JPH07188034A - エンドセリン変換酵素阻害剤 - Google Patents

エンドセリン変換酵素阻害剤

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JPH07188034A
JPH07188034A JP33472493A JP33472493A JPH07188034A JP H07188034 A JPH07188034 A JP H07188034A JP 33472493 A JP33472493 A JP 33472493A JP 33472493 A JP33472493 A JP 33472493A JP H07188034 A JPH07188034 A JP H07188034A
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JP
Japan
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ece
endothelin
disease patients
patients
compound
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JP33472493A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakai
博 坂井
Shigeru Hiramoto
茂 平本
Tatsuya Owaki
達也 大脇
Fumihisa Nakada
文久 中田
Katsunori Shirane
克則 白根
Naomi Hojo
直美 北條
Sumi Fujimaki
寿美 藤巻
Hirohiko Komatsu
宏彦 小松
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Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アクラルビシンまたはその薬理学的に許容し
うる塩を含有してなるエンドセリン変換酵素阻害剤。 【効果】 このエンドセリン変換酵素阻害剤は、エンド
セリン変換酵素のみを特異的に阻害し、さらには血管内
皮細胞のエンドセリン産生を抑制する。そのためエンド
セリンが関与する疾患、例えば高血圧、くも膜下出血後
の脳血管れん縮、心筋梗塞、動脈硬化、腎不全、心不
全、喘息等の治療薬として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用範囲】本発明はアンスラサイクリン系化
合物またはその薬理学的に許容される塩からなるエンド
セリン変換酵素阻害剤、およびこのエンドセリン変換酵
素阻害剤を有効成分とする高血圧などの各種疾患の治療
薬に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンドセリン(以下ETと略す)は19
88年柳沢らによって発見された内皮細胞の産生する血
管平滑筋収縮因子で21アミノ酸残基からなるペプチド
である(Nature,332,411−415(1988)
参照)。ETは強い血管収縮作用、細胞増殖作用を有
し、血管など各種臓器で生産され、生理的に重要な役割
を果たしていると考えられている。またETはその作用
から高血圧、クモ膜下出血後の脳血管れん縮、心筋梗
塞、動脈硬化、腎不全、心不全、喘息等の疾患の成立に
関わっていると考えられている。また、レイノー患者、
パージャー病患者、高安病患者、川崎病患者、シスプラ
チン投与時の腎障害患者の血中などにおいてET濃度が
正常人に比して有為に高いことが知られている。
【0003】ETはその生合成において、活性の低い前
駆体であるビッグエンドセリン(以下bETと略す)か
ら特異的プロテアーゼであるET変換酵素(以下ECE
と略す)により生成される。従ってECEを阻害しET
の生合成を抑えることは上記の各種疾患の治療及び予防
に有効であると考えられ、特異的なECE阻害剤の解明
が求められている。これまでにECEを阻害する化合物
としてはスプレプトマイセス・タナシエンシス等の放線
菌によって生産されるホスホラミドンが知られていた。
しかしながらホスホラミドンは多くの金属プロテアーゼ
を阻害しECEに特異的な阻害剤ではない。実際にホス
ホラミドンはECEよりもアンジオテンシン変換酵素や
中性エンドプロテアーゼ、コラゲナーゼ、サーモリシン
を強く阻害しECE阻害剤としての望ましい性質を有し
ていない。そしてECEに特異的な阻害剤の存在は知ら
れていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況から、EC
Eのみを特異的に阻害する物質の解明が求められるとこ
ろであり、そしてこのECEのみを特異的に阻害する物
質の解明によって、ETにより起因する、または起因す
ると考えられる各種疾患、例えば高血圧、くも膜下出血
後の脳血管れん縮、心筋梗塞、動脈硬化、腎不全、心不
全、喘息、等の治療薬のあらたな開発の可能性が開かれ
ることになる。すなわち本発明は、ECEのみを特異的
