JPH071892U

JPH071892U - トイレットペーパー保管具

Info

Publication number: JPH071892U
Application number: JP3089393U
Authority: JP
Inventors: 一彦居田
Original assignee: 一彦居田
Priority date: 1993-06-10
Filing date: 1993-06-10
Publication date: 1995-01-13

Abstract

(57)【要約】【目的】予備のトイレットペーパーを外観よく収納し
て保管する。予備のトイレットペーパーが邪魔にならな
いようにする。予備のトイレットペーパーの残個数を簡
単に確認する。【構成】ロール状のトイレットペーパー１を挿通して
トイレットペーパー１を上下に積み重ねるように収納し
得る筒状の保管筒２の上端にトイレットペーパー１を投
入する投入口３を設け。保管筒２の下部にトイレットペ
ーパー１の取り出し口４を設ける。保管筒２の前面側に
トイレットペーパー１の残個数を目視するための残個数
確認窓５を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、予備のトイレットペーパーをトイレ内に保管しておくのに用いるトイレットペーパー保管具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

一般にトイレットペーパーはトイレットペーパーホルダーに回転自在に保持して使用されるのであるが、トイレットペーパーホルダーで紙切れを生じた場合を考慮して予備のトイレットペーパーが必要になる。ところが、従来、予備のトイレットペーパーはトイレ室の隅の床面に置いたりしているのが現状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、予備のトイレットペーパーをトイレ室の隅の床面に置いたりすると、トイレ室の外観が悪くなるという問題があり、またトイレ室の掃除の邪魔になったり、掃除のときにトイレットペーパーが濡れたりする等の問題がある。本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするところは予備のトイレットペーパーを収納して保管できて外観よくでき、しかも予備のトイレットペーパーが邪魔にならないように保管でき、さらに複数個のトイレットペーパーでもスマートに保管でき、さらに予備のトイレットペーパーの残個数を簡単に確認できるトイレットペーパー保管具を提供するにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため本考案トイレットペーパー保管具Ａは、ロール状のトイレットペーパー１を挿通してトイレットペーパー１を上下に積み重ねるように収納し得る筒状の保管筒２の上端にトイレットペーパー１を投入する投入口３を設けると共に保管筒２の下部にトイレットペーパー１の取り出し口４を設け、保管筒２の前面側にトイレットペーパー１の残個数を目視するための残個数確認窓５を設けて成ることを特徴とする。

【０００５】

【作用】

上記構成によれば、トイレットペーパー保管具Ａをトイレ室６の壁面７等に取り付けた状態で使用できる。そして上端の投入口３から予備のトイレットペーパー１を投入することにより、保管筒２内に複数個のトイレットペーパー１を積み重ねて収納できる。トイレットペーパー１が必要な場合は、下部の取り出し口４から取り出すことができる。保管筒２に予備のトイレットペーパー１を積み重ねて収納できるため外観よく収納できると共に複数個のトイレットペーパー１をスマートに収納できる。また保管筒２に収納したトイレットペーパー１を残個数確認窓５から目視でき、予備のトイレットペーパー１の残個数を簡単に確認できて管理が容易にできる。

【０００６】

【実施例】

トイレットペーパー保管具Ａは図１、図２に示すように上下に長い筒状の保管筒２にて主体が構成されており、保管筒２はアルミニウムのような金属、合成樹脂等にて形成されている。保管筒２は背面側を平坦面２ａとし、前面側を弧状面２ｂとした筒状に形成されている。かかる保管筒２は単なる筒状であっても、その他の筒状であってもよい。一般的な市販のロール状のトイレットペーパー１は直径が１０５ｍｍφで巾が１０５ｍｍであるので、保管筒２の内寸法は上記寸法のトイレットペーパー１を挿通する径にしてあり、保管筒２の高さが複数個のトイレットペーパー１を収納できる高さになっている。保管筒２の上端は開口しており、上端の開口がトイレットペーパー１を投入する投入口３となっている。保管筒２の下端には最下部のトイレットペーパー１の下端を受ける底板８を一体に設けてある。保管筒２の下部の前面側及び底板８の前部側は切り欠いてあって、この切り欠きにより保管筒２の下部に取り出し口４を設けてある。保管筒２の前面側には投入口３から取り出し口４に至るように上下方向にスリットを設けてあり、このスリットにて残個数確認窓５を形成してある。

