JPH071879B2 - 時分割多重装置のタイムスロット切替制御方式 - Google Patents
時分割多重装置のタイムスロット切替制御方式Info
- Publication number
- JPH071879B2 JPH071879B2 JP30367087A JP30367087A JPH071879B2 JP H071879 B2 JPH071879 B2 JP H071879B2 JP 30367087 A JP30367087 A JP 30367087A JP 30367087 A JP30367087 A JP 30367087A JP H071879 B2 JPH071879 B2 JP H071879B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time slot
- division multiplexer
- line
- time
- time division
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は時分割多重装置の回線収容変更に伴なうタイム
スロット割付手段の切替制御方式に関する。
スロット割付手段の切替制御方式に関する。
(従来技術) 従来、この種の回線収容変更に伴なうタイムスロット割
付手段の変更機能を有する時分割多重装置では、回線収
容変更後の設定内容を保持したタイムスロット割付手段
の切り替えを各局ごとに独自に指示するか、または対向
局からの切り替え指示によって各時分割多重装置ごとに
非同期で行っていた。
付手段の変更機能を有する時分割多重装置では、回線収
容変更後の設定内容を保持したタイムスロット割付手段
の切り替えを各局ごとに独自に指示するか、または対向
局からの切り替え指示によって各時分割多重装置ごとに
非同期で行っていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如く従来の時分割多重装置では、収容回線の稼動
状態における回線の追加変更後の内容を保持したタイム
スロット割付手段の切り替えが各時分割多重装置ごとに
非同期で実施されるため、複数の高速回線を有しかつ複
数の時分割多重装置と接続される網構成においては、最
初に変更を行った時分割多重装置の変更開始から最後に
変更を行う時分割多重装置の変更終了に到るまでの期
間、送信側の多重化タイムスロット割り付けと受信側タ
イムスロット割り付けの内容が一致せず、受信側のタイ
ムスロット割付手段に従って多重化信号を各回線に分離
すると、送信側のタイムスロットに多重化された回線番
号と異なるため、データおよび制御信号が正しく分離さ
れず、誤データや制御信号異常となってしまい、稼動状
態における回線が回線断あるいは回線閉塞となる欠点が
あった。
状態における回線の追加変更後の内容を保持したタイム
スロット割付手段の切り替えが各時分割多重装置ごとに
非同期で実施されるため、複数の高速回線を有しかつ複
数の時分割多重装置と接続される網構成においては、最
初に変更を行った時分割多重装置の変更開始から最後に
変更を行う時分割多重装置の変更終了に到るまでの期
間、送信側の多重化タイムスロット割り付けと受信側タ
イムスロット割り付けの内容が一致せず、受信側のタイ
ムスロット割付手段に従って多重化信号を各回線に分離
すると、送信側のタイムスロットに多重化された回線番
号と異なるため、データおよび制御信号が正しく分離さ
れず、誤データや制御信号異常となってしまい、稼動状
態における回線が回線断あるいは回線閉塞となる欠点が
あった。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る時分割多重装置のタイムスロット切替制御
方式は、現用と予備のタイムスロット割付手段と、該タ
イムスロット割付手段を高速回線対応に分割しかつ現用
と予備のタイムスロット割付手段を高速回線ごとに独立
に切り替える切替手段とを有し、これによって前記タイ
ムスロット割付手段を高速回線ごとに独立に切り替える
ようにしたものである。
方式は、現用と予備のタイムスロット割付手段と、該タ
イムスロット割付手段を高速回線対応に分割しかつ現用
と予備のタイムスロット割付手段を高速回線ごとに独立
に切り替える切替手段とを有し、これによって前記タイ
ムスロット割付手段を高速回線ごとに独立に切り替える
ようにしたものである。
(実施例) 次に、本発明を図面を参照しつつ実施例について説明す
る。
る。
第1図は、本発明の実施例に係る時分割多重装置のネッ
トワーク構成図である。同図において時分割多重装置1,
2,3,4はそれぞれ高速回線31,32,33により接続されてい
る。第2図は第1図の時分割多重装置のブロック図であ
る。第2図において低速回線接続部11,12,13は各々多重
化分離部21に接続され、高速回線接続部26,27を介して
高速回線31,32に接続される。制御部25は現用タイムス
ロット割付テーブル23a,23b及び予備用タイムスロット