に阻害する物質の解明と、このECEの特異的阻害物質
に基づいた上記各種疾患の治療剤の開発とを課題とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ECEに
特異的な阻害剤を見いだすべく種々の化合物を検索した
結果アンスラサイクリン系化合物がECEを特異的に阻
害することを見いだし、またアンスラサイクリン系化合
物が培養血管内皮細胞のET産生を抑制することを見い
だして本発明を完成したのである。すなわち本発明によ
れば、アンスラサイクリン系化合物が著しいECE阻害
効果を有することおよびこの阻害効果はECEに対して
特異的であることから、このアンスラサイクリン系化合
物がECE阻害剤として有用であることが分かった。ま
た本発明によればアスラサイクリ系化合物は細胞内にお
いてETの産生をも抑制するものである。
【0006】したがって本発明は、アンスラサイクリン
系化合物またはその薬理学的に許容し得る塩からなるエ
ンドセリン変換酵素阻害剤に関する。また本発明は、ア
ンスラサイクリン系化合物またはその薬理学的に許容し
得る塩からなるエンドセリン変換酵素阻害剤を有効成分
とする高血圧、くも膜下出血後の脳血管れん縮、心筋梗
塞、動脈硬化、腎不全、心不全、喘息、レイノー患者、
パージャー病患者、高安病患者、川崎病患者、シスプラ
チン投与時の腎障害患者の治療薬にも関する。
【0007】本発明でいうアンスラサイクリン系化合物
とは、下記のアンスラサイクリノン骨格
【化1】 を持つ化合物を指し、種々の置換基を持つすべてのアン
スラサイクリン骨格を持つ誘導体が本発明のアンスラサ
イクリン系化合物に含まれるものである。例えばアクラ
ルビシン、ダウノルビシン、ドキソルビシン、ピラルビ
シンなどの抗生物質及びアクラルビノン等それらのアグ
リコンがあげられる。これらのアンスラサイクリン系化
合物がECEを特異的に阻害することはこれまでに知ら
れておらず、本発明者らがその作用をはじめて見いだし
たものである。
【0008】本発明のアンスラサイクリン系化合物はそ
の置換基の種類により必要に応じて薬理学的に許容され
うる酸との付加塩または金属等の陽イオンとの塩に変換
することができ、これらの塩も本発明の範囲内に含まれ
る。酸付加塩としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫
酸、リン酸などの無機酸との塩類、酢酸、コハク酸、シ
ュウ酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸などの有機酸との
塩類が、陽イオンの塩としてはナトリウム、カリウム、
マグネシウム、カルシウムなどの金属塩、またはアンモ
ニウム塩、有機及び無機の四級アンモニウム塩、ピリジ
ニウム塩、ピペリジニウム塩などがあげられる。本発明
のアンスラサイクリン系化合物を医薬として使用する場
合には種々の投与形態の製剤とすることができる。すな
わち、経口的投与の場合に、錠剤、硬カプセル剤、軟カ
プセル剤等の固形製剤、溶液、エマルジョンまたはサス
ペンジョンなどの液剤の形態で投与することができる。
また、非経口的投与の場合に、注射溶液、貼付剤、坐剤
などの形態で投与される。
【0009】これらの製剤の調製にあたっては製剤化の
ための慣用の添加剤、例えば賦形剤、安定剤、防腐剤、
溶解剤、湿潤剤、乳化剤、滑沢剤、甘味剤、着色剤、着
色剤、香味剤、張度調製剤、緩衝剤、酸化防止剤などを
用いて製剤化することができる。本発明のアンスラサイ
クリン系化合物またはその薬理学的に許容しうる塩の投
与量は患者の年齢、体重、性別、症状、投与形態などに
応じて変化しうるが、一般に成人一人当たり経口投与で
は0.5〜500mg/kgである。モルモットにアクラル
ビノンを100mg/kgの投与量で単回静脈投与をしたと
ころ外見上何等変化は見られなかった。以下実施例によ
り本発明を詳細に説明するが、これらの実施例は本発明
を説明するためのものであって本発明を限定するものと
解すべきではない。
【0010】実施例1 アンスラサイクリン系化合物の
ECE阻害作用 ヒト胎盤ECEの調製とECE活性の測定は以下の方法
で行なった。ヒト胎盤組織を0.25Mスクロース、1m
M フッ化フェニルメチルスルフォニル(PMSF)、1
mM N−エチルマレイミド(NEM)、0.1mM E−6
4、0.01mMペプスタチンAを含む25mMヘペス緩衝
液(pH7.4)中で低温下ガラスホモゲナイザーでホモ
ゲナイズした。1,000×Gで20分間遠心し、その
上清を100,000×G 30分間超遠心し膜画分を沈
殿として得た。膜画分に2%ルブロールを加えECEを
可溶化し100,000×G超遠心した上清をヒト胎盤
ECEとした。ヒト胎盤ECE10μgと0.44μg
ヒトbET−1(ペプチド研製)を1mM PMSF、0.
1mMチオルファン、0.01mMペプスタチンA、0.01
mMベスタチンを含む0.1mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.
