JPH0719124A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH0719124A JPH0719124A JP5144949A JP14494993A JPH0719124A JP H0719124 A JPH0719124 A JP H0719124A JP 5144949 A JP5144949 A JP 5144949A JP 14494993 A JP14494993 A JP 14494993A JP H0719124 A JPH0719124 A JP H0719124A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- internal combustion
- combustion engine
- alcohol
- water
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- Pending
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 混合燃料を使用する内燃機関において燃料供
給系統を1系統とした場合にも、燃料噴射量および空燃
比を正確に制御することの可能な内燃機関の燃料供給装
置を提供する。 【構成】 燃料タンク101の底部に設置された混合比
センサ132によって、燃料タンク下部にある燃料が混
合燃料であると判断された場合には制御弁122を開弁
して水タンク120から燃料タンクに所定量の水を供給
する。水の添加によって燃料タンク内の混合燃料はガソ
リンとアルコールおよび水の混合物とに分離される。よ
って燃料タンクからは内燃機関110にまずアルコール
および水の混合物だけが次にガソリンだけが供給される
ため、燃料噴射弁の開弁時間の制御が容易となるだけで
なく空燃比制御も容易となる。
給系統を1系統とした場合にも、燃料噴射量および空燃
比を正確に制御することの可能な内燃機関の燃料供給装
置を提供する。 【構成】 燃料タンク101の底部に設置された混合比
センサ132によって、燃料タンク下部にある燃料が混
合燃料であると判断された場合には制御弁122を開弁
して水タンク120から燃料タンクに所定量の水を供給
する。水の添加によって燃料タンク内の混合燃料はガソ
リンとアルコールおよび水の混合物とに分離される。よ
って燃料タンクからは内燃機関110にまずアルコール
および水の混合物だけが次にガソリンだけが供給される
ため、燃料噴射弁の開弁時間の制御が容易となるだけで
なく空燃比制御も容易となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の燃料供給装置
に係わり、特にいわゆるフレキシブルフューエル車に使
用する内燃機関の燃料供給装置に関する。
に係わり、特にいわゆるフレキシブルフューエル車に使
用する内燃機関の燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年自動車の燃料の多様化に対応するた
めに、ガソリンにアルコールを混合して使用するフレキ
シブルフューエル車が開発されている。しかしながらガ
ソリンとアルコールとの混合燃料を混合した状態で使用
した場合には、いわゆる燃料蒸発排出物が増加し高温再
始動性が悪化する。
めに、ガソリンにアルコールを混合して使用するフレキ
シブルフューエル車が開発されている。しかしながらガ
ソリンとアルコールとの混合燃料を混合した状態で使用
した場合には、いわゆる燃料蒸発排出物が増加し高温再
始動性が悪化する。
【0003】さらにガソリンとアルコールが任意の比率
で混合された燃料に適合して内燃機関を制御するために
は制御装置が複雑となることは避けることはできない。
この問題点を解決するために燃料タンクに水を添加する
ことによりいったん燃料タンク内でガソリンとアルコー
ルに相分離させ、アルコールとガソリンをそれぞれ別個
の供給系統で内燃機関に供給する内燃機関の燃料供給装
置が提案されている(特開昭58−96155公報参
照)。
で混合された燃料に適合して内燃機関を制御するために
は制御装置が複雑となることは避けることはできない。
この問題点を解決するために燃料タンクに水を添加する
ことによりいったん燃料タンク内でガソリンとアルコー
ルに相分離させ、アルコールとガソリンをそれぞれ別個
の供給系統で内燃機関に供給する内燃機関の燃料供給装
置が提案されている(特開昭58−96155公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記提案にかか
る内燃機関の燃料供給装置は、燃料タンクで相分離され
