JPH07183506A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH07183506A
JPH07183506A JP32357993A JP32357993A JPH07183506A JP H07183506 A JPH07183506 A JP H07183506A JP 32357993 A JP32357993 A JP 32357993A JP 32357993 A JP32357993 A JP 32357993A JP H07183506 A JPH07183506 A JP H07183506A
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polycrystalline silicon
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゲート電極を構成するチタンシリサイド膜の層
抵抗とサリサイド構造のソース・ドレイン領域を構成す
るチタンシリサイド膜の層抵抗とが、同時に最小となる
構造のトランジスタを提供する。 【構成】ゲート電極108は、(111)配向性の優位
なP型の多結晶シリコン膜103aとC54構造のチタ
ンシリサイド膜107baとからなる。(100)面方
位のP型シリコン基板101表面に設けられたソース・
ドレイン領域は、P型ソース・ドレイン拡散層105と
C54構造のチタンシリサイド膜107bbとからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
サリサイド(salicide;self−align
ed silicideの略)構造のソース・ドレイン
領域を有するMOSトランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置では、微細化による集積度の
向上に伴ない、ゲート幅および拡散層幅も縮小される。
ゲート幅および拡散層幅の縮小に伴ない、拡散層の接合
の深さも浅くなること等から、ソース・ドレイン領域等
の抵抗(および層抵抗)が増加して、MOSトランジス
タを含んだ集積回路装置の回路遅延に大きな影響を及ぼ
している。したがって、サブミクロン設計ルール以降の
微細化技術において、高融点金属シリサイド膜を用いた
低抵抗化技術は、必須の技術として着目されている。特
にチタンを用いたサリサイド構造を有するトランジスタ
は、実デバイスへの適用が重視されつつある。
【0003】半導体装置の製造工程の断面図である図
8,図9を参照すると、サリサイド構造を有する従来の
MOSトランジスタは、通常(100)面方位を有する
単結晶シリコン基板表面に、以下のようにして形成され
ている。
【0004】まず、(100)面方位を有する単結晶の
P型シリコン基板201表面に、ゲート酸化膜202が
形成される。減圧気相成長(LPCVD)法により、ゲ
ート酸化膜202表面上に膜厚0.2μm程度の多結晶
シリコン膜233が堆積される。この多結晶シリコン膜
233の成長温度は600℃程度であり、この温度での
成膜では、多結晶膜として成膜し、(110)配向性が
優位な多結晶シリコン膜となっている。この段階での多
結晶シリコン膜233のグレインサイズ(結晶粒径)
は、0.5μm〜1.0μm程度である〔図8
(a)〕。
【0005】次に、公知のリソグラフィ技術を用いてこ
の多結晶シリコン膜233がパターニングされ、多結晶
シリコン膜233aが形成される。この多結晶シリコン
膜233aをマスクにしてN型不純物のイオン注入によ
り、P型シリコン基板201表面に、低濃度のN型拡散
層235Aが形成される。その後、CVD法により、全
面に膜厚0.2μm程度のシリコン酸化膜234が堆積
される〔図8(b)〕。
【0006】次に、酸化シリコン膜234に対して異方
性プラズマエッチングが行なわれ、多結晶シリコン膜2
33aの側壁にのみに、この酸化シリコン膜からなるス
ペーサ234aが残置される。スペーサ234aおよび
多結晶シリコン膜233aをマスクにしてN型不純物の
イオン注入,ランプアニールが行なわれ、P型シリコン
基板201表面(N型拡散層235A表面)に、高濃度
のN型拡散層235Bが形成される。これらN型拡散層
235AおよびN型拡散層235Bにより、LDD型の
N型ソース・ドレイン拡散層235が構成される。な
お、この段階での多結晶シリコン膜233aは高濃度の
