JPH07195296A - プリント基板穴明け機 - Google Patents

プリント基板穴明け機

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JPH07195296A
JPH07195296A JP16514593A JP16514593A JPH07195296A JP H07195296 A JPH07195296 A JP H07195296A JP 16514593 A JP16514593 A JP 16514593A JP 16514593 A JP16514593 A JP 16514593A JP H07195296 A JPH07195296 A JP H07195296A
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axis
drill
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central processing
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Shin Maeno
前野伸
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Takeuchi Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 径の異なる各ドリルの送り速度如何に関係な
く、X軸又は/およびY軸が位置決めする寸前にZ軸に
於けるドリルの刃先が被削材セットの表面に達すること
ができること。 【構成】 制御装置の中央演算処理装置に径の異なる各
ドリルのZ軸下降送り速度をそれぞれ記憶した第1の記
憶回路と、Z軸下降送り速度に対応してZ軸下降開始時
刻検出用X軸、Y軸の指定座標に対するX軸、Y軸の残
り移動量のしきい値Lをそれぞれ記憶した第2の記憶回
路とをそれぞれ電気的に接続し、中央演算処理装置と電
気的に接続する各ドリルのしきい値L判定回路は、前記
第1及び第2の記憶回路の記憶信号に基づき、当該ドリ
ルのしきい値Lを判定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板穴明け機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品を実装するため及び導通
目的のために明けるプリント基板の穴明けに使用される
プリント基板穴明け機は、下部支持台の上面に設けられ
かつX軸用サーボモータの駆動力によりX軸方向に水平
移動する被削材セット用テーブル板と、上部支持台の前
面に設けられかつY軸用サーボモータの駆動力によりY
軸方向に水平移動する水平移動板と、この水平移動板の
前面に設けられかつZ軸用サーボモータの駆動力により
Z軸方向に垂直移動する垂直移動部材と、この垂直移動
部材に設けられた主軸と、この主軸に回転可能に支持さ
れかつ主軸に内蔵されたモータの駆動力により被削材セ
ットを穴明けする交換可能な複数個のドリルと、前記各
軸のサーボモータとそれぞれ電気的に接続し、各サーボ
モータの回転を制御する制御装置とから構成されてい
た。
【0003】しかして、このような構成のプリント基板
穴明け機は、被削材セットに穴明け加工する時は、まず
X軸又は/及びY軸用サーボモータを駆動させ、X軸又
は/及びY軸の位置決めをする。一方、X軸又は/及び
Y軸の位置決め完了時刻前のX軸又は/及びY軸とオー
バラップしている「ある一定の時点」にZ軸用サーボモ
ータを駆動させて、ドリルを下降している。
【0004】このようにX軸又は/及びY軸の位置決め
完了前にZ軸用サーボモータを駆動させる理由は、プリ
ント基板に穴明け加工する場合、穴が非常に多いため、
一穴を穴明け加工する時間がほんのわずか変化するだけ
でも、全体の穴明け加工時間に大きな影響を及ぼすから
である。
【0005】したがって、図5で示すようにX軸、Y軸
の位置決め完了前のわずかな時間帯にはX軸、Y軸とZ
軸はオーバーラップして動いている。もちろん、ドリル
の先端が被削材セット(プリント基板)の表面に達する
時刻にはX軸、Y軸いずれも位置決めは完了している必
要がある。
【0006】そこで、Z軸下降開始時刻は、一般にX
軸、Y軸指令座標に対するX軸、Y軸の残り移動量があ
るしきい値Lに達した時刻t1として実験的に決めるこ
とが多い。
【0007】しかしながら、従来のプリント基板穴明け
機は、ドリルの空送距離(ドリルの先端と被削材セット
の表面との間隙を意味する。)Aが一定であり、またZ
軸下降の送り速度Bはドリルと被削材セットとの切削条
