JPH07189722A - ウエイストゲートコントロールアクチュエータの固定部構造 - Google Patents

ウエイストゲートコントロールアクチュエータの固定部構造

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JPH07189722A
JPH07189722A JP5333125A JP33312593A JPH07189722A JP H07189722 A JPH07189722 A JP H07189722A JP 5333125 A JP5333125 A JP 5333125A JP 33312593 A JP33312593 A JP 33312593A JP H07189722 A JPH07189722 A JP H07189722A
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waste gate
gate control
control actuator
bolt
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Atsushi Koike
篤史 小池
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分解・組立が容易でしかも取付精度を確保し
得るようにウエイストゲートコントロールアクチュエー
タ取付ブラケットを取付ける。 【構成】 コンプレッサハウジング19のボルト通孔2
6側から通した締結ボルト29をシールプレート20の
対応するネジ孔28に螺着することにより、コンプレッ
サハウジング19とシールプレート20とが一体化さ
れ、コンプレッサ本体18の組立後に、ネジ孔28から
突出した締結ボルト29の先端部分に、ウエイストゲー
トコントロールアクチュエータ取付ブラケット23のボ
ルト通孔30を挿通して、ナット31で締結することに
より、ウエイストゲートコントロールアクチュエータが
支持されるので、コンプレッサ本体18を分解せずにウ
エイストゲートコントロールアクチュエータ取付ブラケ
ット23のみを取外すことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエイストゲートコン
トロールアクチュエータの固定部構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に過給機は、タービンとコンプレッ
サを一体に連結して、タービンによりコンプレッサを駆
動させるようにしたものである。
【0003】該過給機には、タービン部分に排ガスをバ
イパスさせて過給圧を調整することにより出力制御を行
うためのウエイストゲートが取付けられており、コンプ
レッサ部分にウエイストゲートコントロールアクチュエ
ータ取付ブラケットを介して取付けられたウエイストゲ
ートコントロールアクチュエータによって前記ウエイス
トゲートの開度を調整させるようになっている。
【0004】図4は、過給機のコンプレッサ部分を示し
ており、コンプレッサ本体1はコンプレッサハウジング
2とシールプレート3とを組合せて構成されている。
【0005】尚、4はコンプレッサハウジング2のフラ
ンジ部、5はシールプレート3のフランジ部、6はコン
プレッサ本体1の内部に配設されたコンプレッサインペ
ラである。
【0006】そして、従来、ウエイストゲートコントロ
ールアクチュエータ取付ブラケット7は、図5に示すよ
うに、コンプレッサハウジング2のフランジ部4との間
でシールプレート3のフランジ部5を挾持するように締
結ボルト8で締結するか、図6に示すように、コンプレ
ッサハウジング2のスクロール部に形成した専用ボス9
に取付ボルト10を介して取付けるか、図7に示すよう
に、コンプレッサハウジング2のフランジ部4やシール
プレート3のフランジ部5と一緒に締結ボルト8で締結
するようにして固定していた。
【0007】尚、図5中、11はコンプレッサハウジン
グ2のフランジ部4に形成されたネジ孔、12はコンプ
レッサハウジング2のフランジ部4に形成された段差
部、図6中、13は押えプレート、図7中、14はコン
プレッサハウジング2のフランジ部4に形成されたボル
ト通孔、15はシールプレート3のフランジ部5に形成
されたボルト通孔である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のウエイストゲートコントロールアクチュエータの固
定部構造には、以下のような問題があった。
【0009】即ち、図5の場合には、寸法精度上、コン
プレッサハウジング2のフランジ部4とシールプレート
3のフランジ部5とが面一となりにくく、ウエイストゲ
ートコントロールアクチュエータ取付ブラケット7の取
付精度が出しにくいという問題があり、図6の場合に
は、専用ボス9を設ける分だけコスト高となり、且つ、
ウエイストゲートコントロールアクチュエータを収容す
るために多くのスペースが必要となるという問題があ
り、図7の場合には、コンプレッサ本体1の組立とウエ
イストゲートコントロールアクチュエータの取付けとを
同時に行わなければならず、組立・分解上、不便である
という問題があった。
【0010】本発明は、上述の実情に鑑み、分解・組立
が容易でしかも取付精度を確保し得るようにしたウエイ
ストゲートコントロールアクチュエータの固定部構造を
提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンプレッサ
ハウジングのフランジ部にボルト通孔を形成し、コンプ
レッサハウジングのフランジ部と当接するシールプレー
トのフランジ部に前記ボルト通孔と連通するネジ孔を形
成し、コンプレッサハウジングのボルト通孔側から通し
た締結ボルトをシールプレートの対応するネジ孔に螺着
してコンプレッサ本体を組立てるようにし、又、ネジ孔
から突出した締結ボルトの先端部分に、ウエイストゲー
トコントロールアクチュエータを支持するためのウエイ
ストゲートコントロールアクチュエータ取付ブラケット
のボルト通孔を挿通し、ナットで締結したことを特徴と
するウエイストゲートコントロールアクチュエータの固
定部構造にかかるものである。
【0012】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0013】コンプレッサハウジング19のボルト通孔
26側から通した締結ボルト29をシールプレート20
の対応するネジ孔28に螺着することにより、コンプレ