N型であるが、成膜段階での多結晶シリコン膜233を
予じめN型にしておいてもよい〔図8(c)〕。弗酸等
により表面が洗浄された後、スパッタリングにより、所
望の膜厚のチタン膜236が全面に堆積される〔図8
(d)〕。
【0007】続いて、不活性雰囲気もしくは真空中で、
シリサイド化反応のための第1の熱処理が行なわれ、N
型ソース・ドレイン拡散層235表面上および多結晶シ
リコン膜233a表面上にチタンシリサイド膜237a
が形成される。このチタンシリサイド膜237aの結晶
粒の結晶構造はC49構造である。この第1の熱処理
は、700℃,1秒間程度である。これより高い温度で
は、シリコンとチタンとの相互拡散が激しくなり、
「層」としてのチタンシリサイド膜の形成が困難になる
〔図9(a)〕。
【0008】次に、水酸化アンモニア(NH4 OH)と
過酸化水素(H2 2 )との混合水溶液により、未反応
のチタン膜236が除去される〔図9(b)〕。続い
て、800℃〜900℃のランプアニールによる第2の
熱処理が行なわれ、多結晶シリコン膜233a表面上の
チタンシリサイド膜237aおよびN型ソース・ドレイ
ン拡散層235表面上のチタンシリサイド膜237a
は、それぞれチタンシリサイド膜237baおよびチタ
ンシリサイド膜237bbに変換される。これにより、
N型の多結晶シリコン膜233aおよびチタンシリサイ
ド膜237baからなるゲート電極238と、N型ソー
ス・ドレイン拡散層235およびチタンシリサイド膜2
37bbからなるソース・ドレイン領域239とが得ら
れ、サリサイド構造を有するNチャネル型のMOSトラ
ンジスタが形成される。これらチタンシリサイド膜23
7ba,237bbの結晶粒の結晶構造はC54構造で
あり、チタンシリサイド膜237ba,237bbの膜
厚は30nm〜35nm程度である〔図9(c)〕。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のサリサイド構造
を有するMOSトランジスタには、チタンシリサイド膜
237baとチタンシリサイド膜237bbとの物性が
異なることに原因した問題点がある。
【0010】この物性の相違は、これらチタンシリサイ
ド膜237ba,237bbの下地をなすシリコンの結
晶構造の違い((110)配向性優位のN型の多結晶シ
リコン膜233a,(100)面方位を有する単結晶の
P型シリコン基板201表面に設けられたN型ソース・
ドレイン拡散層235)に起因する。第1の熱処理によ
るシリサイド化反応により準安定相で高抵抗相(比抵
抗:2×10-4Ω・cm)であるC49構造となったチ
タンシリサイド膜は、相転移温度以上の温度での第2の
熱処理により安定相で低抵抗相(比抵抗:1.5×10
-5Ω・cm)であるC54構造に変換する。薄膜内での
相転移温度は、単結晶内での相転移温度より低く、か
つ、(ガラス転移温度のように)幅を持っている。チタ
ンシリサイド膜を例にとると、薄膜における相転移温度
は、下地シリコンの不純物濃度,不純物の種類,相転移
前のシリサイドの粒径,シリサイド膜厚,シリサイド膜
の幅等がパラメータとなるが、下地シリコンの結晶構造
に大きく依存する。
【0011】第2の熱処理の温度に対するチタンシリサ
イド膜(膜厚は30nm〜35nm程度)の層抵抗の依
存性を示すグラブである図10を参照すると、上記MO
Sトランジスタにおけるチタンシリサイド膜237aの
相転移は、多結晶シリコン膜233a上では750℃程
度から開始され、チタンシリサイド膜237ba(ゲー
ト電極238の一部を構成)が形成されはじめる。一
方、シリコン基板201上では、チタンシリサイド膜2
37aの相転移は、800℃程度から開始され、チタン
シリサイド膜237bb(ソース・ドレイン領域239
の一部を構成)が形成されはじめる。すなわち、多結晶
シリコン膜233a上で方が、低温で相転移が開始す
る。この差は、多結晶シリコン膜の方がシリコンが拡散
しやすいためである。それぞれこれら以上の温度の上昇
に伴ない、それぞれ層抵抗が一旦低下し、再び上昇す
る。チタンシリサイド膜237ba,237bbの層抵
抗が極小となる温度は、それぞれ約850℃,約900
℃である。C54構造のチタンシリサイド膜237b
a,237bbでは、温度の上昇に伴ない、結晶粒が流
動化しやすくなり、これに伴ない結晶粒の凝集が活発に
なる。結晶粒の凝集とともに、粒界(グレイン・バウン
