JPH07192065A - 診療記録管理装置 - Google Patents

診療記録管理装置

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JPH07192065A
JPH07192065A JP32922893A JP32922893A JPH07192065A JP H07192065 A JPH07192065 A JP H07192065A JP 32922893 A JP32922893 A JP 32922893A JP 32922893 A JP32922893 A JP 32922893A JP H07192065 A JPH07192065 A JP H07192065A
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JP
Japan
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medical
departments
image data
medical records
records
Prior art date
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Application number
JP32922893A
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English (en)
Inventor
Toohei Tajima
遠平 田嶋
Seiji Kawajiri
清司 川尻
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Nippon Filing Co Ltd
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Nippon Filing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、多量のカルテの物理的な管理手段
とカルテの記載内容を集中記憶する管理手段との有機的
な調和を図り、実用化に好適する診療記録管理装置を提
供することを目的としている。 【構成】複数の診療科で作成された全カルテの内容をイ
メージ情報として記憶する主記憶手段と、全カルテのう
ち一定期間以上使用されないカルテを収納する主収納手
段とを備えるとともに、複数の診療科にそれぞれ、主記
憶手段から指定したイメージ情報を読み出して記憶する
副記憶手段と、副記憶手段から指定したイメージ情報を
読み出して画像表示する表示手段と、一定期間以内に使
用されたカルテの中で自己の診療科で作成したカルテを
収納する副収納手段と、副収納手段に収納されたカルテ
に対して追記した部分の内容をイメージ情報として読み
取り、主記憶装置に転送して記憶させる読み取り手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば大病院等にお
ける多数の患者の診療記録の管理に好適する診療記録管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、情報処理機器
の飛躍的な発達により、例えば病院や診療所等の医療機
関においても、各部門でその導入がみられるようになっ
てきている。このような医療機関への情報処理機器の導
入は、まず、事務処理の合理化を図るために医事会計処
理等を対象として行なわれていたが、現在では、病院の
中枢機能に直接つながる、医療情報の処理にまで広く利
用することが考えられている。
【0003】ところで、医療情報の1つである患者診療
情報を記録する診療録については、医師の手書きに依存
する部分が多いため、従来通りの記録紙(カルテ)の形
での管理を欠くことはできない。つまり、患者の診療録
については、例えば処方,検査及び給食等の指示のよう
に、比較的コード化し易いオーダリング部分を除いて、
手書きの部分が当面なくなることはなく、現在の紙によ
る管理の形態が今後も残存されるであろうという見通し
が一般的である。
【0004】一方、このカルテの取り扱いについては、
各診療科相互間で診療情報を共有する必要性があること
から、近年大病院を中心として、一患者一フォルダー形
式による集中保管(中央病歴室)方式による管理が主流
になりつつある。この場合、カルテが綴じられたカルテ
フォルダーは、一般にA4版で厚さが10〜20mm程
度であり、そのカルテフォルダーが数万冊から数十万冊
という単位で中央病歴室に保管されることになる。
【0005】そして、この集中保管方式では、例えば患
者が来院したとき等、取り出しが要求される毎に、中央
病歴室に保管された多数のカルテフォルダーの中から、
必要なカルテフォルダーを検索して取り出し所定の診療
科まで搬送するとともに、診療科での使用が終了した後
のカルテフォルダーを、再び中央病歴室の元の位置に返
却するという作業が繰り返される。
【0006】ところで、このようなカルテフォルダーの
取り出しや返却の作業は、大病院では一日に数千冊もの
