JPH07192103A - 記録媒体カード及びその取扱方法 - Google Patents

記録媒体カード及びその取扱方法

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JPH07192103A
JPH07192103A JP5331427A JP33142793A JPH07192103A JP H07192103 A JPH07192103 A JP H07192103A JP 5331427 A JP5331427 A JP 5331427A JP 33142793 A JP33142793 A JP 33142793A JP H07192103 A JPH07192103 A JP H07192103A
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JP
Japan
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Application number
JP5331427A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Kazunari Kawashima
一成 川嶋
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】正規に記録された必要事項に対する不正な改竄
を検出することができ、更に不正に使われたカード等を
使用不能とすることで、悪意に基づく不正行為を有効に
防止し、もってカード等に対する安全性を向上させる。 【構成】カードベース11の表面側に加熱により必要事
項を目視可能に繰り返し書込み或は消去することができ
るリサイクル表示層20を積層させ、このリサイクル表
示層20における特定箇所を必要事項の書込エリア21
と設定し、かかる書込エリア21と重複しない範囲でカ
ードベース11の表面側に、熱発色性インク30にて、
不本意な加熱事実を検出するための不正検出エリア31
を印刷した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、必要事項を目視可能に
記録・消去することができると共に、正規に記録された
必要事項に対する不正な改竄を検出することができる記
録媒体カード、及び該カードの取扱方法に関する。ここ
で記録媒体カードは、主としてパチンコ業界等で用いら
れる景品カードや、IDカード等として用いられている
ものであり、かかるカードの取扱方法は、カードの安全
管理システムを構築するためのものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱処理によって、必要
事項を目視可能に記録・消去することができるタイプの
カードにおいては、かかるカードに記録すべきデータの
一部を利用者が解るように書込まれていた。
【0003】すなわち、例えばパチンコ業界において
は、利用者カードに記録される持ち玉数とか残金、年月
日等については、そのデータ内容を遊技客がよく解るよ
うに具体的な数字や文字等で書込まれており、更に、カ
ードを自動読取りさせるためのバーコードも目視可能に
書込まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカードでは、悪意ある者が前記バーコードを
読取る等して得た情報に基づき、数字や文字等のデータ
と共にバーコード自体を加熱処理により不正に改竄する
おそれがある。
【0005】これに対しては、バーコード等にもそれな
りの安全性を担保させてはいるが、不正経験者にとって
は、加熱により必要事項を書込むタイプのカードの方
が、従前から広く普及しているICカード等に比べると
遥かに改竄しやすく、また、そのような不正を誘発する
おそれも生じるという問題点があった。
【0006】そのために、例えば、加熱処理タイプのカ
ードについては、例えば、文字の中間に印刷しない筋を
設ける等して簡単に真似ができないように工夫を凝らし
てはいるが、これとてすぐに真似される可能性が大きか
った。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、正規に記録された必要事項に対す
る不正な改竄を検出することができ、更に不正に使われ
たカード等を使用不能とすることで、悪意に基づく不正
行為を有効に防止し、もってカード等に対する安全性を
