JPH07181434A - スリムスプリングテンプル - Google Patents

スリムスプリングテンプル

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Publication number
JPH07181434A
JPH07181434A JP32839493A JP32839493A JPH07181434A JP H07181434 A JPH07181434 A JP H07181434A JP 32839493 A JP32839493 A JP 32839493A JP 32839493 A JP32839493 A JP 32839493A JP H07181434 A JPH07181434 A JP H07181434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temple
coil spring
ears
parts
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP32839493A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Okuzawa
優志 奥澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUI KOKI KK
Original Assignee
FUKUI KOKI KK
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Publication date
Application filed by FUKUI KOKI KK filed Critical FUKUI KOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽くてスマートなデザインを持ち、装用感も
優れたテンプルを得る。 【構成】 テンプルエンドにコイルスプリング部を形成
すると共に、コイルスプリング部からテンプル長手部と
は別にフロント側へ線材を延ばし、これを耳掛け接触部
とする。 【効果】 モダンを用いなくてよいので、軽量かつスマ
ートで、しかもコイルスプリング部と耳掛け専用の耳掛
け接触部とにより装用感も優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡テンプルの改良に
関し、より具体的には、耳に対する感触が良好なスリム
スプリングテンプルに関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡のテンプルは、人体でも比較的弱い
耳の部分に接触するものなので、眼鏡装用時に過度の刺
激を引き起こさないように、つまり眼鏡を掛けていて耳
が痛くならないように作らなければならない。金属材料
を用いたテンプルの場合には、例えば耳に直接接する部
分にプラスチックを用いたモダンを取りつけたりして、
痛みが起きないように配慮してある。このモダンに用い
るプラスチックがテンプルに用いた金属材料より柔らか
く、したがって、モダンを用いるとある程度耳の痛みを
軽減することができる。しかし、プラスチックの柔らか
さに限界があることや、モダンの重量分だけ耳に掛かる
負荷が大きくなることから、痛み軽減の効果が充分であ
るとはいえなかったのである。また、折角金属で作った
テンプルに、わざわざプラスチックのモダンを被せるこ
とで、テンプルのデザインが野暮ったくなるという欠点
もあり、モダンの小口(テンプルの基端部側に近い端
部)が、プラスチック故に経時劣化して割れを起しやす
いという欠点もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のテン
プルに上記の問題点があったことに鑑みて、スマートな
デザインを持ちながらも、耳に柔らかく接触して痛みを
伴わず、しかも、軽量で耐久性も兼ね備えたテンプルを
実現することを技術的課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下、上記課題解決のた
めに本考案において採用した手段を説明すると、線材の
一端をフロント連結のテンプル基端部とすると共に、当
該テンプル基端部から所要距離だけ離れた部位にコイル
スプリング部を構成し、コイルスプリング部から更に先
の部分はテンプル基端部側方向へ折り返して耳掛け接触
部とするというものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0006】バネ性金属線材を屈曲加工して、ゼンマイ
状のコイルスプリング部13を作る。このコイルスプリン
グ部13は、1巻のループより作り上げる。また、このル
ープの両端は、ループを挟むようにして平行に延伸して
おく。このコイルスプリング部12から延伸される2本の
線材部分に所定の加工を施し、テンプル長手部11と耳掛
け接触部14とする。このテンプル長手部11の先端は、テ
ンプル基端部12となる。このテンプル基端部12には、丁
番のコマが一体に成形してある。また、耳掛け接触部14
は、標準的な耳形状に近い形に湾曲されている。
【0007】このようなテンプル1を、金属線材で構成
した眼鏡枠フロント部にレンズを取りつけて得られる眼
鏡フロントFに枢支すると、眼鏡ができあがる。この枢
支は、テンプル基端部12に装備されるコマと、フロント
Fの所要部位に装備されるコマとを連結することによっ
て、実現される。
【0008】かかる眼鏡は、テンプルが金属線材で作ら
れているために軽量である上、実際に耳に接触する部分
が耳の形に倣って接触面積を増大させ負荷を分散する。
更に、コイルスプリング部13によって、フロント側の急
激な動きによる一時的な負荷増大を緩衝する。このため
に、装用時の耳の痛みは、和らげられる。
【0009】なお、以上の眼鏡に用いる眼鏡フロントF
は以下のようにして得られる。
【0010】金属線材を湾曲して所要のレンズ外形と同
じ形状の屈曲線材21に加工し、当該屈曲線材21の端部
に、接合面積増加の目的で薄板状のコネクタ22・22を連
結する。更に、このコネクタ22・22にネジ開閉式のリム
ロック23・23をロウ付けしてリム2とする。このような
リムを左右1組分用意し、ブリッジ3で架橋連結する。
更に、パッドをロウ付けする。
【0011】また、バネ性のある金属線材を加工してテ
ンプル連結部材4・4を得、前記のリム2・2とブリッ
ジ3との接合体に連結する。このテンプル連結部材4・
4は、リム上縁に沿いながらブリッジ3付近からフロン
