JPH0718053B2 - 易染性改質ポリエステル繊維およびその製造方法 - Google Patents

易染性改質ポリエステル繊維およびその製造方法

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JPH0718053B2
JPH0718053B2 JP60233380A JP23338085A JPH0718053B2 JP H0718053 B2 JPH0718053 B2 JP H0718053B2 JP 60233380 A JP60233380 A JP 60233380A JP 23338085 A JP23338085 A JP 23338085A JP H0718053 B2 JPH0718053 B2 JP H0718053B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、常圧状態95℃以下の温度条件で塩基性染料で
濃色に染色するとのできるポリエステル繊維およびその
製造方法に係わり、更に詳しくは、耐アルカリ加水分解
性が著しく向上し、アルカリ減量加工に適した易染性改
質ポリエステル繊維およびその製造方法に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕 従来、ポリエステル繊維の染色性、発色性を向上させる
目的で金属スルホネート基含有エステル形成成分をポリ
エステル成分中に共重合することにより、塩基性染料可
染のポリエステル繊維が得られることはよく知られてい
る。
又、最近は、特に塩基性染料可染ポリエステル繊維の染
色性をより向上させ常圧沸騰状態で十分濃色に染色でき
る繊維を得ることは、エネルギーおよびコストの削減を
もたらし、かつ他の種類の繊維との交編交織等により用
途の拡大をもたらすことから、盛んに行われている。
塩基性染料可染ポリエステル繊維の染色性をより向上さ
せ、常圧沸騰状態で十分濃色に染色できる繊維を得る方
法には、様々な方法手段が考えられているが、塩基性染
料の染着座席となる金属スルホネート基含有エステル形
成成分の他に、第三成分を更に共重合させる方法が公知
の方法であり、特に第三成分としては、イソフタル酸が
一般的である。(特公昭57−32139号) 金属スルホネート基含有エステル形成成分にイソフタル
酸を更に共重合することにより、金属スルホネート基含
有エステル形成成分の重合比率を少なくして、かつ常圧
沸騰状態で十分濃色に染色できる繊維を得ることは、た
しかにこの方法で可能となつたが、得られる繊維の耐ア
ルカリ加水分解性が、極端に劣ることは従来避けること
はできなかつた。
ところで、ホモポリエステルの持つ適度なアルカリ加水
分解性を利用し、ソフトな風合や、ドレープ性のあるシ
ルクライク素材を作りだす、いわゆるアルカリ減量加工
処理は、より高級感のあるもの、より多様性のあるもの
を求める消費者のニーズを満すため、現在では一般的
に、かつ盛んに行なわれている。
しかし、アルカリ加水分解性がホモポリエステルに比較
して著しく大きい現在の塩基性染料可染ポリエステル繊
維は、アルカリ減量加工すると、 (1)繊度の低下、あるいは繊度斑ができやすい。
(2)強度の低下がおきやすい。
(3)スリツプ等布組織が崩れやすい。
等の障害があり、アルカリ減量加工操作の管理を繁雑
に、かつ困難にするか、あるいはアルカリ減量加工処理
そのものが出来ない場合が多い。
〔問題点解決の手段〕
本発明は、上述のごとき欠点を解決するために鋭意努力
した結果到達したものである。すなわち本発明は、金属
スルホネート基含有エステル形成成分とイソフタル酸を
エチレンテレフタレートを主体とするポリエステルに共
重合することにより染料性が改良され、常圧状態95℃以
下の温度で十分濃色に染色可能なポリエステル繊維を得
るのに際し、更に特定の共重合成分を重合することによ
り従来の塩基性染料可染ポリエステル繊維のもつていた
低いアルカリ加水分解性能を改良し、通常のホモポリエ
ステル同様にアルカリ減量加工処理の可能な塩基性染料
可染の易染性改質ポリエステル繊維およびその製造方法
を提供するもことある。
本発明を構成する塩基性染料可染ポリエステル繊維は金
属スルホネート基含有エステル形成成分とイソフタル酸
成分及び1,2−ビス(4−カルボフエノオキ)シエタン
成分が共重合成分として必要であり、かつ夫々の共重合
