JPH07193055A - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JPH07193055A
JPH07193055A JP34846793A JP34846793A JPH07193055A JP H07193055 A JPH07193055 A JP H07193055A JP 34846793 A JP34846793 A JP 34846793A JP 34846793 A JP34846793 A JP 34846793A JP H07193055 A JPH07193055 A JP H07193055A
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JP
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gas
oxide film
etching
silicon oxide
film
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JP34846793A
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Inventor
Makoto Saito
誠 斉藤
Keiji Horioka
啓治 堀岡
Haruo Okano
晴雄 岡野
Yukimasa Yoshida
幸正 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、シリコンの自然酸化膜の除去が必要
である被処理体のエッチングにおいて、被処理体に損傷
を与えることなく、効率良くしかも低コストで被処理体
をドライエッチングできる方法を提供することを目的と
する。 【構成】シリコン酸化膜が表面に形成された被処理体を
反応容器内に設置し、インターハロゲンガスおよび酸素
とハロゲンの化合物からなるガスのうち少なくとも1つ
のガス、並びに少なくとも水素原子を有する化合物を含
むガスを前記反応容器内に導入し、かつ、前記被処理体
を冷却することにより前記シリコン酸化膜をエッチング
することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造工程
におけるドライエッチング方法に関し、特にシリコン酸
化膜をエッチングするドライエッチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、半導体装置の製造
工程において、シリコン膜あるいは金属のシリサイド膜
をエッチングする場合、再現性よくエッチングを行うた
めには、上記膜上にあるシリコンの自然酸化膜を除去す
る必要がある。したがって、シリコン膜あるいは金属の
シリサイド膜をエッチングする場合には、まず、エッチ
ングの前処理として、希フッ酸溶液を用いたウェットプ
ロセスで上記膜表面の自然酸化膜を除去し、その後、R
IE(Reactive Ion Etching)、ダウンストリームエッ
チング等のドライプロセスにより、シリコン膜あるいは
シリサイドのエッチングを行う。
【0003】しかしながら、この方法では、シリコンの
自然酸化膜を除去する工程があるので、製造工程が多く
なり製造コストが高くなる。また、シリコンの自然酸化
膜を除去する工程がウェットプロセスで行われるので、
処理時間を短縮することができず、やはり製造コストが
高くなる。さらに、この方法では、RIEによりシリコ
ン膜あるいはシリサイドをエッチングすると基板に損傷
を与える問題がある。さらに、シリコンの自然酸化膜を
除去した後、ただちに上記膜をエッチングしなければ、
上記膜上に再び自然酸化膜が形成されてしまう。したが
って、自然酸化膜を除去する工程と、上記膜をエッチン
グする工程とを連続的に行うことが望ましい。
【0004】一方、インターハロゲンガスの一つである
ClF3 ガスは、放電しなくてもシリコンをエッチング
する能力があることが知られており、現在、CVD装置
のチャンバのクリーニングに用いられている。
【0005】また、このClF3 ガスをエッチングガス
として用いた場合、従来のCDE(Chemical Dry Etchi
