JPH07180545A - 触媒コンバータ - Google Patents

触媒コンバータ

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JPH07180545A
JPH07180545A JP5326564A JP32656493A JPH07180545A JP H07180545 A JPH07180545 A JP H07180545A JP 5326564 A JP5326564 A JP 5326564A JP 32656493 A JP32656493 A JP 32656493A JP H07180545 A JPH07180545 A JP H07180545A
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outer diameter
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Seiji Kuroda
政治 黒田
Masao Toi
昌夫 戸井
Masaaki Nobutoki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】触媒コンバータのケーシングの完成寸法の測定
精度を向上させる。 【構成】二つの分割片5,6よりなるケーシング2の内
部に触媒担体3を収容し、ケーシング2と触媒担体3と
の間にシール材4を介在させる。各分割片5,6の外側
に、ケーシング2のほぼ直径方向の相対向する位置を通
るリブ21を形成する。各リブ21上に、ケーシング2
のほぼ直径方向の相対向する位置に、一対をなす第1の
平面22及び第2の平面23を形成する。従って、一対
をなす第1の平面22に測定尺26を合わせることによ
り、ケーシング2の外径寸法が測定される。第2の平面
23についても同様である。又、測定用の基準面が第1
及び第2の平面22,23であるため、測定誤差の発生
が抑えられ、各平面22,23がリブ21上に形成され
ているため、各平面22,23が各分割片5,6の成形
歪みの影響を受けることが抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関等の排気管
に設けられて排気ガスを浄化するために使用される触媒
コンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の触媒コンバータとして、
例えば実開平2−127726号公報に開示された技術
が挙げられる。図8に示すように、この触媒コンバータ
31は、内燃機関の排気通路に設けられるものであり、
筒状をなすケーシング(コンバータケース)32と、同
ケーシング32の内部に収容された触媒担体33とを備
えて形成されている。ケーシング32と触媒担体33と
の間には、ガス洩れ防止用のシール材(サポータ)34
が介在されている。このケーシング32は、上下二つの
分割片(第1及び第2のコンバータケース)35,36
をモナカ合せすることにより形成されている。触媒担体
33はシール材34により内包され、シール材34を介
して上下二つの分割片35,36により保持されてい
る。シール材34は、触媒担体33とケーシング32と
の間で圧縮されて配置されている。
【0003】上記のような基本構造において、シール材
34の耐久性は、その圧縮量に左右されることになる。
そのため、二つの分割片35,36をモナカ合せするこ
とにより形成されたケーシング32の完成寸法は、シー
ル材34の耐久性にとって重要な要素となる。そのた
め、ケーシング32の完成寸法、例えば外径寸法等を精
度良く測定する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術において、両分割片35,36がプレス成形され
た場合には、両分割片35,36の表面に多少の凹凸が
生じる場合がある。従って、ケーシング32の外径寸法
等を単に測定しただけの場合には、その表面の凸凹によ
り測定精度が低下するおそれがあった。特に、従来のケ
ーシング32には、外径寸法の測定のための専用の測定
面が設けられていないことから、その測定や寸法管理が
容易ではなかった。
【0005】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、ケーシングの完成寸法の測
定精度を向上させることを可能にした触媒コンバータを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、複数の分割片を互いに突き
合わせることにより形成されたケーシングと、そのケー
シングの内部に収容された触媒担体と、ケーシングと触
媒担体との間に介在されたシール材とを備えてなる触媒
コンバータにおいて、各分割片の外側には、ケーシング
のほぼ直径方向における相対向する位置に、測定用の一
対をなす平面をそれぞれ形成すると共に、各平面の近傍
まで延びるリブを形成したことを趣旨としている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、各分割片の外側には、ケ
ーシングのほぼ直径方向における相対向する位置に一対
をなす平面が形成され、それら平面の近傍まで延びるリ
ブが形成されていることから、各平面がケーシングの完
