JPH07185394A - 塗料スラッジ分離装置 - Google Patents

塗料スラッジ分離装置

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JPH07185394A
JPH07185394A JP5333457A JP33345793A JPH07185394A JP H07185394 A JPH07185394 A JP H07185394A JP 5333457 A JP5333457 A JP 5333457A JP 33345793 A JP33345793 A JP 33345793A JP H07185394 A JPH07185394 A JP H07185394A
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸入送出口による集積ピット内の液の吸入送
出に伴って集積ピット内に発生させる旋回流の安定性を
向上する。 【構成】 塗料スラッジ含有液を流入させて槽内の貯留
過程で塗料スラッジを浮上分離する分離槽1を設け、そ
の分離槽1内の浮上塗料スラッジを槽内表層部の液とと
もに流入させる集積ピット2を設け、その集積ピット2
から塗料スラッジを集積ピット2内の液とともに吸入し
て送出する吸入送出口3を集積ピット2内の液中に浸漬
する位置に配置し、前記吸入送出口3による集積ピット
2内の液の吸入送出に伴って集積ピット2内に流入口6
から流入する液に集積ピット2内のうち縦軸芯Xに対し
て偏心した箇所側に向かう流入方向性を付与することに
より集積ピット2内の液を前記縦軸芯X周りで旋回流動
させる旋回手段を設け、前記集積ピット2の内周壁面1
0を、流入液旋回流動方向で上流側に位置する部分ほど
縦軸芯Xからの距離が大きくなる状態に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装設備で用いる塗料
スラッジ分離装置で、詳しくは、塗料スラッジ含有液を
流入させて槽内の貯留過程で塗料スラッジを浮上分離す
る分離槽を設け、その分離槽内の浮上塗料スラッジを槽
内表層部の液とともに流入させる集積ピットを設け、そ
の集積ピットから塗料スラッジを集積ピット内の液とと
もに吸入して送出する吸入送出口を集積ピット内の液中
に浸漬する位置に配置し、前記吸入送出口による集積ピ
ット内の液の吸入送出に伴って集積ピット内に流入口か
ら流入する液に集積ピット内のうち縦軸芯に対して偏心
した箇所側に向かう流入方向性を付与することにより集
積ピット内の液を前記縦軸芯周りで旋回流動させる旋回
手段を設けてあるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の塗料スラッジ分離装置で
は、図9に示すように、集積ピット2の内周壁面10
を、液の旋回軸芯である縦軸芯X(吸入送出口3を通る
軸芯)周りの円筒体の内周面に形成し、内周壁面10に
よる旋回流に対するガイド作用を確実に行わせるように
内周壁面10の半径を旋回流の半径に対応するもの、つ
まり、ほぼ一致するものに構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、集積ピットの内周壁面が縦軸芯周りの
円筒体内周面で、集積ピット内のほぼ全域が旋回流形成
域で占められものであったから、流入口を通して分離槽
内から集積ピット内に集積ピット内の旋回流の接線方向
とは異なる方向で流入した液の大部分が、その流入方向
を変えずに旋回流の接線方向とは異なる方向から旋回流
に合流して、その合流により旋回流動方向に大きく方向
変換されることになる。その結果、液表層部での旋回流
発生域において、流入液の合流が原因で旋回流に乱れが
発生するとともに、合流する液を方向変換することで旋
回流の旋回力が低下して、旋回流が不安定なものとな
り、これにより、液表層部から吸入送出口に向かって下