件により決定され、その送り速度Bが速いものb1や遅
いものb2があったにもかかわらず、Z軸の下降時期は
径の異なる各ドリルの送り速度b1、b2に関係なく一
定であった。
【0008】したがって、たとえば送り速度が速いもの
b1は、X軸又は/およびY軸の位置決め完了時刻t2
からZ軸のドリルがプリント基板の表面を切削開始する
時刻t3までの間に待ち時間t4が生じてしまう。
【0009】それ故に、従来のプリント基板穴明け機
は、X軸又は/およびY軸が位置決めする寸前にZ軸に
於けるドリルの刃先が被削材セットの表面に径の異なる
各ドリルの送り速度如何に関係なく達することができな
いと言う欠点があった。
【0010】なお、図5に於いて、符号CはX軸に於け
るテーブル板またはY軸に於ける水平移動板の移動距離
である。また符号DはZ軸の下降開始時点t1からX軸
又は/およびY軸の位置決め完了時刻t2までの各軸
X、Y、Zのオーブラップしている時間幅である。
【0011】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は以上のよう
な従来の欠点に鑑み、径の異なる各ドリルの送り速度如
何に関係なく、X軸又は/およびY軸が位置決めする寸
前にZ軸に於けるドリルの刃先が被削材セットの表面に
達することができ、したがって、加工時間の短縮化、穴
位置精度の高精度化、ドリルの破損防止化等を図ること
ができるプリント基板穴明け機を得ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント基板穴
明け機は、下部支持台の上面に設けられかつX軸用サー
ボモータの駆動力によりX軸方向に水平移動する被削材
セット用テーブル板と、上部支持台の前面に設けられか
つY軸用サーボモータの駆動力によりY軸方向に水平移
動する水平移動板と、この水平移動板の前面に設けられ
かつZ軸用サーボモータの駆動力によりZ軸方向に垂直
移動する垂直移動部材と、この垂直移動部材に設けられ
た主軸と、この主軸に回転可能に支持されかつ主軸に内
蔵されたモータの駆動力により被削材セットを穴明けす
る交換可能な複数個のドリルと、前記各軸のサーボモー
タとそれぞれ電気的に接続し、各サーボモータの回転を
制御する制御装置とから成り、前記制御装置の中央演算
処理装置には径の異なる各ドリルのZ軸下降送り速度を
それぞれ記憶した第1の記憶回路と、前記Z軸下降送り
速度に対応してZ軸下降開始時刻検出用X軸、Y軸の指
定座標に対するX軸、Y軸の残り移動量のしきい値Lを
それぞれ記憶した第2の記憶回路とをそれぞれ電気的に
接続し、中央演算処理装置と電気的に接続する各ドリル
のしきい値L判定回路は、前記第1及び第2の記憶回路
の記憶信号に基づき、当該ドリルのしきい値Lを判定す
ることを特徴とする
【0013】
【作用】まず制御装置の中央演算処理装置は、第1の記
憶回路から選択された当該ドリルのZ軸下降送り速度を
読み込む。
【0014】次に中央演算処理装置は、第2の記憶回路
から前記Z軸下降送り速度に対応するZ軸下降開始時刻
検出用X軸、Y軸の指定座標に対するX軸、Y軸の残り
移動量の「しきい値L」をしきい値L判定回路を介して
読み込む。
【0015】しきい値L判定回路は、第1の記憶回路の
記憶情報と第2の記憶回路からの記憶情報とを付き合わ
せ、当該ドリルのしきい値Lを判定する。そして、中央
演算処理装置はしきい値L判定回路の判定に基づき、当
該ドリルのしきい値Lを第3の記憶回路に一旦記憶さ
せ、主軸を高速回転させる。
【0016】次に中央演算処理装置は加工プログラムの
指令に基づきX軸又は/及びY軸用サーボモータを起動
させる。
【0017】しかして、中央演算処理装置はX軸又は/
及びY軸の位置決め完了時刻前に第3の記憶回路に記憶
されたしきい値Lに基づきZ軸用サーボモータを起動さ
せる。そうすると、ドリルは被削材セットの表面に向か
って下降し、X軸又はおよびY軸の位置決め完了と同時
にドリルが被削材セットの表面に到達し、直ちに切削を
開始する。
【0018】
【実施例】以下図面に示す実施例により、本発明を詳細
に説明する。
【0019】図1ないし図4に示す一実施例において、
50はプリント基板に穴あけ加工をする場合に使用され
るプリント基板穴明け機である。
【0020】すなわち、1は下部支持台、2は下部支持
台1の後側の上面に載置された上部支持台、3は下部支
持台1の上面に平行に設けられた1対のガイドレールに
案内されるテーブル板である。
【0021】このテーブル板3はX軸用サーボモータ4
の駆動力により、螺杆5を介してX軸方向へ水平移動す
る。
【0022】6は上部支持台2の前面に平行に設けられ