成寸法を測定するための基準面となる。そして、一対の
平面に大型のノギス等の測定機器を合わせることによ
り、ケーシングの外径寸法が測定される。
【0008】ここで、測定用の基準面が平面であること
から、不定の凸凹面を測定する場合とは異なり、測定誤
差の発生が抑えられる。しかも、各平面の近傍までリブ
が延びていることから、各平面が各分割片の成形上の歪
みの影響を受けて変形、変位することが抑えられる。
【0009】
【実施例】以下、この発明における触媒コンバータを具
体化した一実施例を図1〜図7に基づいて詳細に説明す
る。
【0010】図1はこの実施例における触媒コンバータ
1を示す分解斜視図であり、図2はその平面図であり、
図3はその側面図である。図4は図2のA−A線断面図
であり、図5は図2のB−B線断面図である。
【0011】触媒コンバータ1は自動車用内燃機関の排
気通路に介装されるものである。触媒コンバータ1はほ
ぼ円筒状をなすケーシング2と、同ケーシング2の内部
に収容され、触媒金属を担持させてなる触媒担体3とを
備えてなり、ケーシング2と触媒担体3との間にはシー
ル材4が介在されている。ケーシング2は、板材により
同一形状にプレス成形された上下二つの分割片5,6よ
りなり、両分割片5,6をモナカ合わせ状態で突き合わ
せることにより形成されている。両分割片5,6は、断
面半円弧状をなす筒部7を備え、各筒部7の両側には長
手方向へ延びるフランジ8,9がそれぞれ形成されてい
る。触媒担体3はシール材4により内包され、そのシー
ル材4を介して上下二つの分割片5,6により保持され
ている。このシール材4は、触媒担体3とケーシング2
との間から排気ガスが洩れるのを防止すると共に、触媒
担体3を保持するためのものであり、両者3,2の間で
ある程度圧縮されて配置されている。ケーシング2の下
側には、プロテクタ10が所定の空間を隔てて取り付け
られている。このプロテクタ10は板材によりプレス成
形され、両分割片5,6とほぼ同様に断面半円弧状をな
す筒部11を備え、その筒部11の両側には長手方向へ
延びるフランジ12が形成されている。このプロテクタ
10はケーシング2の下面を覆って保護すると共に、ケ
ーシング2から外部へ伝達する熱を和らげるためのもの
である。
【0012】プロテクタ10は、両分割片5,6のフラ
ンジ8,9に対して取り付けられる。即ち、両分割片
5,6の各一方のフランジ9の両端部には、ボルト孔1
3がそれぞれ形成されている。又、プロテクタ10の両
フランジ12の両端部には、各分割片5,6のボルト孔
13に整合するボルト孔14がそれぞれ形成されてい
る。そして、それらボルト孔13,14に挿通されるボ
ルト15をナット16及び座金17により締め付けるこ
とにより、プロテクタ10がケーシング2に取り付けら
れている。
【0013】この実施例で、両分割片5,6はその中心
軸線L1に対して両側のフランジ8,9が非対称な形状
に形成されている。即ち、両分割片5,6において、そ
の非対称な一方のフランジ9の両端部に前記ボルト孔1
3がそれぞれ形成されている。又、他方のフランジ8で
は、ボルト孔13に対して中心軸線L1を線対称とする
部位を含む部分のみを湾曲形状に欠除させた欠除部18
が形成されている。
【0014】そして、互いに形状の異なるフランジ8,
9同士、即ちボルト孔13を有するフランジ9と欠除部
18を有するフランジ8とを接合するように両分割片
5,6を互いに突き合わせることにより、ケーシング2
が形成されている。この状態で、ケーシング2の一側で
は、上側の分割片5の欠除部18に下側の分割片6のボ
ルト孔13が配置され、他側では、下側の分割片6の欠
除部18に上側の分割片5のボルト孔13が配置され
る。又、両分割片5,6を一体化するために、互いに接
合された二つのフランジ8,9の間で外側に現れる接合
線19の部分に溶接20が施されている。この溶接20
は、結果的には、両分割片5,6の間から排気ガスが洩
れるのを防ぐこと、つまりシール性を得ることにも寄与
することになる。更に、両分割片5,6の欠除部18に
現れる各ボルト孔13に締め付けられるボルト15等を
介して、プロテクタ10がケーシング2に取り付けられ
ている。
【0015】上記構成の触媒コンバータ1において、シ
ール材4の耐久性は、両分割片5,6がモナカ合わせさ
れた際に圧縮されるシール材4の圧縮量に左右される。
そのため、ケーシング2の完成寸法を一定に管理するこ
とは、シール材4の耐久性を確保することにとって重要
な要素となる。従って、触媒コンバータ1の製造に当た
っては、シール材4の耐久性を常に保証すべく、ケーシ
ング2の完成寸法が常に一定となるように、その寸法を
精度良く測定する必要がある。
【0016】そこで、この実施例では、上記構成の触媒
コンバータ1において、各分割片5,6の外側に、ケー
シング2のほぼ直径方向における相対向する位置を通
る、即ち同一外周上を通る複数本(この実施例では、5
本)のリブ21が形成されている。そして、各リブ21
のうち、ケーシング2の中心軸線L1の方向における両
端と真ん中に位置する三つのリブ21の途中には、ケー
シング2のほぼ直径方向における相対向する位置に対応
して、測定用の一対をなす第1の平面22及び第2の平
面23がそれぞれ形成されている。
【0017】即ち、上記三つのリブ21の頂部には、断
