JPH02183755A - 空気調和システム - Google Patents

空気調和システム

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JPH02183755A
JPH02183755A JP64000780A JP78089A JPH02183755A JP H02183755 A JPH02183755 A JP H02183755A JP 64000780 A JP64000780 A JP 64000780A JP 78089 A JP78089 A JP 78089A JP H02183755 A JPH02183755 A JP H02183755A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は室内の暖房或いは冷房を行うための空気調和
機の他、さらに室内空気を循環させるサーキュレータを
備えた空気調和システムに関するものである。
(従来の技術) 上記のような空気調和システムの従来例とじては、例え
ば実開昭58−196728号公報記載の装置を挙げる
ことができる。暖房機とサーキュレータとを有するその
装置においては、暖房機において加熱された暖気は上昇
して天井側の上層部に滞留することから、室内の上部と
下部との各空気温度を検出する温度センサをそれぞれ設
け、各温度センサでの検出温度差が基準温度差を超えた
時に上記サーキュレータ内の循環ファンを作動して上部
側の暖気を床面側へと循環させるようになされている。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記従来装置においては、暖房機とサーキュレ
ータとの運転操作は個別に行うものであるために、運転
開始時及び運転停止時にはそれぞれ運転スイッチの操作
を二度ずつ行う必要があり、この結果、充分に満足し得
る利用操作性が得られないという問題がある。また上記
において温度センサでの検出温度差が基準温度差を超え
ていることによって循環ファンの運転を所定の回転速度
で一義的に継続するようにした場合、当初は利用者に温
暖感を与える運転であっても、室温の上昇と共に暖気の
気流感が逆に不快感を誘うという問題もある。さらに上
記においては循環ファンの制御のために二個の温度セン
サを設ける必要があるために、充分なコストダウンが図
れないという問題もある。
この発明は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、利用操作性及び空調快適性を向上し得ると共に、さ
らにより安価に構成し得る空気調和システムを提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) そこで第1図に示しているように、この発明の第1請求
項記載の空気調和システムは、室内の暖房或いは冷房を
行うための熱#3を備えた空気調和機1と、この空気調
和機1から離れた箇所に据付けられると共に室内の空気
を循環させる循環ファン12を備えたサーキュレータ1
1と、上記空気調和機1の運転を制御する空調運転制御
装置21と、上記循環ファン12を作動して行う循環運
転を制御する循環運転制御装置31とを設けて成る空気
調和システムであって、4−記空気調和機lの運転に連
動して上記循環運転が行われるべく循環運転制御信号を
上記循環運転制御装置31に出力する循環運転制御信号
出力部33を上記空調運転制御装置21に設けている。
また第2請求項記載の空気調和システムは、上記第1請
求項記載の空気調和システムにおいて、上記サーキュレ
ータ11に室内の空気温度を検出する温度センサ32を
設けると共に、上記空気調和機1の運転開始時における
上記温度センサ32での初期検出温度を記憶する初期温
度記憶手段40を設け、上記空気調和機1の運転に伴っ
て変化していく室内空気に対する上記温度センサ32で
の検出温度と上記初期検出温度との温度差が第1基準温
度差を超えた時に上記循環ファン12の作動を第1回転
速度で開始する一方、上記温度差が上記第1基準温度差
よりも大きな第2基準温度差を超えた時に上記循環ファ
ン12を上記第1回転速度よりも小さな第2回転速度に
変更する制御を上記循環運転制御装置31が行う。
(作用) ト記第1請求項記載の空気調和システムにおいては、サ
ーキュレータ11の運転を空気調和機1の運転に連動さ
せる循環運転制御信号が、空調運転制御装置21から循
環運転制御装置31に出力される構成であり、この結果
、例えば利用者による空気調和機1の運転スイッチ操作
のみでサーキュレータ11側の循環運転も空気調和機1
の運転に合わせて自動的に開始、或いは停止させること
ができるので、利用操作性が向上する。
