JPH07181Y2 - 原料供給装置 - Google Patents

原料供給装置

Info

Publication number
JPH07181Y2
JPH07181Y2 JP1988016116U JP1611688U JPH07181Y2 JP H07181 Y2 JPH07181 Y2 JP H07181Y2 JP 1988016116 U JP1988016116 U JP 1988016116U JP 1611688 U JP1611688 U JP 1611688U JP H07181 Y2 JPH07181 Y2 JP H07181Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
raw material
hopper
supply device
material supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988016116U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01120941U (ja
Inventor
史中 澤井
徹 西山
宏 田中
賢二 里口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1988016116U priority Critical patent/JPH07181Y2/ja
Publication of JPH01120941U publication Critical patent/JPH01120941U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH07181Y2 publication Critical patent/JPH07181Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は線径60μm、長さ3mm程度の短繊維状の材料を
取り扱う原料供給装置に関するものである。
従来の技術 プラスチックに導電性を付与するためには、プラスチッ
クにアルミ、ステンレスまたは黄銅の短繊維状の材料を
混合することが一般に行われており、混合される短繊維
状の材料は金属フィラーと呼ばれている。
従来では、第5図に示すような原料供給装置によって金
属フィラーの切り出しが行われている。金属フィラー1
が投入されたホッパー2の底部開口には供給シュート3
が取り付けられており、供給シュート3の下方出口はト
ラフ4の底面5に接近して設けられている。トラフ4は
加振装置6を介して支持されており、加振装置6によっ
て、トラフ4の底面と一定の角度をもった傾斜方向の振
動がトラフ4に与えられると、供給シュート3から金属
フィラー1が切り出されて、トラフ4の搬出口7に向っ
て移送される。8は払出し量調整用のゲートである。
考案が解決しようとする課題 このような従来の構成では、加振装置6による振動の強
度ならびにゲート8の開口量を調節して、単位時間当り
の金属フィラー1の切り出し量が設定されるが、金属フ
ィラー1はその形状のために互いに絡まり、ゲート8の
開口量を少なくした場合、加振装置6の振動強度を弱く
した場合にはスムーズな少量の切り出しが行えない。
本考案はわずかな流量であっても金属フィラーをスムー
ズに切り出すことができる原料供給装置を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 本考案の原料供給装置は、短繊維状の材料を取り扱う原
料供給装置であって、供給すべき短繊維状の材料が投入
されるホッパーと、前記ホッパーの底部開口を覆うよう
に前記の底部開口に近接して配設された多孔状の支持体
と、前記支持体を水平面内で偏芯回動させる駆動手段と
を設け、支持体の孔に係合した短繊維状の材料を支持体
の偏芯回動によって解して支持体の孔を通して払い出す
ことを特徴とする。
作用 この構成によると、互いに絡み合った金属フィラーはそ
の一部が支持体の多数の孔に係合しており、駆動手段が
支持体を偏芯回動させることによって金属フィラーが広
範囲にわたって解れて支持体の孔を通過して落下する。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説
明する。
第1図と第2図は本考案の原料供給装置の正面図と側面
図を示す。フレーム9の上段部には金属フィラー1が投
入されるホッパー10が設置されている。フレーム9の中
段部には、多孔状の支持体としての網11を保持する枠体
12が設けられている。第3図、第4図にも示すように、
中心に支持軸13を有する円盤141,142,143の外周部に
植設されたクランクピン151,152,153が、枠体12の鍔
部16の周方向の適所に係合して、枠体12が支持されてい
る。第4図における17はフレーム9から延びる支持片を
表わしている。前記円盤141〜143のうちの1つは、ベル
ト18を介して電動機19で回転駆動され、枠体12は枠体12
の中心まわりに回動するのではなく、第3図に実線と仮
想線で示すように水平面内で偏芯して回動する。なお、
円盤141〜143の取り付け高さは、網11がホッパー10の底
部開口の下方に位置して、ホッパー10の底部開口が網11
で覆われるように位置決めされている。20はシュートで
ある。
このように構成したため、ホッパー10に投入された金属
フィラー1は網11〔具体的には10メッシュ程度の網〕に
よって支持されている。この場合、金属フィラー1は互
いに絡まり合って網11の網目を通過しない。電動機19で
枠体12を偏芯させながら回動させると、網11の網目に係
合している金属フィラー1が解れて、解れた金属フィラ
ー1が網11の網目を通過し、枠体12の孔21を通ってシュ
ート20の上に落下して払い出される。
ホッパー10からの単位時間当たりの切り出し量は、電動
機19による前記網11の回転速度によって低流量であって
も金属フィラー1をスムーズに払い出すことができる。
ここでは網11はその中心まわりに水平面内で回動するの
ではなく、偏芯して回動するため、ホッパー10の底部開
口の中央部分に対しても網11が水平面内で相対移動する
ことになり、ホッパー10の底部開口の全域からほぼ均一
に金属フィラー1を切り出すことができる。
なお、網11の回動は一方向への偏芯回動であっても、往
復の偏芯回動であっても同様の効果が得られる。
