JPH07184109A - 調光回路 - Google Patents

調光回路

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JPH07184109A
JPH07184109A JP5325314A JP32531493A JPH07184109A JP H07184109 A JPH07184109 A JP H07184109A JP 5325314 A JP5325314 A JP 5325314A JP 32531493 A JP32531493 A JP 32531493A JP H07184109 A JPH07184109 A JP H07184109A
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Sachihiro Okada
祥宏 岡田
Sumihiro Uchimura
澄洋 内村
Kenji Harano
健二 原野
Masanobu Koitabashi
正信 小板橋
Tsuguhisa Sasai
嗣久 笹井
Keiji Handa
啓二 半田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像手段と光源手段との組み合わせが限定さ
れず、無調整でハンチングが生じない、動作が円滑かつ
応答性に優れた調光回路が実現する。 【構成】 操作者が外部メモリ15への書き込みを指示
すると、CPU14は絞りはね12を一定刻みでステッ
プ動作させて、その時の被写体照度に比例した信号を順
次入力して、順次入力する信号の隣合う信号で差分を求
め、その差分値に所定の演算を行い、外部メモリ15に
絞りはね12の絞り位置又は開度をアドレスとして書き
込む。全絞り位置又は開度に対するデータの書き込みが
完了すると、書き込みを禁止して、随時絞り位置又は開
度に応じたデータを読み出して、データに応じてループ
ゲインを補正し、その後、位相補正回路10で位相補正
し絞りはね駆動部18を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像する被写体に供給
される照明光を調光する調光回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ等の発展はめざまし
く、ビデオカメラ等に用いられる撮像手段においては、
被写体からの光に基づき露光を調節することで被写体像
を確実に撮像する撮像装置が種々提案されている。これ
らの撮像装置においては光源装置を設けることで、被写
体に対して適正な照明光を照射して、撮像するものがあ
る。このような光源装置では、撮像手段が撮像する被写
体に対して供給する照明光を調光する調光回路を設けて
いた。
【0003】従来の上記調光回路は、被写体光量に比例
した映像信号を積分した信号を基準信号と比較して差分
を求め、その差分に応じて絞りを駆動して基準信号と映
像信号を積分した信号が一致するように動作すると共
に、位相補償回路によりハンチングを抑制している。
【0004】又、例えば応答性を改善するために、特開
平2−266769号公報に示されるように絞りの位
置、又は開度に応じてループゲインを可変したり、被写
体照度に応じてループゲイン又は応答速度を可変する方
法がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来構成では、ビデオカメラ等からの撮像信号を信号処
理するCCUと被写体に照明光を供給する光源との組み
合わせ設定が限られおり、CCUと光源との組み合わせ
が所定の組み合わせでしか、調光動作を適正に行うこと
ができないといった問題がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、撮像手段と光源手段との組み合わせが限定され
ず、無調整でハンチングが生じない、動作が円滑かつ応
答性に優れた調光回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の調光
回路は、照明光を供給する照明光供給手段と、前記照明
光供給手段により供給される前記照明光を被写体に照射
する照射手段と、前記照射手段により照射された前記被
写体からの戻り光の光量を検出する光量検出手段と、前
記光量検出手段が検出する前記戻り光の光量に基づき、
前記照明光供給手段が供給する前記照明光の光量を制御
する光量制御手段と、前記照射手段の各絞り位置での絞
りのゲインに基づいて、前記光量制御手段の応答性を補
正する補正値を算出する算出手段と、前記算出手段が算
出した前記補正値を記憶する補正値記憶手段とを備え、
前記光量制御手段は、前記補正値記憶手段に記憶された
前記補正値に基づき、前記光量制御手段の応答性を補正
することで、撮像手段と光源手段との組み合わせが限定
されず、無調整でハンチングが生じない、動作が円滑か
つ応答性に優れた調光回路の実現を可能とする。
【0008】
【実施例】図1乃至図14は本発明の第1実施例に係わ
り、図1は調光回路の第1実施例としての光源装置を備
えた内視鏡装置の構成を示す構成図、図2は図1の光源
装置の外観を示す外観図、図3は図2の光源装置のダク