また上記第2請求項記載の空気調和システムにおいて、
例えば空気調和機1側で暖房運転を行う場合を例に挙げ
て説明すると、空気調和機lの暖房運転開始時における
温度センサ32での初期検出温度とその後の上記温度セ
ンサ32での検出温度との温度差が第1基準温度差より
も小さい場合、すなわち暖房運転開始直後等において室
内が充分な暖気状態となっていない間は循環ファン12
は停止状態に維持され、これにより循環運転を行った場
合の気流感が逆に冷感となるようなコールドドラフトが
防止される。そして上記温度差が第1基準温度差を超え
たときに循環運転が開始されることによって温暖感が与
えられ、さらに上記温度差が第2基準温度差を超えた時
には循環ファン12の回転速度を低速にする変更がなさ
れることによって、不快感を誘うような暖気の気流感が
抑えられ、これにより快適な暖房状態を与えることがで
きる。またこのような制御は、上記温度センサ32での
初期検出温度を記憶してこの初期検出温度とその後の上
記温度センサ32での検出温度との温度差に基づいて行
うので、−個の温度センサ32で構成でき、したがって
従来装置に比べてより安価に構成することができる。
(実施例) 次にこの発明の空気調和システムの具体的な実施例につ
いて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず第2図には空調室の縦断面模式図を示しており、図
のように、この空調室の一壁面には、セパレート形空気
調和mlの床置き形室内機2が据付けられている。この
室内機2内には、室内熱交換器(熱源)3、室内ファン
4が内装されており、室内ファン4を作動することによ
って、前面パネルの底部側に形成されている吸込口5を
通して室内空気が機内に吸込まれ、そして上記室内熱交
換器3内での凝縮冷媒との熱交換(暖房運転時)、或い
は蒸発冷媒との熱交換(冷房運転時)によって、それぞ
れ温風、冷風となされて、上部側の吹出口6から室内へ
と吹出される。なお同図において、7は、上記空気調和
機1の室外機を示しており、この室外機7は上記室内機
2と冷媒配管8によって接続され、内部には、圧縮機、
室外熱交換器、室外ファン(図示せず)等が設けられて
いる。
一方、上記室内機2の据付壁面に対向する壁面には壁掛
は形のサーキュレータ11が据付けられている。このサ
ーキュレータ11には循環ファン12が内装されると共
に、前面及び上面に吸込口13が、また前面底部側に吹
出口14がそれぞれ形成されており、上記循環ファン1
2を作動することによって、上記1吸込口13を通して
室内における天井面側の上層空気が機内に吸込まれ、そ
して上記吹出口14から、この吹出口14に設けられて
いる風向制御板(以下、フラップと言う)15の設定角
度に応じた方向で室内に吹出される。
第3図には、上記のように空気調和機1とサーキュレー
タ11とから成る空気調和システムの運転制御系統図を
示している。同図において、21は、上記室内機2に内
装されている空調運転制御装置であり、この空調運転制
御装置21には、運転スイッチ22と冷暖切換スイッチ
23と希望室温を設定するための温度設定スイッチ24
とを有する空調運転操作用リモコン25が接続され、ま
た機内への吸込空気の温度を室温として検出する室温セ
ンサ26がさらに接続されている。上記運転スイッチ2
2が叶であり、かつ上記室温センサ26での検出室温が
温度設定スイッチ24での設定温度に達していない場合
に、上記空調運転制御装置21から室外機7に上記冷暖
切換スイッチ23の切換位置に応じて暖房或いは冷房の
運転指令が出力され、これにより室外機7の圧縮機27
、室外ファン28が運転されると共に、室内ファン4が
作動されて暖房或いは冷房の空調運転が行われる。
一方、上記サーキュレータ11には、内部の循環ファン
12とフラップ15とを作動して室内空気を循環させる
Vk環運転の制御を行う循環運転制御装置31が内装さ
れると共に、この循環運転制御装置31に室内の上層部
側の空気温度を検出する温度センサ32が接続されてい
る。そしてこの循環運転制御装置31は、上記温度セン
サ32での検出温度と共に、上記空調運転制御装置21
から送信されてくる循環運転制御信号に基づいて上記循
環運転を制御するようになされている。すなわち上記空
調運転制御装置21には、運転スイッチ22の利用者に
よる0N10FF操作に応じた空調運転に合わせて、上
記V&環運転の開始及び停止を行うための起動信号と停
止信号とをそれぞれ循環運転制御信号として発生する循
環運転制御信号出力部33が設けられ、また上記循環運
転制御装置31に上記各循環運転制御信号を受信する制
御信号受信部34が設けられている。また空調運転は検
出室温を設定室温に略維持するように制御され、このた
