JPH07194596A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH07194596A
JPH07194596A JP5350565A JP35056593A JPH07194596A JP H07194596 A JPH07194596 A JP H07194596A JP 5350565 A JP5350565 A JP 5350565A JP 35056593 A JP35056593 A JP 35056593A JP H07194596 A JPH07194596 A JP H07194596A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、子画像による親画像のケ
ラレを防止する。 【構成】 メモリコントローラ25により圧縮されRA
M23に記憶された子画像データをD/Aコンバータ2
4で、輝度、色差信号にアナログ信号に戻し、親/子画
面切り換えスイッチ26に出力する。メモリコントロー
ラ25には、KH,KV,OH,OVの各親子映像信号
の水平、垂直同期信号は入力される。メモリコントロー
ラ25は、この各同期信号を内部に具備されたPLL回
路とループフィルタを用い位相をロックさせ、RAM2
3のデータ読み出しおよび書き込み制御と、親/子画面
切り換えスイッチ26のスイッチ切り換えを行う。そし
て、子画面の表示位置は、上記操作によりRAM23の
読み出しを制御するだけで、親画面の任意の位置に移動
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を体内組織に照
射し、超音波の持つ組織の音響インピーダンスの境界面
で反射する特性を利用し、体内の組織断層画像を得る超
音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波を体内組織に照射し、超音
波の持つ組織の音響インピーダンスの境界面で反射する
特性を利用し、体内の組織断層画像を得る超音波診断に
おいては、公知の細径超音波プローブを公知の内視鏡の
鉗子チャネルより挿入して超音波診断をするといった手
技が広まりつつある。
【0003】従来は、超音波診断する際に観察部位の内
視鏡像を見る場合、超音波画像用のモニタと内視鏡用の
モニタの2つの表示手段を設けたり、また、2つの画像
を1つのモニタで観察するためには、民生品のモニタで
は公知のモニタ画面内に他の画像を子画面表示可能なモ
ニタ(以降PIPモニタ)を使用するか、または、高価
な放送用機器を用いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、民生用
のPIPモニタは、図13に示すように、例えば胃31
の検査で、親画面32に超音波像、子画面33に内視鏡
像といった親子画面表示を行ったとき、子画面33を表
示する位置が変更できないことによって場合によって
は、超音波像の関心領域ROI34が子画面33によっ
て見えなくなってしまうといった不具合がでてしまう。
【0005】また、高価な放送用機器を使用すれば、子
画面33の表示位置は変更可能であるが、術者が内視鏡
および超音波プローブを操作しながら、なお放送用機器
を操作するといったことは術者への負担を増加させ、そ
の結果診断時間が増加するといった不具合が発生してし
まう。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、超音波画像と他の画像とを親子画像として表示す
ると共に、簡単な構成により、子画像による親画像のケ
ラレを防止することのできる超音波診断装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】体内に超音波
を送受し、体内の断層像を超音波画像として表示する超
音波診断装置において、前記超音波画像の映像信号を含
む複数の映像信号を入力する入力手段と、前記複数の映
像信号の少なくとも1つの映像信号を縮小し縮小画像を
生成する信号処理手段と、前記信号処理手段で生成され
た前記縮小画像の映像信号を、前記縮小画像を生成した
前記映像信号と異なる前記複数の映像信号の中の他の1
つの映像信号に挿入し合成映像信号を生成する挿入手段
と、前記挿入手段が生成した合成映像信号に基づいて、
前記縮小画像が挿入された合成画像を表示する表示手段
と、前記表示手段が表示した前記合成画像の前記縮小画
像の挿入位置を設定する設定手段とを備え、前記設定手
段で前記合成画像の前記縮小画像の挿入位置を設定し
て、前記表示手段が表示することで、簡単な構成によ
り、子画像による親画像のケラレを防止することを可能
とする。
【0008】
【実施例】図1乃至図6は第1実施例に係わり、図1は