た1対のガイドレールに案内される水平移動板である。
この水平移動板6はY軸用サーボモータ7の駆動力によ
り、螺杆8を介してX輔と交差するY軸方向へ水平移動
する。
【0023】9は水平移動板の前面に平行に設けられた
1対のガイドレールに案内される垂直移動部材(主軸サ
ドル)である。この垂直移動部材9はZ軸用サーボモー
タ10の駆動力により、螺杆11を介してZ軸方向へ垂
直移動する。
【0024】12は垂直移動部材9に設けられた主軸で
ある。この主軸12にはモータが内蔵され、該モータの
駆動力によりドリル13が高速回転する。
【0025】14は図2で示すようにプリント基板を主
とした被削材セットで、通常複数のプリント基板15を
重ね、その下にはベークライト製敷板16を、またその
上にはアルミニューム製当て板17を用いている。被削
材セット14はテーブル板3の上面に設けた基準ピン1
8を介してテーブル板3に固定される。
【0026】19はプレッシャーフットであり、垂直移
動部材9に一対のエアシリンダ20を介して装着されて
いる。互いに径が異なる交換用ドリル群21はテーブル
板3上にツールポスト群22を介して配置されている。
【0027】23はX軸用サーボモータ4、Y軸用サー
ボモータ7、Z軸用サーボモータ10及び主軸12のモ
ータを各々回転制御する制御装置である。
【0028】この制御装置23の主要部を図3に示す。
そこで、制御装置23についてさらに詳しく説明する
と、24は中央演算処理装置CPUで、この中央演算処
理装置CPUにはX軸用サーボモータ4、Y軸用サーボ
ーモータ7、Z軸用サーボモータ10がそれぞれ電気的
に接続している。
【0029】25は被削材セット14の加工プラグラム
を内容とするフロッピィディスクなどの記憶媒体であ
る。
【0030】26は中央演算処理装置24と電気的に接
続し、かつ、径の異なる各ドリルのZ軸下降送り速度を
それぞれ記憶した第1の記憶回路である。この第1の記
憶回路26にはドリルの種類(ドリル1、ドリル2、ド
リル3……ドリルn)に対応してZ軸下降送り速度mm
/分(1000、2500、3000……n)がそれぞ
れ設定されいる。
【0031】27は中央演算処理装置24と電気的に接
続し、かつ、前記Z軸下降送り速度に対応してZ軸下降
開始時刻検出用X軸、Y軸の指定座標に対するX軸、Y
軸の残り移動量の「しきい値L」をそれぞれ記憶した第
2の記憶回路である。この第2記憶回路27には、本実
施例ではZ軸下降送り速度mm/分が0〜1,000の
時しきい値Lmmは0.05、Z軸下降送り速度mm/
分が1,001〜2,000の時しきい値Lmmは0.
04、Z軸下降送り速度mm/分が2,001〜3,0
00の時しきい値Lmmは0.03……nと言う具合に
Z軸下降送り速度のグループ別に対応して「しきい値
L」がそれぞれ設定されている。
【0032】28は前記第1及び第2の記憶回路の記憶
信号に基づき、当該ドリルの「しきい値L」を判定する
しきい値L判定回路である。このしきい値L判定回路2
8は、図4で示すようにX軸又は/及びY軸の位置決め
完了時刻(t2の時点)とZ軸が下降を開始(t1の時
点)してから被削材セットの表面14aの寸前に達する
(t2の時点と同じ)までのオーバラップ時間帯(D1
あるいはD2の時間幅)としての当該ドリルのしきい値
Lを判定する。
【0033】29は中央演算処理装置24と電気的に接
続し、かつ、前記しきい値L判定回路28が当該ドリル
13に対して判定した「しきい値L」を一旦記憶する第
3の記憶回路である。
【0034】上記の構成に於いて、プリント基板穴明け
機50の基本的な作動態様を説明する。
【0035】まず制御装置23は作動を開始すると、記
憶媒体25より加工プログラムを読み込む。穴明け機5
0は加工プログラムの読み込みが終了した後にドリル交
換が必要な時、ツールポスト22にある交換用ドリル群
21からプログラム指令のドリルを選択し、その主軸1
2にセットする。
【0036】次に制御装置23の中央演算処理装置24
は、第1の記憶回路26から選択された当該ドリル13
のZ軸下降送り速度を読み込む。例えば当該ドリル13
の番号が「ドリル2」であればZ軸下降送り速度は
「2,500mm/分」であると読み込む。
【0037】次に中央演算処理装置24は、第2の記憶
回路27から前記Z軸下降送り速度に対応するZ軸下降
開始時刻検出用X軸、Y軸の指定座標に対するX軸、Y
軸の残り移動量の「しきい値L」をしきい値L判定回路
28を介して読み込む。しきい値L判定回路28は、第
1の記憶回路26の記憶情報と第2の記憶回路27から
の記憶情報とを付き合わ、例えばZ軸下降送り速度が
「2,500mm/分」であるならばしきい値Lは0.
