embossed thermoplastic sheet
US4733997A (en) * 1985-06-18 1988-03-29 Tenex Corporation Method of producing chair mats and the like involving edge trimming
JPS63202428A (ja) * 1987-02-17 1988-08-22 Konan Tokushu Sangyo Kk 合成樹脂シ−トの表面賦形方法及び表面賦形装置
US4921563A (en) * 1987-08-06 1990-05-01 Edward S. Robbins, III Method for making foldable plastic products
US4999152A (en) * 1989-06-16 1991-03-12 Adolph Coors Company Apparatus and method for forming a plastic sheet

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980050505A (ko) * 1996-12-20 1998-09-15 성재갑 엠보싱롤러
JP2010044420A (ja) * 2002-12-16 2010-02-25 E Ink Corp 電気光学表示装置用バックプレーン
JP4662940B2 (ja) * 2003-05-14 2011-03-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 工具ロール及び構造化表面の形成方法
JP2009274303A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Dainippon Printing Co Ltd エンボス装置、バックアップロール、および、加工品の製造方法
JP2020519492A (ja) * 2017-05-09 2020-07-02 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 把持材料

Also Published As

Publication number Publication date
US5554333A (en) 1996-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07195514A (ja) 平面先端突起群を有するフロアーマットの製造装置及び製造方法
CA1239517A (en) Formed material produced by solid-state formation with a high pressure liquid stream
FI77810C (fi) Tredimensionell formningsstruktur och kontinuerligt foerfarande foer bildande av praeglingsmoenster pao en plastbana och sao bildat plastbana.
JP2502964B2 (ja) フオ−ミング両域内で固定支持部材を使用して移動プラスチツクウエブを均一にデボスしかつ開口化する方法および装置
JPS5949882B2 (ja) 水分透過性ホイルの製造方法および製造装置
KR100382840B1 (ko) 부드럽고 탄력있는 웨브와 그 성형 방법
JPS60177900A (ja) デボス/多孔化熱可塑性フイルムのウエブの高速製造法
JPH10508768A (ja) 吸収物品のための表面シート及びその製造方法
GB2258840A (en) Topsheet for use in a sanitary absorbent
KR100751180B1 (ko) 금형세트
JPH02273212A (ja) アームチェアクッションとその製造方法
JPH01223909A (ja) マットの製造方法
JPS6311312A (ja) シ−ト状加飾材付き成形体の製造方法
JPH09252919A (ja) フロアーマットの製造方法
JP2009040235A (ja) フロアマット及びその製造方法
JP2019189972A (ja) 編成樹脂構造体整形機、編成樹脂構造体形成機、編成樹脂構造体製造装置、及び編成樹脂構造体製造方法
JPH02111365A (ja) 吸収性物品の製造方法及びその装置
JP2562522B2 (ja) 石膏型を用いた成形装置
JPH0415463Y2 (ja)
JP3954517B2 (ja) 発泡樹脂成形品の製造方法
CA1242062A (en) Formed material produced by solid-state formation with a high pressure liquid stream
JPH05285965A (ja) 表皮材を有する発泡成形体の製造方法
JP2006315430A (ja) 自動車用フロアマット及びその製造方法
JP4176891B2 (ja) 発泡熱可塑性樹脂シートの製造方法
JPS6184228A (ja) 無数の微孔を有する平滑有孔体の製造方法