信号処理装置構成を示す構成図、図2は図1の信号処理
装置より生成される画像の概念構成を示す概念図、図3
は図1の信号処理装置を備えた超音波診断装置の外観を
示す外観図、図4は図1のRAMに取り込まれる映像信
号を説明する説明図、図5は図1の信号処理装置により
生成される親子画像での子画像の挿入位置を説明する説
明図、図6は図1による具体的な画像の表示例を説明す
る説明図である。
【0009】本実施例では、図2に示すように、親画面
を4つの領域、すなわち第1領域1a,第2領域1b,
第3領域1c,第4領域1dに分割し、内視鏡画像2を
子画面とし、内視鏡画像2を第1領域1a,第2領域1
b,第3領域1c,第4領域1dのいずれかの領域に表
示させることのできる超音波診断装置である(図2の場
合は第4領域に内視鏡画像2を表示させている)。
【0010】具体的な本実施例の超音波診断装置の構成
は、図3に示すように、図示しない内視鏡及び超音波プ
ローブが接続され、内視鏡像の映像信号及び超音波像の
映像信号を信号処理する信号処理装置11と、信号処理
装置11により信号処理された超音波画像及び内視鏡画
像を表示するモニタ装置12とから構成され、信号処理
装置11の操作パネル11aには、後述する処理を指示
するための回転スイッチ13、キースイッチ14及びジ
ョイスティック15が設けられ、さらにはフットスイッ
チ16が接続されている。
【0011】前記信号処理装置11では、図1に示すよ
うに、例えば内視鏡像を子画像とした子画面映像信号
(例えばY,R−Y,B−Y信号)が、A/Dコンバー
タ21と同期分離回路22に入力される。そして、A/
Dコンバータ21の出力データは、RAM23(例えば
デュアルポートDRAM)に出力される。RAM23の
制御端子には、メモリコントローラ25の制御信号が出
力されるようになっており、このメモリコントローラ2
5の制御信号に基づき、RAM23ではA/Dコンバー
タ21の出力であるデジタル画像データを圧縮画像とし
て記憶する。そして、メモリコントローラ25の制御信
号に基づき、RAM23に記憶された圧縮子画面画像デ
ータが、D/Aコンバータ24でアナログ信号に変換さ
れ、親/子画面切り換えスイッチ26(例えば公知のビ
デオSW)に出力されるようになっている。
【0012】同期分離回路22では、入力された子画面
映像信号より垂直同期信号KH及び水平同期信号KVを
分離しメモリコントローラ25に出力する。
【0013】一方、例えば超音波像を親画像とした親画
画面映像信号(例えばY,R−Y,B−Y信号)は、同
期分離回路27及び親/子画面切り換えスイッチ26に
出力され、同期分離回路27では、入力された子画面映
像信号より垂直同期信号OH及び水平同期信号OVを分
離しメモリコントローラ25に出力する。
【0014】る。の同期分離回路2、7からの垂直K
H,OH、水平同期信号KV,OVは、メモリコントロ
ーラ5に入力される。
【0015】また子画面表示位置を切り換える子画面表
示位置切り換え信号が、上記の回転スイッチ13、キー
スイッチ14及びジョイスティック15あるいはフット
スイッチ16(図3参照)からメモリコントローラ25
に入力され、メモリーコントローラ5からは親子画面切
り換え信号が親/子画面切り換えスイッチ26が入力さ
れるようになっている。
【0016】このように構成された超音波診断装置の作
用について説明する。
【0017】子画面映像信号は、同期分離回路22によ
って水平同期信号KH、垂直同期信号KVが子画面映像
信号の輝度信号(Y信号)から分離される。同時に子画
面の輝度、色差信号は、A/Dコンバータ21でアナロ
グ/デジタル変換され、RAM23に入力される。この
際、RAM23に取り込まれる映像信号の範囲は、図4
の斜線の範囲であり、この取り込み範囲の制御は、メモ
リコントローラ25に入力されるKH,KV信号を基に
A/Dコンバータ21を動作させているクロックをカウ
ントすることで取り込みを実施している。
【0018】図4の例では、子画面取り込み範囲をKH
の立ち下がりから例えば88CLK カウントした領域から
を水平方向の取り込み始点とし、512CLK をRAM2
3に格納し、KVの立ち下がりから3Hカウントした領
域を取り込み始点とし、240Hを3Hおきに間びいて
RAM23に格納することで、3Hに1ラインの間隔で
メモリに書き込んでいく(なお、例えば、1CLK =64
0fH 1fH=15.74kHz 1H=63.5μSEC で
ある)。
【0019】このようなタイミングで、書き込んだデー
タを例えば、垂直方向で3Hおきにデータを書き込み、
連続して読み出すと、RAM23から出力されるデータ
は、子画面映像信号としてモニタ表示される画像の、垂
直に1/3に圧縮された画面になる。
【0020】なお、水平方向は、読み出しにおいて約1
