JPH07193559A - サイクリック通信装置 - Google Patents

サイクリック通信装置

Info

Publication number
JPH07193559A
JPH07193559A JP33238593A JP33238593A JPH07193559A JP H07193559 A JPH07193559 A JP H07193559A JP 33238593 A JP33238593 A JP 33238593A JP 33238593 A JP33238593 A JP 33238593A JP H07193559 A JPH07193559 A JP H07193559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
unit
storage unit
table storage
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33238593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3215763B2 (ja
Inventor
Masahiro Tokunaga
昌弘 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP33238593A priority Critical patent/JP3215763B2/ja
Publication of JPH07193559A publication Critical patent/JPH07193559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3215763B2 publication Critical patent/JP3215763B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データフレームのサイクリック間隔とノイズ
の発生周期とがほぼ一致するような状況においても、正
しい情報を伝達し得て正常な通信が可能なサイクリック
通信装置の提供を目的とする。 【構成】 ドアユニット (送信側の装置)2に送信すべ
き複数の情報がそれぞれ異なるビットに予め割り付けら
れた複数のテーブルを記憶した第1のビットテーブル記
憶部(202) を備え、ボディユニット (受信側の装置) 1
にそれと同一内容の第2のビットテーブル記憶部(102)
を備え、ドアユニット2から情報を送信する場合に、同
一の情報が異なるビットに予め割り付けられた複数のテ
ーブル一つずつ使用して反復的に送信し、ボディユニッ
ト1えは受信したビット列をそれぞれ対応するテーブル
の内容と照合して情報を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサイクリック通信装置、
即ち同一のデータフレームを反復して送信することによ
り、ノイズの影響を受け難くした通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のエレクトロニクス化が進
んでエンジン制御、ブレーキ制御、あるいは四輪操舵等
の操舵系をも含めた自動車としての基本的な制御が電子
制御化されると共に、窓の開閉制御、ワイパの制御、更
にはエアコンディショナ, オーディオ装置等も統一的に
制御するような方向に進みつつある。具体的には、従来
は種々のアクチュエータ、たとえばモータ, リレー等へ
の制御中枢からの制御信号の送信及び各種センサから制
御中枢への検出信号の送信を個別のワイヤハーネスによ
り個々に行なっていたのを、所謂車内LAN による多重通
信を利用したデータ通信により行なうようになってい
る。これは、環境汚染対策, 省エネルギーの面から車両
重量を軽減する社会的要求があり、そのために車内LAN
を利用してワイヤハーネスの重量削減及び省資源化を図
るために手法が採られている。
【0003】ところで、自動車内でのデータ通信に際し
ては、自動車そのものが電子的ノイズの発生源を多く内
包していることと、データエラーに起因して誤動作が発
生した場合には人命に直結することとから、ノイズ対策
が重要な課題となる。
【0004】このような観点から、所謂サイクリック通
信と称される通信方法が自動車内のデータ通信に採用さ
れることが多い。サイクリック通信とは、同一のデータ
フレームを反復して送信する通信手法である。従来は、
アクチュエータとしてのモータを連続的に駆動する場
合、最初にモータの駆動を開始させる信号を送信して、
その後にモータを停止させる信号を送信するような方法
が採られていた。このような手法では信号にエラーが含
まれていれば確実に誤動作を惹起することになる。しか
しサイクリック通信では、モータを駆動させる信号を連
続的に送信することによりその間はモータを駆動させ、
モータを駆動させる必要がない場合にはモータを停止さ
せる信号を連続的に反復して送信する。このようなサイ
クリック通信では、瞬間的なノイズに起因して一つのデ
ータフレームにデータエラーが発生しても反復して送信
されている他のデータフレームが正常であれば全体とし
てはアクチュエータは正常に駆動されて結果的に誤動作
が回避される。但しこの場合、サイクリック間隔、即ち
データフレームの送信間隔がモータ, リレー等のアクチ
ュエータの作動遅れ時間よりも短い必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
サイクリック通信では、たとえばエンジンの点火系等で
発生する周期的なノイズとデータフレームの送信間隔と
が一致する場合には複数のデータフレームに亙って連続
的に同一の部分にエラーが発生する可能性があり、アク