0)中で混合し全量100μlとし37℃3時間インキ
ュベートした。EDTAを終濃度5mMに加え反応を停止
した後、変換されたET−1を定量しECE活性を測定
した(特開平5−199874号参照)。
【0011】ラット肺ECEの調製とECE活性の測定
は以下の方法で行なった。すなわち、ラット肺を0.1m
M E−64、0.1mM フッ化4−(アミジノフェニル)
メタン−スルフォニル(p−APMSF)、0.1mM キ
モスタチン、0.1mM NEM、5mM MgCl2を添加し
た20mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.2)中で低温下ガ
ラスホモゲナイザーでホモゲナイズした。600×Gで
10分間遠心し、その上清を105,000×Gで30
分間超遠心した上清をラット肺ECEとした。ラット肺
ECE10μgと0.1μgブタbET−1(ペプチド
研製)を0.1mM E−64、0.1mM p−APMSF、
0.01mMペプスタチンA、0.01mMベスタチン、2μ
Mキモスタチンを含む50mMリン酸ナトリウム緩衝液
(pH6.5)中で混合し全量100μlとし37℃3時
間インキュベートした。10分間煮沸し反応停止後、変
換されたET−1を定量しECE活性を測定した(BIOC
HEMISTRY INTERNATIONAL,25(4),697−704
(1991)参照)。
【0012】ECE阻害試験は試験化合物存在下または
非存在下でECE活性測定を行ない、試験化合物のEC
E阻害活性を評価した。表1および表2に示すようにア
ンスラサイクリン系化合物はECEを阻害した。また表
2に示すようにアクラルビシンのアグリコンであるアク
ラビノンも同様にECEを阻害した。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】実施例2 ECE阻害様式 アクラルビシンのラット肺ECEに対する阻害様式はラ
インウィーバー・バーグのプロットから、基質に対し拮
抗的であった(図1)。ラット肺ECEのミカエリスの
定数Kmは4.7μM、アクラルビシンのKiは7.8μM
であった。
【0016】実施例3 アクラルビシンの酵素阻害特異
性試験 アクラルビシンのキモトリプシン、サーモリシン、アン
ジオテンシン変換酵素(ACE)、中性エンドペプチダ
ーゼ(NEP)に対する阻害作用を調べた。キモトリプ
シン活性の測定は以下のように行なった。すなわちスク
シニル−アラニル−プロリル−フェニルアラニル−p−
ニトロアニリドを0.5M塩化ナトリウム、10%DM
SO、0.1%トリトンX−100を含む0.1Mヘペス
緩衝液(pH7.5)に0.5mMに溶解し基質液とした。基
質液100μlに精製ウシキモトリプシン0.5μgを
加えて全量120μlとし、室温5分間反応し405nm
の吸光度をモニターしその増加速度を酵素活性とした。
【0017】サーモリシン活性の測定は以下の方法で行
なった。3−(2−フリルアクロイル)−グリシル−L
−ロイシンアミドを、10mM塩化カルシウムを含む50
mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.2)に1mMに溶解し基質
液とした。基質液200μlにサーモリシン0.1nmol
を加え全量250μlとし室温20分間反応し、340
nmの吸光度をモニターしその減少速度を酵素活性とした
(J.Biochem., 93,47−53(1983)参
照)。
【0018】アンジオテンシン変換酵素の測定は以下の
方法で行なった。ヒップリル−ヒスチジル−ロイシンを
0.6mM塩化ナトリウム、0.1%トリトンX−100を
含む80mMリン酸カリウム緩衝液(pH8.3)に3.75
mMに溶解し基質液とした。基質液400μlにμlに精
製ウサギ肺アンジオテンシン変換酵素5mUを加え全量
500μlとし37℃30分間反応した。10分間煮沸
後0.2Mリン酸カルシウム緩衝液(pH8.3)3ml、3
%塩化シアヌルを含むジオキサン1.5mlを加え強く撹
拌した。1,000×G 10分間遠心し、上清の382
nmの吸光度を測定した。酵素を含まない反応液(盲検)
との差を酵素活性とした(Anal.Biochem., 84,36
1−369(1978)参照)。
【0019】中性エンドペプチダーゼ活性の測定は以下
の方法で行なった。62.5mMトリス−塩酸緩衝液(pH
7.6)に精製ラット腎臓中性エンドペプチダーゼ0.0
8μgとアミノペプチダーゼM20mUおよびグルタリ
ル−アラニル−フェニルアラニル−β−ナフチルアミド
(終濃度0.4mM)を加え全量100μlとし25℃9
0分間インキュベートした。10%トリクロロ酢酸10
μlを加え反応を停止し、0.05%ファーストガーネ
ット、0.2%ブリジ35液を加え25℃30分間イン
キュベートし、525nmの吸光度を測定した。盲検の5
25nmの吸光度との差を酵素活性とした。試験化合物存
在下および非存在下で各酵素活性の測定を行ない、試験
化合物の阻害活性を評価した。表3に示すようにアクラ
ルビシンはこれらの酵素を阻害せずECEに対し特異的
であった。
【0020】
【表3】
【0021】実施例4 アクラルビシンのbET−1、
