JPH0718035Y2 - カセットローディング装置のローディングギヤ取付機構 - Google Patents
カセットローディング装置のローディングギヤ取付機構Info
- Publication number
- JPH0718035Y2 JPH0718035Y2 JP1989126318U JP12631889U JPH0718035Y2 JP H0718035 Y2 JPH0718035 Y2 JP H0718035Y2 JP 1989126318 U JP1989126318 U JP 1989126318U JP 12631889 U JP12631889 U JP 12631889U JP H0718035 Y2 JPH0718035 Y2 JP H0718035Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plate
- cassette
- loading device
- loading
- cassette loading
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
- G11B15/665—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/67502—Details
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カセットローディング装置の側板外面に取り
付けられるローディングギヤの支持軸の傾きを防止し
た、カセットローディング装置のローディングギヤ取付
機構に関する。
付けられるローディングギヤの支持軸の傾きを防止し
た、カセットローディング装置のローディングギヤ取付
機構に関する。
(従来の技術と考案が解決しようとする課題) 例えばVTR(ビデオテープレコーダ)等に具備されるカ
セットローディング装置は、カセットホルダーの側板に
突設されたガイド突部を、前記カセットローディング装
置の側板に形成された逆L字形ガイド溝を通して該側板
の外面側に突出させ、このガイド突部を、前記ガイド溝
の一部を覆ってカセットローディング装置の側板の外面
に軸支されたローディングギヤと係合部材を介して係合
させ、該ローディングギヤを180°より小さい角度範囲
で回転させることにより、前記ガイド突部を前記ガイド
溝に沿って移動させて、テープカセットホルダーをアン
ローディング位置からローディング位置までの間に亘っ
て往復移動させるようにしている。
セットローディング装置は、カセットホルダーの側板に
突設されたガイド突部を、前記カセットローディング装
置の側板に形成された逆L字形ガイド溝を通して該側板
の外面側に突出させ、このガイド突部を、前記ガイド溝
の一部を覆ってカセットローディング装置の側板の外面
に軸支されたローディングギヤと係合部材を介して係合
させ、該ローディングギヤを180°より小さい角度範囲
で回転させることにより、前記ガイド突部を前記ガイド
溝に沿って移動させて、テープカセットホルダーをアン
ローディング位置からローディング位置までの間に亘っ
て往復移動させるようにしている。
前記ローディングギヤは、係合部材を介してガイド突部
と係合し合う関係にあるが、逆L字形ガイド溝の一部を
覆うような位置に設けられているために、ローディング
ギヤとカセットローディング装置の側板との間には、ガ
イド突部を楽に通過させ得るだけの充分な間隔をあけて
おく必要がある。このため、ローディングギヤの支持軸
が長くなってしまい、支持軸が傾きやすい構造となる。
と係合し合う関係にあるが、逆L字形ガイド溝の一部を
覆うような位置に設けられているために、ローディング
ギヤとカセットローディング装置の側板との間には、ガ
イド突部を楽に通過させ得るだけの充分な間隔をあけて
おく必要がある。このため、ローディングギヤの支持軸
が長くなってしまい、支持軸が傾きやすい構造となる。
そしてローディングギヤの支持軸が傾くと、ローディン
グギヤと、これに噛合する相手ギヤとの軸間距離が変動
することになるから、モータの回転力がガイド突部に円
滑に伝達されなくなり、カセットローディング動作及び
