JPH07180864A - 空気調和機の排気筒取付装置 - Google Patents

空気調和機の排気筒取付装置

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JPH07180864A
JPH07180864A JP32565793A JP32565793A JPH07180864A JP H07180864 A JPH07180864 A JP H07180864A JP 32565793 A JP32565793 A JP 32565793A JP 32565793 A JP32565793 A JP 32565793A JP H07180864 A JPH07180864 A JP H07180864A
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exhaust
exhaust pipe
ring
air conditioner
pipe
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JP32565793A
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Megumi Inoue
恵 井上
Kiyoshi Matsumoto
清 松本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱源機の排気筒を配設した室外ユニットを備
えた空気調和機の排気筒取付装置において、室外ユニッ
ト本体内への排気もれや水の浸入を防止することを目的
とする。 【構成】 室外ユニット本体1内の熱源機の排気誘導管
4に弾力性を有するOリング15と、Oリング受板16
を介在させて、排気筒5を保護カバー17とOリング受
板16とで挟持して、外箱前板8に着脱可能に固定した
構成により、弾力性のあるOリング15の使用により、
遊動性を保持させて嵌合隙間をなくし、室外ユニット本
体1内への水や排気の浸入を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気体または液体燃料を燃
焼する熱源機を内蔵し、その排気を大気に放出させる排
気筒を配設した室外ユニットを備えた空気調和機の排気
筒取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の空気調和機の排気筒取付装
置について説明する。
【0003】図7及び図8に示すように、室外ユニット
本体(以下、本体という)1の上部には、熱源機2、電
源箱3、排気誘導管4、排気筒5、保護カバー6が配設
され、本体1の下部には圧縮機、冷房用熱交換器、送風
機及び冷媒配管等で構成された冷凍サイクル装置(図示
せず)が配設され、ねじ7により固定された外箱前板8
や天板9等により、上記の各構成部品を保護した構成と
している。
【0004】熱源機2に導管端部4aで固定されている
排気誘導管4には排気筒5をねじ10により固定するた
めのねじ穴4b及び補強板4cが設けられている。外箱
前板8には大径の排気管貫通孔8aと保護カバー6をね
じ11により固定するためのねじ穴8bが排気管貫通孔
8aの上下部に形設されている。排気管貫通孔8aのカ
バー12には小径の排気管貫通孔12aとねじ11用の
ばか孔12bが形設されている。
【0005】排気筒5には、その先端前面部に排気温度
表示、機種名及びメーカー名略号等の表示5aが刻印さ
れ、また、その外周部には複数個の排気出口孔5bが形
設され、さらにその背面部にねじ10用のばか孔5cを
有する排気入口管5dが接続固定されている。保護カバ
ー6は銘板13を貼付けるための平金具6aと、補強板
14と、形状寸法の異なる線材6b,6c,6d,6e
とがそれぞれ溶接固定された構成で、かつ、線材6eの
上下両端6fは、ねじ11のねじ頭を受けとめるつり針
形状とされている。
【0006】排気筒5は外箱前板8へ突出させた排気誘
導管4に差込まれ、ねじ10でねじ穴4bの位置にねじ
止め固定されている。銘板13が所定の位置に貼付けら
れた保護カバー6は、カバー12を外箱前板8で挟持し
てねじ11により外箱前板8に固定され、排気筒5はカ
バー12の小径の排気管貫通孔12aと排気入口管5d
の外径との嵌合隙間の範囲内で保持されており、外箱前
板8と排気筒5との固定関係は遊動的である。すなわ
ち、排気筒5は、熱源機2側に排気誘導管4を介してね
じ止め固定され、かつ、排気入口管5dの外径と、カバ
ー12に設けられた小径の排気管貫通孔12aとは組立
作業性や輸送時の振動や衝撃を緩和するために必要な隙
間を有した構成としている。この隙間を小さくすると排
気誘導管4の導管端部4aのかしめが輸送時の衝撃でゆ
るんで本体1内に排気もれを生ずるし、一方隙間を大き
くすると水の浸入が増大する等、いずれも本体1内の電
装部品等の構成部品に悪影響を及ぼすこととなる。ま
た、排気筒5は熱源機2と一対で市場へ供給する必要が
あり、性能が同じ熱源機2は、排気筒5に刻印された本
