JPH0718723Y2 - 使いすて不織布製品 - Google Patents

使いすて不織布製品

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JPH0718723Y2
JPH0718723Y2 JP1989008976U JP897689U JPH0718723Y2 JP H0718723 Y2 JPH0718723 Y2 JP H0718723Y2 JP 1989008976 U JP1989008976 U JP 1989008976U JP 897689 U JP897689 U JP 897689U JP H0718723 Y2 JPH0718723 Y2 JP H0718723Y2
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JP
Japan
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main body
woven fabric
bag
fabric product
body portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989008976U
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JPH02102406U (ja
Inventor
長治郎 伊藤
香苗 桑原
真純 林田
寛 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は使いすて不織布製品に関する。さらに詳しく
は、乳幼児用の涎かけや歯科治療用その他種々の用途に
好適な使いすて不織布製品に関する。
[従来の技術] 従来の使いすて不織布製品としては、実開昭62-175013
号公報に記載されたものがある。その不織布製品は、第
5図に示されるように、本体部分(51)と首巻部分(5
2)からなり、本体部分(51)の表側の下方部分に受袋
(53)が設けられている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、従来の不織布製品では受袋(53)の開口部
(54)がうまく広がらないので、食物や歯のかけらなど
の落下物が、不織布製品からすべり落ちて衣服を汚した
り床を汚したりするという問題がある。
本考案はかかる事情に鑑み、受袋の開口部が大きく開い
て食物や歯のかけらなどを確実に受けとめうるようにし
た使いすて不織布製品を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の使いすて不織布製品は、本体部分と該本体部分
に連続する首巻部分とからなり、本体部分の下部に受袋
が設けられている不織布製品であって、前記受袋が、本
体部分の下方部分を表側に折り返し、その折り返し部分
の両側縁を本体部分の表側に接着したものであり、前記
受袋の上端両側における前記両側縁の近傍に受袋を前後
方向に脹らませるように該受袋の中に折り込むべき折込
片を取りつけたことを特徴とする。
[作用] 本考案の不織布製品を使用するときは、受袋の両側の折
込片を受袋の中に折り込み受袋を前後方向に脹らませ
る。
このように受袋を前後方向に脹らませると、受袋の上面
開口部は大きく広げられるので、食物や歯のかけらなど
が落下しても、うまく収容することができる。
[実施例] つぎに本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかわる不織布製品の平面
図、第2図は同実施例における不織布製品の材料を示す
部分拡大断面図、第3図は同実施例における不織布製品
の使用時の正面図、第4図は同不織布製品の使用時の側
面図である。
第1図において、(A)は本実施例の不織布製品であ
り、本体部分(1)とそれに連続する首巻部分(2)と
からなる。
本体部分の下部には受袋(3)が設けられている。この
受袋(3)は本体部分(1)と同じ部材を表側へ折り返
し、その両側縁(4)を本体部分(1)の表側に接着し
たものである。
前記両側縁(4)の接着は接着剤により接着しても熱融
着などにより接着してもよい。接着剤としては熱可塑性
接着剤(たとえば、酢酸ビニル系、ポリビニルアルコー
ル系、ポリビニルアセタール系、塩化ビニル系、アクリ
ル系、ポリアミド系、ポリエチレン系、セルロース系、
ポリイソブチレン、ポリビニルエーテルなど)、熱硬化
性接着剤、合成ゴム系接着剤などを用いうる。熱融着に
より接着するばあいは、熱融着繊維としてポリエチレン
やポリプロピレンのコンジュゲート繊維、特殊なポリエ
ステルやナイロン、熱融着性フィルムポリエチレンなど
を用いうる。
前記両側縁(4)の近傍であって受袋(3)の上端縁に
は折込片(16)が形成されている。この折込片(16)は
受袋(3)の材料と一体物であってもよく、別体のもの
を接合したものでもよい。なお、折込片(16)を受袋
(3)内へ折り込みやすくするため、切り込み(17)を
形成してもよい。
首巻部分(2)は、首を通すための首孔(14)とその首
孔(14)のまわりの帯部(15)とからなる。この帯部
(15)は首孔(14)の周囲で、途中で切れることなく連
続して形成されている。前記帯部(15)の1カ所には該
帯部(15)を切り離すためのミシン目(6)が入れられ
ている。このミシン目(6)によって帯部(15)は製造
中あるいは作用される直前までは、途中で分離されるこ
となく一体に接続されている。また使用時にはミシン目
(6)で切断することにより容易に帯部(15)を2片
(2a)、(2b)に分離しうる。
本実施例では、ミシン目(6)は首孔(14)のほぼ後方
に斜めに延びるように設けられている。なおこのミシン
目(6)は首孔(14)の斜め後方や側方部分に入れても
よい。
前記帯片(2a)の先端部には、両面粘着テープ(7)が
接着されている。この粘着テープ(7)は剥離紙を剥が
すと粘着部が露出して、その上に重ねられたものを軽く
接着するもので公知の両面粘着テープを用いうる。しか
して帯片(2b)を上記粘着テープ(7)の上に重ねれ