ト本体の拡大図、図4は図2の光源装置のダクト本体の
変形例の拡大図、図5は図4の細バネと筐体の突起の拡
大図、図6は図1のランプからの照明光の光学系の構成
を示す構成図、図7は図6の光学系に用いられる絞りは
ねの一例の構成を示す構成図、図8は図7の絞りはねの
透光孔の構造を説明する説明図、図9は図6の光学系に
用いられる絞りはねの第1の変形例の構成を示す構成
図、図10は図6の光学系に用いられる絞りはねの第2
の変形例の構成を示す構成図、図11は図10の絞りは
ねの第2の変形例の詳細な構成を示す断面図、図12は
図1の光源装置による絞りはねの絞り位置と絞り量及び
絞り率の関係を示す特性図、図13は図1の電子内視鏡
の入射光に対するCCDの出力の特性を示す特性図、図
14は図1の光源装置のCPUによる調光のループゲイ
ンの補正を説明する説明図である。
【0009】第1実施例の内視鏡装置は、図1に示すよ
うに、体腔内に挿入される電子内視鏡1と、前記電子内
視鏡1の出力信号を入力してビデオ信号を出力するカメ
ラコントロールユニット2(以下CCUと記す)と、前
記電子内視鏡1へ光を供給する光源装置3とで構成さ
れ、前記CCU2は前記電子内視鏡1内の被写体像を電
気信号に変換する固体撮像素子4bの出力信号を増幅す
るプリアンプ5と、前記プリアンプ5の出力信号を任意
の時定数で平滑する直流化回路6と、図示しないビデオ
処理回路で構成される。
【0010】前記光源装置3は、操作者のパネル操作に
より任意の明るさに設定可能な明るさに応じた信号を出
力する基準信号発生回路7と、前記直流化回路6の出力
信号を入力して前記基準信号発生回路7の出力信号と比
較して差分を出力する比較回路8と、前記比較回路8の
出力信号を外部からの制御信号に応じてゲインを切り換
えるゲインコントロールアンプ(以下GCAと記す)9
と、周波数特性を補正する位相補正回路10と、被写体
を照明するランプ11と、前記ランプ11の出射光量を
絞る絞りはね12と、前記絞りはね12を動かす絞りは
ね駆動部18と、前記絞りはね12の駆動軸に連動して
軸が動くポテンショメータ13と、前記直流化回路6の
出力と前記ポテンショメータ13の出力を入力して所定
の演算を行うCPU14と、前記CPU14に接続され
前記ポテンショメータ13の出力に対応したアドレス信
号に応じて前記CPU14の演算データを記憶する外部
メモリ15と、前記外部メモリ15のアドレス信号に応
じたデータを前記CPU14で読み取り後、出力するデ
ータを入力しGCA9のゲイン切り換えの制御端子に出
力するゲイン切り換え信号発生回路16と、前記CPU
14の出力と前記位相補正回路10の出力を入力して調
光セットSWの出力により所定の演算を開始してから終
了するまでの間、前記CPU14の出力を選択する切り
換えスイッチ17とで構成され、前記ランプ11からの
照明光は絞りはね12を介して前記電子内視鏡内1を挿
通するライトガイド4aにより電子内視鏡1の先端に伝
送され先端前方に照射されるようになっている。
【0011】前記光源装置3は、図2に示すように、光
源装置3の筐体21には内側よりダクト本体22が固定
されている。図3に示すように、ダクト本体22にはダ
クト本体22をほぼ同面積で全面覆っているカバーメッ
シュ23がビス25によって取り付けられている。カバ
ーメッシュ23には4ケの板バネ24が一体的に固定さ
れている。板バネ24は無負荷状態では筐体21に空い
ているダクト本体22の取り付け穴よりも大きく広が
る。
【0012】この構造においてダクト本体22とカバー
メッシュ23を合わせて外側から筐体21の取り付け穴
に押し込むと、カバーメッシュ23に一体化された板バ
ネ24が筐体21の穴を通過した時点で広がることによ
り板バネ24の弾性力でダクト本体22が筐体1に固定
される。このような構造にすることで、ダクト本体22
を工具を用いず簡単にしかも短時間で筐体21に固定す
ることを可能とする。
【0013】なお、ダクト本体22の変形例の構成とし
て、図4に示すような構成とすることができる。すなわ
ち、構成は図3とほぼ同じであるが、ダクト本体22に
メッシュ26と4ケの細バネ27がビス25によって固
定されている。細バネ27は筐体21のダクト本体22
の取り付け面と平行に回転可能であり、筐体21には細
バネ27の回転円周内にそれぞれ2ケの突起28が設け
てある。図5に細バネ7と筐体1の突起8の拡大図を示
す。
【0014】この構成においてダクト本体22とメッシ
ュ26を合わせて外側から筐体21の取り付け穴に入れ
た後、4ケの細バネ27を回転させ対応する筐体21の
2ケの突起28の間に移動させる。すると4ケの細バネ
27の弾性力によりダクト本体22は筐体21に固定さ
れる。このような構造であれば、図3と同様にダクト本
体22を工具を用いず簡単にしかも短時間で筐体21に
固定することができる。
【0015】ここで本実施例の絞りはね12では、従来
の絞りはねと異なる構成の絞りはねを用いることができ
る。つまり、図6及び図7に示すように、外周部にギヤ
35が切ってある絞りはね12が光源装置3内に設置さ
れており、その設置位置は絞りはね12の扇の円部と同
じ回転中心を持ちかつ回転中心から一定距離の絞りはね