チュエータの誤動作を招来することになる。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、サイクリック通信の実施に際して、データ
フレームのサイクリック間隔とノイズの発生周期とがほ
ぼ一致するような状況においても、正しい情報を伝達し
得て正常な通信が可能であり、従ってアクチュエータの
誤動作を回避し得るサイクリック通信装置の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサイクリッ
ク通信装置は、端的には、送信側の装置に送信すべき複
数の情報がそれぞれ異なるビットに予め割り付けられた
複数のテーブルを記憶したビットテーブル記憶部を、受
信側の装置にそれと同一内容のビットテーブル記憶部を
それぞれ備えている。
【0008】また本発明に係るサイクリック通信装置
は、予め設定された順序で複数のテーブルを一つずつ順
次的に選択して使用するように、または送信側の装置に
乱数発生部を備え、発生された乱数に従ってテーブルの
使用順序を決定して一つずつ順次的に使用すると共にテ
ーブルを識別するコードを送信するように構成されてい
る。
【0009】更に本発明に係るサイクリック通信装置
は、上述のそれぞれの構成に加えて、送信側の装置には
少なくとも一つのスイッチが接続され、そのオン/オフ
情報を取り込むように構成され、また受信側の装置には
少なくとも一つの負荷が接続され、その駆動を制御する
ように構成されている。
【0010】
【作用】本発明に係るサイクリック通信装置では、送信
側の装置から情報を送信する場合に、同一の情報が異な
るビットに予め割り付けられた複数のテーブルから一つ
が選択され、選択されたテーブルに従って送信すべき情
報に対応するビットに値が設定された送信用のデータ列
が生成されて反復送信される。受信側の装置では、受信
したビット列が対応するテーブルの内容と照合されて情
報が取り出される。
【0011】また本発明に係るサイクリック通信装置で
は、予め設定された順序で複数のテーブルが一つずつ順
次的に選択され、選択されたテーブルに従って送信側の
装置から送信され、受信側の装置でも送信側の装置と同
一の順序でテーブルが使用される。また、乱数発生によ
り送信側の装置で決定された順序で各テーブルが識別コ
ードが付加されて順次送信側の装置から送信され、受信
側の装置では識別コードに従ってテーブルが使用され
る。
【0012】更に本発明に係るサイクリック通信装置で
は、送信側の装置に接続されているスイッチのオン/オ
フ情報が取り込まれて上述のいずれかの手法で送信され
る。受信側の装置では接続されている付加を受信結果に
従って駆動するか否かの制御が行なわれる。
【0013】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。図1は本発明のサイクリック通信装置の
適用対象としての一般的な自動車(普通乗用車)の模式
的平面図を示している。
【0014】なお、本発明のサイクリック通信装置で
は、NRZ(Non Return to Zero) 方式を採用しており、ビ
ットの値が”1”(2値信号の”H”レベル)であれば
対応するアクチュエータ (モータ) の作動を意味し、”
0”(2値信号の”L”レベル)であれば非作動を意味
する。換言すれば、ビットの値が”1”であれば対応す
るアクチュエータ (モータ) が所定時間にわたって作動
するように制御され、”0”であれば作動しないように
制御される。従って、あるスイッチが継続してオン状態
にされていればそれに対応するアクチュエータを駆動さ
せる信号が反復して発生され、そのスイッチがオン状態
からオフ状態になればそれに対応するアクチュエータを
非作動状態にする信号が発生される。
【0015】図1において、参照符号FRは前席右窓 (通
常は運転席窓) を、FLは前席左窓を、RRは後席右窓を、
RLは後席左窓をそれぞれ示している。また、MRは右側サ
イドミラーを、MLは左側サイドミラーをそれぞれ示して
いる。
【0016】図1においては、前席右窓FRを備えた前席
右側のドアが開いた状態の断面が示されており、運転者
が各窓の開閉, 両サイドミラーの角度調整等を操作する
ためのドアユニット2が組み込まれている。また、車室
中央の所謂コンソールボックスには、運転者及び同乗者
が各前席右窓FR以外の各窓 (前席左窓FL, 後席右窓RR,
後席左窓RL) の開閉, 左側サイドミラーMLの角度調整等
を奏するためのボディユニット1が備えられている。な
お、両ユニット1と2との間は多重伝送線3で接続され
ている。
【0017】図2は本発明のサイクリック通信装置の一
実施例のボディユニット1及びドアユニット2に接続さ
れる各スイッチ及びアクチュエータの一例を示す模式図
である。ボディユニット1には、前席左窓FLを開閉 (ア
ップ・ダウン) させるモータMFL,後席右窓RRを開閉させ
るモータMRR,後席左窓RLを開閉させるモータMRL,前席左
窓FLを閉じる (アップさせる) ためのスイッチSFLUP,前
席左窓FLを開く (ダウンさせる) ためのスイッチSFLDN,
後席右窓RRを閉じる (アップさせる) ためのスイッチSR
RUP,後席右窓RRを開く (ダウンさせる) ためのスイッチ
SRRDN, 後席左窓RLを閉じる (アップさせる) ためのス
イッチSRLUP,後席左窓RLを開く (ダウンさせる) ための
スイッチSRLDN,左側サイドミラーMLを上下動させるモー
タMMLUD,左側サイドミラーMLを左右動させるモータMMLR
L が接続されている。
【0018】ドアユニット2には、前席右窓FRを開閉さ
せるモータMFR,前席右窓FRを閉じるためのスイッチSFRU
P,前席右窓FRを開くためのスイッチSFRDN,前席左窓FLを
閉じるためのスイッチSFLUP,前席左窓FLを開くためのス
