JPH0718181Y2 - グラフィックイコライザ - Google Patents

グラフィックイコライザ

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JPH0718181Y2
JPH0718181Y2 JP1990007153U JP715390U JPH0718181Y2 JP H0718181 Y2 JPH0718181 Y2 JP H0718181Y2 JP 1990007153 U JP1990007153 U JP 1990007153U JP 715390 U JP715390 U JP 715390U JP H0718181 Y2 JPH0718181 Y2 JP H0718181Y2
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JP
Japan
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equalizer
graphic
boost amount
memory
electronic volume
Prior art date
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JP1990007153U
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JPH0398521U (ja
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裕明 黒本
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はグラフィックイコライザに関し、特に複数の
イコライザ特性の調整が容易なグラフィックイコライザ
に関する。
(従来の技術) オーディオ装置においては、再生音の音質はグラフィッ
クイコライザを用いて調整されることが多い。
グラフィックイコライザは、可聴周波数帯域を複数の帯
域(例えば5〜16の帯域)に分割し、各分割帯域毎の音
量レベルを、ユーザが電子ボリューム等を用いてレベル
設定するものである。
(考案が解決しようとする課題) 従来、スピーカ等の音声の再生部が2つ以上ある場合、
各再生部の音質調整のため、各再生部毎にグラフィック
イコライザを設ける必要がある。例えば、フロントスピ
ーカとリアスピーカ用にそれぞれ別個のグラフィックイ
コライザ特性を与えるためには2台のイコライザが必要
になる。
また、2台以上のイコライザを用いるとき、各イコライ
ザの特性を同一に設定する際には、1台のイコライザ特
性を設定後、他のイコライザ特性を上記イコライザ特性
に調整、設定しなければならず、操作が煩雑であった。
この煩雑さを避けるために、1台のイコライザを接続切
り換えすることによって共用化もできるが、独立したイ
コライジングで聞きたいときには、再び2台のイコライ
ザを接続しなければならない。
更に、複数台のイコライザを設けたときのように、それ
ぞれ独立して調整可能なグラフィックイコライザを設け
た場合には、各イコライザ特性を調整するため、ブース
ト量を調整するときには各イコライザ毎に調整しなけれ
ばならない。したがって、調整バンド数が多くなるほ
ど、その調整操作が面倒になる。特に、複数のイコライ
ザを同量だけ調整する場合には2度手間となってしまう
という問題がある。
そこで、この考案の目的は、複数のイコライザを用いた
グラフィックイコライザにおいて、ブースト量調整のた
めの操作が容易で、構成が簡単なグラフィックイコライ
ザを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するため、この考案によるグラフィッ
クイコライザは、 予め定めた帯域毎の周波数特性がブースト量により設定
される複数のイコライザ回路から成るグラフィックイコ
ライザを複数個備え、 前記複数のイコライザ回路の各イコライザ回路のブース
ト量を入力する入力手段と、 前記入力手段で入力されたブースト量を記録するメモリ
と、 前記メモリから読み出したブースト量によって対応する
イコライザ回路のブースト量を制御する電子ボリューム
と、 前記メモリに記録されている一つのグラフィックイコラ
イザの各イコライザ回路のブースト量に基づいて前記複
数個のグラフィックイコライザのうち選択されたグラフ
ィックイコライザの各イコライザ回路のブースト量を対
応する電子ボリュームを介して制御することにより、前
記選択されたグラフィックイコライザのイコライザ特性
を前記一つのグラフィックイコライザのイコライザ特性
に設定制御する制御手段と、 を備えて構成される。
また、前記メモリに記録されている1つのグラフィック
イコライザの各イコライザ回路のブースト量を他のグラ
フィックイコライザ対応に設けられているメモリに転
送、複写する複写手段をも備えて構成される。
(作用) この考案によるグラフィックイコライザは、キー等によ
る入力手段から入力されたイコライザ特性調整用のブー
スト量をメモリに記憶せしめ、メモリに記憶されている
情報に基づいて電子ボリュームを制御してイコライザ特
性が設定される複数のイコライザ回路から成るグラフィ
ックイコライザを複数個備える。このとき、メモリへの
書き込み、電子ボリュームへの情報の転送等は、マイコ
ン(CPU)等で行われ、一つのグラフィックイコライザ
のイコライザ特性データ(各イコライザ回路のブースト
量)に対応するメモリ内容を他のグラフィックイコライ
ザ対応のメモリに転送することにより簡単に複写を可能
とするように構成されている。
(実施例) 次に、この考案について図面を参照しながら説明する。
第1図は、この考案によるグラフィックイコライザの一
実施例を示す構成図である。
この実施例によるグラフィックイコライザは、イコライ
ザ2を構成する2つの電子ボリューム(Vo1)21,22のブ
ースト量を調整、設定するための各電子ボリューム対応
のメモリを内蔵するマイコン1を備え、キー等の入力装
置4からの入力情報に基づいてマイコン1内のメモリの
記憶内容を設定する。また、表示部3によって操作状態
が表示される。
すなわち、入力装置4のキー操作によるブースト量を設
定すべき電子ボリュームを選択するための電子ボリュー
ム選択信号を入力する。こうして、選択された電子ボリ
ュームについてのブースト量の設定は同様に入力装置4
からのブースト量設定信号により行われる。
この設定されたブースト量は、選択電子ボリュームに対
応するマイコン1内のメモリに記憶されるとともに、表
示部3によって表示され、ユーザ等の設定者の設定確認
の手助けとされている。
以下、この考案によるグラフィックイコライザの具体的
動作を第2図のフローチャートを参照しながら説明す
る。
先ず、調整したい電子ボリュームが入力装置4のキー操
作(電子ボリューム選択キーのON,OFF操作)により選択
されると、電子ボリューム選択キーがONされているか否
かが判定され(ステップS1)、選択キーがONであると判
定されると、選択されている電子ボリュームを選択して
記憶する(ステップS2)。その後、再び、ステップS1に
戻るが、ステップS1における判定は、キー操作の状態変
化の検出であるから、その後の電子ボリューム選択キー
の変化がなければ、ステップS3の処理に移行する。
ステップS3においては、同様に入力装置4のイコライザ
調整キーがONされているか否かが判定される。
イコライザ調整キーは、イコライズ特性調整のための電
子ボリュームのブースト量設定用のキーであり、イコラ
イズ調整キーがON状態であるときには、ステップS4にお
いて当該選択されている電子ボリュームのブースト量設
定のための設定情報が、マイコン1内の対応メモリに記
憶される。こうしてメモリに記憶された設定情報は読み
出されて、選択電子ボリュームに転送され(ステップS
5)、設定情報に基づくイコライザ特性を得るべく電子
ボリュームが調整される。この状態は表示部3に表示さ
れる(ステップS9)。
一方、ステップS3において、イコライズ調整キーがON状
態にないと判定されると、複写キーがON状態にあるか否
かが判定される(ステップS6)。
複写キーは、入力装置4に設けられているキーで、複写
キーをON操作することによってマイコン1内の1つのメ
モリ内に記憶されている電子ボリューム設定用の設定情
報が他の電子ボリューム対応のメモリに転送され、記憶
される、いわゆる複写処理が行われる。
ステップS6において、複写キーS6がONではないと判定さ
れると、ステップS1に戻るが、ON状態であると判定され
ると、選択されている電子ボリューム対応のメモリから
設定データを読み出し(ステップS7)、他の電子ボリュ
ーム対応のメモリにデータを転送した後(ステップS
8)、対応電子ボリュームをその設定情報に基づく特性
となるように調整する。この情報は表示部3によって表
示される(ステップS9)。
ここで、複写時、選択されている電子ボリューム対応の
メモリから読み出した設定データをメモリを介さず他の
電子ボリュームに直接転送してもよいことは勿論であ
る。また、電子ボリュームの数は任意である。
以上の実施例は、グラフィックイコライザのイコライザ
特性の調整、複写についての例であるが、複写の電子ボ
リュームのそれぞれのブースト量を調整する例を、次に
第3図を参照しながら説明する。
入力装置4からの入力キーは、上述各種キーの他、調整
モード切り換えキーを有し、このキーの操作によって調
整モードを切り換える。例えば、調整モード切り換えキ
ーの操作(押下)回数によりモードが“I"→“II"→
“I+II"のように設定される。各モードは、電子ボリ
ューム21→電子ボリューム22→電子ボリューム21+22に
対応し、調整されるべき電子ボリュームが選択される。
第3図において、先ず、調整モード切り換えキーがONで
あるか否かが判定され(ステップS10)、このキーがON
状態にあれば、そのモード内容がメモリに記憶(書き換
え)され(ステップS11)、表示部3に表示される(ス
テップS14)。
その後、ステップS10に戻るが、第2図のステップS1と
同様に、ステップS10は調整モード切り換えキーの変化
を検出するものであり、以後のキー状態変化がなけれ
ば、S12の処理に移行する。
ステップS12では、調整キー(電子ボリュームのブース
ト量調整のためのキー)がON状態であるか否かを判定
し、調整キーがONでなければ、S10に戻る。一方、調整
キーがON状態にあるときには、上記モードに基づいて電
子ボリュームのブースト量を設定するため、マイコン1
内の対応するメモリの設定情報を書き換え(ステップS1
3)、その情報が表示部3に表示される。
すなわち、モードI(電子ボリューム21)が選択されて
いる場合、入力装置4からのキー操作によりブースト量
を変化させ対応メモリの設定情報を書き換える。モード
IIが選択されている場合も電子ボリューム22について同
様な処理が行われる。
モード“I+II"が選択されている場合には、例えば、
キー操作によって1レベルずつレベルアップの情報が入
力されたとき、電子ボリューム21と22ともに現在のレベ
ルからそれぞれ1レベルずつアップするようにブースト
量を変化させ、対応メモリの設定情報を書き換える。こ
のとき、どちらか一方がフルブーストまたはフルカット
状態にあるときには、キー入力操作が続行されれば他方
がフルになるまでキー入力操作は可能とすることができ
る。
この実施例においても、勿論2つ以上の多チャンネルに
ついて適用できるし、マイコンを用いずに、機械的にベ
ルトドライブなどを用いて実現することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案では、グラフィックイコ
ライザの複数のイコライズ特性をキー入力操作等で簡単
に実現でき、また広範囲な調整が可能となるだけでな
く、1つの電子ボリュームの設定情報を瞬時に他の電子
ボリュームの設定情報として複写することができるの
で、著しい操作性の改善効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案によるグラフィックイコライザの一
実施例を示す構成ブロック図、第2図と第3図は、この
考案によるグラフィックイコライザの動作を示すフロー
チャートである。 1……マイコン、2……イコライザ部、3……入力装
置、4……表示部、21,22……電子ボリューム。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定めた帯域毎の周波数特性がブースト
    量により設定される複数のイコライザ回路から成るグラ
    フィックイコライザを複数個備え、 前記複数のイコライザ回路の各イコライザ回路のブース
    ト量を入力する入力手段と、 前記入力手段で入力されたブースト量を記録するメモリ
    と、 前記メモリから読み出したブースト量によって対応する
    イコライザ回路のブースト量を制御する電子ボリューム
    と、 前記メモリに記録されている一つのグラフィックイコラ
    イザの各イコライザ回路のブースト量に基づいて前記複
    数個のグラフィックイコライザのうち選択されたグラフ
    ィックイコライザの各イコライザ回路のブースト量を対
    応する電子ボリュームを介して制御することにより、前
    記選択されたグラフィックイコライザのイコライザ特性
    を前記一つのグラフィックイコライザのイコライザ特性
    に設定制御する制御手段と、 を備えて成ることを特徴とするグラフィックイコライ
    ザ。
  2. 【請求項2】前記メモリに記録されている1つのグラフ
    ィックイコライザの各イコライザ回路のブースト量を他
    のグラフィックイコライザ対応に設けられているメモリ
    に転送、複写する複写手段を有することを特徴とする請
    求項1記載のグラフィックイコライザ。
JP1990007153U 1990-01-30 1990-01-30 グラフィックイコライザ Expired - Lifetime JPH0718181Y2 (ja)

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JPH0398521U JPH0398521U (ja) 1991-10-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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