面台形状をなす凸部24がそれぞれ形成されており、そ
れら各凸部24の頂面が四角形状をなす第1の平面22
となっている。第1の平面22はケーシング2の完成寸
法、即ち、両フランジ8,9に直交する方向の第1の外
径寸法を測定するために使用される。又、両分割片5,
6の真ん中に位置するリブ21の両端には、断面半台形
状をなす凸部25が形成されている。そして、両分割片
5,6において、両凸部25の頂面がそれぞれ四角形状
をなす第2の平面23となっている。第2の平面24は
ケーシング2、或いは各分割片5,6の完成寸法、即ち
両フランジ8,9に平行な方向の第2の外径寸法を測定
するために使用される。ここで、各凸部24,25はリ
ブ21よりも外方へ突出していることから、第1及び第
2の平面22,23はリブ21の外径よりも外側に位置
している。
【0018】次に、上記のように構成した触媒コンバー
タ1の作用及び効果について説明する。この触媒コンバ
ータ1によれば、ケーシング2の第1の外径寸法を測定
するために、各リブ21上に形成された一対をなす第1
の平面22が専用に使用される。即ち、第1の平面22
が、第1の外径寸法を測定するための基準面として使用
可能となる。そして、図6に示すように、第1の平面2
2に大型のノギス等の測定尺26を合わせることによ
り、第1の外径寸法が測定される。この測定は、他の組
の第1の平面22についても同様に行うことができる。
【0019】ここで、第1の外径寸法を測定するための
基準面が第1の平面22であることから、不定の凸凹面
を測定する場合とは異なり、測定誤差の発生が抑えられ
る。しかも、第1の平面22が各リブ21上にあること
から、第1の平面22が各分割片5,6の成形上の歪み
の影響を受けて変形、或いは変位することが抑えられ
る。その結果、第1の外径寸法を測定するに当たり、常
にその測定精度を向上させることができる。併せて、そ
の測定を容易にすることができ、第1の外径寸法の管理
を容易なものにすることができる。
【0020】一方、ケーシング2の第2の外径寸法を測
定するには、各リブ21の両端に形成された一対をなす
第2の平面23が専用に使用される。即ち、第2の平面
23が、第2の外径寸法を測定するための基準面として
使用可能となる。そして、図7に示すように、分割片6
における第2の平面23に測定尺26を合わせることに
より、第1の外径寸法に直交する方向の第2の外径寸法
が測定される。分割片5における第2の平面23につい
ても同様である。
【0021】ここでも、第2の外径寸法を測定するため
の基準面が第2の平面23であることから、不定の凸凹
面を測定する場合とは異なり、測定誤差の発生が抑えら
れる。しかも、第2の平面23が各リブ21上にあるこ
とから、第2の平面23が各分割片5,6の成形上の歪
みの影響を受けて変形、或いは変位することが抑えられ
る。その結果、第2の外径寸法を測定するに当たり、常
にその測定精度を向上させることができ、併せて、その
測定や第2の外径寸法の管理を容易なものにすることが
できる。
【0022】従って、この実施例では、上記のように第
1及び第2の外径寸法を精度良く測定できることから、
シール材4の圧縮量を一定に保つことができ、延いては
シール材4の耐久性を高めることができる。
【0023】又、この実施例では、測定用の基準面が第
1の平面22及び第2の平面23であることから、それ
ら各平面22,23にて光を所望の方向へ正確に反射さ
せることが可能となる。従って、非接触変位センサ(レ
ーザインジケータ)を使用することにより、第1及び第
2の外径寸法を自動計測することも可能となる。その結
果、ケーシング2の完成寸法に係る検査工数を低減させ
ることができ、第1及び第2の外径寸法の測定精度の更
なる向上を図ることができ、延いては、触媒コンバータ
1の品質向上を図ることもできる。
【0024】しかも、この実施例では、ケーシング2に
複数のリブ21が形成されていることから、ケーシング
2それ自体の剛性を高めることができる。その意味か
ら、触媒コンバータ1の耐久性を向上させることもでき
る。
【0025】更に、この実施例の触媒コンバータ1によ
れば、ボルト孔13の近傍では、溶接20の部位よりも
外側にボルト孔13が位置することになる。そして、そ
れらボルト孔13にボルト15及びナット16等が締め
付けられることにより、プロテクタ10がケーシング2
に取り付けられている。
【0026】従って、触媒コンバータ1の使用時に、ケ
ーシング2の熱膨張等に起因して、両分割片5,6のフ
ランジ8,9の間が拡げられ、両フランジ8,9の間に
万が一隙間が生じても、その隙間がボルト孔13に達し
て通じることはない。よって、両フランジ5,6の縁
に、シール性に寄与し得る溶接20が施されているにも
かかわらず、ボルト孔13から排気ガスが洩れるおそれ
がなく、ケーシング2の内部のシール性を確保すること
ができる。
【0027】加えて、この実施例では、複数のリブ21
によりケーシング2の剛性が高められることから、ケー
シング2の熱膨張に対する変形を抑えることができ、両
分割片5,6のフランジ8,9の間が拡げられることを
極力抑えることもできる。又、ケーシング2と触媒担体
3との間にシール材4が介在されていることから、万が
一ケーシング2の一部が破損しても、ケーシング2から