ng)と同等のエッチングレート(例えば、ポリシリコン
のエッチングレ−トは23℃で1000オングストロー
ム)が得られることが確認されている。さらに、D.E.Ib
bostonのJ.Appl.Phys.56(10),p 2939 には、被処理体を
約−17℃の低温にすることによりエッチングレートが
向上することが報告されている。さらに、放電しなくて
もエッチング能力があるClF3 ガスを用いることによ
り、放電のための電極や放電領域が不要になるため、エ
ッチング装置の大幅なコストダウンが期待できる。この
ようにClF3 ガスは、エッチングガスとしても有望視
されている。
【0006】しかしながら、このClF3 ガスは、シリ
コン酸化膜のエッチングレートが非常に遅いので、シリ
コン酸化膜のエッチングには不適当であり、シリコンの
自然酸化膜も容易に除去できない。このため、前述と同
様に、希フッ酸溶液を用いた前処理が必要となる。した
がって、ClF3 ガスは、シリコンの自然酸化膜の除去
が必要である被処理体のエッチングには使用されていな
い。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、シリコンの自然酸化膜の除去が必要である被処理
体のエッチングにおいて、被処理体に損傷を与えること
なく、効率良くしかも低コストで被処理体をドライエッ
チングできる方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリコン酸化
膜が表面に形成された被処理体を反応容器内に設置し、
インターハロゲンガスおよび酸素とハロゲンの化合物か
らなるガスのうち少なくとも1つのガス、並びに少なく
とも水素原子を有する化合物を含むガスを前記反応容器
内に導入し、かつ、前記被処理体を冷却することにより
前記シリコン酸化膜をエッチングすることを特徴とする
ドライエッチング方法を提供する。
【0009】また、本発明は、少なくともシリコンを含
む材料からなる膜および前記膜上に形成されたシリコン
酸化膜が表面に形成された被処理体を反応容器内に設置
し、インターハロゲンガスおよび酸素とハロゲンの化合
物からなるガスのうち少なくとも1つのガス、並びに少
なくとも水素原子を含むガスを前記反応容器内に導入
し、かつ、前記被処理体を冷却することにより前記シリ
コン酸化膜をエッチングし、引き続いて前記インターハ
ロゲンガスおよび酸素とハロゲンの化合物からなるガス
のうち少なくとも1つのガスで前記膜をエッチングする
ことを特徴とするドライエッチング方法を提供する。
【0010】ここで、本発明で使用されるインターハロ
ゲンガスとしては、例えば、CIFガス、CIF3
ス、CIF5 ガス、BrFガス、BrF5 ガス、IFガ
ス、IF3 ガス、IF5 ガス、IF7 ガス等を挙げるこ
とができる。また、酸素とハロゲンの化合物からなるガ
スとしては、例えば、OF2 ガス等を挙げることができ
る。また、少なくとも水素原子を有する化合物を含むガ
スとしては、例えば、H 2 Oガス、アルコールガス、メ
タンガス、水素ガス等を挙げることができる。
【0011】本発明において、シリコン酸化膜のエッチ
ングは冷却しながら行う。この場合、被処理体を少なく
とも水素原子を含むガスの成分が凝縮もしくは凝固する
温度以下に冷却することが好ましい。これは、上記温度
以下に設定することにより、被処理体上のシリコン酸化
膜をウェットな状態で高いエッチングレートでエッチン
グできるからである。少なくとも水素原子を含むガスの
成分が凝縮もしくは凝固する温度は、ガスの種類および
圧力に応じて適宜決定する必要があり、例えば、H2
ガスの場合には、圧力10Torrで−100〜20℃の範
囲内である。
【0012】本発明において、少なくともシリコンを含
む材料としては、ポリシリコン、モリブデンシリサイド
(MoSi)、タングステンシリサイド(WSi)、シ
リコン窒化物等を挙げることができる。上記材料からな
る膜をエッチングする際には、インターハロゲンガスお
よび酸素とハロゲンの化合物からなるガスのうち少なく
とも1つのガスのみを用いて行ってもよく、また、この
ガスおよび少なくとも水素原子を有する化合物を含むガ
スを用いて行ってもよい。前者の場合には、インターハ