ッサハウジング19とシールプレート20とが一体化さ
れるので、コンプレッサ本体18の組立・分解が容易に
なる。
【0014】又、コンプレッサ本体18の組立後に、ネ
ジ孔28から突出した締結ボルト29の先端部分に、ウ
エイストゲートコントロールアクチュエータ取付ブラケ
ット23のボルト通孔30を挿通して、ナット31で締
結することにより、ウエイストゲートコントロールアク
チュエータ22が支持されるので、コンプレッサ本体1
8を分解せずにウエイストゲートコントロールアクチュ
エータ取付ブラケット23のみを取外すことが可能にな
る。
【0015】更に、ウエイストゲートコントロールアク
チュエータ取付ブラケット23は、単にシールプレート
20のフランジ部27に当接させて締め付けるようにす
れば良いので、取付精度の問題が解消される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0017】図1〜図3は、本発明の一実施例である。
【0018】又、図中、16はタービン、17はコンプ
レッサ、18はコンプレッサ本体、19はコンプレッサ
本体18を構成するコンプレッサハウジング、20はコ
ンプレッサ本体18を構成するシールプレート、21は
タービン16に取付けられたウエイストゲート、22は
ウエイストゲートコントロールアクチュエータ取付ブラ
ケット23を介してコンプレッサ17に取付けられたウ
エイストゲートコントロールアクチュエータ、24はウ
エイストゲートコントロールアクチュエータ22のコン
トロールロッドである。
【0019】本発明では、コンプレッサハウジング19
のフランジ部25にボルト通孔26を形成すると共に、
コンプレッサハウジング19のフランジ部25と当接す
るシールプレート20のフランジ部27に前記ボルト通
孔26と連通するネジ孔28を形成する。
【0020】そして、コンプレッサハウジング19のボ
ルト通孔26側から通した締結ボルト29をシールプレ
ート20の対応するネジ孔28に螺着して、コンプレッ
サ本体18を組立て、その後、ネジ孔28から突出した
締結ボルト29の先端部分に、ウエイストゲートコント
ロールアクチュエータ22を支持するためのウエイスト
ゲートコントロールアクチュエータ取付ブラケット23
のボルト通孔30を挿通して、ナット31で締結するよ
うにする。
【0021】次に、作動について説明する。
【0022】タービン16でコンプレッサ17を駆動す
る過程、及び、ウエイストゲートコントロールアクチュ
エータ22でウエイストゲート21の開度を制御する過
程については従来と同様なので説明を省略する。
【0023】本発明では、コンプレッサハウジング19
のボルト通孔26側から通した締結ボルト29をシール
プレート20の対応するネジ孔28に螺着することによ
り、コンプレッサハウジング19とシールプレート20
とが一体化されるので、コンプレッサ本体18の組立・
分解が容易になる。
【0024】又、コンプレッサ本体18の組立後に、ネ
ジ孔28から突出した締結ボルト29の先端部分に、ウ
エイストゲートコントロールアクチュエータ取付ブラケ
ット23のボルト通孔30を挿通して、ナット31で締
結することにより、ウエイストゲートコントロールアク
チュエータ22が支持されるので、コンプレッサ本体1
8を分解せずにウエイストゲートコントロールアクチュ
エータ取付ブラケット23のみを取外すことが可能にな
る。
【0025】更に、ウエイストゲートコントロールアク
チュエータ取付ブラケット23は、単にシールプレート
20のフランジ部27に当接させて締め付けるようにす
れば良いので、取付精度の問題が解消される。
【0026】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のウエイス
トゲートコントロールアクチュエータの固定部構造によ
れば、分解・組立が容易でしかも取付精度を確保し得る
ようにウエイストゲートコントロールアクチュエータ取
付ブラケットを固定することができるという優れた効果
を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1の部分拡大断面図である。
【図4】過給機のタービン部の側方断面図である。
【図5】従来におけるウエイストゲートコントロールア
クチュエータの固定部構造の例である。
【図6】従来におけるウエイストゲートコントロールア
クチュエータの固定部構造の他の例である。
【図7】従来におけるウエイストゲートコントロールア
クチュエータの固定部構造の別の例である。
【符号の説明】
18 コンプレッサ本体 19 コンプレッサハウジング 20 シールプレート 22 ウエイストゲートコントロールアクチュエータ 23 ウエイストゲートコントロールアクチュエータ取
付ブラケット 25,27 フランジ部 26,30 ボルト通孔 28 ネジ孔 29 締結ボルト 31 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサハウジングのフランジ部に
    ボルト通孔を形成し、コンプレッサハウジングのフラン
    ジ部と当接するシールプレートのフランジ部に前記ボル
    ト通孔と連通するネジ孔を形成し、コンプレッサハウジ
    ングのボルト通孔側から通した締結ボルトをシールプレ
    ートの対応するネジ孔に螺着してコンプレッサ本体を組
    立てるようにし、又、ネジ孔から突出した締結ボルトの
    先端部分に、ウエイストゲートコントロールアクチュエ
    ータを支持するためのウエイストゲートコントロールア
    クチュエータ取付ブラケットのボルト通孔を挿通し、ナ
    ットで締結したことを特徴とするウエイストゲートコン
    トロールアクチュエータの固定部構造。
JP33312593A 1993-12-27 1993-12-27 ウエイストゲートコントロールアクチュエータの固定部構造 Expired - Lifetime JP3312457B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008062567A1 (fr) * 2006-11-20 2008-05-29 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Turbocompresseur à gaz d'échappement
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