JPH071881Y2 - ホームセキュリティ装置 - Google Patents

ホームセキュリティ装置

Info

Publication number
JPH071881Y2
JPH071881Y2 JP6543990U JP6543990U JPH071881Y2 JP H071881 Y2 JPH071881 Y2 JP H071881Y2 JP 6543990 U JP6543990 U JP 6543990U JP 6543990 U JP6543990 U JP 6543990U JP H071881 Y2 JPH071881 Y2 JP H071881Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melody
telephone
decoder
sensor
states
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6543990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0425353U (ja
Inventor
雄太郎 若林
Original Assignee
有限会社恵和ソフトサービス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社恵和ソフトサービス filed Critical 有限会社恵和ソフトサービス
Priority to JP6543990U priority Critical patent/JPH071881Y2/ja
Publication of JPH0425353U publication Critical patent/JPH0425353U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH071881Y2 publication Critical patent/JPH071881Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば、ドア等の鍵の開閉、電子機器等に
おけるスイッチのON−OFF、ガス機具からのガス漏れ、
火災報知器等の温度センサ、防犯用の人体感知センサ等
の状態を電話回線によって離れた場所から確認できるホ
ームセキュリティ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、エレクトロニクスの進歩と電話回線の利用拡大に
伴い、屋内における各種機器の安全を離れた場所から確
認することができるようになって来た。特に、電話機に
モデムを介して、各種センサ、たとえば、ドア等の鍵の
開閉、電子機器等におけるスイッチのON−OFF、ガス機
具からのガス漏れ、火災報知器等の温度センサ、防犯用
の人体感知センサ等を取り付け、電話回線によって離れ
た場所から、上記各種センサの状態を確認できるホーム
セキュリティ装置がある。
一例として第5図に従来例におけるホームセキュリティ
装置を示す。第5図において、公衆電話または会社等の
プッシュホン式電話機31は、電話交換網32を介して電話
機33に接続されている。当該電話機33には、モデム34を
介して屋内35において、たとえば、4種類のセンサな
いしが接続されている。センサないしのON−OFF
状態は、24の16通りある。この16通りをビット単位で読
み取る方法は簡単であるが、電話回線を利用する場合、
ビット単位の情報では、センサないしの状態がどの
ようになっているか知ることができない。そこで、前記
16通りに対応した音声を合成しておけば良い。すなわ
ち、センサが玄関の鍵を監視するもので、他のセンサ
は正常であつたとすると、離れた場所の電話機31から自
宅の電話機33を呼出すと、センサの状態に対応する合
成された音声、「玄関のドアはアンロックになっていま
す」が返送される。勿論この場合、電話機33は、その受
話器を一定条件の時にのみモデム34によりセンサない
しの状態を調べるようになっている。上記一定の条件
は、数回以上の呼出があっても応答されないこと、およ
びパスワード等により、他人には知られないようにする
こと等が挙げられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、幾桁かの数字を組み合わしたパスワードを使用
してセキュリティを保つためには、プッシュホン式の電
話機が必要である。
したがって、ダイヤル方式の電話機からでは、セキュリ
ティを保った状態で自宅のセンサの状態を知ることはで
きない。
また、センサ状態がビット情報で送られた場合には、プ
ッシュホン式の電話機によっても、各種センサの状態は
判断できない。これを解決するためにビット情報を合成
された音声に変換して、この合成音により各種センサの
状態を発呼者に対して知らせるようにすることができ
る。しかし、音声合成によるホームセキュリティ装置
は、たとえば、第5図図示の例のようにセンサが4個の
場合でも16通り備えておかなければならない。センサが
8個になると、センサの状態を表すためには、28個の音
声を合成しておかねばならない。この音声のためのメモ
リは、ホームセキュリティ装置の価格を高価にするとい
う問題があった。
以上のような問題を解決するために、本考案におけるホ
ームセキュリティ装置は、ダイヤル式およびプッシュホ