イッチSFLDN,後席右窓RRを閉じるためのスイッチSRRUP,
後席右窓RRを開くためのスイッチSRRDN,後席左窓RLを閉
じるためのスイッチSRLUP,後席左窓RLを開くためのスイ
ッチSRLDN,サイドミラーMR, MLを上方向へ移動させるた
めのスイッチSMUP, サイドミラーMR, MLを下方向へ移動
させるためのスイッチSMDN, サイドミラーMR, MLを左方
向へ移動させるためのスイッチSML,サイドミラーMR, ML
を右方向へ移動させるためのスイッチSMR,サイドミラー
MR, MLを選択するためのスイッチSMSEL,右側サイドミラ
ーMRを上下動させるモータMMRUD,右側サイドミラーMRを
左右動させるモータMMRRL,パワーウィンドをロックする
ためのスイッチSPWLOCK が接続されている。
【0019】なお、上述の各スイッチは押圧操作した場
合にのみオンし、それぞれが接続するボディユニット1
及びドアユニット2に信号が入力される。
【0020】図3はボディユニット1及びドアユニット
2の内部構成の一例を示すブロック図である。ボディユ
ニット1, ドアユニット2は共に、通信回路(11, 21),
負荷駆動回路(12, 22), スイッチ入力回路(13, 23)及び
マイクロコンピュータ(100,200)にて構成されている。
【0021】具体的には、ボディユニット1は、通信回
路11, 負荷駆動回路12, スイッチ入力回路13及びマイク
ロコンピュータ100 にて構成されている。負荷駆動回路
12には前述の図2に示されているような種々のモータが
接続されており、またスイッチ入力回路13には前述の図
2に示されているような種々のスイッチが接続されてい
る。また、ドアユニット2は、通信回路21, 負荷駆動回
路22, スイッチ入力回路23及びマイクロコンピュータ20
0 にて構成されている。負荷駆動回路22には前述の図2
に示されているような種々のモータが接続されており、
またスイッチ入力回路23には前述の図2に示されている
ような種々のスイッチが接続されている。そして、両通
信回路11と21とは多重伝送線3で接続されている。
【0022】ボディユニット1のマイクロコンピュータ
100 は更に、制御部101,第2のビットテーブル記憶部10
2,識別データ読み出し部103,データ読み出し部104 及び
受信データ組み立て部105 にて構成されている。また、
ドアユニット2のマイクロコンピュータ200 は更に、制
御部201,第1のビットテーブル記憶部202,乱数発生部20
3 及び送信データ組み立て部204 にて構成されている。
【0023】ボディユニット1の通信回路11とドアユニ
ット2の通信回路21とは後述する如き本発明のサイクリ
ック通信装置により通信を行なう。ドアユニット2のス
イッチ入力回路23は、ドアユニット2に接続している前
述の各スイッチからのオン信号の入力を所定時間間隔で
受け付け、マイクロコンピュータ200 の制御部201 に与
える。負荷駆動回路22は、ドアユニット2に接続してい
る前述の各モータを、制御部201 から与えられる制御信
号に従って所定時間にわたって駆動する。ビットテーブ
ル記憶部202 は後述する如きビットテーブルを記憶して
いる。乱数発生部203 は適宜に乱数を発生しており、送
信データ組み立て部204 に与えている。
【0024】従って、ドアユニット2の制御部201 は、
スイッチ入力回路23からオン信号が入力した場合にそれ
がドアユニット2に接続しているモータを駆動すること
を指示する場合には負荷駆動回路22を制御して該当する
モータを所定時間にわたって駆動する。このため、同一
のスイッチからのオン信号が連続して発生している場合
には該当するモータが連続的に駆動される。また、制御
部201 は、スイッチ入力回路23からオン信号が入力した
場合にそれがボディユニット1に接続しているモータを
駆動することを指示する場合にはボディユニット1へ送
信すべきデータを送信データ組み立て部204 に与える。
【0025】ドアユニット2の送信データ組み立て部20
4 はボディユニット1へ送信すべき8ビットのデータフ
レームを組み立てて通信回路21へ出力する。本実施例で
は、送信データ組み立て部204 はボディユニット1へ送
信すべきデータを反復して送信する。具体的には、上述
のようにしてボディユニット1に与えるべきデータが制
御部201 から与えられた場合、送信データ組み立て部20
4 は、たとえば4種類のビットテーブルをビットテーブ
ル記憶部202 から所定の順序で読み出して、あるいは乱
数発生部203 が発生する乱数に対応するビットテーブル
を順次ビットテーブル記憶部202 から読み出し、各ビッ
トテーブルの内容に従って6ビットの送信データを組み
立て、この6ビットのデータの上位側に更にいずれのビ
ットテーブルを使用したかを識別するための2ビットの
識別データを付加して8ビットのデータフレームを組み
立てて通信回路21に与える。
【0026】ドアユニット2の通信回路21は、送信デー
タ組み立て部204 から8ビットのデータフレームが周期
的に反復して与えられるので、それらを多重伝送線3を
介してボディユニット1へ送信する。
【0027】ボディユニット1のスイッチ入力回路13
は、ボディユニット1に接続している前述の各スイッチ
からのオン信号の入力を受け付け、マイクロコンピュー
タ100の制御部101 に与える。負荷駆動回路12は、ボデ
ィユニット1に接続している前述の各モータを、制御部
101 から与えられる制御信号に従って所定時間にわたっ
て駆動するように制御する。ビットテーブル記憶部102
は前述した如きドアユニット2のビットテーブル記憶部
202 と同一内容のビットテーブルを記憶している。識別
