JPH07186085A - チューブ切断装置 - Google Patents

チューブ切断装置

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Publication number
JPH07186085A
JPH07186085A JP33761393A JP33761393A JPH07186085A JP H07186085 A JPH07186085 A JP H07186085A JP 33761393 A JP33761393 A JP 33761393A JP 33761393 A JP33761393 A JP 33761393A JP H07186085 A JPH07186085 A JP H07186085A
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JP
Japan
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tube
cutting
cutter
face
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP33761393A
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English (en)
Inventor
Koichi Kuwabara
浩一 桑原
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューブの良好な切断面が得られるととも
に、装置が安価に得られるチューブ切断装置を提供す
る。 【構成】 チューブを前記挿通孔13にガイドしつつ基
台12中央部側端面に導く挿通孔13が形成されたガイ
ド部材11と、このガイド部材11の前記挿通孔13が
開口する切断端面17aに摺接移動することによりチュ
ーブを切断するカッター15とを備えてなり、カッター
15は切断端面17aに対して傾斜して取り付けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細径のチューブをその
軸方向に対して垂直に切断する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ヘッド等の電子部品に用いられる極
細線にあっては、装置駆動中の切断や腐食等を防止する
ために合成樹脂等で形成されたチューブで被覆すること
が一般的であるが、このようなチューブは専用の長尺な
チューブを切断装置によって所望の長さに切断して使用
されている。従来、この種の切断装置としては、図5・
図6および図7に示すものが知られている。まず、図
5、図6に示す装置において説明すると、これらの図に
おいて符号1は基板2に上に設けられた固定フレームで
あり、この固定フレーム1に対向して可動フレーム3が
水平方向に移動調整可能に設けられている。そして、こ
の可動フレーム3には、長尺のチューブTを送給するチ
ューブ送給機構4と、このチューブ送給機構4によって
送給されたチューブTを切断する切断機構5とが並んで
配置されている。前記チューブ送給機構4は、漏斗状の
ガイド通路4aを有するガイド筒体4bと、このガイド
筒体4bのガイド通路4aに支持案内された長尺のチュ
ーブTを上下から挟持する2組(合計4個)の送給ロー
ラ4cと、これらの送給ローラ4cを回転させる回転機
構(図示せず)とから構成されている。
【0003】前記切断機構5は、チューブTを切断可能
な切断刃6と、この切断刃6を可動フレーム3の切断端
面7に沿って移動させる図示しない駆動機構とからな
り、前記切断刃6を前記切断端面7の上部から下部に向
かって移動させることにより前記可動フレーム3の切断
端面7に開口するチューブ挿通孔8から突出したチュー
ブTを切断するようになっている。この装置において、
切断刃6は、図6に示すように、厚さ方向中央部に刃先
9が位置し、この刃先9の両側方にすくい面10が形成
されたものであり、所謂両刃の刃物である。次に、図7
に示す装置について説明すると、この装置は、切断機構
を前記の装置と異ならせて構成したもので、この図に示
す切断機構は、切断端面7の前面に一対の片刃の切断刃
6a・6aを上下に対向配設し、これら切断刃6a・6
aを互いに衝接する方向に移動してチューブTを切断す
るようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5、図6
に示す装置は、切断刃6の刃先9と切断端面7との間に
隙間dがあるとともに、刃が両刃タイプであるため、切
断端面7が斜め切りとなったり、該端面7にバリが生じ
て充分な品質を安定して得ることが困難であり、このよ
うな端面形状やバリによって、前記チューブ切断装置で
切断したチューブTへの極細線の挿通やチューブTに挿
通した極細線の他の電子部品との接続時に不都合を生じ
るといった問題があった。
【0005】一方、図7に示す装置では、二枚の片刃の
切断刃6でチューブTを挟み切る構成であるため、切断
刃6aを駆動する機構が複雑となってコストが上昇する
といった問題があった。
【0006】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、チューブの良好な切断面が得られるとともに、装
置が安価に得られるチューブ切断装置を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のチューブ
切断装置では、チューブが挿通可能に形成された挿通部