ロゲンガスおよび酸素とハロゲンの化合物からなるガス
のうち少なくとも1つのガスを反応容器内に導入してい
る状態で少なくとも水素原子を有する化合物を含むガス
の導入を停止する。後者の場合には、特別な操作は必要
ない。ただし、後者の場合には、少なくとも水素原子を
有する化合物を含むガスはエッチングの反応には寄与し
ないと考えられる。
【0013】本発明において、インターハロゲンガスお
よび酸素とハロゲンの化合物からなるガスのうち少なく
とも1つのガス、並びに少なくとも水素原子を有する化
合物を含むガスは、シリコン酸化膜についてのエッチン
グにおいて作用するので、通常使用されているレジスト
膜に対しても選択比をとることができる。このため、シ
リコン酸化膜上にレジスト膜を形成してレジスト膜をパ
ターニングしてマスクを形成した後にエッチングを行う
ことにより、シリコン酸化膜をパターニングすることが
できる。
【0014】本発明において、インターハロゲンガスお
よび酸素とハロゲンの化合物からなるガスのうち少なく
とも1つのガス、並びに少なくとも水素原子を有する化
合物を含むガスの導入は、個々に専用の導入管を設けて
別々に反応容器内に導入してもよく、反応容器外で両ガ
スを混合してその混合ガスを反応容器内に導入してもよ
い。
【0015】
【作用】本発明のドライエッチング方法は、シリコン酸
化膜が表面に形成された被処理体を反応容器内に設置
し、インターハロゲンガスおよび酸素とハロゲンの化合
物からなるガスのうち少なくとも1つのガス、並びに少
なくとも水素原子を有する化合物を含むガスを前記反応
容器内に導入し、前記被処理体を冷却することにより前
記インターハロゲンガスおよび酸素とハロゲンの化合物
からなるガスのうち少なくとも1つのガスの成分および
前記少なくとも水素原子を含むガスの成分を前記シリコ
ン酸化膜上に吸着させて前記シリコン酸化膜をエッチン
グすることを特徴とする。
【0016】被処理体は冷却されているので、上記した
インターハロゲンガス等のガスおよび少なくとも水素原
子を含むガスが反応することにより生成されたハロゲン
化水素、特にフッ化水素は、被処理体上に形成されたシ
リコン酸化膜上に吸着する。これにより、シリコン酸化
膜上で多量のフッ化水素がウェットな状態でエッチング
に寄与することになる。したがって、効率よくシリコン
酸化膜をエッチングすることができる。
【0017】また、本発明のドライエッチング方法は、
少なくともシリコンを含む材料からなる膜および前記膜
上に形成されたシリコン酸化膜が表面に形成された被処
理体を反応容器内に設置し、インターハロゲンガスおよ
び酸素とハロゲンの化合物からなるガスのうち少なくと
も1つのガス、並びに少なくとも水素原子を含むガスを
前記反応容器内に導入し、前記少なくとも水素原子を含
むガスの成分が凝縮もしくは凝固する温度以下に前記被
処理体を保持することにより、前記インターハロゲンガ
スおよび酸素とハロゲンの化合物からなるガスのうち少
なくとも1つのガスの成分および前記少なくとも水素原
子を有する化合物を含むガスの成分を前記シリコン酸化
膜上に吸着させて前記シリコン酸化膜をエッチングし、
引き続いて前記インターハロゲンガスおよび酸素とハロ
ゲンの化合物からなるガスのうち少なくとも1つのガス
で前記膜をエッチングすることを特徴とする。
【0018】上記したインターハロゲンガス等のガスの
みを用いた場合には、少なくともシリコンを含む材料か
らなる膜はエッチングできるが、シリコン酸化膜はほと
んどエッチングされない。この特性を利用して、上記イ
ンターハロゲンガス等のガスおよび少なくとも水素原子
を含むガスの2つのガスを用いて最上層のシリコン酸化
膜をエッチングし、少なくとも上記インターハロゲンガ
ス等のガスを用いて少なくともシリコンを含む材料から
なる膜をエッチングする。このようにすることにより、
連続的にシリコン酸化膜および少なくともシリコンを含
む材料からなる膜をエッチングすることができる。すな
わち、少なくともシリコンを含む材料からなる膜上に形
成されたシリコン酸化膜を除去した後、自然酸化膜が形
成される前に少なくともシリコンを含む材料からなる膜
をエッチングすることができる。