め例えば暖房運転時には、検出室温が設定室温を超えた
サー七〇FF時の運転の停止と、検出室温が設定室温以
下となったサーモON時の運転とが交互に繰返される訳
であるが、上記循環運転制御信号出力部33ではサーモ
ON時にサー七ON信号を発生し、これを循環運転制御
信号として上記制御信号受信部34に送信するようにも
なされている。
次に上記構成の空気調和システムにおいて、便宜上、空
気調和機lで暖房運転を行う場合の作動状態について説
明する。
運転スイッチ22が利用者によってON操作されること
によって、前記圧縮機27の運転が開始され、室内熱交
換器3が凝縮器として作用する冷媒循環がなされて、室
内機2の吹出口6から温風が吹出される。この温風は、
上記吹出口6に設けられている風向制御板9によって、
暖房運転時には室内の中心側へと向かう方向に吹出され
るが、室内空気との温度差によって浮力が作用するため
に充分に遠方までは達せずに上昇していく。したがって
上記室内機2から離れた場所に位置する人には充分な温
暖感、速暖感が得られないものとなるため、天井面側の
空気を床面側に循環させるサーキュレータを室内機2に
対向する壁面に設けて温風を循環させ、これにより室内
の全体に渡る温暖感、速暖感の向上を図るようになされ
る訳であるが、このようなサーキュレータ側での循環運
転は、上記装置においては、空気調和機1側からの上記
各循環制御信号に基づいて行われる。第4図にはサーキ
ュレータ11の循環ファン12とフラップ15との作動
を制御する上記循環運転制御装置31での制御フローチ
ャートを示しており、以下、同図を参照して循環運転の
制御について説明する。
なお上記循環ファン12はその回転速度を高速側(以下
、H設定と言う)と低速側(以下、L設定と言う)との
二段階に切換えて循環風量の変更を行い得る構成、また
フラップ15はその吹出方向が、上側と下側との二方向
に切換え得る構成とした例を挙げて説明する。上記フラ
ップ15を上側とした設定では、サーキュレータ11の
吹出口14からの吹出風は、室内の中心方向に向かう傾
斜方向となり、これにより人に直接的に吹出風を当てる
ような吹出方向となる。一方、上記フラップ15を下側
とした設定においては、上記傾斜方向よりもやや下側に
向けて吹出す吹出方向となり、吹出風は床面に当たった
後に床面に沿って室内の中心方向へと向かう気流となる
第4図のステップS1は、空気調和機lの運転の開始と
略同時に発生される上記起動信号の有無を判別するステ
ップであり、この信号が入力されるまでは、循環ファン
12を停止して運転停止状態とするステップS2と、上
記ステップS1での起動信号の入力待ち状態の繰返し処
理が継続される。
そして上記起動信号が空調運転制御装置21から送信さ
れてきた時に、上記ステップSLから、初期温度記憶手
段40を構成するステップS3に移行し、このステップ
S3において、この時の前記温度センサ32での検出温
度の読込みを行い、この温度を初期温度Tsとして記憶
すると共に、ステ・ンプS4において、上記初期温度T
sに第1基準温度差ΔTl (但しΔTl>O)、第2
基準温度差ΔT2 (但しΔT2>ΔTl)をそれぞれ
加えて第1基準温度Tl(=Ts+ΔTl)、第2基準
温度T2(=Ts+ΔT2)を算出する。
次のステップS5は上記空調運転制御装置21からの停
止信号の有無を判別するステップであり、この信号が入
力されるまで、すなわち上記運転スイッチ22が叶F操
作されて、暖房運転が停止されるまでは、空気調和機1
側での暖房運転と共に、サーキュレータ11に対しては
、ステップ36以下の制御が行われる。
まずステップS6は、上記温度センサ32での検出温度
Tを再度読込むステップであり、この検出温度Tは、ス
テップS7において上記第1基準温度T1と、またステ
ップS8において上記第2基準温度T2とそれぞれ比較
される。そして上記検出温度Tが第1基準温度T1より
も低い場合には、ステップS9において循環ファン12
を停止した運転停止状態にする処理が行われる。また−
ト記検出温度Tが第1基準温度TIと第2基準温度T2
との間であるときには、ステップS8からステップSI
Oに移行して、前記した空調運転制御袋W21からのサ
ーモON信号の有無を判別する。サーモON信号ありの
場合、すなわち暖房運転が行われている場合には、続い
てステップSllにおいて、上記検出温度Tから前回の
読込み温度(−回目は上記初期温度Ts)を引いた温度
差ΔTが0以上、すなわち暖房運転の継続によって室温
が上昇過程にあるか否かを判別し、上記ΔTが0以上の
場合には、ステップSL2においてフラップ15を前記
した上側設定にして循環ファン12を前記H設定で運転
する。一方、上記温度差ΔTが負、すなわち室温が1!
