JPH07190Y2 - 空き缶の選別装置 - Google Patents

空き缶の選別装置

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JPH07190Y2
JPH07190Y2 JP4011591U JP4011591U JPH07190Y2 JP H07190 Y2 JPH07190 Y2 JP H07190Y2 JP 4011591 U JP4011591 U JP 4011591U JP 4011591 U JP4011591 U JP 4011591U JP H07190 Y2 JPH07190 Y2 JP H07190Y2
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和男 川田
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和男 川田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は空き缶をスチール缶と
アルミ缶(非鉄材缶)とに選別するための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このようにスチール缶と、アルミ缶とを
選別するため、空き缶を傾斜により転動させる上段傾斜
板と、下段傾斜板との間にスチール缶の転落間隔を設け
ると共に、上段傾斜板の下端に沿って円柱棒磁石を回転
自在に取付けた選別装置が実開昭54−129858号
公報により公知である。
【0003】上記選別装置は、空き缶を上段傾斜板の上
端に供給して該板上を転動させ、スチール缶は上段傾斜
板の下端の円柱棒磁石で吸着し、該磁石の回転で上段傾
斜板と下段傾斜板の転落間隔から下に落とし、又、アル
ミ缶は上記転落間隔を飛び越えて下段傾斜板上を転動
し、下段傾斜板の下端から下に落とし、こうして空き缶
をスチール缶とアルミ缶とに選別するのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記選別装置では、空
き缶が上段傾斜板上を転動するように缶胴の中心を該傾
斜板の幅方向に一致させて供給することが必要であり、
供給しにくいと共に、空き缶を斜めに供給すると、上段
傾斜板の下端と、下段傾斜板の上端との間で空き缶が詰
ることがある。更に、円柱棒磁石に吸着したスチール缶
は該磁石から離れにくいため、棒磁石の回りに複数のス
チール缶が吸着して後続の空き缶は上段傾斜板上に滞
り、詰ることがある。こうして空き缶が詰ると、棒磁石
から空き缶を手で引き離し、転落間隔に落下させねばな
らず手数がかゝる。
【0005】更に、上段傾斜板の下端に沿って軸を設
け、この軸に対し円柱棒磁石を回転自在に取付ける必要
があるので、構造が複雑になり、組立ても面倒である。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、上述の
従来例の問題点を克服して磁力で空き缶をスチール缶
と、アルミ缶とに選別するようにしたのであって、前下
りの傾斜台板上に、空き缶の缶胴に外接して該空き缶を
前記傾斜台板の傾斜により滑走させる二条の前向き長さ
が長い長辺レールと、前向き長さが短い短辺レールを設
け、該短辺レールの上面を長辺レールの上面よりも高く
すると共に、前記長辺レールの外側には、短辺レールの
前端部よりも手前の位置に磁石片を設けたことを特徴と
する。
【0007】
【実施例】図面において、1は前下りの傾斜台板、2と
3は空き缶の缶胴Aに外接して該空き缶を傾斜台板1の
傾斜により滑走させる長辺レールと、短辺レールを示
し、両レール2,3の上端部間には空き缶の缶胴Aを両
レールに外接させて滑走させるための筒形ガイド4が設
けてある。そして、長辺レール2の外側2′には、短辺
レール3の前端部3′より少し手前の位置に磁石片5
が、長辺レールの上面と同じ高さになるように配置して
ある。傾斜台板1の長さは約600mm、幅は約45m
m、該板の前下りの傾斜角度αは約30〜40°、長辺
レールの長さは約350mm、短辺レールの長さは約2
00mmであり、長辺レール2と短辺レール3の中心間
の間隔は約30mmである。
【0008】図1〜4の実施例では木製の傾斜台板1の
上面を水平と平行にし、その上面一側に沿って直径13
mmのアルミパイプを取付けて長辺レール2とし、上面
他側に沿って直径16mmのアルミパイプを取付けて短
辺レール3とし、これによって短辺レール3の上面3″
を長辺レール2の上面2″よりもアルミパイプの径差分
だけ高くしてある。
【0009】従って、筒形ガイド4に空き缶を挿入して
レール2,3の上部に外接するように供給すると、缶胴
Aは上面2′の高さが低い長辺レール2の方に重心を傾
け、傾斜台板1の前下りの傾斜によってレール2,3の
上面上を滑走し、スチール缶の場合は長辺レールの外側
に設けた磁石片5の所に来ると、磁石片5に吸引され、
図2に示すようにバランスを失って長辺レール2を乗り
越え、磁石片5に絡み付くように回りながら傾斜台板の
側縁1aの外に自重で落下し、スチール缶の回収容器6
のなかに入る。
【0010】又、アルミ缶の場合は、レール2,3の上
面上を滑走して磁石片5の所に来ても、磁力の作用を受
けないためそこを滑走して下り、短辺レール3の前端
3′を通り過ぎる際、図3に示すように缶胴Aは長辺レ
ール2の上面に接触したまゝ傾斜台板1の上面に降りる
ことによってバランスを失い、傾斜台板の反対の側縁1
bの外に自重で転落し、アルミ缶の回収容器7のなかに
入る。
【0011】スチール缶の回収容器6と、アルミ缶の回
収容器7は、例えば図4に示すように空き缶回収箱8の