【0019】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0020】図1は、本発明のドライエッチング方法に
使用される装置の一例を示す概略図である。図中10は
真空チャンバを示す。真空チャンバ10の材料には、イ
ンターハロゲンガス、HF、HCl、F2 ガス、Cl2
ガス等に対して耐蝕性のあるテフロンを用いている。真
空チャンバ10内には、被処理体であるウェハ11を載
置するためのサセプタ12が設置されている。サセプタ
12の内面には、冷却用パイプ13が配設されており、
冷却用パイプ13に冷却ガスを流すことによりサセプタ
12を介してウェハ11を冷却するようになっている。
冷却パイプ13は真空チャンバ10から外部に延出して
おり、一端側から冷却ガスが供給され、他端側から流出
される。これにより、ウェハ11を約−100℃まで冷
却することができる。
【0021】真空チャンバ10の側部には、SUS31
6L製の第1のガス導入管14が接続されている。第1
のガス導入管14は2つ分岐しており、一方からはイン
ターハロゲンガスが導入され、他方からは希釈ガスが導
入される。この2つのガスは第1のガス導入管14の分
岐部分から真空チャンバ10までの間で混合されて真空
チャンバ10内に導入される。
【0022】真空チャンバ10の上壁には、第2のガス
導入管15が接続されている。第2のガス導入管15の
真空チャンバ10内の端部には、複数の孔部を有する円
盤部材が取り付けられており、第2のガス導入管15内
を流れてきた少なくとも水素原子を有する化合物を含む
ガスを広い範囲にわたって導入することができるように
なっている。第1および第2のガス導入管14,15に
は、ガス導入を開始または停止するための弁(図示せ
ず)が取り付けられている。
【0023】また、真空チャンバ10の側部には、排気
管16が接続されており、排気管16は真空チャンバ1
0内のガスを排気して所定の真空度にするための真空ポ
ンプ(図示せず)に連結されている。
【0024】次に、上記図1に示すドライエッチング装
置を用いてウェハ11表面に形成されたシリコン酸化膜
をエッチングする方法について説明する。
【0025】まず、真空チャンバ10内のサセプタ12
上に、表面にシリコン酸化膜が形成されたウェハ11を
設置し、真空ポンプを作動させることにより排気管16
を通して真空チャンバ10内のガスを排気して2×10
-2Torrの真空度とした。次いで、真空チャンバ10内に
希釈ガスである窒素ガスを分圧2.6Torrで第1のガス
導入管14から導入し、少なくとも水素原子を有する化
合物を含むガスであるH2 Oガスを分圧0.1Torrで第
2のガス導入管15から導入し、ガスの圧力が安定した
ところでインターハロゲンガスとしてClF3 ガスを分
圧0.3Torrで第1のガス導入管14から導入してダウ
ンストリームでエッチングを行った。なお、エッチング
は、冷却用パイプ13内に冷却ガスとして窒素ガスを流
量10リットル/ minで循環させてウェハ11を−50
℃に冷却して行った。その結果、サセプタ12に設置さ
れたウェハ11表面のシリコン酸化膜は800オングス
トローム/min の高いエッチングレートでエッチングさ
れた。
【0026】このエッチングは、インターハロゲンガス
およびH2 Oガスを単に真空チャンバ10内に導入する
だけで、すなわち2つのガスの化学反応のみによって進
行する。したがって、ウェハ11に損傷を与えることな
くエッチングすることができる。
【0027】次に、ウェハ11の温度とエッチングレー
トとの関係について説明する。ウェハ11の温度をそれ
ぞれ23℃、−25℃、−50℃に保持した状態でシリ
コン酸化膜のエッチングを行った結果を図2に示す。図
2から分かるように、ウェハ11の温度が低いほどシリ
コン酸化膜のエッチングレートが上昇し、−50℃での
エッチングレートは−25℃でのエッチングレートに比
べて約2.5倍速い800オングストローム/min であ
った。
【0028】このように、インターハロゲンガスとして
ClF3 ガスを用い、少なくとも水素原子を有する化合
物を含むガスとしてH2 Oガスを用いたエッチングにお
いて、H2 Oガスを凝固させる温度(0℃)以下に被処
理体を冷却することにより、エッチングレートが急激に
上昇する。 (実施例2)本実施例では、ウェハ上に少なくともシリ
コンを含む材料からなる膜およびシリコン酸化膜を順次
形成してなる被処理体を連続的にエッチングする場合に
ついて説明する。なお、装置は、図1に示すものを使用
した。
【0029】被処理体は、図3(A)に示すように、ウ
ェハ20上に厚さ400nmのポリシリコン膜21が形成
され、その上に厚さ20オングストローム程度の自然酸
化膜22があるものである。
【0030】まず、真空チャンバ10内のサセプタ12
上に、上記ウェハ20を設置し、真空ポンプを作動させ
ることにより排気管16を通して真空チャンバ10内の
ガスを排気して2×10-2Torrの真空度とした。次い
で、真空チャンバ10内に希釈ガスである窒素ガスを分
圧2.6Torrで第1のガス導入管14から導入し、少な
くとも水素原子を有する化合物を含むガスであるH2
ガスを分圧0.1Torrで第2のガス導入管15から導入
し、ガスの圧力が安定したところでインターハロゲンガ
スとしてClF3 ガスを分圧0.3Torrで第1のガス導
入管14から導入してダウンストリームでエッチングを
行った。なお、エッチングは、冷却用パイプ13内に冷
却ガスとして窒素ガスを流量10リットル/ minで循環
させてウェハ20を−25℃に冷却して行った。その結
果、サセプタ12に設置されたポリシリコン膜21上の
自然酸化膜22は350オングストローム/min の高い
エッチングレートでエッチングされた。
【0031】次いで、第1および第2のガス導入管1
4,15の弁を閉じてガス導入を停止して2×10-2To
rrの真空度まで排気し、真空チャンバ10内に窒素ガス
を分圧2.7Torrで第1のガス導入管14から導入し、
ガスの圧力が安定したところで真空チャンバ10内にイ
ンターハロゲンガスとしてClF3 ガスを分圧0.3To
rrで第1のガス導入管14から導入してダウンストリー
ムでエッチングを行った。その結果、図3(B)に示す
ように、ポリシリコン膜21がエッチングされた。これ
により、ウェハ上に少なくともシリコンを含む材料から
なる膜およびシリコン酸化膜を順次形成してなる被処理
体を効率よく連続的にエッチングすることができた。さ
らに、自然酸化膜22を除去する工程とポリシリコン膜
21を除去する工程を同一の装置内で行うことができる
ので、ポリシリコン膜22のエッチングの前処理である
希フッ酸溶液処理が不要である。 (実施例3)ウェハ上に形成されたシリコン酸化膜をレ
ジストを用いてパターニングする場合について説明す
る。なお、装置は、図1に示すものを使用した。
【0032】被処理体は、図4(A)に示すように、ウ
ェハ30上に厚さ500nmのシリコン酸化膜31が形成
され、その上に厚さ1.5μmのレジスト層32が形成
されてなるものである。
【0033】まず、図4(B)に示すように、通常のフ
ォトリソグラフィー法により、レジスト層32を露光、
現像してパターニングした。次いで、真空チャンバ10
内にウェハ30を設置し、レジスト層32をマスクとし
て実施例1と同様にしてシリコン酸化膜31をClF3
ガスおよびH2 Oガスを用いてダウンストリームでエッ
チングした。このとき、レジスト層32はエッチングさ
れず、図4(C)に示すように、シリコン酸化膜31の
みがエッチングされた。すなわち、本発明のドライエッ
チング方法により、レジスト層32に対しシリコン酸化
膜31が選択的にエッチングでき、所望のパターンが得
られることが分かった。なお、レジスト層32に対する
シリコン酸化膜31の選択エッチングは、ウェハ30の
温度が23℃、−25℃、−50℃のいずれの場合でも
行うことができた。
【0034】なお、本実施例においては、レジスト層を
エッチングマスクとしたが、これに限らずシリコン窒化
膜、ポリシリコン膜等をマスクとしてエッチングしても
よい。 (実施例4)本実施例では、ウェハの両面に少なくとも
シリコンを含む材料からなる膜が形成された被処理体を
エッチングする場合について説明する。なお、装置は、
図1に示すものを使用した。
【0035】被処理体は、図5(A)に示すように、ウ
ェハ40の両面にCVDにより厚さ400nmのポリシリ
コン膜41が形成されたものである。ポリシリコン膜4
1の表面には自然酸化膜(図示せず)が形成されている
場合が多い。このように、CVDで裏面に形成された膜
は不要であるだけでなく、その後の工程でダストの原因
などとなるので、裏面のみを全面除去する必要がある。
【0036】まず、ウェハ40の表面(エッチングしな
い方の面)のポリシリコン膜41上にレジスト層42を
形成し、このウェハ40を真空チャンバ10内のサセプ
タ12上に設置し、実施例1または2と同様にしてCl
3 ガスおよびH2 Oガスを真空チャンバ10内に導入
してダウンストリームで裏面のポリシリコン膜41をエ
ッチングした。このとき、レジスト層42に対するポリ
シリコン膜41の選択比は実施例3の場合より大きくと
れており、レジスト層42は、ウェハ40表面上に形成
されたポリシリコン膜41を保護し、ウェハ40の裏面
に形成されたポリシリコン膜41のみを良好にエッチン
グできた。 (実施例5)本実施例では、ウェハ上に形成されたポリ
シリコン膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、レジス
ト膜を用いてそれぞれインタハロゲンガスとしてClF
3 ガス、少なくとも水素原子を有する化合物を含むガス
としてH2 Oガスを添加してエッチングした場合につい
て説明する。なお、装置には図1に示すものを使用し
た。
【0037】それぞれ4種類のサンプルを以下の同じ条
件でエッチングした。ただし、被処理基体であるポリシ
リコン膜、シリコン窒化膜については、希フッ酸溶液に
よる前処理を行い自然酸化膜を除去した。
【0038】まず、真空チャンバ10内のサセプタ12
上に、上記膜が形成されたウェハ11を設置し、真空ポ
ンプを作動させることにより排気管16を通して排気を
行うとともに真空チャンバ10内に希釈ガスである窒素
ガス90SCCMを第1のガス導入管14から導入し、少な
くとも水素原子を有する化合物を含むガスであるH2
ガスを0,10,20,30SCCMの条件で第2のガス導
入管15から導入し、ガスの圧力が2.7Torrに安定し
たところでインターハロゲンガスとしてClF3 ガス1
0SCCMを第1のガス導入管14から導入してダウンスト
リームでエッチングを行った。なお、エッチングは、冷
却用パイプ13内に冷却ガスとして窒素ガスを流量10
リットル/ minで循環させてウェハ11を−50℃に冷
却して行った。
【0039】図6は、ClF3 ガスを一定として、Cl
3 ガスにH2 Oガスを添加したときの、ポリシリコン
膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、およびレジスト
膜のエッチングレートを示したものである。H2 Oガス
の添加量が多い場合には、ポリシリコン膜はまったくエ
ッチングされないのに対して、シリコン酸化膜はエッチ
ングされ、シリコン酸化膜をポリシリコン膜に対して選
択比無限大で除去できることが分かる。H2 Oガスを全
流量の15%以上、H2 Oガスとインターハロゲンガス
との流量比(H2 O/インターハロゲン)を2以上とす
ると、上記選択エッチングを効果的に行うことが可能で
ある。
【0040】この機構は次のように説明される。ClF
3 ガスに多量のH2 Oガスを添加すると多量のHFが生
成する。このHFとシリコン酸化膜が反応してSiF4
が生成されてエッチングが進行する。ポリシリコンは、
多量のHFによりエッチングされない。
【0041】また、ClF3 ガスは、多量のH2 Oガス
と反応して多量の酸素を生成すると共にレジスト流のH
を引き抜き、レジストを脆弱化させる。この脆くなった
レジストを酸素が効率よく酸化するため、高速でレジス
トが剥離されると考えられる。H2 Oガス添加量を変化
させることにより、シリコン酸化膜をレジストに対して
選択滴にエッチングできる。特に、H2 O流量を全流量
の10%以下、H2 Oとインターハロゲンガスとの流量
比(H2 O/インターハロゲン)を1以下とすると、シ
リコン酸化膜のレジストに対する選択エッチングを効果
的に行うことが可能である。 (実施例6)図7は、本発明のドライエッチング方法に
使用される装置の他の例を示す概略図である。なお、各
部材に用いられている材料等は図1に示す装置と同様で
ある。図中50は真空チャンバを示す。真空チャンバ5
0内には、被処理体であるウェハ51を載置するための
キャリア52が設置されている。この場合、ウェハ51
は所定の間隔をおいてキャリア52に立てて載置されて
いる。ウェハ51の上方には、冷却ガスをウェハ51に
供給するための第1のノズル53が設置されている。こ
の第1のノズル53は、管状体に複数の孔部が形成され
てなるものであり、ウェハ51に均一に冷却ガスを供給
できるようになっている。また、第1のノズル53は、
冷却用パイプ54に連結されており、冷却用パイプ54
は真空チャンバ50の外部に延出している。なお、この
場合は、冷却ガスとして窒素ガスを使用しており、この
窒素ガスがインターハロゲンガスの希釈ガスとしても作
用する。
【0042】また、ウェハ51の上方には、インターハ
ロゲンガスをウェハ51に供給するための第2のノズル
55が設置されている。この第2のノズル55も、管状
体に複数の孔部が形成されてなるものであり、ウェハ5
1に均一にインターハロゲンガスを供給できるようにな
っている。また、第2のノズル55は、第1のガス導入
管56に接続されており、第1のガス導入管56は真空
チャンバ50の外部に延出している。さらに、ウェハ5
1の上方には、少なくとも水素原子を有する化合物を含
むガスをウェハ51に供給するための第3のノズル57
が設置されている。この第3のノズル57も、管状体に
複数の孔部が形成されてなるものであり、ウェハ51に
均一に少なくとも水素原子を有する化合物を含むガスを
供給できるようになっている。また、第3のノズル57
は、第2のガス導入管58に連結されており、第2のガ
ス導入管58は真空チャンバ50の外部に延出してい
る。このように、ウェハ51の冷却およびインターハロ
ゲンガスの希釈用の窒素ガスが、冷却用パイプ54を通
り第1のノズル53からウェハ51に供給され、インタ
ーハロゲンガスが、第1のガス導入管56を通り第2の
ノズル55からウェハ51に供給され、少なくとも水素
原子を有する化合物を含むガスが、第2のガス導入管5
8を通り第3のノズル57からウェハ51に供給される
ようになっている。なお、第1および第2のガス導入管
56,58には、ガス導入を開始または停止するための
弁(図示せず)が取り付けられている。
【0043】また、真空チャンバ50の底部には、第1
の排気管59が接続されており、第1の排気管59には
真空チャンバ50内のガスを排気して所定の真空度にす
るためのドライポンプ60が接続されている。また、第
1の排気管59には、排気速度を制御するための弁61
が設けられており、弁61の開閉によりガスの封じ込め
を行うことができる。このガスの封じ込めを行うことに
より、ガスを有効利用することができる。さらに、ドラ
イポンプ60には、第2の排気管62を介して除外装置
63が接続されている。第2の排気管62の材料として
は、インターハロゲンガス、HF、HCl、F2 ガス、
Cl2 ガス等に対して耐蝕性のあるテフロン、Ni、C
u、モネルメタル等を用いることができる。また、除外
装置63のカラムの内面にもテフロンコーティングが施
されていることが好ましい。また、除外装置63の除外
方式は、湿式・乾式のいずれでもよい。なお、ここで
は、ドライポンプ60を用いているが、本発明のドライ
エッチング方法においては、大気圧下で行うことができ
るので、ドライポンプ60の代りに簡易的ポンプやファ
ン等を用いて排気を行ってもよい。
【0044】次に、上記図7に示すドライエッチング装
置を用いてウェハ表面に形成されたシリコン酸化膜をエ
ッチングする方法について説明する。
【0045】まず、真空チャンバ50内のキャリア52
上に、表面にシリコン酸化膜が形成されたウェハ51を
設置し、ドライポンプ60を作動させることにより第2
の排気管62を通して真空チャンバ51内のガスを排気
して2×10-2Torrの真空度とした。次いで、真空チャ
ンバ50内に冷却用パイプ54を介して第1のノズル5
3から冷却および希釈ガスである窒素ガスを導入してウ
ェハ51を−50℃に冷却し、ガス圧力を2.6Torrに
した。次いで、第2のガス導入管58を介して第3のノ
ズル57から少なくとも水素原子を有する化合物を含む
ガスであるH2Oガスを真空チャンバ50内に分圧0.
1Torrで導入し、ガスの圧力が安定したところで第1の
ガス導入管56を介して第2のノズル55からインター
ハロゲンガスであるClF3 ガスを分圧0.3Torrで導
入してダウンストリームでエッチングを行った。その結
果、キャリア52に設置されたウェハ51表面のシリコ
ン酸化膜は800オングストローム/min の高いエッチ
ングレートでエッチングされた。
【0046】上記実施例においては、ポリシリコン膜上
に形成されたシリコン酸化膜(自然酸化膜)をエッチン
グする場合について説明しているが、ポリシリコン膜の
代りにMoSi膜、WSi膜、シリコン窒化膜であって
も同様の効果が得られる。
【0047】さらに、上記実施例においては、インター
ハロゲンガスとしてClF3 ガスを用い、少なくとも水
素原子を有する化合物を含むガスとしてH2 Oガスを用
いた例について説明しているが、本発明はこれに限定さ
れず、インターハロゲンガスとしてはCIFガス、CI
5 ガス、BrFガス、BrF5 ガス、IFガス、IF
3 ガス、IF5 ガス、またはIF7 ガスを用いることが
でき、さらにインターハロゲンガス以外に酸素とハロゲ
ンの化合物からなるガス、例えばOF2 ガス等を用いる
ことができる。また、インターハロゲンガスおよび酸素
とハロゲンの化合物からなるガスの混合ガスを用いるこ
ともできる。一方、少なくとも水素原子を有する化合物
を含むガスとしてアルコールガス、炭化水素系ガス、例
えばメタンガス、または水素ガスを用いても同様の効果
が得られる。さらにまた、本発明におけるシリコン酸化
膜には、BPSG(ボロンリンシリケートガラス)やA
sSG(砒素シリケートガラス)等の周期率表第III 族
や第V族の元素を含む酸化膜を含む。その他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明した如く本発明のドライエッチ
ング方法は、シリコン酸化膜が表面に形成された被処理
体を、インターハロゲンガスおよび少なくとも水素原子
を有する化合物を含むガスを用いて、被処理体を冷却す
ることによりインターハロゲンガスの成分および少なく
とも水素原子を含むガスの成分をシリコン酸化膜上に吸
着させてシリコン酸化膜をエッチングするので、シリコ
ンの自然酸化膜の除去が必要である被処理体のエッチン
グにおいて、被処理体に損傷を与えることなく、効率良
くしかも低コストで被処理体をドライエッチングできる
ものである。
【0049】本発明のドライエッチング方法では、プラ
ズマレスで化学反応のみで行うため、放電機構は一切不
要であり、装置コストを大幅に低減できる。また、本発
明のドライエッチング方法は、被処理体をバッチ方式で
処理することにより量産に適する方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドライエッチング方法に使用される装
置の一例を示す概略図。
【図2】シリコン酸化膜のエッチングレートの温度依存
性を示すグラフ。
【図3】(A),(B)は本発明のドライエッチング方
法の一実施例を説明するための工程断面図。
【図4】(A)〜(C)は本発明のドライエッチング方
法の他の実施例を説明するための工程断面図。
【図5】(A),(B)は本発明のドライエッチング方
法の他の実施例を説明するための工程断面図。
【図6】各種膜のエッチングレートのHOガス流量依存
性を示すグラフ。
【図7】本発明のドライエッチング方法に使用される装
置の他の例を示す概略図。
【符号の説明】
10,50…真空チャンバ、11,20,30,40,
51…ウェハ、12…サセプタ、13,54…冷却用パ
イプ、14,56…第1のガス導入管、15,58…第
2のガス導入管、16…排気管、21,41…ポリシリ
コン膜、22…自然酸化膜、31…シリコン酸化膜、3
2,42…レジスト層、52…キャリア、53…第1の
ノズル、55…第2のノズル、57…第3のノズル、5
9…第1の排気管、60…ドライポンプ、61…弁、6
2…第2の排気管、63…除外装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 幸正 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン酸化膜が表面に形成された被処
    理体を反応容器内に設置し、インターハロゲンガスおよ
    び酸素とハロゲンの化合物からなるガスのうち少なくと
    も1つのガス、並びに少なくとも水素原子を有する化合
    物を含むガスを前記反応容器内に導入し、かつ、前記被
    処理体を冷却することにより前記シリコン酸化膜をエッ
    チングすることを特徴とするドライエッチング方法。
  2. 【請求項2】 少なくともシリコンを含む材料からなる
    膜および前記膜上に形成されたシリコン酸化膜が表面に
    形成された被処理体を反応容器内に設置し、インターハ
    ロゲンガスおよび酸素とハロゲンの化合物からなるガス
    のうち少なくとも1つのガス、並びに少なくとも水素原
    子を含むガスを前記反応容器内に導入し、かつ、前記被
    処理体を冷却することにより前記シリコン酸化膜をエッ
    チングし、引き続いて前記インターハロゲンガスおよび
    酸素とハロゲンの化合物からなるガスのうち少なくとも
    1つのガスで前記膜をエッチングすることを特徴とする
    ドライエッチング方法。
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