を備え、該挿通部の開口部側に、該挿通部に挿通してこ
の開口部から突出するチューブに対して直交する方向の
切断端面が形成されたガイド部材と、前記挿通部にチュ
ーブを供給する供給機構と、チューブを切断するカッタ
ーと、該カッターを支持しかつこれを切断端面に沿って
移動させるカッター駆動部とを備えてなり、前記カッタ
ーが前記切断端面に対して一定角度傾斜させて支持され
ていることを前記課題の解決手段とした。
【0008】請求項2記載のチューブ切断装置では、前
記カッターが、前記開口部前面を通過する時に、前記切
断端面にたわみつつ押し当てられて摺接移動するよう支
持されていることを前記課題の解決手段とした。
【0009】
【作用】請求項1記載のチューブ切断装置によれば、カ
ッターが傾斜を維持したまま切断端面に沿って移動さ
れ、チューブを切断端面に開口する挿通部の開口部から
突出する部分を切断する。
【0010】請求項2記載のチューブ切断装置によれ
ば、カッターが切断端面にたわみつつ押し当てられた状
態でチューブを切断する。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1ないし図3を
参照して説明する。図1、図2において、チューブ切断
装置11は、基台12上に、チューブ供給機構13、ガ
イド部材14、カッター装置15、チューブ排出機構1
6を設けてなるものである。チューブ供給機構13は、
ガイド通路17aを有するガイド筒体17と、このガイ
ド筒体17に案内されたチューブを左右から挟持してガ
イド部材14方向に送給する2個一組の送給ローラー1
8・18と、これら送給ローラー18・18を回転させ
る回転機構(図示せず)から構成されている。ガイド部
材14は、チューブ供給機構13から供給されたチュー
ブTを挿通可能とする挿通孔19(挿通部)を有するも
ので、図3に示すように、挿通孔19の開口部20側に
挿通孔19に挿通して開口部20から突出するチューブ
Tに対して直交する方向の切断端面21が形成されたも
のである。
【0012】カッター装置15は、ガイド部材14の開
口部20から突出するチューブTを切断するもので基台
12上に固定された駆動モータ22(カッター駆動部)
と、この駆動モータ22の回転力を減速させる減速機構
23と、この減速機構23の出力軸24に取り付けられ
た回転体25と、この回転体25の周縁部に取り付けら
れたカッター26とからなるものである。カッター26
は、一辺に両刃の刃先27が形成された薄板の板体であ
り、螺子28,28によって回転体25に固定されてい
る。この場合、カッター26は、前記ガイド部材14の
切断端面21に沿って移動してチューブTを切断するも
のであるが、図3に示すように、切断端面21に対して
一定の角度をもって回転体25に支持されている。カッ
ター26の切断端面21に対する角度は、このカッター
26の刃先27のすくい面27a・27aの角度をθと
したときに、θ/2とされている。そして、カッター2
6は、開口部20付近においてすくい面27aの一方を
切断端面21に平行に位置させた状態で該切断端面21
に接しつつ開口部20を通過するように支持されてい
る。
【0013】チューブ排出機構16は、基台12に設け
られたガイド棒30・30上に移動自在に支持された移
動体31と、この移動体31に設けられた雌螺子部材3
2に螺着された雄螺子棒33と、この雄螺子棒33を回
動操作するハンドル34と、移動体31上に設けられた
漏斗状の受け部材35およびこの受け部材35で受けた
チューブTを装置内の所定位置に搬送する搬送ローラ3
6・36とから構成されたものである。
【0014】また、この装置には、チューブ供給機構1
3からガイド部材14に送られて開口部20から突出す
るチューブTの突出長を制御する図示しない制御部が備
えられており、この制御部によってチューブTの切断長
さが所望の寸法に設定されるようになっている。
【0015】以下、本実施例の作用および効果を説明す
る。本実施例のチューブ切断装置11によってチューブ
を切断するには、まず、チューブ供給機構13を駆動し
てガイド通路17aに供給されたチューブをガイド筒体
17を介して基台12の中央部側に導き、ガイド筒体1
7から突出したチューブを送給ローラ18で挟持しつつ
ガイド部材14側に送給する。送給ローラ18から送給
されたチューブは挿通孔19に挿通されて切断端面21
から突出されるが、この時の突出長は制御部によって所
望の長さに調整される。一方、前記カッター装置15の
駆動モータ22が駆動され回転体25が回転することに
よりカッター26がガイド部材14の切断端面21に沿
って移動し、これによりチューブTが一定長さに切断さ
れる。
【0016】この場合、カッター26は、切断端面21
に対してθ/2の角度をもって傾斜した状態で移動し、
かつすくい面27aの一方が切断端面21に平行に位置
して該切断端面21に接しながら開口部20を通過す
る。この結果、チューブTの切断面は、該チューブの軸
心に対して直交するシャープな切り口となり、バリ等の
発生のない切り口となる。したがって、この装置11に
より切断されたチューブは、その切り口が、チューブの
軸線に直交する平坦な面であるため、磁気ヘッド等の電
子部品に用いられる極細線の被覆に用いて好適な充分な
品質を有するものとなる。
【0017】なお、カッター26を駆動する装置は回転
を利用するもの以外に、カッター26を切断端面21に
沿って往復動させるもの等であってもよい。
【0018】次に、本発明の他の実施例を図4を参照し
て説明する。本実施例は、前記チューブ切断装置11に
