JPH07189543A - 自動車用ドアのキーシリンダステイ取付構造 - Google Patents

自動車用ドアのキーシリンダステイ取付構造

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JPH07189543A
JPH07189543A JP33024793A JP33024793A JPH07189543A JP H07189543 A JPH07189543 A JP H07189543A JP 33024793 A JP33024793 A JP 33024793A JP 33024793 A JP33024793 A JP 33024793A JP H07189543 A JPH07189543 A JP H07189543A
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key cylinder
door
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Toru Aizawa
徹 相沢
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨水によるキーシリンダの濡れを防止し、か
つ防盗性を向上させること。 【構成】 キーシリンダステイ1のアウタパネル120
に固着される基端部11と、キーシリンダ130に係着
される先端部12との間に連続して設けた中間部13が
アーム挿通孔121とキーシリンダ130とを結ぶ空間
域を斜めに横切るように形成されており、中間部13に
アウタパネル120に対向し、キーシリンダ130の側
部に位置する先端部12に連続する遮蔽面13dが形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ドアの施錠,
解鍵を行うためのキーシリンダを支持するキーシリンダ
ステイ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ドアのキーシリンダステ
イ100は図3及び図4に示すように、平板状の帯状部
材を略L字形に屈曲して形成されており、その基端部1
01をアウトサイドハンドル110の挿通孔121近辺
のアウタパネル120に固着し、その先端屈曲部102
をキーシリンダ130に係着して取付けられている。
(「新型解説書(U13−1)」D−35頁、日産自動
車(株)、1991年9月発行)。
【0003】このときキーシリンダ130は、アーム挿
通孔121の下方位置のアウタパネル120にリテーナ
クリップ140で回り止めされて固着されている。
【0004】そしてキーシリンダ130の内端に設けら
れたキーアーム131はキーロッド132を介してドア
ロックアッシ200に連結しており、アウトサイドハン
ドル110のアーム部111はアウトサイドハンドルロ
ッド112を介してドアロックアッシ200に連結して
いる。このようにキーシリンダ130をキーシリンダス
テイ100で係着した従来の自動車用ドアのキーシリン
ダステイ構造では、ドライバー等の治具によるキーシリ
ンダ130のこじりに対する抵抗が増大して防盗性の向
上が図られている。
【0005】尚、図3において符号150はドアのイン
ナパネルに取付けられたインサイドハンドルを示し、こ
のインサイドハンドル150はベルクランク153で連
結される二本のロックノブロッド151,151及び一
本のインサイドハンドルロッド152によりドアロック
アッシ200に連結している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の自
動車用ドアのキーシリンダステイ取付構造においては、
図4に示すようにアーム挿通孔121から雨水が浸入す
ると、この雨水は矢印で示すようにキーシリンダステイ
100を伝わってキーシリンダ130を濡らし、錆発生
あるいは凍結してキーシリンダ130の機能障害を招く
という不具合がある。そこで従来では図5に示すように
キーシリンダ130を覆う廂160aを設けたリテーナ
クリップ160をリテーナクリップ140に替えて使用
することも考えられたが重量増加及びコストアップとい
う新たな課題を有していた。
【0007】その上、従来の自動車用ドアのキーシリン
ダステイ取付構造においては、アーム挿入孔121から
の針金等の挿入に対して防護機能を有しておらず、針金
等のドア内への浸入を容易に許し、針金等によりキーシ
リンダ130をこじられる虞れがあり、防盗性の点から
も満足するものではなかった。
【0008】本発明は前記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は雨水によるキーシリンダの濡れを
防止し、かつ防盗性を向上した自動車ドアのキーシリン
ダステイ取付構造を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した目的
を達成するため、キーシリンダステイの基端部をアウト
サイドハンドルのアーム挿通孔付近のアウタパネルに固
着すると共に、その先端部を前記アーム挿通孔の下方位
置のアウタパネルに固着されたキーシリンダに係着した
自動車用ドアのキーシリンダステイ取付構造において、
前記基端部と先端部との間に連続して設けられる中間部
が前記アーム挿通孔とキーシリンダとを結ぶ空間域を斜
めに横切るように形成されており、前記中間部に前記ア
ウタパネルに対向し前記キーシリンダの側部に位置する
前記先端部に連続する遮蔽面が形成されていることを特
徴としている。
【0010】
【作用】本発明は前記した構成になっているので、アー
ム挿通孔からドア内に浸入した雨水は、キーシリンダス
テイの中間部の遮蔽面で受け、遮蔽面を伝わってキーシ
リンダの側部に位置するキーシリンダステイの先端部か
らドア内に落下するようになる。
【0011】また、アーム挿入孔からドア内に挿入され
る針金等は、アーム挿入孔とキーシリンダとを結ぶ空間
域を横切る中間部によって阻まれ、キーシリンダへの到
達を防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。
