JPH07181139A - 印字検査装置及び画像パターンフィルタ - Google Patents

印字検査装置及び画像パターンフィルタ

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JPH07181139A
JPH07181139A JP5326363A JP32636393A JPH07181139A JP H07181139 A JPH07181139 A JP H07181139A JP 5326363 A JP5326363 A JP 5326363A JP 32636393 A JP32636393 A JP 32636393A JP H07181139 A JPH07181139 A JP H07181139A
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pattern
circuit
matrix
character
difference
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JP5326363A
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Masaru Nunome
勝 布目
Hitoshi Goto
仁 後藤
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Hitachi Engineering Co Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カンやビン類等への印字に際しての印字検査
を自動的に行うと共に、文字欠け、文字はみ出しの抽出
を行いこれらを統合して印字評価したい。 【構成】 基準登録パターンと印字撮像した被検パター
ンとの差分パターンを求め、これを塊状成分抽出用フィ
ルタ4に通して文字欠け部a、文字はみ出し部bを持つ
残存パターンを得る。この残存パターンと登録パターン
とのアンドをアンド回路6でとることで文字欠け部aを
抽出する。残存パターンと被検パターンとのアンドをア
ンド回路7でとることで文字はみ出し部bを抽出する。
更にa及びbの面積を求めると共に設定可変な重み比重
1、W2を乗算して総和を求める。これは加算回路9で
行う。ここでS=W11+W22である。W1とW2とを
適宜設定することでSの値が種々変化し、文字欠け、文
字はみ出しの比重に応じたSを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生産ラインのカンやビン
等の印字状態を検査する印字検査装置及び画像パターン
フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】生産ライン上で、カンやビン等を次々に
搬送しながら製造年月日やコード番号等を印字させ、そ
の印字の良否をリアルタイムで行う検査装置が存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例
は、文字の欠けやはみ出しの抽出は行っていない。特
に、文字欠けと文字はみ出しとは発生する割合が多く、
且つ視覚状からも印字の印象が非常に悪いものであるた
め、それを区分して識別できることが好ましい。
【0004】更に、文字欠けと文字はみ出しとの割合を
総合して印字検査ができれば、視覚による印字印象に近
い判断を下せることにもなる。
【0005】本発明の目的は、文字欠けと文字はみ出し
とを区別して識別可能にするパターンマッチングによる
印字検査装置を提供するものである。
【0006】更に本発明の目的は、文字欠けと文字はみ
出しとの割合を総合して1つのパラメータ化して評価可
能にする印字検査装置を提供するものである。
【0007】更に本発明は、文字欠けと文字はみ出しと
の割合を変更可能にしてパラメータを種々視覚上の判断
に一致するようにする印字検査装置を提供するものであ
る。
【0008】更に本発明は、文字欠けやはみ出し等の抽
出に好適な画像パターンフィルタを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基準登録パタ
ーンと印字文字からの被検パターンとの差分をとり差分
パターンを求める手段と、差分パターンと前記基準登録
パターンとのアンドをとる第1のアンド回路と、差分パ
ターンと前記被検パターンとのアンドをとる第2のアン
ド回路と、第1のアンド回路出力を文字欠け部情報と
し、第2のアンド回路出力を文字はみ出し部情報とする
手段と、より成る印字検査装置を開示する。
【0010】更に本発明は、基準登録パターンと印字文
字からの被検パターンとの差分をとり、差分パターンを
求める手段と、差分パターン上の塊状成分のみを抽出す
るフィルタと、フィルタ出力と前記基準登録パターンと
のアンドをとる第1のアンド回路と、フィルタ出力と前
記被検パターンとのアンドをとる第2のアンド回路と、