アンローディング動作に支障を来すという問題があっ
た。
グギヤと、これに噛合する相手ギヤとの軸間距離が変動
することになるから、モータの回転力がガイド突部に円
滑に伝達されなくなり、カセットローディング動作及び
アンローディング動作に支障を来すという問題があっ
た。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、VTR等のカ
セットローディング装置の側板に、この側板との間に充
分な間隔をあけて取り付けねばならないローディングギ
ヤの支持軸を短くできる構造にし、支持軸の傾きを防止
して相手ギヤとの軸間距離の変動を抑え、円滑な回転力
の伝達を行なわせることができるローディングギヤ取付
機構を提供することを目的としている。
セットローディング装置の側板に、この側板との間に充
分な間隔をあけて取り付けねばならないローディングギ
ヤの支持軸を短くできる構造にし、支持軸の傾きを防止
して相手ギヤとの軸間距離の変動を抑え、円滑な回転力
の伝達を行なわせることができるローディングギヤ取付
機構を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、第1考案では、カセットロー
ディング装置の側板の一部を外面側に膨出させて帯状支
持片を形成し、その支持片の中央部に、円形中心孔を有
する円板部を設け、ローディングギヤの一方の面には、
前記円形中心孔に回転自在に嵌合する支持軸と、前記円
板部の外周縁部に係合する複数の係合フックと、前記カ
セットローディング装置の側板外面に近接対向する複数
の傾き防止脚とを設けるものとした。
ディング装置の側板の一部を外面側に膨出させて帯状支
持片を形成し、その支持片の中央部に、円形中心孔を有
する円板部を設け、ローディングギヤの一方の面には、
前記円形中心孔に回転自在に嵌合する支持軸と、前記円
板部の外周縁部に係合する複数の係合フックと、前記カ
セットローディング装置の側板外面に近接対向する複数
の傾き防止脚とを設けるものとした。
また、第2考案では、カセットローディング装置の側板
に、円形開口を複数の半径方向支持片にて複数分割して
なる複数の分割円形状開口を設けて、これらの複数の支
持片を前記カセットローディング装置の側板の外面側に
膨出させると共に、前記複数の支持片の交差部には前記
円形開口と同軸の円形中心孔を設け、前記ローディング
ギヤの一方の面には、前記円形中心孔に回転自在に嵌合
する支持軸と、前記各分割円形状開口の内周縁部に係合
する複数の係合フックと、前記カセットローディング装
置の側板の外面に近接対向する複数の傾き防止脚とを設
けるものとした。
に、円形開口を複数の半径方向支持片にて複数分割して
なる複数の分割円形状開口を設けて、これらの複数の支
持片を前記カセットローディング装置の側板の外面側に
膨出させると共に、前記複数の支持片の交差部には前記
円形開口と同軸の円形中心孔を設け、前記ローディング
ギヤの一方の面には、前記円形中心孔に回転自在に嵌合
する支持軸と、前記各分割円形状開口の内周縁部に係合
する複数の係合フックと、前記カセットローディング装
置の側板の外面に近接対向する複数の傾き防止脚とを設
けるものとした。
(作用) 第1,第2いずれの考案も、カセットローディング装置の
側板の一部を外面側に膨出させた支持片に円形中心孔を
設け、この円形中心孔にてローディングギヤの支持軸を
支持するようにしたことにより、支持軸を短くすること
ができ、その結果、支持軸の傾きを抑えることができ
る。
側板の一部を外面側に膨出させた支持片に円形中心孔を
設け、この円形中心孔にてローディングギヤの支持軸を
支持するようにしたことにより、支持軸を短くすること
ができ、その結果、支持軸の傾きを抑えることができ
る。
しかも、ローディングギヤに設けた複数の傾き防止脚を
カセットローディング装置の側板の外面に近接対向させ
ているので、ローディングギヤの面振れ、即ち、支持軸
の傾きを、より一層確実に防止できる。更に、支持軸を
短くしたことにより、多少の傾きが生じたとしてもロー
ディングギヤと相手ギヤとの軸間距離の変動は少なくな
り、円滑な回転力の伝達を行なわせることができる。