仕切られた内部にドアを開けて取出し可能に収納し、傾
斜台板1は上記仕切りの上に沿って前下りに取付け、筒
形ガイド4の一部を回収箱8の上部から外に突出させて
置けばよい。
【0012】上記図1〜4の実施例では木製の傾斜台板
1の上面の一側に細く、長いアルミパイプを取付けて長
辺レール2、他側に太く、短いアルミパイプを取付けて
短辺レールとしたが、プラスチック、アルミ板、ステン
レス板から図5に示すように傾斜台板1、長辺レール
2、短辺レール3を一体に成形して作ることもできる。
【0013】上述の実施例では傾斜台板1の上面を水平
と平行にしたゝめ、長辺レール2と、短辺レール3の上
面間に高低差を保つため短辺レールの高さを長辺レール
2よりも高くしてある。しかし、図6に示すように、傾
斜台板1の上面を水平に対して傾けて置けば、傾斜台板
1の上面の低い方の側縁に沿って直径16mmの長いア
ルミパイプを取付けて長辺レールとし、高い方の側縁に
沿って同じ直径16mmの短いアルミパイプを取付けて
短辺レールとし、長辺レールの上面と、短辺レールの上
面との間に、傾斜台板の上面の水平に対する傾きで3〜
4mmの高低差をもたせることができる。又、図5と同
様に、傾斜台板1、長辺レール2、短辺レール3をプラ
スチック、アルミ板、ステンレス板から一体に成形して
作ることもできる(図7)。
【0014】更に、短辺レール3の前端の前で、傾斜底
板1の幅を図1、図1(A)、図5〜7に示すようにカ
ット9して置くと、アルミ缶をこのカット部分から回収
容器7に確実に転落するのでカットしてもよい。
【0015】
【考案の効果】以上で明らかなように本考案では、前下
りの傾斜台板上に前向き長さが長く、且つ上面の高さが
低い長辺レールと、前向き長さが短く、且つ上面の高さ
が高い短辺レールを平行に敷設し、この両レールの上面
に缶胴を摺接させて空き缶を滑走させるようにしてあ
る。従って、空き缶が両レール上を滑走しているとき、
その重心は長辺レール側に偏る。このため、長辺レール
の途中までスチール缶が滑走すると、その外側に設けて
ある磁石片の吸引力でスチール缶は吸引され、バランス
を失って長辺レールを乗り越えて傾斜台板の一側から下
に転落する。又、アルミ缶の場合は磁石片の吸引力の作
用を受けないので滑走を続け、短辺レールの前端を通り
過ぎるとバランスを失って傾斜台板の他側から下に転落
する。こうして、本考案では滑走する空き缶のうちスチ
ール缶を滑走進路の例えば右側から、アルミ缶を滑走進
路の例えば左側から夫々外に転落させ、選別することが
でき、滑走進路が空き缶で詰る虞れは皆無である。
【0016】更に、回動部分を有さないため構造は簡素
であり、組立ても容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本考案の一実施例の平面図、Bは同上の側
面図である。
【図2】スチール缶の転落状態を示す図1(A)のII
−II線での断面図である。
【図3】アルミ缶の転落状態を示す図1(A)のIII
−III線での断面図である。
【図4】図1の装置を空き缶回収箱に組込んだ状態の透
視図である。
【図5】本考案の第2実施例の前面図である。
【図6】本考案の第3実施例の前面図である。
【図7】本考案の第4実施例の前面図である。
【符号の説明】
1 傾斜台板 2 長辺レール 3 短辺レール 4 筒形ガイド 5 磁石片 6 スチール缶の回収容器 7 アルミ缶の回収容器 8 回収箱

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前下りの傾斜台板上に、空き缶の缶胴に
    外接して該空き缶を前記傾斜台板の傾斜により滑走させ
    る二条の前向き長さが長い長辺レールと、前向き長さが
    短い短辺レールを設け、該短辺レールの上面を長辺レー
    ルの上面よりも高くすると共に、前記長辺レールの外側
    には、短辺レールの前端部よりも手前の位置に磁石片を
    設けたことを特徴とする空き缶の選別装置。
JP4011591U 1991-05-02 1991-05-02 空き缶の選別装置 Expired - Lifetime JPH07190Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4011591U JPH07190Y2 (ja) 1991-05-02 1991-05-02 空き缶の選別装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4011591U JPH07190Y2 (ja) 1991-05-02 1991-05-02 空き缶の選別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04126746U JPH04126746U (ja) 1992-11-18
JPH07190Y2 true JPH07190Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=31921238

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JP4011591U Expired - Lifetime JPH07190Y2 (ja) 1991-05-02 1991-05-02 空き缶の選別装置

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JPH04126746U (ja) 1992-11-18

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