データ読み出し部103 は通信回路11がドアユニット2か
ら受信したデータフレーム中の上位側2ビットの識別デ
ータを読み出して受信データ組み立て部105 に与える。
データ読み出し部104 は通信回路11がドアユニット2か
ら受信したデータフレーム中の下位側6ビットのデータ
を読み出して受信データ組み立て部105 に与える。
【0028】従って、ボディユニット1の制御部101
は、スイッチ入力回路13からオン信号が入力した場合に
それはボディユニット1に接続しているモータを駆動す
ることを指示するので、負荷駆動回路12を制御して該当
するモータを所定時間にわたって駆動する。このため、
同一のスイッチからのオン信号が連続してボディユニッ
ト1の制御部101 に受信されている場合には該当するモ
ータが連続的に駆動される。
【0029】受信データ組み立て部105 には、ボディユ
ニット1が受信した8ビットのデータフレームの内の上
位側の2ビットが識別データ読み出し部103 から、下位
側の6ビットがデータ読み出し部104 からそれぞれ与え
られる。受信データ組み立て部105 は、まず識別データ
読み出し部103 から与えられる2ビットの識別データに
従ってビットテーブル記憶部102 からビットテーブルを
読み出し、このテーブルとデータ読み出し部104 から与
えられる6ビットのデータとを対照することにより、ド
アユニット2から送信された本来の信号を認識して制御
部101 に与える。なお、前述の如く、ドアユニット2は
周期的にデータを送信するので、ボディユニット1側で
は受信データ組み立て部105 がそれを順次認識する。
【0030】受信データ組み立て部105 は上述のように
して認識した結果を制御部101 に与える。制御部101 で
は上述のようにしてデータ読み出し部104 から与えられ
た認識結果に従って負荷駆動回路12を制御することによ
り、ボディユニット1に接続されているモータの内のド
アユニット2のスイッチ入力回路23に入力されたオン信
号に対応するモータを所定時間にわたって駆動する。
【0031】図4は本発明のサイクリック通信装置によ
りドアユニット2とボディユニット1との間で送受信さ
れるデータフレームの構成を示す模式図である。本発明
のサイクリック通信装置で送受信されるデータフレーム
は所定ビット数以上の”H”レベルが連続した後に1ビ
ットの”L”レベルのスタートビットで開始され、続く
2ビット(ビット0,1)が後述する4種類のビットテ
ーブルのいずれを使用しているかを識別するための識別
コードに割り当てられ、以降の6ビット(ビット2〜
7)がデータである。
【0032】図5はビット0と1とで構成される識別コ
ードの4通りの値に対してボディユニット1のビットテ
ーブル記憶部102 とドアユニット2のビットテーブル記
憶部202 とに格納されている同一の4種類のビットテー
ブルのいずれが選択されるかを示す一覧表であり、図6
はボディユニット1のビットテーブル記憶部102 とドア
ユニット2のビットテーブル記憶部202 とに格納されて
いる同一内容のビットテーブルの具体的な内容の一例を
示す一覧表である。
【0033】図6に示されているように、ビットテーブ
ルにはテーブル1〜4までの4種類が予め設定されてい
る。たとえば、テーブル1のビット2が”1”であれば
前席左窓FLを閉じさせる(アップさせる)ことを示し、
この場合には前席左窓FLが閉じる方向へモータMFLが回
転するように制御される。以下、同様にテーブル1のビ
ット3が”1”であれば後席右窓RRを閉じさせることを
示し、ビット4が”1”であれば後席左窓RLを閉じさせ
ることを示し、ビット5が”1”であれば前席左窓FLを
開かせる(ダウンさせる)ことを示し、ビット6が”
1”であれば後席右窓RRを開かせることを示し、ビット
7が”1”であれば後席左窓RLを開かせることを示す。
【0034】換言すれば、テーブル1を使用してドアユ
ニット2からボディユニット1へ通信を行なう場合、ド
アユニット2の送信データ組み立て部204 は識別コード
を”00”にし、この際に前席左窓FLをアップすると共に
後席右窓RRをダウンすることが制御部201 から指示され
ていれば、送信データ組み立て部204 はテーブル1の6
ビットのデータを”100010”にし、全体として”001000
10”という8ビットのデータフレームを生成して通信回
路21へ与える。
【0035】上述と同様の情報をたとえばテーブル3を
使用して通信する場合には、送信データ組み立て部204
は識別コードを”10”に、データを”011000”にし、全
体として”10011000”という8ビットのデータフレーム
を生成する。
【0036】ところで、ビットテーブル記憶部202 及び
ビットテーブル記憶部102 に記憶されている4種類のテ
ーブルの同一ビット、たとえばビット2には、テーブル
1では前述の如く前席左窓FLのアップを、テーブル2で
は後席左窓RLのアップを、テーブル3では後席右窓RRの
アップを、テーブル4では後席右窓RRのダウンをそれぞ
れが”1”である場合に示すように割り付けられてお
り、同一の情報が割り付けられないようになっている。
他のビット3乃至7に関しても同様に、同一の情報が割
り付けられないようになっている。
【0037】上述のような4種類のテーブルをどのよう
に組み合わせて通信を行なうかは、以下の二通りの手法
が考えられる。
【0038】第1の手法は、予め組み合わせの順序を決
定しておく手法である。たとえば、テーブル1,2,
3,4の順に反復して使用して送信する。この場合に
は、送信側と受信側とでテーブルの使用順を予め定めて
おけば、たとえば8ビット全てが”1”というような現
実には意味のないデータフレームを通信開始の合図とし
て送信し、それ以降に予め定められている順にテーブル
