JPH07185429A - 印刷装置 - Google Patents
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- JPH07185429A JPH07185429A JP33422893A JP33422893A JPH07185429A JP H07185429 A JPH07185429 A JP H07185429A JP 33422893 A JP33422893 A JP 33422893A JP 33422893 A JP33422893 A JP 33422893A JP H07185429 A JPH07185429 A JP H07185429A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷むらおよび傷を防止した印刷装置を提供
する。 【構成】 サーボモータ27により印刷ヘッド25を所定高
さまで下降させ、印刷ヘッド25により印刷版22および液
晶表示基板Ｂに対して一定の印圧を加えた状態で、Ｘ軸
方向にＸ軸方向駆動装置26により印刷ヘッド25を駆動さ
せて液晶表示基板Ｂ上にシール剤Ｓを印刷する。印刷ヘ
ッド25をＸ軸方向駆動装置26によりＸ軸に沿って移動さ
せる際に、制御部28によりサーボモータ27を動作させ、
印刷ヘッド25をＺ軸方向に駆動させて、印刷版22の両端
近傍では印圧を大きく、中央に向かって小さくなるよう
に制御する。印刷版22の端部では印圧を強くして印刷
し、中央では弱くして印刷できるため、全面均一に最小
限の接触圧で印刷でき、液晶表示基板Ｂの表示不良を減
少できる。
する。 【構成】 サーボモータ27により印刷ヘッド25を所定高
さまで下降させ、印刷ヘッド25により印刷版22および液
晶表示基板Ｂに対して一定の印圧を加えた状態で、Ｘ軸
方向にＸ軸方向駆動装置26により印刷ヘッド25を駆動さ
せて液晶表示基板Ｂ上にシール剤Ｓを印刷する。印刷ヘ
ッド25をＸ軸方向駆動装置26によりＸ軸に沿って移動さ
せる際に、制御部28によりサーボモータ27を動作させ、
印刷ヘッド25をＺ軸方向に駆動させて、印刷版22の両端
近傍では印圧を大きく、中央に向かって小さくなるよう
に制御する。印刷版22の端部では印圧を強くして印刷
し、中央では弱くして印刷できるため、全面均一に最小
限の接触圧で印刷でき、液晶表示基板Ｂの表示不良を減
少できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷面に対して垂直方
向および水平方向にヘッドを移動可能な印刷装置に関す
る。
向および水平方向にヘッドを移動可能な印刷装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のシール剤を印刷するシール剤印刷
装置としては、たとえば図４に示す構成が知られてい
る。
装置としては、たとえば図４に示す構成が知られてい
る。
【０００３】この図４に示すシール剤印刷装置は、平面
状の基板保持部１上に液晶表示基板Ｂを載置し、この液
晶表示基板Ｂに対して一定の間隙を介して印刷版２が配
設され、この印刷版２はこの印刷版２の周囲に形成され
た枠体３にて保持固定されている。
状の基板保持部１上に液晶表示基板Ｂを載置し、この液
晶表示基板Ｂに対して一定の間隙を介して印刷版２が配
設され、この印刷版２はこの印刷版２の周囲に形成され
た枠体３にて保持固定されている。
【０００４】また、この印刷版２上にヘッド駆動装置４
を設け、このヘッド駆動装置４は印刷版２に対向しシー
ル剤Ｓを塗布する印刷ヘッド５が設けられており、この
印刷ヘッド５はこの印刷ヘッド５を印刷版２の平面方向
に沿ったＸ軸方向に駆動するＸ軸方向駆動装置６を有す
るとともに、印刷版２の垂直方向に対向したＺ軸方向に