12上の軌線37が常にランプ11、集光レンズ郡32
の中心軸を通る光軸31を通るよう孔36を回転中心と
して回動自在に固定されている。
【0016】絞りはね12には孔36を通り等角度で並
んでいる軌線a,b,c,…,m、…上に等間隔に透光
孔38が配置されており、透光孔38は図9に示すよう
に軌線a上で絞りはね12に対して垂直で、b,c,
…,mに進むに従って光軸31に対して傾斜しながら開
いている。なお透光孔38は同一線上では同一角度の孔
が開いている。さらに、絞りはね12の外周ギヤ35に
は絞りはね駆動部18としてのモータ18aと直結して
いる平歯車が連結している。
【0017】そして、モータ18aにより絞りはね12
を回転させていくと光軸31に対して透光孔38は軌線
a上から軌線m上へと変化する。透光孔38は上記した
通り、軌線aから軌線mにいくに従って光軸31に対し
て傾斜が変化するため絞りはね12を通るランプ光の透
過光量は変化する。
【0018】つまり、絞りのハンチング抑制等の問題で
ギヤは一定以上の減速比が必要で、そのために平歯車の
径を大きくする必要があり、絞り駆動機構部が大型化
し、機器の小型化に不利であったが、外周ギヤ35を備
えた絞りはね12内部に絞り調整要素としての透光孔3
8を設け、絞りはね12が絞りの調節に必要なギヤ部以
外のギヤ部を取り除き扇形状とすることで、円形の歯車
とくらべて絞り駆動機構部の小型化、及び部品点数の削
減による組立性の向上をはかることを可能としている。
【0019】また図9に示すように、図7で示した絞り
はね12の変形例である絞りはね12aを、図7の例が
基線a,b,c,…,m上に配置してある透光孔38の
光軸31に対する傾斜を変化させ透過光量を変化させて
いるのに対し、絞りはね12aでは、通過する光の光軸
31に対する透光孔38の傾斜はなく全て垂直である
が、軌線aから軌線mにいくに従って孔の径を徐々に小
さくし、透過光量を変化させて構成することができる。
【0020】また、図7及び図9以外の絞りはね12、
12aの変形例としては次のような構成のものでも良
い。
【0021】すなわち、光源装置の光量を調整する絞り
はね12bにおいて、図10に示すように、SUS材等
の母材に写真腐食で大きさの変化する孔42を開け、光
が当たる領域の開口面積を変化させることによって絞り
はねを通る透過光量を変化させ光源出射光量を調整す
る。
【0022】ここで、光源出射光量を極限まで絞るため
に光を最も絞る領域43の孔42全ての総開口面積を小
さくしたいが、孔42の数を減らすと光源出射量の配光
を損なうために孔42の数を減らさず孔42の径を小さ
くしなければならない。しかし、従来のSUS材等の母
材に写真腐食で孔を開ける方法では母材の板厚と同じ寸
法の径の孔を開けるのが限界で、孔の径を小さくするた
めに母材の板厚を薄くすると絞りはね12bの剛性が弱
くなり、又光の熱で絞りはね12bに反りが発生してし
まう。又限界以上の孔を開けると孔42の径がまちまち
となる。
【0023】そこで、剛性が高く、熱にも強く、配光を
損なうことなく極限まで光量を絞ることのできる絞りは
ね12bでは、図11に示すように、絞りはね12bの
母材は銅層45を2層のニッケル層46ではさんだ3層
構造で構成する。絞りはね12bの母材に孔42を開け
る方法は、最初に外側両層のニッケル層46だけを求め
ている孔の径44より大きい径で腐食し、その後中間層
の銅層45だけを腐食させる溶剤で求めている孔の径4
4を開ける。この方法で絞りはね12b自身の板厚を薄
くすることなく絞りはね12bの板厚寸法より小さい銅
層45の厚みと同等の寸法の径の孔42を開けることが
でき、剛性が高く、熱にも強く、出射光の配光を損なわ
ずに、極限まで光量を絞ることが可能となる。
【0024】次にこのように構成された本実施例の内視
鏡装置の作用について説明する。
【0025】図1において、電源投入後、操作者が初期
設定のため調光セットSWを押すと、CPU14は絞り
位置に対する本調光回路のゲインを求めるための所定の
演算を開始する。又切り換えスイッチ17はCPU14
の出力を入力信号として選択する。CPU14は、ポテ
ンショメータ13の出力が一定量毎にステップ変化する
ように絞りはね駆動部18に出力する。
【0026】具体的には、CPU14でポテンショメー
タ13の出力をモニタし、ポテンショメータ13の出力
が絞りはね12が全開から閉じる方向に一定間隔で階段
状に変化するよう、同様に階段状に変化するカウンタの
値とポテンショメータ13の出力が一致するようにCP
U14で制御する。このようにして絞りはね12をステ
ップ動作させて、各位置での直流化回路6の出力信号レ
ベルをCPU14は入力する。
【0027】図12(a)の絞り位置と絞り量の関係か
ら、絞りはね12のステップ動作時の各位置での直流化
回路6の出力信号レベルVn と現在の絞り位置の1ステ
ップ前の位置での直流化回路6の出力信号レベルVn-1
の差信号Vn-1 −Vn と算出し、絞りはね12が全開放
時の直流化回路6の出力レベルVmax との比を求める。
そして、各絞り位置における直流化回路6の出力信号レ
ベルと1ステップ前の位置の直流化回路6の出力信号レ
ベルの差(Vn-1 −Vn)で、全開放時の直流化回路6