03mmであると判定する。そして、中央演算処理装置
24はしきい値L判定回路28の判定に基づき、当該ド
リル13のしきい値Lを読み込んだならば、第3の記憶
回路29に一旦「しきい値L(例えば0.03mm)」
を記憶させ、主軸12を高速回転させる。
【0038】次に中央演算処理装置24は加工プログラ
ムの指令に基づきX軸又は/及びY軸用サーボモータ
4、7を起動させる。そうすると、例えばテーブル板3
と水平移動板6とのそれぞれの水平移動により、X軸、
Y軸の平面的位置決めがなされる。
【0039】しかして、中央演算処理装置24はX軸又
は/及びY軸の平面的な位置決め完了時刻前に上述した
「しきい値L(例えば0.03mm)」に基づきZ軸用
サーボモータ4、7を起動させる。そうすると、ドリル
13は被削材セット14の表面14aに向かって下降
し、X軸又はおよびY軸の位置決め完了時刻とドリル1
3が被削材セットの表面14aに到達して切削を開始す
る時刻とが略一致し、位置決め完了と略同時に穴明け加
工を開始する。
【0040】ここで図4に基づき、Z軸下降送り速度B
の速いものb1(破線)と遅いものb2(実線)の場合
について説明する。
【0041】図4は従来の説明図(図5)と同一の説明
図なので、ここでは便宜上符号について簡単に説明す
る。
【0042】すなわち、横軸は時間t。縦軸は上方に斜
め実線で示したX軸又はY軸の移動量mm。t1は第3
の記憶回路29に一旦記憶された当該ドリルの「しきい
値L(例えばL1、L2)」に達した時刻。この時刻t
1は交換用ドリル群21から選択されたドリルの径に対
応し、下方に示したZ軸下降送り速度Bの速いものb1
(破線)と遅いものb2(実線)とでは可変する。した
がって、例えばしきい値L2、L1に対応してX軸、Y
軸、Z輔のオーバラップしている時間幅が長い時D1と
短い時D2がある。Aはドリルの空送距離。CはX軸又
はY軸の実際の移動量。14aは被削材セットの表面。
【0043】したがって、本発明では、図4から明らか
なように選択されたドリルがZ軸下降送り速度Bの速い
ものb1(破線)と遅いものb2(実線)のいずれの場
合であっても、X軸又はおよびY軸の位置決め完了時刻
t2とドリル13が被削材セットの表面14aに到達し
て切削を開始する時刻t2とが略一致する。
【0044】このようにして垂直移動部材9がZ軸に下
降すると、プレッシャーフット19は適切な圧力で被削
材セット14を押えつけ、高速回転しているドリル13
が被削材セット14に穴を明ける。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に於いては、径の異なる各ドリルの送り速度如何に関係
なく、X軸又は/およびY軸が位置決めする寸前にZ軸
に於けるドリルの刃先が被削材セットの表面に達するこ
とができる。
【0046】したがって、加工時間の短縮化、穴位置精
度の高精度化、ドリルの破損防止化等を図ることができ
る。
【0047】また垂直移動部材にエアシリンダを介して
被削材セットを押え付けることができるプレッシャーフ
ットが設けられている実施例の場合は、適切な圧力で被
削材セットを押えつけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の全体を示す斜視図。
【図2】本発明の装置の要部を示す概略説明図。
【図3】本発明の主要部のブロック図。
【図4】本発明のしきい値Lに関する説明図。
【図5】従来のしきい値Lに関する説明図。
【符号の説明】
1…下部支持台、 2…上部支持台、3…テーブル板、 4…X軸用サーボモータ、 6…水平移動板、 7…Y軸用サーボモータ、 9…垂直移動部材、 10…Z軸用サーボモータ、 12…主軸、 13…ドリル、 14…被削材セット、 19…プレッシャーフット、 20…エアシリンダ、 21…交換用ドリル群、 23…制御装置、 24…中央演算処理装置、 26…第1の記憶装置、 27…第2の記憶装置、 28…しきい値L判定回路、 29…第3の記憶装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月14日
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プリント基板穴明け機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板穴明け機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品を実装するため及び導通
目的のために明けるプリント基板の穴明けに使用される
プリント基板穴明け機は、下部支持台の上面に設けられ