降する旋回流も自ずと不安定なものになって、吸入送出
口を介する塗料スラッジ含有液の排出を安定良く行えな
かった。
【0004】本発明の目的は、吸入送出口による集積ピ
ット内の液の吸入送出に伴って集積ピット内に発生させ
る旋回流の安定性を向上する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明による
塗料スラッジ分離装置の特徴は、前記集積ピットの内周
壁面を、流入液旋回流動方向で上流側に位置する部分ほ
ど縦軸芯からの距離が大きくなる状態に構成してある点
にある。
【0006】本発明の第2発明による塗料スラッジ分離
装置の特徴は、上記第1発明において、縦軸芯と同芯状
に位置して集積ピット内の旋回流のうち液面下設定レベ
ルよりも下方の部分を囲む旋回安定用の円筒体を設けて
ある点にある。
【0007】
【作用】上記第1発明によれば、集積ピットの内周壁面
を、流入液旋回流動方向で上流側に位置する部分ほど旋
回軸芯である縦軸芯からの距離が大きくなる状態に構成
してあるから、集積ピット内のうち、内周壁面の旋回流
動方向の上流側部分と旋回流形成域との間に、上流側の
流入口に近づくほど幅(間口)が徐々に広くなる、つま
り、流入口から下流側に至るほど次第に幅が狭くなる流
路域が形成され、流入口を通して分離槽内から集積ピッ
ト内に流入した液は、流入後直ちに旋回流に接線方向と
は異なる方向から合流する液と流路域に沿って流動する
液とに分かれる。
【0008】そして、旋回流に接線方向とは異なる方向
から合流した液は、上述したように旋回流を不安定化さ
せる要因として作用するものの、流路域内に流入した液
は、下流側への流動に伴って内周壁面によるガイド作用
によりその流動方向を旋回流の接線方向に近づけるよう
に徐々に方向変換されて、接線方向やそれに近い方向か
ら旋回流に合流することになるから、その流路域を流動
してきた液の合流による旋回流の乱れをほとんどないも
のにできるとともに、合流する液により旋回流を後押し
することになって旋回流の旋回力を付与することができ
る。その結果、旋回流に接線方向とは異なる方向から液
が合流することに起因した液表層部での旋回流の不安定
化を、流路域から旋回流に合流する液による旋回力の付
与により相殺、或いは、減少して、流入液の合流に起因
した旋回流発生域での旋回流の不安定化を防止できる。
【0009】上記第2発明によれば、縦軸芯と同芯状に
位置する旋回安定用の円筒体により、旋回流のうち液面
下設定レベルよりも下方の部分、つまり、吸入送出口に
向かって下降する旋回流を囲んでその旋回流を周囲の液
から隔離して、旋回流をガイドできるから、下降する旋
回流の乱れを極力少なくできて、この下降する旋回流の
乱れに起因した旋回流発生域での旋回流の乱れを防止で
きる。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によれば、液表層部の旋
回流発生域での旋回流を安定させることができて、つま
り、旋回流の発生を安定良く行わせることができて、旋
回流発生が不安定に行われることに起因した下降旋回流
の乱れを防止し、旋回流の全体の安定性を優れたものに
でき、これによって、吸入送出口からの液の吸入送出に
よる塗料スラッジ含有液の分離槽からの排出を安定良く
行えるようになった。
【0011】特に請求項2記載のようにすれば、液表層
部から吸入送出口に向かって下降する旋回流をより一層
安定化できるから、旋回流を非常に安定したものにで
き、これによって、吸入送出口からの液の吸入送出によ
る塗料スラッジ含有液排出性能をより一層安定したもの
にできる。
【0012】
【実施例】塗装設備は、図1に示すように、被塗物Aを
移動させながら塗装するための塗装ブースBと、その塗
装ブースB内の塗料ミスト含有排気中から塗料ミストを
除去する塗料ミスト捕捉手段と、その塗料ミスト捕捉手
段で捕捉されてスラッジ化した塗料スラッジを含有する
液から塗料スラッジを分離する塗料スラッジ分離装置と
を有する。
【0013】前記塗料ミスト捕捉手段は、塗料ミスト含
有排気をミスト捕捉液と接触させながら流下させること
により塗料ミストを液に捕捉させる洗浄器Cを設けて構
成されている。C1は、排気に含まれる液を分離するエ
リミネータであり、C2は排気ファンである。
【0014】前記塗料スラッジ分離装置は、図2にも示
すように、コンクリート(又は鉄筋コンクリート)製の
分離槽1と集積ピット2と吸入送出口3と旋回手段とを
設けて構成されている。
【0015】前記分離槽1は、塗料ミスト捕捉手段から
の塗料スラッジ含有液を流入させて槽内の貯留過程で塗
料スラッジを浮上分離するものであり、長手方向の一端
側に、塗料スラッジ含有液を受け入れて幅方向に分散さ
せる液分散受入れ皿4を有する。
【0016】前記集積ピット2は、図3及び図4にも示
すように、分離槽1の長手方向の他端に突出形成したピ
ット形成部5内に設置されてその分離槽1内の浮上塗料
スラッジを槽内表層部の液とともに流入させる有底のも
の、つまり、容器状のものであって、周壁の上端を分離
槽1内の液面レベルLよりも上方に位置させる状態で分
離槽1内に吊り支持設置されている。そして、周壁の上
端から液面下設定レベルの位置にまでわたる上側部分の
うち分離槽1の長手方向の一端側に面する部分に、分離
槽1内の表層部液を内部に流入させる流入口6が形成さ
れている。
【0017】従って、前記分離槽1の長手方向一端側で
の分離槽1への液の供給と、分離槽1の長手方向の他端
からの集積ピット2及び後述の循環ポンプ14、供給ポ
ンプ15を介する分離槽1内の液の排出とにより、分離
槽1内には、長手方向の一端側から他端側に向かって流
動する液の流れが発生し、浮上した塗料スラッジがこの
液の流れにより集積ピット2に運搬されることになる。
そして、分離槽1の底部には、長手方向の中間部におい
て液のうち表層部液のみを通過させて集積ピット2に流
れ込む表層部液の流速を高める堰1Aが一体的に立ち上
げ連接されている。
【0018】前記吸入送出口3は、集積ピット2内の液
中に浸漬する位置に配置して、集積ピット2から塗料ス
ラッジを集積ピット2内の液とともに吸入してスラッジ
排出管7に送出するものである。具体的には、集積ピッ
ト2の底部に、上向きに開口する状態に設置されてお
り、スラッジポンプ8の駆動により吸入送出するもので
ある。
【0019】前記旋回手段は、前記吸入送出口3による
集積ピット2内の液の吸入送出に伴って分離槽1内から
集積ピット2内に流入口6を通して流入する液に集積ピ
ット2内のうち前記吸入送出口3を通る縦軸芯Xに対し
て偏心した箇所、具体的には縦軸芯Xから分離槽1幅方
向の一方に適宜距離を隔てて箇所に向かう流入方向性を
付与することにより集積ピット2内の液を縦軸芯X周り
で旋回流動させる手段である。具体的には、平面視にお
いて分離槽1の長手方向に対して傾斜する姿勢に位置し
て、分離槽1内を長手方向の一端側から他端側に向けて
流れる液をその流動に伴って次第に幅方向の中央、つま
り、流入口6に集める一対のガイド9を設けて構成され
ている。ガイド9は、分離槽1の槽壁のうち長手方向の
他端側部分から構成されており、ガイド9の先端は、分
離槽長手方向で前記堰1Aと同じ位置又は近くの位置に
配置されている。
【0020】今、図3に示すように、流入口6の幅方向
の中央を通る分離槽長手方向の線と、縦軸芯Xを含む分
離槽幅方向の線との交点をピット中心Pとして、集積ピ
ット2について詳述する。吸入送出口3は、平面視にお
いて、ピット中心Pから分離槽幅方向の一側方に第1設
定距離L1を隔てた位置に配置されている。前記集積ピ
ット2の内周壁面10は、図3及び図4に示すように、
集積ピット2内のうち流入口6から液が流入して旋回流
が形成される旋回流発生域Hを囲む上側面10Aと、旋
回流発生域Hから吸入送出口3に向かって旋回流を下降
させる旋回流下降域Dを囲む下側面10Bとから構成さ
れている。
【0021】前記上側面10Aのうち旋回流動方向の上
流側の部分は、流入液旋回流動方向で上流側に位置する
部分ほど前記縦軸芯Xからの距離が次第に大きくなる状
態に構成されている。具体的に説明すると、ピット中心
Pを中心とするとともに、縦軸芯Xとでピット中心Pを
挟む第1位置P1からピット中心Pとで縦軸芯Xを挟む
第2位置P2にまでわたる第1設定半径r1の大湾曲部
10aと、分離槽1の長手方向に沿った姿勢で第1位置
P1から流入口6の幅方向の一端にまでわたる直線部1
0bとから構成されており、第1設定半径r1は、第1
設定距離L1よりも大である。
【0022】また、上側面10Aのうち下流側の部分
は、流入口6の幅方向の他端に対して、幅方向内方に第
2設定距離L2を隔て、かつ、長手方向内方に第3設定
距離L3を隔てた第3位置P3と流入口6の幅方向の他
端との間にわたる傾斜直線部10cと、第2位置P2と
第3位置P3との間にわたる第2設定半径r2の小湾曲
部10dとから構成されている。つまり、この下流側の
部分を形成する部材は、流入した液に集積ピット2内の
偏心した箇所側に向かう流入方向性を傾斜直線部10c
で付与し、流入液と合流する前の旋回液を旋回流動方向
に小湾曲部10dで案内することにより、流入液と旋回
流との流動方向を近づけてそれらの合流を円滑に行わせ
るガイド部材Gとなっている。前記第2設定半径r2、
つまり、縦軸芯Xから第2位置P2までの距離は、第1
設定距離L1よりも大に設定されている。前記下側面1
0Bは、縦軸芯X周りの円筒体11の内周面から構成さ
れており、この下側面10Bの半径rは、第1設定距離
L1よりも大で、かつ、第2設定半径r2よりも小に構
成されており、直径は、第1設定半径r1と同じに構成
されている。
【0023】従って上記の集積ピット構成によれば、図
5に示すように、上側面10Aに囲まれた旋回流発生域
Hに、縦軸芯Xを中心とする旋回流形成域Sと、その旋
回流形成域Sと上側面10Aの上流側部分との間に位置
して下流側ほど次第に幅が狭くなる流路域Rとが形成さ
れ、流入口6から集積ピット2内に流入した液は、流入
後流路域Rに流入せずに直接に旋回流に合流する液と、
流路域Rに流入する液とに分かれる。そして、直接に旋
回流に合流した液は、旋回流の接線方向とは異なる方向
で合流することから旋回流を乱す原因となるものの、流
路域Rに流入した液は、上側面10Aの上流側部分にガ
イドされて、流動に伴いその流動方向を旋回流の接線方
向に次第に近づけ、ほぼ接線方向から旋回流に合流する
ことになって、旋回流に旋回力を付与し、その結果、安
定した旋回流を発生させることができる。他方、旋回流
下降域Dでは、下降する旋回流が下側面10Bによりガ
イドされることにより安定化される。また、堰1Aを設
けて表層部液の流速を高めてあるから、集積ピット2に
高速で流入させて旋回流を高速化できる。
【0024】12は、ガイド9の長手方向のほぼ全長に
おいて液を分離槽1の幅方向の中央側に向かって噴出す
ることによりガイド9に塗料スラッジが付着することを
防止するノズル管であり、13は、スラッジ排出管7か
らの塗料スラッジ含有液を液分と固形分とに分けるなど
の処理を行う処理部であり、14は、配管14Aを介し
て分離槽1内の液を集積ピット2の下方部から吸引して
前記塗料ミスト捕捉手段のミスト捕捉液として供給する
循環ポンプであり、15は、配管15Aを介して分離槽
1内の液を集積ピット2の下方部から吸引して前記ノズ
ル管12に供給する供給ポンプであり、前記循環ポンプ
14と供給ポンプ15とを一種のポンプで兼用構成し、
兼用ポンプから塗料ミスト捕捉手段及びノズル管12に
分離槽1内の液を分配供給するように構成しても良い。
【0025】〔別実施例〕上記実施例では、集積ピット
2自体に、ガイド部材Gを備えさせたが、図6に示すよ
うに、ガイド部材Gは、分離槽1の槽壁から構成しても
