JP3191539B2 - 触媒コンバータ - Google Patents

触媒コンバータ

Info

Publication number
JP3191539B2
JP3191539B2 JP32281493A JP32281493A JP3191539B2 JP 3191539 B2 JP3191539 B2 JP 3191539B2 JP 32281493 A JP32281493 A JP 32281493A JP 32281493 A JP32281493 A JP 32281493A JP 3191539 B2 JP3191539 B2 JP 3191539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
flanges
divided pieces
catalytic converter
protector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32281493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07180544A (ja
Inventor
昌夫 戸井
政治 黒田
武志 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP32281493A priority Critical patent/JP3191539B2/ja
Publication of JPH07180544A publication Critical patent/JPH07180544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3191539B2 publication Critical patent/JP3191539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関等の排気管
に設けられて排気ガスを浄化するために使用される触媒
コンバータに係り、詳しくはケーシングの外側にプロテ
クタを取り付けてなる触媒コンバータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の触媒コンバータとして、
例えば実開昭64−8523号公報の従来技術(図7)
に開示されたものが挙げられる。即ち、図6に示すよう
に、この従来技術の触媒コンバータ31は、内燃機関の
排気通路に設けられるものであり、筒状をなすケーシン
グ(キャタリストケース)32を備えている。ケーシン
グ32の内部には、触媒担体33がスチールネット34
に内包されて収容されている。ケーシング32は、上下
二つの分割片(アッパケーシング及びロアケーシング)
35,36をモナカ合せすることにより形成されてい
る。そして、ケーシング32の下側には、所定の空間を
隔ててプロテクタ37が取り付けられている。このプロ
テクタ37はケーシング32を保護すると共に、ケーシ
ング32から外部へ伝達する熱を和らげるためのもので
ある。このプロテクタ37は、両分割片35,36の左
右に張り出されたフランジ35a,36aに対して固定
されている。即ち、両フランジ35a,36aには、ボ
ルト孔38がそれぞれ形成されている。そして、それら
ボルト孔38を利用して、プロテクタ37がボルト39
及びナット40により締付けられている。
【0003】ここで、上下両分割片35,36を一体化
するために、図6に示すように、両フランジ35a,3
6aの縁に溶接41を施すことが考えられる。この場
合、溶接41は、結果的に、両分割片35,36の間か
ら排気ガスが洩れるのを防ぐこと、つまりシール性を得
ることにも寄与することになる。又、ケーシング32に
おけるボルト39及びナット40の配置スペースを考慮
すると、両フランジ35a,36aの張出量は若干大き
くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の触媒コンバータ31では、ケーシング32が熱膨張
することにより、両分割片35,36のフランジ35
a,36aの間が拡げられて両フランジ35a,36a
の間に隙間が生じるおそれがある。この場合、その隙間
がボルト孔38に通じると、両フランジ35a,36a
の間にシール性に寄与し得る溶接41が施されているに
もかかわらず、ボルト孔38から排気ガスが洩れてしま
うおそれがある。
【0005】そこで、上記のような不具合を解消するた
めに、図7に示すように、上側の分割片35のフランジ
35aを下側の分割片36のフランジ36aよりも短く
して、そのフランジ35aの縁に溶接41を施すことが
考えられる。ところが、この場合には、両分割片35,
36の形状が異なることから、両分割片35,36を別
々に形成する必要が生じ、その分だけ触媒コンバータに
係る構成部品の種類を増やす結果となる。
【0006】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、ケーシングにプロテクタを
ボルトで取り付けたものにおいて、構成部品の種類を増
やすことなく、ケーシング内部のシール性を確保するこ
とを可能にした触媒コンバータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、フランジを有して同一形状