かつX軸用サーボモータの駆動力によりX軸方向に水平
移動する被削材セット用テーブル板と、上部支持台の前
面に設けられかつY軸用サーボモータの駆動力によりY
軸方向に水平移動する水平移動板と、この水平移動板の
前面に設けられかつZ軸用サーボモータの駆動力により
Z軸方向に垂直移動する垂直移動部材と、この垂直移動
部材に設けられた主軸と、この主軸に回転可能に支持さ
れかつ主軸に内蔵されたモータの駆動力により被削材セ
ットを穴明けする交換可能な複数個のドリルと、前記各
軸のサーボモータとそれぞれ電気的に接続し、各サーボ
モータの回転を制御する制御装置とから構成されてい
た。
【0003】しかして、このような構成のプリント基板
穴明け機は、被削材セットに穴明け加工する時は、まず
X軸又は/及びY軸用サーボモータを駆動させ、X軸又
は/及びY軸の位置決めをする。一方、X軸又は/及び
Y軸の位置決め完了時刻前のX軸又は/及びY軸とオー
バラップしている「ある一定の時点」にZ軸用サーボモ
ータを駆動させて、ドリルを下降している。
【0004】このようにX軸又は/及びY軸の位置決め
完了前にZ軸用サーボモータを駆動させる理由は、プリ
ント基板に穴明け加工する場合、穴が非常に多いため、
一穴を穴明け加工する時間がほんのわずか変化するだけ
でも、全体の穴明け加工時間に大きな影響を及ぼすから
である。
【0005】したがって、図5で示すようにX軸、Y軸
の位置決め完了前のわずかな時間帯にはX軸、Y軸とZ
軸はオーバーラップして動いている。もちろん、ドリル
の先端が被削材セット(プリント基板)の表面に達する
時刻にはX軸、Y軸いずれも位置決めは完了している必
要がある。
【0006】そこで、Z軸下降開始時刻は、一般にX
軸、Y軸指令座標に対するX軸、Y軸の残り移動量があ
るしきい値Lに達した時刻t1として実験的に決めるこ
とが多い。
【0007】しかしながら、従来のプリント基板穴明け
機は、ドリルの空送距離(ドリルの先端と被削材セット
の表面との間隙を意味する。)Aが一定であり、またZ
軸下降の送り速度Bはドリルと被削材セットとの切削条
件により決定され、その送り速度Bが速いものb1や遅
いものb2があったにもかかわらず、Z軸の下降時期は
径の異なる各ドリルの送り速度b1、b2に関係なく一
定であった。
【0008】したがって、たとえば送り速度が速いもの
b1は、X軸又は/およびY軸の位置決め完了時刻t2
からZ軸のドリルがプリント基板の表面を切削開始する
時刻t3までの間に待ち時間t4が生じてしまう。
【0009】それ故に、従来のプリント基板穴明け機
は、X軸又は/およびY軸が位置決めする寸前にZ軸に
於けるドリルの刃先が被削材セットの表面に径の異なる
各ドリルの送り速度如何に関係なく達することができな
いと言う欠点があった。
【0010】なお、図5に於いて、符号CはX軸に於け
るテーブル板またはY軸に於ける水平移動板の移動距離
である。また符号DはZ軸の下降開始時点t1からX軸
又は/およびY軸の位置決め完了時刻t2までの各軸
X、Y、Zのオーブラップしている時間幅である。
【0011】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は以上のよう
な従来の欠点に鑑み、径の異なる各ドリルの送り速度如
何に関係なく、X軸又は/およびY軸が位置決めする寸
前にZ軸に於けるドリルの刃先が被削材セットの表面に
達することができ、したがって、加工時間の短縮化、穴
位置精度の高精度化、ドリルの破損防止化等を図ること
ができるプリント基板穴明け機を得ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント基板穴
明け機は、下部支持台の上面に設けられかつX軸用サー
ボモータの駆動力によりX軸方向に水平移動する被削材
セット用テーブル板と、上部支持台の前面に設けられか
つY軸用サーボモータの駆動力によりY軸方向に水平移
動する水平移動板と、この水平移動板の前面に設けられ
かつZ軸用サーボモータの駆動力によりZ軸方向に垂直
移動する垂直移動部材と、この垂直移動部材に設けられ
た主軸と、この主軸に回転可能に支持されかつ主軸に内
蔵されたモータの駆動力により被削材セットを穴明けす
る交換可能な複数個のドリルと、前記各軸のサーボモー
タとそれぞれ電気的に接続し、各サーボモータの回転を
制御する制御装置とから成り、前記制御装置の中央演算
処理装置には径の異なる各ドリルのZ軸下降送り速度を
それぞれ記憶した第1の記憶回路と、前記Z軸下降送り
速度に対応してZ軸下降開始時刻検出用X軸、Y軸の指
定座標に対するX軸、Y軸の残り移動量のしきい値Lを
それぞれ記憶した第2の記憶回路とをそれぞれ電気的に