カルテフォルダーに対して行なわれることもまれではな
い。このため、従来より、多数のカルテフォルダーの保
管,取り出しや返却作業及び中央病歴室と診療科との間
の搬送作業等について、物流的視点からみた合理化が図
られており、その結果開発された幾つかの自動管理シス
テムが実用化もされている。
【0007】しかしながら、従来より開発されているカ
ルテフォルダーの自動管理システムは、カルテを物とし
て扱っているため、その便宜性,スペース及びコスト
等、多くの問題をかかえている。
【0008】そこで、以上の問題点を根本的に解決する
ために、最近では、カルテに記載された内容を手書きの
ままイメージデータに変換し、コンピュータ用の大容量
補助記憶装置(例えば光ディスク等)に記憶させて利用
しようとする試みが、一部の病院でなされている。
【0009】ところが、このような試みも、システムの
持つ容量や能力からの制約及びカルテ原本が法律によっ
て保存を義務付けられていること等を考慮すると、退院
者や長期非来院者のカルテ(インアクティブ・カルテ)
に対して適用されるだけに留まり、現在通院中や入院中
の患者のカルテのように、利用頻度の高いカルテ(アク
ティブ・カルテ)に対しては、まだ手付かずの状態とな
っているのが現状である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
診療録の管理手段では、診療情報を記録紙つまり多量の
カルテとして残存させる必要があることに対する管理手
法と、カルテに記載された内容を記憶装置に集中記憶さ
せることでその利用効率を向上させんとする管理手法と
が、合理的に融合しておらず、実際に実用に適するレベ
ルにまで達していないという問題を有している。
【0011】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、多量のカルテの物理的な管理手段とカル
テの記載内容を集中記憶する管理手段との有機的な調和
を図り、実用化に好適する極めて良好な診療記録管理装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る診療記録
管理装置は、複数の診療科で作成されたカルテを管理す
るものを対象としている。そして、複数の診療科で作成
された全てのカルテに記載された内容をイメージ情報に
変換して記憶する主記憶手段と、複数の診療科で作成さ
れた全てのカルテのうち、一定期間以上使用されないカ
ルテを収納する主収納手段と、複数の診療科にそれぞれ
設けられるもので、主記憶手段に記憶されたイメージ情
報の中から指定したイメージ情報を読み出して記憶する
副記憶手段と、複数の診療科にそれぞれ設けられるもの
で、副記憶手段に記憶されたイメージ情報の中から指定
したイメージ情報を画像表示する表示手段と、複数の診
療科にそれぞれ設けられるもので、一定期間以内に使用
されたカルテの中で自己の診療科で作成したカルテを収
納する副収納手段と、複数の診療科にそれぞれ設けられ
るもので、副収納手段に収納されたカルテに対して追記
した部分の内容をイメージ情報として読み取り、主記憶
装置に転送して記憶させる読み取り手段とを備えるよう
にしたものである。
【0013】
【作用】上記のような構成によれば、まず、医師が実際
に手書きする必要のあるカルテについては、一定期間以
上使用されないカルテを主収納手段に収納させ、一定期
間以内に使用されたカルテのみを、それを作成した同じ
診療科の中だけで移動させることにより、カルテの取り
出しや返却及び搬送に要する作業を容易化することがで
きる。一方、イメージ情報に変換されて主記憶手段に記
憶されたカルテの内容は、検索して副記憶手段に読み込
むことが容易であるため、診療科で所望の情報を指定し
て画像表示させることに供させることで、医師に対して
幅広い診療情報を容易に与えることが可能となる。この
ため、多量のカルテの物理的な管理手段とカルテの記載
内容を集中記憶する管理手段とを有機的に調和させるこ
とができ、実用化に好適するものとなる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、符号11は病院
の外来受付で、複数(図示の場合は2つ)の受付端末装
置11a,11bが設置されている。この受付端末装置
11a,11bは、来院した患者の患者番号が入力設定
されると、その患者番号情報をコンピュータ室12に送
出する。コンピュータ室12には、ホストコンピュータ
12aと、このホストコンピュータ12aによって制御
される患者マスター記憶装置12b及びイメージデータ
記憶装置12cとが設置されている。
【0015】このうち、患者マスター記憶装置12b
は、記憶媒体として記憶内容が書き換え可能な磁気ディ
スクを備えている。また、イメージデータ記憶装置12
cは、記憶媒体として記憶内容の追記または書き換えが
可能な複数の光ディスクを備えている。そして、このイ
メージデータ記憶装置12cには、全患者に対するカル
テに記載された診療情報の内容が、そのままイメージデ
ータに変換されて記憶されている。
