JPH07186123A - 無石綿押出成形セメント建材の製造方法 - Google Patents

無石綿押出成形セメント建材の製造方法

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JPH07186123A
JPH07186123A JP34604093A JP34604093A JPH07186123A JP H07186123 A JPH07186123 A JP H07186123A JP 34604093 A JP34604093 A JP 34604093A JP 34604093 A JP34604093 A JP 34604093A JP H07186123 A JPH07186123 A JP H07186123A
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JP
Japan
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pulp
mixture
kneading
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water
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JP34604093A
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Kiyoshi Kamiya
清志 神谷
Seiichi Egami
誠一 江上
Yutaka Yamada
裕 山田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 無石綿押出成形セメント原料混合物の湿式混
練にあたり、押出セメント原料混合物に練り混ぜ水とし
て、練り混ぜ水の20重量%〜40重量%の清水を添加
して混練し、練り混ぜ水の残部としてパルプをあらかじ
め湿式解繊して作製したパルプスラリーを用い、該パル
プスラリーを2回に分けて前記混練物に添加することを
特徴とする無石綿押出成形セメント建材の製造方法であ
り、パルプスラリー濃度が20重量%〜50重量%であ
る。またパルプスラリーを2回に分割する場合、両者の
割合は、任意であり、好ましくは1:3〜3:1がよ
い。更に好ましくは1:1である。 【効果】 パルプの分散性に優れ、更にはより曲げ強度
が高く、かつ製品品質のばらつきが少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石綿が混入されていな
い、いわゆる無石綿の押出成形セメント建材の製造方法
に関し、更に詳しくは建築物の外壁や間仕切り壁に使用
される無石綿の押出成形セメント建材であって、該建材
の曲げ強度が高く、かつ製品品質のばらつきの少ない優
れた無石綿の押出成形セメント建材の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート製品の一つに押出成形セメ
ント板又は押出成形セメント建材があり、これは従来建
築物の外壁又は間仕切壁に使われている。この押出成形
セメント建材は、製造に際し、良好な押出成形性及び強
度を得るために石綿を混入することが行われているが、
近年、石綿は長期間の風化により人体への悪影響が問題
となり、これに代わる材料の出現が望まれている。この
石綿代替物質として、ワラストナイト等の無機質繊維、
パルプ等の天然有機繊維及び合成繊維について検討が試
みられてきた。
【0003】従来、石綿代替物質として、パルプを使用
する場合の押出成形建材の製造方法は、図2及び図3に
示される如き方法である。図2では、セメント配合成分
43として、セメント、骨材、無機質添加材、解繊され
たパルプ、増粘助剤等が用いられ、まずミキサー4に前
記セメント配合物43を導入し、十分混合した後、清水
9を添加して湿式混合52をミキサー4で均一に混合し
て押出原料混合物6を得る。ついで押出成形工程(7)
で押出成形機により押出し成形する。更に得られた押出
成形板はオートクレーブ中で高温・高圧養生(8)を行
い製品とする。
【0004】また図3に示されている従来の他の押出成
形建材の製造方法では、図2においてセメント配合物中
に添加されている解繊されたパルプ45を湿式混合工程
で添加するもので、したがって乾式混合51でミキサー
4にセメント、骨材、無機質添加材、増粘助剤等のセメ
ント配合物44を入れて乾式混合した後、清水9を入れ
て湿式混合(52)する。この湿式混合52に際し、解
繊パルプ45を添加し、十分混合する。得られた押出原
料混合物6を押出し成形(7)した後、高温・高圧養生
(8)を行う方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2及
び図3に示される製造方法では、上記代替繊維の中でパ
ルプは、従来解綿機等により乾式粉砕されたものが使用
されてきたが、パルプの繊維は、繊維長が長く、繊維径
が大きいので、補強効果が期待できるが、セメント、骨