第1のアンド回路の塊状成分の面積S1と第2のアンド
回路の塊状成分の面積S2とを求めると共に、任意に変
更可能な重み比重W1、W2を設定して統合パラメータS
=W11+W22を算出する手段と、統合パラメータS
と良否判定用基準値S0とを比較しS≧S0で印字良、S
<S0で印字不良と判定する判定手段と、より成る印字
検査装置を開示する。
【0011】更に本発明は、上記印字文字とは、生産ラ
イン上の搬送カン又はビン類等に印字された文字とする
印字検査装置を開示する。
【0012】更に本発明は、画像パターンとこの画像パ
ターンの左上シフトパターンとのアンドをとる第1の行
列AND回路と、画像パターンと、この画像パターンの
右上シフトパターンとのアンドをとる第2の行列AND
回路と、第1、第2の行列AND回路出力のオアをとる
第1の行列OR回路と、第1の行列OR回路出力と画像
パターンの左下シフトパターンとのアンドをとる第3の
行列AND回路と、第1の行列OR回路出力と画像パタ
ーンの右下シフトパターンとのアンドをとる第4の行列
AND回路と、第3、第4の行列AND回路出力のオア
をとる第2の行列OR回路と、より成る画像パターンフ
ィルタを開示する。
【0013】更に本発明は、画像パターンとこの画像パ
ターンの左シフトパターンとのアンドをとる第1の行列
AND回路と、画像パターンとこの画像パターンの右シ
フトパターンとのアンドをとる第2の行列AND回路
と、第1、第2の行列AND回路出力のオアをとる第1
の行列OR回路と、画像パターンとこの画像パターンの
上シフトパターンとのアンドをとる第3の行列AND回
路と、画像パターンとこの画像パターンの下シフトパタ
ーンとのアンドをとる第4の行列AND回路と、第3、
第4の行列AND回路出力のオアをとる第2の行列OR
回路と、第1、第2の行列OR回路の出力のアンドをと
る第5の行列AND回路と、より成る画像パターンフィ
ルタを開示する。
【0014】更に本発明は、この画像パターンフィルタ
を差分パターンから塊状成分抽出用のフィルタとして使
う。
【0015】
【作用】本発明によれば、フィルタ出力と基準登録パラ
メータとのアンドをとることにより文字欠け部が抽出で
き、フィルタ出力と被検パターンとのアンドをとること
により文字はみ出し部の抽出ができる。
【0016】更に本発明によれば、上記抽出した文字欠
け部の面積、及び文字はみ出し部の面積をとりそれらに
任意に設定可能な重み比重をかけ合わせて加算すること
で統合パラメータを得る。
【0017】
【実施例】図1は本発明のパターンマッチング装置の実
施例図である。図1のパターンマッチング装置は、メモ
リ1、2、差分回路3、フィルタ4、バッファ5、アン
ド回路6、7、バッファ8、9、加算回路10、比較器
11より成る。メモリ1は2値化した登録パターン(マ
スタパターン)を記憶したメモリ、メモリ2は、印字文
字をTVカメラ等で撮像して、それを2値化して抽出し
た被検パターン(入力パターン)を、記憶するメモリで
ある。これらは、n×n又はn×mの大きさの画素数に
正規化されており、以降の処理ではn×n又はn×mの
行列を利用しての並列処理でも、ラスタスキャンによる
1画素毎のシリアル処理でもよい。
【0018】差分回路3は、メモリ1と2との同一画素
対応に差分をとる回路である。この回路出力が差分パタ
ーンとなる。差分パターンは、同一画素対応の画素値が
どちらも“1”又はどちらも“0”の時には“0”とな
り、一方が“1”、他方が“0”の時には“1”となる
パターンである。従って、差分パターンは登録パターン
と入力パターンとの不一致画素が“1”となり、一致画
素が“0”となるパターンである。ここで、被検パター
ンは、部分aで文字欠けを起こし、部分Bで文字はみ出
しを起こしているものとしている。
【0019】フィルタ4は、差分パターンからノイズ成
分(弧立点や線状成分)を除去すると共に塊状成分を抽
出するフィルタである。即ち、このフィルタ4は差分パ
ターンに微妙なノイズ成分とみられる弧立点及び、線状
成分を除去するフィルタリング処理を行い、面積の大き
い差分成分(塊状成分)のみを抽出するようにしたもの
である。弧立点とは点在するドット状成分の如きもの、
線状成分とは、入力パターンの線幅が登録パターンの線
幅に比して微妙な幅で大きくなったり、小さくなったり
することから生ずる差分成分である。この微妙な幅での
大きくなったり、小さくなったりすることは、入力パタ
ーン全体に発生することもあれば、入力パターンの一部
に発生することもある。こうした線状成分は、文字印字
の評価としては、良ではないが、不良ではないとして不
良品として排除しないことにしている。又、こうした線
状成分は搬送中のカンやビン類等への印字に際しては発
生しやすく、目視上から問題がないとも云われる。勿
論、線分状成分ではなく、幅の太い成分になれば、前記
面積の大きい差分成分として抽出される。
【0020】このフィルタ4は、文字欠け部aと文字は