をなす複数の分割片を、互いに突き合わせることにより
形成されたケーシングと、そのケーシングの内部に収容
された触媒担体と、ケーシングの外側に取り付けられた
プロテクタとを備えた触媒コンバータであって、各分割
片の中心軸線に対してフランジを非対称な形状とし、そ
の非対称な一方のフランジにボルト孔を形成すると共
に、他方のフランジは少なくともボルト孔に対応する部
位だけ欠除させた形状とし、互いに形状の異なるフラン
ジ同士を接合するように各分割片を互いに突き合わせて
ケーシングを形成すると共に、その接合された二つのフ
ランジの間で外側に現れる接合線の部分に溶接を施し、
更に、各分割片のボルト孔に締め付けられるボルトを介
してプロテクタをケーシングに取り付けたことを趣旨と
している。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、各分割片のフランジにお
いて、ボルト孔の近傍では、他の分割片のフランジが接
合されず、そのフランジの縁はボルト孔よりもケーシン
グの中心寄りに位置することになる。そして、接合され
た二つのフランジの間で接合線に溶接が施されることに
より、ボルト孔の近傍では、ケーシングの中心寄り位置
にて溶接が施されることになる。即ち、ボルト孔の近傍
では、溶接部位よりも外側にボルト孔が位置することに
なる。そして、そのボルト孔にボルトが締め付けられる
ことにより、プロテクタがケーシングに取り付けられ
る。
【0009】従って、ケーシングの熱膨張等に起因し
て、互いに接合されたフランジの間に万が一隙間が生じ
ても、その隙間がボルト孔に達して通じることはない。
又、各分割片が同一形状をなしていることから、ケーシ
ングを形成するために複数種類の分割片を用意する必要
がない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の触媒コンバータを具体化し
た一実施例を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1はこの実施例における触媒コンバータ
1を示す分解斜視図であり、図2はその平面図であり、
図3はその側面図である。図4は図2のA−A線断面図
であり、図5は図2のB−B線断面図である。
【0012】触媒コンバータ1は自動車用内燃機関の排
気通路に介装されるものである。触媒コンバータ1はほ
ぼ円筒状をなすケーシング2と、同ケーシング2の内部
に収容され、触媒金属を担持させてなる触媒担体3とを
備えてなり、ケーシング2と触媒担体3との間にはシー
ル材4が介在されている。ケーシング2は、板材により
同一形状にプレス成形された上下二つの分割片5,6よ
りなり、両分割片5,6をモナカ合わせ状態で突き合わ
せることにより形成されている。両分割片5,6は、断
面半円弧状をなす筒部7を備え、各筒部7の両側には長
手方向へ延びるフランジ8,9がそれぞれ形成されてい
る。触媒担体3はシール材4により内包され、そのシー
ル材4を介して上下二つの分割片5,6により保持され
ている。このシール材4は、触媒担体3とケーシング2
との間から排気ガスが洩れるのを防止するのに寄与する
ものであり、両者3,2の間である程度圧縮されて配置
されている。ケーシング2の下側には、プロテクタ10
が所定の空間を隔てて取り付けられている。このプロテ
クタ10は板材によりプレス成形され、両分割片5,6
とほぼ同様に断面半円弧状をなす筒部11を備え、その
筒部11の両側には長手方向へ延びるフランジ12が形
成されている。このプロテクタ10はケーシング2の下
面を覆って保護すると共に、ケーシング2から外部へ伝
達する熱を和らげるためのものである。
【0013】プロテクタ10は、両分割片5,6のフラ
ンジ8,9に対して取り付けられる。即ち、両分割片
5,6の各一方のフランジ9の両端部には、ボルト孔1
3がそれぞれ形成されている。又、プロテクタ10の両
フランジ12の両端部には、各分割片5,6のボルト孔
13に整合するボルト孔14がそれぞれ形成されてい
る。そして、それらボルト孔13,14に挿通されるボ
ルト15をナット16及び座金17により締め付けるこ
とにより、プロテクタ10がケーシング2に取り付けら
れている。
【0014】この実施例で、両分割片5,6はその中心
軸線L1に対して両側のフランジ8,9が非対称な形状
に形成されている。即ち、両分割片5,6において、そ
の非対称な一方のフランジ9の両端部に前記ボルト孔1
3がそれぞれ形成されている。又、他方のフランジ8で
は、ボルト孔13に対して中心軸線L1を線対称とする
部位を含む部分のみを湾曲形状に欠除させた欠除部18
が形成されている。
【0015】そして、互いに形状の異なるフランジ8,
9同士、即ちボルト孔13を有するフランジ9と欠除部
18を有するフランジ8とを接合するように両分割片
5,6を互いに突き合わせることにより、ケーシング2
が形成されている。この状態で、ケーシング2の一側で
は、上側の分割片5の欠除部18に下側の分割片6のボ
ルト孔13が配置され、他側では、下側の分割片6の欠
除部18に上側の分割片5のボルト孔13が配置され
る。又、両分割片5,6を一体化するために、互いに接
合された二つのフランジ8,9の間で外側に現れる接合
線19の部分に溶接20が施されている。この溶接20
は、結果的には、両分割片5,6の間から排気ガスが洩
れるのを防ぐこと、つまりシール性を得ることにも寄与