駆動する上下シリンダ７が設けられている。
を設け、このヘッド駆動装置４は印刷版２に対向しシー
ル剤Ｓを塗布する印刷ヘッド５が設けられており、この
印刷ヘッド５はこの印刷ヘッド５を印刷版２の平面方向
に沿ったＸ軸方向に駆動するＸ軸方向駆動装置６を有す
るとともに、印刷版２の垂直方向に対向したＺ軸方向に
駆動する上下シリンダ７が設けられている。
【０００５】そして、上下シリンダ７により印刷ヘッド
５を下降させ、印刷ヘッド５により印刷版２および液晶
表示基板Ｂに対して所定の印圧を加えた状態の高さでＺ
軸方向には印刷ヘッド５を固定し、Ｘ軸方向にＸ軸方向
駆動装置６により印刷ヘッド５を駆動させて液晶表示基
板Ｂ上にシール剤Ｓを印刷している。また、液晶表示基
板Ｂの製造工程の中でのシール剤Ｓを印刷する方法にお
いては、印刷性、ごみ問題から液晶表示基板Ｂと印刷版
２との接触を最小限に抑えるため、液晶表示基板Ｂと印
刷版２との間に、一定の間隙を持たせ印刷版２に一定の
印圧を加えて印刷版２を撓ませながら液晶表示基板Ｂに
印刷する。
５を下降させ、印刷ヘッド５により印刷版２および液晶
表示基板Ｂに対して所定の印圧を加えた状態の高さでＺ
軸方向には印刷ヘッド５を固定し、Ｘ軸方向にＸ軸方向
駆動装置６により印刷ヘッド５を駆動させて液晶表示基
板Ｂ上にシール剤Ｓを印刷している。また、液晶表示基
板Ｂの製造工程の中でのシール剤Ｓを印刷する方法にお
いては、印刷性、ごみ問題から液晶表示基板Ｂと印刷版
２との接触を最小限に抑えるため、液晶表示基板Ｂと印
刷版２との間に、一定の間隙を持たせ印刷版２に一定の
印圧を加えて印刷版２を撓ませながら液晶表示基板Ｂに
印刷する。
【０００６】しかしながら、印刷ヘッド５を一定の印圧
で押し下げた場合、印刷版２の構造上、印刷版２の中央
では、端部に比べ印刷版２の撓み量が多い。一方、印刷
版２の液晶表示基板Ｂの面への接触圧から考えると、印
刷版２を一定の印圧で押した場合、液晶表示基板Ｂの端
部より中央部の方が接触圧が強くなる。すなわち、液晶
表示基板Ｂの全面を均一に印刷するために印圧を設定す
る際には、印刷版２の反発力が強い端部でも最小限の液
晶表示基板Ｂへの接触圧で印刷できるように設定しなけ
ればならない。反対に、液晶表示基板Ｂの中央で最小限
の接触圧で印刷できる印圧で設定すると、液晶表示基板
Ｂの端部では印刷版２が液晶表示基板Ｂに接触せず、印
刷できない状況になる。
で押し下げた場合、印刷版２の構造上、印刷版２の中央
では、端部に比べ印刷版２の撓み量が多い。一方、印刷
版２の液晶表示基板Ｂの面への接触圧から考えると、印
刷版２を一定の印圧で押した場合、液晶表示基板Ｂの端
部より中央部の方が接触圧が強くなる。すなわち、液晶
表示基板Ｂの全面を均一に印刷するために印圧を設定す
る際には、印刷版２の反発力が強い端部でも最小限の液
晶表示基板Ｂへの接触圧で印刷できるように設定しなけ
ればならない。反対に、液晶表示基板Ｂの中央で最小限
の接触圧で印刷できる印圧で設定すると、液晶表示基板
Ｂの端部では印刷版２が液晶表示基板Ｂに接触せず、印
刷できない状況になる。
【０００７】以上のように、印刷性からすると印刷版２
の端部でも設定した印圧で印刷する必要があるが、逆に
液晶表示基板Ｂの中央では必要以上の印圧となり液晶表
示基板Ｂへの接触圧力が大きくなり、液晶表示基板Ｂの
中央に印刷版２の跡が残り、この印刷版２の跡が液晶表
示装置として表示させた際に表示不良の要因となる。
の端部でも設定した印圧で印刷する必要があるが、逆に
液晶表示基板Ｂの中央では必要以上の印圧となり液晶表
示基板Ｂへの接触圧力が大きくなり、液晶表示基板Ｂの
中央に印刷版２の跡が残り、この印刷版２の跡が液晶表
示装置として表示させた際に表示不良の要因となる。
【０００８】次に、他の従来例として図５に示す構成が