上記実施例において支持体は網11で構成したが、これは
板に多数の孔を穿設して構成しても同様である。
考案の効果 以上のように本考案によると、ホッパーの底部開口を多
孔状の支持体で覆って前記ホッパー内の原料〔金属フィ
ラー〕を支持し、前記支持体を駆動手段によって水平面
内で偏芯回動させて、支持体を通して原料〔金属フィラ
ー〕の払い出しを行うため、支持体の回動速度を調節す
ることによって低流量であっても金属フィラーを払い出
すことができる。さらに支持体を偏芯回動させているた
め、支持体をその中心まわりに偏芯させずに回動させた
場合に比べてホッパー内で絡み合っている原料を広範囲
にわたって解すことができ、よりスムーズな払い出しを
期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原料供給装置の一実施例の正面図、第
2図は同装置の側面図、第3図は第1図のA−A′線に
沿う平面図、第4図は第3図のB−B′線に沿う断面
図、第5図は従来の原料供給装置の構成図である。 1…金属フィラー〔原料〕、10…ホッパー、11…網〔支
持体〕、12…枠体、151〜153…クランクピン、19…電動
機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 里口 賢二 大阪府八尾市神武町2番35号 久保田鉄工 株式会社久宝寺工場内 (56)参考文献 実開 昭54−68756(JP,U) 特公 昭56−47830(JP,B2) 実公 昭46−28603(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】短繊維状の材料を取り扱う原料供給装置で
    あって、供給すべき短繊維状の材料が投入されるホッパ
    ーと、前記ホッパーの底部開口を覆うように前記の底部
    開口に近接して配設された多孔状の支持体と、前記支持
    体を水平面内で偏芯回動させる駆動手段とを設け、支持
    体の孔に係合した短繊維状の材料を支持体の偏芯回動に
    よって解して支持体の孔を通して払い出す原料供給装
    置。
JP1988016116U 1988-02-09 1988-02-09 原料供給装置 Expired - Lifetime JPH07181Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988016116U JPH07181Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 原料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988016116U JPH07181Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 原料供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01120941U JPH01120941U (ja) 1989-08-16
JPH07181Y2 true JPH07181Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=31228764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988016116U Expired - Lifetime JPH07181Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 原料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07181Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6106064B2 (ja) * 2013-10-29 2017-03-29 東洋ライス株式会社 粒状物の投入装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551576Y2 (ja) * 1977-10-26 1980-12-01
JPS5647830A (en) * 1979-09-27 1981-04-30 Nec Corp Buffer control unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01120941U (ja) 1989-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07181Y2 (ja) 原料供給装置
JP2000210622A (ja) 針状物篩分装置
US2069762A (en) Apparatus for feeding receptacle closure caps
JPH0622433Y2 (ja) 定量供給装置
JPH09256618A (ja) 吹付け用繊維材料の供給装置
JPS5949860B2 (ja) 切削片排出装置
JP2004337155A (ja) おにぎり用塩振り器
JP2001186836A (ja) 薬剤散布装置
JP3234069B2 (ja) ドウの等量分配装置
JPS61239023A (ja) 繊維材料でシユ−トを充填する機構
US2267677A (en) Sand muller
JPH079857Y2 (ja) 回転フイーダーにおける回転羽根
JPS5939492Y2 (ja) 砂等の材料ふるい装置
CN215997429U (zh) 一种饲料精加工过滤筛
US20030010285A1 (en) Assembly for distributing solid particles on a moving web
JP3397368B2 (ja) 播種装置における土供給装置
JP2005015041A (ja) ホッパー付定量供給機
JPS6022992Y2 (ja) 破砕機の原料均等供給装置
US2695730A (en) Hopper for feeding gems
JPS64728Y2 (ja)
JPH0120829Y2 (ja)
JP3156144B2 (ja) 攪拌混合造粒装置
JP2993642B2 (ja) 田植機の薬剤散布装置
JPH05177295A (ja) はだ砂粒子製造装置ならびに被覆装置および方法
JPS62231036A (ja) 短繊維定量供給装置