【0016】また、ホストコンピュータ12aは、外来
受付11から送出された患者番号情報を受け付けるとと
もに、イメージデータ記憶装置12cと、複数(図示の
場合は3つ)の診療科13,14,15との間で診療情
報の転送を制御している。すなわち、診療科13には、
ホストコンピュータ12aとデータ転送を行なうための
端末装置13aと、この端末装置13aによって制御さ
れるイメージデータ補助記憶装置13b及びイメージデ
ータ読み取り装置13cと、イメージデータ補助記憶装
置13bに記憶されたイメージデータや、イメージデー
タ読み取り装置13cで読み取ったイメージデータを再
生して画像表示するとともに、所定の入力操作が可能な
表示操作装置13dとが設置されている。
【0017】このうち、イメージデータ補助記憶装置1
3bは、記憶媒体として記憶内容が書き換え可能な光デ
ィスクを備えている。そして、このイメージデータ補助
記憶装置13bには、上記イメージデータ記憶装置12
cから読み出したイメージデータを、ホストコンピュー
タ12a及び端末装置13aを介して転送し記憶するこ
とができる。
【0018】また、イメージデータ読み取り装置13c
は、カルテ紙面に記載された内容をそのままイメージと
して読み取り、イメージデータに変換する機能を行なう
ものである。そして、このイメージデータ読み取り装置
13cで読み取ったイメージデータは、端末装置13a
及びホストコンピュータ12aを介してイメージデータ
記憶装置12cに転送し記憶させることができる。
【0019】一方、上記診療科13には、アクティブ・
カルテ収納装置13eが設置されている。このアクティ
ブ・カルテ収納装置13eには、定期的な通院患者カル
テのように、利用頻度の高いアクティブ・カルテ原本が
収納されている。そして、このアクティブ・カルテ収納
装置13eに収納されているカルテは、上記端末装置1
3aによって管理されている。
【0020】このアクティブ・カルテ収納装置13eと
しては、例えば取り出すカルテフォルダーの収納位置を
表示する表示装置付きの棚(アクティブスリー),取り
出すカルテフォルダーの一部が飛び出す形式の棚(カル
テセレクター)または直近の追記用ページのみ保管の場
合は例えば医師単位の保管函(ドロワー)等を用いるこ
とができる。
【0021】なお、他の診療科14,15についても、
説明は省略するが診療科13と同様の設備が設置されて
いる。ここで、例えば診療科13のアクティブ・カルテ
収納装置13eには、その診療科13の診療科目に対す
るカルテ原本が収納されている。つまり、同一患者であ
っても、診療を受ける診療科13,14,15毎にそれ
ぞれカルテが作成され、各診療科13,14,15に置
かれることになる。
【0022】また、各診療科13,14,15に置かれ
ているカルテのうち、長期間来院しない患者や既に退院
した患者のカルテのように、一定期間以上利用されなく
なったインアクティブ・カルテ原本は、カルテ室16に
移管される。このカルテ室16には、多量のインアクテ
ィブ・カルテ原本を収納可能なインアクティブ・カルテ
収納装置16aと、このインアクティブ・カルテ収納装
置16aに収納されたカルテの所在管理や入出庫指示を
行なうための制御装置16bとが設置されている。
【0023】この場合、インアクティブ・カルテ収納装
置16aには、一患者一フォルダー形式でカルテが収納
されている。つまり、複数の診療科13,14,15で
診療を受けていた患者の場合、各診療科13,14,1
5で作成したカルテは1つのフォルダーとしてまとめら
れて収納されるようになっている。
【0024】そして、このインアクティブ・カルテ収納
装置16aとしては、例えば複数のカルテをコンテナに
収納して保管しておき、必要とするカルテをコンテナ単
位で自動的に取り出すコンテナ式自動出納装置(オート
ライブラリー・ファイルサーバー)や、可動式の密集棚
(スタックランナー)等が用いられる。
【0025】上記のような構成において、新来患者また
は予約なしの再来患者が来院した場合の動作について、
図2及び図3に示すフローチャートを参照して説明す
る。まず、開始されると(ステップS1)、外来受付1
1の係員は、ステップS2で、来院を受け付け、ステッ
プS3で、来院者が新来患者か再来患者かを判別する。
ここで、来院者が再来患者であると判別された場合、外
来受付11の係員は、ステップS4で、その患者の患者
番号を受付端末装置11aまたは11bに入力設定す
る。
【0026】すると、受付端末装置11aまたは11b
は、入力設定された患者番号情報をコンピュータ室12
のホストコンピュータ12aに送出する。これにより、
ホストコンピュータ12aは、イメージデータ記憶装置
12cに記憶されているイメージデータの中から、入力
された患者番号情報に対応する、つまり来院した再来患
者の診療情報に対応するイメージデータを検索して読み
出し、その再来患者が診療を受ける例えば診療科13の
端末装置13aに送出する。
【0027】ここで、診療科13の端末装置13aに送
出されるイメージデータは、診療科13で作成されたカ