の出力信号VMAXで割り、定数Aをかける。この値、す
なわち図12(b)に示す絞り率をポテションメータ1
3の出力信号に対応したアドレス信号で外部メモリ15
に書き込む。
【0028】絞りはね12が全閉するまで、上記所定の
処理を行うと、CPU14の切り換えスイッチ制御出力
により切り換えスイッチ17は位相補正回路10の出力
を選択する。
【0029】これから以降は通常の自動調光回路と同様
である。つまり、図13に示すように、被写体の光量に
比例した固体撮像素子4の出力信号をプリアンプ5を介
して直流化回路6で積分される。直流化回路6の出力は
比較回路8で基準信号発生回路7の出力と比較され差分
に応じて出力する。基準信号発生回路7の出力は、操作
者の設定する調光レベルに比例する。
【0030】そして、比較回路8の出力はGCA8で増
幅され、図14に示すように、増幅度は通常の自動調光
回路と異なり一定ではなく、ポテンショメータ13の出
力に応じて変わる。前記初期動作でCPU14が演算し
て求め外部メモリ15に記憶した補正値をポテンショメ
ータ13の出力値に応じたアドレスで読み出してゲイン
切り換え信号発生回路16で補正値に応じた増幅度とな
るようにGCA9へゲインの切り換え信号を出力する。
【0031】GCA9で増幅された差分信号は、位相補
正回路10で位相補正され切り換えスイッチ17を介し
て絞りはね駆動部18に入力し、比較回路8の出力が小
さくなる方向に絞りはね12を駆動する。
【0032】従って、操作者が外部より記憶手段として
の外部メモリ15への書き込みを指示すると、演算手段
としてのCPU14は、絞りはね12を一定刻みでステ
ップ動作させて、その時の被写体照度に比例した信号を
順次入力して、順次入力する信号の隣合う信号で差分を
求め、その差分値に所定の演算を行い、外部メモリ15
に絞りはね12の絞り位置又は開度をアドレスとして書
き込む。全絞り位置又は開度に対するデータの書き込み
が完了すると、書き込みを禁止して、随時絞り位置又は
開度に応じたデータを読み出して応答性制御手段として
の位相補正回路10で位相補正し、調光手段としての絞
りはね駆動部18を制御することで、システムの組み合
わせが変わっても、使用前に操作者がプリセットするこ
とで自動的に最適応答性を演算して設定するので、どの
ような組み合わせでもハンチングを抑えて、応答性も改
善される。
【0033】このように、本実施例では調光セットを行
うことでトータルシステムでの絞りはね位置におけるゲ
インを求め、その値に応じた補正値を演算して記憶し、
自動調光動作時に随時絞りはね位置に応じてループゲイ
ンの補正を行うことができるので、複数のカメラコント
ロールユニットのどのカメラコントロールユニットと組
み合わせても、ハンチング等の生じない常に適正な絞り
制御を行うことができる。
【0034】次に本発明の第2実施例を説明する。図1
5及び図16は本発明の第2実施例に係わり、図15は
調光回路の第2実施例である光源装置を備えた内視鏡装
置の構成を示す構成図、図16は図15の電子内視鏡の
先端に接続可能なアダプタを説明する説明図である。第
2実施例は第1実施例とほとんど同じであるので、異な
る構成のみ説明し同一構成には同じ符号を付け説明は省
略する。
【0035】第2実施例の光源装置3は、操作者のパネ
ル操作により任意の明るさに設定可能な明るさに応じた
信号を出力する基準信号発生回路7と、直流化回路6の
出力信号を入力してデジタル信号に変換するA/Dコン
バータ52と、前記A/Dコンバータ52の出力と前記
基準信号発生回路7の出力信号と比較して差分を出力す
る比較回路8と、前記比較回路8の出力信号を外部から
の制御信号とで乗算を行う乗算器53と、周波数特性を
補正する位相補正回路10と、前記位相補正回路10の
出力をアナログ変換するD/Aコンバータ54と、絞り
はね12の出射側に配置されたハーフミラー49と、前
記ハーフミラー49の反射方向に配置された受光素子5
0と、前記直流化回路6の出力と前記ポテンショメータ
13の出力と前記受光素子50の出力を入力して所定の
演算を行うCPU14と、前記CPU14に接続され前
記ポテンショメータ13の出力に対応したアドレス信号
に応じて前記CPU14の演算データを記憶する外部メ
モリ15と、前記CPU14に接続され前記直流化回路
6の出力に対応したアドレス信号に応じて前記CPU1
4の演算データを記憶する外部メモリ51とを備えて構
成される。その他の構成は第1実施例と同じである。
【0036】本実施例の作用を説明する。
【0037】電源投入後、操作者が初期設定のため調光
セットSWを押すと、ハーフミラー49が出射光路中に
入り、CPU14は絞り位置に対する本調光回路のゲイ
ンを求めるための所定の演算を開始する。又切り換えス
イッチ17はCPU14の演算が終了するまでCPU1
4の出力を入力信号として選択する。CPU14は、ポ
テンショメータ13の出力が一定量毎にステップ変化す
るように絞りはね駆動部18に出力する。
【0038】具体的には、CPU14でポテンショメー
タ13の出力をモニタし、ポテンションメータ13の出
力が絞りはね12が全開から閉じる方向に一定間隔で階
