JPH0719504A - 床暖房装置と温風式放熱機とによる暖房制御方法 - Google Patents
床暖房装置と温風式放熱機とによる暖房制御方法Info
- Publication number
- JPH0719504A JPH0719504A JP16291593A JP16291593A JPH0719504A JP H0719504 A JPH0719504 A JP H0719504A JP 16291593 A JP16291593 A JP 16291593A JP 16291593 A JP16291593 A JP 16291593A JP H0719504 A JPH0719504 A JP H0719504A
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- Japan
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- air conditioner
- floor heating
- input
- heating
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- Pending
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕１個の制御装置でエアコンと床暖房装置とを好
適に組み合わ酢個との可能な改良された暖房制御方法を
提供する。 〔構成〕１個の室温センサーで床暖房装置とエアコンを
組み合わせて運転する暖房制御方法において、上記室内
機における設定温度−室温の差（ΔＴ）によって、上記
エアコンの熱源機運転と床暖房装置への入力を行い、上
記床暖房装置への入力を（ΔＴ＋α）deg とし、上記エ
アコンの熱源機をΔＴで運転し、上記床暖房装置を上記
エアコンよりα分優先させる暖房制御方法である。
適に組み合わ酢個との可能な改良された暖房制御方法を
提供する。 〔構成〕１個の室温センサーで床暖房装置とエアコンを
組み合わせて運転する暖房制御方法において、上記室内
機における設定温度−室温の差（ΔＴ）によって、上記
エアコンの熱源機運転と床暖房装置への入力を行い、上
記床暖房装置への入力を（ΔＴ＋α）deg とし、上記エ
アコンの熱源機をΔＴで運転し、上記床暖房装置を上記
エアコンよりα分優先させる暖房制御方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は温水エアコンやヒートポ
ンプによる温風暖房と床暖房とを組み合わせて一つの居
住空間を暖房する場合の暖房制御方法に関するものであ
る。
ンプによる温風暖房と床暖房とを組み合わせて一つの居
住空間を暖房する場合の暖房制御方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来技術としてはエアコンの制
御装置と、これとは別の床暖房の制御装置を設けたもの
が知られており、夫々の制御装置によって別個に運転制
御をしていた。
御装置と、これとは別の床暖房の制御装置を設けたもの
が知られており、夫々の制御装置によって別個に運転制
御をしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の制
御法では、まず制御装置（コントローラ）が２個必要で
あるため経済的に不利であるばかりでなくそれぞえを別
個に操作しなければならないので繁雑である。更に、機
器の能力としては通常エアコンの方が床暖房装置よりも
遥かに大きいために、室温の上昇が急激で速い。従っ
て、床が暖まらないうちに室温が上昇してしまい、床暖
房装置の運転が停止してしまう。換言すれば、設定値−
室温の差をΔＴとした場合、床暖房入力は早くからΔＴ
に応じて小さくなってしまうため、床温が上昇するまで
に時間がかかる。
御法では、まず制御装置（コントローラ）が２個必要で
あるため経済的に不利であるばかりでなくそれぞえを別
個に操作しなければならないので繁雑である。更に、機
器の能力としては通常エアコンの方が床暖房装置よりも
遥かに大きいために、室温の上昇が急激で速い。従っ
て、床が暖まらないうちに室温が上昇してしまい、床暖
房装置の運転が停止してしまう。換言すれば、設定値−
室温の差をΔＴとした場合、床暖房入力は早くからΔＴ
に応じて小さくなってしまうため、床温が上昇するまで
に時間がかかる。
【０００４】このように、従来の方法ではエアコンと床
暖房装置とが好適に組み合わされず、逆に互いに干渉し
あってしまうことが経験されている。上記以外にも、定
常時に負荷が小さくなっていると、床暖房のほうが利用
者にとって快適であるのに、床暖房の運転が優先されな
い、といった不都合もあった。
暖房装置とが好適に組み合わされず、逆に互いに干渉し
あってしまうことが経験されている。上記以外にも、定
常時に負荷が小さくなっていると、床暖房のほうが利用
者にとって快適であるのに、床暖房の運転が優先されな
い、といった不都合もあった。
【０００５】この発明の目的は、上記欠点を払拭した改
善された暖房制御方法を提供することである。
善された暖房制御方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、１個の
室温センサーで床暖房装置とエアコンを組み合わせて運
転する暖房制御方法において、上記エアコンの室内機に
おいて設定温度−室温の差（ΔＴ）を検出して、上記エ
アコンの熱源機運転と床暖房装置への入力を行い、上記
床暖房装置への入力を（ΔＴ＋α）deg とし、上記エア