ET−1に対する作用 1nmolのbET−1、ET−1と60nmolのアクラルビ
シンを50mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH6.5)1ml
中で37℃30分間インキュベートした。反応液中のb
ET−1、ET−1を免疫測定法で定量した。bET−
1、ET−1の量に変化はなかった。また反応液中のb
ET−1、ET−1を文献記載の方法でHPLCで定量
を行なった。(Biochem.Biophys.Res.Commun., 16
6,436(1990)参照)。bET−1、ET−1
のカラム保持時間およびピーク面積に変化はなかった。
このことからアクラルビシンのECE活性阻害作用はE
CEそのものに対する作用である事が示された。
【0022】実施例5 培養血管内皮細胞のET産生に
対する作用 摘出したウシ新鮮頚動脈から内皮細胞を調製し常法にし
たがい細胞培養した。試験化合物存在下、非存在下で培
養し、培地へ分泌されるET−1量を測定した。表4に
示すようにアクラルビシンは内皮細胞のET産生を抑制
した。
【0023】
【表4】
【0024】次に本発明のECE阻害剤を有効成分とす
る治療薬について、その製剤例を説明する。 各成分を均一に混合し、直打用粉末とする。これをロー
タリー式打錠機で直径7mm、重量150mgの錠剤に成形
する。
【0025】製剤例2 顆粒剤(1分包あたり) A.アクラルビノン 10mg 乳糖 90mg トウモロコシデンプン 50mg 結晶セルロース 50mg B.ヒドロキシプロピルセルロース 10mg エタノール 9mg Aの成分を均一に混合した後、Bの溶液を加えて練合
し、押出造粒法で整粒し、ついで50℃の乾燥機で乾燥
する。乾燥上がり顆粒を粒度297μm〜1460μm
にふるい分けたものを顆粒剤とする。1分包量を200
mgとする。
【0026】
【発明の効果】本発明のアクラルビシンまたはその薬理
学的に許容しうる塩を含有してなるエンドセリン変換酵
素阻害剤はエンドセリン変換酵素のみを特異的に阻害
し、さらには血管内皮細胞のエンドセリン産生を抑制す
る。そのためエンドセリンが関与する疾患、例えば高血
圧、くも膜下出血後の脳血管れん縮、心筋梗塞、動脈硬
化、腎不全、心不全、喘息等の治療薬として有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクラルビシンのラット肺ECEに対する阻害
をラインウィーバー・バーグのプロットによって示す
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/65 ABN ACF ACJ AGZ (72)発明者 中田 文久 埼玉県入間郡大井町鶴ヶ岡5丁目3番1号 日清製粉株式会社医薬研究所内 (72)発明者 白根 克則 埼玉県入間郡大井町鶴ヶ岡5丁目3番1号 日清製粉株式会社医薬研究所内 (72)発明者 北條 直美 埼玉県入間郡大井町鶴ヶ岡5丁目3番1号 日清製粉株式会社医薬研究所内 (72)発明者 藤巻 寿美 埼玉県入間郡大井町鶴ヶ岡5丁目3番1号 日清製粉株式会社医薬研究所内 (72)発明者 小松 宏彦 東京都中央区日本橋小網町19番12号 日清 製粉株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンスラサイクリン系化合物またはその
    薬理学的に許容し得る塩からなるエンドセリン変換酵素
    阻害剤。
  2. 【請求項2】 化合物がアクラルビシンまたはその薬理
    学的に許容し得る塩である請求項1記載のエンドセリン
    変換酵素阻害剤。
  3. 【請求項3】 化合物がアクラルビシンのアグリコンの
    アクラビノンまたはその薬理学的に許容し得る塩である
    請求項1記載のエンドセリン変換酵素阻害剤。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のエンドセリン変換酵素阻
    害剤を有効成分とする高血圧、くも膜下出血後の脳血管
    れん縮、心筋梗塞、動脈硬化、腎不全、心不全、喘息、
    レイノー患者、パージャー病患者、高安病患者、川崎病
    患者、シスプラチン投与時の腎障害患者の治療薬。
JP33472493A 1993-12-28 1993-12-28 エンドセリン変換酵素阻害剤 Pending JPH07188034A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000050033A3 (en) * 1999-02-25 2000-12-21 Pharmacia & Upjohn Spa Anti-tumor synergetic composition

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WO2000050033A3 (en) * 1999-02-25 2000-12-21 Pharmacia & Upjohn Spa Anti-tumor synergetic composition

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Effective date: 20041207