たアルコールとガソリンとを別個の燃料系統で内燃機関
に供給するものであるため燃料系統が複雑となる。また
添加する水の量を燃料流量および燃料温度に基づいて決
定しているため、相分離のための必要最小限の量となる
ことは保証されず、完全に相分離をしないあるいはアル
コール内の水の量が多くなり過ぎる場合があった。
る内燃機関の燃料供給装置は、燃料タンクで相分離され
たアルコールとガソリンとを別個の燃料系統で内燃機関
に供給するものであるため燃料系統が複雑となる。また
添加する水の量を燃料流量および燃料温度に基づいて決
定しているため、相分離のための必要最小限の量となる
ことは保証されず、完全に相分離をしないあるいはアル
コール内の水の量が多くなり過ぎる場合があった。
【0005】さらに排気ガスの性状を適正に維持するた
めのいわゆる空燃比制御をアルコールおよびガソリンに
ついて別個に行うため、全体として適正な制御が行われ
ていることは保証されない。本発明は上記問題点に鑑み
なされたものであって、混合燃料を使用する内燃機関に
おいて燃料供給系統を1系統とした場合にも、燃料噴射
量および空燃比を正確に制御することの可能な内燃機関
の燃料供給装置を提供することを目的とする。
めのいわゆる空燃比制御をアルコールおよびガソリンに
ついて別個に行うため、全体として適正な制御が行われ
ていることは保証されない。本発明は上記問題点に鑑み
なされたものであって、混合燃料を使用する内燃機関に
おいて燃料供給系統を1系統とした場合にも、燃料噴射
量および空燃比を正確に制御することの可能な内燃機関
の燃料供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる内燃機関
の燃料供給装置は、ガソリンとアルコールとの混合燃料
を貯蔵する燃料タンクと、燃料タンク底面に接続され内
燃機関に燃料を供給する燃料配管と、燃料タンクに貯蔵
される混合燃料を相分離させるために燃料タンク内に水
を供給する水供給手段と、燃料タンク底面に設置される
混合比率センサと、混合比率センサによってアルコール
が混在していると判断された時に水供給手段に対して混
合比率センサによってアルコールおよび水の混合物の比
率が約100%であると判断されるまで所定量の水の供
給指令を与える水供給指令手段と、内燃機関に供給され
る燃料がガソリンであるかアルコールであるかによって
燃料噴射弁の開弁時間を切り換える燃料噴射弁開弁制御
手段と、を具備する。
の燃料供給装置は、ガソリンとアルコールとの混合燃料
を貯蔵する燃料タンクと、燃料タンク底面に接続され内
燃機関に燃料を供給する燃料配管と、燃料タンクに貯蔵
される混合燃料を相分離させるために燃料タンク内に水
を供給する水供給手段と、燃料タンク底面に設置される
混合比率センサと、混合比率センサによってアルコール
が混在していると判断された時に水供給手段に対して混
合比率センサによってアルコールおよび水の混合物の比
率が約100%であると判断されるまで所定量の水の供
給指令を与える水供給指令手段と、内燃機関に供給され
る燃料がガソリンであるかアルコールであるかによって
燃料噴射弁の開弁時間を切り換える燃料噴射弁開弁制御
手段と、を具備する。
【0007】
【作用】本発明にかかる内燃機関の燃料供給装置にあっ
ては、混合燃料に水を加えることによりアルコールとガ
ソリンとに完全に分離し、内燃機関にまずアルコールを
その後ガソリンを供給することにより、1つの燃料供給
系統で燃料供給を行った場合にも適切な空燃比制御が行
われる。
ては、混合燃料に水を加えることによりアルコールとガ
ソリンとに完全に分離し、内燃機関にまずアルコールを
その後ガソリンを供給することにより、1つの燃料供給
系統で燃料供給を行った場合にも適切な空燃比制御が行
われる。
【0008】
【実施例】図1は本発明にかかる内燃機関の燃料供給装
置の構成図であって、燃料タンク101にはガソリンと
アルコールとの混合燃料が貯蔵されている。燃料タンク
101の底に接続された上流側燃料供給管102から供
給される燃料は噴射ポンプ103によって加圧され、下
流側燃料供給管104を介してデリバリパイプ105に
導かれる。
置の構成図であって、燃料タンク101にはガソリンと
アルコールとの混合燃料が貯蔵されている。燃料タンク
101の底に接続された上流側燃料供給管102から供
給される燃料は噴射ポンプ103によって加圧され、下
流側燃料供給管104を介してデリバリパイプ105に
導かれる。
【0009】内燃機関110の気筒に対応して設けられ
る燃料噴射弁111、112、113および114は、
それぞれの開弁時間に比例した量の燃料をデリバリパイ
プ105から内燃機関110に供給する。余剰燃料はデ