ダリ)ではシリコンの固相エピタキシャル成長が生じ
る。これらの結果、チタンシリサイド膜237ba,2
37bbの均一性は徐々に失なわれ、固相エピタキシャ
ル成長したシリコンの顕在化とともに層抵抗が増大し、
さらには断線に至る。上記約850℃,約900℃より
高い温度では、それぞれこの凝集が支配的となる。
【0012】図10からも明らかなように、従来のサリ
サイド構造を有するMOSトランジスタでは、ゲート電
極を構成する多結晶シリコン膜の結晶粒とソース・ドレ
イン拡散層が設けられるシリコン基板との結晶構造の違
いにより、チタンシリサイド膜237ba,237bb
の層抵抗を同時に極小値である状態にすることは不可能
である。そのため、どちから一方の層抵抗が犠牲となる
状態でMOSトランジスタが構成されることになり、こ
のようなMOSトランジスタンを含んでなる集積回路で
の回路遅延の低減が困難になる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様の半
導体装置は、一導電型の単結晶シリコン基板と、上記単
結晶シリコン基板表面に設けられたゲート絶縁膜と、上
記ゲート絶縁膜表面上に設けられた(111)配向性の
優位な多結晶シリコン膜と、この多結晶シリコン膜の表
面上に設けられたチタンシリサイド膜とからなるゲート
電極と、上記ゲート電極の側壁に設けられた絶縁膜から
なるスペーサと、上記単結晶シリコン基板表面に設けら
れた逆導電型のソース・ドレイン拡散層と、このソース
・ドレイン拡散層の上面に設けられたチタンシリサイド
膜とからなるソース・ドレイン領域とを有する。
【0014】本発明の第2の態様の半導体装置は、層間
絶縁膜を介して単結晶シリコン基板上に設けられた(1
11)配向性の優位な一導電型の第1の多結晶シリコン
膜と、上記第1の多結晶シリコン膜表面に設けられたゲ
ート絶縁膜と、上記ゲート絶縁膜表面上に設けられた
(111)配向性の優位な第2の多結晶シリコン膜と、
この第2の多結晶シリコン膜の表面上に設けられたチタ
ンシリサイド膜とからなるゲート電極と、上記ゲート電
極の側壁に設けられた絶縁膜からなるスペーサと、上記
第1の多結晶シリコン膜表面に設けられた逆導電型のソ
ース・ドレイン拡散層と、このソース・ドレイン拡散層
の上面に設けられたチタンシリサイド膜とからなるソー
ス・ドレイン領域とを有する。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】半導体装置の断面図である図1を参照する
と、本発明の第1の実施例は、以下のように構成されて
いる。
【0017】(100)面方位を有する単結晶のP型シ
リコン基板101表面には、ゲート酸化膜102が設け
られている。ゲート酸化膜102表面上には、(11
1)配向性の優位なN型の多結晶シリコン膜103a,
およびこの多結晶シリコン膜103a表面上に設けられ
たチタンシリサイド膜107baからなるゲート電極1
08が設けられている。ゲート電極108の側壁は、シ
リコン酸化膜からなるスペーサ104aにより覆われて
いる。P型シリコン基板101表面には、LDD型のN
型ソース・ドレイン拡散層105,およびこのN型ソー
ス・ドレイン拡散層105の上面に設けられたチタンシ
リサイド膜107bbからなるソース・ドレイン領域1
09が設けられている。チタンシリサイド膜107b
a,107bbのグレイン(結晶粒)の結晶構造は、そ
れぞれC54構造である。本実施例の半導体装置の(作
用および)効果は、後述する。
【0018】半導体装置の製造工程の断面図である図
2,図3と、図1とを参照すると、上記第1の実施例
は、以下のように作成される。
【0019】まず、(100)面方位を有する単結晶の
P型シリコン基板101表面に、ゲート酸化膜102が
形成される。LPCVD法により、ゲート酸化膜102
表面上に膜厚0.2μm程度の非晶質シリコン膜(図示
せず)が堆積される。この非晶質シリコン膜の成長条件
は、次のようになっている。500℃程度の成長温度,
圧力30Pa程度のもとで、流量450sccmのジシ
ラン(Si2 6 ),流量100sccmの水素
(H2 )ガスにより、40分程度の成長が行なわれる。
続いて、上記非晶質シリコン膜が600℃程度で熱処理
され、(111)配向性の優位な多結晶シリコン膜10
3が形成される〔図2(a)〕。
【0020】次に、公知のリソグラフィ技術を用いてこ
の多結晶シリコン膜103がパターニングされ、多結晶