コンの熱源機をΔＴで運転し、上記床暖房装置を上記エ
アコンよりα分優先させることを特徴とする、床暖房装
置と温風式放熱機とによる暖房制御方法である。
室温センサーで床暖房装置とエアコンを組み合わせて運
転する暖房制御方法において、上記エアコンの室内機に
おいて設定温度−室温の差（ΔＴ）を検出して、上記エ
アコンの熱源機運転と床暖房装置への入力を行い、上記
床暖房装置への入力を（ΔＴ＋α）deg とし、上記エア
コンの熱源機をΔＴで運転し、上記床暖房装置を上記エ
アコンよりα分優先させることを特徴とする、床暖房装
置と温風式放熱機とによる暖房制御方法である。
【０００７】上記において、αの値を時間により暫時減
少させることが好ましい。
少させることが好ましい。
【０００８】
【作用】上記のように、立上がり時は床暖房とエアコン
ともに最大入力で運転し、室温が設定温度に接近するに
つれ、エアコンの入力を減少させ、床暖房入力は最大を
維持する。そして、室温が設定温度に近付けば、床暖房
の入力制御を行うのであるが、本発明においては、設定
温度の近傍でΔＴに応じた床暖房入力、即ち床温にする
ため、体感的には室温が多少ズレていても同一体感温度
となる。従って、エアコンは室温がこの床暖房の制御領
域を下回れば、暖房運転を開始する。また、上記制御領
域の上限近くでは暖房運転を停止すればよい。
ともに最大入力で運転し、室温が設定温度に接近するに
つれ、エアコンの入力を減少させ、床暖房入力は最大を
維持する。そして、室温が設定温度に近付けば、床暖房
の入力制御を行うのであるが、本発明においては、設定
温度の近傍でΔＴに応じた床暖房入力、即ち床温にする
ため、体感的には室温が多少ズレていても同一体感温度
となる。従って、エアコンは室温がこの床暖房の制御領
域を下回れば、暖房運転を開始する。また、上記制御領
域の上限近くでは暖房運転を停止すればよい。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１０】図１において、図示の暖房システム１０
は、床暖房と、温水エアコン、ファンコンベクタ等の温
風式放熱機との組み合わせで一つの空間を暖房するもの
であって、基本的には、エアコン１１、エアコン用遠隔
制御装置１２、室温検知装置１３、エアコン室内機１
４、そして上記エアコンに温水管結合された床暖房パネ
ル１５等を備えている。この構成自体は公知であるので
詳細な説明は省略する。さて、図２と図３において、立
上がり時は床暖房とエアコンともに最大入力で運転しす
る。そして、室温が設定温度に接近するにつれ、エアコ
ンの入力を絞り、床暖房入力を最大に維持する。室温が
設定温度に近付けば、床暖房の入力制御を行うのである
が、本発明においては、設定温度の近傍でΔＴに応じた
床暖房入力、即ち床温にするため、体感的には室温が多
少ズレていても同一体感温度となる。従って、エアコン
は室温がこの床暖房の制御領域を下回れば、暖房運転を
開始する。また、上記制御領域の上限近くでは暖房運転
を停止すればよい。
は、床暖房と、温水エアコン、ファンコンベクタ等の温
風式放熱機との組み合わせで一つの空間を暖房するもの
であって、基本的には、エアコン１１、エアコン用遠隔
制御装置１２、室温検知装置１３、エアコン室内機１
４、そして上記エアコンに温水管結合された床暖房パネ
ル１５等を備えている。この構成自体は公知であるので
詳細な説明は省略する。さて、図２と図３において、立
上がり時は床暖房とエアコンともに最大入力で運転しす
る。そして、室温が設定温度に接近するにつれ、エアコ
ンの入力を絞り、床暖房入力を最大に維持する。室温が
設定温度に近付けば、床暖房の入力制御を行うのである
が、本発明においては、設定温度の近傍でΔＴに応じた
床暖房入力、即ち床温にするため、体感的には室温が多
少ズレていても同一体感温度となる。従って、エアコン
は室温がこの床暖房の制御領域を下回れば、暖房運転を
開始する。また、上記制御領域の上限近くでは暖房運転
を停止すればよい。
【００１１】ここで、従来の場合、エアコンは室温検知
サーミスタを備えており、室内機で電気的に処理を行
い、ΔＴによって熱源機の運転・停止と、能力制御をお
こなっているが、本発明の場合も、ΔＴに対応する電圧
によって能力制御を行うのであるから、エアコン室内機
から床暖房装置にΔＴを入力してやれば、床暖房は能力
制御を行える。
サーミスタを備えており、室内機で電気的に処理を行
い、ΔＴによって熱源機の運転・停止と、能力制御をお
こなっているが、本発明の場合も、ΔＴに対応する電圧
によって能力制御を行うのであるから、エアコン室内機
から床暖房装置にΔＴを入力してやれば、床暖房は能力
制御を行える。
【００１２】また、床温度を最大速度で上昇させる為、
床暖房装置がエアコンと同じΔＴでは不可であって、そ
の為床暖房装置にはエアコンのΔＴよりも大きな数値、
例えば、ΔＴ＋α（好ましくは、α＝２）を入力してお
く。この場合、勿論上記とは逆に、床暖房装置の方をΔ
Ｔとし、エアコンの方をΔＴ−α（好ましくは、α＝
２）としてもよい。
床暖房装置がエアコンと同じΔＴでは不可であって、そ
の為床暖房装置にはエアコンのΔＴよりも大きな数値、
例えば、ΔＴ＋α（好ましくは、α＝２）を入力してお
く。この場合、勿論上記とは逆に、床暖房装置の方をΔ
Ｔとし、エアコンの方をΔＴ−α（好ましくは、α＝
２）としてもよい。
【００１３】上記の「ΔＴ＋α」のα＝２、即ち２deg
は床暖房能力制御に入る時点で決定してあるが、床暖房
能力制御領域とエアコンの制御領域は或る程度互いに重
複するところがあっても許容できる。しかし、よりキメ