ン式のいずれの電話機にも使用できると共に、メモリの
使用量の少ない安価なホームセキュリティ装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案におけるホームセキ
ュリティ装置は、入力端子に接続された各種センサのON
−OFF状態の組み合わせと出力端子に出力する出力信号
との間に一対一の対応関係にあるデコーダと、当該デコ
ーダの出力端子に接続された各種メロディを発生するメ
ロディ発生器と、他の電話機からの発呼により受信状態
を検出して、予め決められた条件により前記デコーダに
実行命令を送出する受信状態検出回路と、前記メロディ
発生器で発生したメロディを電話機を介して発呼者に返
送する返送回路と、を備え電話回線を通じてメロディに
よって離れた場所から屋内の安全を確認できるような構
成とする。
また、本考案におけるホームセキュリティ装置は、各種
メロディを演奏するためのプログラムを格納すると共
に、各種センサ25のON−OFF状態に対応する各種メロデ
ィを演奏するためのプログラムを格納するROMと、実行
命令により各種センサ25のON−OFF状態をアドレスとし
て前記ROMに格納されているプログラムを実行するCPU
と、を有するワンチップマイコン24と、他の電話機から
の発呼により受信状態を検出して、予め決められた条件
によりワンチップマイコンに実行命令を出す受信状態検
出回路と、前記ワンチップマイコンの実行により作られ
たメロディを電話機を介して発呼者に返送する返送回路
と、を備え電話回線を通じてメロディによって離れた場
所から屋内の安全を確認できるような構成とする。
〔作用〕
デコーダの入力端子には、各種センサが接続されてお
り、各種センサのON−OFF状態の組み合わせと出力端子
に出力する出力信号との間に一対一の対応関係がある。
そして、デコーダの出力端子には、各種センサの状態を
表すためのメロディを発生するメロディ発生器がそれぞ
れ接続されている。したがって、離れた他の電話機から
自宅内の各種センサの状態を知りたい場合には、自宅に
対して電話をする。自宅の電話機がすぐに応答しない場
合、すなわち、予め決められた一定の条件で、受信状態
検出回路がセンサ状態を知るための要求であることを判
断する。この判断により出す出力信号が前記デコーダの
実行命令となる。当該実行命令により、前記デコーダに
おいて、各種センサの状態を表している出力端子がハイ
レベルとなる。このハイレベル信号となっている出力端
子に接続されているメロディ発生器の曲が鳴り出し、こ
のメロディは、マイクを通して自宅の電話機から交換網
を介して呼び出している電話機に返送される。各種セン
サの状態を知るために電話をした者は、予め決められた
各種センサの状態とメロディとの対象表により電話回線
を通して聞こえてくるメロディにより、自宅の各種セン
サの状態がどのようになっているかを知ることができ
る。
メロディ発生器の曲は、ポピュラーなものであれば、対
象表を持ち歩かずに記憶できるので、セキュリティを保
つことができる。
また、前記デコーダとメロディ発生器との代わりにワン
チップマイコンを使用することができる。
すなわち、ワンチップマイコンのROM内には、多数のメ
ロディを演奏できるようなプログラムが格納されてい
る。受信状態検出回路からの信号があった場合には、ワ
ンチップマイコンは動作して、その時の各種センサの状
態を表すメロディの演奏をプログラムに基づいて実行す
る。すなわち、ROMには、各種センサのON−OFF状態と対
応した各種メロディを演奏するプログラムが格納されて
いる。したがって、ワンチップマイコンは、受信状態検
出回路による実行命令で、各種センサのON−OFF状態を
アドレスとしてROMに格納されているプログラムを実行
する。
この場合においても第1実施例と同様に、発呼者は、メ
ロディだけを聞いただけで、センサのON−OFF状態を知
ることができる。そして、予め決められたセンサのON−
OFF状態とメロディとの関係を知らない者は、このメロ
ディを聞いても、その意味を理解することができないの
で、セキュリティを保つことができる。
本考案におけるホームセキュリティ装置は、ダイヤル式
あるいはプッシュホン式に関係なく採用でき、しかも安
価である。
〔実施例〕
第1図を参照しつつ本考案におけるホームセキュリティ
装置について説明する。
第1図において、電話機11は、受話器12により通常の会
話を行うものである。受信状態検出回路13は、たとえ
ば、呼出音が3回鳴っても受話器12を取り上げない場合
に、これを検出してハイレベルの出力信号を出力するも
のである。デコーダ14には、入力端子15に各種センサ16
が接続されている。センサ16として、たとえば、ドア等
の鍵の開閉、電子機器等におけるスイッチのON−OFF、
ガス機具からのガス漏れ、火災報知器等の温度センサ、
防犯用の人体感知センサ等がある。第1図ではセンサ
ないしのみが図示されている。4個のセンサのON−OF
F状態は24通り、すなわち、16通りある。デコーダ14
は、入力端子15がたとえば、4個である場合、出力端子
17には16通りの状態に変換できるようになっている。そ
して、出力端子17にはメロディ発生器18が接続されてい
る。メロディ発生器18には、メッセージ・カードあるい
は電子オルゴール等に使用されている安価なもので良
い。
センサないしのON−OFF状態と出力端子17に接続さ