トの両端まで伸びる部材で、その先端に丁番のこまを持
ち、上記のテンプル1・1を枢設可能である。
【0012】このようにして構成された眼鏡枠フロント
部のリムにレンズを抱持させると、眼鏡フロントFが得
られる。この眼鏡フロントFにおいては、長く伸びたテ
ンプル連結部材が緩衝効果を発揮して、レンズ間隔を一
定に保つ効果を発揮する。
【0013】本実施例は以上のように構成されるが、本
発明のテンプルは上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、金属線の周囲を樹脂で被膜した線材を用い
てテンプルを作るというような変更も可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、基本的
に線材を屈曲しただけでテンプルを作れるので、軽量で
しかもすっきりしたデザインのテンプルが得られる。そ
の上、テンプル軽量化による効果と、コイルスプリング
部や耳掛け接触部の後述の効果とで、耳にあまり負荷を
掛けないテンプルが実現できる。
【0015】詳しく説明すると、本発明のテンプルは、
コイルスプリング部により耳掛け接触部が弾性的に耳に
接触するので、あまり痛みを引き起こさない。この場
合、耳掛け接触部は、テンプル基端部からテンプルの終
端(コイルスプリング部が配置される)まで伸びる部分
と別の形状を与えることができるので、より耳に倣いや
すいような形状に加工をしておくことができる。これに
よって、耳に接触する部分の面積が増して、耳の痛みが
軽減できる。しかも、基本的に屈曲線材だけでテンプル
を構成しているので、モダンを取りつけた場合に比べて
ずっと軽い。
【0016】この他、本発明の痛み軽減効果としては、
耳との接触面積を広くすると共に軽量化をなし遂げたこ
とによるものだけではなく、耳と直接接触する部分と眼
鏡の本体との間に弾力を与えたことによる効果もある。
簡単に説明すると、基本的には体が動けば眼鏡も共に動
くが、眼鏡の動き始めと動き終わりには人体から眼鏡に
作用力が働いており、この作用力が人体と眼鏡との摩擦
力を超えていると、眼鏡が人体に対してずり動く。この
ずり動きにより、眼鏡が顔に合わない位置に達して、痛
みの原因となる。これに対し、本発明では、眼鏡の主要
部分と耳に接触する部分との間に弾力を与えることによ
って、人体から耳に接触する部分へ伝えられた動きをコ
イルスプリング部で緩衝しながら眼鏡の主要部分に伝達
するので、眼鏡の主要部分の動きがよりゆっくりとし、
したがって、一定時間に眼鏡の主要部分に与えられるべ
き作用力は少なくなる。このため、眼鏡がずり動くこと
が少なくなって、耳の痛みが少なくなるのである。
【0017】以上のように、本発明のテンプルは、産業
上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面図である。
【図2】実施例の正面図である。
【図3】実施例の平面図である。
【図4】実施例におけるフロントのブリッジ近傍を示す
部分拡大図である。
【符号の説明】
1 テンプル 11 テンプル長手部 12 テンプル基端部 13 コイルスプリング部 14 耳掛け接触部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡に用いるテンプルであって、一端に
    眼鏡フロントに連結すべきテンプル基端部を備え、当該
    テンプル基端部から所要距離だけ離れた部位が屈曲加工
    されてコイルスプリング部が構成され、コイルスプリン
    グ部から先の部分はテンプル基端部側方向へ折り返され
    て耳掛け接触部とされていることを特徴とするスリムス
    プリングテンプル。
JP32839493A 1993-12-24 1993-12-24 スリムスプリングテンプル Pending JPH07181434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32839493A JPH07181434A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 スリムスプリングテンプル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32839493A JPH07181434A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 スリムスプリングテンプル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07181434A true JPH07181434A (ja) 1995-07-21

Family

ID=18209770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32839493A Pending JPH07181434A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 スリムスプリングテンプル

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JP (1) JPH07181434A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6491389B2 (en) 2000-07-05 2002-12-10 Nikon Eyewear Co., Ltd. Spectacle frame with adjustable ear bends
JP2013173363A (ja) * 2008-02-26 2013-09-05 Hb Fuller Co エネルギー付与によって活性化される室温でポンプ移送可能なポリマー組成物と、該組成物を活性化及び塗布するための装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6491389B2 (en) 2000-07-05 2002-12-10 Nikon Eyewear Co., Ltd. Spectacle frame with adjustable ear bends
JP2013173363A (ja) * 2008-02-26 2013-09-05 Hb Fuller Co エネルギー付与によって活性化される室温でポンプ移送可能なポリマー組成物と、該組成物を活性化及び塗布するための装置

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