/3の間隔(240fH)をクロックとして読み出しを実
施することで水平方向の圧縮を実施している。
【0021】この圧縮され記憶された子画像データをD
/Aコンバータ24で、輝度、色差信号にアナログ信号
に戻し、親/子画面切り換えスイッチ26に出力され
る。
【0022】一方、同期分離回路27では、親画面映像
信号の水平同期信号OH、垂直同期信号OVが分離され
ており、その結果、メモリコントローラ25には、K
H,KV,OH,OVの各親子映像信号の水平、垂直同
期信号は入力される。
【0023】メモリコントローラ25は、この各同期信
号を内部に具備された図示しない公知のPLL回路とル
ープフィルタを用い、位相をロックさせ、RAM23の
データ読み出しおよび書き込み制御と、親/子画面切り
換えスイッチ26のスイッチ切り換えを行う。
【0024】そして、子画面の表示位置は、上記操作に
よりRAM23の読み出しを制御するだけで、親画面の
任意の位置に移動可能となり、例えば図5に示すよう
に、4つの領域に子画面が表示される。この領域の選択
は、メモリコントローラ25に入力される子画面表示位
置切り換え信号で実施される。各領域中に出力される画
面は、図5に示すクロックと走査線の番号の位置に表示
される。
【0025】具体的な親子画像を図6に示す。図6は、
例えば胃31の超音波画像を親画面32、そのときの内
視鏡画像を子画面33とした、親子画面表示像の子画面
を第4領域(図4参照)に移動した例である。
【0026】図6に示すように、子画面を第4領域に移
動することによって、親画面32である超音波画面の関
心領域(ROI)34の表示を子画面33が妨げること
を防いでいる。
【0027】従って、本実施例の超音波診断装置によれ
ば、回転スイッチ13、キースイッチ14及びジョイス
ティック15あるいはフットスイッチ16等からの子画
面表示位置切り換え信号を入力し、信号処理回路11が
子画像の表示位置を簡単に移動させることで、子画面の
表示位置を子画像による親画像のケラレを防止すること
ができ、親画像の関心領域が子画像により邪魔されない
ので、確実な診断が可能となる。
【0028】なお、第1実施例では、親画像を超音波画
像とし子画像を内視鏡画像としたが、これに限らず、親
画像内視鏡画像とし子画像超音波画像としてもよく、さ
らには内視鏡画像を用いずに、例えば過去に撮影した同
一患者の超音波画像を録画したビデオ画像を用いてもよ
く、関心領域の時間的変化が把握でき、診断が容易にな
るといった効果が期待できる。
【0029】次に第2実施例について説明する。図7乃
至図12は第2実施例に係わり、図7は領域判定回路の
構成を示す構成図、図8は図7の領域輝度判定回路の構
成を示す回路図、図9は図7の領域判定回路で処理され
る親画像としての内視鏡画像を説明する説明図、図10
は図7の領域判定回路で処理される親画像としての超音
波画像を説明する説明図、図11は図8の領域輝度判定
回路の各信号のタイミングを示すタイミング図、図12
は図8の判定回路の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【0030】第2実施例は、第1実施例が子画面表示位
置を回転スイッチ13、キースイッチ14及びジョイス
ティック15あるいはフットスイッチ16等により術者
が指示するのに対して子画像の表示位置を自動的に判定
する領域判定手段を設けた点が第1実施例と異なるだけ
であるので、異なる構成のみ説明し、第1実施例と同一
な構成には同じ符号を付け説明は省略する。
【0031】第2実施例の超音波診断装置では、図7に
示すような領域判定回路を備えており、この領域判定回
路では、図示しない超音波プローブからのECHO信号
は、検波回路41に入力される。検波回路41で復調さ
れたECHO信号は、LOGAMP42で対数圧縮さ
れ、A/Dコンバータ43に入力されデジタルデータに
変換され(本実施例では8ビットデータ)、変換された
デジタルデータはVRAM44に入力される。VRAM
44の書き込み・読み出しアドレスは、アドレス発生回
路45で発生される。
【0032】アドレス発生回路45には、図示しない公
知の超音波内視鏡に具備されたエンコーダからの回転基
準信号(ラジアル走査の場合通常Z相)と、回転角度信
号(ラジアル走査の場合通常A相)と、テレビ信号発生
回路46からの水平同期信号HDと、垂直同期信号VD
と入力される。
【0033】VRAM44の出力(本実施例では8ビッ
トデータ)には、D/Aコンバータ47が接続され、D
/Aコンバータ47の出力(本実施例ではアナログの復
合映像後)は、モニタ12に接続される。
【0034】VRAM44の出力(本実施例では8ビッ
トデータ)は、画面の各領域の任意の輝度より高い画素