良い。
【0026】上記実施例では、分離槽1にピット形成部
5を構成して集積ピット2を配置し、分離槽1の槽壁か
らガイド9を構成したが、図7及び図8に示すように、
分離槽1を矩形に構成し、その分離槽1の長手方向の他
端部に集積ピット2を配置し、板状のガイド9を設けて
実施しても良い。
【0027】具体的な実数値例を次に示す。分離槽1の
長さLA1=12500mm、幅LA2=4800m
m、運転水位WL=2000mm、堰1Aの高さHA1
=1500mm、堰1Aの分離槽1他端からの距離LA
3=3000mm、集積ピット2の流入口6の分離槽他
端からの距離LA4=1800mm、流入口6の幅LA
5=2000mm、第1設定距離L1=400mm、円
筒体11の半径r=400mm、ガイド9の上端高さH
A2=2300mm、ガイド9の下端高さ及び円筒体1
1の上端高さHA3=1800mm、ガイド9の分離槽
1の槽壁に対する角度θ=30度程度、ガイド9の先端
の流入口6からの距離LA6≒2400mm、円筒体1
1の下端高さ及び吸入送出口3の高さHA4=140
0、大湾曲部10aの第1設定半径r1=1000m
m、流入口6の通過流量=1m3 /分。なお、上記実施
例では、角度θを60度前後にしてあり、この別実施例
においても同様に60度前後にしても良い。
【0028】上記実施例では、集積ピット2を容器状の
ものに構成したが、集積ピット2は、底を備えないもの
であっても良い。
【0029】上記実施例では、集積ピット2として円筒
体11を備えたものを示したが、集積ピット2は、円筒
体11を持たないもの、つまり、下降する旋回流に対す
るガイド機能を備えないものであっても良い。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】概略構成図
【図2】分離槽の平面図
【図3】集積ピットの平面図
【図4】集積ピットの縦断面図
【図5】集積ピット内への液の流入状態を示す概略平面
【図6】別実施例を示す集積ピットの平面図
【図7】別実施例を示す分離槽の平面図
【図8】別実施例を示す集積ピットの縦断面図
【図9】従来例の集積ピットへの液流入状態を示す概略
平面図
【符号の説明】
1 分離槽 2 集積ピット 3 吸入送出口 6 流入口 10 内周壁面 X 縦軸芯 11 円筒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料スラッジ含有液を流入させて槽内の
    貯留過程で塗料スラッジを浮上分離する分離槽(1)を
    設け、その分離槽(1)内の浮上塗料スラッジを槽内表
    層部の液とともに流入させる集積ピット(2)を設け、
    その集積ピット(2)から塗料スラッジを集積ピット
    (2)内の液とともに吸入して送出する吸入送出口
    (3)を集積ピット(2)内の液中に浸漬する位置に配
    置し、前記吸入送出口(3)による集積ピット(2)内
    の液の吸入送出に伴って集積ピット(2)内に流入口
    (6)から流入する液に集積ピット(2)内のうち縦軸
    芯(X)に対して偏心した箇所側に向かう流入方向性を
    付与することにより集積ピット(2)内の液を前記縦軸
    芯(X)周りで旋回流動させる旋回手段を設けてある塗
    料スラッジ分離装置であって、前記集積ピット(2)の
    内周壁面(10)を、流入液旋回流動方向で上流側に位
    置する部分ほど縦軸芯(X)からの距離が大きくなる状
    態に構成してある塗料スラッジ分離装置。
  2. 【請求項2】 縦軸芯(X)と同芯状に位置して集積ピ
    ット(2)内の旋回流のうち液面下設定レベルよりも下
    方の部分を囲む旋回安定用の円筒体(11)を設けてあ
    る請求項1記載の塗料スラッジ分離装置。
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