リバリパイプ105の圧力を調整するプレッシャレギュ
レータ106および燃料戻り管107によって、燃料タ
ンク101に回収される。
る燃料噴射弁111、112、113および114は、
それぞれの開弁時間に比例した量の燃料をデリバリパイ
プ105から内燃機関110に供給する。余剰燃料はデ
リバリパイプ105の圧力を調整するプレッシャレギュ
レータ106および燃料戻り管107によって、燃料タ
ンク101に回収される。
【0010】水タンク120に貯蔵された水は、上流側
水供給管121、制御弁122および下流側水供給管1
23を介して燃料タンク101に供給される。この内燃
機関の燃料供給装置は、例えばマイクロコンピュータで
構成される制御部130によって制御される。制御部1
30は、燃料タンク101に設置される温度センサ13
1で検出される燃料温度、燃料タンク101底面に設置
される混合比センサ132で検出される燃料タンク10
1内の燃料の混合比および燃料タンクに設置される燃料
液位センサ133によって検出される燃料液位に基づい
て、制御弁122の開度および燃料噴射弁111、11
2、113および114の開弁時間を制御する。
水供給管121、制御弁122および下流側水供給管1
23を介して燃料タンク101に供給される。この内燃
機関の燃料供給装置は、例えばマイクロコンピュータで
構成される制御部130によって制御される。制御部1
30は、燃料タンク101に設置される温度センサ13
1で検出される燃料温度、燃料タンク101底面に設置
される混合比センサ132で検出される燃料タンク10
1内の燃料の混合比および燃料タンクに設置される燃料
液位センサ133によって検出される燃料液位に基づい
て、制御弁122の開度および燃料噴射弁111、11
2、113および114の開弁時間を制御する。
【0011】図2は制御弁の開度をフィードフォワード
制御するフィードフォワード制御開度設定ルーチンのフ
ローチャートであって、比較的長い所定の時間間隔毎に
実行される。ステップ21で混合比センサ132で検出
される燃料タンク101内の燃料の混合比X、燃料液位
Lおよび温度θを読み込む。
制御するフィードフォワード制御開度設定ルーチンのフ
ローチャートであって、比較的長い所定の時間間隔毎に
実行される。ステップ21で混合比センサ132で検出
される燃料タンク101内の燃料の混合比X、燃料液位
Lおよび温度θを読み込む。
【0012】ステップ22で混合比Xが0%あるいは約
100%であるか否かが判断され、肯定判定された場
合、即ち燃料タンク101の底部に存在する燃料がガソ
リンだけあるいはほぼアルコールおよび水の混合物だけ
であると判定された場合には、特に処理を行わずこのル
ーチンを終了する。ステップ22で否定判定された場
合、即ち燃料タンク101の底部に存在する燃料がガソ
リンとアルコールとの混合燃料である場合にはステップ
23に進み、混合比X、燃料液位Lおよび温度θの関数
として制御弁122の開度Vを決定する。
100%であるか否かが判断され、肯定判定された場
合、即ち燃料タンク101の底部に存在する燃料がガソ
リンだけあるいはほぼアルコールおよび水の混合物だけ
であると判定された場合には、特に処理を行わずこのル
ーチンを終了する。ステップ22で否定判定された場
合、即ち燃料タンク101の底部に存在する燃料がガソ
リンとアルコールとの混合燃料である場合にはステップ
23に進み、混合比X、燃料液位Lおよび温度θの関数
として制御弁122の開度Vを決定する。
【0013】次にステップ24に進み、開度Vを出力し
て制御弁122を例えばデューティ比制御により所定の
開度に制御してこのルーチンを終了する。即ち燃料タン
ク101内に所定量の水を添加することにより、混合燃
料はアルコールは水と親和して下層に、ガソリンは上層
に相分離する。従って内燃機関110にはまずアルコー
ルが、次にガソリンが供給される。
て制御弁122を例えばデューティ比制御により所定の
開度に制御してこのルーチンを終了する。即ち燃料タン
ク101内に所定量の水を添加することにより、混合燃
料はアルコールは水と親和して下層に、ガソリンは上層
に相分離する。従って内燃機関110にはまずアルコー
ルが、次にガソリンが供給される。
【0014】図3は制御弁の開度をフィードバック制御
するフィードバック制御開度設定ルーチンのフローチャ
ートであって、図2に示すフィードフォワード制御開度
設定ルーチンの代えて使用することができる。ステップ
31で混合比センサ132で検出される燃料タンク10
1内の燃料の混合比Xおよび燃料液位Lを読み込む。
するフィードバック制御開度設定ルーチンのフローチャ
ートであって、図2に示すフィードフォワード制御開度
