JPH07191079A - 半導体集積回路の評価方法及び評価治具 - Google Patents

半導体集積回路の評価方法及び評価治具

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JPH07191079A
JPH07191079A JP5333402A JP33340293A JPH07191079A JP H07191079 A JPH07191079 A JP H07191079A JP 5333402 A JP5333402 A JP 5333402A JP 33340293 A JP33340293 A JP 33340293A JP H07191079 A JPH07191079 A JP H07191079A
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JP
Japan
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pins
semiconductor integrated
integrated circuit
jig
malfunction
Prior art date
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Pending
Application number
JP5333402A
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English (en)
Inventor
Shunzo Sasao
俊造 笹尾
Hideaki Sadamatsu
英明 定松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07191079A publication Critical patent/JPH07191079A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体、特にICのピン間に漏れ電流が発生
した時の誤動作のための半導体集積回路の評価方法及び
評価治具を提供する。 【構成】 大きな抵抗値(ICの2ピン間で数百KΩ程
度)を有する導電マット2を数回ICピン1にあてて誤
動作の有無を実動作で評価して、さらにその誤動作部を
絞りこむ。さらに誤動作部において通り2本のピン間に
抵抗治具3を挿入することにより所定の抵抗値をピン間
に入れリ−ク電流をながしても誤動作が起こらないかど
うかを評価するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体の評価方法、特に
IC(半導体集積回路)のピン間(外部端子間)に漏れ
電流(リ−ク電流)が発生した時の誤動作の評価に関す
る評価方法および評価治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリ−ク電流測定方法としては例え
ば、特開昭64−23172号公報に開示された通り、
半導体集積回路装置の全外部端子を2群に分け、各々の
群の全外部端子が同一電位となるように接続し、一方の
端子群に一定の直流電流を印加し、他方の端子群は所定
の基準電位点に接続して、その端子群間に流れる電流を
測定することにより、半導体集積回路装置内に存在する
PN接合のリ−ク電流を検査する、または半導体集積回
路装置の正の電源端子およびこれに抵抗器を介してつな
がっている全ての端子に一定の直流電圧を印加し、他の
全ての端子は所定の基準電位点に接続し、また半導体集
積回路装置の基準電位端子、およびこれに抵抗器を介し
てつながっている全ての端子は所定の基準電位点に接続
するものであり、さらに印加する一定の直流電圧とし
て、PN接合の順方向電圧と逆方向電圧を用いるもので
ある。
【0003】まず第一のリ−ク電流測定方法を図3に示
す。同図において、検査対象となる半導体集積回路装置
16の正の電源端子12およびこれに抵抗器R1を介し
て接続されている端子13に直流電圧源17を直流電流
計18を介して接続し、他の全ての端子11、14、1
5は所定の基準電位点に接続している。ここで直流電圧
として+0.3Vと−0.3Vを印加し、各々の電圧の
ときに流れる電流を直流電流計18で測定することによ
りトランジスタQ1の、PN接合のリ−ク電流を測定す
る。
【0004】第二のリ−ク電流測定方法を図4に示す。
同図において、検査対象となる半導体集積回路装置16
の基準電位端子15、およびこれに抵抗器R2を介して
つながっている端子14に直流電圧源17を直流電流計
18を介して接続し、他の全ての端子11、12、13
は所定の基準電位点に接続している。ここで直流電圧と
して+0、3Vと−0、3Vを印加し、各々の電圧のと
きに流れる電流を直流電流計18で測定することにより
PN接合のリ−ク電流を測定するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、リ−ク電流は測定出来るが、実動作上に
おいては、実用数年後にはゴミ、汚れ等によりICピン
間でリ−ク電流が起こり、誤動作を引き起こす恐れが多
い。またICピン間で外部リ−ク電流発生時の誤動作を
測定するのは非常に困難であった。その理由は、高機
