JPH0718426B2 - 定圧弁を備えた給水装置 - Google Patents

定圧弁を備えた給水装置

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JPH0718426B2
JPH0718426B2 JP21957486A JP21957486A JPH0718426B2 JP H0718426 B2 JPH0718426 B2 JP H0718426B2 JP 21957486 A JP21957486 A JP 21957486A JP 21957486 A JP21957486 A JP 21957486A JP H0718426 B2 JPH0718426 B2 JP H0718426B2
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pump
constant pressure
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water
pumps
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JP21957486A
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幸一 佐藤
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Hitachi Ltd
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は定圧弁を使用した給水装置に係り、特にこのポ
ンプが長期間締切運転を行う場合の過熱防止に好適な給
水装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の給水装置は特開昭54−14027号に記載のように定
圧弁の揚水の一部をそのポンプの吸込側に戻すようにな
っていた。これは定圧弁の定圧制御上必要なためであ
る。しかし、この定圧弁の内部の弁摺動部が水垢などに
より閉鎖状態でロックし、動作しなくなった時のポンプ
ケーシング内の過熱防止の点について配慮されていなか
った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来技術の第3図に示すように定圧弁14の戻し管20
の戻し口をそのポンプの吸込側としているため、水垢や
土砂などにより閉鎖状態でロックした際に、ポンプは長
期間締切運転を行い、ポンプケーシング内が過熱すると
いう問題点についての配慮がされておらず、ポンプケー
シング内が過熱すると水中の空気が分離して溜まり、揚
水不能やひどい場合にはケーシングが破裂する恐れがあ
った。これの対策として戻し管20を受水槽に戻すことも
考えられるが、最近の傾向としてポンプ、定圧弁、弁
類、圧力タンク、圧力スイッチ、制御系をベース上に組
立てユニット化してこれを一個の製品としてユーザ側に
提供することが進められている。このような場合に戻し
管20を受水槽へ戻すことはユーザ側の工事が増加し不都
合である。又、この戻し管をそのポンプの吸込側にもど
すことも考えられるがこの場合には循環するのみで余り
効果が期待できないものであった。そこで、本発明の目
的は複数台のポンプと複数台の定圧弁によって給水装置
を構成し、これら定圧弁の戻し管を受水槽へ戻すのでは
なく他のポンプの吸込側に連結して上記した締切運転状
態にある時、このポンプの水垢の一部をこのポンプの吐
出し側の定圧弁の戻し管を介して他のポンプの吸込側に
戻して間接的に受水槽へ返送することで過熱防止を行う
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
一般的に給水設備は断水を未然に防ぐため、あるいは保
守、点検時のことを考慮して、計画最大水量を複数ポン
プに分割して給水することを計画する。重要な設備であ
ればさらに予備ポンプを設ける。これらのポンプ設備に
小形の圧力タンクと定圧弁(減圧弁も含む)を組込んで
給水圧力を一定に保って給水する給水装置が提供されて
いる。しかし、これらの給水装置では特開昭54−14027
号(第2図参照)に記載のように、使用水量が少なくな
った際には、スロットル弁36が閉鎖した後、水路106を
通して、タンク16へ水を徐々に充満していき、ここの圧
力がポンプ停止圧力に達した時、ポンプを停止させるよ
うになっている。しかし、前記した水路106が水垢など
により詰まり、スロットル弁36が閉鎖状態でロックする
とポンプは長期間締切運転となる。そこで、上記目的は
これらの定圧弁の戻し配管20を互いに相異なるポンプの
吸込側に連結することにより達成される。
〔作用〕
定圧弁のスロットル弁が閉鎖状態でロックし、水路106
が詰まった場合、ポンプからの揚水はオリフィス80、下
部室84、戻し管20、他のポンプ吸込側、吸込管、受水槽