体1の機種名が異なるだけで別管理を要し、構成部品の
互換性に欠けていた。
【0007】さらに保護カバー6は形状寸法の異なる線
材6b〜6eの構成であることと線材6b〜6eをそれ
ぞれスポット溶接するので、多くの工数を要し、しか
も、溶接点が見苦しいので耐熱塗装仕上げを行うことが
あり、コストアップとなっていた。また、保護カバー6
の内側の排気筒5の先端前面部に排気温度表示、機種名
及びメーカー名略号等の表示5aが刻印で表示されてい
るが、保護カバー6にかくれて見にくく、かつ、組立ラ
インにおける排気筒5の締付作業は、排気筒5を固定す
るねじ10の締付け方向が排気誘導管4の軸心に対して
直角方向であるので、正面から見てばか孔5cが排気筒
5の陰になり見にくいので、作業者が不自然な体勢とな
り組立作業性が良くなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の構
成では、本体1内への排気もれと、水の浸入による品質
劣化や、構成部品の互換性に欠けかつ組立工数の増加に
よるコストアップや、組立作業性の悪化が生じるという
問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、輸送等の取扱い時の振動や衝撃に起因する本体内へ
の排気もれと水の浸入による品質劣化が生じず、構成部
品の互換性や組立工数の低減によるコストダウンが可能
で、組立作業性が良好な空気調和機の排気筒取付装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の空気調和機の排気筒取付装置は、本体内の熱
源機の排気誘導管に、弾力性を有するOリングとOリン
グ受板を介在させて、排気筒を保護カバーとOリング受
板とで挟持して、外箱前板に着脱可能に固定する構成と
したものである。
【0011】
【作用】この構成において、弾力性を有するOリングの
使用により、外箱前板の排気管貫通孔の嵌合隙間がなく
なり、本体の内部に水や排気の浸入がなくなり、また製
品輸送時の振動や衝撃に対して排気誘導管の受ける衝撃
が緩和されて、がた付きや隙間からの排気もれを防ぐこ
ととなる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0013】本発明の一実施例において、前述の従来例
について説明した構成部分と同じ部分については同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0014】図1ないし図3に示すように、本実施例の
特徴とするところは、前述従来例の構成に、本体1内の
熱源機2側に固定されている排気筒5を外箱前板8の上
部に位置させて、弾力性を有するOリング15を介し
て、Oリング受板16と保護カバー17で挟持させ、複
数個のねじ11により保護カバー17の固定脚18を外
箱前板8に着脱自在に取り付け固定した点である。
【0015】すなわち、外箱前板8よりも前面に突出し
ている排気誘導管4の突出部にOリング受板16、Oリ
ング15、外箱前板8、排気筒5の順に差込まれる構成
としている。
【0016】Oリング受板16には、Oリング受け部1
6aと、複数個のねじ穴16bが形設されている。組立
作業を容易にするように、外箱前板8の排気管貫通孔8
aの寸法は、Oリング15の外径寸法より大きい。排気
筒5には、テーパ部5eと、Oリング15に面当りで接
するようにフランジ加工した排気入口管端部5fが形設
されている。
【0017】図4に示すように、保護カバー17は、正
面平面部17aと、舌部17bを有する打抜き部17c
と舌部17bのない打抜き部17dが交互に形設され、
舌部17bは排気筒5のテーパ部5eに接して排気筒5
を押える構成とされている。また、舌部17bのない打
抜き部17dには、固定脚18が溶接固定され、かつ、
固定脚18と交叉する点で溶接された補強材14は、排
気筒5の排気出口孔5bに対向しない位置に設けられて
いる。また、正面平面部17aには、機種名やメーカー
名略号等の文字17e及び注意マーク等のイラスト17
f等の空気調和機に表示すべき内容が同一面に刻印さ
れ、手の平を表わすイラスト17fの部分をX字形状の
打抜き部17gで形成され、印刷銘板の貼付けは不要と
なるように構成されている。
【0018】以上のように本実施例によれば、排気誘導
管4が外箱前板8の排気管貫通孔8aにOリング15を
介在させ、Oリング受板16と保護カバー17の間に外
箱前板8及び排気筒5を挟持固定することにより貫通部
の嵌合隙間をなくしているので本体1内部への水の浸入
や排気の浸入を防止できる。また、製品輸送時の振動や
衝撃に対してOリング15と接する排気誘導管4の受け
る衝撃は緩和され、排気誘導管4と熱源機2とのかしめ
固定部への影響もなくかしめ部のがた付き及び隙間から
の排気もれを防止することができる。また、排気筒5の
固定は、保護カバー17をねじ11でOリング受板16
に締付けることにより挟持されるので、排気誘導管4へ
のねじ止めの必要がなく従来例のねじ穴4bや補強板4
cも不要となり、あわせてねじ止め作業は正面から行え