を使用して送信することにより、識別コードを不要にす
ることが可能になる。従って、第1の手法を採る場合
は、識別コードの2ビットを削除した6ビットでデータ
フレームを構成するか、あるいは8ビットの全てをデー
タとして使用することが可能になる。
【0039】第2の手法は、送信側で乱数により使用す
るテーブルを決定する手法である。この場合には識別コ
ードは必要不可欠になる。
【0040】以上のような本発明のサイクリック通信装
置の動作について、以下に説明する。まず、たとえば開
いている前席右窓FRを運転者が閉じようとして運転者が
ドアユニット2のスイッチSFRUP をオン操作し続けたと
する。これによりスイッチSFRUP がオン状態に維持され
てそのオン信号が所定時間間隔でドアユニット2のスイ
ッチ入力回路23に取り込まれる。ドアユニット2の制御
部201 は、スイッチ入力回路23に入力したオン信号に対
応するアクチュエータであるモータMFR は自身に接続さ
れているので、負荷駆動回路22に制御信号を与える。こ
れにより、モータMFR は負荷駆動回路22により連続的に
制御されて前席右窓FRが閉じる方向へ駆動される。
【0041】この後、運転者がスイッチスイッチSFRUP
をオフすると、それがドアユニット2のスイッチ入力回
路23に取り込まれ、モータMFR の駆動が停止されて前席
右窓FRの駆動も停止される。
【0042】次に、たとえば開いている後席左窓RLを運
転者が閉じようとしてドアユニット2のスイッチSRLUP
をオン操作し続けたとする。これによりスイッチSRLUP
がオン状態に維持されてそのオン信号が所定時間間隔で
ドアユニット2のスイッチ入力回路23に入力される。ド
アユニット2の制御部201 は、スイッチ入力回路23に入
力したオン信号に対応するアクチュエータであるモータ
MRR は自身にではなくボディユニット1に接続されてい
るので、以下の手順でボディユニット1との通信を行な
う。
【0043】まず、前述の第1の手法を採る場合、即ち
ビットテーブルの使用順が予め、たとえばテーブル1,
2,3,4の順に予め定められている場合について説明
する。
【0044】制御部201 は後席左窓RLをアップさせるス
イッチSRLUP がオン状態にされたことを意味する信号を
送信データ組み立て部204 に与える。送信データ組み立
て部204 では、まず8ビット全てが”1”のデータフレ
ームを通信回路21に送信させる。次に、送信データ組み
立て部204 はビットテーブル記憶部202 からテーブル1
を読み出し、ビット4が後席左窓RLをアップさせるビッ
トとして割り付けられているので、”001000”のデータ
を生成し、テーブル1を意味する識別コード”00”と合
わせて8ビットのデータフレーム”00001000”を生成す
る。この8ビットのデータフレームは通信回路21からボ
ディユニット1の通信回路11へ送信される。
【0045】次に、ドアユニット2の制御部201 はいず
れかのスイッチからの信号入力の有無を調べ、なければ
送信データ組み立て部204 はビットテーブル記憶部202
からテーブル2を読み出し、ビット1が後席左窓RLをア
ップさせるビットとして割り付けられているので、”10
0000”のデータを生成し、テーブル2を意味する識別コ
ード”01”と合わせて8ビットのデータフレーム”0110
0000”を生成する。こののデータフレームは通信回路21
からボディユニット1の通信回路11へ送信される。
【0046】更に、ドアユニット2の制御部201 はいず
れかのスイッチからの信号入力の有無を調べ、なければ
送信データ組み立て部204 はビットテーブル記憶部202
からテーブル3を読み出し、ビット5が後席左窓RLをア
ップさせるビットとして割り付けられているので、”00
0100”のデータを生成し、テーブル3を意味する識別コ
ード”10”と合わせて8ビットのデータフレーム”1000
0100”を生成する。このデータフレームは通信回路21か
らボディユニット1の通信回路11へ送信される。
【0047】最後に、ドアユニット2の制御部201 はい
ずれかのスイッチからの信号入力の有無を調べ、なけれ
ば送信データ組み立て部204 はビットテーブル記憶部20
2 からテーブル4を読み出し、ビット7が後席左窓RLを
アップさせるビットとして割り付けられているので、”
000001”のデータを生成し、テーブル4を意味する識別
コード”11”と合わせて8ビットのデータフレーム”11
000001”を生成する。このデータフレームは通信回路21
からボディユニット1の通信回路11へ送信される。
【0048】以下、同様の動作がスイッチSRLUP のオン
状態が解除されるまで、あるいは他のスイッチが操作さ
れるまで継続される。スイッチSRLUP のみがオンされて
いる状態からそのオン状態が解除された場合には、送信
されるデータは”000000”になる。また、他のスイッチ
がオン操作された場合にはそれぞれに対応したデータが
生成される。
【0049】ボディユニット1側では以下のような手順
で動作する。ボディユニット1の通信回路11がドアユニ
ット2の通信回路21から8ビット全てが”1”のデータ
フレームに引き続いて8ビット”00001000”のデータフ
レームを受信すると、それを識別データ読み出し部103
及びデータ読み出し部104 に与える。ビットテーブル記
憶部102 では上位側の2ビット”00”を読み出して受信
データ組み立て部105 に与え、データ読み出し部104 で
は下位側の6ビット”001000”を読み出して受信データ
組み立て部105 に与える。受信データ組み立て部105 で
は、テーブル1が使用されていることを認識して6ビッ
トのデータ”001000”の”1”の値のビット4の意味、
即ち後席左窓RLをアップすることを認識する。