数を計数し、子画面の挿入領域を判定する領域輝度判定
回路48に出力される。この領域輝度判定回路48は、
キーボードまたは超音波診断装置に具備された指示スイ
ッチからの親子画面切り換え指示信号(O/K信号)を
入力すると共に、制御回路50から子画面の表示領域を
判定するためのRANGE信号、計数値をクリアするC
LR信号および計数値をラッチするLatch信号を入
力し、子画面の挿入領域を判定する。判定された領域
は、DET信号として図示はしないが第1実施例のメモ
リコントローラ25に出力される。
【0035】メモリコントローラ25では、第1実施例
の子画面表示位置切り換え信号の代わりとしてDET信
号を入力し、DET信号する。そして、メモリコントロ
ーラ25は、DET信号により判定された領域に子画像
を挿入し、その後は第1実施例と同様に、親/子画像切
り換えスイッチ26を介して親子画像をモニタ12に表
示する(図1参照)。
【0036】領域輝度判定回路48は、図8に示すよう
に、計数すべきある任意の輝度以上の画素を選択するし
きい値回路61(本実施例では、上位読み出された8ビ
ットの画素データ中、上位4ビットを抽出しORする構
成を記載しているが、公知のコンバレータ回路等、しき
い値を決定できる回路ならば何でもよい)と、しきい値
を越える画素のカウントをする各領域用に割り振られた
カウンタ62,63,64,65と、各カウンタ62〜
65が各領域でカウントして得られたデータをLatc
h信号をもとに記憶するレジスタ66,67,68,6
9と、各レジスタ66〜69の記憶データを判定し、親
子の切り換え信号を受けて、親画面としている画像の種
類(超音波像OR内視鏡画像)を判定し、後述する処理
に沿って子画面の挿入する領域を判定する判定回路70
(公知のマグニチュードコンバレータとPLDの組み合
わせやマイクロコンピュータ等どのような構成でもよ
い)が接続されている。
【0037】このように構成された第2実施例の作用に
ついて説明する。
【0038】本実施例は、親画面に挿入する子画面の位
置設定を超音波観測装置本体が、自動的に行い、術者の
操作を必要としない例である。
【0039】術者が親画面に内視鏡像を設定した場合、
内視鏡画像は図9に示すように、画面の右部分に内視鏡
像80が映し出され、残りの部分は患者ID、名前、時
間等の情報が映し出されるデータ表示部81となってい
るのが一般的である。患者ID等は、診断時における情
報としては術者にとって関心の薄い情報であり、内視鏡
診断中の術者の関心は、一般的に画面右部分の内視鏡像
80に集中する。
【0040】仮に、内視鏡像80の関心領域ROIが画
面の左の部分に表示されても、内視鏡の図示しないアン
グルを操作するだけで、関心領域ROIを右の部分に移
動して表示する。
【0041】一方、術者が親画面に超音波像を設定した
場合、通常内視鏡に比べて超音波内視鏡は、その操作が
難しく一旦表示された関心領域ROIを画面上の任意の
位置に移動させることは容易ではない。また一般的に、
超音波診断においては、粘膜面のある限られた部分の層
構造を観察する等超音波像の関心領域ROIは画面のあ
る限られた領域に限定されることが多い。
【0042】すなわち、超音波画面に内視鏡像を子画面
表示する場合、現在表示されている超音波画面のどの部
分が関心領域ROIであるか判断して、子画面挿入位置
を決定すると親画面の関心領域ROIが子画面の表示で
見えなくなるといった不具合の解消になると考えられ
る。
【0043】そこで、超音波画像の輝度の高い部分が集
合している場合、その領域に関心領域ROIが存在する
確率が高い、裏を返せば子画面挿入に最も適した領域
は、高い輝度の分布が最も低い領域であることを利用し
て子画面の、親画面への挿入を術者の操作がなく自動で
行う。
【0044】つまり、超音波の断層像はモニタ一杯に表
示されるのではなく、図10に示すようなフォーマット
で映し出される。
【0045】そこで、超音波の断層像を、図10に示さ
れるように、4つの領域に分割して(RANGE1〜
4)、その各領域の任意のしきい値レベルを越える画素
の数をカウントする。
【0046】図7及び図8において、VRAM44から
領域輝度判定回路48に画素の輝度レベルデータ(本実
施例では8ビット)の上位の4ビットデータが入力され
る。上位の4ビットデータは、領域輝度判定回路48の
しきい値回路61(本実施例では4入力ORで構成され
る)でしきい値を越えるデータが入力されたとき、HI
GHのデータが入力される。
【0047】同時に制御回路50は、水平同期信号OH
垂直同期信号OVを基準とし、上記4ビットデータがど
の領域のデータであるか判定し、領域輝度判定回路48
の後段のカウンタ62〜65のET信号を操作し、各カ