段状に変化するよう、同様に階段状に変化するカウンタ
の値とポテンショメータ13の出力が一致するようにC
PU14で抑制する。
【0039】このようにして絞りはね12をステップ動
作させて、各位置での直流化回路6の出力信号レベル及
び受光素子50の出力信号レベルをCPU14は入力す
る。CPU14は、絞りはね12が全開放時の受光素子
50の出力信号レベルに対する、絞りはね12のステッ
プ動作時の各位置での受光素子50の出力信号レベル間
の差との比を求め、絞りはね12の絞りはね位置におけ
るゲインに比例する値を求める。
【0040】又、絞りはね12のステップ動作時の各位
置での直流化回路6の出力信号と受光素子20の出力よ
り出射光に対するCCU2のゲインに相当する値を求め
る。CPU14は、各絞り位置における受光素子50の
出力信号レベルと現絞り位置のワンステップ前の受光素
子20の出力信号レベルとの差分を求め、差分を絞り全
開位置における受光素子50の出力信号レベルで割り、
この値をポテンショメータ13の出力信号に対応したア
ドレス信号で外部メモリ15に書き込む。
【0041】又CPU14は、絞りはね12のステップ
動作時に受光素子50と直流化回路6の出力信号を入力
し、現在絞り位置の1ステップ前の受光素子20と直流
化回路6の出力信号とから、現絞り位置での受光素子5
0の出力と1ステップ前の時の受光素子50の出力との
差、及び現絞り位置での直流化回路6の出力と1ステッ
プ前の時の直流化回路6の出力との差をとり、直流化回
路6の差信号を受光信号50の差信号で割る。この値
を、直流化回路6の出力信号に対応したアドレス信号で
外部メモリ51に書き込む。
【0042】絞りはね12が全閉するまで上記所定の処
理を行うと、CPU14の切り換えスイッチ制御出力に
より切り換えスイッチ17は位相補正回路10の出力を
選択する。又、ハーフミラー49は光路中から退去す
る。
【0043】これから以降は通常の自動調光回路と同様
である。被写体の光量に比例した固体撮像素子4の出力
信号をプリアンプ5を介して直流化回路6で積分され
る。直流化回路6の出力は比較回路8で基準信号発生回
路7の出力と比較され差分に応じて出力する。基準信号
発生回路7の出力は、操作者の設定する調光レベルに比
例する。
【0044】比較回路8の出力は乗算器53でCPU1
4の出力と乗算される。前記初期動作でCPU14が演
算して求め外部メモリ15に記憶した絞り位置における
絞りはね12のゲインに相当する値をポテンショメータ
13の出力値に応じたアドレスで読み出す。又、外部メ
モリ51に記憶した出射光に応じたCCU2のゲインに
相当する値を、直流化回路6の出力値に応じたアドレス
で読み出す。外部メモリ15、外部メモリ51から読み
出されたデータをCPU14は掛け合わせて逆数をと
り、基準値と逆数を掛け合わせて乗算器53に乗数とし
て出力する。
【0045】乗算器53でCPU14のデータと乗算さ
れた差分信号は、位相補正回路10で位相補正されD/
Aコンバータ54でアナログ信号に変換後、切り換えス
イッチ17を介して絞りはね駆動部18に入力し、比較
回路8の出力が小さくなる方向に絞りはね12を駆動す
る。
【0046】このように、本実施例では調光セットを行
うことで絞りはね位置における絞りはねのゲイン、及び
カメラコントロールユニットの出力信号即ち固体撮像素
子への入射光量に応じたカメラコントロールユニットの
ゲインを求め、その値に応じた補正値を演算して記憶
し、自動調光動作時に随時絞りはね位置、及び固体撮像
素子の入射光量に応じてループゲインの補正を行うこと
ができるので、複数のカメラコントロールユニットのど
のカメラコントロールユニットと組み合わせても、ハン
チング等の生じない常に適正な絞り制御を行うことがで
きる。
【0047】又、図16のような、内面に均一な反射率
の塗料を塗ったキャップ状のアダプタ61を電子内視鏡
1の先端にかぶせて調光セットを行えば、絞りのステッ
プ動作における演算中にCCU2の出力が飽和すること
もなく、再現性の良い演算が行える。さらにこの方法を
使用すれば、ホワイトバランスも調光セットと同時に行
うことができる。
【0048】次に第3実施例について説明する。図17
乃至図20は第3実施例に係わり、図17は位相補正回
路の構成を示す構成図、図18は図17の位相補正回路
の演算用CPUの作用を説明するフローチャート、図1
9は図17の位相補正回路の変形例の構成を示す構成
図、図20は図19の位相補正回路の演算用CPUの作
用を説明するフローチャートである。第3実施例は、位
相補正回路の構成が異なるだけで第2実施例とほとんど
同じであるので、異なる構成のみ説明する。
【0049】図17に示すように、本実施例の位相補正
回路10Aでは、乗算器53からの差分信号データを入
力するためのPIO10aは、データバス10bを介し
て演算専用CPU10dに接続されている。さらに、こ
のデータバス10bには、演算専用CPU10d、制御
プログラムが記憶されたROM10h、差分信号データ
を位相補正した演算データをD/Aに出力するためのP
IO10cがそれぞれ接続されている。又、演算用CP
U10dからのアドレスデータに応じてチップセレクト
