JPH0718640Y2 - 自動液体配合装置 - Google Patents

自動液体配合装置

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JPH0718640Y2
JPH0718640Y2 JP290492U JP290492U JPH0718640Y2 JP H0718640 Y2 JPH0718640 Y2 JP H0718640Y2 JP 290492 U JP290492 U JP 290492U JP 290492 U JP290492 U JP 290492U JP H0718640 Y2 JPH0718640 Y2 JP H0718640Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、広い分野の各種液体を
定点で自動配合計量、調合する自動液体配合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の液体配合装置は、印刷
インキ、塗料、合成樹脂、食品、化粧品及び医薬品など
の製造工程にあって、例えば数種の液体原料を所定量づ
つ計量して単一の容器に充填する作業などに用いられ
る。この種の装置の従来例としては、特開昭59-153127
号公報(米国特許第4,637,527号、英国特許出願GB206
0563A)に開示されたものがある。即ち、異種の液体を
注出する複数のノズルが放射状に配置され、これらノズ
ルの中心部位では容器が待機している。各ノズルにはそ
れぞれ駆動装置が備わっていて、制御プログラムに基づ
いてノズルを順次選択して駆動させ、各ノズルから液体
を計量して注入することにより単一容器に異なる液体を
設定された混合比で調合、配合するシステムである。こ
の種の配合装置の場合、ノズル装置を例えば40本以上
といったように多数配置することでコスト低減を図って
いる。前述の公報に記載された装置では、多数のノズル
装置の個々に駆動装置が備わっていて、個別に駆動装置
を作動させてノズルを注出位置まで引き込む構造となっ
ている。また、一般に固定容器に多種液体を供給するノ
ズルヘッダー方式と呼ばれる配合方式にあっては、例え
ば多数のノズルヘッダー(短管)に接続し、ヘッダーの
端部を容器に接続して、各ノズルから異種の液体を容器
内に順次注入するシステムである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このノズル
ヘッダー方式の場合、単一容器に対して多数のノズル装
置で共通ヘッダー部を介して異種の液体を注入するシス
テムのため、ヘッダー部の周辺が汚濁するいわゆるコン
タミネーションを嫌う調合や配合に不適である。また、
先の公報の配合装置にあっては、容器の注入口形状も多
数のノズル装置による個別注入方式であるからこれまで
は開放形にせざるを得ず、注入される液体が取扱い上危
険物であったり、悪臭を伴うものや毒性を有するものに
は不向きである。また、同じく先の公報の装置では、放
射状に配置されたノズル装置の個々が駆動装置を装備し
ているために、装置全体が大型化して大きな設置スペー
スを占有する不都合の他、配線や空油圧配管が非常に複
雑多岐にわたって保守点検も困難となるなどコスト高の
要因になっている。従って、本考案の目的は、特に密閉
状の容器に用いられて取扱いに注意を要する液体の計量
調合や配合に最適であり、全体が非常にコンパクトな自
動液体配合装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案による自動液体配
合装置は、放射状に配置されかつそれぞれ先端に注出弁
が設けられた多数の液体注出用のノズル装置と、放射状
のノズル装置の中心に配置されかつ選択されたノズル装
置の1つを注出位置である定点軸線上に引き込むノズル
選択引込み装置と、引き込まれたノズル装置の注出弁を
設定開度で開く開弁装置と、可撓性の注入口部を有しこ
の注入口部にノズル装置の注出弁が接続されて液体が注
入される容器と、注出弁を容器の注入口部に接続する継
手装置と、を含み、継手装置が、定点軸線に平行に上下
方向へ延びる案内溝が設けられた本体と、案内溝に案内
されて上下動可能に本体に支持されかつ定点軸線上に引
き込まれたノズル装置の注出弁に係合して保持する上部