!温過程にある場合、及び上記ステップSIOにおいて
サー七〇N信号なしの判別がなされた場合には、ステッ
プS13においてフラップ15を上側設定にして循環フ
ァン12を前記り設定で運転する。またステップS8に
おいて検出温度Tが第2基準温度T2以上であることが
判別された場合には、ステップS14においてフラップ
15を下側設定にして循環ファン12をL設定で運転す
る。
上記各ステップS9.512 、S13 、S14から
はそれぞれステップS5に戻る処理が行われ、したがっ
て以降はステップS6でその後に所定のサンプリング時
間毎に逐次読込まれていく検出温度Tの変化に応じて、
上記各ステップS9、S12、S13、S14での制御
が適宜選択されてサーキュレータ11側の循環運転が、
空気調和機l側の運転と共に継続される。
第5図には上記制御結果の一例におけるタイミングチャ
ートを示している。同図のように、運転スイッチ22が
ON操作されることによって空気調和機1での暖房運転
が開始されると共に、この運転開始時の温度センサ32
での検出温度が初期温度Tsとして読込まれ、またこの
TSよりも第1基準温度差ΔT1高い温度、また第2基
準温度差ΔT2高い温度がそれぞれ第1基準温度T1、
第2基準温度T2としてそれぞれ求められる。そして上
記暖房運転の継続によって、上記温度センサ32での検
出温度Tは徐々に上昇していく訳であるが、この検出温
度′rが上記第1基準温度T1に達するまで(!!J1
間1)は、第4図においてステップS7からステップS
9を経る処理が継続され、したがってサーキュレータl
l側は第5図に示すように循環ファン12を停止した運
転停止状態に維持される。
その後、上記検出温度Tを超えた段階で、第4図におい
てステップS7、S8.510 、 Sll 、512
を経る処理に切換ねり、この結果、第5図のように、フ
ラップ15を上側設定にし、循環ファン12をI(設定
にした運転が開始され、この運転は上記検出温度Tが第
2基準温度T2に達するまで継続される(期間■)。
そして上記検出温度Tが第2基準温度T2を超えると、
第4図においてステップS8からステップS14を経る
処理に切換わり、第5図のように、フラップ15を下側
設定にし、循環ファン12をし設定にした運転に変更さ
れる(期間■)。
上記の制御によれば、空気調和機1側での起動後に室内
機2からの吹出温度がある程度の温風状態となって室内
上層部の空気温度が上昇するまではサーキュレータ11
側の運転の停止状態を維持し、これにより起動時のコー
ルドドラフトを防止する。そしてサーキュレータ11か
ら温風の吹出しを行える状態となった時に、室内の中心
方向に向かう吹出方向にすると共に、循環ファン12の
運転を高速回転数で開始し、これにより人に直接温風を
当て、人の周辺を象、速に暖めるようにする。
その後、室温が設定温度近くに達すると、吹出方向を人
の足元方向へと向けると共に、上記循環ファン12の回
転数を低下させ、人に直接吹出風が当たることや気流域
による不快感を防止しながら循環運転を継続する。この
ように、起動時のコールドドラフトを生じさせることな
く、速暖感の向上させ得る循環運転を行うと共に、さら
に気流感による不快感を防止し得る循環運転に自動的に
切換わるようになされている。
なお第5図において上記期間■以降も、空気調和機l側
のサーモ0N10FFの切換わりと、この切換わりに応
じて変化する上記検出温度Tの変化に応じた第4図に従
う制御が継続され、これにより暖房感を損なうことなく
、また気流感による不快感を防止した循環運転が継続さ
れ、そして第5図に示しているように、運転スイッチ2
2のOFF操作によって暖房運転が停止されると略同時
にサーキュレータ11側の運転も自動的に停止される。
なお空調運転制御装置21からの循環運転制御装置31
への循環運転制御信号の送信は、ワイヤードとワイヤレ
スとのいずれの方式にても実施することができる。また
上記実施例においては、空気調和機1側で暖房運転を行
う場合を例に挙げて説明したが、冷房運転を行う場合に
おいても、この運転に連動してサーキュレータ11側の
運転が自動的に行われるように構成することで、利用操