知られている。
知られている。
【０００９】この図５に示すシール剤印刷装置は、平板
状の基板保持部11を有し、この基板保持部11は、この基
板保持部11をＸ軸方向に移動させるＸ軸駆動系12とＹ軸
方向に移動させるＹ軸駆動系13とを有しており、上面に
液晶表示基板Ｂが載置される。
状の基板保持部11を有し、この基板保持部11は、この基
板保持部11をＸ軸方向に移動させるＸ軸駆動系12とＹ軸
方向に移動させるＹ軸駆動系13とを有しており、上面に
液晶表示基板Ｂが載置される。
【００１０】また、基板保持部11の上方には、ヘッド駆
動装置14が配設され、このヘッド駆動装置14は定盤15を
有し、この定盤15にはシール剤Ｓを塗布する塗布ノズル
からなる印刷ヘッド16が設けられるとともに、液晶表示
基板Ｂの表面の凹凸を検知する基板凹凸状態測定部17が
設けられ、定盤15はＺ軸方向に移動させるＺ軸駆動系18
を有している。
動装置14が配設され、このヘッド駆動装置14は定盤15を
有し、この定盤15にはシール剤Ｓを塗布する塗布ノズル
からなる印刷ヘッド16が設けられるとともに、液晶表示
基板Ｂの表面の凹凸を検知する基板凹凸状態測定部17が
設けられ、定盤15はＺ軸方向に移動させるＺ軸駆動系18
を有している。
【００１１】そして、印刷ヘッド16によりシール剤Ｓを
塗布する前に、Ｚ軸駆動系18により基板凹凸状態測定部
17を一定位置まで下降させ、基板保持部11に装着された
液晶表示基板ＢをＸ軸駆動系12とＹ軸駆動系13とにより
移動させながら実際に塗布される第１の塗布パターンＰ
1 および第２の塗布パターンＰ2 の周辺の液晶表示基板
Ｂの平面の凹凸状態を測定する。
塗布する前に、Ｚ軸駆動系18により基板凹凸状態測定部
17を一定位置まで下降させ、基板保持部11に装着された
液晶表示基板ＢをＸ軸駆動系12とＹ軸駆動系13とにより
移動させながら実際に塗布される第１の塗布パターンＰ
1 および第２の塗布パターンＰ2 の周辺の液晶表示基板
Ｂの平面の凹凸状態を測定する。
【００１２】第１の塗布パターンＰ1 および第２の塗布
パターンＰ2 の液晶表示基板Ｂの平面の測定を終了した
後、Ｘ軸駆動系12とＹ軸駆動系13とにより基板保持部11
の第１の塗布パターンＰ1 および第２の塗布パターンＰ
2 に従って移動させながら、液晶表示基板Ｂの測定結果
をＺ軸駆動系18にフィードバックして印刷ヘッド16を上
下させ、印刷ヘッド16の先端と液晶表示基板Ｂとの間の
距離を一定に保ち塗布する。
パターンＰ2 の液晶表示基板Ｂの平面の測定を終了した
後、Ｘ軸駆動系12とＹ軸駆動系13とにより基板保持部11
の第１の塗布パターンＰ1 および第２の塗布パターンＰ
2 に従って移動させながら、液晶表示基板Ｂの測定結果
をＺ軸駆動系18にフィードバックして印刷ヘッド16を上
下させ、印刷ヘッド16の先端と液晶表示基板Ｂとの間の
距離を一定に保ち塗布する。
【００１３】しかしながら、上述のように液晶表示基板
Ｂの凹凸状態の測定動作と塗布動作とが別個に順次行な
われていたため、１枚の液晶表示基板Ｂに複数個の塗布
パターンＰ1 ，Ｐ2 がある場合の処理時間が非常に長
い。このため、生産ラインへの導入に際しては、ライン
処理能力上複数台のシール剤印刷装置が必要となり莫大
な設備投資、設置面積が必要である。
Ｂの凹凸状態の測定動作と塗布動作とが別個に順次行な
われていたため、１枚の液晶表示基板Ｂに複数個の塗布
パターンＰ1 ，Ｐ2 がある場合の処理時間が非常に長
い。このため、生産ラインへの導入に際しては、ライン
処理能力上複数台のシール剤印刷装置が必要となり莫大
な設備投資、設置面積が必要である。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図４に