排気ガスが洩れるのを極力抑えることもできる。
【0028】併せて、この実施例では、両分割片5,6
が同一形状をなしていることから、ケーシング2を形成
するために、両分割片5,6を異なる形状とする必要が
なく、分割片5,6を予め二種類用意する必要がない。
その結果、触媒コンバータ1に係る構成部品の種類を増
やす必要がない。延いては、分割片5,6を成形するた
めの成形型を二種類設ける必要がない。
【0029】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、両8,9に直交する方向の第1
の外径寸法と、両フランジ8,9に平行な方向の第2の
外径寸法をそれぞれ測定するために、第1の平面22及
び第2の平面23をそれぞれ設けた。これに対し、第1
の平面22又は第2の平面23の一方を省略したり、第
1及び第2の外径寸法とは異なる方向の外径寸法を測定
するための平面をリブ21上の適宜な位置に形成したり
してもよい。
【0030】(2)前記実施例では、両分割片5,6の
外側において、第1及び第2の平面22,23をリブ2
1の外径よりも外側に位置するように形成したが、各平
面をリブの外径よりも内側に位置するように形成しても
よい。
【0031】(3)前記実施例では、両分割片5,6の
外側において、各リブ21上に第1及び第2の平面2
2,23をそれぞれ形成したが、両分割片の外側に各平
面を形成し、それら各平面の近傍まで延びるようにリブ
を形成してもよい。即ち、各平面はリブ上に形成した
り、リブに隣接して形成したりしてもよい。
【0032】(4)前記実施例では、第1及び第2の平
面22,23を四角形状としたが、それらの平面を丸形
状や三角形状等の任意の形状にすることもできる。 (5)前記実施例では、上下二つの分割片5,6よりな
るケーシング2に具体化したが、三つ以上の数の分割片
よりなるケーシングに具体化することもできる。
【0033】(6)前記実施例では、断面略円筒状をな
すケーシング2に具体化したが、断面略円筒状をなすケ
ーシングや、断面四角筒状をなすケーシングに具体化す
ることもできる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、複数の分割片よりなるケーシングの内部に触媒担体
を収容し、そのケーシングと触媒担体との間にシール材
を介在させてなる触媒コンバータを前提としている。そ
して、各分割片の外側に、ケーシングのほぼ直径方向に
おける相対向する位置に一対をなす平面を形成し、それ
ら平面の近傍まで延びるリブを形成している。
【0035】従って、一対をなす平面に大型のノギス等
の測定機器を合わせることにより、ケーシングの外径寸
法が測定される。そして、測定用の基準面が平面である
ことから、測定誤差の発生が抑えられ、各平面の近傍ま
でリブが延びていることから、各平面が各分割片の成形
上の歪みの影響を受けて変形、変位することが抑えられ
る。その結果、ケーシングの完成寸法の測定精度を向上
させることができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した一実施例における触媒コ
ンバータを示す分解斜視図である。
【図2】一実施例において、触媒コンバータを示す平面
図である。
【図3】一実施例において、触媒コンバータを示す正面
図である。
【図4】一実施例において、図2のA−A線断面図でる
あ。
【図5】一実施例において、図2のB−B線断面図でる
あ。
【図6】一実施例において、ケーシングの第1の外径寸
法を測定する場合を説明するための説明図である。
【図7】一実施例において、ケーシングの第2の外径寸
法を測定する場合を説明するための説明図である。
【図8】従来技術の触媒コンバータを一部破断して示す
正面図である。
【符号の説明】
1…触媒コンバータ、2…ケーシング、3…触媒担体、
4…シール材、5,6…分割片、21…リブ、22…第
1の平面、23…第2の平面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の分割片を互いに突き合わせること
    により形成されたケーシングと、 前記ケーシングの内部に収容された触媒担体と、 前記ケーシングと前記触媒担体との間に介在されたシー
    ル材とを備えてなる触媒コンバータにおいて、 前記各分割片の外側には、前記ケーシングのほぼ直径方
    向における相対向する位置に、測定用の一対をなす平面
    をそれぞれ形成すると共に、前記各平面の近傍まで延び
    るリブを形成したことを特徴とする触媒コンバータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016060318A1 (ko) * 2014-10-17 2016-04-21 세종공업 주식회사 갭 체적밀도값이 균일한 촉매컨버터 제조방법

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WO2016060318A1 (ko) * 2014-10-17 2016-04-21 세종공업 주식회사 갭 체적밀도값이 균일한 촉매컨버터 제조방법

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