作性の向上と空調快適性の向上とを図ることが可能とな
る。また上記実施例では運転スイッチ22の0N10F
F操作の間の空気調和機1例の運転状態にサーキュレー
タ11側の運転を連動させる構成としたが、各サーモO
N時に初期温度をそれぞれ記憶させ、サーモON期間に
おける空気調和機1側の実質的な運転期間毎にサーキュ
レータ11の運転を連動させる構成とすることも可能で
ある。また上記実施例においては、床置き形の室内機を
有するセパレート形空気調和機lを設けた場合について
説明したが、その他の形式の空気調和機を採用した空調
システムにおいてこの発明の適用が可能である。
(発明の効果) 上記のようにこの発明の第1請求項記載の空気調和シス
テムにおいては、サーキュレータの運転を制御する循環
運転制御装置に、循環運転制御信号が空調運転制御装置
から出力され、この結果、例えば利用者による空気調和
機の運転スイノヂ操作のみでサーキュレータ側の循環運
転も空気調和機の運転に合わせて自動的に開始、或いは
停止させることができるので、利用操作性が向上する。
また第2請求項記載の空気調和システムにおいては、例
えば空気調和機側での暖房運転開始時のコールドドラフ
トや充分な暖気状態での気流感による不快感を抑えた運
転状態に制御されるので、空調快適性が向上する。また
このような制御が一個の温度センサを用いた構成で行い
得るので、従来装置に比べてより安価に構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の空調システムの機能ブロック図、第
2図はこの発明の一実施例における空調システムの配置
構成を示す空調室の縦断面模式図、第3図は上記空調シ
ステムの運転制御系統図、第4図は上記空調システムに
おける循環運転制御装置での制御フローチャート、第5
図は上記空調システムにおける制御結果の一例を示すタ
イミングチャートである。 l・・・空気調和機、3・・・室内熱交換器(熱源)、
11・・サーキュレータ、12・・・循環ファン、21
・・・空調運転制御装置、31・・・循環運転制御装置
、32・・・温度センサ、33・・・循環運転制御信号
出力部、40・・・初期温度記憶手段。 特許出願人       ダイキン工業株式会社第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、室内の暖房或いは冷房を行うための熱源(3)を備
    えた空気調和機(1)と、この空気調和機(1)から離
    れた箇所に据付けられると共に室内の空気を循環させる
    循環ファン(12)を備えたサーキュレータ(11)と
    、上記空気調和機(1)の運転を制御する空調運転制御
    装置(21)と、上記循環ファン(12)を作動して行
    う循環運転を制御する循環運転制御装置(31)とを設
    けて成る空気調和システムであって、上記空気調和機(
    1)の運転に連動して上記循環運転が行われるべく循環
    運転制御信号を上記循環運転制御装置(31)に出力す
    る循環運転制御信号出力部(33)を上記空調運転制御
    装置(21)に設けていることを特徴とする空気調和シ
    ステム。 2、上記サーキュレータ(11)に室内の空気温度を検
    出する温度センサ(32)を設けると共に、上記空気調
    和機(1)の運転開始時における上記温度センサ(32
    )での初期検出温度を記憶する初期温度記憶手段(40
    )を設け、上記空気調和機(1)の運転に伴って変化し
    ていく室内空気に対する上記温度センサ(32)での検
    出温度と上記初期検出温度との温度差が第1基準温度差
    を超えた時に上記循環ファン(12)の作動を第1回転
    速度で開始する一方、上記温度差が上記第1基準温度差
    よりも大きな第2基準温度差を超えた時に上記循環ファ
    ン(12)を上記第1回転速度よりも小さな第2回転速
    度に変更する制御を上記循環運転制御装置(31)が行
    うことを特徴とする第1請求項記載の空気調和システム
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