ルテに対応するイメージデータだけでなく、この再来患
者が他の診療科14,15でも診療を受けている場合に
は、その診療科14,15で作成されたカルテに対応す
るイメージデータも含まれる。すなわち、診療科13,
14,15を問わず、その再来患者に対して作成された
全てのカルテに対応する全イメージデータが、今回、そ
の再来患者が診療を受ける診療科13の端末装置13a
に送出されることになる。
【0028】そして、診療科13の端末装置13aは、
ホストコンピュータ12aから送出されてきたイメージ
データを、ステップS5で、イメージデータ補助記憶装
置13bに記憶させる。また、上記再来患者を診療する
診療科13では、ステップS6で、アクティブ・カルテ
収納装置13eに収納されたカルテの中から、その患者
に対応したカルテを人手により検索して取り出す。
【0029】その後、診療科13の医師は、ステップS
7で、表示操作装置13dを操作することにより、自分
が診察する患者の患者番号を入力設定する。すると、端
末装置13aは、ステップS8で、イメージデータ補助
記憶装置13bに記憶されたイメージデータを読み出
し、表示操作装置13dに画像表示させる。この場合、
表示操作装置13dの画面には例えばカルテ1頁分に対
応するイメージデータが表示され、操作によって画面上
で頁めくりが行なわれるようになっている。
【0030】このため、診療科13の医師は、ステップ
S9で、アクティブ・カルテ収納装置13eから取り出
された自己の診療科13で作成したカルテ原本と、表示
操作装置13dに画像表示可能な他の診療科14,15
で作成したカルテの内容とを両方参照しながら、診察を
実行することができる。そして、診療科13の医師は、
ステップS10で、自己の診療科13で作成したカルテ
原本に診察内容を追記する。
【0031】このようにして、上記再来患者に対する診
察が終了すると、診療科13の医師は、ステップS11
で、カルテ原本に新たに追記した部分をイメージデータ
読み取り装置13cに読み取らせる。このため、端末装
置13aは、ステップS12で、イメージデータ読み取
り装置13cから出力される追記部分のイメージデータ
を、コンピュータ室12のホストコンピュータ12aに
送出する。
【0032】すると、ホストコンピュータ12aは、ス
テップS13で、端末装置13aから送出されてきた追
記部分のイメージデータを、イメージデータ記憶装置1
2cに書き込むように制御する。その後、診療科13で
は、ステップS14で、使用済みとなったカルテ原本を
アクティブ・カルテ収納装置13eに人手により返却
し、ここに、再来患者に対する診療情報の移動が終了
(ステップS15)される。
【0033】また、上記ステップS3で来院者が新来患
者であると判別された場合には、そのままステップS9
以降の処理に移行され、新たなカルテ原本が作成される
とともに、その内容のイメージデータがイメージデータ
記憶装置12cに記憶されることになる。
【0034】次に、予約患者に対する動作について、図
4に示すフローチャートを参照して説明する。まず、開
始されると(ステップS16)、ホストコンピュータ1
2aは、イメージデータ記憶装置12cに記憶されてい
るイメージデータの中から、当日に予約のはいっている
全患者に対するイメージデータを検索して読み出し、各
予約患者が診療を受ける診療科13,14,15の端末
装置13aに送出する。
【0035】各診療科13,14,15の端末装置13
aは、ホストコンピュータ12aから送出されてきたイ
メージデータを、ステップS18で、イメージデータ補
助記憶装置13bに記憶させる。また、各診療科13で
は、ステップS19で、アクティブ・カルテ収納装置1
3eに収納されたカルテの中から、予約患者に対応した
カルテを人手により検索して取り出しておく。その後、
ステップS20で、予約患者が来院すると、図2に示し
たステップS7以降の処理に移行されて、上述したよう
に、診察やカルテの追記及び追記部分のイメージデータ
の記憶等が行なわれる。
【0036】上記実施例のような構成によれば、まず、
カルテ原本については、大量のインアクティブ・カルテ
をカルテ室16に収納し、少量のアクティブ・カルテを
各診療科13,14,15にそれぞれ置くようにしたの
で、所望のカルテ原本の取り出しや返却作業が迅速かつ
正確に行なえるようになる。また、全カルテの内容をイ
メージデータに変換して記憶しておき、診療科13,1
4,15を問わず患者に対して作成された全てのカルテ
に対応する全イメージデータを、今回、その患者が診療
を受ける診療科13に送出し画像表示できるようにした
ので、診療科13では他の診療科14,15における診
療情報を容易に参照することができ、診察を行なう上で
有利となる。
【0037】要するに、医師が実際に手書きする必要の
あるカルテ原本については、例えば診療科13で作成し
たカルテの中のアクティブ・カルテのみを同じ診療科1
3の中だけで移動させることで、カルテの取り出しや返
却及び搬送に要する作業を容易化するようにしている。
一方、電子化されて記憶された診療情報は検索が容易で