れているメロディ名との関係は、第3図図示のごとくな
っているものとする。
たとえば、センサが玄関の鍵、センサが火災報知器
の温度センサ、センサがガス機具のガスセンサ、セン
サが電子機器のスイッチに接続されているものとし、
また、「0」が安全を意味し、「1」が異常状態を示す
ものとする。
離れた場所から電話回線により自宅のセンサ状態を調べ
たとして、(1)の「てるてる坊主」のメロディが聞こ
えた場合には、デコーダ14の入力端子15が全て「0」の
状態であり、出力端子17の1番端子にハイレベル信号が
発生している。
そして、4個の各センサは、全て安全状態にあることが
確認できる。
電子機器のスイッチに異常状態があった場合には、デコ
ーダ14の入力端子4が「1」の状態となり、出力端子17
の2番端子にのみハイレベル信号が発生し、(2)のメ
ロディ「夕焼け小焼け」が聞こえる。
第3図に示す「センサ状態とメロディ名との関係」を知
ることができれば、プッシュホン式あるいはダイアル式
電話にかかわらず何処からでも電話回線を利用して、セ
キュリティを保持した状態で自宅の安全を確認できる。
センサ16の数を増加したい場合には、デコーダ14を並列
に増加することも可能である。
次に、第2図を参照しつつ本考案における他の実施例を
説明する。
第2図図示実施例において、電話機21は、受話器22によ
り通常の会話を行うものである。受信状態検出回路23
は、たとえば、呼出音が3回鳴っても受話器22を取り上
げない場合に、これを検出してハイレベルの出力信号を
出力するものである。ワンチップマイコン24における端
子D7ないしD0には、各種センサ25が接続されている。ま
た、ROMには、各種センサのON−OFF状態と対応した各種
メロディを演奏するプログラムが格納されている。たと
えば、8ビットのワンチップマイコン24には、センサ25
ないしが8個接続されている。8個のセンサのON−
OFF状態は28通り、すなわち、256通りある。ワンチップ
マイコン24のINT端子に受信状態検出回路23からのハイ
レベルの信号が入力すると、その時のセンサ25のON−OF
F状態は、アドレスとなって対応するメロディのプログ
ラムがROMから呼び出される。
そして、予め前記アドレスに格納されていた特定曲のプ
ログラムにしたがってCPUが発振器26の周波数をメロデ
ィに変える。上記メロディは、1ないし2小節程度で良
い。このようにして作られたメロディの音声データは、
増幅回路27で増幅された後、スピーカ28を鳴らしマイク
29を介して電話機21と電話回線とを通って発呼者に返送
される。したがって、離れた場所の発呼者は、上記メロ
ディにより自宅内の各種センサがどのような状態になっ
ているかを知ることができる。
しかし、8個のセンサの状態は、256通りになるため256
曲のメロディとセンサ状態とを記憶することは困難であ
る。そこで、第4図図示のごとく、上位ビットを0、
1、2・・・7、A、B、・・・Fとして各ビットに16
曲のメロディを当てはめ、下位ビットも同じく0、1、
2、・・・7、A、B、・・・Fとして各ビットに他の
16曲を当てはめる。したがって、8個のセンサが起こり
得る256の状態を上位および下位のグループに分け、各
グループの16曲から2曲を選ぶようにする。すなわち、
全部で32曲のメロディの内の2曲の組み合わせを記憶し
ておけば、電話回線を利用して離れた場所の何処からで
も自宅内のセンサ状態を知ることができる。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は、前記実
施例に限定されるものではない。そして、実用新案登録
請求の範囲に記載された本考案を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば、デコーダの4入力のものについては説明した
が、この数に限定されるものではなく、また、ワンチッ
プマイコンも8ビットのものに限定されないことはいう
までもない。
また、センサの接続順位またはメロディの番地等を変え
ることによりセキュリティを保つことができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、音声合成のような高価なものを使用せ
ずに安価なメロディ発生器あるいはワンチップマイコン
の利用により、セキュリティが高く安価なホームセキュ
リティ装置を得ることができる。
また、本考案によれば、ダイヤル式あるいはプッシュホ
ン式に関係く、何処からでもセンサ状態の安全を確認で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案におけるホームセキュリティ装置説明
図、第2図は本考案における他の実施例説明図、第3図
はセンサ状態とメロディ名との関係説明図、第4図はメ
ロディを2曲組み合わせた実施例説明図、第5図は従来
例におけるホームセキュリティ装置説明図である。 11……電話機 12……受話器 13……受信状態検出回路 14……デコーダ 15……入力端子 16……センサ 17……出力端子 18……メロディ発生器 19……マイク 24……ワンチップマイコン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子15に接続された各種センサ16のON
    −OFF状態の組み合わせと出力端子17に出力する出力信