み出し部bと線状成分cとを持つ図1の差分パターンを
入力してフィルタリング処理すると、線状成分Cが除去
され、文字欠け部aと文字はみ出し部bとが残された差
分パターンとなる。
【0021】この差分パターンをバッファ5に一担ラッ
チさせる。次に、メモリ1の登録パターンとバッファ5
のフィルタ処理差分パターンとのアンドをアンド回路6
でとる。アンド回路6の出力は、欠け部aが残ったパタ
ーンとなり、欠け部が抽出されたことになる。一方、メ
モリ2の被検パターンとバッファ5のフィルタ処理差分
パターンとのアンドをアンド回路7でとる。アンド回路
7の出力は、はみ出し部bが残ったパターンとなり、文
字はみ出し部が抽出されたことになる。
【0022】加算回路10は、バッファ8と9との画像
情報中の“1”の数の総和値、即ち、欠け部aの面積S
1と、はみ出し部bの面積S2と、を各々求め、両者から
下記の加算値Sを求める。
【数1】S=S11+S22 ここでW1、W2は外部から与えられるものであり、文字
欠け部a重み係数、文字はみ出し部bの重み係数であ
る。(数1)の意味は以下の通りである。文字欠け、文
字はみ出し各々に抽出して各々の様子をみることも重要
であるが、文字欠け、文字はみ出しを統合してみること
も良否判定上は重要である。Sはこの統合パラメータで
ある。W1=W2の時は文字欠け、文字はみ出しの判定比
重を同じくした例、W1>W2、W2>W1の例はそれぞれ
文字欠け比重大、文字はみ出し比重大とする例である。
1、W2は外部から任意自在に設定可能にしておき、判
定目的に応じて設定する。
【0023】統合パラメータSは、良否判定の基準値S
0と比較器11で比較されS≦S0で印字良、S>S0
印字不良と判定する。
【0024】人間の目による印字検査では、文字の線幅
変動には甘い傾向があり、本方式のフィルタ処理により
対処できる。検査対象によっては、文字欠けを特に厳し
く検査したい(例えばガラスビンやカン内の内容物の有
効期限表示の例)場合には、減点重み係数W1を大きく
することにより、目的を達成できる。また文字のにじみ
検査を重点的に行いたい場合には、減点重み係数W2
大きくすることにより実現できる。このように、W1
2の値を目的に応じて設定することにより、目的に応
じた検査が可能となる。
【0025】図2にフィルタ4の実施例を示す。図でパ
ターン6cは、数字“8”でのある差分パターンを示
す。斜線で示す部分6nが、差分パターン上での塊状差
分部分を示し、これは差分対象となる被検パターンに、
この塊状部分で欠落が生じていることを示している。図
1の文字“A”の例でみれば、文字欠け部aや文字はみ
出し部bが該当する。
【0026】図2の破線で示す部分6mが塊状差分部分
6n以外の差分部分を示す。線状の破線で示したのは、
塊状差分部分に比べて線分に近い程細い幅であることを
強調するためであり、実際上はこの線状に近い差分もあ
れば線状よりも若干太い幅をもった差分例もある。
【0027】パターン6e、6f、6g、6hは以下の
パターンである。 パターン6e……パターン6cを左上(45゜)方向に
シフトして得た左上パターンである。 パターン6f……パターン6cを右上(45゜)方向に
シフトして得た左上パターンである。 パターン6g……パターン6cを左下(45゜)方向に
シフトして得た左下パターンである。 パターン6h……パターン6cを右下(45゜)方向に
シフトして得た右下パターンである。
【0028】図3には、4×4の行列パターン6cをシ
フトしてパターン6e〜6hを得る例を示す。各パター
ン6e〜6hとパターン6cとは以下の関係にある。 パターン6e……パターン6cを左1ビット、上1ビッ
ト各々シフトして得たパターンである。これにより、パ
ターン6cの列アドレス(m、m+1、m+2、m+
3)がパターン6eでは列アドレス(m−1、m、m+
1、m+2)となる。パターン6cの行アドレス(n、
n+1、n+2、n+3)がパターン6eでは行アドレ
ス(n−1、n、n+1、n+2)となる。当然のこと
ながら、この行列の画像データ(1、0の2値化されて
いる)には変更はない。
【0029】パターン6f……パターン6cを右1ビッ
ト、上1ビット各々シフトして得たパターンであり、列
アドレスが(m+1、m+2、m+3、m+4)へと変
更となり、行アドレスが(n−1、n、n+1、n+
2)へと変更となる。
【0030】パターン6g……パターン6cを左1ビッ
ト、下1ビット各々シフトして得たパターンであり、列
アドレスが(m−1、m、m+1、m+2)へと変更と
なり、行アドレスが(n+1、n+2、n+3、n+
4)へと変更となる。
【0031】パターン6h……パターン6cを右1ビッ
ト、下1ビット各々シフトして得たパターンであり、列
アドレスが(m+1、m+2、m+3、m+4)へと変
更となり、行アドレスが(n+1、n+2、n+3、n
+4)へと変更となる。
【0032】尚、4×4の行列は説明の便宜のためであ
り、8×8、16×16、32×32等種々の行列例が