【0050】ボディユニット1のデータ読み出し部104
は後席左窓RLをアップすることを意味する信号を制御部
101 に与える。制御部101 では負荷駆動回路22に制御信
号を与える。これにより、モータMFR は負荷駆動回路22
により所定時間にわたって駆動制御されて前席右窓FRが
閉じる方向に駆動される。
【0051】次のデータフレームがボディユニット1に
受信されると、識別コード”01”に従ってテーブル2に
より後席左窓RLをアップすることが認識され、負荷駆動
回路22に制御信号が与えられ、モータMFR が所定時間に
わたって駆動制御されて前席右窓FRが閉じる方向に駆動
される。以下同様に、データフレームが受信される都
度、前席右窓FRが閉じる方向に駆動されるようにモータ
MFR が駆動制御され、前席右窓FRが閉じる方向に連続的
に駆動される。
【0052】次に、前述の第2の手法を採る場合、即ち
ビットテーブルを乱数に従って使用する場合について説
明する。この場合には、ドアユニット2の送信データ組
み立て部204 は8ビット全てが”1”のデータフレーム
を送信することはなく、まず乱数発生部203 が発生する
乱数に従っていずれのテーブルを使用するかを決定す
る。使用するテーブルが決定すれば、以下の手順は前述
の場合と同様であり、8ビットのデータフレームを通信
回路21からボディユニット1の通信回路11へ送信させ
る。以下、同様にして乱数発生部203 が発生する乱数に
従ってデータフレーム送信をドアユニット2からボディ
ユニット1へ行なう。
【0053】ボディユニット1側の手順は前述の場合と
同様である。なお、ドアユニット2側で使用するテーブ
ルを乱数に従って決定する際には、乱数を発生させてそ
れぞれに対応してテーブルを決定する。
【0054】なお、上記実施例では自動車に本発明のサ
イクリック通信装置を適用した例について説明したが、
これにかぎるものではなく、アクチュエータを連続的に
駆動するような制御には広く適用可能である。また、上
記実施例では窓の開閉, サイドミラーの角度調整等に適
用した例について説明したが、これに限るものではな
く、エンジンの燃料噴射量の制御、ブレーキ(ABS) 制
御、あるいは四輪操舵等の操舵系, 更にはワイパ, エア
コンディショナ, オーディオ装置等にも適用可能である
ことは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明に係るサイ
クリック通信装置によれば、サイクリック通信装置の実
施に際して、データフレームのサイクリック間隔とノイ
ズの発生周期とがほぼ一致するような状況においても、
正しい情報を伝達し得て正常な通信が可能になる。
【0056】また、予め設定された順序で送信側及び受
信側で複数のテーブルを使用すれば、各テーブルを識別
するコードが不要になるので、送信すべきデータ列のビ
ット数を削減することが、あるいはより多くの情報を送
信することが可能になる。また、送信側の装置に乱数発
生部を備え、発生された乱数に従ってテーブルの使用順
序を決定する場合には、送信の開始を指示する必要がな
くなる。
【0057】更に、アクチュエータの駆動制御に適用し
た場合には、誤動作を回避することが可能になり、正確
な制御が行なえると共に誤動作に伴う危険性を回避する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイクリック通信装置の適用対象とし
ての一般的な自動車(普通乗用車)の模式的平面図であ
る。
【図2】本発明のサイクリック通信装置の一実施例のボ
ディユニット及びドアユニットに接続される各スイッチ
及びアクチュエータの一例を示す模式図である。
【図3】本発明のサイクリック通信装置の一実施例のボ
ディユニット及びドアユニットの内部構成の一例を示す
ブロック図である。
【図4】本発明のサイクリック通信装置により送受信さ
れるデータフレームの構成を示す模式図である。
【図5】本発明のサイクリック通信装置の識別コードの
値に対応するビットテーブルを示す一覧表である。
【図6】本発明のサイクリック通信装置のビットテーブ
ルの内容例を示す一覧表である。
【符号の説明】
1 ボディユニット 2 ドアユニット 102 第1ビットテーブル記憶部 103 識別データ読み出し部 104 データ読み出し部 105 受信データ組み立て部 202 第2ビットテーブル記憶部 203 ビットテーブル記憶部 204 送信データ組み立て部 SFRUP 等 スイッチ MMRUP 等 モータ (アクチュエータ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側の装置から受信側の装置へ情報を
    表す信号を反復して送受信するサイクリック通信装置に
    おいて、 前記送信側の装置(2) は、 送信すべき複数の情報がそれぞれ異なるビットに予め割
    り付けられた複数のテーブルを記憶した第1のビットテ
    ーブル記憶部(202) と、 予め定められた順序に従って前記第1のビットテーブル
    記憶部(202) からテーブルを選択し、選択したテーブル
    に従って送信すべき情報に対応するビットに値を設定し
    て送信用のデータ列を生成する送信データ組み立て部(2
    04) とを備え、 前記受信側の装置(1) は、 前記第1のビットテーブル記憶部(202) と同一内容の第
    2のビットテーブル記憶部(102) と、 順次受信したデータ列に含まれるビット列を認識するデ
    ータ読み出し部(104)と、 前記データ読み出し部(104) が認識した各ビット列と、
    前記第2のビットテーブル記憶部(102) から予め定めら
    れている順序に従って順次読み出したテーブルと照合し
    て情報を認識する受信データ組み立て部(105) とを備え