カセットローディング装置の側板の外面に近接対向させ
ているので、ローディングギヤの面振れ、即ち、支持軸
の傾きを、より一層確実に防止できる。更に、支持軸を
短くしたことにより、多少の傾きが生じたとしてもロー
ディングギヤと相手ギヤとの軸間距離の変動は少なくな
り、円滑な回転力の伝達を行なわせることができる。
また第1考案では複数の係合フックを支持軸の近傍に設
けることができるので、支持軸を円形中心孔に嵌合させ
ながら、複数の係合フックを円板部の外周縁部に容易に
係合させることができ、組立ての容易化を図ることもで
きる。
けることができるので、支持軸を円形中心孔に嵌合させ
ながら、複数の係合フックを円板部の外周縁部に容易に
係合させることができ、組立ての容易化を図ることもで
きる。
(実施例) 第1〜第3図は第1考案に係る一実施例を示す。
第1図はVTRのカセットローディング装置1の分解斜視
図である。カセットローディング装置1は、図示しない
テープカセットをカセットホルダー2内に矢印Aの方向
に挿入することにより、カセットホルダー2が水平方
向、続いて垂直下方向へ移動して、テープカセットをロ
ーディング位置まで移送し、イジェクト操作により、カ
セットホルダー2が垂直上方向、続いて水平方向へ移動
して、テープカセットをローディング位置からアンロー
ディング位置まで移送するものである。
図である。カセットローディング装置1は、図示しない
テープカセットをカセットホルダー2内に矢印Aの方向
に挿入することにより、カセットホルダー2が水平方
向、続いて垂直下方向へ移動して、テープカセットをロ
ーディング位置まで移送し、イジェクト操作により、カ
セットホルダー2が垂直上方向、続いて水平方向へ移動
して、テープカセットをローディング位置からアンロー
ディング位置まで移送するものである。
カセットホルダー2は、カセットローディング装置1の
左右の側板3,3間に配置され、テープカセットを載置す
る底板4の左右に設けられた側板5,5の上縁間を連結杆
6にて連結して構成されている。各側板5の外面には、
前後に間隔を存して一対の小円柱状ガイド突部7,8(右
方の側板5のガイド突部は図示省略)がそれぞれ突設さ
れている。一方、カセットローディング装置1の各側板
3には、前後に間隔を存して並設された逆L字形のガイ
ド溝9,10が並設され、ガイド突部7,8を、各ガイド溝9,1
0を通して側板3の外面側に突出させている。カセット
ローディング装置1の左右の側板3,3の外面側には、第
1図及び第3図に示すように円形開口12が設けられ、こ
の円形開口12は直径方向の帯状支持片11にて2つの分割
円形状開口12a,12bに分割されている。前記帯状支持片1
1は、中央部が最頂部となるように各側板3の外面側に
膨出されており、その中央部には、円形開口12と同軸の
円形中心孔14を有する円板部13が設けられている。そし
て中心孔14には、第2図に示す如くローディングギヤ15
の内面側中心部に突設された支持軸16が回転自在に嵌合
され、一方(前方)のガイド溝9の一部はローディング
ギヤ15で覆われている。また、ローディングギヤ15の内
面側には二股形状をなす係合部材17が取り付けられてお
り、この係合部材17の二股形状部で一方(前方)のガイ
ド突部7を挟み、以てガイド突部7とローディングギヤ
15が係合部材17を介して係合されている。更にローディ
ングギヤ15の内面側には、前記円板部13の外周縁部に係
合する複数(この実施例では2つ)の係合フック19及び
カセットローディング装置1の左右の側板3,3の外面に
近接対向する複数(この実施例では4本)の傾き防止脚
20が、周方向等間隔に設けられている。そして、このよ
うに複数の係合フック19が円板部13の外周縁部に係合
し、且つ帯状支持片11が円形開口12の直径方向に設けら
れているために、ローディングギヤ15の回転量は180°
より小さい角度範囲に制限され、その範囲でカイド突部
7,8をガイド溝9,10に沿って水平方向、続いて垂直方向
へ移動させ、以てカセットホルダー2をアンローディン
グ位置からローディング位置まで移送する。またガイド
突部7,8をそれぞれガイド溝9,10に沿って垂直上方向、