向上させることができる記録媒体カード及びその取扱方
法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、必要事項(22)を
目視可能に記録・消去することができると共に、正規に
記録された必要事項(22)に対する不正な改竄を検出
することができる記録媒体カード(10)であって、カ
ードベース(11)の表面側に、加熱により透明度が可
逆的に変化する物質を主成分とし、加熱により必要事項
(22)を目視可能に繰り返し書込み或は消去すること
ができるリサイクル表示層(20)を積層させ、該リサ
イクル表示層(20)における特定箇所を必要事項(2
2)の書込エリア(21)と設定し、前記書込エリア
(21)と重複しない範囲でカードベース(11)の表
面側に、加熱により不可逆的に発色する熱発色性インク
(30)にて、不本意な加熱事実を検出するための不正
検出エリア(31)を印刷したことを特徴とする記録媒
体カード(10)に存する。
【0009】また、別の観点からの本発明の要旨とする
ところは、前記記録媒体カード(10)の取扱方法であ
って、前記リサイクル表示層(20)における書込エリ
ア(21)に対し、書込用温度に加熱したサーマルヘッ
ド(50)により必要事項(22)を書込む一方、前記
書込エリア(21)の必要事項(22)を消去する際、
消去用温度に加熱したサーマルヘッド(50)により前
記必要事項(22)の書込部分のみ局所的に加熱し、前
記不正検出エリア(31)が発色しないよう必要事項
(22)のみ加熱消去することを特徴とする記録媒体カ
ード(10)の取扱方法に存する。
【0010】
【作用】記録媒体カード(10)のリサイクル表示層
(20)は、加熱により透明度が可逆的に変化するか
ら、必要事項(22)を繰り返し書込み或は消去でき
る。例えば、リサイクル表示層(20)における書込み
エリア内において、書込用の特定温度で加熱しつつ文字
やバーコード等を形づくるの線図に合せて濁化させれ
ば、かかる必要事項(22)を目視可能に認識できる。
一方、必要事項(22)を消去する場合は、消去用の別
の特定温度で書込エリア(21)を加熱すれば、局所的
な濁化により表出していた必要事項(22)は、透明化
して目視できなくなる。
【0011】このように、簡単に必要事項(22)を繰
り返し書込み或は消去できる記録媒体カード(10)に
対し、悪意ある者が、例えば一般的な発熱ドラム等を用
いてリサイクル表示層(20)に不正な加熱処理を施
し、必要事項(22)の内容を改竄しようとした場合
に、少しでも前記書込エリア(21)と重複しない範囲
で印刷されている不正検出エリア(31)に熱が加わる
と、当該箇所の熱発色性インク(30)が不可逆的に発
色する。
【0012】それにより、記録媒体カード(10)を正
規に管理する者は、不正検出エリア(31)内の発色に
より不正事実を容易に発見することができる。また、そ
のような不正行為により不可逆的に発色した記録媒体カ
ード(10)は、もはや使用不能となる。
【0013】前記リサイクル表示層(20)と、不正検
出エリア(31)とは、当然に記録媒体カード(10)
を正規に管理する者にしか区別できないような態様とす
る。例えば、リサイクル表示層(20)と、不正検出エ
リア(31)とに、通常の使用状態では外観上区別でき
ないような色彩を付したり、その他、カードベース(1
1)上にてリサイクル表示層(20)内の書込エリア
(21)と不正検出エリア(31)とを、互いに複雑に
入り組むように重複しない範囲で設けれることも有効で
ある。この場合、悪意ある者の改竄行為に対しては過大
な苦労を強いることになり、その結果として、不正意欲
を事前に減殺することにもなる。
【0014】また、記録媒体カード(10)を正規に管
理する者のカードの取扱いとしては、前記リサイクル表
示層(20)の書込エリア(21)に対しては、書込用
温度に加熱したサーマルヘッド(50)によって必要事
項(22)を書込む一方、該必要事項(22)を消去す
る際には、消去用温度に加熱したサーマルヘッド(5
0)によって、予め熟知している前記必要事項(22)
の書込部分のみ局所的に加熱する。要は、前記不正検出
エリア(31)が発色しないように、必要事項(22)
のみ加熱消去すればよい。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1〜図4は本発明に係る記録媒体カード10を示
