JPH07188089A - ジフェニルエーテルの精製方法 - Google Patents

ジフェニルエーテルの精製方法

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JPH07188089A
JPH07188089A JP33197993A JP33197993A JPH07188089A JP H07188089 A JPH07188089 A JP H07188089A JP 33197993 A JP33197993 A JP 33197993A JP 33197993 A JP33197993 A JP 33197993A JP H07188089 A JPH07188089 A JP H07188089A
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JP
Japan
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mgo
dpe
diphenyl ether
xh2o
complex salt
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JP33197993A
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English (en)
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Osamu Kougo
修 高後
Eiji Segami
英治 瀬上
Seiji Obuchi
省二 大淵
Masahiro Ota
正博 太田
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ジフェニルエーテルを、少なくともMgOを
組成成分として含む複合塩と接触させることを特徴とす
る、ジフェニルエーテルの精製方法。 【効果】 本発明によれば、従来技術では容易には達成
されなかったフェニルエーテル中のフェノール、アルキ
ルフェノール類等のプロトン性の不純物の除去が容易に
達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジフェニルエーテル
(以下、DPEと略称)の精製方法に関する。さらに詳
しくは、複合塩と接触させることにより、DPE中に含
まれるフェノール、アルキルフェノール等のプロトン性
不純物を分離除去するDPEの精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DPEは、一般的にはフェノールのアル
カリ金属塩とハロゲン化ベンゼンから製造され、最終的
には蒸留あるいは結晶化して精製され、市販されてい
る。しかしながら、上記のような高純度のDPEであっ
ても、図1の高速液体クロマトグラフィーのチャート
の、リテンションタイムが15分以下の領域のピークで
示されるように、フェノール、アルキルフェノール類等
のプロトン性不純物がトータルで100〜300ppm
含まれている。
【0003】そのために、プロトン性化合物とすぐに反
応してしまう原料を取り扱う反応にこのDPEを溶媒と
して使用した場合は、満足できる目的生成物が得られな
い場合がある。
【0004】即ち、例えば通常市販されているDPE
を、ジイソシアナート類とジオール類とのポリウレタン
化反応や、ジカルボン酸類とジオール類とのポリエステ
ル化反応の重合溶媒として使用した場合、DPE中のプ
ロトン性不純物がイソシアナート基やカルボン酸基と反
応し重合停止剤として働くため、望ましい高重合度のポ
リマーを安定して得ることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記のような
場合には、DPE中に存在するフェノール、アルキルフ
ェノール類等のプロトン性不純物は極力除去する必要が
あるが、これらを効率良くほぼ完全に除去する精製方法
はこれまで知られていない。
【0006】例えば、DPEをさらに精留工程に付する
ことが考えられるが、その場合精密な多段の精留塔を必
要とし、また還流比を大きくした精留を実施しない限
り、これらの微量不純物をほぼ完全に分離することは困
難であり、工業的にプロトン性不純物を除去するには多
大な労力とコストを要する。
【0007】また、H2SO4やリン酸等の酸を添加した
後蒸留精製を試みても、添加剤の効果は認められず、こ
の他、一般的によく用いられる活性炭、ゼオライト(N
2Al2・Si310・xH2O)、シリカゲル(SiO
2)、あるいは活性白土等の吸着剤を用いた精製法を試
みても、これら不純物を選択的に吸着させることはでき
ない。このように、DPEからフェノール、アルキルフ
ェノール類等のプロトン性不純物をいかに容易に除去す
るかは重要な課題であった。
【0008】本発明の目的は、これらの不純物を容易に
しかも安価に分離除去することのできるジフェニルエー
テルの精製方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、工業的に
容易でかつ簡略されたDPEの精製方法に関し鋭意検討
した結果、MgOを組成成分として含む複合塩と接触さ
せる事によって、DPE中のプロトン性不純物を実質的
に完全に除去することに成功し、本発明に達したもので
ある。