材、無機質添加材及び増粘助剤を含む配合物(以下、固
形分と略す)とともに、乾式混合51を行う場合、パル
プの分散が悪く、またパルプと固形分とのなじみが悪い
等の理由により、パルプが集束しファイバーボールを形
成する。更に、練り混ぜ水を添加し、混練を行った後に
おいても、乾式混合で形成されたファイバーボールが残
存、押出セメント原料混合物中のパルプの分散は不良と
なり、十分な繊維補強効果が得られなかった。
【0006】そこで、本発明者は、前述の如きファイバ
ーボールの形成がなく、補強効果が期待できる押出セメ
ント原料混合物を得るべく種々研究した結果、パルプを
乾式混合ではなく、予め水に浸漬して解繊する、いわゆ
る湿式解繊を行った後、得られたパルプスラリーを練り
混ぜ水の一部として使用し、まず押出セメント原料混合
物に清水を添加して混練した後、残部の練り混ぜ水とし
て該パルプスラリーを2回に分けて添加し、混練するこ
とにより初期の課題が解決されると共にいっそう良好な
混練を行うことができることを見出し、この知見により
本発明はなされたものである。したがって、本発明が解
決しようとする課題は、乾式解綿したパルプを使用する
ことにより生じる不具合、即ちファイバーボールの形成
がなく、パルプの分散性に優れ、更にはより曲げ強度が
高く、かつ製品品質のばらつきの少ない無石綿押出成形
セメント建材の製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しょうとす
る課題は、以下の各発明によって、それぞれ達成され
る。
【0008】(1)セメント、骨材、無機質添加材及び
増粘助剤を含む配合物からなる押出セメント原料混合物
を乾式混合した後、該混合物に練り混ぜ水を加えて湿式
混練して押出セメント原料混練物を形成し、該押出セメ
ント原料混練物を押出し成形し、ついで高温・高圧養生
することを特徴とする無石綿押出成形セメント建材の製
造方法において、前記押出セメント原料混合物の湿式混
練にあたり、前記押出セメント原料混合物に前記練り混
ぜ水として、該練り混ぜ水の20重量%〜40重量%の
清水を添加して混練し、ついで、前記練り混ぜ水の残部
としてパルプをあらかじめ湿式解繊して作製したパルプ
スラリーを用い、該パルプスラリーを2回に分けて前記
混練物に添加することを特徴とする無石綿押出成形セメ
ント建材の製造方法。
【0009】(2)湿式解繊を行う前に水にパルプを5
時間〜1日間浸水することを特徴とする前記第1項に記
載の無石綿押出成形セメント建材の製造方法。
【0010】(3)練り混ぜ水として添加される清水と
パルプスラリーの順序がパルプスラリー−清水−パルプ
スラリーの順であることを特徴とする前記第1項又は第
2項のいづれかに記載の無石綿押出成形セメント建材の
製造方法。
【0011】(4)パルプスラリー濃度が20重量%〜
50重量%であることを特徴とする前記第1項、第2項
又は第3項のいづれかに記載の無石綿押出成形セメント
建材の製造方法。
【0012】以下、本発明を更に詳しく説明すると、本
発明に用いられる練り混ぜ水は、通常、20重量%〜3
0重量%が用いられる。この練り混ぜ水のうち、20重
量%〜40重量%の清水が、最初に押出セメント原料混
合物に添加されて混練され、ついで練り混ぜ水の残部の
清水がパルプスラリーの形態で添加される。このパルプ
スラリーは、補強繊維となるパルプに水を加え、パルパ
ー、リファイナー等の解繊機を用いて高速回転力により
解繊し、十分に混合されたパルプスラリーを作製する。
この解繊機は、通常解繊機の技術分野では周知のもので
ある。
【0013】本発明に用いられるパルプスラリーは、練
り混ぜ水として用いられる清水の添加混練の後に添加さ
れるが、このパルプスラリーは、2回に分けて添加する
ことにより十分均一な押出セメント原料混練物を得るこ
とができるものである。またパルプスラリーを2回に分
割する場合、両者の割合は、任意であり、好ましくは
1:3〜3:1がよい。更に好ましくは1:1である。
【0014】本発明では、パルプの解繊の前処理とし
て、パルプを数時間〜1日間浸水し、十分に水を浸みこ
ませておくことが好ましい。この際、パルプスラリー濃
度を把握しておく必要があるが、前記パルプスラリー濃
度は、練り混ぜ水の20重量%〜40重量%の清水を除
いた残部水量にパルプを分散したもので、20重量%〜
50重量%である。
【0015】本発明においては、押出セメント原料混合
物に予め練り混ぜ水の20重量%〜40重量%の清水を
添加して混練するが、この清水の添加量が20重量%未
満では十分な混練ができない。また40重量%を越える
と、この後添加されるパルプスラリー濃度が高くなり過
ぎてこ均一な混練に時間がかかり過ぎ効率的に不適当で
ある。練り混ぜ水として、清水とパルプスラリーを用い
る場合において、これらの濃度の算出は、以下の数1に
記載される計算式により行えばよい。
【0016】
【数1】
【0017】
【数2】
【0018】一方、本発明に用いられる押出セメント原
料混合物は、セメント、骨材、無機系添加材及び増粘助
剤を含む配合物であり、この配合物は乾式混合された乾
燥物からなり、レディゲミキサー、ヘンシェルミキサ
ー、オムニミキサー等の高速ミキサーで乾式にて十分な
粉体混合を行う。これらの中で特に好ましいのは、レデ
ィゲミキサーである。この高速ミキサーによる混合時間
は、2分〜10時間であり、好ましくは3分〜5分であ
る。ついで高速ミキサー中の得られた乾式混合物に、前
述の如く作製したパルプスラリーを所定量添加し、同ミ
キサーにて更なる混練を加える。ミキサーへ添加するパ
ルプスラリーの順序は最初に清水を添加し混練し、つい
でパルプスラリーを2回に分けて添加して混練する。こ
の際パルプスラリーの第1回目の添加から第2回目の添
加までの間は、十分な混練が行われ、その混練時間は2
分〜5分が好ましい。またパルプスラリーを2回に分け
て、最初に第1回目のパルプスラリーの添加、混練を行
い、ついで清水の添加、混練を行い、更に残りの第2回
目のパルプスラリーの添加、混練を行ってもよい。好ま
しくは前者の最初に清水を添加し混練し、ついで2回に
分けてパルプスラリーを添加して混練する方法である。
【0019】この混練により得られた押出セメント混練
物は、ファイバーボールの形成がなく、パルプの分散性
の良好な押出原料混練物が得られる。この混練時間は、
ファイバーボールがなく、パルプの分散性の良好となる
時間行えばよく、清水を加えて混練する時間は、2分〜
10分時間であり、好ましくは3分〜5分である。混練
時間が2分未満では、パルプの分散が十分でなく、また
混練時間が10分を越えても分散性がこれ以上良くなら
ない。また第2回目のパルプスラリーを添加して混練す
る時間は、2分〜10分であり、好ましくは3分〜5分
である。混練時間が2分未満では、パルプの分散が十分
でなく、また混練時間が10分を越えても分散性がこれ
以上良くならない。
【0020】前述の如き方法でパルプを分散した押出セ
メント原料混練物を使用することで、パルプが十分に分
散しているので、この混練物を用いて押出し成形した製
品は十分な補強効果を得、曲げ強度が高く、ばらつきの
少ない押出成形セメント建材が得られる。本発明に用い
られるパルプは、NBKパルプ、LBKパルプ、木綿パ
ルプ、麻パルプ等のシート状のパルプ、又、故紙等の塊
状のパルプ等、未解繊のもの等が用いられる。湿式解繊
に用いるパルプとしては、乾式にて解繊したパルプを用
いても良いが、コストを考えるとシート状もしくは塊状
のパルプを用いる方が価格が低廉であり、製品コストが
安価となるため有利である。
【0021】本発明に用いられるセメントは、特に限定
されるものではなく、普通ポルトランドセメントを始
め、高炉セメント、シリカセメント、フライアッシュセ
メント等の混合セメント、アルミナセメント等、任意の
ものが用いられる。骨材は細骨材であり、通常この技術
分野において知られている川砂、海砂、砕石等が挙げら
れる。無機質添加材としては、ワラストナイト、マイ
カ、粘土等が挙げられる。本発明に用いられる増粘助剤
としては、メチルセルロース、エチルセルロース、C.
M.C等が挙げられる。更に本発明に用いられる押出セ
メント原料混合物の乾式混合において、セメント、骨
材、無機質添加材及び増粘助剤の各成分は任意の組合せ
の順序で混合される。
【0022】
【作用】本発明によれば、押出セメント原料混合物の混
練にあたり、あらかじめパルプを高速水流下で十分に解
繊し、かつ分散して得られたパルプスラリーを、前記押
出セメント原料混合物に、練り混ぜ水の一部の清水を加
えて混練した後、更にあらかじめパルプを高速水流下で
十分に解繊し、かつ分散して得られたパルプスラリーを
2回に分けて添加して十分混練を行うことで、パルプの
分散性がよりいっそう良好で、ファイバーボールの認め
られない押出セメント原料混練物が得られ、それを使用
することで、いっそうの押出成形性の向上、繊維の補強
効果が発現する。製品中のパルプの均一化等の効果が得
られ、より曲げ強度が高く、かつ品質のばらつきの少な
い無石綿押出成形セメント板を製造することが可能とな
るものである。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて更に詳細に説
明するが、本発明は、これらの例によって限定されるも
のではない。
【0024】実施例1 図1に示される押出成形セメント建材の製造方法におい
て、セメント40重量%、骨材16重量%、無機質添加
材としてワラストナイト40重量%及び増粘助剤として
メチルセルロース1重量%からなる配合物41を作製し
た。一方、パルプ3はLBKパルプ(シート状)を使用
し、パルプの解繊、分散には、富士式スーパーパルパー
(富士製作所製)を使用した。練り混ぜ水のうち、所定
量の清水に、所定量のパルプを投入、10分間混合し、
表1記載の濃度を有するパルプスラリー2を得た。
【0025】前記配合物41を所定割合に計量して、レ
ディゲミキサー(松坂貿易製)4に入れ、5分間乾式混
合(51)した後、練り混ぜ水の30重量%に相当する
清水を添加して3分間混練した。ついで表1記載のパル
プ添加量になるように、パルプスラリーを投入するが、