している。図1に示すように、記録媒体カード10を構
成するプラスチック製のカードベース11の表面には、
バックコーティング層12が積層されている。このバッ
クコーティング層12は、各種顔料の他、着色フィルム
やアルミフィルム等で形成してもよい。
【0016】バックコーティング層12の表面上の所定
位置には、加熱処理により全く影響を受けない一般の普
通インク13によって、図2に示すように、『〇〇〇ホ
ール』,すなわち遊技店の名前や、『毎度ありがとうご
ざいます』、『持ち玉数』、『個』、『残金』、『円』
等の文字が印刷されている。
【0017】更に、バックコーティング層12の表面上
には、後述するリサイクル層20内の設定した書込エリ
ア21に重複しない範囲内において、熱発色性インク3
0で印刷された不正検出エリア31が設けられている。
この不正検出エリア31は、図4に示すように、バック
コーティング層12を広く覆う不正検出エリア31a
と、バーコード(必要事項)31b中に細巾状に設けら
れた不正検出エリア31bとから成る。
【0018】不正検出エリア31は、書込エリア21に
重複しない範囲内であれば、バックコーティング層12
の表面上において、何も印刷されていない空白部分の
他、普通インク13により文字が印刷されている部分と
重なるように設けてもよい。この不正検出エリア31
は、悪意ある者が必要事項の改竄を目的として不正な加
熱処理を施した際に発色し、かかる加熱事実を検出する
ためのものである。
【0019】熱発色性インク30は、感熱性複写紙等に
広く一般に用いられているものであり、通常は無色透明
であるが、加熱されると一定の色を呈するように発色す
る化合物により構成されている。なお、その組成は各種
文献により一般的であるので説明は省略する。
【0020】図1に示すように、バックコーティング層
12の表面側には、一の特定温度で加熱すると結晶が凝
集し濁化する一方、別の所定温度で加熱すると前記結晶
が拡散し透明化する有機化合物から成るリサイクル表示
層20が積層されている。このリサイクル表示層20
は、例えば、ベヘン酸、ラウリン酸、ステアリン酸の高
級脂肪酸等の有機化合物を塩化ビニリデン等の高分子マ
トリックス材の中に分散させたものであり、他に界面活
性剤等が少量添加されている。
【0021】リサイクル表示層20は、一の特定温度
(摂氏100℃以上)、すなわち書込用温度で加熱する
と前記有機化合物の粒子が多結晶に変化し乱反射が発生
するため、濁って目視可能となる一方、別の特定温度
(摂氏70〜95℃)、すなわち消去用温度で加熱する
と前記結晶が単結晶化して拡散するため、透明となるも
のである。
【0022】通常、リサイクル表示層20は、その全面
が消去用温度で加熱した後の状態、すなわち、リサイク
ル表示層20が全体的に透明化している状態で使用され
るものである。このようなリサイクル表示層20の特定
箇所には、必要事項22a〜fを書込・消去するための
書込エリア21が設けられている。
【0023】更に詳しく言えば、図2及び図3に示すよ
うに、書込エリア21は、必要事項22aである持ち玉
数を書込・消去する書込エリア21aと、必要事項22
bである残金を書込・消去する書込エリア21bと、必
要事項22cであるバーコードを書込・消去する書込エ
リア21cと、必要事項22d〜fである年月日を書込
・消去する書込エリア21d〜fとに区分されている。
各書込エリア21に対しては、記録すべき数字やバーコ
ード等の必要事項をなぞるように書込用温度で加熱すれ
ば、その筆跡のみが濁化し、数字やバーコード等を目視
可能に表出させることができる。
【0024】次に、図1〜図7に基づいて記録媒体カー
ド10の作用と共に、本発明に係る記録媒体カード10
の取扱方法について説明する。記録媒体カード10に必
要事項22a〜fを書込み或は消去するためのサーマル
ヘッド50は、2段階に加熱温度を制御することができ
る高温耐久タイプのものである。図5に示すように、サ
ーマルヘッド50は、信号線51を介して制御手段60
に接続されている。サーマルヘッド50は、制御手段6
0によって書込エリア21に対し、書込用温度に加熱さ
れて必要事項22a〜fを書込む一方、書込エリア21
の必要事項22a〜fを消去する際には、消去用温度に
加熱されて消すべき必要事項22a〜fのみを局所的に
なぞるようにコントロールされている。