接続し、中央演算処理装置と電気的に接続する各ドリル
のしきい値L判定回路は、前記第1及び第2の記憶回路
の記憶信号に基づき、当該ドリルのしきい値Lを判定す
ることを特徴とする
【0013】
【作用】まず制御装置の中央演算処理装置は、第1の記
憶回路から選択された当該ドリルのZ軸下降送り速度を
読み込む。
【0014】次に中央演算処理装置は、第2の記憶回路
から前記Z軸下降送り速度に対応するZ軸下降開始時刻
検出用X軸、Y軸の指定座標に対するX軸、Y軸の残り
移動量の「しきい値L」をしきい値L判定回路を介して
読み込む。
【0015】しきい値L判定回路は、第1の記憶回路の
記憶情報と第2の記憶回路からの記憶情報とを付き合わ
せ、当該ドリルのしきい値Lを判定する。そして、中央
演算処理装置はしきい値L判定回路の判定に基づき、当
該ドリルのしきい値Lを第3の記憶回路に一旦記憶さ
せ、主軸を高速回転させる。
【0016】次に中央演算処理装置は加工プログラムの
指令に基づきX軸又は/及びY軸用サーボモータを起動
させる。
【0017】しかして、中央演算処理装置はX軸又は/
及びY軸の位置決め完了時刻前に第3の記憶回路に記憶
されたしきい値Lに基づきZ軸用サーボモータを起動さ
せる。そうすると、ドリルは被削材セットの表面に向か
って下降し、X軸又はおよびY軸の位置決め完了と同時
にドリルが被削材セットの表面に到達し、直ちに切削を
開始する。
【0018】
【実施例】以下図面に示す実施例により、本発明を詳細
に説明する。
【0019】図1ないし図4に示す一実施例において、
50はプリント基板に穴あけ加工をする場合に使用され
るプリント基板穴明け機である。
【0020】すなわち、1は下部支持台、2は下部支持
台1の後側の上面に載置された上部支持台、3は下部支
持台1の上面に平行に設けられた1対のガイドレールに
案内されるテーブル板である。
【0021】このテーブル板3はX軸用サーボモータ4
の駆動力により、螺杆5を介してX軸方向へ水平移動す
る。
【0022】6は上部支持台2の前面に平行に設けられ
た1対のガイドレールに案内される水平移動板である。
この水平移動板6はY軸用サーボモータ7の駆動力によ
り、螺杆8を介してX軸と交差するY軸方向へ水平移動
する。
【0023】9は水平移動板の前面に平行に設けられた
1対のガイドレールに案内される垂直移動部材(主軸サ
ドル)である。この垂直移動加材9はZ軸用サーボモー
タ10の駆動力により、螺杆11を介してZ軸方向へ垂
直移動する。
【0024】12は垂直移動部材9に設けられた主軸で
ある。この主軸12にはモータが内蔵され、該モータの
駆動力によりドリル13が高速回転する。
【0025】14は図2で示すようにプリント基板を主
とした被削材セットで、通常複数のプリント基板15を
重ね、その下にはベークライト製敷板16を、またその
上にはアルミニューム製当て板17を用いている。被削
材セット14はテーブル板3の上面に設けた基準ピン1
8を介してテーブル板3に固定される。
【0026】19はプレッシャーフットであり、垂直移
動部材9に一対のエアシリンダ20を介して装着されて
いる。互いに径が異なる交換用ドリル群21はテーブル
板3上にツールポスト群22を介して配置されている。
【0027】23はX軸用サーボモータ4、Y軸用サー
ボモータ7、Z軸用サーボモータ10及び主軸12のモ
ータを各々回転制御する制御装置である。
【0028】この制御装置23の主要部を図3に示す。
そこで、制御装置23についてさらに詳しく説明する
と、24は中央演算処理装置CPUで、この中央演算処
理装置CPUにはX軸用サーボモータ4、Y軸用サーボ
ーモータ7、Z軸用サーボモータ10がそれぞれ電気的
に接続している。
【0029】25は被削材セット14の加工プラグラム
を内容とするフロッピィディスクなどの記憶媒体であ
る。
【0030】26は中央演算処理装置24と電気的に接
続し、かつ、径の異なる各ドリルのZ軸下降送り速度を
それぞれ記憶した第1の記憶回路である。この第1の記
憶回路26にはドリルの種類(ドリル1、ドリル2、ド
リル3……ドリルn)に対応してZ軸下降送り速度mm
/分(1000、2500、3000……n)がそれぞ
れ設定されいる。
【0031】27は中央演算処理装置24と電気的に接
続し、かつ、前記Z軸下降送り速度に対応してZ軸下降
開始時刻検出用X軸、Y軸の指定座標に対するX軸、Y
軸の残り移動量の「しきい値L」をそれぞれ記憶した第
2の記憶回路である。この第2記憶回路27には、本実
施例ではZ軸下降送り速度mm/分が0〜1,000の
時しきい値Lmmは0.05、Z軸下降送り速度mm/
分が1,001〜2,000の時しきい値Lmmは0.