【0013】図1及び図2は、一実施例としての自動車
用ドアのキーシリンダステイ取付構造を示す。
【0014】このキーシリンダステイ取付構造は、キー
シリンダステイ1がその基端部11をアウトサドハンド
ル110のアーム挿通孔121付近のドアのアウタパネ
ル120に固着すると共に、その先端部12をアーム挿
通孔121の下方位置のアウタパネル120に固着され
たキーシリンダ130に係着して取付けられることによ
って構成されている。このとき、キーシリンダ130
は、その周壁に形成した突起130aとアウタパネル1
20との間に挿入されたリテーナクリップ140により
アウタパネル120に固着されており、キーシリンダス
テイ1は基端部11と先端部12との間に連続して形成
された中間部13を有している。
【0015】この中間部13は基端部11から起立する
起立壁13aと、この起立壁13aに連続してアーム挿
通孔121とキーシリンダ130とを結ぶ空間域を斜め
に横切るように形成された上部遮蔽壁13bと、この上
部遮蔽壁13bとキーシリンダ130の側部に位置する
先端部12の起立壁12aとの間を連続する下部遮蔽壁
13cとを有して形成されている。キーシリンダステイ
1は適宜の巾を有する帯状部材を折曲して形成されてお
り、その中間部13の上部遮蔽壁13b及び下部遮蔽壁
13cの広巾面をアウタパネル120に対向させて取付
けられている。このように取付けられた上部遮蔽壁13
bと下部遮蔽壁13cのアウタパネル120への対向面
が遮蔽面13dを構成しており、この遮蔽面13dが先
端部12の起立壁12aのアウタパネル120への対向
面である排水面12bに連続している。
【0016】なお、アウトサイドハンドル110のアー
ム部111、及びキーシリンダ130のキーアーム13
1は従来と同様にそれぞれアウトサイドハンドルロッド
112及びキーロッド132を介してドアロックアッシ
200に連結している。
【0017】以上のように構成された本実施例の自動車
ドアのキーシリンダステイ取付構造においては、アーム
挿通孔121から、あるいはアウトサイドハンドル11
0のアーム部111を伝わってドア内に浸入する雨水は
図1の矢印で示すようにキーシリンダステイの中間部1
3の遮蔽面13dで受け、上部遮蔽壁13b及び下部遮
蔽壁13cの遮蔽面13dを伝わって、先端部12の起
立壁12aの排水面12bからドア内に排水される。こ
のためキーシリンダ130は雨水で濡れることがなく、
雨水の濡れに起因する錆の発生及び凍結による機能障害
を有効に防止できる。
【0018】また、本実施例の自動車用ドアのキーシリ
ンダステイ取付構造によれば、アーム挿入孔121から
挿入される針金等は、アーム挿入孔121とキーシリン
ダ130とを結ぶ空間域を斜めに横切るように取付けら
れたキーシリンダステイ1の中間部13によって阻ま
れ、キーシリンダ130へ到達することができないの
で、防盗性の向上を図ることができる。
【0019】さらに、本実施例のキーシリンダステイ1
は、図1のa矢印方向で示す車体前方側からセットする
ことができるので、図外のインナパネルの作業孔を利用
して容易に取付けることができ、作業性を損なうことが
ない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、キ
ーシリンダステイのアウタパネルに固着される基端部
と、キーシリンダに係着される先端部との間に連続して
設けた中間部がアーム挿通孔とキーシリンダとを結ぶ空
間域を斜めに横切るように形成されており、前記中間部
にアウタパネルに対向し、キーシリンダの側部に位置す
る前記先端部に連続する遮蔽面が形成されているので、
アーム挿入孔から、あるいはアウトサイドハンドルのア
ーム部を伝わってドア内に浸入した雨水が前記遮蔽面上
に落下すると共に遮蔽面を伝わってキーシリンダの側部
に位置するキーシリンダステイの先端部からドア内に落
下する。このためキーシリンダは雨水で濡れることが無
く、雨水の濡れに起因する錆の発生及び凍結による機能
障害を有効に防止することができる。
【0021】また、本発明は、アーム挿入孔から挿入さ
れる針金等は、キーシリンダステイの中間部で阻まれて
キーシリンダに到達することが無く、防盗性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例として自動車用ドアのキーシリンダス
テイ取付構造を示す要部斜視図である。
【図2】一実施例として自動車用ドアのキーシリンダス
テイ取付構造を示すドアの要部縦断面図である。
【図3】従来の自動車用ドアのキーシリンダステイ取付
構造を示すフィニッシャを取外したドアの部分側面図で
ある。
【図4】従来の自動車用ドアのキーシリンダステイ取付
構造を示すドアの要部縦断面図である。
【図5】従来のリテーナクリップの斜視図である。
【符号の説明】
1 キーシリンダステイ 11 基端部(キーシリンダステイの) 12 先端部(キーシリンダステイの) 13 中間部(キーシリンダステイの) 13d 遮蔽面 110 アウトサイドハンドル 121 アーム挿通孔 130 キーシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーシリンダステイの基端部をアウトサ
    イドハンドルのアーム挿通孔付近のアウタパネルに固着
    すると共に、その先端部を前記アーム挿通孔の下方位置
    のアウタパネルに固着されたキーシリンダに係着した自
    動車用ドアのキーシリンダステイ取付構造において、 前記基端部と先端部との間に連続して設けられる中間部
    が前記アーム挿通孔とキーシリンダとを結ぶ空間域を斜
    めに横切るように形成されており、 前記中間部に前記ウアタパネルに対向し前記キーシリン
    ダの側部に位置する前記先端部に連続する遮蔽面が形成
    されていることを特徴とする自動車用ドアのキーシリン
    ダステイ取付構造。
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