JPH0719499B2 - キーボード用配線板の接点形成方法 - Google Patents

キーボード用配線板の接点形成方法

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JPH0719499B2
JPH0719499B2 JP4342883A JP34288392A JPH0719499B2 JP H0719499 B2 JPH0719499 B2 JP H0719499B2 JP 4342883 A JP4342883 A JP 4342883A JP 34288392 A JP34288392 A JP 34288392A JP H0719499 B2 JPH0719499 B2 JP H0719499B2
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keyboard
wiring board
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武美 三浦
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/04Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding the conductive material being removed mechanically, e.g. by punching
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/4007Surface contacts, e.g. bumps

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Contacts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属箔によってキーボ
ード用配線板の接点を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にメンブレンタイプのキーボード
(フラットキーボード)は、その構造が簡単で堅牢かつ
安価なために、電気機器等の操作キー部に広く用いられ
ている。図1は、キーボードの従来構造例を示すもの
で、上部回路板1と下部回路板2との間に、複数の孔3
aを有するスペーサ3が挟持され、両回路板1,2の対
向面に孔3aを介して接触させられる接点4が設けら
れ、上部回路板1の上に化粧パネル5が、また下部回路
板2の下に支持板6が配設されて一体化されたものであ
る。
【0003】そして化粧パネル5を押すことにより、両
接点4を接触させて両回路板1,2上の電気回路(図示
略)を短絡することにより電気信号を得ようとするもの
である。
【0004】なお、前記両回路板1,2、スペーサ3、
化粧パネル5等は例えばポリエステル,ポリカーボネー
ト等のプラスチックフィルム,シートからなり、これら
の間に接着剤を塗布して硬化させることによって全体の
一体化がなされる。図中符号7は接着剤層である。
【0005】ところで、前記接点4は、図1に示すよう
に、両回路板1,2の対向面に盛り上げた形状として、
上下間隙を狭めた状態に設定することが望ましいため、
接点4の形成方法として、例えば銀を主成分とするイン
クを、印刷によって盛り上げた状態に付着させておい
て、該インクの部分を他の電気回路とともにあるいは単
独で焼成するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インクを印刷
によって盛り上げ焼成する方法であると、 盛り上げ量がインクの粘度によって左右されるので、
インクの粘度管理を十分なものとすることが必要である
が、この管理が困難で印刷のかすれ、切れ等の不具合が
生じ易い。 インク焼成時の熱によってプラスチックフィルム等に
熱変形等が生じ易い。 インク焼成時の時間がかかり生産性が悪い。 インクの価格が高い。 等の問題点が残される。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、接点部分の印刷による形成を省略して安価なアルミ
箔等によって構成することを可能とし、プラスチックフ
ィルムの熱変形を低減するとともに生産の合理化を図る
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明では、導体箔の下面に接着剤層を設けて
なる積層材を、フィルムベースの上面に配しておいて、
スタンピングダイを押し下げてその刃部で導体箔を型抜
きしながら、該型抜き部分をフィルムベースの上面に押
し付けて接着させるとともに、型抜きされた導体箔の縁
部をフィルムベースにくい込ませた状態とした後、接着
剤層を硬化させるキーボード用配線板の接点形成方法を
採用している。
【0009】
【作用】スタンピングダイの刃部で導体箔を型抜きする
と、積層材の一部が他の部分から切り取られる。この型
抜き部分をフィルムベースの上面に押し付けると、接着
剤層の部分がフィルムベースに接着した状態となり、さ
らにスタンピングダイの刃部を押し付けることによっ
て、型抜きされた導体箔の縁部がフィルムベースにくい
込んだ状態となって、接点のずれ止めがなされる。その
後、接着剤層が硬化することによって、全体の一体化が
図られ、また、型抜きされた導体箔は盛り上がった形状
となる。
【0010】
【実施例】図2および図3は、本発明に係るキーボード
用配線板の接点形成方法によって形成されたキーボード
用配線板及び接点部分の例を示している。
【0011】本発明に係るキーボード用配線板において
も、図2に示すように、上部回路板8と下部回路板9と
の間にスペーサ3を挟持するとともに、これらの上下両
側に必要に応じて化粧パネル5および支持板6を貼着し
た積層構造であるが、図3に示すように、接点10の部
分が、図1の従来技術構造例と著しく相違するものであ
る。
【0012】すなわち、接点10となる部分は、両回路
板8,9のフィルムベース11の対向面に、金属箔を型