【0010】すなわち本発明は、ジフェニルエーテル
を、少なくともMgOを組成成分として含む複合塩と接
触させることを特徴とする、ジフェニルエーテルの精製
方法である。
【0011】本発明における複合塩は、DPE中の不純
物の吸着剤として作用する。この複合塩は組成成分とし
て少なくともMgOを含むものであり、例えば、一般式
lMgO・mAl23・xH2Oの組成式で表される 2MgO・Al23・xH2O; 3MgO・Al23
・xH2O;5MgO・Al23・xH2O; MgO・
2Al23・xH2O あるいは一般式lMgO・mSiO2・xH2Oの組成式
で表される MgO・3SiO2・xH2O; 2MgO・3SiO2
・xH2O その他一般式lMgO・mAl23・nSiO2・xH2
Oの組成式で表される MgO・Al23・2SiO2・xH2O 等が挙げられ、その組み合わせは任意に選択できる。
【0012】これらの無機複合塩は、その4重量%懸濁
水溶液のpHが7.0〜11.0を示し、その嵩比重
(ml/10g)は20〜60であり、その比表面積
(m2/g)は50〜400を有するものが好ましい。
また、これらの複合塩は酸吸着能を有する。
【0013】本発明方法における、DPEと複合塩との
接触方法は、容器内に両者を装入し、一定時間放置する
方法(静置法)でも良く、容器内を更に掻き混ぜる方法
(掻き混ぜ法)でも良く、複合塩をカラムに詰めてDP
Eを一定量通じる方法(カラム法)でも良く、何らかの
方法でDPEと複合塩が接触する方法であれば良い。接
触、精製したDPEは濾過することにより容易に分離出
来る。カラム法を用いた場合は、濾過は省略可能であ
る。また、複合塩の使用量はDPE100重量部に対し
て1〜50重量部が良く、吸着能力によって適宜増減し
て使用する。
【0014】本発明方法においては、接触処理温度は3
0〜180℃が好ましく、更に好ましくは30〜100
℃の範囲である。30℃以下ではDPEが凝固する恐れ
があり複合塩が吸着能力を発揮出来ず、180℃以上で
は複合塩が壊れる恐れがある。また、接触時間は10分
以上であれば良く、40℃で掻き混ぜる場合は30分程
度で吸着はほぼ完了する。
【0015】このような処理をして得られるDPEは、
フェノール、アルキルフェノール類等の含有量が1pp
m以下まで分離除去されており、ポリウレタン、ポリエ
ステル等の重合溶媒にも問題なく使用できる。
【0016】
【実施例】以下に実施例を示すが、実施例および比較例
において使用した複合塩の酸吸着能、比表面積、および
DPE中の不純物含有量は以下の方法により測定した。
【0017】酸吸着能 0.05Nジオクチルフタレート溶液100gに、複合
塩0.5gを加え、85℃にて70分撹拌した後、ガラ
ス濾過器にて濾過する。冷却後、その濾液40gをと
り、エチルアルコール50mlを加え、フェノールフタ
レイン指示薬5滴を加え、0.1N−KOH溶液で淡赤
色を呈するまで測定する。同様にしてブランク試験を行
う。 算出式
【式1】 B;ブランク試験に要した0.1N−KOH溶液の量
(ml) X;滴定量(ml) f;0.1N−KOH溶液のfactor
【0018】比表面積 BET法による滴定値(m2/g)。
【0019】フェノール、アルキルフェノール類等のプ
ロトン性不純物の含有量 高速液体クロマトグラフィー(以下、HPLCと略称)
を用いて分析測定した。分析条件は以下の通りであっ
た。 カラム;Shim Pack CLC−ODS(M)
(島津製作所製) 温 度;室温 流 速;1ml/min 移動相;アセトニトリル/0.1モル−リン酸水溶液=
7/3 検出器;UV検出器(225nm) それぞれ検量線を作成し、絶対量を算出した。検出限界
は1ppmである。
【0020】(実施例−1)攪拌機、温度計を備えた2
lの反応器中へ、市販のDPE1.5kg(フェノー
ル,アルキルフェノール類のプロトン性不純物の含有量
はトータルで250ppm)と、無機吸着剤 MgO・
Al23・SiO2・xH2O(富田製薬製 トミックス
AD−300;MgO 13.2%,Al23 31.
0%,SiO230.5%,pH 9.3,嵩比重 3
0ml/10g,比表面積 300m 2/g,酸吸着能
2.3mEg/g)を30g(DPEの2重量%)添
加し、40℃に保温しながら1時間撹拌した後、減圧濾
過し複合塩を分離した結果、DPE1.35kg(回収
率90.0%)が得られた。HPLC分析の結果から、
フェノール、アルキルフェノール類等のプロトン性不純
物の含有量は検出限界以下(1ppm以下)であった
(図1にHPLCチャートを示す)。
【0021】(実施例−2)無機吸着剤をMgO・3S
iO2・xH2O(富田製薬製 トミックスAD−60
0;MgO 14.1%,SiO2 63.2%,pH
10.0,嵩比重30ml/10g,比表面積 27
0m2/g,酸吸着能 2.1mEg/g)にした以外
は実施例−1と同様な方法で行った結果、DPE1.4
1kg(回収率94.0%)が得られた。HPLC分析
の結果、フェノール、アルキルフェノール類等のプロト
ン性不純物は検出限界以下(1ppm以下)であった。
【0022】(実施例−3)無機吸着剤を6MgO・A
23・CO2・xH2O(富田製薬製 トミックスAD
−500;MgO 37.4%,Al23 17.2
%,CO2 8.1%,pH 8.7,嵩比重 30m
l/10g,比表面積 150m2/g,酸吸着能