モル%を(A)、(B)、(C)とした場合下記の式
(1)、(2)、(3)を満足する必要がある。
0.8≦(A)≦3.5 ……(1) 1.0≦(B)≦10.0 ……(2) 2.0≦(C)≦20.0 ……(3) すなわち、金属スルホネート基含有エステル形成成分
は、塩基性染料と結合する染着座席を有するので塩基性
染料で染色するには不可欠の成分であり、該成分は具体
的には、例えば5−ソジウムスルホイソフタル酸、カリ
ウムスルホテレフタル酸、ソジウムスルホナフタレンジ
カルボン酸、ソジウムスルホフエニルジカルボン酸、等
のジカルボン酸およびそのアルキルエステル、又ソジウ
ムスルホ安息香酸等のオキシカルボン酸およびそのアル
キルエステル、さらにジヒドロエトキシベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム等のジヒドロキシ類であり、その中でも
特に5−ソジウムスルホイソフタル酸が好ましい。
イソフタル酸は金属スルホネート基含有エステル形成成
分の含有量を少ない状態で、かつ常圧状態95℃以下の温
度で十分濃色に染色するための第三成分として必要であ
る。
イソフタル酸等の第三成分を用いないで、金属スルホネ
ート基含有エステル形成成分だけで常圧沸騰状態で十分
濃色に染色される繊維を得るには、金属スルホネート基
含有エステル形成成分を多量に重合することが必要でそ
のため、重合時の溶融粘度上昇による重合度の低下、紡
糸時の糸切れ発生による収率の低下等が顕在化しやすく
なるので好ましくない。
また、1−2−ビス(4−カルボフエノキシエタン)
は、本発明の目的を達成するための主要の部分をなすも
のでアルカリ加水分解性を向上するためには必要不可欠
のものである。通常第三成分を共重合すると構造がルー
ズになりやすくアルカリ加水分解性が進行するものであ
るが驚くべきことに1,2−ビス(4−カルボフエノオキ
シ)エタンは重合されることによりアルカリ加水分解性
を抑制する働きがある。尚、1,2−ビス(4−カルボフ
エノオキシ)エタンを単独に、金属スルホネート基含有
エステル形成成分に共重合してもイソフタル酸に比較し
て塩基性染料の染色性向上におよぼす効果が薄い。した
がつて常圧状態95℃以下の温度で十分濃色に染色するた
めにイソフタル酸は是非とも必要であり1,2−ビス(4
−カルボフエノオキシ)エタンの効果は塩基性染料可染
ポリエステル繊維にあつては主にアルカリ加水分解性の
向上に寄与しているものである。
共重合モル%(A),(B),(C)は、下記の式
(1),(2),(3)を満足する必要がある。
0.8≦(A)≦3.5 ……(1) 1.0≦(B)≦10.0 …(2) 2.0≦(C)≦20.0 …(3) すなわち、金属スルホネート基含有エステル形成成分の
共重合モル%(A)は、0.8≦(A)≦3.5が必要であ
る。(A)が0.8未満であると(B)の値をいくら大き
くしても常圧状態95℃以下の温度で十分濃色に染色する
ことはできず又、3.5を越えると金属スルホネート基含
有エステル形成成分が本来持つている重合時、紡糸時の
弊害が顕著となる。
又、イソフタル酸の共重合モル%(B)は2.0≦(B)
≦10.0の範囲が必要で2.0未満だと基待するほどの染色
性の効果が得られず10.0を越えると強度、伸度、融点と
いつた他の機械的、熱的物性値の低下が著しく実用に供
しない。
さらに、1,2−ビス(4−カルボフエノキシエタン)成
分の共重合モル%(C)は2.0≦(C)≦20.0である必
要がある。(C)が2.0未満だとアルカリ化水分解性の
向上の効果が期待できず、20.0を越えると融点の低下な
ど他の物性の低下が大きいので実用的でない。
尚、これら3成分の混合割合は夫々の範囲内で自由に選
ぶことができるが、染色性、アルカリ化水分解性、機械
的熱的物性のバランスを適宜考え目的に応じて割合を選
んで重合することが望ましい。
本発明を構成する共重合成分の重合方法は公知の方法を
採用することができる。
すなわち、ジカルボン酸成分は酸のままテレフタル酸、
エチレングリコール等と直接反応させてもよく、あるい
はジメチルエステル等のアルキルエステル成分としてエ
チレングリコールとエステル交換反応を行つた後重縮合
させてもよい。
グリコール成分は、エチレングリコールと同様な使用が
できる。
オキシカルボン酸成分も、ジカルボン酸と同様な方法で
重合することが可能である。