【0025】記録媒体カード10のリサイクル表示層2
0に必要事項22a〜fを書込むには、先ず、サーマル
ヘッド50を書込用温度(摂氏100℃以上)に調節
し、かかるサーマルヘッド50によって、書込みエリア
21a〜fにおいて数字22a,22b…やバーコード
22cの形に加熱する。すると、加熱した筆跡箇所のみ
書込みエリアが濁化し必要事項22a〜fが書込まれ
る。
【0026】一方、必要事項22a〜fを消去する場合
は、サーマルヘッド50を消去用温度(摂氏70〜95
℃)に調節し、かかるサーマルヘッド50によって、正
規利用者である遊技店側にとっては明らかな必要事項2
2a〜fのみを局所的になぞるように加熱する。消去用
温度で加熱された必要事項22a〜fは透明化して目視
できなくなる。
【0027】このように、簡単に必要事項22a〜fを
繰り返し書込み或は消去できる記録媒体カード10に対
し、悪意ある者が、例えば一般的な発熱ドラム等を用い
てリサイクル表示層20に不正な加熱処理を施し、必要
事項22a〜fの内容を改竄しようとした場合に、少し
でも書込エリア21と重複しない範囲で印刷されている
不正検出エリア31に熱が加わると、当該箇所の熱発色
性インク30が不可逆的に発色する。
【0028】それにより、記録媒体カード10を正規に
管理する者は、不正検出エリア31内の発色により不正
事実を容易に目視により発見することができる。また、
そのような不正行為により不可逆的に発色した記録媒体
カード10は、もはや使用不能となる。更に不正検出エ
リア31が発色した記録媒体カード10は、次のような
自動検出を行なうこともできる。
【0029】図6に示すように、先ず前提として、記録
媒体カード10を扱うカード読取機(図示せず)におけ
る不正検出ラインを、カードを縦断する図中の位置に設
定する。ここでのカード読取機とは、一般的なバーコー
ドリーダー等であり、カードに記録されているデータを
光学的に読み取って、それに関する信号をホール用コン
ピータ等に送信するように構成した装置である。なお、
図2に示すように、記録媒体カード10の一端側には、
カード読取機等に対する挿入方向目視マークでもある挿
入方向自動検出孔40が設けられている。
【0030】カード読取機によって記録媒体カード10
を光学的に検出すると、記録媒体カード10が正常な場
合、すなわち不正の痕跡が無いときは、図7中における
ラインAのような信号が出力される。図7におけるa〜
iに示す各エリアは、正常信号検出エリアである。この
ような正常信号検出エリアには、もともと何ら信号を発
生させないエリアc,eや、パルス状等があり得る。
【0031】エリアg,hの場合は、不正検出ラインが
図6に示すバーコード22cのライン上にくれば、かか
るラインの太さにより異なるが信号出力があり、ライン
上でなけれけば信号は出力されない。なお、図6にで
は、不正検出ラインがバーコード22cのライン上にあ
る状態を示している。
【0032】図7中におけるラインBは、不正に書込エ
リア21a〜f内の必要事項を改竄しようとして、不正
検出エリア31a,bをも含めたカード10全体に熱を
加えたために、不正検出エリア31a,b内の熱発色性
インクが全て発色した場合の信号を示している。
【0033】一方、ラインCは、不正に書込エリア21
a〜f内の必要事項を改竄しようとして、かかる書込エ
リア21a〜f内にのみ熱を加えようとしたが、エリア
gとエリアhとの中間、すなわち不正検出エリア31b
や、エリアiの適切な加熱処理ができず、かかるエリア
の熱発色性インクが部分的に発色してしまった場合の信
号を示している。このように、悪意ある者の改竄行為に
対しては過大な苦労を強いることになり、その結果とし
て、不正意欲を事前に減殺することにもできる。
【0034】なお、前記実施例における不正検出エリア
を印刷するための熱発色性インクは、通常の可視光によ
り確認できるタイプのものを用いているが、この他に、
赤外光にしか反応しないタイプのインクや、紫外光にし
か反応しないタイプのインクを用いてもよい。後二者の
タイプのインクについては、赤外光や紫外光を照射して
検証することにより、人間ま肉眼には分からない状態で
の不正行為の痕跡を検出することが可能となる。それに
より、不正行為を行なって偽造したカードで、表面上は
正常に仕上がってると思って使っても、赤外光や紫外光
のように目に見えない光線を使うことにより、不正行為