ウンタを切り換える信号RANGE1〜4がカウンタ6
2〜65に入力される。なお、各信号のタイミングを図
11に示す。
【0048】各領域において、カウンタ62〜65で画
素のカウントが実施され、最終的に制御回路50から入
力される垂直同期信号OVの立ち上がりに同期したLA
TCH信号で、カウンタ62〜65のカウンタの最終カ
ウント値を、レジスタ66〜69に蓄える。記憶された
データ(DATA1〜4)はその後、親と子の切り換え
信号により、使用している親画面が超音波画像であるこ
とを確認し、判定回路70から最もレジスタに蓄えられ
たデータの小さい領域を判定する。判定された領域はD
ET信号として、第1実施例のメモリコントローラ25
に入力され、子画面の挿入領域が自動的に切り換えられ
る。
【0049】判定回路70による具体的な処理の流れ
は、図12に示すように、ステップS1で親子画面切り
換え指示信号により親画像が超音波画像であるか内視鏡
画像であるかを判断し、超音波画像ならばステップS2
に、内視鏡画像ならばステップS3に進む。
【0050】ステップS3では、内視鏡を親画面にした
場合、第1または第4の領域に子画面(例えば超音波
像)を挿入するDET信号をメモリコントローラ25に
出力し処理を終了する。
【0051】ステップS2では、親画像である超音波画
像の各領域の輝度を積算し、ステップS4で最も輝度の
低い領域を判定し、ステップS5で最も輝度の低い領域
に子画面(例えば内視鏡像)を挿入するDET信号をメ
モリコントローラ25に出力し処理を終了する。
【0052】このように第2実施例によれば、第1実施
例の効果に加え、術者が子画面の表示位置を設定するこ
となく最適な位置に子画面を自動的に表示することがで
きるので、特別な操作を必要とせずに、常に子画面の表
示位置を子画像による親画像のケラレを防止することが
できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したよう日本発明の超音波診断
装置によれば、設定手段で合成画像の縮小画像の挿入位
置を設定して前記表示手段に合成画像を表示するので、
簡単な構成により、子画像による親画像のケラレを防止
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る信号処理装置構成を示す構成
【図2】図1の信号処理装置より生成される画像の概念
構成を示す概念図
【図3】図1の信号処理装置を備えた超音波診断装置の
外観を示す外観図
【図4】図1のRAMに取り込まれる映像信号を説明す
る説明図
【図5】図1の信号処理装置により生成される親子画像
での子画像の挿入位置を説明する説明図
【図6】図1による具体的な画像の表示例を説明する説
明図
【図7】第2実施例に係る領域判定回路の構成を示す構
成図
【図8】図7の領域輝度判定回路の構成を示す回路図
【図9】図7の領域判定回路で処理される親画像として
の内視鏡画像を説明する説明図
【図10】図7の領域判定回路で処理される親画像とし
ての超音波画像を説明する説明図
【図11】図8の領域輝度判定回路の各信号のタイミン
グを示すタイミング図
【図12】図8の判定回路の処理の流れを示すフローチ
ャート
【図13】従来の超音波診断装置による親子画像を説明
する説明図
【符号の説明】
11…信号処理装置 11a…操作パネル 12…モニタ装置 13…回転スイッチ 14…キースイッチ 15…ジョイスティック 21…A/Dコンバータ 22…同期分離回路 23…RAM 24…D/Aコンバータ 25…メモリコントローラ 26…親/子画面切り換えスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に超音波を送受し、体内の断層像を
    超音波画像として表示する超音波診断装置において、 前記超音波画像の映像信号を含む複数の映像信号を入力
    する入力手段と、 前記複数の映像信号の少なくとも1つの映像信号を縮小
    し縮小画像を生成する信号処理手段と、 前記信号処理手段で生成された前記縮小画像の映像信号
    を、前記縮小画像を生成した前記映像信号と異なる前記
    複数の映像信号の中の他の1つの映像信号に挿入し合成
    映像信号を生成する挿入手段と、 前記挿入手段が生成した合成映像信号に基づいて、前記
    縮小画像が挿入された合成画像を表示する表示手段と、 前記表示手段が表示した前記合成画像の前記縮小画像の
    挿入位置を設定する設定手段とを備えたことを特徴とす
    る超音波診断装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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