これら公知の方法で重合して、得られた該ポリマーは周
知のどんな紡糸方法で溶融紡糸して繊維にしても本発明
の目的とする繊維を得ることができる。
一般には、紡糸方法としては大きくわけて次の3通りが
可能であるが、 (1)1000〜1500m/分の巻き取り速度で紡糸し未延伸糸
として該未延伸糸を3〜4倍に延伸熱処理する (2)4000m/以下の巻き取り速度で紡糸いわゆるPOYと
し該POYを1.05〜1.5倍で延伸仮撚する。
(3)5000m/分以上の巻き取り速度で高速紡糸する。
このうち、(3)の高速紡糸による方法は生産性の向
上、延伸工程の省略によるコスト低減をもたらすととも
に染色性向上の効果も期待できるので好ましい方法であ
る。
しかし、一般に金属スルホネート基含有エステル形成成
分により共重合されたポリエステルを5000m/分以上で紡
糸すると、ケバの発生や糸切れが多発し巻き取りが困難
である場合が多く、塩基性染料可染ポリエステル繊維の
製造方法としては不適当であつた。
しかし、本発明のポリエステルは驚くべきことに5000m/
分以上で巻き取つて紡糸してもケバの発生や糸切れが著
しく少なく生産できるものであり、ホモポリエステルと
同様に生産することができることが可能になつた。
〔効果〕
本発明の塩基性染料可染の易染性ポリエステル繊維は、
常圧状態95℃以下の温度で十分濃色に染色できるという
特徴の他に、これまでの塩基性染料可染ポリエステル繊
維では得ることのできなかつた高い耐アルカリ加水分解
性能を兼ねそなえたものであるので、従来、塩基性染料
可染ポリエステル繊維では困難であつたアルカリ減量加
工処理を行うことを可能にしたという効果がある。
又、別の効果として当該繊維を5000m/分以上の巻き取り
速度で紡糸して製造する場合は従来この種の繊維製造で
多発していたケバや糸切れの問題を解決し生産性を向上
させることがあげられる。
〔実施例〕
以下に実施例をあげ本発明を具体的に説明する。
尚、本発明の実施例において使用される各種の特性値の
評価方法は次の通りである。
(強度、伸度) 島津製作所、オートグラフDSC100型引張試験機により、
初長20cm、引張速度20cm/minで測定する。
(沸水収縮率) 0.1g/dの荷重下での試料長をLとし、荷重を取り除き、
沸騰水中で30分間処理した後、同じ荷重下で測定した長
さをLとして次式より沸水収縮率(B.W.Sと略記する)
を定義し求める。
(塩基性染料吸尽率) 塩基性染料 Maxilon Blue5G(Chiba Geigy) 調整液: 酢酸ナトリウム 0.5g/L 無水ぼう硝 4.0g/L 酸性度 pH=4.5 浴比1:50 染料濃度=5%owf 温度95℃ 上記染料を調整液中に溶解し、上記条件で染色した後、
残液を調整液で希釈し、島津分光光度計UV−200によ
り、1cmのコレツクスセルを用いて、波長λ=655mμに
て吸光度(U)を測定し同様に希釈し測定した染料原液
の吸光度(Uo)より塩基性染料吸尽率(単に吸尽率と略
記する)を求める。
(融点) パーキンエルマ社製Differential Scanning Calorimete
r−2型を使用し試料7mg、昇温速度20℃/分の条件で、
窒素置換を行ないながら測定し得られたチヤートの吸熱
ピークの頂点を融点とする。
(アルカリ減量率) 前処理 試料(糸)を編機で筒編後、界面活性剤(スコアロール
250花王アトラス社)を2g/Lの割合で蒸留水に溶解し、
浴比1:200、浴温60〜70℃で30分間精練し油剤を落す。
精練後よく水を切り温度23℃温度65%に保たれた恒温度
で24時間乾燥させる。
測定 前処理した試料を約5g(Wo)正確に計量しNaOH5%水溶
液、沸騰状態で15分該試料をアルカリ加水分解させ、そ
の後よく水洗し、脱水した後上記条件にて乾燥し、正確
に減量後の受領(W)を計量し次式のようにアルカリ減
量率を定義して求める。
実施例1 5−ソジウムスルホイソフタル酸ジメチル3.36重量部1,
2−ビス(4−カルボフエノオキシ)エタン7.78重量部
5.0モル%、テレフタル酸ジメチル87.8重量部、エチレ
ングリコール70.0重量部、酢酸マンガン0.041重量部お
よび酢酸リチウム0.06重量部を精留塔を備えたオートク
レーブに仕込み、精製するメタノールを留去しながら18
0〜240℃に2時間攪拌下に加熱し、理論反応メタノール
量の97%以上を留去した後、イソフタル酸4.28重量部5.