あるため、一人の患者に対する全診療情報を今回その患
者が診療を受ける診療科に送出して画像表示させること
で、医師に対して幅広い診療情報を容易に与えることが
可能となる。
【0038】したがって、多量のカルテの物理的な管理
手段とカルテの記載内容を集中記憶する管理手段とを有
機的に調和させることができ、実用化に好適するものと
なる。
【0039】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施することができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
多量のカルテの物理的な管理手段とカルテの記載内容を
集中記憶する管理手段との有機的な調和を図り、実用化
に好適する極めて良好な診療記録管理装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る診療記録管理装置の一実施例を
示すブロック構成図。
【図2】同実施例の動作を説明するために示すフローチ
ャート。
【図3】同実施例の動作を説明するために示すフローチ
ャート。
【図4】同実施例の動作を説明するために示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
11…外来受付、11a,11b…受付端末装置、12
…コンピュータ室、12a…ホストコンピュータ、12
b…患者マスター記憶装置、12c…イメージデータ記
憶装置、13…診療科、13a…端末装置、13b…イ
メージデータ補助記憶装置、13c…イメージデータ読
み取り装置、13d…表示操作装置、13e…アクティ
ブ・カルテ収納装置、14,15…診療科、16…カル
テ室、16a…インアクティブ・カルテ収納装置、16
b…制御装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の診療科で作成されたカルテを管理
    する診療記録管理装置において、前記複数の診療科で作
    成された全てのカルテに記載された内容をイメージ情報
    に変換して記憶する主記憶手段と、前記複数の診療科で
    作成された全てのカルテのうち、一定期間以上使用され
    ないカルテを収納する主収納手段と、前記複数の診療科
    にそれぞれ設けられるもので、前記主記憶手段に記憶さ
    れたイメージ情報の中から指定したイメージ情報を読み
    出して記憶する副記憶手段と、前記複数の診療科にそれ
    ぞれ設けられるもので、前記副記憶手段に記憶されたイ
    メージ情報の中から指定したイメージ情報を画像表示す
    る表示手段と、前記複数の診療科にそれぞれ設けられる
    もので、前記一定期間以内に使用されたカルテの中で自
    己の診療科で作成したカルテを収納する副収納手段と、
    前記複数の診療科にそれぞれ設けられるもので、前記副
    収納手段に収納されたカルテに対して追記した部分の内
    容をイメージ情報として読み取り、前記主記憶装置に転
    送して記憶させる読み取り手段とを具備してなることを
    特徴とする診療記録管理装置。
  2. 【請求項2】 前記副記憶手段には、同一患者に対して
    前記複数の診療科でそれぞれ作成された全てのカルテに
    対応するイメージ情報が記憶されることを特徴とする請
    求項1記載の診療記録管理装置。
JP32922893A 1993-12-27 1993-12-27 診療記録管理装置 Pending JPH07192065A (ja)

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JP32922893A JPH07192065A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 診療記録管理装置

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JP32922893A JPH07192065A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 診療記録管理装置

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JP (1) JPH07192065A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002140430A (ja) * 2000-08-22 2002-05-17 Takazono Sangyo Co Ltd 薬歴簿作成システム

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JP2002140430A (ja) * 2000-08-22 2002-05-17 Takazono Sangyo Co Ltd 薬歴簿作成システム

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