04、Z軸下降送り速度mm/分が2,001〜3,0
00の時しきい値Lmmは0.03……nと言う具合に
Z軸下降送り速度のグループ別に対応して「しきい値
L」がそれぞれ設定されている。
【0032】28は前記第1及び第2の記憶回路の記憶
信号に基づき、当該ドリルの「しきい値L」を判定する
しきい値L判定回路である。このしきい値L判定回路2
8は、図4で示すようにX軸又は/及びY軸の位置決め
完了時刻(t2の時点)とZ軸が下降を開始(t1の時
点)してから被削材セットの表面14aの寸前に達する
(t2の時点と同じ)までのオーバラップ時間帯(D1
あるいはD2の時間幅)としての当該ドリルのしきい値
Lを判定する。
【0033】29は中央演算処理装置24と電気的に接
続し、かつ、前記しきい値L判定回路28が当該ドリル
13に対して判定した「しきい値L」を一旦記憶する第
3の記憶回路である。
【0034】上記の構成に於いて、プリント基板穴明け
機50の基本的な作動態様を説明する。
【0035】まず制御装置23は作動を開始すると、記
憶媒体25より加工プログラムを読み込む。穴明け機5
0は加工プログラムの読み込みが終了した後にドリル交
換が必要な時、ツールポスト22にある交換用ドリル群
21からプログラム指令のドリルを選択し、その主軸1
2にセットする。
【0036】次に制御装置23の中央演算処理装置24
は、第1の記憶回路26から選択された当該ドリル13
のZ軸下降送り速度を読み込む。例えば当該ドリル13
の番号が「ドリル2」であればZ軸下降送り速度は
「2,500mm/分」であると読み込む。
【0037】次に中央演算処理装置24は、第2の記憶
回路27から前記Z軸下降送り速度に対応するZ軸下降
開始時刻検出用X軸、Y軸の指定座標に対するX軸、Y
軸の残り移動量の「しきい値L」をしきい値L判定回路
28を介して読み込む。しきい値L判定回路28は、第
1の記憶回路26の記憶情報と第2の記憶回路27から
の記憶情報とを付き合わ、例えばZ軸下降送り速度が
「2,500mm/分」であるならばしきい値Lは0.
03mmであると判定する。そして、中央演算処理装置
24はしきい値L判定回路28の判定に基づき、当該ド
リル13のしきい値Lを読み込んだならば、第3の記憶
回路29に一旦「しきい値L(例えば0.03mm)」
を記憶させ、主軸12を高速回転させる。
【0038】次に中央演算処理装置24は加工プログラ
ムの指令に基づきX軸又は/及びY軸用サーボモータ
4、7を起動させる。そうすると、例えばテーブル板3
と水平移動板6とのそれぞれの水平移動により、X軸、
Y軸の平面的位置決めがなされる。
【0039】しかして、中央演算処理装置24はX軸又
は/及びY軸の平面的な位置決め完了時刻前に上述した
「しきい値L(例えば0.03mm)」に基づきZ軸用
サーボモータ4、7を起動させる。そうすると、ドリル
13は被削材セット14の表面14aに向かって下降
し、X軸又はおよびY軸の位置決め完了時刻とドリル1
3が被削材セットの表面14aに到達して切削を開始す
る時刻とが略一致し、位置決め完了と略同時に穴明け加
工を開始する。
【0040】ここで図4に基づき、Z軸下降送り速度B
の速いものb1(破線)と遅いものb2(実線)の場合
について説明する。
【0041】図4は従来の説明図(図5)と同一の説明
図なので、ここでは便宜上符号について簡単に説明す
る。
【0042】すなわち、横軸は時間t。縦軸は上方に斜
め実線で示したX軸又はY軸の移動量mm。t1は第3
の記憶回路29に一旦記憶された当該ドリルの「しきい
値L(例えばL1、L2)」に達した時刻。この時刻t
1は交換用ドリル群21から選択されたドリルの径に対
応し、下方に示したZ軸下降送り速度Bの速いものb1
(破線)と遅いものb2(実線)とでは可変する。した
がって、例えばしきい値L2、L1に対応してX軸、Y
軸、Z軸のオーバラップしている時間幅が長い時D1と
短い時D2がある。Aはドリルの空送距離。CはX軸又
はY軸の実際の移動量。14aは被削材セットの表面。
【0043】したがって、本発明では、図4から明らか
なように選択されたドリルがZ軸下降送り速度Bの速い
ものb1(破線)と遅いものb2(実線)のいずれの場