信号10gを発生するデコーダ10eは、演算用CPU
10d及びROM10hにアドレスバス10fを介して
接続されている。さらに図示はされていないが、演算用
CPU10dから出力される制御信号を伝送する制御バ
スがPIO10a,10c,ROM10eにそれぞれ接
続されている。
【0050】次に作用について説明する。電源が投入さ
れると、演算用CPU10dはROM10hから制御プ
ログラムをロードし、PIO10a,10cを初期化し
た後に、演算処理を開始する。この演算処理の内容を図
5のフォローチャートに示す。まずステップS1で、P
IO10aから乗算器53によって出力された差分信号
データDINを取り込む。次に制御系の持つループ特性を
最適にするために、差分信号データの大きさに基づい
て、ステップS2で補正ゲインGを、ステップS3で補
正位相aを算出する。これらの算出データによりステッ
プS4で入力された差分信号データを補正し、PIO1
0cを介してD/Aに出力する。
【0051】従って第3実施例では、差分信号を補正す
るための補正係数をハードウェアに合わせて変更するこ
とができ、汎用性を高くすることができる。さらに、一
つのハードウェアの補正係数についても、差分信号の変
化領域に合わせて複数の関数データテーブルを持たせる
ことによって制御の正確さを高めることができる。
【0052】なお、図17の構成の位相補正回路の変形
例として、図19に示すように、基準信号発生回路7か
ら操作者の設定する調光レベルに対応したデータを取り
込むためのPIO10iを加えた構成の位相補正回路1
0Bとしても良い。
【0053】この位相補正回路10Bの作用について
も、図17の位相補正回路10Aとほぼ同様であり、図
20のフローチャートに示すように、まずステップS1
1で、PIO10aから乗算器53によって出力された
差分信号データDINを取り込んだ後に、ステップS12
で基準信号データを取り込む。次に制御系の持つループ
特性を最適にするために、差分信号データの大きさに基
づいて、ステップS13で補正ゲインGを、ステップS
14で補正位相aを算出する。これらの算出データによ
りステップS15で入力された差分信号データを補正
し、PIO10cを介してD/Aに出力する。つまり、
補正係数の計算に調光レベルの基準値も考慮するように
している。
【0054】この変形例では、差分信号の大きさだけで
なく、操作者の設定した調光レベルの値も補正係数の算
出に反映されるため、図17の位相補正回路による第3
実施例の効果に加え、さらに細かい使用条件に適合した
制御が可能となる。
【0055】上記各実施例では、電子内視鏡を用いて調
光を行う調光回路としての光源装置について説明した
が、これに限らず、光学式の内視鏡に外付けカメラを付
けた構成でも同様な効果が得られる。
【0056】ところで、空洞内の観察をする内視鏡(以
下、スコープという)には、先端に固定撮像素子(以
下、CCDという)を内蔵した電子スコープや接眼部に
撮影用カメラを直接接続できるファイバースコープ等が
ある。これらのスコープは、照明光を取り入れるために
光源装置と接続する着脱部に電気的な接続を持つための
接点を持っている。又光源装置には、前記のスコープ接
点と接触し電気的な接続を保つための接点バネがスコー
プ保持部に設けられている。
【0057】しかし、スコープの着脱部と光源装置のス
コープ保持部との間には、着脱自在にするために、多少
のガタツキがあり、スコープを光源装置に接続して使用
する時のストレスによって、前記の接点バネが変形・摩
耗等の劣化を起こしてしまい、電気接点部の接触不良の
原因となっている。これによって電子内視鏡の映像信号
が乱れたり、撮影用カメラで撮影ができなくなってしま
い、使いづらい。
【0058】そこで、図21に示すように、内視鏡の光
源装置103において、スコープの着脱部101がスコ
ープ保持部に確実に挿入されたことを検出するスコープ
接続検出手段105と、スコープの着脱部を固定するス
コープ固定手段104と、前記スコープ接続検出手段1
05からの検出信号によって前記スコープ固定手段10
4が所定の強さでスコープの着脱部101を固定するよ
うに制御するスコープ固定制御手段106とを設ける。
【0059】具体的には、図22に示すように、光源装
置のスコープ保持部102,103の間に着脱可能なス
コープのライトガイド部101aが挿入されていくと、
前記ライトガイド部101aによって検出棒105aが
押し下げられ、スコープが確実に接続されると図22の
ようになる。この検出棒105aは、黒色等の光を反射
しにくい色で着色されていて、一部に反射面105bが
露出している。この反射面105bは、スコープが確実
に接続された時にホトリフレクタ105cが動作する位
置に設けられている。このホトリフレクタ105cは、
スコープ接続検出手段105によって駆動されていて、
ホトリフレクタ105cが動作するとスコープ接続検出
手段105から検出信号が送出され、スコープ固定制御
手段106がこの検出信号を受けとる。この時スコープ
固定制御手段106は、油圧ポンプ119により油室1
21内の圧力が所定の値に保たれるように制御する。タ
ンク120の油がポンプ119を通して油室121に送
られると、押圧パッド104aが固定パッド104bに
向けて押し出される。バネ105d,104dは、それ
ぞれ検出棒105a、押圧パッド104aを元の位置に
戻すための復元力を発生する。
【0060】このような光源装置では、まず、スコープ
を光源装置に接続するために、ライトガイド部101a
をスコープ保持部102,103の間に挿入する。この
時押圧パッド104aは、ライトガイド部101aの挿
入の妨げにならない位置まで上がっているので、ライト
ガイド部101aは、ある位置から検出棒105aに当
たり、検出棒105aを押し下げ始める。そして確実に
スコープが接続されると、検出棒105aの反射面10
5bによってホトリフレクタ105cが動作状態にな
る。これによりスコープ接続検出手段105から検出信
号がスコープ固定制御手段106に送られて、ポンプ1
19が作動し始める。この時点からスコープ固定制御手
段106は、油室121内の圧力を監視し、所定の圧力
になるまで加圧を続ける。所定値になった後は、その状
態を保持するように制御する。前記の加圧の過程におい
て、押圧パッド104aはライトガイド部101aを固
定パッド104bに向けて移動させ、さらに押し付け
る。その後、一定圧力でライトガイド部101aを押さ
え続ける。これによって、スコープはガタツキのない状
態で保持されることになる。
【0061】こうしてスコープの使用が終了すると、図
示していない固定解除スイッチを押すことにより、スコ
ープ固定制御手段106が油室121内の圧力をスコー
プ接続前の状態に戻し、押圧パッド104aを初期の位
置に戻し、スコープを抜ける状態になる。
【0062】従って、ライトガイド部101aをガタツ
キのないように固定するために、使用中に生じるスコー
プの引っ張りやよじれ等のストレスによる電気接点部の
摩耗や離脱をなくすことができる。
【0063】又、図23のような内視鏡の光源装置にお
いては、スコープの着脱部101がスコープ保持部に確
実に挿入されたことを検出するスコープ接続検出手段1
05と、接点バネをスコープの接点131に押し付ける
接点バネ押圧手段132と、前記スコープ接続検出手段
105からの検出信号により前記接点バネ押圧手段13
2が所定の圧力で接点バネを押圧するように制御する接
点バネ押圧制御手段133とを設ける。
【0064】具体的には、図24に示すように、光源装
置のスコープ保持部102,103の間に着脱可能なス
コープのライトガイド部101aが挿入されていくと、
前記ライトガイド部101aによって検出棒105aが
押し下げられ、スコープが確実に接続されると図24の
ようになる。この検出棒105aは、黒色等の光を反射
しにくい色で着色されていて、一部に反射面105bが
露出している。この反射面105bは、スコープが確実
に接続された時にホトリフレクタ105cが動作する位
置に設けられている。このホトリフレクタ105cは、
スコープ接続検出手段105によって駆動されていて、
ホトリフレクタ105cが動作するとスコープ接続検出
手段105から検出信号が送出され、接点バネ押圧制御
手段133がこの検出信号を受けとる。この時接点バネ
押圧制御手段133は、油圧ポンプを油室121内の圧
力が所定の値に保たれるように制御する。タンク120
の油がポンプ119を通して油室121に送られると、
押圧棒132aがスコープの接点ピン131に向けて押
し出される。バネ105d,132bは、それぞれ検出
棒105a、押圧棒132aを元の位置に戻すための復
元力を発生する。
【0065】このような光源装置では、まず、スコープ
を光源装置に接続するために、ライトガイド部101a
をスコープ保持部102,103の間に挿入する。この
時押圧棒132a及び接点バネ132cは、接点ピン1
31の挿入の妨げにならない位置まで上がっている。挿
入されたライトガイド部101aは、ある位置から検出
棒105aに当たり、検出棒105aを押し下げ始め
る。そして確実にスコープが接続されると、検出棒10
5aの反射面105bによってホトリフレクタ105c
が動作状態になる。これによりスコープ接続検出手段1
05から検出信号が接点バネ押圧制御手段133に送ら
れて、ポンプ119が作動し始める。この時点から接点
バネ押圧制御手段133は、油室121内の圧力を監視
し、所定の圧力になるまで加圧を続ける。所定値になっ
た後は、その状態を保持するように制御する。前記の加
圧の過程において、押圧棒132aは接点バネ132c
を接点ピン131に向けて移動させ、さらに押し付け
る。その後、一定圧力で接点バネ132cを押さえ続け
る。これによって、接点バネ132cはつねに接点ピン
131と接触した状態を保持することになる。
【0066】こうしてスコープの使用が終了すると、図
示していない固定解除スイッチを押すことにより、接点
バネ押圧制御手段133が油室121内の圧力をスコー
プ接続前の状態に戻し、押圧棒132aを初期の位置に
戻し、接点バネ132cと接点ピン131を接触しない
状態にする。
【0067】従って、スコープにガタついても接点ピン
と接点バネの接触圧を一定に保つために、使用中に生じ
るスコープの引っ張りやよじれ等のストレスによる電気
接点部の接触不良をなくすことができることである。
【0068】つまり、図22及び図24の光源装置で
は、スコープを着脱自在にするために生じるスコープの
着脱部とスコープ保持部のガタツキが原因で発生する電
気接点部の摩耗や離脱を抑えることができるため、接点
部の接触不良がなくなり、電子内視鏡の映像信号の乱れ
や撮影用カメラの撮影不良をなくすことができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明では任意の時に絞
り位置における絞りのゲインを求め自動調光回路のルー
プゲインを補正するデータを演算し記憶する手段を設け
たので、どのような組み合わせにおいてもハンチングの
生じない無調整の自動調光回路を提供できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明の調光回路に
よれば、光量制御手段は、補正値記憶手段に記憶された
補正値に基づき、光量制御手段の応答性を補正するの
で、撮像手段と光源手段との組み合わせが限定されず、
無調整でハンチングが生じない、動作が円滑かつ応答性
に優れた調光回路が実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】調光回路の第1実施例としての光源装置を備え
た内視鏡装置の構成を示す構成図。
【図2】図1の光源装置の外観を示す外観図。
【図3】図2の光源装置のダクト本体の拡大図。
【図4】図2の光源装置のダクト本体の変形例の拡大
図。
【図5】図4の細バネと筐体の突起の拡大図。
【図6】図1のランプからの照明光の光学系の構成を示
す構成図。
【図7】図6の光学系に用いられる絞りはねの一例の構
成を示す構成図。
【図8】図7の絞りはねの透光孔の構造を説明する説明
図。
【図9】図6の光学系に用いられる絞りはねの第1の変
形例の構成を示す構成図。
【図10】図6の光学系に用いられる絞りはねの第2の
変形例の構成を示す構成図。
【図11】図10の絞りはねの第2の変形例の詳細な構
成を示す断面図。
【図12】図1の光源装置による絞りはねの絞り位置と
絞り量及び絞り率の関係を示す特性図。
【図13】図1の電子内視鏡の入射光に対するCCDの
出力の特性を示す特性図。
【図14】図1の光源装置のCPUによる調光のループ
ゲインの補正を説明する説明図。
【図15】調光回路の第2実施例である光源装置を備え
た内視鏡装置の構成を示す構成図。
【図16】図15の電子内視鏡の先端に接続可能なアダ
プタを説明する説明図。
【図17】第3実施例の調光回路の位相補正回路の構成
を示す構成図。
【図18】図17の位相補正回路の演算用CPUの作用
を説明するフローチャート。
【図19】図17の位相補正回路の変形例の構成を示す
構成図。
【図20】図19の位相補正回路の演算用CPUの作用
を説明するフローチャート。
【図21】電気接点部の接触不良が生じにくい光源装置
の概念構成を示す構成図。
【図22】図21の光源装置の具体的な構成を示す構成
図。
【図23】図21の光源装置の変形例の構成を示す構成
図。
【図24】図23の光源装置の具体的な構成を示す構成
図。
【符号の説明】
1…電子内視鏡 2…CCU 3…光源装置 4a…ライトガイド 4b…固体撮像素子 5…プリアンプ 6…直流化回路 7…基準信号発生回路 8…比較回路 9…GCA 10…位相補正回路 11…ランプ 12…絞りはね 13…ポテンショメータ 14…CPU 15…外部メモリ 16…ゲイン切り換え信号発生回路 17…切り換えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小板橋 正信 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 笹井 嗣久 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 半田 啓二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を供給する照明光供給手段と、 前記照明光供給手段により供給される前記照明光を被写
    体に照射する照射手段と、 前記照射手段により照射された前記被写体からの戻り光
    の光量を検出する光量検出手段と、 前記光量検出手段が検出する前記戻り光の光量に基づ
    き、前記照明光供給手段が供給する前記照明光の光量を
    制御する光量制御手段と、 前記照射手段の各絞り位置での絞りのゲインに基づい
    て、前記光量制御手段の応答性を補正する補正値を算出
    する算出手段と、 前記算出手段が算出した前記補正値を記憶する補正値記
    憶手段とを備えたことを特徴とする調光回路。ことを特
    徴とする調光回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003037173A1 (fr) * 2001-10-30 2003-05-08 Olympus Corporation Procede de reglage d'un systeme endoscopique
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