割付テーブル24a,24bに接続され、切替回路22を経て多
重分離回路21に接続される。切替回路22は制御回路25に
も接続されている。また、対向する時分割多重装置との
制御部との間で制御情報を通信するために、高速回線接
続部26,27は制御回路25と接続されている。さらに操作
部28は回線接続パラメータの変更、切り替え指示のため
制御回路25と接続されている。
トワーク構成図である。同図において時分割多重装置1,
2,3,4はそれぞれ高速回線31,32,33により接続されてい
る。第2図は第1図の時分割多重装置のブロック図であ
る。第2図において低速回線接続部11,12,13は各々多重
化分離部21に接続され、高速回線接続部26,27を介して
高速回線31,32に接続される。制御部25は現用タイムス
ロット割付テーブル23a,23b及び予備用タイムスロット
割付テーブル24a,24bに接続され、切替回路22を経て多
重分離回路21に接続される。切替回路22は制御回路25に
も接続されている。また、対向する時分割多重装置との
制御部との間で制御情報を通信するために、高速回線接
続部26,27は制御回路25と接続されている。さらに操作
部28は回線接続パラメータの変更、切り替え指示のため
制御回路25と接続されている。
以上の構成において、第1図のように、時分割多重装置
1・2間にA回線,2・3間にB回線,1・3間にC回線が
それぞれ接続されているとき、時分割多重装置1・2間
にD回線,同様に1・3間にE回線,2・3間にF回線を
接続追加する場合を説明する。時分割多重装置1ではA,
C回線を高速回線31に多重化するための多重化タイムス
ロット割り付けが現用タイムスロット割付テーブル23a
に蓄積されており、切替回路22を経て多重分離部21に加
えられ、低速回線接続部11・12と高速回路26との多重化
分離を行っている。時分割多重装置2では、A,C回線多
重化タイムスロット割り付けが現用タイムスロット割付
テーブル23aに、またB,C回線の多重化タイムスロット割
り付けが現用タイムスロット割付テーブル23bに蓄積さ
れている。時分割多重装置3では同様にB,C回線の多重
化タイムスロット割り付けが現用タイムスロット割付テ
ーブル23aに蓄積されている。
1・2間にA回線,2・3間にB回線,1・3間にC回線が
それぞれ接続されているとき、時分割多重装置1・2間
にD回線,同様に1・3間にE回線,2・3間にF回線を
接続追加する場合を説明する。時分割多重装置1ではA,
C回線を高速回線31に多重化するための多重化タイムス
ロット割り付けが現用タイムスロット割付テーブル23a
に蓄積されており、切替回路22を経て多重分離部21に加
えられ、低速回線接続部11・12と高速回路26との多重化
分離を行っている。時分割多重装置2では、A,C回線多
重化タイムスロット割り付けが現用タイムスロット割付
テーブル23aに、またB,C回線の多重化タイムスロット割
り付けが現用タイムスロット割付テーブル23bに蓄積さ
れている。時分割多重装置3では同様にB,C回線の多重
化タイムスロット割り付けが現用タイムスロット割付テ
ーブル23aに蓄積されている。
ここで時分割多重装置1・2間にD回線を,1・3間にE
回線を,また2.3間にF回線をそれぞれ追加する場合、
操作部28からそれぞれの追加回線に係る情報が各々の時
分割多重装置1,2,3に対して各高速回線接続部26,27およ
び高速回線31,32を介して伝送される。この追加情報を
受けた時分割多重装置では、現用中の低速回線と追加さ
れた低速回線の情報をもとにして制御回路25でタイムス
ロット割り付けの計算を個々の時分割多重装置毎に行
い、予備用タイムスロット割付テーブル24aまたは24bに
高速回線対応に蓄積する。
回線を,また2.3間にF回線をそれぞれ追加する場合、
操作部28からそれぞれの追加回線に係る情報が各々の時
分割多重装置1,2,3に対して各高速回線接続部26,27およ
び高速回線31,32を介して伝送される。この追加情報を
受けた時分割多重装置では、現用中の低速回線と追加さ
れた低速回線の情報をもとにして制御回路25でタイムス
ロット割り付けの計算を個々の時分割多重装置毎に行
い、予備用タイムスロット割付テーブル24aまたは24bに
高速回線対応に蓄積する。
ここで、現用中の回線の他に追加した回線を含めた回線
での運用に移行させる場合、各時分割多重装置の制御部
に接続される操作部28から個別に移行指示を入力せず、
例えば時分割多重装置2に接続された操作部28から指示
を行う。この時、時分割多重装置2の制御回路25は、こ
の移行指示を先ず高速回線番号の小さい高速回線31に接
続される時分割多重装置1に高速回線接続部26を介して
伝送する。時分割多重装置1ではこの移行指示を制御回
路25で受けると対向側に応答を返す。時分割多重装置2
ではこの時分割多重装置1からの応答に従って自局内の
高速回線31に対するタイムスロット割付テーブル23aを
予備系の24aに切替回路22により切り替える。時分割多
重装置1では切り替え指示に対する応答を送出後、高速
回線31に対するタイムスロット割付テーブル23aを予備
系の24aに切替回路22により切り替える。この様にして
時分割多重装置1,2間が新しい情報によって動作する。
その後高速回線番号を大きくし、高速回線32に接続され
る。時分割多重装置3に対しての移行指示を高速回線接
続部27を介して伝送する。時分割多重装置2,3間でこの
移行指示の送達確認を行った後、時分割多重装置2では
タイムスロット割付テーブルを23bから予備系の24bに切
替回路22によって切り替える。また時分割多重装置3で
はタイムスロット割付テーブルを23aから予備系の24aに
切替回路22によって切り替える。
での運用に移行させる場合、各時分割多重装置の制御部
に接続される操作部28から個別に移行指示を入力せず、
例えば時分割多重装置2に接続された操作部28から指示
を行う。この時、時分割多重装置2の制御回路25は、こ
の移行指示を先ず高速回線番号の小さい高速回線31に接
続される時分割多重装置1に高速回線接続部26を介して
伝送する。時分割多重装置1ではこの移行指示を制御回
路25で受けると対向側に応答を返す。時分割多重装置2
ではこの時分割多重装置1からの応答に従って自局内の
高速回線31に対するタイムスロット割付テーブル23aを
予備系の24aに切替回路22により切り替える。時分割多
重装置1では切り替え指示に対する応答を送出後、高速
回線31に対するタイムスロット割付テーブル23aを予備
系の24aに切替回路22により切り替える。この様にして
時分割多重装置1,2間が新しい情報によって動作する。
その後高速回線番号を大きくし、高速回線32に接続され
る。時分割多重装置3に対しての移行指示を高速回線接
続部27を介して伝送する。時分割多重装置2,3間でこの
移行指示の送達確認を行った後、時分割多重装置2では
タイムスロット割付テーブルを23bから予備系の24bに切
替回路22によって切り替える。また時分割多重装置3で
はタイムスロット割付テーブルを23aから予備系の24aに
切替回路22によって切り替える。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、時分割多重動作における
多重化回線上の低速回線を指定するタイムスロット割付
手段を現用と予備の2面有し、かつそのタイムスロット
割付手段を高速回線ごとに分割し、それを高速回線ごと
に現用と予備のタイムスロット割付手段を切り替えるこ
とによって、複数の高速回線を有した時分割多重装置の
個々の装置ごとに多重化割付を行う際、最初に変更を行
った変更開始から最後に変更を行う時分割多重装置の変
更終了までデータの多重化と分離化が一致せずに誤った
回線間との誤接続や制御信号の異常、回線断、回線閉塞
といった不具合を防止する効果がある。
多重化回線上の低速回線を指定するタイムスロット割付
手段を現用と予備の2面有し、かつそのタイムスロット
割付手段を高速回線ごとに分割し、それを高速回線ごと
に現用と予備のタイムスロット割付手段を切り替えるこ
とによって、複数の高速回線を有した時分割多重装置の
個々の装置ごとに多重化割付を行う際、最初に変更を行
った変更開始から最後に変更を行う時分割多重装置の変
更終了までデータの多重化と分離化が一致せずに誤った
回線間との誤接続や制御信号の異常、回線断、回線閉塞
といった不具合を防止する効果がある。
第1図は本発明の時分割多重装置のネットワーク構成を
示す図、第2図は第1図の時分割多重装置のブロック図
である。 1-4……時分割多重装置、 11-13……低速回線接続部、 21……多重分離部、 22……切替回路、 23a,23b……現用タイムスロット割付テーブル、 24a,23b……予備用タイムスロット割付テーブル、 25……制御回路、26、27……高速回線接続部、 28……操作部、 31-33……高速回線。
示す図、第2図は第1図の時分割多重装置のブロック図
である。 1-4……時分割多重装置、 11-13……低速回線接続部、 21……多重分離部、 22……切替回路、 23a,23b……現用タイムスロット割付テーブル、 24a,23b……予備用タイムスロット割付テーブル、 25……制御回路、26、27……高速回線接続部、 28……操作部、 31-33……高速回線。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の回線を複数の高速回線へ多重分離す
る時分割多重装置において、現用と予備のタイムスロッ
ト割付手段と、該タイムスロット割付手段を高速回線対
応に分割し、かつ現用と予備のタイムスロット割り付け
を切り替えるタイムスロット割付切替手段とを有し、前
記タイムスロット割付手段を高速回線ごとに独立に切り
替えを行うことを特徴とする時分割多重装置のタイムス
ロット切替制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30367087A JPH071879B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 時分割多重装置のタイムスロット切替制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30367087A JPH071879B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 時分割多重装置のタイムスロット切替制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01144828A JPH01144828A (ja) | 1989-06-07 |
JPH071879B2 true JPH071879B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=17923812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30367087A Expired - Lifetime JPH071879B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 時分割多重装置のタイムスロット切替制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071879B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6154595B2 (ja) * | 2012-10-02 | 2017-06-28 | 日本電気通信システム株式会社 | 回線エミュレーションシステム、装置および方法 |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP30367087A patent/JPH071879B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01144828A (ja) | 1989-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR920010220B1 (ko) | 시분할 스위칭 시스템 및 스위치 장치의 입출력 포트간의 연결 제어 방법 | |
US5493565A (en) | Grooming device for streamlining a plurality of input signal lines into a grouped set of output signals | |
US5323383A (en) | Control information transmission apparatus for use in time division multiplex communication systems | |
EP0507452B1 (en) | Fault tolerant communication control processor | |
JPH071879B2 (ja) | 時分割多重装置のタイムスロット切替制御方式 | |
JPS6336628A (ja) | 時分割多重伝送方式 | |
JP2503967B2 (ja) | タイムスロット入替方法 | |
US5408467A (en) | Transmit-receive unit for digital loop carrier transmission systems | |
US5668808A (en) | Path route retrieval method in a time multiplexer network | |
JPH0130335B2 (ja) | ||
JPH0131739B2 (ja) | ||
JPS59134965A (ja) | 複合通信方式 | |
JPS6145649A (ja) | 回線多重型ル−プ状ネツトワ−クに於けるマルチドロツプ通信方式 | |
KR880000996B1 (ko) | 입출력 멀티플렉서 데이터 분배기 | |
JP2588226B2 (ja) | 時分割多重装置 | |
JPH01144752A (ja) | ディジタルデータ伝送方式 | |
JPH066367A (ja) | Tdma方式多重端局装置 | |
JP2000049732A (ja) | 冗長構成を有する多重変換装置 | |
JPH01126042A (ja) | リング通信システムにおける伝送路監視方式 | |
JPH04199925A (ja) | シリアル情報転送方法 | |
JPH04186937A (ja) | 回線選択方式 | |
JPS63290031A (ja) | 光中間中継装置における監視方式 | |
JPH04238429A (ja) | 通信制御装置 | |
JPH0226162A (ja) | ディジタル多重化システム | |
JPH034145B2 (ja) |