0モル%を加え、さらに2時間反応させる。その後反応
物を減圧用オートクレーブに移送し、酸化アンチモン0.
04重量部、亜リン酸0.03重量部を加え、温度を260℃へ
あげるとともに徐々に真空度を上げ、280℃、0.5mm/Hg
以下の真空度状態で2時間重合を続け、融点230℃、極
限粘度0.56の塩基性染料可染の共重合ポリエチレンテレ
フタレートを得た。
当該共重合ポリエチレンテレフタレート(共重合ポリエ
ステル)をペレツト状態に粉砕後130℃で20時間減圧乾
燥して水分含有率を調整した。
当該共重合ポリエチレンテレフタレートペレツトを溶融
温度290℃で紡糸口金(直径0.23mmの紡孔24hole備えた
紡糸口金)を通して吐出量37.4g/分で押し出し、紡口直
下に40cmの温度200℃に保たれている加熱筒を通し紡口
下130cmに位置する給油用ノズルガイドをつけて集束さ
せた後、7000m/分の巻き取り速度で50デニール/24フイ
ラメントの繊維として巻き取つた。
強度、伸度、沸水収縮率(B.W.S)、吸尽率、アルカリ
減量速度、紡糸安定性の評価結果を表に記す。
表からわかる通り、吸尽率は99.7%と高く、十分濃色に
染色されていることがわかり、アルカリ減量率も、後述
の比較例に比べ大きく向上していることがわかる。しか
も、7000m/分という高い紡糸速度であるにもかかわら
ず、糸切れ、ケバの発生が少ないことがわかる。
実施例2 実施例1の共重合ポリエチレンテレフタレートを、実施
例1と同様な乾燥条件で乾燥し、同様の紡糸口金を通
し、290℃、吐出量16.0gで押し出し、保温、冷却部材を
へて巻き取り速度800m/分で巻き取り、さらに当該未延
伸繊維を延伸倍率3.617倍に70℃の温度条件で延伸し
た。
得られた繊維の物性を同様に表に示す。表からわかる通
り、吸尽率の値が大きく、十分濃色に染色されており、
かつアルカリ減量率の値も比較例の1,2−ビス(4−カ
ルボフエノオキシ)エタンを共重合していない塩基性可
染ポリエステル繊維に比べ大きく向上している。
実施例3 実施例1の共重合成分の比率をかえ、実施例1と同様の
方法で高速紡糸した。結果を表に記す。表より、常圧95
℃で十分濃色に染色されておりかつ共重合量の減少によ
り、アルカリ減量率が実施例1に比較しても向上してい
ることがわかる。
比較例1〜4 実施例1と同様の方法で、共重合比率をかえて1,2−ビ
ス(4−カルボフエノオキシ)エタンを共重合させず
に、共重合ポリエチレンテレフタレートをつくり、実施
例1、および2と同様の方法で繊維にした。結果を表に
記す。
1,2−ビス(4−カルボフエノオキシ)エタンが共重合
されていないので、アルカリ減量率が高いことがわか
る。
比較例5 実施例1と同様な方法で、イソフタル酸を共重合しない
共重合ポリエチレンテレフタレートを作り、実施例1,2
と同様の方法で繊維とした結果を表に記す。
表より、アルカリ減量率は比較例に比べ大きく向上して
いるが、吸尽率が若干不足していることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/86 H 7199−3B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属スルホネート基含有エステル形成成分
    の共重合モル%(A)とイソフタル酸成分の共重合モル
    %(B)と1,2−ビス(4−カルボフエノオキシ)エタ
    ン成分の共重合モル%(C)の共重合比率が、下記の
    (1)、(2)、(3)式を満足することを特徴とする
    エチレンテレフタレート単位を主体とする易染性改質ポ
    リエステル繊維。 0.8≦(A)≦3.5 (1) 1.0≦(B)≦10.0 (2) 2.0≦(C)≦20.0 (3)
  2. 【請求項2】金属スルホネート基含有エステル形成成分
    の共重合モル%(A)とイソフタル酸成分の共重合モル
    %(B)と1,2−ビス(4−カルボフエノオキシ)エタ
    ン成分の共重合モル%(C)の共重合比率が、下記の
    (1)、(2)、(3)式を満足するエチレンテレフタ
    レート単位を主体とするポリエステルを、巻取り速度50
    00m/分以上で紡糸することを特徴とする易染性改質ポリ
    エステル繊維の製造方法。 0.8≦(A)≦3.5 (1) 1.0≦(B)≦10.0 (2) 2.0≦(C)≦20.0 (3)
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