継手アームと、案内溝に案内されて上下動可能に本体に
支持されかつ容器の注入口部を係合保持して定点軸線上
のノズル装置の注出弁に接続させる下部継手アームと、
を備えた構成となっている。
【0005】
【作用】装置の起動によって、ノズル選択引込み装置が
作動して放射状に配置されたノズル装置の1つに対応す
る角度位置へ回動し、この選択されたノズル装置を注出
部位の定点軸線上に引き込んで位置決めする。次いで、
継手装置が作動して、ノズル装置の注出弁に対して容器
の注入口部を自動的に接続させる。注出弁に対して容器
の注入口部にずれがあっても、可撓性を有する注入口部
の弾性変形又は移動によってそのずれを修正でき、計量
制度に影響を及ぼすことはない。これより開弁装置が設
定開度で開き、以下、複数のノズル装置を順次選択して
注出させることにより、液体を計量して容器に注入す
る。このようにして容器に異なる多種の液体を設定混合
比で注入する。
【0006】
【実施例】以下、本考案による自動液体配合装置の実施
例を図面に基づいて説明する。図1〜図3において、装
置の主要構成は、放射状に配置されかつそれぞれ先端に
注出弁13が設けられた多数の液体注出用のノズル装置
10と、放射状のノズル装置10の中心に配置されかつ
選択されたノズル装置10の1つを中心の注出位置に引
き込むノズル選択引込み装置20と、引き込まれたノズ
ル装置10の注出弁13を設定開度で開く開弁装置30
と、可撓性の注入口部51を有しこの注入口部51にノ
ズル装置10の注出弁13が接続されて液体が注入され
る容器50と、注出弁13を容器50の注入口部51に
接続する継手装置80である。
【0007】図2及び図3で明らかなように、実施例で
は例えば40個(以上の場合もある)のノズル装置10
が架台1の上段横桁2に同一円周上で放射状に配置して
あり、例えばリキッドインキ用原料液等にあって、ノズ
ル装置10の1つを選択して順次配合すべく異種の液体
を注出させるようになっている。各ノズル装置10の口
径(注出ノズル部13a)は例えばJIS 25Aのも
のであり、1回の配合運転あたり最大の計量品数はノズ
ル装置数(実施例では40個)である。各ノズル装置1
0の注出管11の基端は上段横桁2で継手12に支持さ
れて液体槽(図示せず)に接続されている。ノズル装置
10の放射状配置は同一円周上で360°全周にわたら
ず、310°程度の周に等間隔で配置されている。この
理由は、360°全周に均等配置することも可能である
が、周の一部の50°程度をノズル装置10を配置しな
い空間スペースとすることで、配線や配管のハーネス類
の振り回し具合と、作業人員の保守点検スペースを考慮
したものである。
【0008】図4及び図5に示すように、各ノズル装置
10においては、注出管11の先端に注出弁13が取り
付けられ、注出管11を中段横桁3でブラケット14を
介し回動可能に支持させて、先端の注出弁13が径方向
の中心に向かって定位置(図3の二点鎖線)から移動可
能である。注出弁13は実施例では二方向ボール弁が用
いられ、最下部には注出ノズル部13aを有し、弁ハウ
ジング13bから突出させた弁体コック13cの先端外
部には矩形状の回転レバー13dが固定してある。ま
た、注出管11には先端の注出弁13と回動支点のブラ
ケット14との間の好適位置に引込みフック15(図3
参照)が設けられ、この引込みフック15に次に述べる
ノズル選択引込み装置20の引込みアーム装置28が係
脱するようになっている。
【0009】図6〜図8に示すように、ノズル選択引込
み装置20は、前述のように放射状に配置された多数の
ノズル装置10の中心部位に配置されて中段横桁3に固
定され、コンピュータによる電子制御ユニット60から
の制御プログラム信号によって、ノズル装置10の1つ
を選択して中心の注出部位に引き込むための装置であ
る。図6及び図7において、装置20は、架台1の中段
横桁3に固定されたACサーボなどによるモータ21と
減速機22などから構成される駆動部を有し、この駆動
部の回転を継手23から伝達されるシャフト25を有す
る。このシャフト25はスリーブ26を介して中段横桁
3に回転自在に支持され、このシャフト25に連結され
て垂下した旋回フレーム27に回動を伝達するようにな
っている。図7で明らかなように、旋回フレーム27は