このパルプスラリーを2分割した。このうちの一方のパ
ルプスラリー(21)を加え、5分間の湿式混合(5
2)を行い、ついで残りのパルプスラリー(22)を加
え、5分間の湿式混合(52)を行い、押出原料混合物
6を得た。さらに押出成形工程6で小型押出機(石川時
鉄工所製)を用い、押出成形を行い、幅70mm、厚み
15mm、長さ200mmの押出成形セメント板を得
た。この押出成形セメント板を20℃で24時間の前置
きをした後、オートクレーブ養生を温度170℃で圧力
8kgf/cm2 下で8時間行った。このようにして得
られた無石綿の押出成形セメント板の物性を測定した。
曲げ強度とばらつきを調べるために試験体数(n)を2
0個ずつとした。表1において、注1の曲げ強度、ばら
つきは、n=20における最大値−最小値の値である。
比較例で使用した注2のパルプは、LBKパルプを乾式
にして解繊したものを使用した。
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかなように、LBKパルプを
使用し、パルプを湿式により解繊して分散することによ
り形成したパルプスラリーを2回に分けて練り混ぜ水と
して用いることにより、曲げ強度が高く、曲げ強度のば
らつきが小さくなることが明らかである。また麻パルプ
のスラリーを使用した場合でも同様に本発明の効果が得
られた。なお、練り混ぜ水として添加される清水又はパ
ルプスラリーの順序をパルプスラリー−清水−パルプス
ラリーとした場合も、本発明の効果が得られた。
【0028】
【発明の効果】本発明のパルプを使用する押出成形セメ
ント建材の製造方法において、練り混ぜ水として、該練
り混ぜ水の20重量%〜40重量%の清水を添加して混
練し、ついで練り混ぜ水の残部をパルプスラリーの形態
で2回に分けて添加することにより、乾式解綿したパル
プを使用することにより生じる不具合、即ちファイバー
ボールの形成がなく、パルプの分散性に優れ、更にはよ
り曲げ強度が高く、かつ製品品質のばらつきの少ない優
れた押出成形セメント建材が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押出成形セメント建材の製造方法の工
程図である。
【図2】従来の押出成形セメント建材の製造方法の工程
図である。
【図3】従来の押出成形セメント建材の別の製造方法の
工程図である。
【符号の説明】
1 パルパー(解繊機) 2 パルプスラリー 21 第1回目に添加されるパルプスラリー 22 第2回目に添加されるパルプスラリー 3 パルプ 4 ミキサー 41、43、44 セメント配合物 42 押出原料混合物の中間体 45 解繊パルプ 51 乾式混合 52 湿式混合 6 押出原料混合物 7 押出成形工程 8 高温・高圧養生工程 9 清水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 14:38 C 24:38 A 16:02) Z 103:44

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント、骨材、無機質添加材及び増粘
    助剤を含む配合物からなる押出セメント原料混合物を乾
    式混合した後、該混合物に練り混ぜ水を加えて湿式混練
    して押出セメント原料混練物を形成し、該押出セメント
    原料混練物を押出し成形し、ついで高温・高圧養生する
    ことを特徴とする無石綿押出成形セメント建材の製造方
    法において、前記押出セメント原料混合物の湿式混練に
    あたり、前記押出セメント原料混合物に前記練り混ぜ水
    として、該練り混ぜ水の20重量%〜40重量%の清水
    を添加して混練し、ついで、前記練り混ぜ水の残部とし
    てパルプをあらかじめ湿式解繊して作製したパルプスラ
    リーを用い、該パルプスラリーを2回に分けて前記混練
    物に添加することを特徴とする無石綿押出成形セメント
    建材の製造方法。
  2. 【請求項2】 湿式解繊を行う前に水にパルプを5時間
    〜1日間浸水することを特徴とする請求項1に記載の無
    石綿押出成形セメント建材の製造方法。
  3. 【請求項3】 練り混ぜ水として添加される清水とパル
    プスラリーの順序がパルプスラリー−清水−パルプスラ
    リーの順であることを特徴とする請求項1又は請求項2
    のいづれかに記載の無石綿押出成形セメント建材の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 パルプスラリー濃度が20重量%〜50
    重量%であることを特徴とする請求項1、請求項2又は
    請求項3のいづれかに記載の無石綿押出成形セメント建
    材の製造方法。
JP34604093A 1993-12-24 1993-12-24 無石綿押出成形セメント建材の製造方法 Withdrawn JPH07186123A (ja)

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