存在することは当然である。
【0033】図2の説明に戻る。AND回路4bは、パ
ターン6cと6eとの行列相互のアンドを取る回路であ
り、これにより、“1”が共通に存在する画素のみが抽
出される。AND回路4b2は、パターン6cと6fと
の行列相互のアンドを取る回路であり、これにより
“1”が共通に存在する画素のみが抽出される。行列O
R回路4c1は、アンド回路4b1、4b2とのオアを取
る回路であり、各々“1”の画素を取り出す。この結果
がパターン6iとなる。AND回路4b3はパターン6
iと6gとの行列相互のアンドを取る回路であり、AN
D回路4b4はパターン6iと6hとの行列相互のアン
ドを取る回路であり、それぞれ共通“1”の画素を取り
出す。OR回路4c2は、回路4b3、4b4との出力の
オアをとり、これにより、パターン6cの線状部分6m
は除去され塊状差分部分6nのみが抽出される。
【0034】図4は別のフィルタの実施例例図である。
図2のフィルタは、右上、左上、右下、左下の4つのシ
フトパターンを使ったが、本実施例は、右、左、上、下
の4つのシフトパターンを使った例である。パターン
6′eが左1ビットシフトして得た左シフトパターン、
パターン6′fが右1ビットシフトして得た右シフトパ
ターン、パターン6′gが上1ビットシフトして得た上
シフトパターン、パターン6′hが下1ビットシフトし
て得た下シフトパターンを示す。AND回路4b1は、
パターン6cと6′eとのアンドをとり、AND回路4
2 はパターン6cと6′fとのアンドをとる。図2の
実施例では、AND回路4c1 の出力をAND回路4b
3、4b4 への入力としたが、本実施例ではこうしたや
り方をせずに、AND回路4b5 への入力とした。
【0035】AND回路4b3 はパターン6cと6′g
とのアンドをとり、AND回路4b4 はパターン6cと
6′hとのアンドをとる。図2の実施例では、AND回
路4b3への入力は6gと6iであり、AND回路4b4
への入力は6hと6iであり、AND回路4b3、4b
4 での論理対象を異にする。
【0036】更に、OR回路4c2 は、AND回路4b
3、4b4 の出力を入力とする。最終段のAND回路4
5 は、OR回路4c1、4c2との出力を入力としてア
ンドをとる。この結果、パターン6dを得、塊状パター
ン6nのみが抽出されたことになる。
【0037】図5には4×4の差分画像パターンに対す
る第2のフィルタによる処理結果を示す。更に図6に
は、この第2のフィルタによる画素削除例と残存画素例
を示す。図6においてはいずれもその行と列方向に近接
して“1”がない例を示している。(イ)が1点のみが
“1”の例、(ロ)が横方向のみに連続して“1”があ
る例、(ハ)が縦方向のみに連続して“1”がある例、
(ニ)が斜線方向のみに連続して“1”がある例であ
り、これらは、いずれも図4のフィルタを使うことによ
り削除され“0”となる。(ホ)が2×2の画素すべて
が“1”の例であり、これはすべての画素の“1”が残
る。(ヘ)は逆L字形の例であり、カギの部分の一画素
のみの“1”が残り、他は削除され、“0”となる。
【0038】尚、基本抽出パターンは2×2の全画素
“1”の例としたが、これは、図2、図4のフィルタに
おける1ビットシフト例のためである。行列の数を大き
くしてビットシフト数を2ビットとすれば2×2ではな
く4×4の全画素“1”の例が基本抽出パターンとな
る。また、図2、図4において、左右上下1ビットでは
なく、左右1ビット、上下2ビットの如きシフト例もあ
りうる。
【0039】以上の図2、図4のフィルタは、本実施例
の検査装置以外の一般の画像パターンフィルタとしても
使用可能である。この場合、差分パターンの代わりに、
差分前の画像そのものであったりすることもある。
【0040】尚、ドットノイズの少ない文字にあって
は、フィルタ4を用いなくてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、印字文字の文字欠け部
及び文字はみ出し部の抽出が可能になった。
【0042】更に本発明によれば、文字欠け部面積と文
字はみ出し部面積とを互いに比重を乗算させて加算して
統合パラメータを得、このパラメータから印字品質の良
否を、視覚の判断に近い状態で判定できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパラメータマッチングを利用した印字
検査装置の実施例図である。
【図2】本発明のフィルタの実施例図である。
【図3】本発明に適用されるフィルタに使用する各種パ
ターンを作るための図である。
【図4】本発明に適用される他のフィルタの実施例図で
ある。
【図5】本発明に適用されるフィルタによる処理例を示
す図である。
【図6】このフィルタによる削除例及び抽出例を示す図
である。
【符号の説明】