示すシール剤印刷装置では、印刷性からすると印刷版２
の端部でも設定した印圧で印刷する必要があるが、逆に
液晶表示基板Ｂの中央では必要以上の印圧となり液晶表
示基板Ｂへの接触圧力が大きくなり、液晶表示基板Ｂの
中央に印刷版２の跡が残り、この印刷版２の跡が液晶表
示装置として表示させた際に表示不良の要因となる問題
を有している。
示すシール剤印刷装置では、印刷性からすると印刷版２
の端部でも設定した印圧で印刷する必要があるが、逆に
液晶表示基板Ｂの中央では必要以上の印圧となり液晶表
示基板Ｂへの接触圧力が大きくなり、液晶表示基板Ｂの
中央に印刷版２の跡が残り、この印刷版２の跡が液晶表
示装置として表示させた際に表示不良の要因となる問題
を有している。
【００１５】また、図５に示すシール剤印刷装置では、
液晶表示基板Ｂの凹凸状態の測定動作と塗布動作とが別
個に順次に行なわれていたため、１枚の液晶表示基板Ｂ
に複数個の塗布パターンＰ1 ，Ｐ2 がある場合の処理時
間が非常に長く、生産ラインへの導入に際しては、ライ
ン処理能力上複数台のシール剤印刷装置が必要となり莫
大な設備投資、設置面積が必要である問題を有してい
る。
液晶表示基板Ｂの凹凸状態の測定動作と塗布動作とが別
個に順次に行なわれていたため、１枚の液晶表示基板Ｂ
に複数個の塗布パターンＰ1 ，Ｐ2 がある場合の処理時
間が非常に長く、生産ラインへの導入に際しては、ライ
ン処理能力上複数台のシール剤印刷装置が必要となり莫
大な設備投資、設置面積が必要である問題を有してい
る。
【００１６】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、請求項１記載の印刷装置は印刷むらおよび傷を防止
することを目的とし、請求項２記載の印刷装置は処理時
間を短くすることを目的とする。
で、請求項１記載の印刷装置は印刷むらおよび傷を防止
することを目的とし、請求項２記載の印刷装置は処理時
間を短くすることを目的とする。
【００１７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の印刷装置
は、表面に印刷面を有する被印刷体の前記印刷面に印刷
する印刷ヘッドと、この印刷ヘッドを前記印刷面に対し
て垂直方向および水平方向に駆動する駆動部と、前記駆
動部を前記印刷面に沿って移動する際に前記印刷ヘッド
の前記印刷面に対する垂直方向の接触圧力を一定にする
制御部とを具備したものである。
は、表面に印刷面を有する被印刷体の前記印刷面に印刷
する印刷ヘッドと、この印刷ヘッドを前記印刷面に対し
て垂直方向および水平方向に駆動する駆動部と、前記駆
動部を前記印刷面に沿って移動する際に前記印刷ヘッド
の前記印刷面に対する垂直方向の接触圧力を一定にする
制御部とを具備したものである。
【００１８】請求項２記載の印刷装置は、表面に印刷面
を有する被印刷体の前記印刷面に印刷する印刷ヘッド
と、この印刷ヘッドを前記印刷面に対して垂直方向およ
び水平方向に駆動する駆動部と、前記印刷面の凹凸を測
定する複数個の凹凸状態測定部と、この凹凸状態測定部
で測定された凹凸に従い前記印刷ヘッドの前記印刷面に
対する方向を移動させる制御部とを具備したものであ
る。
を有する被印刷体の前記印刷面に印刷する印刷ヘッド
と、この印刷ヘッドを前記印刷面に対して垂直方向およ
び水平方向に駆動する駆動部と、前記印刷面の凹凸を測
定する複数個の凹凸状態測定部と、この凹凸状態測定部
で測定された凹凸に従い前記印刷ヘッドの前記印刷面に
対する方向を移動させる制御部とを具備したものであ
る。
【００１９】
【作用】請求項１記載の印刷装置は、駆動部で印刷ヘッ
ドを印刷面に沿って移動させる際に、制御部は印刷ヘッ
ドの印刷面に対する垂直方向の接触圧力を一定にするた
め、印刷が薄い部分などにむらが生じたり、傷が生じた
