JP3455970B2 - 撮像画像の検査方法及び装置 - Google Patents
撮像画像の検査方法及び装置Info
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Description
リンター等で捺印された賞味期限等の文字に発生する文
字の汚れ、欠けの有無を自動検査する方法及び装置に関
する。
をインクジェットプリンタによって捺印する例がある。
捺印文字の汚れた欠けがあるために捺印検査を行う。こ
の検査では、ビデオカメラ等の撮像装置を使って画像を
取り込み、あらかじめ登録した正常パターンとの照合検
査によって捺印文字の汚れ、欠けを自動検査する。
パターンをあらかじめ登録しておき入力パターンとの照
合を行い類似度を求めたうえで正常、不良を判定する方
式を採用する。然るに、画像処理装置で判断された結果
が目視検査と異なるという問題が発生した。正常不良文
字の状態が異なり不良文字を判定するための判定パラメ
ータを設定するのが困難なため、及び一旦設定したとし
ても、不良と判定した画像が残っていないため最適なパ
ラメータを設定できないためである。
パラメータを設定可能な画像検査方法及び装置を提供す
ることにある。
の搬送物の捺印文字等の画像を撮像し、捺印の良否を更
新された基準判定条件毎に判定し、その判定毎の不良と
判定した画像を次々に格納しておくようにすると共に、
上記判定条件の更新にあっては、その各更新時迄に格納
した不良画像を読み出して表示し、この表示画像を作業
者の目視による良否の判断に一致するまで判定条件の変
更を行い、目視による良否の判断に一致した際の判定条
件を基準判定条件とするものとした撮像画像の検査方法
を開示する。
書パターンとの不一致の面積の重み付け及び良否の判定
基準値とより成る類似度とし、更新は重み付け及び判定
基準値と変更するものとした撮像画像の検査方法を開示
する。
入力した画像の記憶手段と、基準判定条件を更新設定す
る設定手段と、各更新された基準判定条件をもとにして
の、この入力画像と辞書パターンとの照合による正常、
不良の判定手段と、その判定毎の不良と判定した画像の
自動格納手段と、を備え、上記設定手段は、その各更新
時までに格納した不良画像を読み出して表示する手段
と、この表示画像を作業者の目視による良否の判断に一
致した時の不良画像に関し、辞書パターンとの照合を行
い良の判定となる如き判定条件を求め、これを次の更新
基準判定条件とする手段と、より成る撮像画像の検査装
置を開示する。更に本発明は、基準判定条件、及び変更
する判定条件とは、画像と辞書パターンとの不一致個所
の面積割合をもとにした類似度とする検査装置を開示す
る。
より説明する。図1は、本発明のパターン検査装置の全
体構成図を示す図である。ビデオカメラ等の撮像装置1
からの映像信号はパターン検査装置2における画像記憶
手段21に入力し、パターン判定手段22によって、判
定条件入力手段3と辞書記憶手段23に基づいて検査を
実施して良否を判定し、認識結果出力手段24により外
部出力する。不良と判定した場合、自動的に画像退避手
段25に不良画像を退避蓄積する。
手段25に係わる画像退避処理の全体処理フローで、撮
像装置1の映像信号は画像入力処理101で入力され、
パターン判定手段22によるパターン判定処理102で
辞書とのパターン照合(103)を実施する。この照合
によって正常不良を判定し、正常と判定した場合に、正
常信号を出力(104)し、不良と判定した場合に画像
退避処理105で不良画像を退避し不良信号を出力(1
06)する。
退避画像がそろった段階で判定条件(判定パラメータ)
を更新しながらその都度、この更新した判定パラメータ
で再パターン判定処理を行って目視結果に一致するよう
な判定条件を見つける。かかる退避画像の再パターン判
定処理フローを図3を用いて説明する。
条件変更処理(201)を行う。判定条件とは、退避処
理時の判定処理(図2の処理102又は処理203)で
使った判定条件を指す。退避処理を判定したときの判定
条件を変更することで再退避処理を回避できるか否かを
再試行させるためである。変更後の新しい判定条件で、
読み出した退避画像(処理202による)のパターン判
定処理を行う(203)。この処理(202、203)
は全退避画像について行う(204)。全画像について
のパターン判定処理終了後に、目視結果と一致するか否
かをチェックする(205)。目視結果と一致とは、退
避画像を人間が表示画面上で見て、正常/不良を判断し
た結果と、パターン判定処理結果が一致することを指
す。そして退避画像に対しての人間による正常/不良の
判断とパターン判定処理結果が一致しないとき「不一
致」であると判定し、判定条件変更処理201へ移る。
更に判定条件変更を何回か行っても目視結果との間で不
一致があれば処理不能とする。
02)の例を示す。数字「1」が入力パターンの例であ
り、これと辞書パターン上での数字「1」とを照合する
(206)。照合の結果、両者の差異(不一致)を見つ
ける。即ち、ステップ207では、辞書パターンにあっ
て入力パターンにないパターン部分S1(欠けパター
ン)、ステップ207では、辞書パターンになくて入力
パターンにあるパターン部分S2(しみパターン)を検
出する。次にステップ209で辞書パターンと入力パタ
ーンとの類似度γを次式で算出する。
(通常m=n=8のマトリクスに正規化する。これは切
り出し領域のサイズにかかわらず、サンブリングして正
規化される) b…欠けパターンS1の面積 c…しみパターンS2の面積 α…カケの重み係数 β…しみの重み係数
1とを比較し、γ≧γ1であれば正常と判定し、γ<γ1
であれば不良と判定して退避処理を行う。
例を示す。入力パターン“1”の例であって、m個の異
なる入力パターンが退避画像である。かかる各入力パタ
ーン1〜mに対して判定条件を変更しながら、その都度