1、2 メモリ 3 差分回路 4 フィルタ 5、8、9 バッファ 6、7 アンド回路 10 加算回路 11 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9061−5L G06F 15/70 455 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準登録パターンと印字文字からの被検
    パターンとの差分をとり差分パターンを求める手段と、
    差分パターンと前記基準登録パターンとのアンドをとる
    第1のアンド回路と、差分パターンと前記被検パターン
    とのアンドをとる第2のアンド回路と、第1のアンド回
    路出力を文字欠け部情報とし、第2のアンド回路出力を
    文字はみ出し部情報とする手段と、より成る印字検査装
    置。
  2. 【請求項2】 基準登録パターンと印字文字からの被検
    パターンとの差分をとり差分パターンを求める手段と、
    差分パターン上の塊状成分のみを抽出するフィルタと、
    フィルタ出力と前記基準登録パターンとのアンドをとる
    第1のアンド回路と、フィルタ出力と前記被検パターン
    とのアンドをとる第2のアンド回路と、第1のアンド回
    路出力を文字欠け部情報とし、第2のアンド回路出力を
    文字はみ出し部情報とする手段と、より成る印字検査装
    置。
  3. 【請求項3】 基準登録パターンと印字文字からの被検
    パターンとの差分をとり、差分パターンを求める手段
    と、差分パターン上の塊状成分のみを抽出するフィルタ
    と、フィルタ出力と前記基準登録パターンとのアンドを
    とる第1のアンド回路と、フィルタ出力と前記被検パタ
    ーンとのアンドをとる第2のアンド回路と、第1のアン
    ド回路の塊状成分の面積S1と第2のアンド回路の塊状
    成分の面積S2とを求めると共に、任意に変更可能な重
    み比重W1、W2を設定して統合パラメータS=W11
    22を算出する手段と、統合パラメータSと良否判定
    用基準値S0とを比較しS≧S0で印字良、S<S0で印
    字不良と判定する判定手段と、より成る印字検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2の印字検査装置におい
    て、上記印字文字とは、生産ライン上の搬送カン又はビ
    ン類等に印字された文字とする印字検査装置。
  5. 【請求項5】 画像パターンとこの画像パターンの左上
    シフトパターンとのアンドをとる第1の行列AND回路
    と、画像パターンと、この画像パターンの右上シフトパ
    ターンとのアンドをとる第2の行列AND回路と、第
    1、第2の行列AND回路出力のオアをとる第1の行列
    OR回路と、第1の行列OR回路出力と画像パターンの
    左下シフトパターンとのアンドをとる第3の行列AND
    回路と、第1の行列OR回路出力と画像パターンの右下
    シフトパターンとのアンドをとる第4の行列AND回路
    と、第3、第4の行列AND回路出力のオアをとる第2
    の行列OR回路と、より成る画像パターンフィルタ。
  6. 【請求項6】 画像パターンとこの画像パターンの左シ
    フトパターンとのアンドをとる第1の行列AND回路
    と、画像パターンとこの画像パターンの右シフトパター
    ンとのアンドをとる第2の行列AND回路と、第1、第
    2の行列AND回路出力のオアをとる第1の行列OR回
    路と、画像パターンとこの画像パターンの上シフトパタ
    ーンとのアンドをとる第3の行列AND回路と、画像パ
    ターンとこの画像パターンの下シフトパターンとのアン
    ドをとる第4の行列AND回路と、第3、第4の行列A
    ND回路出力のオアをとる第2の行列OR回路と、第
    1、第2の行列OR回路の出力のアンドをとる第5の行
    列AND回路と、より成る画像パターンフィルタ。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において、画像パターン
    とは、比較対象とする2つの画像パターン相互の差分パ
    ターンとする画像パターンフィルタ。
  8. 【請求項8】 請求項7の画像パターンフィルタを請求
    項2又は3のフィルタとして使用して成る印字検査装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015036937A (ja) * 2013-08-15 2015-02-23 サントリー食品インターナショナル株式会社 印字検査装置及び印字検査方法
JP2015087889A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 株式会社日立産機システム 印字検査方法
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