JPH07186720A - バ ス - Google Patents

バ ス

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JPH07186720A
JPH07186720A JP33631093A JP33631093A JPH07186720A JP H07186720 A JPH07186720 A JP H07186720A JP 33631093 A JP33631093 A JP 33631093A JP 33631093 A JP33631093 A JP 33631093A JP H07186720 A JPH07186720 A JP H07186720A
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JP
Japan
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door
display means
driver
passenger
switch
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JP33631093A
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Koichiro Umezaki
宏一郎 梅▲崎▼
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗降扉が1ヶ所に設けられたワンマンバスの
乗降客の整理を運転者に負担をかけることなく行えるよ
うにする。 【構成】 ドアスイッチの操作により起動する扉開閉装
置と、乗客が操作する降車合図スイッチと、この合図ス
イッチが操作されたことを記憶するメモリ回路と、タイ
マ回路と、降車客のあることを表示する表示手段とを備
え、メモリ回路に降りる人ありが記憶されているとき
に、ドアスイッチが操作されてから扉開閉スイッチが扉
を開く動作を開始するまでに遅延時間を与え、この遅延
時間にわたり扉の外に降車する客があることを表示す
る。 【効果】 乗客の降車合図スイッチ操作により自動的に
乗車客に対し降車客のあることが表示されるので、運転
者が整理に手間取ることがなくなり、そのために発生す
る運行遅れをなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は路線バスに利用する。本
発明はその乗降扉が1ケ所であり、車掌が乗務せず運転
者のみで運行されるワンマンバスとして用いる車両に利
用する。
【0002】
【従来の技術】長距離用の路線バスなどでは、ワンマン
バスとして運行されるものでも、乗降用扉を乗り降り兼
用に1ケ所のみ設けた車両が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような設備のバス
では、途中の停留所で乗り降りの乗客がある場合には、
降りる人が降りてから乗る人が乗ることになるが、停留
所で待ち合わせている乗客には外からは降りる人がある
ことがわからないので、バスが止まり扉が開くと降りる
人より先にどんどん乗ってきてしまうようなことがしば
しば発生する。このような場合には運転者はその整理に
手間がかかるとともに、バス運行遅れの原因にもなる。
【0004】本発明は、このような整理をうまく行い運
転者の負担を減らすことができる設備を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、乗降扉が1ヶ
所に設けられたワンマンバスに関するものであって、運
転席に配置されたドアスイッチの操作により起動する扉
開閉装置と、乗客が操作する位置に配置された降車合図
スイッチと、この合図スイッチが操作されたことを記憶
するメモリ回路とを備えたバスにおいて、このメモリ回
路に降りる人ありが記憶されているときに前記ドアスイ
ッチが操作されてから前記扉開閉装置が扉を開く動作を
開始するまでに遅延時間を与えるタイマ回路を設け、こ
の遅延時間にわたり扉の外に降りる人があることを表示
する表示手段を備えたことを特徴とする。
【0006】表示手段としては、前記ドアスイッチの操
作に連動して起動され蓄積された音声を扉近傍の車外に
向けて拡声する音声表示手段を備えることができる。
【0007】
【作用】乗客により降車合図スイッチが操作されると、
メモリ回路がその降車合図スイッチの操作を記憶する。
このようにメモリ回路に降車する人がいることが記憶さ
れているときに運転者によってドアスイッチが操作され
ると、タイマ回路により扉開閉装置が扉を開く動作を開
始するまでに遅延時間を与える。この遅延時間にわたり
表示手段に降車する人があることを表示する。同時に音
声により表示することもできる。降車する人がいない場
合には降車合図スイッチは操作されないので、運転者に
よりドアスイッチを開く操作が行われたときに、タイマ
回路および表示手段を起動せずに扉開閉装置を直ちに動
作させる。
【0008】これにより、降車客がいるときには扉を開
く動作を遅らせて、その間に降車する人があることを表
示して待機させ、降車客がいないときには直ちに乗車さ
せることができ、運転者の手間を要せずに自動的に整理
することが可能となり、停車時間の短縮をはかることが
できる。
【0009】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0010】本発明実施例は、運転席に配置されたドア
