JPH0718358U - フラットケーブルの接続構造 - Google Patents

フラットケーブルの接続構造

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JPH0718358U
JPH0718358U JP4785093U JP4785093U JPH0718358U JP H0718358 U JPH0718358 U JP H0718358U JP 4785093 U JP4785093 U JP 4785093U JP 4785093 U JP4785093 U JP 4785093U JP H0718358 U JPH0718358 U JP H0718358U
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flat cable
connection
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conductor
connection structure
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JP4785093U
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隆造 鈴木
治生 佐圓
貞夫 高橋
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続信頼性が高く、しかもフラットケーブル
の着脱が可能であって、構造全体がコンパクトなフラッ
トケーブルの接続構造を提供する。 【構成】 フラットケーブル1の端末導体2に凸部3を
設け、この凸部3を下に向けた状態で端末導体2をプリ
ント基板4の導体5に載置し、更に凸部10を有する押
圧体7によってこの端末導体2を押圧したものであっ
て、この凸部10により端末導体2が撓み、このときの
端末導体2の弾性力が凸部3に集中的に作用し、端末導
体2と導体5とが、確実に接続するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フラットケーブルの接続構造に関し、特に相手方接続部品の1つで あるプリント基板との接続に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】
図3(a),(b)は、従来技術に係るフラットケーブルの接続構造を示す説 明図である。
【0003】 これらのうち図3(a)に示す接続構造は、フラットケーブルの接続端子であ る複数の端末導体22を、この端末導体22に対応するようプリント基板24上 にパターン形成された、プリント基板24の接続端子である複数の導体25上に 載置し、両導体22、25をハンダ23で接続したものである。
【0004】 また図3(b)に示すフラットケーブルの接続構造は、プリント基板34に、 嵌入口36を有するコネクタ35を固定するとともに、フラットケーブル31の 接続端子である複数の端末導体32aに嵌入用部材33を固定することにより嵌 入口36に嵌入可能として、この接続端子を嵌入口36に嵌入し、フラットケー ブル31とプリント基板34とを接続したものである。
【0005】 更には「実公平4−9749」にもフレキシブルケーブルの接続構造が開示さ れている。この接続構造は、プリント基板上にパターン形成された接続端子の上 に、フレキシブルケーブルの接続端子を載置し、このフレキシブルケーブルの接 続端子を押圧体で押圧することによって、この両接続端子を接続したものである 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述の如き従来技術のうち、ハンダ23を用いた接続構造では、 メンテナンス等を行う際、フラットケーブル21をプリント基板24から取り外 すことができない。またコネクタ35を用いた接続構造では、比較的コネクタ3 5の厚みがあるため、その分この厚み方向のスペースを確保する必要があり、し かもコネクタ35が比較的高価なため、その分コストアップになる。更に押圧体 を用いた接続構造では、プリント基板の接続端子とフレキシブルケーブルの接続 端子との接触が不充分になりやすく、このため接続抵抗が大きくなる虞があり、 接続信頼性が充分ではなかった。
【0007】 本考案は、上記従来技術に鑑み、接続信頼性が高く、しかもフラットケーブル の脱着が可能であって、構造全体がコンパクトなフラットケーブルの接続構造を 提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の第1の構成は、相手方接続部品の接続端子上に、 フラットケーブルの接続端子を載置し、このフラットケーブルの接続端子を、着 脱可能に設けた押圧体で押圧することによって、この両接続端子を接続したフラ ットケーブルの接続構造において、前記フラットケーブルの接続端子に凸部を形 成したことを特徴とする。
【0009】 また上記目的を達成する本考案の第2の構成は、上記第1の構成において、フ ラットケーブルの接続端子を押圧する押圧体の押圧面に凸部を形成したことを特 徴とする。
【0010】
【作用】
上記第1の構成によれば、押圧体によって加えられる圧力が、フラットケーブ ルの接続端子に形成された凸部に、集中的に作用する。その結果、両接続端子は 確実に接続される。また上記第2の構成によれば、押圧体の押圧面に形成された 凸部によって、フラットケーブルの接続端子が撓む。従ってこのときのフラット ケーブルの接続端子の弾性力が、フラットケーブルの接続端子に形成された凸部 に、集中的に作用する。その結果両接続端子は、より一層確実に接続される。ま た、上記第1及び第2の構成によれば、押圧体を取り外すことにより、容易にフ ラットケーブルを取り外すことができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0012】 図1は、本考案の実施例に係るフラットケーブルの接続構造のうち、フラット ケーブルの接続端子を示す斜視図である。同図(a)では、フラットケーブル1 の接続端子である複数の端末導体2の図中上下両面のうち、プリント基板の接続 端子との接触面である下面に、凸部3が各々形成されている。この凸部3は、上 面から下面に向う方向に力を加え、上面を陥没させることによって形成されてい る。ここで端末導体2の各寸法は、次のとおりである。凸部の径a1 :0.4mmφ 、導体幅a2 :0.7mm、導体厚a3 :0.1mm、導体間のピッチa4 :1.0mm。
【0013】 また同図(b)では、フラットケーブル11の接続端子である複数の端末導体 12の図中上下面のうち、プリント基板の接続端子との接触面である下面に、凸 部13が各々形成されている。この凸部13は、端末導体12の一部をV字状に 折り曲げることによって形成されている。ここで端末導体12の各寸法は、次の とおりである。凸部の幅b1 :0.5mm、導体幅b2 :0.7mm、導体厚b3 :0.1 mm、導体間のピッチb4 :1.0mm。
【0014】 なお端末導体2、12は、通常用いられる銅箔でもよいが、リン青銅箔等のよ うにより弾性の強いものが、より望ましい。又、凸部3,13の近傍を金属メッ キにより補強し、高弾性とすることも有効である。
【0015】 次に上記フラットケーブル1を用いたフラットケーブルの接続構造を図2に示 す。なお同図のうち(a)は、斜視図であって、押圧体7を取り付ける前の状態 を示しており、(b)は(a)のA方向矢視図であって、押圧体7を取り付けた 後の状態を示している。両図に示すように本フラットケーブルの接続構造は、フ ラットケーブル1の接続端子である端末導体2と、プリント基板4上に形成され た複数の導体5及び貫通孔6a,6bと、押圧体7とを有している。
【0016】 これらのうち複数の導体5は、プリント基板4の接続端子であって、フラット ケーブル1の端末導体2の各々に相対応するよう、プリント基板4上に所定の間 隔をおいてパターン形成されている。端末導体2は、前記導体5の上に載置され ており、凸部3が導体5に各々接している。
【0017】 押圧体7は、絶縁材料を板状に成形したものであって、その図中下面には、複 数の凸部10及び係止部8、9が設けられている。凸部10は、押圧体7の長手 方向に所定の間隔をおいて各々設けられている。また係止部8、9は、弾性を有 する部材であって、押圧体7の長手方向両端部に各々設けられており、先端には 鉤部8a,9aが各々形成されている。
【0018】 かかる押圧体7は、端末導体2の図中上面から、この端末導体2を押圧してい る。このとき凸部10は、同図(b)に示すように端末導体2の各々に当接し、 これら端末導体2に撓みを生起せしめている。換言すれば、凸部10は、各端末 導体2に当接するような間隔で設けられている。係止部8、9は、貫通孔6a, 6bに挿通され、先端の鉤部8a,9aがプリント基板4の図中下面に係止され ている。
【0019】 つまり貫通孔6a,6bは、係止部8、9に各々対応する位置であって、その 間隔が、鉤部8a,9aの間隔よりも少し広い位置に設けられている。このため 係止部8、9は、この貫通孔6a,6bに挿入されると、押圧体7の長手方向( 図中の矢印B、C方向)に撓み、その後鉤部8a,9aが貫通孔6a,6bを通 過してプリント基板の下面に出ると、元に戻ってこの下面に係止される。また作 業員が鉤部8a,9aに力を加え、前述の矢印B、C方向に係止部8、9を撓ま せることによって、押圧体7を容易に取り外すことができる。
【0020】 なお上記は、図1(a)に示すフラットケーブル1を用いた場合の接続構造に ついて説明したが、もちろん図2(b)に示すフラットケーブル11を用いた場 合の接続構造も、フラットケーブル1をフラットケーブル11に置きかえるだけ で、他は同一である。
【0021】 上記実施例によれば、押圧体7の凸部10によって接続導体2、12が撓み、 このときの接続導体2、12の弾性力が、接続導体2、12の凸部3、13に集 中的に作用する。その結果接続導体2、12と導体5とが確実に接続する。また 押圧体7を取り外すことにより、容易にフラットケーブル1、11を取り外すこ とができる。
【0022】 また上記実施例では、係止部8、9によって、押圧体7を固定しているが、も ちろんこれに限定するものではなく、接続導体2、12を押圧した状態で固定可 能であればよい。例えば鉤部8a,9aの位置にねじ部を形成し、ナットでねじ 止めしてもよい。
【0023】 また上記実施例のように、押圧体7に凸部10を設けることが望ましいものの 、この凸部10を設けない場合でも、押圧体7による圧力が接続導体2、12の 凸部3、13に集中的に作用するため、従来のようにこのような凸部3、13が ない場合に比べ、確実に接続導体2、12と導体5とを接続させることができる 。
【0024】
【考案の効果】
以上実施例とともに具体的に説明したように、本考案によれば、フラットケー ブルの接続端子と相手方接続部品の接続端子とを確実に接続することができる。 従って接触抵抗が小さく、安定しており、高い接続信頼性が得られる。また押圧 体を取り外すことによって、容易にフラットケーブルを取り外すことができ、し かも構造全体が比較的コンパクトである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るフラットケーブルの接続
構造のうちフラットケーブルの接続端子を示す斜視図で
ある。
【図2】(a)は、本考案の実施例に係るフラットケー
ブルの接続構造を示す斜視図、(b)は(a)のA方向
斜視図である。
【図3】従来技術に係るフラットケーブルの接続構造を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1、11 フラットケーブル 2、12 端末導体 3、13 凸部 4 プリント基板 5 導体 6a,6b 貫通孔 7 押圧体 8、9 係止部 8a,9a 鉤部 10 凸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手方接続部品の接続端子上に、フラッ
    トケーブルの接続端子を載置し、このフラットケーブル
    の接続端子を、着脱可能に設けた押圧体で押圧すること
    によって、この両接続端子を接続したフラットケーブル
    の接続構造において、 前記フラットケーブルの接続端子に凸部を形成したこと
    を特徴とするフラットケーブルの接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフラットケーブルの接
    続構造において、 フラットケーブルの接続端子を押圧する押圧体の押圧面
    に凸部を形成したことを特徴とするフラットケーブルの
    接続構造。
JP4785093U 1993-09-02 1993-09-02 フラットケーブルの接続構造 Withdrawn JPH0718358U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5089547U (ja) * 1973-12-22 1975-07-29
WO2004098251A1 (ja) * 2003-04-30 2004-11-11 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. プリント配線板の接続構造

Cited By (3)

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JPS5089547U (ja) * 1973-12-22 1975-07-29
WO2004098251A1 (ja) * 2003-04-30 2004-11-11 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. プリント配線板の接続構造
US7232315B2 (en) 2003-04-30 2007-06-19 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connection structure for printed wiring board

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