抜きした状態の導体箔12と、その上に付着させた導電
性被膜13とを一体に設け、かつ、導体箔12の縁部を
フィルムベース11にくい込ませた状態としたものであ
る。
【0013】このような構造の接点10を形成する具体
的方法について説明すると、フィルムベース11は、従
来技術で説明したように、ポリエステル等のプラスチッ
クフィルムが使用され、導体箔12は、例えば厚さ12
μmないし18μmの導電性の良好なアルミ箔等の金属
箔が使用され、導電性被膜13は、例えば10μmない
し15μmの厚さにカーボンインクを予め金属箔上に焼
成付着させておいたものが使用される。なお、両回路板
8,9の対向面に、接点10とともに設けられる電気回
路導体は、導体箔12等によって構成される。
【0014】これらの構成材を使用して、図4に示すよ
うな方法で接点10が形成される。かかる接点10の形
成には、いわゆるダイスタンプ法が適用される。
【0015】図2の下半分の接点10を形成する場合を
例にとって説明する。フィルムベース11の上面とスタ
ンピングダイ14の下面との間に、導体箔12の上下面
に導電性被膜13と接着剤層7とを設けてなる積層材1
5を配しておいて、スタンピングダイ14を図4の矢印
のように押し下げて、スタンピングダイ14の刃部16
で、積層材15を型抜きしながら、フィルムベース11
の上面に押し付けて接着させるとともに、型抜きされた
導体箔12の縁部を、図3に示すように、フィルムベー
ス11にくい込ませた状態にする。
【0016】この場合において、スタンピングダイ14
の温度を高くすること等によって、接着剤7を加熱して
硬化させ、図3に示すような接点10および図示を略し
た電気回路導体を得るのである。
【0017】このような方法で接点10を形成すると、
図4に矢印で示す一つの工程、つまり、スタンピングダ
イ14で積層材15を型抜きしながら、フィルムベース
11の上面に押し付けて接着させる一工程で、接点10
が形成されることになり、製造工程の短縮と単純化とが
図られる。
【0018】そして、形成された接点10の部分は、図
3に示すように、型抜きを行なうことによって、導体箔
12の縁部がフィルムベース11にくい込んだ状態とな
って、ずれ止めがなされることにより固定強度が向上す
るものとなる。かつ、接点10厚さ(突出厚さ)は、積
層材15の厚さに基づいて一様に設定され、大きさ、形
状についても安定したものが得られる。
【0019】また、図3に示すように接点10を搭載し
た状態の下部回路板9を、同様の方法で接点10を搭載
した上部回路板8と組み合わせて、これらの一体化によ
ってキーボードが構成されることは勿論であるが、組み
合わせ方法は、従来例及び図1に準じて行なわれる。
【0020】なお、一実施例では導体箔12および導電
性被膜13をカーボンインク付アルミ箔等としたが、は
んだメッキ付銅箔、金メッキ付銅箔、カーボンインク付
銅箔、カーボンインク付ニッケル箔等の素材を使用する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るキーボード用配線板の接点
形成方法は、導体箔の下面に接着剤層を設けてなる積層
材を、スタンピングダイを押し下げることにより、その
刃部で導体箔を型抜きしながら、該型抜き部分をフィル
ムベースの上面に押し付けて接着させるようにしている
ので、以下に述べる効果を奏する。 (a)一方向にスタンピングダイを押し下げる工程によ
って、接点が形成されるため、従来技術例の銀を主成分
とするインクによる印刷方法と比較して、製造工程の短
縮及び単純化を図ることができる。 (b)金属箔の利用によりその厚さの安定性に基づき、
インクの盛り上げ量に左右される従来技術例と比較し
て、接点の突出量及び突出形状を安定して得ることがで
きる。 (c)金属箔によって接点を構成することに基づいて、
卑金属等の安価な材料を適用し得ることと、前記(a)
とにより大量生産やコストダウンを達成することができ
る。 (d)型抜きされた導体箔の縁部をフィルムベースにく
い込ませた状態とすることにより、接点の強度向上を図
ることができる。 (e)型抜き部分をフィルムベースに接着剤層の硬化に
よって一体化するものであるから、接着剤層硬化のため
の加熱を簡単なものとして、インク焼成を必要とする従
来技術例と比較して、プラスチックフィルム等への熱影
響及び変形を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 キーボードの従来構造例を示す正断面図であ
る。
【図2】 本発明に係るキーボード用配線板の接点形成
方法によって形成されたキーボードの一実施例を示す正
断面図である。
【図3】 図2の鎖線III 部分の拡大断面図である。
【図4】 本発明に係るキーボード用配線板の接点形成
方法の接点形成例の説明図である。
【符号の説明】
3……スペーサ、3a……孔、7……接着剤層、8……
上部回路板、9……下部回路板、10……接点、11…
…フィルムベース、12……導体箔、13……導電性被
膜、14……スタンピングダイ、15……積層材、16
……刃部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体箔(12)の下面に接着剤層(7)
    を設けてなる積層材(15)を、フィルムベース(1
    1)の上面に配しておいて、スタンピングダイ(14)
    を押し下げてその刃部(16)で導体箔(12)を型抜
    きしながら、該型抜き部分をフィルムベース(11)の
    上面に押し付けて接着させるとともに、型抜きされた導
    体箔(12)の縁部をフィルムベース(11)にくい込
    ませた状態とした後、接着剤層(7)を硬化させること
    を特徴とするキーボード用配線板の接点形成方法。
JP4342883A 1992-12-22 1992-12-22 キーボード用配線板の接点形成方法 Expired - Lifetime JPH0719499B2 (ja)

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