4.2mEg/g)にした以外は実施例−1と同様な方
法で行った結果、DPE1.38kg(回収率92.0
%)が得られた。HPLC分析の結果、フェノール、ア
ルキルフェノール類等のプロトン性不純物は検出限界以
下(1ppm以下)であった。
【0023】(実施例−4)無機吸着剤を2MgO・3
SiO2・xH2O(協和化学製 キョーワード600;
MgO 13.6%,SiO2 65.1%,pH 1
0.0,嵩比重 27ml/10g,比表面積 150
2/g,酸吸着能 2.5mEg/g)にした以外は
実施例−1と同様な方法で行った結果、DPE1.37
kg(回収率91.3%)が得られた。HPLC分析の
結果、フェノール、アルキルフェノール類等のプロトン
性不純物は検出限界以下(1ppm以下)であった。
【0024】(実施例−5)無機吸着剤を2.5MgO
・Al23・xH2O(協和化学製 キョーワード30
0;MgO 26.4%,Al23 26.3%,pH
8.3,嵩比重37ml/10g,比表面積 130
2/g)にした以外は実施例−1と同様な方法で行っ
た結果、DPE1.41kg(回収率94.0%)が得
られた。HPLC分析の結果、フェノール、アルキルフ
ェノール類等のプロトン性不純物は検出限界以下(1p
pm以下)であった。
【0025】(比較例−1)実施例−1における無機吸
着剤AD−300の代わりに、活性炭(太閤FC)を使
用し精製を行い、HPLC分析した結果、フェノール、
アルキルフェノール類等のプロトン性不純物はトータル
でおよそ200ppmであった。
【0026】以下に本発明の有用性を示すため、ポリマ
ー合成例を参考例として記載する。尚、得られたポリマ
ーの物性値は、以下の方法により測定した。
【0027】対数粘度(ηinh) ηinh=ln(t/t0)/c t0 ;粘度計中の溶媒の流下時間 t ;同一粘度計中の同一溶媒のポリマー希薄溶液の流
下時間 c ;溶媒100ml中のポリマー固形分をグラム数で
表したポリマー希薄溶液の濃度 重合液のポリマー固形分をモノマー、溶媒仕込み量より
算出し、クロロホルムで0.1gポリマー固形分/20
mlの濃度となるよう希釈後、温度20℃で測定した。
【0028】重量平均分子量(Mw) Shodex GPC System−11(昭和電工
製)を用いて測定した。尚、Mw値はポリスチレン換算
で求めた。 カラム ;Shodex K−805L,K−800R
(昭和電工製)
【0029】(参考例)撹拌機、温度計、留出管を備え
た500mlの4つ口フラスコに、90%−L乳酸83
gを装入し、130℃/50mmHgで3時間系外へ水
を除去しながら加熱撹拌した。次に、実施例−1で得ら
れたジフェニルエーテル225gとSn粉0.4gを加
え、更に留出管を取り外し、代わりにモレキュラーシー
ブス3A50gを充填した管を取り付け、還流するDP
Eがモレキュラーシーブスを通って系内へ戻るようにし
た。反応条件を130℃/15〜18mmHgに設定
し、20時間反応させた。反応終了後、反応マスにクロ
ロホルム400mlを加え、生成物を溶解させてから、
吸引濾過することにより不溶分のSn粉を除去した。得
られたクロロホルム溶液にメタノール1400mlを加
え、析出した白色固体のポリ乳酸を瀘別し乾燥した。収
率93.4%,対数粘度2.04dl/g、Mw30万
であった。
【0030】(参考比較例)実施例−1で用いた市販の
DPEを用いる以外は、参考例と同様に重合した結果、
得られたポリ乳酸は収率92.8%、対数粘度1.12
dl/g、Mw15万であった。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術では容易には
達成されなかったDPE中のフェノール、アルキルフェ
ノール類等のプロトン性の不純物の除去が容易に達成さ
れる。そして、この技術を利用すれば、例えばポリエス
テルやポリウレタン等の重合溶媒としてDPEを使用す
る場合、市販品のものを利用した場合よりも、より高重
合度のポリマーを、安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】市販品のDPEとこれを本発明の精製方法で処
理したDPEの高速液体クロマトグラフィーのチャート
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 正博 福岡県大牟田市浅牟田町30 三井東圧化学 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジフェニルエーテルを、少なくともMg
    Oを組成成分として含む複合塩と接触させることを特徴
    とする、ジフェニルエーテルの精製方法。
  2. 【請求項2】 複合塩が2MgO・Al23・xH
    2O;3MgO・Al2 3・xH2O;5MgO・Al2
    3・xH2O;MgO・Al23・2SiO2・xH
    2O;MgO・2Al23・xH2O;MgO・3SiO
    2・xH2O;2MgO・3SiO2・xH2Oからなる群
    より選ばれた一種又は二種以上の複合塩である請求項1
    記載の方法。
JP33197993A 1993-12-27 1993-12-27 ジフェニルエーテルの精製方法 Pending JPH07188089A (ja)

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