することになる。更に、両分割片5,6の欠除部18に
現れる各ボルト孔13に締め付けられるボルト15等を
介して、プロテクタ10がケーシング2に取り付けられ
ている。
【0016】この実施例では、上記の触媒コンバータ1
において、各分割片5,6の外側には、ケーシング2の
ほぼ直径方向における相対向する位置を通る、即ち同一
外周上を通る複数本(この実施例では、5本)のリブ2
1がそれぞれ形成されている。そして、各リブ21のう
ち、三つのリブ21の頂部には、ケーシング2のほぼ直
径方向における相対向する位置に対応して、測定用の一
対をなす第1の平面22がそれぞれ形成されている。第
1の平面22はケーシング2の完成寸法、即ち、両フラ
ンジ8,9に直交する方向の第1の外径寸法を測定する
ために使用される。又、両分割片5,6の真ん中に位置
するリブ21の両端には、第2の平面23が形成されて
いる。第2の平面23はケーシング2、或いは各分割片
5,6の完成寸法、即ち両フランジ部8,9に平行な方
向の第2の外径寸法を測定するために使用される。
【0017】次に、上記のように構成した触媒コンバー
タ1の作用及び効果について説明する。この触媒コンバ
ータ1によれば、両分割片5,6のフランジ8,9にお
いて、欠除部18にボルト孔13が整合することから、
ボルト孔13の近傍では、他の分割片5,6のフランジ
8,9が接合されない。そして、欠除部18の縁はボル
ト孔13よりもケーシング2の中心寄りに位置すること
になる。そして、互いに接合された二つのフランジ8,
9の間で接合線19に溶接20が施されていることか
ら、ボルト孔13の近傍では、ボルト孔13よりもケー
シング2の中心寄りに位置する欠除部18に溶接20が
施されることになる。即ち、ボルト孔13の近傍では、
溶接20の部位よりも外側にボルト孔13が位置するこ
とになる。そして、それらボルト孔13にボルト15及
びナット16等が締め付けられることにより、プロテク
タ10がケーシング2に取り付けられている。
【0018】従って、触媒コンバータ1が内燃機関で使
用されているときに、ケーシング2の熱膨張等に起因し
て、両分割片5,6のフランジ8,9の間が拡げられて
両フランジ8,9の間に万が一隙間が生じても、その隙
間がボルト孔13に達して通じることはない。よって、
両フランジ5,6の縁に、シール性に寄与し得る溶接2
0が施されているにもかかわらず、ボルト孔13から排
気ガスが洩れるおそれがなく、ケーシング2の内部のシ
ール性を確保することができる。
【0019】又、両分割片5,6が同一形状をなしてい
ることから、ケーシング2を形成するために、両分割片
5,6を異なる形状とする必要がなく、分割片5,6を
予め二種類用意する必要がない。その結果、触媒コンバ
ータ1に係る構成部品の種類を増やす必要がない。延い
ては、分割片5,6を成形するための成形型を二種類設
ける必要がない。つまり、この実施例の触媒コンバータ
1では、ケーシング2にプロテクタ10をボルト15等
で取り付けるものにおいて、構成部品の種類数を増やす
ことなく、ケーシング2の内部のシール性を確保するこ
とができるのである。
【0020】更に、この実施例のケーシング2では、図
2に示す状態から、中心軸線L1を中心にケーシング2
を180°回転させて下側の分割片6を上に配置した場
合に、溶接20の施されるべき部位は、ケーシング2が
回転される前と変わらない。従って、溶接トーチを使用
して溶接20を施す場合には、溶接トーチの軌跡をケー
シング2の上側と下側で共通化することができる。その
意味で、溶接設備を簡略化することができる。
【0021】加えて、この実施例の触媒コンバータ1で
は、ケーシング2の第1及び第2の外径寸法を測定する
ために、各リブ21上に形成された各平面22,23が
専用に使用される。即ち、各平面22,23に大型のノ
ギス等の測定尺を合わせることにより、各外径寸法がそ
れぞれ測定される。ここで、各外径寸法を測定するため
の基準面が各平面22,23であることから、不定の凸
凹面を測定する場合とは異なり、測定誤差の発生が抑え
られる。しかも、各平面22,23が各リブ21上にあ
ることから、各平面22,23が両分割片5,6の成形
上の歪みの影響を受けて変形、或いは変位することが抑
えられる。その結果、各外径寸法を測定するに当たり、
常にその測定精度を向上させることができる。併せて、
その測定を容易にすることができ、各外径寸法の管理を
容易なものにすることができる。従って、この実施例で
は、各外径寸法を精度良く測定できることから、シール
材4の圧縮量を一定に保つことができ、延いてはシール
材4の耐久性を高めることができる。
【0022】しかも、この実施例では、ケーシング2に
複数のリブ21が形成されていることから、ケーシング
2それ自体の剛性を高めることができる。その意味か
ら、触媒コンバータ1の耐久性を向上させることができ
る。又、ケーシング2の熱膨張に対する変形を抑えるこ
とができ、両分割片5,6のフランジ8,9の間が拡げ
られることを極力抑えることもできる。更に、この実施
例では、ケーシング2と触媒担体3との間にシール材4
が介在されていることから、万が一ケーシング2の一部
が破損しても、ケーシング2から排気ガスが洩れるのを
極力抑えることができる。従って、この実施例では、ケ
ーシング2の高剛性化とシール材4の付加とにより、ケ
ーシング2におけるシール性の確保の効果をより一層高