シリコン膜103aが形成される。この多結晶シリコン
膜103aをマスクにして例えば燐等のN型不純物のイ
オン注入により、P型シリコン基板101表面に、低濃
度のN型拡散層105Aが形成される。その後、CVD
法により、全面に膜厚0.2μm程度のシリコン酸化膜
104が堆積される〔図2(b)〕。
【0021】次に、酸化シリコン膜104に対して異方
性プラズマエッチングが行なわれ、多結晶シリコン膜1
03aの側壁にのみに、この酸化シリコン膜からなるス
ペーサ104aが残置される。スペーサ104aおよび
多結晶シリコン膜103aをマスクにして例えば砒素等
のN型不純物のイオン注入,ランプアニールが行なわ
れ、P型シリコン基板101表面(N型拡散層105A
表面)に、高濃度のN型拡散層105Bが形成される。
これらN型拡散層105AおよびN型拡散層105Bに
より、LDD型のN型ソース・ドレイン拡散層105が
構成される。なお、この段階での多結晶シリコン膜10
3aは高濃度のN型であるが、成膜段階での非晶質シリ
コン膜を予じめN型にしておいてもよい〔図2
(c)〕。
【0022】次に、硫酸(H2 SO4 )および過酸化水
素(H2 2 )の混合水溶液に表面が曝され、さらに稀
弗酸水溶液により表面がエッチングされる。その後、ス
パッタリングにより、所望の膜厚のチタン膜106が全
面に堆積される〔図3(a)〕。
【0023】続いて、窒素あるいはアルゴン等の不活性
雰囲気もしくは真空中で、シリサイド化反応のための第
1の熱処理が行なわれ、N型ソース・ドレイン拡散層1
05表面上および多結晶シリコン膜103a表面上にチ
タンシリサイド膜107aが形成される。このチタンシ
リサイド膜107aの結晶粒の結晶構造はC49構造で
ある。この第1の熱処理は、700℃,1秒間程度であ
る。これより高い温度では、シリコンとチタンとの相互
拡散が激しくなり、「層」としてのチタンシリサイド膜
の形成が困難になる〔図3(b)〕。
【0024】次に、水酸化アンモニア(NH4 OH)と
過酸化水素(H2 2 )との混合水溶液により、未反応
のチタン膜106が除去される〔図3(c)〕。
【0025】続いて、900℃程度のランプアニールに
よる第2の熱処理が行なわれ、多結晶シリコン膜103
a表面上のチタンシリサイド膜107aおよびN型ソー
ス・ドレイン拡散層105表面上のチタンシリサイド膜
107aは、それぞれチタンシリサイド膜107baお
よびチタンシリサイド膜107bbに変換される。これ
により、N型の多結晶シリコン膜103aおよびチタン
シリサイド膜107baからなるゲート電極108と、
N型ソース・ドレイン拡散層105およびチタンシリサ
イド膜107bbからなるソース・ドレイン領域109
とが得られ、サリサイド構造を有するNチャネル型のM
OSトランジスタが形成される。これらチタンシリサイ
ド膜107ba,107bbの結晶粒の結晶構造はC5
4構造であり、チタンシリサイド膜107ba,107
bbの膜厚は30nm〜35nm程度である〔図1〕。
【0026】第2の熱処理の温度に対するチタンシリサ
イド膜(膜厚は30nm〜35nm程度)の層抵抗の依
存性を示すグラブである図4を参照すると、上記第1の
実施例のMOSトランジスタを作成する途中工程でのチ
タンシリサイド膜107aの相転移は、多結晶シリコン
膜103a上では750℃程度から開始され、チタンシ
リサイド膜107ba(ゲート電極108の一部を構
成)が形成されはじめる。一方、シリコン基板101上
では、チタンシリサイド膜107aの相転移は、800
℃程度から開始され、チタンシリサイド膜107bb
(ソース・ドレイン領域109の一部を構成)が形成さ
れはじめる。すなわち、多結晶シリコン膜103a上で
方が、低温で相転移が開始する。この差は、多結晶シリ
コン膜の方がシリコンが拡散しやすいためである。それ
ぞれこれら以上の温度の上昇に伴ない、それぞれ層抵抗
が一旦低下し、再び上昇する。ここまでは、従来と同様
であるが、チタンシリサイド膜107ba,107bb
の層抵抗が極小となる温度は、両者とも約900℃程度
である。C54構造のチタンシリサイド膜107ba,
107bbでは、温度の上昇に伴ない、結晶粒が流動化
しやすくなり、これに伴ない結晶粒の凝集が活発にな
る。結晶粒の凝集とともに、粒界(グレイン・バウンダ
リ)ではシリコンの固相エピタキシャル成長が生じる。
これらの結果、チタンシリサイド膜107ba,107
