JPH071881U - 洗面化粧台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】身長の相違する使用者にも、使い勝手のよい洗
面化粧台を提供する。 【構成】洗面ボール12ｂ及び給水栓13ｂが昇降可能とな
されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、洗面化粧台に関する。

【０００２】

【従来の技術】

通常、洗面化粧台の洗面ボールの平均的な高さは、床面から 730mmとなされて いる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、このような平均的な高さの洗面化粧台では、高齢者や子供には 高過ぎて踏台や介助を要し、身長の伸長が著しい若者には低過ぎて無理な姿勢を 強いられて、使い勝手が悪いという問題があった。

【０００４】 本考案は、上記従来の問題点を解消し、身長の相違する使用者に対しても、使 い勝手のよい洗面化粧台を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の洗面化粧台は、洗面ボール及び給水栓が昇降可能となされていること を特徴とする。

【０００６】 本考案の洗面ボール及び給水栓は、複数人が同時に使用出来るよう、左右に２ 組並設し、その一方のみを昇降可能としてもよい。

【０００７】 本考案の洗面ボール及び給水栓の昇降機構は、特に限定されず、例えば、ガス スプリング式、電動式等が挙げられる。

【０００８】

【作用】

本考案は、洗面ボール及び給水栓が昇降可能となされているので、使用者の身 長に対応して、適当な高さに調整出来る。

【０００９】

【実施例】

以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。 図１は本考案洗面化粧台の第１実施例の洗面ボール及び給水栓を下降させた状 態を示す斜視図、図２は同じく洗面ボール及び給水栓を上昇させた状態を示す斜 視図、図３は本考案洗面化粧台の第２実施例の洗面ボール及び給水栓を下降させ た状態を示す斜視図である。

【００１０】 図１及び２に於いて、洗面化粧台１の天板11には、２組の洗面ボール12ａ、12 ｂ及び給水栓13ａ、13ｂが、左右に並設されている。右側の洗面ボール12ｂ及び 給水栓13ｂは、前面下方の踏板14を踏込むことによって、昇降可能となされてお り、高身長の者が使用する場合には、図２に示すように、上昇させた状態で使用 される。

【００１１】 ２組の洗面ボール12ａ、12ｂ及び給水栓13ａ、13ｂは、必ずしも、第１実施例 に示すように、下降時に同一高さとなるようにして、並設されている必要はなく 、図３に示す第２実施例のように、昇降可能な右側の洗面ボール12ｂ及び給水栓 13ｂを、身長の低い高齢者や子供の使用に適するように、予め低位置に配設して おき、標準身長以上の者が使用する場合には、上昇させるようにしてもよい。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は、叙上の通り構成されているので、身長の相違する高齢者、子供や若 者の何れにも、使用時に無理な姿勢を強いることがなく、使い勝手がよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案洗面化粧台の第１実施例の洗面ボール及
び給水栓を下降させた状態を示す斜視図。

【図２】図１の洗面ボール及び給水栓を上昇させた状態
を示す斜視図。

【図３】本考案洗面化粧台の第２実施例の洗面ボール及
び給水栓を下降させた状態を示す斜視図。

【符号の説明】

１ 洗面化粧台 12ａ洗面ボール 12ｂ洗面ボール 13ａ給水栓 13ｂ給水栓

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 洗面ボール及び給水栓が昇降可能となさ
   れていることを特徴とする洗面化粧台。