おいて、カッター26がガイド部材14の切断端面21
に接する際に、たわみつつ押し当てられて摺接移動する
ようにしたものである。この実施例によれば、カッター
26が切断端面21に接する際には、該カッター26が
たわみつつ押し当てられることにより、すくい面27a
の一方が切断端面26に強く圧接し、この圧接状態のも
とにチューブTが切断されるので、チューブの切断面が
よりシャープなものとなり、バリの発生をより確実に抑
さえることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のチ
ューブ切断装置によれば、カッターをガイド部材の切断
端面に対して一定角度傾斜させて移動させることにより
チューブを切断するので、チューブの切断端面を該チュ
ーブの軸線に直交するシャープば切り口とすることがで
き、常に良好な品質をもってチューブを切断することが
できる。
【0020】請求項2記載のチューブ切断装置によれ
ば、カッターをガイド部材の切断端面にたわませつつ押
し当てるので、チューブの切り口をよりシャープな切り
口とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例として示したチューブ切断
装置を示す要部平面図である。
【図2】 同装置の側面図である。
【図3】 同装置の要部拡大断面図である。
【図4】 本発明の他の実施例として示したチューブ切
断装置の要部拡大断面図である。
【図5】 従来のチューブ切断装置を示す側面図であ
る。
【図6】 同装置の要部拡大断面図である。
【図7】 従来の別のチューブ切断装置の側面図であ
る。
【符号の説明】
11…チューブ切断装置、13… チューブ供給機構、
14…ガイド部材、19…挿通孔(挿通部)、21…切
断端面、22…駆動モータ(カッター駆動部)、26…
カッター、T…チューブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細径のチューブ(T)をその軸方向に対
    して垂直に切断する装置において、前記チューブ(T)
    が挿通可能に形成された挿通部(19)を備え、該挿通
    部(19)の開口(20)側に、該挿通部(19)に挿
    通してこの開口部(20)から突出するチューブ(T)
    に対して直交する方向の切断端面(21)が形成された
    ガイド部材(14)と、前記挿通部(19)にチューブ
    (T)供給する供給機構(13)と、チューブ(T)を
    切断するカッター(26)と、該カッター(26)を支
    持しかつこれを前記切断端面(21)に沿って移動させ
    るカッター駆動部(22)とを備えてなり、前記カッタ
    ー(26)が前記切断端面(21)に対して一定角度傾
    斜させて支持されていることを特徴とするチューブ切断
    装置(11)。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチューブ切断装置におい
    て、前記カッター(26)が、前記開口部(20)前面
    を通過する時に、前記切断端面(21)にたわみつつ押
    し当てられて摺接移動するよう支持されていることを特
    徴とするチューブ切断装置(11)。
JP33761393A 1993-12-28 1993-12-28 チューブ切断装置 Pending JPH07186085A (ja)

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JP33761393A JPH07186085A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 チューブ切断装置

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JP33761393A JPH07186085A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 チューブ切断装置

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JPH07186085A true JPH07186085A (ja) 1995-07-25

Family

ID=18310303

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JP33761393A Pending JPH07186085A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 チューブ切断装置

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JP (1) JPH07186085A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130628A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Isao Yoshida 板材の切断機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006130628A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Isao Yoshida 板材の切断機

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