JPH0718132B2 - 橋梁間の止水方法 - Google Patents

橋梁間の止水方法

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JPH0718132B2
JPH0718132B2 JP2295290A JP2295290A JPH0718132B2 JP H0718132 B2 JPH0718132 B2 JP H0718132B2 JP 2295290 A JP2295290 A JP 2295290A JP 2295290 A JP2295290 A JP 2295290A JP H0718132 B2 JPH0718132 B2 JP H0718132B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、相互に平行状に形成された一対の橋梁の間の
継目部を止水する方法に関する。
(従来の技術) 近時、高速道路や交通量の多い一般道路等は、橋梁構造
とされることが多くなっている。また、交通量の増加に
伴い、道路は、上り線と下り線とがそれぞれ別体の橋梁
構造とされている。そして、市街地では、橋梁構造とな
った道路の下方の空間は、駐車場、公園等として有効に
利用されている。
(発明が解決しようとする課題) 上り線の橋梁と下り線の橋梁とが別体に構成された道路
では、上り線と下り線との間の中央分離帯が、それぞれ
の橋梁の側縁部の欄干部により構成される。このため
に、中央分離帯は分離された状態になっており、雨水等
はその分離された継目部から落下する。しかし、前述の
ように、橋梁道路の下方の空間を、公園、駐車場として
有効に利用する場合には、雨水等の落下を防止すること
が好ましく、各橋梁の分離部である継目部を止水する必
要性が高まっている。
中央分離帯の継目部を止水する方法としては、その継目
部をゴム等の弾性シール部材や放水性のシートで覆うこ
とが考えられているが、中央分離帯の継目部が、各橋梁
の長手方向に沿って形成されることから、止水すべき継
目部が長くなり、弾性シール部材、防水シート等を止水
すべき継目部の全体にわたって固定する作業に多数の作
業員および長時間を要するという問題がある。また、各
橋梁が自動車の通行により振動するために、弾性シール
部材や防水シートと継目部とを、長期にわたって安定的
に水密状に固定することも容易ではない。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、その
目的は、相互に平行状になった一対の橋梁の各側縁部の
間である継目部を、長期にわたって確実に止水すること
ができ、しかも、施工性に優れた止水方法を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の橋梁間の止水方法は、相互に平行状に形成され
た一対の橋梁の間に形成される継目部を止水する方法で
あって、各橋梁間の止水すべき継目部を覆うように、弾
性シール部材を配設する工程と、該弾性シール部材を覆
うように、エラストマー層を形成固着する工程と、を包
含してなり、そのことにより、上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の橋梁間の止水方法は、第1図に示すように、相
互に平行状態で形成された一対の橋梁10および20の間を
止水するために実施される。各橋梁10および20は、それ
ぞれ相反する方向に自動車が走行するようになってお
り、各橋梁10および20の桁部11および12の近接した各側
縁部である欄干部11aおよび12aにより、中央分離帯30が
形成されている。該中央分離帯30は、従って、継目部31
により、分離された状態になっている。
本発明は、この中央分離帯30における継目部31を止水す
るために実施される。
本発明方法では、まず、中央分離帯30の上面にプライマ
ーを塗布する。該プライマーは、後述の弾性シール部材
40との接着性に優れた接着剤等が使用される。
次に、中央分離帯30おける継目部31の止水すべき部分を
覆うように、例えば、未加硫ゴムによりシート状に形成
された弾性シール部材40を、前記プライマーにより貼付
する。
このような状態で、例えば、高反応2液性ポリウレタン
エラストマーでなる未硬化のウレタン樹脂50を、弾性シ
ール部材40を覆うように、中央分離帯30の上面および各
側面にわたって、塗布し、該ウレタン樹脂50を硬化させ
る。これにより、中央分離帯30の止水すべき継目部31を
覆う弾性シール部材40が、硬化されたウレタン樹脂50に
より覆われた状態で、該ウレタン樹脂50により中央分離
帯30に固定される。
ウレタン樹脂50である高反応2液性ポリウレタンエラス
トマーとしては、主剤がポリエーテル系ポリオール、硬
化剤がイソシアネートプレポリマーである超速硬化性ウ
レタンエラストマー(商品名「ニッテック」)が、きわ
めて好適である。このような、該超速硬化性ウレタンエ
ラストマーを使用する場合には、主剤および硬化剤を所
定のスプレー装置によりスプレーして、所定部分に塗布
することにより、作業時間は短くなり、また、弾性シー
ル部材40を短時間で確実に固定し得る。該超速硬化性ウ
レタンエラストマーは、耐水性、耐候性、水密性に優れ
ており、硬化した状態では、弾性にも優れている。従っ
て、このような超速硬化性ウレタンエラストマーをウレ
タン樹脂50として使用することにより、弾性シート40
は、中央分離帯30に弾性的に固定され、自動車の通行に
よる振動によっても、はずれるおそれがない。そして、
該弾性シート40と中央分離帯30上面との間隙が、超速硬
化性ウレタンエラストマーであるウレタン樹脂50によ
り、確実に止水された状態になる。
(発明の効果) 本発明の橋梁間の止水方法は、このように、弾性シール
部材がウレタン樹脂により橋梁に確実に固定され、橋梁
上を通過する自動車の振動等により、はずれるおそれが
ない。また、未硬化のウレタン樹脂を塗布することによ
り、弾性シール部材が固定されるために、作業性に優れ
ており、短時間で施工し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の橋梁間の止水方法による止水構造の断
面図である。 10,20……橋梁、11,21……桁部、11a,12a……欄干部、3
0……中央分離帯、31……継目部、40……弾性シート、5
0……ウレタン樹脂。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に平行状に形成された一対の橋梁の間
    に形成される継目部を止水する方法であって、 各橋梁間の止水すべき継目部を覆うように、弾性シール
    部材を配設する工程と、 該弾性シール部材を覆うように、エラストマー層を形成
    固着する工程と、 を包含する橋梁間の止水方法。
JP2295290A 1990-01-31 1990-01-31 橋梁間の止水方法 Expired - Fee Related JPH0718132B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010140720A1 (ko) * 2009-06-03 2010-12-09 Lee Kang Hee 교량의 오수 차단용 커버
JP2014080854A (ja) * 2012-09-26 2014-05-08 Nishi Nihon Kosoku Doro Maintenance Kyushu Kk 地覆及びコンクリート高欄防水構造及びその施工方法

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