    たことを特徴とするサイクリック通信装置。
  2. 【請求項2】 送信側の装置から受信側の装置へ情報を
    表す信号を反復して送受信するサイクリック通信装置に
    おいて、 前記送信側の装置(2) は、 乱数を発生する乱数発生部(203) と、 送信すべき複数の情報がそれぞれ異なるビットに予め割
    り付けられた複数のテーブルを記憶した第1のビットテ
    ーブル記憶部(202) と、 前記乱数発生部(203) が発生した乱数に従って前記第1
    のビットテーブル記憶部(202) からテーブルを選択し、
    選択したテーブルに従って送信すべき情報に対応するビ
    ットに値を設定し、それぞれのテーブルに予め割り付け
    られている識別コードを付加して送信用のデータ列を生
    成する送信データ組み立て部(204) とを備え、 前記受信側の装置(1) は、 前記第1のビットテーブル記憶部(202) と同一内容の第
    2のビットテーブル記憶部(102) と、 順次受信したデータ列に含まれる識別コードを認識する
    識別データ読み出し部(103) と、 順次受信したデータ列に含まれるビット列を認識するデ
    ータ読み出し部(104)と、 前記データ読み出し部(104) が認識した各ビット列と、
    前記第2のビットテーブル記憶部(102) から前記識別デ
    ータ読み出し部(103) が認識した識別コードに従って読
    み出したテーブルと照合して情報を認識する受信データ
    組み立て部(105) とを備えたことを特徴とするサイクリ
    ック通信装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも一つのスイッチが接続され、
    前記スイッチのオン/オフ情報を取り込む送信側の制御
    装置と、少なくとも一つの負荷が接続され、前記負荷の
    駆動を制御する受信側の制御装置とを伝送線で接続し、
    両制御装置間で情報を表す信号を反復して送受信するサ
    イクリック通信装置において、 前記送信側の制御装置(2) は、 前記スイッチのオン/オフ情報がそれぞれ異なるビット
    に予め割り付けられた複数のテーブルを記憶した第1の
    ビットテーブル記憶部(202) と、 予め定められた順序に従って前記第1のビットテーブル
    記憶部(202) からテーブルを選択し、選択したテーブル
    に従って送信すべき情報に対応するビットに値を設定し
    て送信用のデータ列を生成する送信データ組み立て部(2
    04) とを備え、 前記受信側の制御装置(1) は、 前記第1のビットテーブル記憶部(202) と同一内容の第
    2のビットテーブル記憶部(102) と、 順次受信したデータ列に含まれるビット列を認識するデ
    ータ読み出し部(104)と、 前記データ読み出し部(104) が認識した各ビット列と、
    前記第2のビットテーブル記憶部(102) から予め定めら
    れている順序に従って順次読み出したテーブルと照合し
    て情報を認識する受信データ組み立て部(105) とを備え
    たことを特徴とするサイクリック通信装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも一つのスイッチが接続され、
    前記スイッチのオン/オフ情報を取り込む送信側の制御
    装置と、少なくとも一つの負荷が接続され、前記負荷の
    駆動を制御する受信側の制御装置とを伝送線で接続し、
    両制御装置間で情報を表す信号を反復して送受信するサ
    イクリック通信装置において、 前記送信側の制御装置(2) は、 乱数を発生する乱数発生部(203) と、 前記スイッチのオン/オフ情報がそれぞれ異なるビット
    に予め割り付けられた複数のテーブルを記憶した第1の
    ビットテーブル記憶部(202) と、 前記乱数発生部(203) が発生した乱数に従って前記第1
    のビットテーブル記憶部(202) からテーブルを選択し、
    選択したテーブルに従って送信すべき情報に対応するビ
    ットに値を設定し、それぞれのテーブルに予め割り付け
    られている識別コードを付加して送信用のデータ列を生
    成する送信データ組み立て部(204) とを備え、 前記受信側の制御装置(1) は、 前記第1のビットテーブル記憶部(202) と同一内容の第
    2のビットテーブル記憶部(102) と、 順次受信したデータ列に含まれるビット列を認識するデ
    ータ読み出し部(104)と、 前記データ読み出し部(104) が認識した各ビット列と、
    前記第2のビットテーブル記憶部(102) から前記識別デ
    ータ読み出し部(103) が認識した識別コードに従って読
    み出したテーブルと照合して情報を認識する受信データ
    組み立て部(105) とを備えたことを特徴とするサイクリ
    ック通信装置。
JP33238593A 1993-12-27 1993-12-27 サイクリック通信装置 Expired - Fee Related JP3215763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33238593A JP3215763B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 サイクリック通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33238593A JP3215763B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 サイクリック通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07193559A true JPH07193559A (ja) 1995-07-28