角材やC型鋼により門形に形成され、この旋回フレーム
27には垂直方向の縦軸線に対して傾斜した引込みアー
ム装置28が取り付けられている。従って、引込みアー
ム装置28は旋回フレーム27に伴って前述のように3
10°程度の回転が可能である。図2のように、310
°の両端部位には、旋回フレーム27に伴った引込みア
ーム装置28の旋回を310°の範囲に規制するため
に、上下限位置を検出する例えばフォトカプラ等による
位置検出センサや近接スイッチ4、5の類が設置してあ
る。
【0010】ノズル選択引込み装置20において、旋回
フレーム27の回転角度位置の制御は、多数のノズル装
置10の1つを順次選択するプログラムに基づいて行わ
れる。選択順序は配合される液体の種類や量によって設
定されるものであり、特定のプログラムに限定されるも
のではない。実施例では、サーボモータ21にロータリ
エンコーダを内蔵して回転位置の検出が可能な型式のも
のを用い、現位置に対する回転角度位置の比較判断、加
減演算等の一連の制御が行われる。
【0011】ここで、図6及び図7において、引込みア
ーム装置28は、ロッド28bが延び出る油圧式又は空
圧式のシリンダ28aを有し、ロッド28bの先端には
前述のノズル注出管11の引込みフック15に係脱する
係止フック28cが設けられている。シリンダ28aの
両側には支持及びロッド案内用のフレーム28dが取り
付けられている。また、引込みアーム装置28には、ロ
ッド28bの押出し位置検出用及び引込み位置検出用の
各近接スイッチ28e、28fなどロッド移動の制御に
伴う位置センサ、そして安全面を考慮したロッド28b
の後退時減速用検出センサ、供給エアの出し入れ検出セ
ンサ等の各種検出手段を配備してある。
【0012】また、拡大された図8に示すように、旋回
フレーム27には引込みアーム装置28の下位に開弁装
置30が設けられ、選択して引き寄せた1つのノズル装
置10の注出弁13を、各ノズル装置10ごとに設定さ
れた任意の弁開度で開くようになっている。この開弁装
置30は、弁開閉機構部として、例えば空圧シリンダ3
1(図1参照)からのエアの供給を受けて作動するアク
チュエータ32を有し、アクチュエータ32の出力軸3
2aには角形状の弁開閉板33が取り付けられ、ポジシ
ョナ(図示せず)によってアクチュエータ32の作動を
調整して弁開閉板33を所定の回転角度で回動させるよ
うになっている。弁開閉板33には4個のガイドローラ
34が取り付けてあり、この4個のガイドローラ34で
前述のノズル注出弁13の回転レバー13dを抱き込ん
で保持可能である。即ち、アクチュエータ32の作動に
よって弁開閉板33が回動し、この回動でノズル注出弁
13の開閉レバー13dを回転させる構造である。注出
弁13の保持を確実にして位置決めするために保持ロー
ラ(クランプ部)35も設けてある。
【0013】再び、図1において、開弁装置30の下方
で注出位置には注出弁13から注出された液体の液垂れ
受けトレイ40が配置され、液体の所定量を注出して閉
弁された注出弁13からの微量の液体滴下分を収集する
ようになっている。トレイ40には収集タンク41が設
けられ、このタンク41には液体の溢れを防止するため
に警報用のアラームが取り付けることも可能である。更
に、この下方には注入容器50が待機し、容器50は計
量器70に担持されている。容器50は、次に述べる継
手装置80を介して注出弁13との接続のために、全体
が密閉されたその頂部に注入口部51が設けられてい
る。注入口部51は先端に口金52を有し、この口金5
2には面一にアーム受部53が設けられている。また、
口金52はアコーディオン式で伸縮自在な可撓部54に
担持されている。可撓部54は自立可能な程度の弾性を
有し内部を液体の通過が可能である。可撓部54は実施
例の図示のようなアコーディオン式の構成に替えて蛇腹
状とか、所定の弾性を有する筒体及び二重管構造の筒体
なども可能である。また、可撓部54の構造が自立性に
欠ける場合は、これを支持するセットボルト等を立ち上
げることが好ましい。先の計量器70に代わる手段とし
て、各ノズル装置10の注出管11の好適部位にそれぞ
れ計量メータ等を取り付け、各ノズル装置10からの注
出量を制御するシステムも可能である。
【0014】一方、図9及び図10は、本考案の骨子で
ある継手装置80を示している。この継手装置80は開