りすることを防止する。
ドを印刷面に沿って移動させる際に、制御部は印刷ヘッ
ドの印刷面に対する垂直方向の接触圧力を一定にするた
め、印刷が薄い部分などにむらが生じたり、傷が生じた
りすることを防止する。
【００２０】請求項２記載の印刷装置は、凹凸状態測定
部を複数設け、駆動部である凹凸状態測定部により凹凸
を測定すると同時に、他の凹凸状態測定部で測定された
凹凸に従い印刷ヘッドで印刷するため、基板の凹凸測定
動作と塗布動作とを平行して行なえ、処理能力が向上す
る。
部を複数設け、駆動部である凹凸状態測定部により凹凸
を測定すると同時に、他の凹凸状態測定部で測定された
凹凸に従い印刷ヘッドで印刷するため、基板の凹凸測定
動作と塗布動作とを平行して行なえ、処理能力が向上す
る。
【００２１】
【実施例】以下、本発明の印刷装置の一実施例を図面に
示すシール剤印刷装置を参照して説明する。
示すシール剤印刷装置を参照して説明する。
【００２２】この図１に示すシール剤印刷装置は、平面
状の基板保持部21上に被印刷体としての液晶表示基板Ｂ
の印刷面を上面にして載置し、この液晶表示基板Ｂに対
して一定の間隙を介して印刷版22が配設され、この印刷
版22はこの印刷版22の周囲に形成された枠体23にて保持
固定されている。
状の基板保持部21上に被印刷体としての液晶表示基板Ｂ
の印刷面を上面にして載置し、この液晶表示基板Ｂに対
して一定の間隙を介して印刷版22が配設され、この印刷
版22はこの印刷版22の周囲に形成された枠体23にて保持
固定されている。
【００２３】また、この印刷版22上にヘッド駆動装置24
を設け、このヘッド駆動装置24は印刷版22に対向しシー
ル剤Ｓを塗布する印刷ヘッド25が設けられており、この
印刷ヘッド25はこの印刷ヘッド25を印刷版22の平面方向
に沿ったＸ軸方向に駆動するＸ軸方向駆動装置26を有す
るとともに、印刷版22の垂直方向に対向したＺ軸方向に
駆動する駆動部としてのサーボモータ27が設けられてい
る。そして、このサーボモータ27には制御部28が接続さ
れ、この制御部28により印刷版22の端部で所定位置まで
下降させ、図２に示すように、中央に向かうに従って押
圧力を弱め、再び端部に向かうに従って押圧力を強め、
印刷ヘッド25の印刷版22および液晶表示用基板Ｂへの接
触圧力を常に一定にする。
を設け、このヘッド駆動装置24は印刷版22に対向しシー
ル剤Ｓを塗布する印刷ヘッド25が設けられており、この
印刷ヘッド25はこの印刷ヘッド25を印刷版22の平面方向
に沿ったＸ軸方向に駆動するＸ軸方向駆動装置26を有す
るとともに、印刷版22の垂直方向に対向したＺ軸方向に
駆動する駆動部としてのサーボモータ27が設けられてい
る。そして、このサーボモータ27には制御部28が接続さ
れ、この制御部28により印刷版22の端部で所定位置まで
下降させ、図２に示すように、中央に向かうに従って押
圧力を弱め、再び端部に向かうに従って押圧力を強め、
印刷ヘッド25の印刷版22および液晶表示用基板Ｂへの接
触圧力を常に一定にする。
【００２４】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【００２５】そして、サーボモータ27により印刷ヘッド
25を所定高さまで下降させ、印刷ヘッド25により印刷版
22および液晶表示基板Ｂに対して一定の印圧を加えた状
態で、Ｘ軸方向にＸ軸方向駆動装置26により印刷ヘッド
25を駆動させて液晶表示基板Ｂ上にシール剤Ｓを印刷す
る。
25を所定高さまで下降させ、印刷ヘッド25により印刷版
22および液晶表示基板Ｂに対して一定の印圧を加えた状
態で、Ｘ軸方向にＸ軸方向駆動装置26により印刷ヘッド
25を駆動させて液晶表示基板Ｂ上にシール剤Ｓを印刷す
る。
【００２６】また、印刷ヘッド25をＸ軸方向駆動装置26
によりＸ軸に沿って移動させる際に、制御部28によりサ
ーボモータ27を動作させ、図２に示すように、印刷ヘッ
ド25をＺ軸方向に駆動させて、印刷版22の両端近傍では
印圧を大きく、中央に向かって小さくなるように制御す
る。このように制御すれば印刷版22の端部では印圧を強
くして印刷し、中央では印圧を弱くして印刷できるた
め、全面を均一に最小限の接触圧で印刷でき、液晶表示
基板Ｂの表示不良を減少できる。
によりＸ軸に沿って移動させる際に、制御部28によりサ
ーボモータ27を動作させ、図２に示すように、印刷ヘッ
ド25をＺ軸方向に駆動させて、印刷版22の両端近傍では
印圧を大きく、中央に向かって小さくなるように制御す
る。このように制御すれば印刷版22の端部では印圧を強
くして印刷し、中央では印圧を弱くして印刷できるた
め、全面を均一に最小限の接触圧で印刷でき、液晶表示
基板Ｂの表示不良を減少できる。
【００２７】次に、他の実施例を図３を参照して説明す
る。
る。
【００２８】この図３に示すシール剤印刷装置は、平板
状の基板保持部31を有し、この基板保持部31は、この基
板保持部31をＸ軸方向に移動させるＸ軸駆動系32とＹ軸
方向に移動させるＹ軸駆動系33とを有しており、上面に
印刷面を向けて液晶表示基板Ｂが載置される。
状の基板保持部31を有し、この基板保持部31は、この基
板保持部31をＸ軸方向に移動させるＸ軸駆動系32とＹ軸
方向に移動させるＹ軸駆動系33とを有しており、上面に
印刷面を向けて液晶表示基板Ｂが載置される。
【００２９】また、基板保持部31の上方には、駆動部と
してのヘッド駆動装置34が配設され、このヘッド駆動装
置34は定盤35を有し、この定盤35にはシール剤Ｓを塗布
する塗布ノズルからなる印刷ヘッド36が設けられるとと
もに、液晶表示基板Ｂの表面の凹凸を検知する第１およ
び第２の基板凹凸状態測定部37，38が設けられ、定盤35
はＺ軸方向に移動させるＺ軸駆動系39を有している。
してのヘッド駆動装置34が配設され、このヘッド駆動装
置34は定盤35を有し、この定盤35にはシール剤Ｓを塗布
する塗布ノズルからなる印刷ヘッド36が設けられるとと
もに、液晶表示基板Ｂの表面の凹凸を検知する第１およ
び第２の基板凹凸状態測定部37，38が設けられ、定盤35
はＺ軸方向に移動させるＺ軸駆動系39を有している。
【００３０】さらに、Ｘ軸駆動系32、Ｙ軸駆動系33およ
びＺ軸駆動系39は、図示しない制御部にて制御される。
びＺ軸駆動系39は、図示しない制御部にて制御される。
【００３１】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【００３２】まず、印刷ヘッド36によりシール剤Ｓを塗
布する前に、Ｚ軸駆動系39により第１の基板凹凸状態測
定部37を一定位置まで下降させ、基板保持部31に装着さ
れた液晶表示基板ＢをＸ軸駆動系32とＹ軸駆動系33とに
より移動させながら実際に塗布される第１の塗布パター
ンＰ1 の液晶表示基板Ｂの平面の凹凸状態を測定する。
布する前に、Ｚ軸駆動系39により第１の基板凹凸状態測
定部37を一定位置まで下降させ、基板保持部31に装着さ
れた液晶表示基板ＢをＸ軸駆動系32とＹ軸駆動系33とに
より移動させながら実際に塗布される第１の塗布パター
ンＰ1 の液晶表示基板Ｂの平面の凹凸状態を測定する。
【００３３】第１の塗布パターンＰ1 の周辺の液晶表示
基板Ｂの凹凸状態を第１の基板凹凸状態測定部37により
凹凸状態を測定した後、第２の基板凹凸状態測定部38に
より第２の塗布パターンＰ2 の液晶表示基板Ｂの平面を
測定するとともに、Ｘ軸駆動系32とＹ軸駆動系33とによ
り基板保持部31の第１の塗布パターンＰ1 に従って移動
させながら、第１の基板凹凸状態測定部37の液晶表示基
板Ｂの測定結果をＺ軸駆動系39にフィードバックして、
印刷ヘッド36を上下させ、印刷ヘッド36の先端と液晶表
示基板Ｂとの間の距離を一定に保ち印刷ヘッド36により
第１の塗布パターンＰ1 に沿って塗布する。
基板Ｂの凹凸状態を第１の基板凹凸状態測定部37により
凹凸状態を測定した後、第２の基板凹凸状態測定部38に
より第２の塗布パターンＰ2 の液晶表示基板Ｂの平面を
測定するとともに、Ｘ軸駆動系32とＹ軸駆動系33とによ
り基板保持部31の第１の塗布パターンＰ1 に従って移動
させながら、第１の基板凹凸状態測定部37の液晶表示基
板Ｂの測定結果をＺ軸駆動系39にフィードバックして、
印刷ヘッド36を上下させ、印刷ヘッド36の先端と液晶表
示基板Ｂとの間の距離を一定に保ち印刷ヘッド36により
第１の塗布パターンＰ1 に沿って塗布する。
【００３４】さらに、第２の基板凹凸状態測定部38の液
晶表示基板Ｂの測定結果をＺ軸駆動系39にフィードバッ
クして印刷ヘッド36を上下させ、印刷ヘッド36の先端と
液晶表示基板Ｂとの間の距離を一定に保ち印刷ヘッド36
により第２の塗布パターンＰ2 に沿って塗布する。
晶表示基板Ｂの測定結果をＺ軸駆動系39にフィードバッ
クして印刷ヘッド36を上下させ、印刷ヘッド36の先端と
液晶表示基板Ｂとの間の距離を一定に保ち印刷ヘッド36
により第２の塗布パターンＰ2 に沿って塗布する。
【００３５】上記実施例によれば、第１および第２の基
板凹凸状態測定部37，38を２つ設けることにより、基板
凹凸状態測定動作と塗布動作とを平行して進めることが
でき、処理能力が向上する。
板凹凸状態測定部37，38を２つ設けることにより、基板
凹凸状態測定動作と塗布動作とを平行して進めることが
でき、処理能力が向上する。
【００３６】
【発明の効果】請求項１記載の印刷装置によれば、駆動
部で印刷ヘッドを印刷面に沿って移動させる際に、制御
部は印刷ヘッドの印刷面に対する垂直方向の接触圧力を
一定にするため、印刷が薄い部分などにむらが生じた
り、傷が生じたりすることを防止できる。
部で印刷ヘッドを印刷面に沿って移動させる際に、制御
部は印刷ヘッドの印刷面に対する垂直方向の接触圧力を
一定にするため、印刷が薄い部分などにむらが生じた
り、傷が生じたりすることを防止できる。
【００３７】請求項２記載の印刷装置によれば、凹凸状
態測定部を複数設け、駆動部である凹凸状態測定部によ
り凹凸を測定すると同時に、他の凹凸状態測定部で測定
された凹凸に従い印刷ヘッドで印刷するため、基板の凹
凸測定動作と塗布動作とを平行して行なえ、処理能力を
向上できる。
態測定部を複数設け、駆動部である凹凸状態測定部によ
り凹凸を測定すると同時に、他の凹凸状態測定部で測定
された凹凸に従い印刷ヘッドで印刷するため、基板の凹
凸測定動作と塗布動作とを平行して行なえ、処理能力を
向上できる。
【図１】本発明の印刷装置の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図２】同上印刷ヘッドと印刷版との間隙および印圧と
印刷版の位置との関係を示すグラフである。
印刷版の位置との関係を示すグラフである。
【図３】同上他の実施例の印刷装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】従来例の印刷装置を示す側面図である。
【図５】他の従来例の印刷装置を示す斜視図である。
25，36 印刷ヘッド 27 駆動部としてのサーボモータ 28 制御部 34 駆動部としてのヘッド駆動装置 37，38 基板凹凸状態測定部 Ｂ 被印刷体としての液晶表示基板
Claims (2)
- 【請求項１】 表面に印刷面を有する被印刷体の前記印
刷面に印刷する印刷ヘッドと、 この印刷ヘッドを前記印刷面に対して垂直方向および水
平方向に駆動する駆動部と、 前記駆動部を前記印刷面に沿って移動する際に前記印刷
ヘッドの前記印刷面に対する垂直方向の接触圧力を一定
にする制御部とを具備したことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項２】 表面に印刷面を有する被印刷体の前記印
刷面に印刷する印刷ヘッドと、 この印刷ヘッドを前記印刷面に対して垂直方向および水
平方向に駆動する駆動部と、 前記印刷面の凹凸を測定する複数個の凹凸状態測定部
と、 この凹凸状態測定部で測定された凹凸に従い前記印刷ヘ
ッドの前記印刷面に対する方向を移動させる制御部とを
具備したことを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33422893A JPH07185429A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33422893A JPH07185429A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07185429A true JPH07185429A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18274986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33422893A Pending JPH07185429A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07185429A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6176179B1 (en) | 1998-06-04 | 2001-01-23 | Micro-Tec Company, Ltd. | Screen printer and a screen printing method |
| JP2010046936A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Toyota Motor Corp | スクリーン印刷装置および方法 |
| JP2012016881A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Panasonic Corp | スクリーン印刷機及びスクリーン印刷機における異物検出方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33422893A patent/JPH07185429A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6176179B1 (en) | 1998-06-04 | 2001-01-23 | Micro-Tec Company, Ltd. | Screen printer and a screen printing method |
| JP2010046936A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Toyota Motor Corp | スクリーン印刷装置および方法 |
| JP2012016881A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Panasonic Corp | スクリーン印刷機及びスクリーン印刷機における異物検出方法 |
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