辞書パターンとの間でパターン判定処理(302)を行
う。
ラメータγ1、α、βの3つである。かかる3つのパラ
メータγ1、α、βをγ11、α1、β1としたのが判定条
件1、γ12、α2、β2としたのが判定条件2である。こ
のように、判定条件1→2→3・・・と変更しながら正
常、不良を判定する。図5では判定条件n(γ1n、
αn、βn)で全てが目視検査と一致したことがわかる。
そして、以降の検査では、入力パターン“1”に対して
は判定条件nを使って判定する。
新中に、辞書パターンを別の辞書パターンに変更するこ
ともある。数“1”の中に、いくつかの辞書パターンを
持つ例に対処するためである。
判定パラメータγ1、α、βも一例である。
ターン判定手段にセットし、以降の検査用に使用する。
一般に、パターンは数個の文字や数字より成るため、そ
の各構成文字や数字ごとに、退避画像から新しい判定条
件を求める。また、文字や数字ではなく画像パターンの
例もあれば、複数の文字や数字のまとまりについて、一
括してパターン判定する例もある。こうした画像パター
ンや一括まとまりパターンに対しても、前記実施の態様
と同じように新しい判定条件を更新するやり方を取るこ
ともできる。
るために不良発生時の要因を分析することが可能とな
る。また、一度不良と判定した画像パターンでも判定条
件を再度変えて検査可能なため最適な判定条件が設定可
能となり目視検査に近い検査が可能となる。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 生産ライン上の搬送物の捺印文字等の画
像を撮像し、捺印の良否を、その各入力画像と辞書パタ
ーンとの比較対照となる画素領域についての不一致の面
積及びその重み付けとを含む類似度と、その基準値との
大小比較で判定し、基準値以下であるときの不良と判定
した画像を、画像退避手段に次々に格納すると共に、 上記重み付け及び基準値を含む判定条件の更新にあって
は、その更新時迄に退避手段に格納した不良画像を読み
出して表示し、この表示画像に対して辞書パターンとの
照合を行い、作業者の目視による良否の判断に一致する
まで上記重み付け及び基準値との変更を行い、目視によ
る良否の判断に一致した際の重み付け及び基準値とで定
まる判定条件を以後の基準判定条件とするものとした撮
像画像の検査方法。 - 【請求項2】 撮像装置と、撮像装置から入力した画像
の記憶手段と、その各入力画像と辞書パターンとの比較
対照となる画素領域についての不一致の面積及びその重
み付けとを含む類似度と、その基準値との大小比較を行
うと共に上記重み付け及び基準値を含む基準判定条件を
更新設定する設定手段と、設定された基準判定条件をも
とにして、この入力画像と辞書パターンとの照合によっ
て類似度とその基準値との大小比較による正常、不良の
判定手段と、その判定毎の不良と判定した画像の自動格
納手段と、を備え、 上記設定手段は、その更新時までに格納した不良画像を
読み出して表示する手段と、この表示画像に対して辞書
パターンとの照合を行い、作業者の目視による良否の判
断に一致した際の重み付け及び基準値を含む判定条件
を、それ以降の更新基準判定条件として更新設定する手
段と、 より成る撮像画像の検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18218196A JP3455970B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 撮像画像の検査方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18218196A JP3455970B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 撮像画像の検査方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1024643A JPH1024643A (ja) | 1998-01-27 |
JP3455970B2 true JP3455970B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=16113766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18218196A Expired - Fee Related JP3455970B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 撮像画像の検査方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3455970B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020032571A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | コニカミノルタ株式会社 | 画像検査装置、画像形成システム、及び画像検査方法 |
JP7081422B2 (ja) * | 2018-09-21 | 2022-06-07 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷制御装置、及び、印刷装置の制御方法 |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP18218196A patent/JP3455970B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH1024643A (ja) | 1998-01-27 |
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