の際に熱発色性インクに熱を与えた場合には、かかる事
実をセンサ等で検出することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る記録媒体カードによれば、
カード表面側に加熱により必要事項を目視可能に書込み
或は消去できるリサイクル表示層を積層させ、このリサ
イクル表示層に書込エリアを設け、かかる書込エリアと
重複しない範囲でカード表面側に、熱発色性インクで不
正な加熱を検出する不正検出エリアを印刷したから、悪
意ある者がリサイクル表示層に不正な加熱処理を施し、
必要事項の内容を改竄しようとした際に、少しでも不正
検出エリアに熱が加わると、当該箇所の熱発色性インク
が不可逆的に発色する。従って、カードを正規に管理す
る者は、不正検出エリア内の発色により不正事実を容易
に発見することができる。
【0036】また、不正行為により不可逆的に発色した
カードはもはや使用不能となり、更に、悪意ある者の改
竄行為に対しては過大な苦労を強いることにもなり、そ
の結果として、不正意欲を事前に減殺することができ、
悪意に基づく不正行為を有効に防止し、もってカード等
に対する安全性を向上させることができる。
【0037】なお、本発明に係る記録媒体カードの取扱
方法によれば、不正検出エリアに熱を加わえることな
く、書込エリアに対し繰り返し必要事項を目視可能に容
易に記録・消去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る記録媒体カードを示す
断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る記録媒体カードを示す
正面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る記録媒体カードの書込
エリアを明確に示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る記録媒体カードの不正
検出エリアを明確に示す正面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る記録媒体カードの取扱
方法を説明するための概略図である。
【図6】本発明の一実施例に係る記録媒体カードの作用
に示す説明図である。
【図7】本発明の一実施例に係る記録媒体カードの作用
に示す説明図である。
【符号の説明】
10…記録媒体カード 11…カードベース 20…リサイクル表示層 21(21a〜f)…書込エリア 22a〜f…必要事項 30…熱発色性インク 31(31a,b)…不正検出エリア 50…サーマルヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必要事項を目視可能に記録・消去すること
    ができると共に、正規に記録された必要事項に対する不
    正な改竄を検出することができる記録媒体カードであっ
    て、 カードベースの表面側に、加熱により透明度が可逆的に
    変化する物質を主成分とし、加熱により必要事項を目視
    可能に繰り返し書込み或は消去することができるリサイ
    クル表示層を積層させ、該リサイクル表示層における特
    定箇所を必要事項の書込エリアと設定し、 前記書込エリアと重複しない範囲でカードベースの表面
    側に、加熱により不可逆的に発色する熱発色性インクに
    て、不本意な加熱事実を検出するための不正検出エリア
    を印刷したことを特徴とする記録媒体カード。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録媒体カードの取扱方法
    であって、 前記リサイクル表示層における書込エリアに対し、書込
    用温度に加熱したサーマルヘッドにより必要事項を書込
    む一方、 前記書込エリアの必要事項を消去する際、消去用温度に
    加熱したサーマルヘッドにより前記必要事項の書込部分
    のみ局所的に加熱して、前記不正検出エリアが発色しな
    いよう必要事項のみ加熱消去することを特徴とする記録
    媒体カードの取扱方法。
JP5331427A 1993-12-27 1993-12-27 記録媒体カード及びその取扱方法 Pending JPH07192103A (ja)

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