の順に返送されてポンプケーシング内が過熱することが
なくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1、第2図により説明す
る。同図に於いて、1は受水槽、2−1,2−2は吸込
管、3−1〜3−4は仕切弁、4−1,4−2はそれぞれ
第1及び第2のポンプ、同じく5−1,5−2は定圧弁、
6−1,6−2は逆止め弁、7は給水管、8は圧力タン
ク、9は前記給水管7に備わり、圧力タンク8内の圧力
に応動して、第2図に示す下限圧力P1で閉じ、上限圧力
P2で開く。
10−1,10−2はそれぞれ定圧弁5−1,5−2から他のポ
ンプ4−2,4−1の吸込側に戻す戻し管で、これらのポ
ンプが締切運転となった時に間接的に受水槽へ戻す。
又、11はユニットベースであり、以上の部品はこのベー
ス上に組立られる。
第2図は本実施例給水装置の運転特性図であり、縦軸に
圧力H、横軸に水量Qを取って示す。曲線Aは前記した
第1及び第2のポンプをそれぞれ単独運転した場合のQ
−H性能で定圧弁5−1,5−2の一次側圧力である。
又、曲線Bはこの定圧弁5−1,5−2の二次側の給水圧
力で特開昭54−14027号で示す作用でほぼ定圧特性を有
する。
本実施例では第1及び第2のポンプを交互に運転する例
で示しているが、給水はこれらいずれかのポンプの運転
により給水末端へ送水される。この場合、第2図に示す
ように、需要水量の変動に伴い、このポンプの吐出し側
圧力は曲線A上に、給水圧力は前記したように曲線B上
に沿って運転を行う。今、第1のポンプ4−1が運転
し、第2のポンプ4−2が停止しているものとする。こ
の状態で、使用水量が少ないにもかかわらず、定圧弁5
−1が閉鎖状態でロックし、圧力スイッチ9が切れずに
長期間運転を続けると、揚水の一部(5〜10/min程
度)が定圧弁5−1から戻し管10−1、休止している第
2のポンプ4−2の吸込側、吸込管2−2、受水槽1の
順に返送されて、このポンプ4−1のケーシング内の過
熱を防止する。第2のポンプ4−2が運転し、第1のポ
ンプ4−1が休止している場合も、前述と同様に戻し管
10−2から休止ポンプ10−1の吸込側を経由して、受水
槽1へ返送され過熱防止を行う。以上の実施例はポンプ
2台の組合せの例であるが、3台以上のポンプを組合せ
た場合も休止ポンプを介して受水槽へ返送することによ
りポンプケーシング内の過熱を防止することができる。
本実施例によれば温度センサーを設けるなどの手段を講
ずる必要がなく容易にポンプの過熱防止ができる効果が
ある。
〔発明の効果〕
本発明によれば運転しているポンプから休止しているポ
ンプを経由して、揚水の一部を間接的に受水槽へ返送す
ることでポンプの過熱防止対策を行うことができるの
で、ベース上にポンプ、弁類を一個の製品に組立ること
が可能となる効果があり、又、設置後、過熱防止対策を
行う必要がなく、設備費及びこれの工数低減ができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一つの実施例の構成図、第2図は第1
図の給水装置の運転特性図、第3図は従来の給水装置の
システム系統図(特開昭54−14027号から抜粋)であ
る。 1……受水槽、2−1,2−2……吸込管、3−1〜3−
4……仕切弁、4−1,4−2……ポンプ、5−1,5−2…
…定圧弁、7……給水管、8……圧力タンク、9……圧
力スイッチ、10−1,10−2……戻し管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受水槽と複数のポンプとこれらの吸込管と
    これらのポンプの吐出し側に設けた複数の定圧弁とこの
    吐出し側に連結され、圧力スイッチと圧力タンクを備え
    た給水管とで構成された給水装置に於いて、前記複数の
    ポンプの吸込側と前記複数の定圧弁の戻し口を同時に運
    転されないものを複数の戻し管で連結し、ポンプが運転
    している時、この戻し管を介して、休止しているポンプ
    の吸込側を経由して揚水の一部を受水槽へ返送して過熱
    防止を行うようにしたことを特徴とする定圧弁を備えた
    給水装置。
JP21957486A 1986-09-19 1986-09-19 定圧弁を備えた給水装置 Expired - Lifetime JPH0718426B2 (ja)

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JPS6375384A JPS6375384A (ja) 1988-04-05
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JPS6375384A (ja) 1988-04-05

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