設定ルーチンの代えて使用することができる。ステップ
31で混合比センサ132で検出される燃料タンク10
1内の燃料の混合比Xおよび燃料液位Lを読み込む。
【0015】ステップ32で混合比Xが約0%あるいは
約100%であるか否かが判断され、肯定判定された場
合、即ち燃料タンク101の底部に存在する燃料がガソ
リンだけあるいはアルコールおよび水の混合物だけであ
ると判定された場合には、特に処理を行わずこのルーチ
ンを終了する。ステップ32で否定判定された場合、即
ち燃料タンク101の底部に存在する燃料がガソリンと
アルコールおよび水の混合物との混合燃料である場合に
はステップ33に進み、混合比Xおよび燃料液位Lの関
数として制御弁122の開度Vを決定する。
約100%であるか否かが判断され、肯定判定された場
合、即ち燃料タンク101の底部に存在する燃料がガソ
リンだけあるいはアルコールおよび水の混合物だけであ
ると判定された場合には、特に処理を行わずこのルーチ
ンを終了する。ステップ32で否定判定された場合、即
ち燃料タンク101の底部に存在する燃料がガソリンと
アルコールおよび水の混合物との混合燃料である場合に
はステップ33に進み、混合比Xおよび燃料液位Lの関
数として制御弁122の開度Vを決定する。
【0016】ステップ34で開度Vを出力し、制御弁1
22を開弁する。ステップ35で混合比Xを読み込み、
ステップ36で混合比Xが約100%であるか否か、即
ち相分離が完全に完了して燃料タンク101下部にアル
コールだけが存在するか否かを判定する。ステップ36
で否定判定された場合はステップ34に戻り、制御弁1
22の開弁を継続する。
22を開弁する。ステップ35で混合比Xを読み込み、
ステップ36で混合比Xが約100%であるか否か、即
ち相分離が完全に完了して燃料タンク101下部にアル
コールだけが存在するか否かを判定する。ステップ36
で否定判定された場合はステップ34に戻り、制御弁1
22の開弁を継続する。
【0017】ステップ36で肯定判定された場合は、ス
テップ37に進み制御弁122を閉弁してこのルーチン
を終了する。即ちフィードバック制御開度設定ルーチン
によれば、制御弁122の開度を設定するために燃料温
度θを取り込む必要がない。図4は内燃機関に燃料を噴
射する燃料噴射弁111、112、113および114
の開弁時間の設定ルーチンのフローチャートであって、
所定の内燃機関回転角度毎に実行される。
テップ37に進み制御弁122を閉弁してこのルーチン
を終了する。即ちフィードバック制御開度設定ルーチン
によれば、制御弁122の開度を設定するために燃料温
度θを取り込む必要がない。図4は内燃機関に燃料を噴
射する燃料噴射弁111、112、113および114
の開弁時間の設定ルーチンのフローチャートであって、
所定の内燃機関回転角度毎に実行される。
【0018】ステップ41で内燃機関回転数センサ(図
示せず。)で計測される内燃機関回転数Ne、エアフロ
ーメータ(図示せず。)で計測される吸気流量Qおよび
混合比センサ132で検出される燃料タンク101内の
燃料の混合比Xを読み込む。ステップ42で予めメモリ
内に記憶されたマップを使用して、内燃機関回転数Ne
および吸気流量Qに基づき、燃料がガソリンである場合
の基本開弁時間Tgを演算する。
示せず。)で計測される内燃機関回転数Ne、エアフロ
ーメータ(図示せず。)で計測される吸気流量Qおよび
混合比センサ132で検出される燃料タンク101内の
燃料の混合比Xを読み込む。ステップ42で予めメモリ
内に記憶されたマップを使用して、内燃機関回転数Ne
および吸気流量Qに基づき、燃料がガソリンである場合
の基本開弁時間Tgを演算する。
【0019】ステップ43で、基本開弁時間Tgに例え
ば暖機増量等の補正量Tcを加算して燃料がガソリンで
あるとした場合の開弁時間Tを算出する。ステップ44
で混合比Xが約100%であるか否かが判断され、肯定
判定された場合、即ち燃料タンク101下部にはアルコ
ールおよび水の混合物だけが存在すると判断された場合
は、ステップ45に進む。
ば暖機増量等の補正量Tcを加算して燃料がガソリンで
あるとした場合の開弁時間Tを算出する。ステップ44
で混合比Xが約100%であるか否かが判断され、肯定
判定された場合、即ち燃料タンク101下部にはアルコ
ールおよび水の混合物だけが存在すると判断された場合
は、ステップ45に進む。
【0020】ステップ45では燃料がガソリンであると
した場合の開弁時間Tに予め定めた所定の補正係数kを
乗じて開弁時間Tを補正し、ステップ46に進む。ステ
ップ44で否定判定された場合、即ち燃料タンク101