弁装置30と容器50との間に配置され、本体81は旋
回フレーム27の下端部に固定支持されている。この本
体81には上下方向に延びる案内溝82が設けられ、案
内溝82の上下端近傍では上部継手アーム83及び下部
継手アーム84が案内されて単独での移動が可能に支持
されている。上部継手アーム83は案内溝82から外部
に突出して先端でU形になっており、基端で本体81に
内蔵された駆動装置に接続されている。実施例では、こ
の上部継手アーム83は案内溝82を大きくは移動せ
ず、注出弁13の先端の注出ノズル部13aに張り出し
て設けられた鍔状のアーム受フランジ13eに係脱する
のに支障とならない逃げ程度の距離で上下動する。
【0015】これに対して、下部継手アーム84も上部
継手アーム83と同様な形状で案内溝82から外部に突
出し、案内溝82での上下移動距離は上部継手アーム8
3よりも大きく設定され、しかも水平方向への振り回し
動作も可能に本体81に支持されている。従って、下部
継手アーム84はこうした上下水平動作によって、前述
した容器50の注出口部51をアーム受部53を介して
自在に係合して保持可能である。
【0016】次に、以上の構成による実施例の自動液体
配合装置の動作態様及び作用を説明する。液体を計量配
合する容器50が例えばコンベアで搬送され、注出中心
にて待機している。また、各ノズル装置10は図1及び
図3の二点鎖線の復帰位置に待機し、ノズル引込みアー
ム装置28のロッド28bは延びた状態にある。即ち、
ロッド先端の係止フック28cが待機中の各ノズル注出
管11の引込みフック15に係合できる位置となってい
る。装置の起動により、ノズル選択引込み装置20が作
動を開始し、制御プログラムに基づいた順序で制御信号
が電子制御ユニット60から駆動部に送出される。旋回
フレーム27は選択された第1番目のノズル装置10を
引き込むべく、その対象ノズル装置10に対応した回転
角度で回転して停止する。
【0017】これより、制御信号がノズル引込みアーム
装置28に送られ、ロッド28bがシリンダ28a内に
引き込む方向に後退する。この後退動作で、先端の係止
フック28cが対象のノズル注出管11の引込みフック
15に係合し、そのままノズル装置10全体がブラケッ
ト14を回動支点にしてリターンスプリング16に抗し
て中心部位に向かい移動する。
【0018】図6以下の図は、選択されたノズル装置1
0の注出弁13が開弁装置30に保持され、注出位置に
セットされた状態を示している。開弁装置30に保持さ
れたノズル装置10は注出部位である定点軸線(図中C
−C線)上に位置する。また、この段階で、継手装置8
0の上部継手アーム83がアーム受部13eに上方から
係合して注出弁13を位置決めすることになる。
【0019】このとき、下方で待機している容器50に
対しては、継手装置80の下部継手アーム84が容器5
0の注入口部51にアーム受部53の下方から支えるよ
うにして係合する。仮に、ノズル装置10の注出弁13
が位置決めされた定点軸線C−C線に容器50の注入口
部51の軸線がずれているような場合、このずれは下部
継手アーム84の上下もしくは水平方向への振り回し動
作によって可撓部54の弾性変形で修正される。図示例
の場合、下部継手アーム84が案内溝82に案内されて
上昇し、保持した容器50の口金52を上方の注出弁1
3に接続させる。
【0020】このようにして選択されたノズル装置10
が容器50に接続され、セットされたことが検知される
と、注出弁13を設定された弁開度で開くべく、制御信
号が開弁装置30に向けて送出される。制御信号によっ
てアクチュエータ32は空圧シリンダ31からのエアの
供給を受け、ポジショナによる調整で出力軸32aが所
定の回転角度で回動する。弁開閉板33の4個のガイド
ローラ34で抱き込まれたノズル注出弁13の回転レバ
ー13dが回動し、その回動量に対応した開度で注出弁
13が開いて注出が始まる。
【0021】注出弁13からの液体は計量されつつ容器
50に注入される。定量注入前、開弁装置30側のアク
チュエータ32はポジショナによる調整を受け、予め設
定された閉弁まで閉じられる。完全に閉じるまでの間の
閉弁動作は連続的に制御される。次いで、開弁装置30
側の完全閉弁位置が確認されて注出弁13が完全に閉じ