るので、作業者は視点を変えるための不要な動作をなく
することができる。さらに、表示すべき内容を保護カバ
ー17の正面平面部17aに集中して刻印することによ
り、従来例の銘板13の貼付作業も廃止され、排気筒5
の先端前面部の表示5aも不要となるので、排気筒5が
セットされている熱源機2の互換性を良くし、供給管理
体制も機種別管理から一元管理にすることができ、トー
タルコストダウンできる。
【0019】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて説明する。
【0020】図5及び図6に示すように本実施例の特徴
とするところは、前述実施例1の構成にOリング受板1
6に溶接固定したOリング押え板19とOリング受け部
16aで、Oリング15を保持する溝部と、保護カバー
17の正面平面部17aに形設した排気筒5に保護カバ
ー17を固定するねじ20用の複数のばか孔17hと、
排気筒5の先端前面部に形設したねじ20用の複数のば
か孔5gを設けた点である。
【0021】この構成により、サービス時等で分解した
ときでもOリング15が脱落しないようにでき、排気筒
5でOリング15を押えて保持する必要がなく、かつ、
排気筒5の排気入口管端部5fのフランジ加工が不必要
となる。さらに、保護カバー17に排気筒5を、また、
Oリング受板16にOリング15を取付けたままでサー
ビス時の分解、組立が容易にでき、サービス作業の迅速
化が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、本体内の熱源機側に固定されている排気誘導管に、
弾力性を有するOリングとOリング受板を介在させて、
排気筒を保護カバーとOリング受板とで挟持して外箱前
板に着脱可能に固定した構成により、輸送等の取扱い時
の振動や衝撃に起因する本体内への排気もれと水の浸入
による品質劣化が生じず、構成部品の互換性や組立工数
の低減によるコストダウンが可能で、組立作業性が良好
な優れた空気調和機の排気筒取付装置を実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の空気調和機の排気筒取付装
置の分解斜視図
【図2】同空気調和機の室外ユニット本体の正面図
【図3】同空気調和機の排気筒取付装置の要部半断面図
【図4】(a)は同空気調和機の排気筒取付装置の保護
カバーの正面図 (b)は同保護カバーの下面図 (c)は同保護カバーのイラストの正面図
【図5】本発明の実施例2の空気調和機の排気筒取付装
置の分解斜視図
【図6】同空気調和機の排気筒取付装置の要部半断面図
【図7】従来の空気調和機の室外ユニット本体の正面図
【図8】同空気調和機の排気筒取付装置の分解斜視図
【符号の説明】
1 室外ユニット本体 2 熱源機 4 排気誘導管 5 排気筒 5d 排気入口管 8 外箱前板 15 Oリング 16 Oリング受板 17 保護カバー 17a 正面平面部 19 Oリング押え板 20 ねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニット本体に内設したガスや石油
    等の気体または液体燃料を燃焼させる熱源機の排気誘導
    管に連結した排気筒を前記室外ユニット本体の外箱前板
    に配設した空気調和機であって、Oリング受板と前記外
    箱前板を貫通させて前記外箱前板より突出させた前記排
    気誘導管の突出部分に前記排気筒の排気入口管を差込
    み、Oリングを介在させて、保護カバーと前記Oリング
    受板とで前記排気筒を挟持する構成とした空気調和機の
    排気筒取付装置。
  2. 【請求項2】 保護カバーの正面表面部に空気調和機に
    表示すべき内容の文字やイラスト等を同一面に刻印また
    は打抜きで表示する構成とした請求項1記載の空気調和
    機の排気筒取付装置。
  3. 【請求項3】 Oリング受板とOリング押え板とで構成
    したOリングを保持する溝部を備えた請求項1または2
    に記載の空気調和機の排気筒取付装置。
  4. 【請求項4】 排気筒と保護カバーをねじで固定する構
    成とした請求項1ないし3のいずれかに記載の空気調和
    機の排気筒取付装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019090584A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 アイシン精機株式会社 エンジン駆動式空気調和装置の室外機の外装パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019090584A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 アイシン精機株式会社 エンジン駆動式空気調和装置の室外機の外装パネル

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