bbの均一性は徐々に失なわれ、固相エピタキシャル成
長したシリコンの顕在化とともに層抵抗が増大し、さら
には断線に至る。上記約900℃より高い温度では、そ
れぞれこの凝集が支配的となる。
【0027】図4からも明らかなように、本実施例のサ
リサイド構造を有するMOSトランジスタでは、ゲート
電極を構成する多結晶シリコン膜の結晶粒とソース・ド
レイン拡散層が設けられるシリコン基板とに結晶構造の
違いがあるにもかかわらず、チタンシリサイド膜107
ba,107bbの層抵抗を同時に極小値である状態に
することが可能となる。そのため、本実施例において
は、第2の熱処理が900℃前後で行なわれたチタンシ
リサイド膜107ba,107bbを採用することによ
り、本実施例のトランジスタンを含んでなる集積回路で
の回路遅延の低減が容易になる。
【0028】なお、上記第1の実施例は(100)面方
位のP型シリコン基板に形成されたNチャネル型のMO
Sトランジスタであるが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば、(111)面方位等の他の面方位
を有したP型シリコン基板に形成されたNチャネル型の
MOSトランジスタ,あるいは所定の面方位のNシリコ
ン基板に形成されたPチャネル型のMOSトランジスタ
にも適用できる。
【0029】上記第1の実施例は、単結晶のP型シリコ
ン基板表面に形成されたNチャネル型のMOSトランジ
スタであるが、薄膜トランジスタ(TFT)やSOI基
板表面に設けられたMOSトランジスタに本発明を適用
することもできる。
【0030】半導体装置を製造工程にしたがって説明す
るための断面図である図5,図6を参照すると、本発明
の第2の実施例は、サリサイド構造を有し,オフセット
型でトップ・ゲート型のPチャネル型のTFTであり、
このTFTは以下のように製造される。
【0031】まず、所定の半導体素子(図示せず)が設
けられたP型シリコン基板101表面に、CVD法によ
り層間絶縁膜112が形成される。少なくともこの層間
絶縁膜112の表面は、(例えば高温気相成長(HT
O)法による)シリコン酸化膜からなることが好まし
い。LPCVD法により、所定の膜厚を有した低濃度の
P型の第1の非晶質シリコン膜(図示せず)が堆積され
る。この第1の非晶質シリコン膜の成長条件は、成長時
間とP型にドープすることとを除けば、上記第1の実施
例の非晶質シリコン膜の成長条件と同じである。続い
て、上記第1の非晶質シリコン膜が600℃程度で熱処
理され、(111)配向性の優位なN型の第1の多結晶
シリコン膜113が形成される。続いて、多結晶シリコ
ン膜113表面に、ゲート酸化膜122が形成される
〔図5(a)〕。
【0032】次に、ゲート酸化膜122表面上に膜厚
0.2μm程度の第2の非晶質シリコン膜(図示せず)
が堆積される。この第2の非晶質シリコン膜の成長条件
は、上記第1の実施例の非晶質シリコン膜の成長条件と
同じである。続いて、上記第2の非晶質シリコン膜が6
00℃程度で熱処理され、(111)配向性の優位な第
2の多結晶シリコン膜123が形成される〔図5
(b)〕。
【0033】次に、公知のリソグラフィ技術を用いて上
記多結晶シリコン膜123がパターニングされ、多結晶
シリコン膜123aが形成される。その後、CVD法に
より、全面に膜厚0.2μm程度のシリコン酸化膜(図
示せず)が堆積される。次に、この酸化シリコン膜に対
して異方性プラズマエッチングが行なわれ、多結晶シリ
コン膜123aの側壁にのみに、この酸化シリコン膜か
らなるスペーサ124が残置される。スペーサ124お
よび多結晶シリコン膜123aをマスクにして例えばボ
ロン等のP型不純物のイオン注入とランプアニールとが
行なわれ、N型の第1の多結晶シリコン膜113表面
に、高濃度のP型拡散層からなるオフセット型のP型ソ
ース・ドレイン拡散層125が形成される。なお、この
段階での多結晶シリコン膜123aは高濃度のP型であ
るが、成膜段階での第2の非晶質シリコン膜を予じめP
型にしておいてもよい〔図5(c)〕。
【0034】次に、上記第1の実施例での方法と同様
に、硫酸(H2 SO4 )および過酸化水素(H2 2
の混合水溶液に表面が曝され、さらに稀弗酸水溶液によ
り表面がエッチングされる。その後、スパッタリングに
より、所望の膜厚のチタン膜126が全面に堆積される
〔図5(d)〕。
【0035】続いて、窒素あるいはアルゴン等の不活性