スイッチ1の操作により起動する扉開閉装置2と、乗客
が操作する位置に配置された降車合図スイッチ3と、こ
の降車合図スイッチ3が操作されたことを記憶するメモ
リ回路4と、制御回路5とを備え、このメモリ回路4に
降りる人ありが記憶されているときにドアスイッチ1が
操作されてから扉開閉装置2が扉を開く動作を開始する
までに遅延時間を与えるタイマ回路6を設け、この遅延
時間にわたり扉の外に降りる人があることを表示する表
示手段7を備える。
【0011】表示手段7は、乗降口付近に設置され降車
する人があることを視覚的に表示する車外表示手段8
と、ドアスイッチ1の操作に連動して起動され蓄積され
た音声を扉近傍の車外に向けて拡声する音声表示手段9
およびスピーカ10とにより構成される。さらに、運転
席には乗客が降車しているときに連続点灯する運転席降
車表示器11と、表示手段7の表示をリセットするリセ
ットスイッチ12とを備える。
【0012】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
【0013】降車合図スイッチ3が乗客により操作され
ると、メモリ回路4はその操作されたことを記憶し、制
御回路5および運転席降車表示器11に降車客があるこ
とを示す信号を出力する。制御回路5はこの出力により
切換スイッチ5aを破線で示す位置に切り換えて、メモ
リ回路4をタイマ回路6、表示手段7の車外表示手段8
および音声表示手段9に接続する。同時に運転席降車表
示器11はその出力により点灯し乗客の中に降車する人
があることを運転者に通知する。
【0014】この通知を受けた運転者は扉を開くために
ドアスイッチ1を破線で示す“開”の位置に操作する
が、メモリ回路4からの出力を受けたタイマ回路6は、
ドアスイッチ1が操作されてから扉開閉装置2が扉を開
く動作を開始するまでに、3〜5秒間の遅延時間を与
え、この遅延時間にわたり扉の外に降りる人があること
を表示手段7に表示する。
【0015】表示手段7の表示は、車外表示手段8によ
り乗車しようとする客に対し、降車客のあることを示す
表示、例えば、“降りる方があります”が表示されると
ともに、音声表示手段9によりあらかじめ蓄積されてい
る降車客のあることを示すメッセージ、例えば、“お降
りの方がおられます。しばらくお待ち下さい”がスピー
カ10から拡声される。
【0016】タイマ回路6により与えられた遅延時間が
経過すると、扉開閉装置2が動作し扉を開状態にする。
このとき、ダイオードDに電流が流れメモリ回路はリセ
ットされる。すなわち、メモリ回路4からの出力がなく
なるので、制御回路5の切換スイッチ5aは実線で示す
位置に戻り、運転席降車表示器11が消灯するととも
に、メモリ回路4がクリアされリセット状態になる。降
車および乗車が完了し、運転者がドアスイッチ1を実線
で示す“閉”の位置に操作すると、扉開閉装置2が扉を
閉じる。
【0017】降車合図スイッチ3は間違って操作される
ことがあるが、このような場合には運転者がリセットス
イッチ12を操作することにより、メモリ回路4に記憶
された降車合図スイッチ3の操作はクリアされる。
【0018】乗客により降車合図スイッチ3が操作され
ない場合には、メモリ回路4に記憶されないので、運転
席降車表示器11および制御回路5へのメモリ回路4か
らの出力はなく、したがって、制御回路5の切換スイッ
チは実線で示す位置にあり、ドアスイッチ1が操作され
ると、直ちに扉開閉装置2が起動して扉を開状態にす
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、乗
客の降車合図スイッチ操作により、自動的に乗車客に対
し降車客のあることを表示することができ、運転者が乗
降客の整理に手間取ることがなくなり、そのために発生
する運行遅れをなくすることができる効果がある。さら
に、降車客のあることを示す表示が点灯表示および音声
表示によって行われるので、視覚障害者あるいは聴覚障
害者であっても認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例における表示手段の配置例を示す
斜視図。
【符号の説明】
1 ドアスイッチ 2 扉開閉装置 3 降車合図スイッチ 4 メモリ回路 5 制御回路 5a 切換スイッチ 6 タイマ回路 7 表示手段 8 車外表示手段 9 音声表示手段 10 スピーカ 11 運転席降車表示器 12 リセットスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席に配置されたドアスイッチの操作
    により起動する扉開閉装置と、乗客が操作する位置に配
    置された降車合図スイッチと、この合図スイッチが操作
    されたことを記憶するメモリ回路とを備えたバスにおい
    て、 このメモリ回路に降りる人ありが記憶されているときに
    前記ドアスイッチが操作されてから前記扉開閉装置が扉
    を開く動作を開始するまでに遅延時間を与えるタイマ回
    路を設け、この遅延時間にわたり扉の外に降りる人があ
    ることを表示する表示手段を備えたことを特徴とするバ
    ス。
  2. 【請求項2】 表示手段は、前記ドアスイッチの操作に
    連動して起動され蓄積された音声を扉近傍の車外に向け
    て拡声する音声表示手段である請求項1記載のバス。
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