【０００７】このように構成されたトイレットペーパー保管具Ａは図４に示すようにトイレ室６の壁面７に沿わせて取り付けられる。このとき、図４のイ位置またはロ位置で壁面に取り付けられる。トイレットペーパー保管具Ａを壁面７に取り付けるとき、保管筒２の平坦面２ａを壁面７に当接し、両面粘着テープ、接着剤、その他の固着具にて固定される。トイレ室６で９は便器、１０はロータンク、１１は出入り口ドア、１２は使用するトイレットペーパー１を回転自在に保持するトイレットペーパーホルダーである。上記のようにトイレ室６の壁面７にトイレットペーパー保管具Ａを取り付けた状態で、保管筒２の上端の投入口３から予備のトイレットペーパー１が投入され、保管筒２内に複数個のトイレットペーパー１が積み重ねて収納される。予備のトイレットペーパー１が必要なときには、取り出し口４の下の開口からトイレットペーパー１の下面を手で前方に引っ張り、図４に示すようにトイレットペーパー１を傾け、トイレットペーパー１を取り出し口４から取り出す。保管筒２内の予備のトイレットペーパー１の残個数は残個数確認窓５から簡単に確認できる。

【０００８】また図５は他の実施例を示すものである。本実施例の場合、取り出し口４の前面開口に開閉自在な回動扉１３を取り付けてある。この回動扉１３が断面円弧状に形成され、回動扉１３の一側を取り出し口４の一側縁にヒンジ１４にて回動自在に装着してある。回動扉１３の他側には必要に応じて取っ手１７を設けてある。しかして予備のトイレットペーパー１を取り出す場合には、回動扉１３を開き、上記実施例と同様にトイレットペーパー１を取り出し、トイレットペーパー１を取り出した後に回動扉１３を閉塞しておく。この回動扉１３を閉塞するためにはヒンジ１４に回動扉１３を閉塞する方向に付勢するばねを装着してあっても、回動扉１３を閉塞したとき磁石で保持するようにしてあっても、閉塞したとき係止手段で閉塞保持できるようにしてあってもよい。

【０００９】また図６は他の実施例を示すものである。本実施例の場合、取り出し口４の前面開口に上下にスライドして開閉自在なスライド扉１５を設けてある。スライド扉１５は断面円弧状に形成され、両側にスライド片１６を設けてあり、前面の下部に必要に応じて取っ手１７を設けてある。保管筒２の取り出し口４の両側の内面側にはスライド溝１８を設けてあり、スライド溝１８にスライド片１６をスライド自在に挿入することによりスライド扉１５を上下にスライド自在に装着してある。しかして予備のトイレットペーパー１を取り出す場合には、スライド扉１５を上にスライドさせて取り出し口４を開き、上記実施例と同様にトイレットペーパー１を取り出し、トイレットペーパー１を取り出した後にスライド扉１５を自重で下降させて閉塞しておく。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は叙述のようにロール状のトイレットペーパーを挿通してトイレットペーパーを上下に積み重ねるように収納し得る筒状の保管筒の上端にトイレットペーパーを投入する投入口を設けると共に保管筒の下部にトイレットペーパーの取り出し口を設けてあるので、上端の投入口から予備のトイレットペーパーを保管筒に投入して保管筒内に複数個のトイレットペーパーを積み重ねて保管し、トイレットペーパーが必要なときには取り出し口から予備のトイレットペーパーを取り出すことができるものであって、保管筒に予備のトイレットペーパーを積み重ねて収納できるため外観よく収納できると共に複数個の予備のトイレットペーパーをスマートに収納できるものであり、またトイレ室の掃除のとき従来のように邪魔になったり、トイレットペーパーが濡れたりするおそれがないものであり、さらに保管筒の前面側にトイレットペーパーの残個数を目視するための残個数確認窓を設けてあるので、保管筒に収納したトイレットペーパーを残個数確認窓から目視でき、予備のトイレットペーパーの残個数を簡単に確認できて管理が容易にできるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の斜視図である。

【図２】（ａ）は図１の平面図、（ｂ）は図１の一部切
欠正面図、（ｃ）は図１の底面図、（ｄ）は図１の一切
欠側面図である。

【図３】同上のトイレットペーパーを取り出す状態を説
明する斜視図である。

【図４】同上のトイレ室に施工した状態の斜視図であ
る。

【図５】同上の他の実施例を示し、（ａ）は一部切欠斜
視図、（ｂ）は断面図である。

【図６】同上の他の実施例を示し、（ａ）は一部切欠斜
視図、（ｂ）は断面図である。

【符号の説明】

Ａトイレットペーパー保管具１トイレットペーパー２保管筒３投入口４取り出し口５残個数確認窓

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ロール状のトイレットペーパーを挿通し
てトイレットペーパーを上下に積み重ねるように収納し
得る筒状の保管筒の上端にトイレットペーパーを投入す
る投入口を設けると共に保管筒の下部にトイレットペー
パーの取り出し口を設け、保管筒の前面側にトイレット
ペーパーの残個数を目視するための残個数確認窓を設け
て成ることを特徴とするトイレットペーパー保管具。