合であっても、X軸又はおよびY軸の位置決め完了時刻
t2とドリル13が被削材セットの表面14aに到達し
て切削を開始する時刻t2とが略一致する。
【0044】このようにして垂直移動部材9がZ軸に下
降すると、プレッシャーフット19は適切な圧力で被削
材セット14を押えつけ、高速回転しているドリル13
が被削材セット14に穴を明ける。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に於いては、径の異なる各ドリルの送り速度如何に関係
なく、X軸又は/およびY軸が位置決めする寸前にZ軸
に於けるドリルの刃先が被削材セットの表面に達するこ
とができる。
【0046】したがって、加工時間の短縮化、穴位置精
度の高精度化、ドリルの破損防止化等を図ることができ
る。
【0047】また垂直移動部材にエアシリンダを介して
被削材セットを押え付けることができるプレッシャーフ
ットが設けられている実施例の場合は、適切な圧力で被
削材セットを押えつけることができる。
【図面の簡単名説明】
【図1】本発明の装置の全体を示す斜視図。
【図2】本発明の装置の要部を示す概略説明図。
【図3】本発明の主要部のブロック図。
【図4】本発明のしきい値Lに関する説明図。
【図5】従来のしきい値Lに関する説明図。
【符号の説明】 1…下部支持台、 2…上部支持台、3…テーブル板、 4…X軸用サーボモータ、 6…水平移動板、 7…Y軸用サーボモータ、 9…垂直移動部材、 10…Z軸用サーボモータ、 12…主軸、 13…ドリル、 14…被削材セット、 19…プレッシャーフット、 20…エアシリンダ、 21…交換用ドリル群、 23…制御装置、 24…中央演算処理装置、 26…第1の記憶装置、 27…第2の記憶装置、 28…しきい値L判定回路、 29…第3の記憶装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 29…第3の記憶装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部支持台の上面に設けられかつX軸用
    サーボモータの駆動力によりX軸方向に水平移動する被
    削材セット用テーブル板と、上部支持台の前面に設けら
    れかつY軸用サーボモータの駆動力によりY軸方向に水
    平移動する水平移動板と、この水平移動板の前面に設け
    られかつZ軸用サーボモータの駆動力によりZ軸方向に
    垂直移動する垂直移動部材と、この垂直移動部材に設け
    られた主軸と、この主軸に回転可能に支持されかつ主軸
    に内蔵されたモータの駆動力により被削材セットを穴明
    けする交換可能な複数個のドリルと、前記各軸のサーボ
    モータとそれぞれ電気的に接続し、各サーボモータの回
    転を制御する制御装置とから成り、前記制御装置の中央
    演算処理装置には径の異なる各ドリルのZ軸下降送り速
    度をそれぞれ記憶した第1の記憶回路と、前記Z軸下降
    送り速度に対応してZ軸下降開始時刻検出用X軸、Y軸
    の指定座標に対するX軸、Y軸の残り移動量のしきい値
    Lをそれぞれ記憶した第2の記憶回路とをそれぞれ電気
    的に接続し、中央演算処理装置と電気的に接続する各ド
    リルのしきい値L判定回路は、前記第1及び第2の記憶
    回路の記憶信号に基づき、当該ドリルのしきい値Lを判
    定することを特徴とするプリント基板穴明け機。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、制御装置の中央演算
    処理装置にはしきい値L判定回路が判定した当該ドリル
    のしきい値を一旦記憶する第3の記憶回路が接続してい
    ることを特徴とするプリント基板穴明け機。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、垂直移動部材にはエ
    アシリンダを介して被削材セットを押え付けることがで
    きるプレッシャーフットが設けられていることを特徴と
    するプリント基板穴明け機。
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