ば、両帯片(2a)、(2b)が自然には離れない程度に接
着される。外すばあいには手で両帯片(2a)、(2b)を
持って軽く引っ張ると簡単に剥がすことができる。なお
前記粘着テープ(7)は他方の帯片(2b)側に取りつけ
ておいてもよい。
叙上のごとき不織布製品(A)は、本体部分(1)も首
巻部分(2)も同一の材料で形成される。かかる材料と
しては、第2図に示されるように、吸水性を有する不織
布(1a)が表面に、防水性材料(1b)が裏面になるよう
に積層された材料が好ましい。
前記不織布(1a)としては、軽く柔軟性のあるものであ
ればどのようなものでもよいが、たとえばパルプ単独ま
たはパルプとレーヨン系の他の繊維との混合繊維からな
る乾式法不織布(たとえば本州キノクロス(株)製の商
品名「パルクロス」、「キノクロス」など)で目付30〜
100g/m2のものが好ましい。また前記繊維の湿式法不織
布も使用可能であり、それは湿潤強度、耐久性、手ざわ
り、防水性が良いという利点がある。さらにパルプ以外
の化学繊維や合成繊維を使用した乾式法不織布も吸水性
はパルプに劣るが柔軟性があり、使用時の肌ざわりが良
いので好ましい。
使用に適した不織布としては、たとえば、熱接着性複
合繊維とレーヨン、ポリエステルなどとの混合物からな
る熱接着方式の乾式法不織布、ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリプロピレンなどの繊維の混合物とポリアク
リル酸エステルなどのバインダーを使用したバインダー
方式の乾式法不織布、ポリエチレン、ポリエステル、
ポリプロピレン、ナイロンなどの合成繊維を使用したス
パンボンド不織布などがある。
前記防水性材料(1b)としては、軟く柔軟性があればど
のようなものでもよいが、たとえばポリエチレンフィル
ム、ポリ塩化ビニルフィルムなどの合成樹脂フィルムが
あげられる。なお前記ポリエチレンフィルムは安価であ
るので好ましい。
前記不織布(1a)と前記防水材料(1b)との接着は、接
着剤により接着してもよく、不織布(1a)上の防水材料
(1b)としてのポリエチレンなどを溶融押出してラミネ
ートしてもよいが、後者の方法がコストが安く、経済的
に有利であるので最も好ましい。
前記不織布製品(A)の寸法は、用途に応じて乳幼児
用、大人用などに好適な寸法にすればよい。
本考案の不織布製品(A)を使用するときは、ミシン目
(6)の部分で帯部(15)を帯片(2a)、(2b)に分離
したのち、第3〜4図に示されるように、首孔(14)に
首を通し剥離紙を剥いだ粘着テープ(17)上に帯片(2
b)を重ねて着用する。
ついで、受袋(3)の中に折込片(16)を押し込み、受
袋(3)の内部両側を嵩張らせる。そうすると、受袋
(3)の両端が前後方向に脹んで、受袋(3)の開口部
(10)は大きく広げられる(第4図参照)。
本考案の不織布製品(A)では受袋(3)の開口部(1
0)が大きく広がるので、食物や歯のかけらなどの落下
物を、もれなく収容することができ、衣服や床などを汚
すことがない。そのため、乳幼児用の涎かけ、老人や身
体障害者など体の不自由な人のための食事時の防汚シー
ト、歯科治療用あるいは眼科治療用の患者用防汚シート
として好適である。
以上に本考案の一実施例を説明したが、本考案はその要
旨を逸脱しない範囲で種々の変更例を採用することがで
きる。
[考案の効果] 本考案の不織布製品は、受袋が大きく開口するので、食
物などの落下物を確実に受けることができ、衣服や床を
汚すことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかわる不織布製品の平面
図、第2図は同実施例における不織布製品の材料を示す
部分拡大断面図、第3図は同実施例における不織布製品
の使用時の正面図、第4図は同不織布製品の使用時の側
面図、第5図は従来の不織布製品の装着時の側面図であ
る。 (図面の主要符号) (1):本体部分 (2):首巻部分 (3):受袋 (4):両側縁 (6):ミシン目 (7):両面粘着テープ (16):折込片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 楠本 寛 兵庫県宝塚市仁川北2―9―60 (56)参考文献 実開 昭54−44025(JP,U) 実開 昭62−46611(JP,U) 実開 昭57−83105(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部分と該本体部分に連続する首巻部分
    とからなり、本体部分の下部に受袋が設けられている不
    織布製品であって、 前記受袋が、本体部分の下方部分を表側に折り返し、そ
    の折り返し部分の両側縁を本体部分の表側に接着したも
    のであり、前記受袋の上端両側における前記両側縁の近
    傍に受袋を前後方向に脹らませるように該受袋の中に折
    り込むべき折込片を取りつけたことを特徴とする使いす
    て不織布製品。
JP1989008976U 1989-01-27 1989-01-27 使いすて不織布製品 Expired - Lifetime JPH0718723Y2 (ja)

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JPH02102406U JPH02102406U (ja) 1990-08-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5444025U (ja) * 1977-08-29 1979-03-26
JPS5783105U (ja) * 1980-11-08 1982-05-22
JPS6246611U (ja) * 1985-09-11 1987-03-23

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JPH02102406U (ja) 1990-08-15

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