雰囲気もしくは真空中で、シリサイド化反応のための第
1の熱処理が行なわれ、P型ソース・ドレイン拡散層1
25表面上および多結晶シリコン膜123a表面上にチ
タンシリサイド膜127aが形成される。このチタンシ
リサイド膜127aの結晶粒の結晶構造はC49構造で
ある。この第1の熱処理は、700℃,1秒間程度であ
る〔図6(a)〕。
【0036】次に、水酸化アンモニア(NH4 OH)と
過酸化水素(H2 2 )との混合水溶液により、未反応
のチタン膜126が除去される〔図6(b)〕。
【0037】続いて、900℃程度のランプアニールに
よる第2の熱処理が行なわれ、多結晶シリコン膜123
a表面上のチタンシリサイド膜127aおよびP型ソー
ス・ドレイン拡散層125表面上のチタンシリサイド膜
127aは、それぞれチタンシリサイド膜127baお
よびチタンシリサイド膜127bbに変換される。これ
により、P型の多結晶シリコン膜123aおよびチタン
シリサイド膜127baからなるゲート電極128と、
P型ソース・ドレイン拡散層125およびチタンシリサ
イド膜127bbからなるソース・ドレイン領域129
とが得られ、本実施例のTFTが完成する。これらチタ
ンシリサイド膜127ba,127bbの結晶粒の結晶
構造はC54構造であり、チタンシリサイド膜127b
a,127bbの膜厚は、下地が高濃度のP型のシリコ
ンからなるため、上記第1の実施例より多少厚くなり、
35nm〜40nm程度である〔図6(c)〕。
【0038】第2の熱処理の温度に対するチタンシリサ
イド膜(膜厚は35nm〜40nm程度)の層抵抗の依
存性を示すグラブである図7を参照すると、上記第2の
実施例のTFTを作成する途中工程でのチタンシリサイ
ド膜127aの相転移は、多結晶シリコン膜123a上
および多結晶シリコン膜113(P型ソース・ドレイン
拡散層125)上とも同じで、750℃程度から開始さ
れ、チタンシリサイド膜127ba(ゲート電極128
の一部を構成)およびチタンシリサイド膜127bb
(ソース・ドレイン領域129の一部を構成)が形成さ
れはじめる。C54構造になった後のチタンシリサイド
膜127baおよびチタンシリサイド膜127bbの温
度依存性も同じである。これは、両者とも(111)配
向性が優位な多結晶シリコン膜上に形成されているため
である。750℃以上の温度の上昇に伴ない、チタンシ
リサイド膜127ba,127bbの層抵抗が一旦低下
し、再び上昇する。チタンシリサイド膜127ba,1
27bbの層抵抗が極小となる温度は、ともに約900
℃程度である。さらに温度が上昇すると結晶粒が流動化
しやすくなり、凝集が支配的になり、層抵抗が上昇す
る。なお、チタンシリサイド膜127ba,127bb
の層抵抗が上記第1の実施例におけるチタンシリサイド
膜107baの層抵抗より低い値である主たる理由は、
チタンシリサイド膜127ba,127bbの膜厚がチ
タンシリサイド膜107baの膜厚より厚いためであ
る。
【0039】図7からも明らかなように、本実施例のサ
リサイド構造を有するTFTでは、ゲート電極を構成す
る第2の多結晶シリコン膜の結晶粒とソース・ドレイン
拡散層が設けられている第2の多結晶シリコン膜の結晶
粒との結晶構造が同じであるため、チタンシリサイド膜
127ba,127bbの層抵抗が同時に極小値である
状態にすることが可能となる。そのため、本実施例にお
いては、第2の熱処理が900℃前後で行なわれたチタ
ンシリサイド膜127ba,127bbを採用すること
により、本実施例のTFTを含んでなる集積回路での回
路遅延の低減が容易になる。
【0040】上記第2の実施例は、CMOSトランジス
タを含んだ集積回路に対して効果がある。この場合、C
MOSトランジスタを構成するPチャネル型のTFTの
ゲート電極およびソース・ドレイン領域の抵抗が大幅に
低減される。本実施例のTFTをSRAMのメモリセル
に採用する場合も、同様である。
【0041】なお、上記第2の実施例は、サリサイド構
造を有し,オフセット型でトップ・ゲート型のPチャネ
ル型のTFTであるが、前述のように、本発明は他の構
造のSOI半導体装置に適用することも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
は、サリサイド構造を有するトランジスタにおいて、ゲ
ート電極が(111)配向性の優位な多結晶シリコン膜
とC54構造のチタンシリサイド膜とから構成されてい