めることができる。
【0023】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、互いに突き合わされる両分割片
5,6の一方のフランジ9の両端部にボルト孔13を形
成し、他方のフランジ8の両端部にボルト孔13に対応
する欠除部18を形成した。これに対し、互いに突き合
わされる両分割片の一方のフランジの両端部とその中間
にボルト孔をそれぞれ形成し、他方のフランジには、上
記ボルト孔に対応する各位置に欠除部をそれぞれ形成し
てもよい。つまり、各分割片のフランジに形成されるボ
ルト孔や欠除部の数及び配置を適宜に設定することがで
きる。
【0024】(2)前記実施例では、両分割片5,6の
外周にリブ21及び各平面22,23を形成したが、両
分割片の外周におけるリブ及び平面部を省略してもよ
い。 (3)前記実施例では、ケーシング2の下側のみにプロ
テクタ10を取り付けたが、ケーシング2の上側にもプ
ロテクタを取り付けることができる。この場合、下側に
取り付けられるプロテクタ10と同じプロテクタを上側
に取り付けても、その取り付け関係は何ら変わらないこ
とから、上下のプロテクタを共通化することができる。
【0025】(4)前記実施例では、上下二つの分割片
5,6よりなるケーシング2に具体化したが、三つ以上
の数の分割片よりなるケーシングに具体化することもで
きる。
【0026】(5)前記実施例では、ほぼ円筒状をなす
ケーシング2に具体化したが、四角筒状をなすケーシン
グに具体化することもできる。 以上、この発明の実施例について説明したが、この発明
の実施例には、特許請求の範囲に記載した技術的事項以
外に次のような各種の技術的事項の実施態様が含まれる
ことを付記しておく。
【0027】(イ)請求項1に記載した触媒コンバータ
において、ケーシングと触媒担体との間にシール材を介
在させたことを特徴とする触媒コンバータ。 (ロ)請求項1に記載した触媒コンバータにおいて、各
分割片の外周にリブを形成したことを特徴とする触媒コ
ンバータ。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、複数の分割片よりなるケーシングの内部に触媒担体
を収容し、そのケーシングの外側にプロテクタをボルト
で取り付けた触媒コンバータを前提としている。そし
て、各分割片の中心軸線に対してフランジを非対称な形
状とし、その一方のフランジにボルト孔を形成し、他方
のフランジをボルト孔に対応して欠除させる。又、互い
に形状の異なるフランジ同士を接合するように各分割片
を突き合わせてケーシングを形成し、接合された二つの
フランジの間の接合線に溶接を施す。更に、各分割片の
ボルト孔に締め付けられるボルトを介してプロテクタを
ケーシングに取り付けている。
【0029】従って、ボルト孔の近傍では、溶接部位よ
りも外側にボルト孔が位置することから、互いに接合さ
れたフランジの間に隙間が生じても、その隙間がボルト
孔に通じることはない。又、ケーシングを形成するため
に複数の種類の分割片を用意する必要がない。その結
果、構成部品の種類を増やすことなく、ケーシング内部
のシール性を確保することができるという優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した一実施例における触媒コ
ンバータを示す分解斜視図である。
【図2】一実施例において、触媒コンバータを示す平面
図である。
【図3】一実施例において、触媒コンバータを示す正面
図である。
【図4】一実施例において、図2のA−A線断面図でる
あ。
【図5】一実施例において、図2のB−B線断面図でる
あ。
【図6】従来技術の触媒コンバータを示す断面図であ
る。
【図7】従来技術の触媒コンバータの変形例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1…触媒コンバータ、2…ケーシング、3…触媒担体、
5,6…分割片、8,9…フランジ、10…プロテク
タ、13…ボルト孔、15…ボルト、18…欠除部、1
9…接合線、20…溶接、L1…中心軸線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−89915(JP,A) 特開 平1−219307(JP,A) 特開 平1−203610(JP,A) 実開 昭61−86515(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/28 B01D 53/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジを有して同一形状をなす複数の
    分割片を、互いに突き合わせることにより形成されたケ
    ーシングと、 前記ケーシングの内部に収容された触媒担体と、 前記ケーシングの外側に取り付けられたプロテクタとを
    備えた触媒コンバータであって、 前記各分割片の中心軸線に対して前記フランジを非対称
    な形状とし、その非対称な一方のフランジにボルト孔を
    形成すると共に、他方のフランジは少なくとも前記ボル
    ト孔に対応する部位だけ欠除させた形状とし、前記互い
    に形状の異なるフランジ同士を接合するように前記各分
    割片を互いに突き合わせてケーシングを形成すると共
    に、その接合された二つのフランジの間で外側に現れる