能化によってICの集積度が大きくなり、ICのピンが
80〜100ピンという莫大なものになっており、測定
に時間がかかる。ICの高集積化にともない、ピン間
のピッチが小さくなっているため、2本のピン間を測定
している時にややもするとショ−トしてICの破壊を招
くことがある。どの2ピンから電流が発生しているか
を特定できないのでICを取り替える必要がある。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決した半導体
集積回路の評価方法及び評価治具を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、比較的大きな抵抗値(ICの2ピン間
で数百ΚΩ程度)を有する導電体をICのピンにあてて
誤動作の有無を実動作で評価し、さらにその誤動作部を
絞りこむ。更に誤動作部において2本のピン間に抵抗を
挿入することにより所定の抵抗値をピン間に入れリ−ク
電流をながしても誤動作が起こらないかどうかを評価す
るものである。
【0008】
【作用】 上記構成により誤動作部を速やかに特定でき
る。さらに特定部分のリ−ク発生時の誤動作状態を評価
出来る。またICピン間ピッチが非常に小さい場合や非
常に多ピンの場合にICショ−トでの破壊を起こすこと
なく安全に評価できる。すなわちピン間リ−クによるI
C誤動作評価を非常に短時間にかつ安全にできる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例に関して図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の図1の実施例における
半導体集積回路の評価方法及び治具を示すものである。
図1において、1は映像・音響機器または情報機器にお
ける評価される半導体集積回路(以下、ICと略称す
る)、2は所定の抵抗値を有する導電体である導電マッ
ト、3は抵抗治具、4は抵抗治具3の有する一対の特殊
ピンである。
【0010】次にこの実施例の評価方法について説明す
る。まず映像・音響機器または情報機器の回路基板に実
装されたICを動作状態にする。図1(A)は動作状態
にあるIC1の斜視図を示す。次に導電マット2をIC
1の多数ピン1aに一度に当接し、実動作で誤動作の評
価を行う。次にこの操作を数回くり返して誤動作部を数
ピンに絞りこむ。
【0011】次に図1(B)に示すように抵抗治具3
で、図1(C)に示すように100KΩ又は200ΚΩ
の抵抗を2つのピン間に挿入し誤動作の確認を行う。図
1(B)の抵抗治具で評価する時点で誤動作が起こった
場所をシリコンボンド等でシ−ルし、ピン間のリ−ク電
流をなくす。
【0012】図2は本発明の実施例で用いた導電マット
の特徴的なピン間における抵抗値を示す特性図である。
特性図中の点線で囲まれた領域が本実施例で有用な導電
マットの特徴的なピン間における抵抗値を示す。
【0013】導電マット2及び抵抗治具3の抵抗値を選
択することにより不良品の発見及び品質管理が可能とな
る。例えば、抵抗値を上げることにより評価の精度が高
くなる
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は半導体集積回路の
外部端子間にリ−ク電流が発生したときの動作の評価を
短時間に出来るという利点を有し、さらショ−トして半
導体集積回路を破壊することもない。また半導体集積回
路の品質管理のためにも有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)、(C)本発明の一実施例にお
ける半導体集積回路の評価方法および評価治具を示す概
略図
【図2】本発明の一実施例における導電マットの抵抗値
を示す特性図
【図3】従来例におけるリ−ク電流を求める方法を示す
回路図
【図4】従来例におけるリ−ク電流を求める方法を示す
回路図
【符号の説明】
1 IC 2 導電マット 3 抵抗治具 4 特殊ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像・音響機器や情報機器における動作
    中のICピンに対して、一様な導電性を有する導電体を
    前記ICピンの多数ピンに同時に数回当接して、異常有
    無を確認する第一の工程と、異常を有する時に前記第一
    の工程により特定されたICピンの異常の発生した任意
    の2ピン間に所定抵抗を接続して、異常のあるピンを特
    定する第二の工程とを有することを特徴とする半導体集
    積回路の評価方法。
  2. 【請求項2】 一様な導電性を有する導電体のICの2
    ピン間の距離に相当する区間の抵抗値よりも、ICピン
    の異常の発生した2ピン間に接続する所定抵抗の抵抗値
    の方が大きいことを特徴とする請求項1記載の半導体集
    積回路の評価方法。
  3. 【請求項3】 映像・音響機器や情報機器における動作
    中のICピンの多数のピンに対して、同時に当接可能な
    大きさを有し、前記ICピンの隣接する2ピン間の距離
    における抵抗値が数百KΩである一様な導電性を有する
    導電体からなる半導体集積回路の評価治具。
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