る。このことから、C49構造からC54構造にチタン
シリサイド膜の相転移を行なうための熱処理に際して、
ゲート電極を構成するチタンシリサイド膜の層抵抗を極
小にする温度と、サリサイド構造をなすソース・ドレイ
ン拡散層上のチタンシリサイド膜の層抵抗を極小にする
温度とがほぼ等しくなる。このため、ゲート電極および
ソース・ドレイン領域の層抵抗が同時に低減できること
になり、これらのゲート電極およびソース・ドレイン領
域を有したトランジスタンを含んでなる集積回路での回
路遅延の低減が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】上記第1の実施例の製造工程の断面図である。
【図3】上記第1の実施例の製造工程の断面図である。
【図4】上記第1の実施例の効果を説明するための図で
あり、チタンシリサイド膜の相転移を行なうための熱処
理温度に対するチタンシリサイド膜の層抵抗の変化を示
すグラフである。
【図5】本発明の第2の実施例を製造方法に沿って説明
するための断面図である。
【図6】上記第2の実施例を製造方法に沿って説明する
ための断面図である。
【図7】上記第2の実施例の効果を説明するための図で
あり、チタンシリサイド膜の相転移を行なうための熱処
理温度に対するチタンシリサイド膜の層抵抗の変化を示
すグラフである。
【図8】従来の半導体装置を製造方法に沿って説明する
ための断面図である。
【図9】上記従来の半導体装置を製造方法に沿って説明
するための断面図である。
【図10】上記従来の半導体装置の問題点を説明するた
えの図であり、チタンシリサイド膜の相転移を行なうた
めの熱処理温度に対するチタンシリサイド膜の層抵抗の
変化を示すグラフである。
【符号の説明】
101,201 P型シリコン基板 102,122,202 ゲート酸化膜 103,103a,113,123,123a,23
3,233a 多結晶シリコン膜 104,234 シリコン酸化膜 104a,124,234a スペーサ 105,235 N型ソース・ドレイン拡散層 105A,105B,235A,235B N型拡散
層 106,126,236 チタン膜 107a,107ba,107bb,127a,127
ba,127bb,237a,237ba,237bb
チタンシリサイド膜 108,128,238 ゲート電極 109,129,239 ソース・ドレイン領域 125 P型ソース・ドレイン拡散層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/786 9056−4M H01L 29/78 311 S

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の単結晶シリコン基板と、 前記単結晶シリコン基板表面に設けられたゲート絶縁膜
    と、 前記ゲート絶縁膜表面上に設けられた(111)配向性
    の優位な多結晶シリコン膜と、該多結晶シリコン膜の表
    面上に設けられたチタンシリサイド膜とからなるゲート
    電極と、 前記ゲート電極の側壁に設けられた絶縁膜からなるスペ
    ーサと、 前記単結晶シリコン基板表面に設けられた逆導電型のソ
    ース・ドレイン拡散層と、該ソース・ドレイン拡散層の
    上面に設けられたチタンシリサイド膜とからなるソース
    ・ドレイン領域とを有することを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 層間絶縁膜を介して単結晶シリコン基板
    上に設けられた(111)配向性の優位な一導電型の第
    1の多結晶シリコン膜と、 前記第1の多結晶シリコン膜表面に設けられたゲート絶
    縁膜と、 前記ゲート絶縁膜表面上に設けられた(111)配向性
    の優位な第2の多結晶シリコン膜と、該第2の多結晶シ
    リコン膜の表面上に設けられたチタンシリサイド膜とか
    らなるゲート電極と、 前記ゲート電極の側壁に設けられた絶縁膜からなるスペ
    ーサと、 前記第1の多結晶シリコン膜表面に設けられた逆導電型
    のソース・ドレイン拡散層と、該ソース・ドレイン拡散
    層の上面に設けられたチタンシリサイド膜とからなるソ
    ース・ドレイン領域とを有することを特徴とする半導体
    装置。
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