    接合線の部分に溶接を施し、更に、前記各分割片のボル
    ト孔に締め付けられるボルトを介して前記プロテクタを
    前記ケーシングに取り付けたことを特徴とする触媒コン
    バータ。
JP32281493A 1993-12-21 1993-12-21 触媒コンバータ Expired - Fee Related JP3191539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32281493A JP3191539B2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 触媒コンバータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32281493A JP3191539B2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 触媒コンバータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07180544A JPH07180544A (ja) 1995-07-18
JP3191539B2 true JP3191539B2 (ja) 2001-07-23

Family

ID=18147916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32281493A Expired - Fee Related JP3191539B2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 触媒コンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3191539B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101817859B1 (ko) * 2015-05-22 2018-01-11 포르시아 쥐스뗌 데샤피망 배기 가스 정화 부재, 배기 가스 정화 부재의 표준화된 외측 치수

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482781B1 (ko) * 2001-12-24 2005-04-14 기아자동차주식회사 보호구를 가지는 자동차 소음기
KR100590958B1 (ko) * 2003-12-31 2006-06-19 현대자동차주식회사 자동차용 촉매장치
DE102005023168B4 (de) * 2005-05-19 2007-04-19 Benteler Automobiltechnik Gmbh Abgasreinigungsvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101817859B1 (ko) * 2015-05-22 2018-01-11 포르시아 쥐스뗌 데샤피망 배기 가스 정화 부재, 배기 가스 정화 부재의 표준화된 외측 치수

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07180544A (ja) 1995-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4802698A (en) Joint means having flanges
US7048201B2 (en) Gasket and heat shield assembly for a flanged joint
JP2005539171A (ja) 多方向タービンシムシール
JPH05602Y2 (ja)
US5653478A (en) Flexible coupling assembly
US4387904A (en) Gaskets
JPH0745081B2 (ja) 排気装置要素のための熱遮蔽を製作する方法
US4209494A (en) Catalytic converter for purifying exhaust gases of internal combustion engines
JP3191539B2 (ja) 触媒コンバータ
US8585101B2 (en) Flange connection
JP2587679Y2 (ja) マニホールド触媒コンバータ
JP3227961B2 (ja) 触媒コンバータ
JP2001263054A (ja) 排気管
JPS608112Y2 (ja) モノリス触媒コンバ−タ
GB2324745A (en) Catalyst container
JP4339022B2 (ja) 遮熱カバーの取付構造
CN218717081U (zh) 发动机的通路部件
JPH0875063A (ja) 排気管の接続構造
JPH0241431Y2 (ja)
GB2053382A (en) Gaskets
JP2021148001A (ja) 接合体の製造方法
JP2962438B2 (ja) 排気マニホールド
JP3312659B2 (ja) 金属ガスケットの加工方法
JPS636418Y2 (ja)
JPS59162318A (ja) 排気消音器の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees