JPH0718153Y2 - ヒーター - Google Patents

ヒーター

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Publication number
JPH0718153Y2
JPH0718153Y2 JP1988157111U JP15711188U JPH0718153Y2 JP H0718153 Y2 JPH0718153 Y2 JP H0718153Y2 JP 1988157111 U JP1988157111 U JP 1988157111U JP 15711188 U JP15711188 U JP 15711188U JP H0718153 Y2 JPH0718153 Y2 JP H0718153Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
heater
electrically insulating
heater wire
cylindrical
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988157111U
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English (en)
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JPH0277895U (ja
Inventor
勝彦 加田
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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  • Furnace Details (AREA)
  • Insulators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は,ヒーター線を用いた加熱炉において,かかる
ヒーター線を固定するヒーター碍子に関する。
(ロ)従来技術 従来,ヒーター線を用いた加熱炉は,ヒーター線のター
ン部の上側のみに円筒状の碍子を用いてヒーター線を懸
架し,ヒーター線の下部や中間点では細い金属線により
ヒーター線を加熱炉内面の絶縁物に固定していた。
ここで,ヒーター線の碍子への懸架は,ヒーター線を碍
子全面に巻回して行っていた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら,従来技術ではヒーター線と碍子の接触は
面接触であったため放熱性が悪く局部的にヒーター線を
痛めていた。
また,ヒーター線がおどった場合,ヒーター間の短絡を
生じさらには,ヒーター断線時の取り換えに困難を要し
ていた。
そこで,本考案は,上記課題を解決しヒーター線と碍子
の接触部での放熱性を良くすると共に,ヒーターの取り
替えを容易に行い得るヒーター碍子を提供することを目
的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は,上記課題を解決するため 中空の円筒体と、該円筒体の両端に設置された電気絶縁
性板と、前記電気絶縁性板間であって円筒体の長手方向
の中央部に設けた切り欠き部と、 円筒体の中空及び電気絶縁性板を貫通して設けられる円
筒体支持棒と, 前記円筒体及び電気絶縁性板で構成される本体を前記円
筒体支持棒に設置するピン止め部と, 前記円筒体支持棒を支持する支持板と, 前記円筒体の外径の曲率より小さい曲率で前記切り欠き
部に懸架するヒーター線とからなるヒーターを提供す
る。
ここで,中空の円筒体は,耐熱性などを考慮しアルミナ
又はジルコニアを用いるのが良く,電気絶縁性板は,ボ
ロンナイトライドが好ましい。
また,支持板と本体との間は,放熱性を考慮し,空間を
設けるのが良い。
(ホ)作用 本考案は,ヒーター線を円筒体の切り欠き部の箇所に円
筒体の外径の曲率より小さい曲率で懸架するのでヒータ
ー線の接触が点接触となり放熱性が良い。
また,円筒体及び電気絶縁性板で構成される本体を円筒
体支持棒にピン止めしているので本体の取りはずしが容
易である。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
(a)は,本考案に係るヒーター碍子の上面図,第1図
(b)は,第1図(a)のA−A′断面図である。
1は,高純度アルミナ又はジルコニアからなる中空の円
筒体で中央部に切り欠き部10を設けてあり,かかる切り
欠き部にヒーター線6を懸架する。
また,円筒体1の両端にはボロンナイトライドからなる
電気絶縁性板2が設置され,ヒーター線6と支持体7を
電気絶縁する。
円筒体1及び電気絶縁性板2で構成される本体11は,円
筒体支持棒(モリブデン又はタングステンよりなる)4
で支持されて支持板7に設置される。なお,支持棒4
は,円筒体1と同じ材質(高純度アルミナ又はジルコニ
ア)からなる管3内に収納されており,支持棒4の支持
板7への設置はねじ止めにより行う。また,本体11と支
持棒4は,モリブデンピン5で止めてあり,ピン5をは
ずすことにより本体ごと抜き出せる。
以上の構成よりなるヒーター碍子を使用して,窒素雰囲
気下で第3図の温度サイクルの実験を30回繰り返したが
ヒーター線のターン部での変色はなかった。
なお,従来の碍子で同様な実験を行ったところ,1回目で
すでに変色が観察され,さらに数回行うとターン部での
ヒーター線の脆化が生じた。
第2図は,本考案に係るヒーター碍子の使用例を示す図
で,ヒーター線のターン部のみでなく,第2図斜線部分
にもヒーター碍子を追加することにより,ヒーター線間
での短絡は無くなり,しかもヒーター線を密に組むこと
ができる。その結果,電流負荷密度を大きくすることな
くヒーター全体の発熱量が増大した。
(ト)効果 本考案によれば,ヒーターのターン部での脆化が発生し
にくくなりヒーターの寿命が長くなった。
また,ヒーター線間またはヒーター線と支持板での短絡
を防げた。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は,本考案に係るヒーター碍子の上面図,
第1図(b)は,第1図(a)のA−A′断面図,第2
図は本考案に係るヒーター碍子の使用例図,第3図は,
本考案に係るヒーター碍子の効果を試す実験の温度プロ
グラム図である。 1…円筒体、2…電気絶縁性板 4…円筒体支持棒、6…ヒーター線 7…支持板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミナ又はジルコニアからなる中空の円
    筒体と、該円筒体の両端に設置された電気絶縁性板と、
    前記電気絶縁性板間であって円筒体の長手方向の中央部
    に設けた切り欠き部と、円筒体の中空及び電気絶縁性板
    を貫通して設けられる円筒体支持棒と、前記円筒体及び
    電気絶縁性板で構成される本体を前記円筒体支持棒に設
    置するピン止め部と、前記円筒体支持棒を支持する支持
    板と、前記円筒体の外径の曲率より小さい曲率で前記切
    り欠き部に懸架するヒーター線とからなるヒーター。
JP1988157111U 1988-11-30 1988-11-30 ヒーター Expired - Lifetime JPH0718153Y2 (ja)

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JP1988157111U JPH0718153Y2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30 ヒーター

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Publication Number Publication Date
JPH0277895U JPH0277895U (ja) 1990-06-14
JPH0718153Y2 true JPH0718153Y2 (ja) 1995-04-26

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ID=31436268

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JPH0277895U (ja) 1990-06-14

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