にはガソリンのみが貯蔵されていると判断された場合に
は、直接ステップ46に進む。ステップ46では燃料噴
射弁開弁時間Tを出力して、このルーチンを終了する。
した場合の開弁時間Tに予め定めた所定の補正係数kを
乗じて開弁時間Tを補正し、ステップ46に進む。ステ
ップ44で否定判定された場合、即ち燃料タンク101
にはガソリンのみが貯蔵されていると判断された場合に
は、直接ステップ46に進む。ステップ46では燃料噴
射弁開弁時間Tを出力して、このルーチンを終了する。
【0021】
【発明の効果】本発明にかかる内燃機関の燃料供給装置
によれば、ガソリンとアルコールとが任意の混合比で混
合された場合にも、水を添加して相分離することにより
1つの燃料供給系統によってガソリンあるいはアルコー
ルおよび水の混合物だけを使用して運転することが可能
となり、燃料噴射弁開弁時間の設定およびいわゆる空燃
比制御を容易に行うことが可能となる。
によれば、ガソリンとアルコールとが任意の混合比で混
合された場合にも、水を添加して相分離することにより
1つの燃料供給系統によってガソリンあるいはアルコー
ルおよび水の混合物だけを使用して運転することが可能
となり、燃料噴射弁開弁時間の設定およびいわゆる空燃
比制御を容易に行うことが可能となる。
【0022】また混合比および燃料液位に基づいて最適
な量の水を添加することが可能となるため、分離が不完
全となるあるいはアルコール中に必要以上の水が添加さ
れることが防止される。
な量の水を添加することが可能となるため、分離が不完
全となるあるいはアルコール中に必要以上の水が添加さ
れることが防止される。
【図1】図1は本発明にかかる内燃機関の燃料供給装置
の構成図である。
の構成図である。
【図2】図2はフィードフォワード制御開度設定ルーチ
ンのフローチャートである。
ンのフローチャートである。
【図3】図3はフィードバック制御開度設定ルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】図4は燃料噴射弁の開弁時間設定ルーチンのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
101…燃料タンク 103…噴射ポンプ 105…デリバリパイプ 110…内燃機関 111、112、113、114…燃料噴射弁 120…水タンク 122…制御弁 130…制御部 131…燃料温度センサ 132…混合比センサ 133…液位センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 37/00 H
Claims (1)
- 【請求項1】 ガソリンとアルコールとの混合燃料を貯
蔵する燃料タンクと、 該燃料タンク底面に接続され内燃機関に燃料を供給する
燃料配管と、 前記燃料タンクに貯蔵される混合燃料を相分離させるた
めに前記燃料タンク内に水を供給する水供給手段と、か
らなる内燃機関の燃料供給装置において、 前記燃料タンク底面に設置される混合比率センサと、 該混合比率センサによってアルコールが混在していると
判断された時に前記水供給手段に対して前記混合比率セ
ンサによってアルコールおよび水の混合物の比率が約1
00%であると判断されるまで所定量の水の供給指令を
与える水供給指令手段と、 内燃機関に供給される燃料がガソリンであるかアルコー
ルであるかによって燃料噴射弁の開弁時間を切り換える
燃料噴射弁開弁制御手段と、を具備する内燃機関の燃料
供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144949A JPH0719124A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144949A JPH0719124A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719124A true JPH0719124A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15373940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5144949A Pending JPH0719124A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719124A (ja) |
Cited By (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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