JPH07192560A - 中空リッツ線の製造方法 - Google Patents

中空リッツ線の製造方法

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JPH07192560A
JPH07192560A JP33298893A JP33298893A JPH07192560A JP H07192560 A JPH07192560 A JP H07192560A JP 33298893 A JP33298893 A JP 33298893A JP 33298893 A JP33298893 A JP 33298893A JP H07192560 A JPH07192560 A JP H07192560A
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正丈 上原
Katsuhiko Yamamoto
克彦 山本
Yasuhiro Kondo
康博 近藤
Hiroyuki Nagasaki
博行 長崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高周波増加による近接効果の影響を抑え、高
周波領域でのトランスやチョークの巻線における損失を
低減させると共に、外径を小形化できる中空リッツ線の
製造方法を提供する。 【構成】 複数本の絶縁細線3を第1の撚方向で撚合せ
る第1の工程と、孫撚線4の複数本を、孫撚線4のピッ
チが孫撚工程時の撚ピッチより大きくなる撚戻しを加え
ながら第1の工程の撚方向と同じ第2の撚方向で撚合せ
る第2の工程と、子撚線5の複数本を、前記孫撚線4の
ピッチが孫撚工程時の撚ピッチより20〜50%、子撚
線5のピッチが子撚工程時の撚ピッチより40〜60%
小さくなる撚込みがあるようピッチを設定した撚戻し条
件により、第2の工程の撚方向と反対の第3の撚方向で
撚合せる第3の工程により、子撚線5に扇形の形状を形
成させると共に、親撚線6の中心部に空隙kを形成させ
ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリッツ線の製造方法に関
し、更に詳しくは高周波用途のトランスやチョークの巻
線材、機器内の配線材として好適な中空リッツ線の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より高周波領域における交流抵抗を
低減するために、絶縁細線、又は束線を複数本撚合せて
なるリッツ線が使用されている。通常3段階の撚工程か
ら成る複合撚リッツ線の製造方法は、絶縁細線を複数本
撚合せて孫撚線とする第1の工程(孫撚工程)、孫撚線
を複数本撚合せて子撚線とする第2の工程(子撚工
程)、子撚線を複数本撚合せて親撚線とする第3の工程
(親撚工程)から成り立っている。得られた複合撚リッ
ツ線の最終断面形状は真円状で、個々のセグメントの形
状は該リッツ線の軸中心に対し均等に分割された扇形状
が軸中心に均等に分割されていることが望ましい。そこ
で、中心部に1本、その周囲に6本の素線束を配置構成
する同心撚によりリッツ線の真円度を高めている。ま
た、複合撚リッツ線の撚の安定性を考慮し第1の工程
(孫撚工程)、第2の工程(子撚工程)、第3の工程
(親撚工程)の撚方向を交互(第1の工程右→第2の工
程左→第3の工程右、または第1の工程左→第2の工程
右→第3の工程左)に変えて製造するのが一般的であ
る。さらに、従来のリッツ線の製造では撚線を構成する
素線の長さが撚ピッチの約2%となるような撚を行う。
すなわち、約2%の撚込み率で撚合せを行うことから、
撚ピッチは仕上外径の約10倍になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リッツ線を高周波で動作するトランスやチョーク等の巻
線材や高周波電流が流れる配線材として用いた場合、周
波数の増加と共に中心導体と回りの導体との近接効果の
影響により交流抵抗は大きくなり、トランスやチョーク
等の損失の増加を招くことになる。従来の7本撚構成の
リッツ線は、中心の素線束が回りの素線束より短いの
で、中心の素線束の抵抗値は回りの素線束の抵抗値に比
べて低周波領域において小さいが、高周波領域において
は近接効果の影響により大きくなる。したがって、従来
のリッツ線を高周波領域で使用する場合には様々な問題
があり、改善すべき点が多い。そこで、高周波での電気
抵抗を減らす目的で、リッツ線の中心部の素線束を無く
した中空リッツ線が提案された。しかし、素線束の撚合
せ本数を単に7本から6本に減らし従来の方法で撚合せ
た場合には、中心部への素線の部分的あるいは全体的な
落ち込みがあったり撚が不安定になるため、リッツ線に
よじれやひきつれが生じトランスやチョーク等の巻線に
供する断面形状が円形な中空リッツ線は得られなかっ
た。
【0004】本発明は、上記従来技術が有する各種の問
題点を解決するためになされたものであり、その目的
は、高周波増加による近接効果の影響を抑え、高周波領
域でのトランスやチョークの巻線における損失を低減さ
せると共に、外径を小形化できる中空リッツ線の製造方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の発明は、複数本の絶縁細線で構成されたリッ
ツ線の製造工程において、複数本の絶縁細線を第1の撚
方向で撚合せる第1の工程(孫撚工程)と、第1の工程
で得られた孫撚線の複数本を、孫撚線のピッチが孫撚工
程時の撚ピッチより多きくなる撚戻しを加えながら第1
の工程の撚方向と同じ第2の撚方向で撚合せる第2の工
程(子撚工程)と、第2の工程で得られた子撚線の複数
本を、前記孫撚線のピッチが孫撚工程時の撚ピッチより
20〜50%、子撚線のピッチが子撚工程時の撚ピッチ
より40〜60%小さくなる撚込みがあるようピッチを
設定した撚戻し条件により、撚戻しを加えながら第2の
工程の撚方向と反対の第3の撚方向で撚合せる第3の工
程(親撚工程)により、子撚線に扇形の形状を形成させ
ると共に、親撚線の中心部に空隙を形成させる中空リッ
ツ線の製造方法である。
【0006】第2の発明は、複数本の絶縁細線で構成さ
れたリッツ線の製造工程において、第1の工程(孫撚工
程)の撚方向と第2の工程(子撚工程)の撚方向は同一
方向(第1の工程右撚り,第2の工程右撚り、または第
1の工程左撚り,第2の工程左撚り)、第3の工程(親
撚工程)の撚方向は第2の工程の撚方向とは反対方向
(第2の工程右撚り,第3の工程左撚り、または第2の
工程左撚り,第3の工程右撚り)に撚合せる中空リッツ
線の製造方法である。
【0007】第3の発明は、複数本の絶縁細線で構成さ
れたリッツ線の製造工程において、第1の工程(孫撚工
程)で製造した孫撚線の撚ピッチが孫撚線の仕上外径の
12〜60倍、第2の工程(子撚工程)で製造した子撚
線の撚ピッチが子撚線の仕上外径の13〜50倍であ
り、第3の工程(親撚工程)で製造した親撚線の撚ピッ
チが親撚線の仕上外径の8〜12倍になるように撚ピッ
チを設定した中空リッツ線の製造方法である。
【0008】第4の発明は、複数本の絶縁細線で構成さ
れたリッツ線の製造工程において、第1の工程(孫撚工
程)で孫撚線を製造した後、第2の工程(子撚工程)で
撚合せる前記孫撚線の本数と第3の工程(親撚工程)で
撚合せる子撚線の本数が、それぞれ6本である中空リッ
ツ線の製造方法である。
【0009】
【作用】上記構成によれば、本発明は、リッツ線の撚工
程において行われる撚り戻しに注目することにより、各
撚工程のより方向と撚ピッチの最適条件を見出だし中空
リッツ線の製造を可能にした。
【0010】複合撚中空リッツ線は、複数本の絶縁細
線、又は束線を撚合せる工程を経て製造される。この撚
合せ工程において、撚合せがなされる絶縁細線又は束線
(以下素線と呼ぶ)は、撚方向と同方向の撚の力を受け
る。すなわち、撚を受ける方向にねじれが伝播して行
き、素線にも撚りが加えられる。例えば、右撚を行う場
合には右撚が、左撚を行う場合には左撚が素線に対して
撚が加えられることになる。
【0011】撚合せ工程中で素線に撚が加わると、撚上
がったリッツ線は、素線の歪みのためにカールしやすく
なる。そこでこれを防止するために、素線の撚戻しが行
われる。一般に複合撚リッツ線における撚戻しは、撚合
せ工程中で行われている。すなわち、素線をリッツ線の
撚方向と逆の方向に撚った後、複数本の素線を撚合せリ
ッツ線とする工程を一工程で行う。特殊な場合を除い
て、素線の撚戻し数(または撚戻しピッチ)とリッツ線
の撚合せ数(又は撚ピッチ)を等しく設定する。撚戻し
数と撚合せ数の比が1対1ということは、リッツ線の撚
合せ後、素線に歪みを残さないためである。
【0012】素線の撚戻しは、撚合すリッツ線の撚に対
し逆方向の撚を行うということであり、素線が撚線なら
ば撚戻しによって撚が戻る場合と、逆に撚込まれる場合
がある。撚合せ方向が素線の撚方向と同じであれば素線
は撚戻され、撚合せ方向が素線の撚方向と逆であれば素
線は撚込まれることになる。但しこれは撚戻しが行われ
ている過程での状態である。撚戻し数と撚合せ数とを1
対1で撚った場合、素線の撚数(又は撚ピッチ)は撚戻
しにより変化するが、リッツ線に撚合されることにより
撚戻し前の撚数(撚ピッチ)に戻るため、最終的には素
線の撚数(又は撚ピッチ)は変化しない。
【0013】撚ピッチP0 (mm)の撚線とは、長さP0
に1回の撚がある撚線であり、1000mmでは、100
0/P0 回撚られていることになる。今、撚ピッチP0
の左撚線を撚ピッチP1 の左撚に変えるには、P0 >P
1 の場合、1000mmあたり、1000×(1/P1
1/P0 )回左撚を加えればよい。より具体的にはP0
=17mmをP1 =15mmに変えるには、先ずP0 =17
mmは、1000mmあたり、1000/17=58.85
左回転した撚であり、P1 =15mmは1000mmあた
り、1000/15=66.67左回転した撚である。
従って撚ピッチP0 を撚ピッチP1 の左撚に変えるには
1000×(1/P1 −1/P0 )=66.67−5
8.85=7.85回であり、7.85回左撚を加えれ
ばよいこととなる。
【0014】またP0 <P1 の場合、1000mmあた
り、1000×(1/P0 −1/P1 )回右撚を行い撚
戻すことになる。すなわちP0 =17mmをP1 =20mm
に変えるには、P1 =20mmは、1000mmあたり、1
000/20=50回転した撚であり、またP0 =17
mmの1000mmあたりの回転数は58.58回であるか
ら、P1 =20mmはP0 =17mmに対して、1000×
(1/P0 −1/P1 )=50−58.85=−8.8
2回転多く左回転しているから、右に8.82回右撚を
行い撚戻すことになる。
【0015】さらに左撚線を右撚線に変えるには、先ず
右撚に撚って左撚を無くし、更に右へ撚込むことにな
る。
【0016】撚ピッチP0 の左撚線複数本を、撚戻し数
と撚合せ数を1対1で撚ピッチP1 の左撚リッツ線に撚
合せた場合、撚戻しを受けた時のピッチと、撚合せ後の
撚ピッチは以下の通りである。
【0017】撚ピッチP0 の左撚線は、撚戻しにより1
/P1 回の右撚を受けるのでピッチは(1/P0 −1/
1 -1に変化する。そして撚合せにより1/P1 回左
撚を受けるので、撚合せ後の撚ピッチは(1/P0 +1
/P1 −1/P1 -1=P0 となり、左撚線の撚ピッチ
0 は変化しない。
【0018】また、撚ピッチP0 の左撚線複数本を、撚
戻し数と撚合せ数を1対1で撚ピッチP1 の右撚リッツ
線に撚合せた場合、撚戻しを受けた時のピッチと、撚合
せ後の撚ピッチは以下の通りである。
【0019】撚ピッチP0 の左撚線は、撚戻しにより1
/P1 回の左撚を受け撚込まれるのでピッチは(1/P
0 +1/P1 -1に変化する。そして撚合せにより1/
1 回右撚を受け撚込まれるので、撚ピッチは(1/P
0 +1/P1 −1/P1 -1=P0 となり、この場合も
左撚線の撚ピッチP0 は変化しない。
【0020】さて、複合撚リッツ線で、そのリッツ線の
中心部に空隙を形成させるためには、各撚工程における
撚方向、撚ピッチ及び撚戻しを考慮した撚条件の設定が
重要である。
【0021】本発明の中空リッツ線を製造するための撚
条件は、複数本の素線を撚合せてなる第1の工程(孫撚
工程)と第2の工程(子撚工程)の撚方向を同一方向
(第1の工程右撚り,第2の工程右撚り、または第1の
工程左撚り,第2の工程左撚り)にする。そして第2の
工程と第3の工程(親撚工程)の撚方向を反対方向(第
2の工程右撚り,第3の工程左撚り、または第2の工程
左撚り,第3の工程右撚り)に撚合にすることにある。
これは、第2の工程で、第1の工程と同一方向に撚合せ
ると、孫撚線と子撚線の構成を撚戻しによりある程度崩
れやすくしておき、第3の工程の親撚で、反対方向に撚
合せることにより、子撚線が扇形の形状を形成しやすく
なるためである。
【0022】この複合撚中空リッツ線の中心の空隙を、
高い真円度に保つためには、各撚工程において必要以上
のねじれを防ぐために、最適な撚戻しを行う必要があ
る。
【0023】そこで本発明は、第1の工程(孫撚工程)
で製造した孫撚線を撚戻しを加えながら撚合せる第2の
工程(子撚工程)及び第2の工程で製造した子撚線を撚
戻しを加えながら撚合せる第3の工程(親撚工程)の撚
戻しの条件として、第2工程で孫撚線のピッチが、孫撚
工程のピッチより大きくなる撚戻しを加え、第3の親撚
工程で孫撚線のピッチが孫撚工程のピッチより20〜5
0%、子撚線のピッチが子撚工程時の撚ピッチより40
〜60%小さくなる撚戻しがあるように撚ピッチを設定
することにより、また、第1の工程(孫撚工程)で製造
した孫撚線の撚ピッチが孫撚線の仕上外径の12〜60
倍、第2の工程(子撚工程)で製造した子撚線の撚ピッ
チが子撚線の仕上外径の13〜50倍であり、第3の工
程(親撚工程)で製造した親撚線の撚ピッチが親撚線の
仕上外径の8〜12倍になるように撚ピッチを設定する
ことにより、撚上がった複合撚リッツ線は、中心部の空
隙の真円度が高い中空リッツ線を得ることができる。
【0024】一方、上記撚ピッチの設定範囲を外した場
合には、中心部へ素線が落ち込み、中空状態を形成でき
なくなりまた撚状態が不均一となり部分的に線の弛みや
浮きが発生するため、撚構成の安定した真円度の良好な
複合撚リッツ線は得られない。
【0025】
【実施例】以下本発明の好適実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0026】図1は本発明の中空リッツ線の製造方法の
概要を示す略図であり、図1(a)は、左撚している状
態を示す第1の工程(孫撚工程)の略図、図1(b)は
左撚している状態を示す第2の工程(子撚工程)の略
図、図1(c)は右撚している状態を示す第3の工程
(親撚工程)の略図である。
【0027】図2(a)は、本発明の製造に用いる絶縁
細線の詳細断面図を示し、図2(b)は本発明の製造方
法で得られた中空リッツ線の一例を示す断面図を示した
もので、また図3は、本発明の実施例4の中空リッツ線
Aと比較例1の中空リッツ線Bの交流抵抗の測定結果を
示すグラフである。
【0028】先ず図2(a)に示すように、絶縁細線3
は、導体1の外周に絶縁被膜2を設けたものからなり、
図2(b)に示すように中空リッツ線6は、絶縁細線3
を撚合せて孫撚線4とし、この孫撚線4を撚合せて子撚
線5とし、この子撚線5を円周方向に整列するように撚
合せて親撚線(リッツ線6)としたもので、中心に円形
の空隙kが形成される。
【0029】さて図1(a)の第1工程(孫撚工程)に
おいて、10は絶縁細線3が巻かれた巻枠、11aは孫
撚線4を巻き取る巻枠であり、巻枠10は図では3個示
した、例えば28個設けられ、28本の絶縁細線3を繰
り出されて撚合されるようになっている。孫撚線4を巻
き取る巻枠11aは、絶縁細線3の撚合せ中に、Za0
方向に回転され、撚合わされた孫撚線4はZa1 方向に
撚りがかけられながら巻枠11aに巻き取られる。
【0030】図1(b)の第2工程(子撚工程)におい
て、孫撚線4を貯溜した巻枠11bからの孫撚線4(図
では3本示しているが例えば6本)を繰り出し、図示し
ていないが固定されたダイスでまとめてから撚合せて子
撚線5とし巻枠12bに巻き取る。この際、巻枠12b
は、第1の工程の巻枠11aの回転方向Za0 と同じZ
b0 方向に回転され、また孫撚線4を繰り出す巻枠11
bはZb1 方向に回転され、孫撚線4はZb4 方向に、
同じく子撚線5もZb5 方向に撚り戻されながら巻枠1
2bに巻き取られる。
【0031】図1(c)の第3工程(親撚工程)におい
て、子撚線5を貯溜した巻枠12cからの子撚線5(図
では3本示しているが例えば6本)を繰り出し固定され
たダイスでまとめてから撚合せて親撚線6とし巻枠13
cに巻き取る。この際、巻枠13cは、第1の工程の巻
枠11aの回転方向ZA0 、第2の工程の巻枠11bの
回転方向Zb0 と逆のr0 方向に回転され、また子撚線
5を繰り出す巻枠12cは、巻枠13cの回転方向r0
と同じr1 方向に回転され、子撚線5はr5 方向に、同
じく親撚線5もr5 方向に撚られながら巻枠13cに巻
き取られる。
【0032】以上において、図1(a)の巻枠11aの
Za0 方向の回転数とra の巻取速度で、第1工程の撚
ピッチ(左撚)が設定され、図1(b)の巻枠12bの
Zb0 方向の回転とrbの巻取速度とダイスで、子撚線
5の第2の工程の撚ピッチ(左撚)が設定されると共
に、巻枠11bのZb1 方向の回転で孫撚線4の撚戻し
時のピッチが設定され、さらに、巻枠13cのr0 方向
の回転とダイスで、第3工程の撚ピッチ(右撚)が設定
されると共に、巻枠12cのr1 方向の回転数とrc 巻
取速度で、孫撚線4と子撚線5が撚戻しされた時のピッ
チが設定される。これら巻枠11a,11b,12c,
13cの回転数とra ,rb ,rc の巻取速度は、第2
の工程で孫撚線4が、第1の工程のピッチより20〜5
0%撚戻されるように、また第3の工程で子撚線5が第
2の工程のピッチより40〜60%撚込みされるよう設
定することで良好な中空リッツ線6が製造できることに
なる。
【0033】次に表1に示した実施例1〜5と参考例1
〜6と比較例1,2を説明する。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】この表1における第1〜第3工程の撚ピッ
チの設定は表2の通りである。
【0037】実施例1 0.10mmφの銅導体1の外周に2種のポリウレタン被膜2
を設けた絶縁細線(2UEW 0.1mm )3(図2(a))を
28本用い、第1の工程の撚ピッチを10mmとして、巻
枠11aをZa0 方向に450 rpmの回転で孫撚線4の
撚ピッチが10mmとなるように回転数を100 回/mとし
て撚合せて孫撚線4として巻枠11aに巻取速度4.5
m/min で巻き取った。この孫撚線4の外径は0.7mm
であった。
【0038】次に第1の工程で得られ、巻枠11bに貯
溜された孫撚線4の6本を第2の工程で、巻枠11bか
ら繰り出し、縦型撚線機を用い、子撚線5の巻枠12b
をZb0 方向に回転速度450 rpmの回転で、子撚線5
の撚ピッチが27mmとなるように回転数を37回/mと
して撚合せ、子撚線5として巻枠12bに巻取速度1
2.2m/min で巻き取った。この際、孫撚線4が貯溜
された巻枠11bがZb1 方向に回転させて撚戻しを行
った。この撚戻しは、孫撚線4の撚戻し時の撚ピッチが
15.8mmとなるように巻枠11bを回転させた。
【0039】この第2の工程で得られた子撚線5の仕上
げ外径は、1.7mmであった。
【0040】第2の工程で得られた巻枠12cに貯溜さ
れた子撚線5の6本を、それぞれ巻枠12cから繰り出
し、縦型撚線機を用い、巻枠13cをr0 方向に回転速
度450 rpmで回転させ、親撚線6の撚ピッチが40mm
となるように回転数を25回/mとして撚合せて親撚線
(中空リッツ線)6とし、巻枠13cに巻取速度18m
/min で巻き取った。この際、子撚線5を貯溜した巻枠
12cをr1 方向に回転させて撚戻しを行った。なお撚
戻し時の孫撚線4のピッチは0.8mm、子撚線5のピッ
チは16.1mmとなるようにした。
【0041】実施例2〜5は表1,表2に従い、第1〜
3の各工程において、撚ピッチ及び撚戻しピッチ、回転
数及び巻取速度を変え、その他は実施例1と同様にして
中空リッツ線を製造した。
【0042】参考例1〜6,比較例1,2 参考例1〜6及び比較例1,2については表1,表2に
従い、上記第1〜3工程において撚方向、撚ピッチ、回
転数及び巻取速度を変え、その他は実施例1と同様にし
て複合撚リッツ線を製造した。参考例1〜4は、第1,
2の工程の撚方向が同一方向であり、第3の工程が第2
の方向と反対方向である。また参考例5は第2の工程の
撚方向が第1の撚方向と反対方向であり、第2,3の工
程の撚方向は同一方向である。参考例6は第1〜3の各
工程において撚方向が全て同じものである。
【0043】また比較例1,2は第1〜3の各工程にお
いて撚方向を順次変えて撚合せているものである。
【0044】特性試験 表1は実施例1〜5,参考例1〜6及び比較例1,2で
得られた複合撚リッツ線について中空状態と外観を観察
した結果を示している。
【0045】複合撚リッツ線の中空状態は、それぞれの
リッツ線の試料を樹脂に埋め込み、固めた後、切断し、
その切断面を研磨し、断面を顕微鏡にて観察して判定し
た。判定基準としては子撚線が複合撚リッツ線の中心部
分に空隙ができているものを良とした。一方親撚線の構
成崩れ、複合撚リッツ線の中心部分を埋めてしまい、複
合撚リッツ線の中心に空隙のないものを悪いとした。ま
た複合撚リッツ線の外観については、撚の状態が均一で
あるものを良とし、撚の状態が不均一であり、部分的に
線の弛みや浮きが見られるものを悪いとした。
【0046】表1から判るように本発明の実施例1〜5
は中空状態、外観が共に良好であったが、参考例1〜6
及び比較例1,2は、中空状態、外観のどちらか一方又
は両方とも悪いことが判る。
【0047】表1に示した仕上径と第1〜3の撚ピッチ
は、第1の工程(孫撚工程)で製造した孫撚線の撚ピッ
チが孫撚線の仕上外径の12〜60倍、第2の工程(子
撚工程)で製造した子撚線の撚ピッチが子撚線の仕上外
径の13〜50倍になるよう、第3の工程(親撚工程)
で製造した親撚線の撚ピッチが親撚線の仕上外径の8〜
12倍になるように撚ピッチを設定する。
【0048】また表1より第2の工程での孫撚線の撚戻
し時のピッチが大きく、かつ第3の工程での孫撚線の撚
込みで孫撚線のピッチが、第1工程の撚ピッチより20
〜50%の範囲が良く、かつ第3の工程での子撚線のピ
ッチが子撚工程の撚ピッチより40〜60%の範囲が良
い。すなわち、参考例3は、第2の工程での孫撚線の撚
戻し時のピッチが小さく不適であり、参考例6,比較例
1,2は、第3の工程での孫撚線の撚込みで孫撚線のピ
ッチが、第1工程の撚ピッチより20〜50%の範囲に
入らず不適であり、また参考例1,2は、第3の工程で
の子撚線のピッチが子撚工程の撚ピッチより40〜60
%の範囲に入らず不適でありいずれも中空状態が悪くな
る。また参考例5,6は、第3の工程での子撚線のピッ
チが子撚工程の撚ピッチより6%と小さく外観形状も悪
くなる。
【0049】次に図3に示した交流抵抗の測定結果につ
いて説明する。
【0050】この交流抵抗の測定には、第1〜3の工程
の撚ピッチが同じである実施例4の複合リッツ線Aと比
較例1のリッツ線Bをもちいた。
【0051】先ず、実施例4の複合撚リッツ線Aは、第
1の工程(撚ピッチ17mm)で得た孫撚線を第1の工程
と同一方向に撚合わせる第2の工程(撚ピッチ48mm)
において、撚戻しを行うことにより、孫撚線の撚ピッチ
は26.3mmに変化し一旦粗くなる。そして、複数本の
孫撚線は撚合せによって撚戻し前の撚ピッチ17mmに戻
される。この撚戻し、撚合せの過程で孫撚構成は崩さ
れ、不安定な状態になっている。さらに第2の工程と反
対方向に撚合せる第3の工程(撚ピッチ40mm)では、
撚戻しによって撚込まれ孫撚線のピッチは11.9mm
に、子撚線のピッチは21.8mmに変化し前に比べて細
かくなる。そして、複数本の子撚線の撚合せによって、
撚戻し前に撚ピッチ(孫撚線の撚ピッチ17mm,子撚線
の撚ピッチ48mm)に戻される。この時孫撚線は第2の
工程において、不安定になっているので、子撚線構成が
崩れ、子撚線は扇形形状になるが、親撚線構成は崩れ難
く撚の状態が均一で安定である。扇形形状を形成するこ
とにより安定した中空構造が得られ、撚の状態が均一で
外観が良くなり、また図3に示すように高周波領域での
交流抵抗の増加を低減できる。
【0052】次に、比較例1の複合リッツ線Bは、第1
の工程(撚ピッチ17mm)で得た孫撚線を第1の工程と
反対方向に撚合わせる第2の工程(撚ピッチ48mm)に
おいて撚戻しを行うことにより、孫撚線のピッチは1
2.5mmに変化し一旦細かくなる。そして、複数本の孫
撚線は撚合せによって撚戻し前のピッチ17mmに戻され
るが、孫撚構成は崩れ難くなる。さらに第2の工程と反
対方向に撚合せる第3の工程(撚ピッチ40mm)では撚
戻しにより撚込まれ、孫撚線のピッチは29.5mmに、
子撚線のピッチは21.8mmに変化し撚戻し前に比べて
細かくなる。そして複数本の子撚線の撚合せによって、
撚戻し前の撚ピッチ(孫撚線の撚ピッチ17mm,子撚線
の撚ピッチ48mm)に戻される。この時孫撚構成と子撚
構成は崩れ難いので、子撚線が扇形形状を形成しない。
そのため外観は良いが、安定した中空構造が得られず、
高周波領域での交流抵抗の増加も低減もできない。
【0053】このように複合撚リッツ線の交流抵抗につ
いては図3から明らかなように実施例4の中空リッツ線
Aは比較例1の複合撚リッツ線Bと比較して、100k
Hz近傍において交流抵抗値で約35%の低減効果が見
られ、本発明の効果が顕著に現れていることが分かる。
従って、本発明により得られた中空リッツ線を高周波コ
イルの巻線として使用することにより、その電力損失を
大幅に低減することが可能となる。
【0054】
【発明の効果】本発明の中空リッツ線の製造方法は、従
来のリッツ線の製造方法では得られなかった中空リッツ
線の製造を可能にするものであり、トランスやチョーク
に用いた場合に、高周波領域での巻線による損失の低減
や、機器の小形化に寄与し、産業に寄与するところ極め
て大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中空リッツ線の製造方法における製造
工程を示す図である。
【図2】本発明で得られた中空リッツ線の一例を示す断
面図である。
【図3】本発明で得られた中空リッツ線と比較例の複合
撚リッツ線の交流抵抗の測定結果のグラフを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 導体 3 絶縁細線 4 孫撚線 5 子撚線 6 親撚線(中空リッツ線) 10,11,12,13 巻枠
フロントページの続き (72)発明者 植原 精作 長野県小県郡丸子町上丸子238番地 東京 特殊電線株式会社丸子工場内 (72)発明者 上原 正丈 長野県上田市大字大屋300番地 東京特殊 電線株式会社上田工場内 (72)発明者 山本 克彦 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 近藤 康博 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 長崎 博行 新潟県白根市能登410 理研電線株式会社 技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の絶縁細線で構成されたリッツ線
    の製造工程において、複数本の絶縁細線を第1の撚方向
    で撚合せる第1の工程(孫撚工程)と、第1の工程で得
    られた孫撚線の複数本を、孫撚線のピッチが孫撚工程時
    の撚ピッチより大きくなる撚戻しを加えながら第1の工
    程の撚方向と同じ第2の撚方向で撚合せる第2の工程
    (子撚工程)と、第2の工程で得られた子撚線の複数本
    を、前記孫撚線のピッチが孫撚工程時の撚ピッチより2
    0〜50%、子撚線のピッチが子撚工程時の撚ピッチよ
    り40〜60%小さくなる撚込みがあるようピッチを設
    定した撚戻し条件により、撚戻しを加えながら第2の工
    程の撚方向と反対の第3の撚方向で撚合せる第3の工程
    (親撚工程)により、子撚線に扇形の形状を形成させる
    と共に、親撚線の中心部に空隙を形成させることを特徴
    とする中空リッツ線の製造方法。
  2. 【請求項2】 複数本の絶縁細線で構成されたリッツ線
    の製造工程において、第1の工程(孫撚工程)の撚方向
    と第2の工程(子撚工程)の撚方向は同一方向、第3の
    工程(親撚工程)の撚方向は第2の工程の撚方向とは反
    対方向に撚合せることを特徴とする請求項1記載の中空
    リッツ線の製造方法。
  3. 【請求項3】 複数本の絶縁細線で構成されたリッツ線
    の製造工程において、第1の工程(孫撚工程)で製造し
    た孫撚線の撚ピッチが孫撚線の仕上外径の12〜60
    倍、第2の工程(子撚工程)で製造した子撚線の撚ピッ
    チが子撚線の仕上外径の13〜50倍であり、第3の工
    程(親撚工程)で製造した親撚線の撚ピッチが親撚線の
    仕上外径の8〜12倍になるように撚ピッチを設定した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の中空リッツ線の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 複数本の絶縁細線で構成されたリッツ線
    の製造工程において、第1の工程(孫撚工程)で孫撚線
    を製造した後、第2の工程(子撚工程)で撚合せる前記
    孫撚線の本数と第3の工程(親撚工程)で撚合せる子撚
    線の本数が、それぞれ6本であることを特徴とする請求
    項1、2又は3記載の中空リッツ線の製造方法。
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Cited By (6)

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