られ、注出が完了する。この完了時の信号を受けてノズ
ル選択引込み装置20が再び作動し、ロッド28bが突
出する方向に前進して終了したノズル装置10を元の復
帰位置まで送り戻す。以下、一連の手順で多数のノズル
装置10が順次選択されて単一の容器50への注入が繰
り返され計量配合される。これから明らかなように、特
に危険物扱いの異種の液体や、毒性及び悪臭の強い液体
の調合、配合に好適である。
【0022】なお、実施例の継手装置80においては、
定点軸線C−C上に位置決めされた注出弁13に対し
て、容器50の注入口部51を下方から下部継手アーム
84の上昇動作で接続される構造が説明された。逆に、
位置決めした容器50の注入口部51に対して上部継手
アーム83の下降動作でノズル装置10側の注出弁13
を接続させる構造も可能である。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による自動
液体配合装置は、放射状に配置された多数のノズルに対
して、中央配置された単一のノズル選択引込み装置で任
意のノズルの1つを選択し、密閉状の単一注入容器に異
種の液体を注入するシステムであるから、液体が特にコ
ンタミネーションを嫌い、危険物扱いのものの調合、配
合に最適である。しかも、装置機構が非常に簡素化さ
れ、それによって装置のコスト低減が可能で、日常の保
守点検も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による自動液体配合装置の実施例の正
面組立図
【図2】 装置の平面図
【図3】 ノズルの動作態様を示す正面図
【図4】 ノズル注出弁の拡大側面図
【図5】 ノズル注出弁の拡大正面図
【図6】 ノズル選択引込み装置の側面組立図
【図7】 ノズル選択引込み装置の正面組立図
【図8】 開弁装置の部分組立図
【図9】 実施例の継手装置の正面図
【図10】継手装置の側面図
【符号の説明】
10..ノズル、11..注出管、13..注出弁、1
3d..開閉レバー、13e..アーム受部、15..
引込みフック、20..ノズル選択引込み装置、2
1..サーボモータ、27..旋回フレーム、28..
ノズル引込みアーム装置、28c..係止フック、3
0..開弁装置、32..アクチュエータ、33..弁
開閉板、50..容器、51..注入口部、53..ア
ーム受部、54..可撓部、60..電子制御ユニッ
ト、70..計量器、80..継手装置、82..案内
溝、83..上部継手アーム、84..下部継手アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山田 英雄 東京都豊島区高田3丁目29番5号 綜研化 学株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−153127(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に配置されかつそれぞれ先端に注
    出弁が設けられた多数の液体注出用のノズル装置と、放
    射状のノズル装置の中心に配置されかつ選択されたノズ
    ル装置の1つを注出位置である定点軸線上に引き込むノ
    ズル選択引込み装置と、引き込まれたノズル装置の注出
    弁を設定開度で開く開弁装置と、可撓性の注入口部を有
    しこの注入口部にノズル装置の注出弁が接続されて液体
    が注入される容器と、注出弁を容器の注入口部に接続す
    る継手装置と、を含み、 継手装置が、定点軸線に平行に上下方向へ延びる案内溝
    が設けられた本体と、案内溝に案内されて上下動可能に
    本体に支持されかつ定点軸線上に引き込まれたノズル装
    置の注出弁に係合して保持する上部継手アームと、案内
    溝に案内されて上下動可能に本体に支持されかつ容器の
    注入口部を係合保持して定点軸線上のノズル装置の注出
    弁に接続させる下部継手アームと、を備えたことを特徴
    とする自動液体配合装置。
JP290492U 1992-01-30 1992-01-30 自動液体配合装置 Expired - Lifetime JPH0718640Y2 (ja)

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