JP3215763B2 JP3215763B2 (ja) 2001-10-09

Family

ID=18254380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33238593A Expired - Fee Related JP3215763B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 サイクリック通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3215763B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198015A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Denso Corp 車両ドアシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198015A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Denso Corp 車両ドアシステム
JP4561643B2 (ja) * 2006-01-26 2010-10-13 株式会社デンソー 車両ドアシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3215763B2 (ja) 2001-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6346876B1 (en) Multi-vehicle compatible control system generating command signals on a data bus and associated methods
US6756885B1 (en) Multi-vehicle compatible control system for reading from a data bus and associated methods
US6275147B1 (en) Vehicle security system for a vehicle having a data communications bus and related methods
JPH0939691A (ja) 車両用負荷制御システム
US7576637B2 (en) Vehicle security system including pre-warning features for a vehicle having a data communications bus and related methods
US4176250A (en) Time division multiplexing system for an automobile
CN114954308A (zh) 电力供给控制系统和电力供给控制方法
JPH07193559A (ja) サイクリック通信装置
JPH03295397A (ja) 自動車の多重伝送方法
CA2426670C (en) Remote start system including an engine speed data bus reader and related methods
KR100272828B1 (ko) 분산 및 집중 제어방식을 이용한 차량의 랜 장치
KR100241125B1 (ko) 자동차 시분할 직렬다중 통신장치
US6518720B1 (en) Combination door unlock and trunk release mechanism
JP3073325B2 (ja) ドアロック制御装置
CN211956171U (zh) 一种车身域控制器开发装置
JPH0744209A (ja) 車両用消費電力制御装置
US4839572A (en) Multiplex motor control system with automatic motor deactivation
JPH084414A (ja) 多重通信システム
JP3281040B2 (ja) 多重伝送装置
Schmidt et al. Required elements of integrated vehicle control systems
JP3120712B2 (ja) 車載用キーレスエントリシステム
JP4423360B2 (ja) 移動体の信号処理方法および信号処理システム
JP2003212067A (ja) 車両用制御装置
CN111923924A (zh) 一种汽车加油口盖语音开启控制系统及其控制方法
Floyd A system to evaluate communication protocols for automotive multiplex

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080727

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080727

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090727

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090727

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees