JPH07192266A - 相変化形光ディスクの初期化装置 - Google Patents

相変化形光ディスクの初期化装置

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JPH07192266A
JPH07192266A JP5348214A JP34821493A JPH07192266A JP H07192266 A JPH07192266 A JP H07192266A JP 5348214 A JP5348214 A JP 5348214A JP 34821493 A JP34821493 A JP 34821493A JP H07192266 A JPH07192266 A JP H07192266A
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laser
optical disk
disk
optical
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JP5348214A
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Koji Deguchi
浩司 出口
Yukio Ide
由紀雄 井手
Masato Harigai
眞人 針谷
Yoshiyuki Kageyama
喜之 影山
Hiroko Iwasaki
博子 岩崎
Masayoshi Takahashi
正悦 高橋
Katsuyuki Yamada
勝幸 山田
Yoshitaka Hayashi
嘉隆 林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相変化形光ディスクの記録層にレーザ光を照
射して初期化を行うにあたり、初期化過程の時間を短縮
し、ディスクの生産性を向上させる。 【構成】 相変化形光ディスクの記録層にレーザ光を照
射して初期化を行う装置において、初期化すべき光ディ
スクを回転自在に固定支持するディスク支持手段と、初
期化用レーザ光を照射する第1のレーザ装置と、該第1
のレーザ装置から出射したレーザ光のビームを楕円形も
しくは長方形の形状に整形し、その長軸と前記光ディス
クのトラックとが直交するように前記光ディスクの記録
層に照射させる光学手段と、参照用のレーザ光を出射す
る第2のレーザ装置と、該第2のレーザ装置から出射
し、前記光ディスクで反射した参照用レーザ光を用いて
フォーカスサーボを行うフォーカスサーボ機構と、初期
化用レーザ光及び参照用レーザ光の光ディスク上の照射
位置を光ディスクの半径方向に移動させる移動機構を具
備することを特徴とする相変化形光ディスクの初期化装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は相変化形光ディスクの初
期化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近物質の相変化を利用したメモリー、
いわゆる相変化形メモリーが盛んに研究されている。な
かでも、光ディスクへの応用は書き換え可能なメモリー
として関心を集めている。
【0003】相変化形光ディスクの代表的な構造を図3
に示す。この構造例は、ディスク基板11に第1の保護
層12、記録層13、第2の保護層14、反射放熱層1
5及び樹脂層16を順次積層して構成されている。保護
層の材料としては、上部下部ともZnS・SiO2やA
lN、SiN等が用いられている。記録層の材料として
は、GeSbTeやInSbTe、AgInSbTe等
が用いられている。反射放熱層の材料としては、Al、
Au、Ag、Ni等の金属、あるいはそれらの合金が用
いられている。この相変化形光ディスクの記録の原理
は、主に記録層の非晶(アモルファス)相と結晶相の変
化を利用しており、それぞれの反射率が異なることこと
から2値のデジタル記録が可能となる。
【0004】記録層の作製方法としては、主にスパッタ
法が用いられているが、この場合、作製直後は、記録層
はアモルファス相の状態である。この状態で光ディスク
として用いる場合、記録層は、ほとんどが不安定なアモ
ルファス状態であることから、ディスクの信頼性が問題
となる。そのため、従来からディスク作製後、初期化と
いう過程を通して記録層全体を結晶化させていた。
【0005】従来の初期化装置では初期化の方法とし
て、高パワーのレーザ光を照射するものやランプなどを
用いて加熱する方法などを採用している。なかでもレー
ザ光を用いる方法は制御性に優れ、多くの場合この方法
が用いられる。
【0006】ところが、通常のレーザ光のビーム径は数
μmと小さいため、ディスク全体を初期化するには時間
がかかる。これを解決するには、ディスク面上でのレー
ザ光のスキャン速度を速くするか、レーザのビーム径を
広げるようにビーム整形することが考えられる。しか
し、スキャン速度の変更は、ディスクの加熱あるいは冷
却速度に強く依存することから、高速化には限界があ
る。また、レーザ光のビーム径を広げた場合、パワー密
度が低下することから、より高いパワーのレーザ光が必
要となるが、ビーム径が大きくしかも高いパワーのレー
ザ光を照射した場合、ディスクそのものにダメージを与
える。さらにビーム径を広げる場合、そのビームの強度
分布を均一にすることが難しくなり、初期化が不均一に
なる。
【0007】このような問題を解決するために、特開平
4−216323号公報には、半導体レーザから出射し
たレーザ光のビームをシリンドリカルレンズ系により、
楕円形状に整形して、相変化形光ディスクの記録層に照
射することにより初期化を行う初期化装置が提案されて
いる。そして、これにより、初期化の際に記録層から発
生する熱による基板等の熱変形、形成膜の熱歪みによる
反りやクラックの発生が防止できるとされている。
【0008】一方、最近になって記録密度を上げるため
に、基板の厚みを薄くして、よりビームを絞り込むこと
が可能なレンズを用いることが提案されている。また、
記録再生装置の小型化の点でも基板の厚みが薄いことや
基板サイズが小さいことが望まれる。このようなことか
ら様々なディスクサイズのものが用いられるが、従来の
初期化装置ではこれら全てに対して対応することは不可
能であった。さらに従来技術では、初期化が充分に行わ
れているか否かの判定は、別の検査装置を用いる必要が
あった。また、初期化過程でディスクの損傷を判断する
ことはできなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の従来
技術の問題点を解決するためになされたもので、その目
的は、以下の通りである。 (1)相変化形光ディスクの初期化過程の時間短縮を実
現し、ディスクの生産性を向上させること。 (2)初期化を均一にすること。 (3)様々なディスクサイズのものに対して初期化が可
能なこと。 (4)初期化の結果の良否が別の検査装置を用いずに判
定できること。 (5)初期化過程でディスクの損傷を判断すること。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、相変化形光ディスクの記録層にレ
ーザ光を照射して初期化を行う装置において、初期化す
べき光ディスクを回転自在に固定支持するディスク支持
手段と、初期化用レーザ光を照射する第1のレーザ装置
と、該第1のレーザ装置から出射したレーザ光のビーム
を、楕円形もしくは長方形の形状に整形し、その長軸と
前記光ディスクのトラックとが直交するように前記光デ
ィスクの記録層に照射させる光学手段と、参照用のレー
ザ光を出射する第2のレーザ装置と、該第2のレーザ装
置から出射し、前記光ディスクで反射した参照用レーザ
光を用いてフォーカスサーボを行うフォーカスサーボ機
構と、初期化用レーザ光及び参照用レーザ光の光ディス
ク上の照射位置を光ディスクの半径方向に移動させる移
動機構を具備することを特徴とする相変化形光ディスク
の初期化装置が提供される。また、本発明によれば、上
記構成において、前記参照用レーザ光を用いて前記光デ
ィスクの反射率を測定する反射率測定手段を設けたこと
を特徴とする初期化装置が提供される。また、本発明に
よれば、上記構成において、前記参照用レーザ光を用い
てトラッキングサーボを行うトラッキングサーボ機構を
設けたことを特徴とする初期化装置が提供される。ま
た、本発明によれば、上記構成において前記第1及び第
2のレーザ装置のレーザ出射口と、光ディスクを支持す
るディスク支持出段とが、光ディスクに対して反対側と
なるように配置されていることを特徴とする初期化装置
が提供される。また、本発明によれば、上記構成におい
て、前記初期化用レーザ光の光路上に、レーザ光のビー
ムスポットの焦点が前記光ディスクの記録層に合うよう
にその光路長を調整する光路長調整手段を設けたことを
特徴とする初期化装置が提供される。
【0011】以下本発明による相変化形光ディスクの初
期化装置について図1の構成例に基づいて詳述する。図
1は本発明による初期化装置の概略図であり、図中、1
は初期化用光源部、2は参照光光源部、3は制御系及び
反射率測定系、4は初期化されるべき相変化形光ディス
ク、5はPBS偏光子、6はλ/4板、7はフィルタ
ー、8はハーフミラー、9はミラー、10は調整板、1
1はディスク支持機構である。本発明の初期化装置は、
相変化形光ディスク、即ち、基板上に形成された記録層
に光を照射することによって情報の記録、消去及び再生
が可能であり、しかも情報の記録及び消去が非晶相と結
晶相あるいは微結晶を含む混晶相との間の相変化により
行われるタイプの光ディスクを対象とし、相変化形光デ
ィスクの記録層にレーザ光を照射して初期化を行うもの
である。
【0012】初期化用光源部1は、初期化用レーザを出
射する初期化用レーザ装置とビーム成形を行う光学系か
らなる。この光学系は、図2に示すように、初期化用レ
ーザ装置から出射したレーザ光のビームを、楕円形又は
長方形の形状に整形し、その長軸と光ディスク4のトラ
ックとが直交するように光ディスク4の記録層に照射さ
せるもので、光ディスク4の半径方向に移動可能となっ
ている。ビームの整形方法としてはレンズの特性や配置
などで調整する等、公知の任意の方法を使用することが
できる。また、整形されたビームの寸法は、レーザ光の
最大パワーやディスクの回転速度、ディスクの構成や材
料等に依存し一義的には決まらないが、短軸の長さが1
μm以上でビーム面積が300μm2以下であることが
好ましい。レーザ光ビームの短軸の長さが1μm未満で
あるとき、トラック方向の冷却速度が速いため一部アモ
ルファス化が起こり均一な結晶ができなくなる。また、
ビームの面積が300μm2よりも大きいと、ディスク
そのものにダメージを与えてしまう。このような形状の
ビームに整形することにより、1ビーム当たりのトラッ
ク数が増え、ディスクへのダメージなしに均一、高速な
初期化が行えるようになる。なお、初期化用レーザ装置
としては、特に限定されないが、省スペース、保守の簡
単さ等から半導体レーザ装置が望ましい。
【0013】初期化すべき相変化形光ディスク4は、該
光ディスク4を所定の回転速度で回転自在に固定支持す
るディスク支持機構11により、固定支持される。この
場合、ディスク支持機構11は、光ディスク4に対し
て、初期化用レーザ装置1のレーザ出射口と同じ方向に
設けられていてもよいが、図1に示すように、反対側に
も設けられていると、様々なディスクサイズの光ディス
クに対して初期化を行うことができるので、好ましい。
即ち、光ディスクを支持するディスク支持機構11側に
レーザ出射口がある場合は、レーザ光をその支持部より
内側に照射することは構造上、不可能であり、ディスク
内径側の初期化範囲が限定されるが、ディスク支持機構
11とレーザ出射口が光ディスク4に対して反対となる
ように配置されると、このような限定がなくなる。ま
た、ディスク支持機構11は従来のようなクランプ式あ
るいはマグネットチャック式のものでもよいが、エアー
吸着方式を採用すると、初期化範囲の制限がなくなるの
で、好ましい。
【0014】また、本構成例の初期化装置は、フォーカ
スサーボ機構、トラッキングサーボ機構及び反射率測定
系を備えている。このフォーカスサーボを行うため、参
照光光源部2は評価装置に用いられているものと同様な
半導体レーザ装置を備えており、出射されたレーザ光
は、ミラー9,9、PBS偏光子5、λ/4板6、フィ
ルター7及びハーフミラー8を介して光ディスク4に照
射され、その反射光は、ハーフミラー8、フィルター
7、λ/4板6及びPBS偏光子5を介して、制御系及
び反射率測定系3にてフォトダイオード等の受光素子に
て受光される。そしてその受光信号に基づき、フォーカ
スサーボ、トラッキングサーボ及び反射率測定が行える
ようになっている。この各機構は光ディスクドライブや
評価装置に用いられている公知の回路技術で構成するこ
とができる。また、参照用レーザ光は初期化用レーザ装
置と兼用してもよいが、そのビーム形状が楕円形もしく
は長方形となっているため、図1のように別途設置する
のが望ましい。また、参照用レーザ光の波長は、光ディ
スクの情報を再生するときに用いる光の波長と同じであ
るのが望ましい。上記フォーカスサーボ機構によれば、
効率良く均一にレーザのパワーを光ディスクの記録層に
照射することができる。また、上記トラッキングサーボ
機構によれば、初期化過程でディスクダメージがわかる
ため、ディスクの不良判定が初期化過程で行える利点が
ある。さらに、上記反射率測定系によれば、初期化過程
でディスク特性としての反射率を求めることができ、初
期化の判定がその段階で行える利点がある。
【0015】また、本構成例の初期化装置は、初期化用
レーザ光の光路長を調整する手段として調整板10を設
置することができる。初期化用レーザ光の光学系で整合
しているディスク厚より薄いディスクでは、その分だけ
記録層への焦点距離が変化し、その変化量は従来用いら
れているフォーカスサーボ機構では対応できないが、整
合しているディスクと薄いディスクとの厚さの差だけの
厚みを有し、かつディスク基板同様な光学特性を有する
調整板上記調整板10を配置することにより、ディスク
の厚さが薄くなっても記録層に焦点が合うように光路長
を調整することが可能となる。
【0016】さらに、本構成例の初期化装置は、レーザ
光のビーム形状及びビームの強度分布をモニターする機
能を有する機構を有することができる。この機構は、こ
の機構を用いると、より効果的に初期化を行うことが可
能となる。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき更に具体的に説
明する。 〈実施例1〉初期化を行なう相変化形光ディスクとし
て、図1に示す初期化装置の光学系で整合している厚さ
である厚さ1.2mm、直径130mm、1.6μmピ
ッチのスパイラルグルーブ付きのポりカーボネート基板
上に、RFマグネトロンスパッタリング法を用いて、保
護層、記録層、保護層、反射放熱層の順に形成したもの
を用いた。保護層としては、ZnSとSiO2のモル比
が80:20のターゲットを用いて200nm形成し、
Ge、SbそしてTeからなる記録層を30nm形成
し、更に上記保護層と同様な材料からなる層を20nm
形成し、さらにその上に、反射放熱層としてAl合金を
80nm形成した。最後に反射放熱層上に紫外線硬化樹
脂をスピンコート法により塗布し、その後、紫外線を照
射して硬化させ10μmの樹脂層を形成した。
【0018】次に、図1に示した初期化装置でビームの
形状がほぼ長方形で短軸の長さが2μm、面積が120
μm2のレーザ光を用いて上記ディスクの初期化を行な
った。そして、レーザパワーと回転速度及び移動速度を
それぞれ変化させ、最適な初期化条件を決定した。こう
して得られた光ディスクを波長830nm、線速度7m
/s、周波数4MHz、50%デューティ比で記録し、
周波数5MHz、50%デューティ比でオーバーライト
を行ったときの周波数4MHzの信号C/N、消去比を
測定し、ディスクとしての特性判定を行った。
【0019】同時に、初期化後のノイズルレベルについ
ても測定を行った。その結果、C/Nは50dB、消去
比は25dB、ノイズルレベルは−76dBと良好な結
果を得た。
【0020】<実施例2>図1の初期化装置を用いて、
実施例1の基板厚よりも0.6mm薄い基板を用いた以
外は同様な光ディスクに対し、光路上に基板と同じ材料
からなる0.6mm厚の調整板を設けて、実施例1と同
様に初期化を行った後、同様に評価を行った。その結
果、C/Nは50dB、消去比は25dB、ノイズレベ
ルは−76dBと、実施例1と同様に良好な特性であっ
た。
【0021】<実施例3>図1の初期化装置を用いて、
記録層材料がAg、In、Sb、Teからなること以外
は同様な光ディスクに対して、実施例1と同様に初期化
を行った後、同様に評価を行った。その結果、C/Nは
50dB、消去比は30dB、ノイズレベルは−75d
Bと、良好な結果が得られた。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、前記構成としたので、
相変化形光ディスクの初期化を均一にかつ短時間で行う
ことが可能となる。また、様々なディスクサイズの光デ
ィスクに対して初期化を行うことが可能となる。さら
に、初期化の結果の良否が別の検査装置を用いずに判定
すること、初期化過程でディスクの損傷を判断すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による相変化形光ディスクの初期化装置
の構成を示す概略図である。
【図2】本発明で用いる初期化用レーザ光のビーム形状
とディスクトラックの関係を示す図である。
【図3】一般的な相変化形光ディスクの媒体構成を模式
的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 初期化用光源部 2 参照光光源部 3 制御系及び反射率測定系 4 相変化形光ディ
スク 5 PBS偏光子 6 λ/4板 7 フィルター 8 ハーフミラー 9 ミラー 10 調整板 11 ディスク支持機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 影山 喜之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 岩崎 博子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 正悦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山田 勝幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 林 嘉隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相変化形光ディスクの記録層にレーザ光
    を照射して初期化を行う装置において、 初期化すべき光ディスクを回転自在に固定支持するディ
    スク支持手段と、 初期化用レーザ光を照射する第1のレーザ装置と、 該第1のレーザ装置から出射したレーザ光のビームを、
    楕円形もしくは長方形の形状に整形し、その長軸と前記
    光ディスクのトラックとが直交するように前記光ディス
    クの記録層に照射させる光学手段と、 参照用のレーザ光を出射する第2のレーザ装置と、 該第2のレーザ装置から出射し、前記光ディスクで反射
    した参照用レーザ光を用いてフォーカスサーボを行うフ
    ォーカスサーボ機構と、 初期化用レーザ光及び参照用レーザ光の光ディスク上の
    照射位置を光ディスクの半径方向に移動させる移動機構
    を具備することを特徴とする相変化形光ディスクの初期
    化装置。
  2. 【請求項2】 前記参照用レーザ光を用いて前記光ディ
    スクの反射率を測定する反射率測定手段を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の初期化装置。
  3. 【請求項3】 前記参照用レーザ光を用いてトラッキン
    グサーボを行うトラッキングサーボ機構を設けたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の初期化装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のレーザ装置のレーザ
    出射口と、光ディスクを支持するディスク支持出段と
    が、光ディスクに対して反対側となるように配置されて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記
    載の初期化装置。
  5. 【請求項5】 前記初期化用レーザ光の光路上に、レー
    ザ光のビームスポットの焦点が前記光ディスクの記録層
    に合うようにその光路調を調整する光路長調整手段を設
    けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記
    載の初期化装置。
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