の細かい制御を必要とする場合には、上記２deg の床暖
房優先を時間によって暫時減少させ、例えば１時間以内
に０．５deg とすればよい。
は床暖房能力制御に入る時点で決定してあるが、床暖房
能力制御領域とエアコンの制御領域は或る程度互いに重
複するところがあっても許容できる。しかし、よりキメ
の細かい制御を必要とする場合には、上記２deg の床暖
房優先を時間によって暫時減少させ、例えば１時間以内
に０．５deg とすればよい。
【００１４】なお、立上がり時にはエアコンをΔＴ＋
２、床暖房をΔＴ＋４とし、床温度が上昇するまではエ
アコンからの吹き出し空気の温度を上げることで体感温
度を補正することも可能である。
２、床暖房をΔＴ＋４とし、床温度が上昇するまではエ
アコンからの吹き出し空気の温度を上げることで体感温
度を補正することも可能である。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
１個の室温センサーで床暖房装置とエアコンを組み合わ
せて運転する暖房制御方法において、上記室内機におけ
る設定温度−室温の差（ΔＴ）によって、上記エアコン
の熱源機運転と床暖房装置への入力を行い、上記床暖房
装置への入力を（ΔＴ＋α）deg とし、上記エアコンの
熱源機をΔＴで運転し、上記床暖房装置を上記エアコン
よりα（好ましくはα＝２）分優先させることとしたの
で、１個の制御装置で対応できるため経済的あるばかり
でなく、操作を簡便にすることが出来、更に、エアコン
と床暖房との組み合わせを良好に維持することができ、
従来のように互いに干渉し合うといった欠点もない。
１個の室温センサーで床暖房装置とエアコンを組み合わ
せて運転する暖房制御方法において、上記室内機におけ
る設定温度−室温の差（ΔＴ）によって、上記エアコン
の熱源機運転と床暖房装置への入力を行い、上記床暖房
装置への入力を（ΔＴ＋α）deg とし、上記エアコンの
熱源機をΔＴで運転し、上記床暖房装置を上記エアコン
よりα（好ましくはα＝２）分優先させることとしたの
で、１個の制御装置で対応できるため経済的あるばかり
でなく、操作を簡便にすることが出来、更に、エアコン
と床暖房との組み合わせを良好に維持することができ、
従来のように互いに干渉し合うといった欠点もない。
【００１６】また、上記において、αの値を時間により
暫時減少させることにより、よりキメの細かな制御が達
成できるものである。
暫時減少させることにより、よりキメの細かな制御が達
成できるものである。
【図１】本発明に関わる床暖房装置と温風式放熱機とを
組み合わせた暖房システムの概略図である。
組み合わせた暖房システムの概略図である。
【図２】本発明の制御方法を示す説明図である。
【図３】本発明の制御方法による室温と床温との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
１０……暖房システム １１……エアコン １２……エアコン用遠隔制御装置 １３……室温検知装置 １４……エアコン室内機 １５……暖房パネル
Claims (2)
- 【請求項１】 １個の室温センサーで床暖房装置と温風
式放熱機（以下、エアコン）を組み合わせて運転する暖
房制御方法において、 上記エアコンの室内機にいて設定温度−室温の差（Δ
Ｔ）を検出して、上記エアコンの熱源機運転と床暖房装
置への入力を行い、上記床暖房装置への入力を（ΔＴ＋
α）deg とし、上記エアコンの熱源機をΔＴで運転し、
上記床暖房装置を上記エアコンよりα分優先させること
を特徴とする、床暖房装置とエアコンとによる暖房制御
方法。 - 【請求項２】 上記床暖房装置を上記エアコンよりα分
優先させる場合において、αの値を時間により暫時減少
させことを特徴とする請求項１の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16291593A JPH0719504A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 床暖房装置と温風式放熱機とによる暖房制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16291593A JPH0719504A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 床暖房装置と温風式放熱機とによる暖房制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719504A true JPH0719504A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15763651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16291593A Pending JPH0719504A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 床暖房装置と温風式放熱機とによる暖房制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719504A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16291593A patent/JPH0719504A/ja active Pending
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