    号との間に一対一の対応関係にあるデコーダ14と、 当該デコーダ14の出力端子17に接続された各種メロディ
    を発生するメロディ発生器18と、 他の電話機からの発呼により受信状態を検出して、予め
    決められた条件により前記デコーダ14に実行命令を送出
    する受信状態検出回路13と、 前記メロディ発生器18で発生したメロディを電話機11を
    介して発呼者に返送する返送回路と、 を備え電話回線を通じてメロディによって離れた場所か
    ら屋内の安全を確認できることを特徴とするホームセキ
    ュリティ装置。
  2. 【請求項2】各種センサ25のON−OFF状態に対応する各
    種メロディを演奏するためのプログラムを格納するROM
    と、実行命令により各種センサ25のON−OFF状態をアド
    レスとして前記ROMに格納されているプログラムを実行
    するCPUと、を有するワンチップマイコン24と、 他の電話機からの発呼により受信状態を検出して、予め
    決められた条件によりワンチップマイコン24に実行命令
    を出す受信状態検出回路23と、 前記ワンチップマイコン24の実行により作られたメロデ
    ィを電話機21を介して発呼者に返送する返送回路と、 を備え電話回線を通じてメロディによって離れた場所か
    ら屋内の安全を確認できることを特徴とするホームセキ
    ュリティ装置。
JP6543990U 1990-06-22 1990-06-22 ホームセキュリティ装置 Expired - Lifetime JPH071881Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6543990U JPH071881Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 ホームセキュリティ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6543990U JPH071881Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 ホームセキュリティ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0425353U JPH0425353U (ja) 1992-02-28
JPH071881Y2 true JPH071881Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31597269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6543990U Expired - Lifetime JPH071881Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 ホームセキュリティ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071881Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0425353U (ja) 1992-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003527804A (ja) セキュアな通信リンクと一体化されたセキュリティおよび通信システム
US6636602B1 (en) Method for communicating
JPH071881Y2 (ja) ホームセキュリティ装置
JP3667087B2 (ja) 携帯電話端末の制御方法
GB2282025A (en) Fire and security alarm radio telephone system
JPS5991766A (ja) ト−ンリンガ方式
JP3886274B2 (ja) 集合住宅インターホン装置
JP3748177B2 (ja) 電話装置
JPH0136309B2 (ja)
US20040184590A1 (en) Device and method for caller identification
JPH10233822A (ja) 電話装置
JP3769989B2 (ja) 電話装置
KR0154936B1 (ko) 도어폰과 도어비전을 갖는 도어비전 시스템
JPS61152148A (ja) 信号発生器
KR19990081246A (ko) 음성 인식 기능을 내장한 가정 자동화 장치제어 방법
JP3886273B2 (ja) 集合住宅インターホン装置
JP2003152824A (ja) 携帯電話機
JPH08223259A (ja) 携帯電話機
JPH06350719A (ja) 電話応答システムおよび可聴督促サービス提供方法
KR970024978A (ko) 전화기와 결합된 텔레비젼의 도난경보장치
AU2002300449B2 (en) A system for receiving and transmitting data
JPH08289343A (ja) 受信装置
JPS60200675A (ja) 通信料金計算装置
JP2000092219A (ja) 応答制御装置
JPH01194726A (ja) 移動無線端末機