続いて水平方向へ移動させ、以てカセットホルダー2を
ローディング位置からアンローディング位置まで移送す
るようになる。左右ローディングギヤ15,15には、それ
ぞれ駆動ギヤ21,21が噛合しており、両駆動ギヤ21,21は
軸22によって連結され、図示しないモータにより回転駆
動される。
左右の側板3,3間に配置され、テープカセットを載置す
る底板4の左右に設けられた側板5,5の上縁間を連結杆
6にて連結して構成されている。各側板5の外面には、
前後に間隔を存して一対の小円柱状ガイド突部7,8(右
方の側板5のガイド突部は図示省略)がそれぞれ突設さ
れている。一方、カセットローディング装置1の各側板
3には、前後に間隔を存して並設された逆L字形のガイ
ド溝9,10が並設され、ガイド突部7,8を、各ガイド溝9,1
0を通して側板3の外面側に突出させている。カセット
ローディング装置1の左右の側板3,3の外面側には、第
1図及び第3図に示すように円形開口12が設けられ、こ
の円形開口12は直径方向の帯状支持片11にて2つの分割
円形状開口12a,12bに分割されている。前記帯状支持片1
1は、中央部が最頂部となるように各側板3の外面側に
膨出されており、その中央部には、円形開口12と同軸の
円形中心孔14を有する円板部13が設けられている。そし
て中心孔14には、第2図に示す如くローディングギヤ15
の内面側中心部に突設された支持軸16が回転自在に嵌合
され、一方(前方)のガイド溝9の一部はローディング
ギヤ15で覆われている。また、ローディングギヤ15の内
面側には二股形状をなす係合部材17が取り付けられてお
り、この係合部材17の二股形状部で一方(前方)のガイ
ド突部7を挟み、以てガイド突部7とローディングギヤ
15が係合部材17を介して係合されている。更にローディ
ングギヤ15の内面側には、前記円板部13の外周縁部に係
合する複数(この実施例では2つ)の係合フック19及び
カセットローディング装置1の左右の側板3,3の外面に
近接対向する複数(この実施例では4本)の傾き防止脚
20が、周方向等間隔に設けられている。そして、このよ
うに複数の係合フック19が円板部13の外周縁部に係合
し、且つ帯状支持片11が円形開口12の直径方向に設けら
れているために、ローディングギヤ15の回転量は180°
より小さい角度範囲に制限され、その範囲でカイド突部
7,8をガイド溝9,10に沿って水平方向、続いて垂直方向
へ移動させ、以てカセットホルダー2をアンローディン
グ位置からローディング位置まで移送する。またガイド
突部7,8をそれぞれガイド溝9,10に沿って垂直上方向、
続いて水平方向へ移動させ、以てカセットホルダー2を
ローディング位置からアンローディング位置まで移送す
るようになる。左右ローディングギヤ15,15には、それ
ぞれ駆動ギヤ21,21が噛合しており、両駆動ギヤ21,21は
軸22によって連結され、図示しないモータにより回転駆
動される。
以上のように、カセットローディング装置1の側板3の
一部を外面側に膨出させた帯状支持片11に円形中心孔14
を有する円板部13を設け、円形中心孔14にてローディン
グギヤ15の支持片16を支持し、且つローディングギヤ15
の係合フック19を円板部13の外周縁部に係合させるよう
にしたことにより、支持軸16を、帯状支持片11を膨出し
た分だけを短くすることができ、その結果支持軸16の傾
きを抑えることができる。
一部を外面側に膨出させた帯状支持片11に円形中心孔14
を有する円板部13を設け、円形中心孔14にてローディン
グギヤ15の支持片16を支持し、且つローディングギヤ15
の係合フック19を円板部13の外周縁部に係合させるよう
にしたことにより、支持軸16を、帯状支持片11を膨出し
た分だけを短くすることができ、その結果支持軸16の傾
きを抑えることができる。
しかも、ローディングギヤ15に設けた傾き防止脚20を側
板3の外面に近接対向させているので、ローディングギ
ヤ15の面振れ、即ち、支持軸16の傾きを、より一層確実
に防止できる。更に、支持軸16を短くしたことにより、
支持軸16に多少の傾きが生じたとしても、ローディング
ギヤ15と駆動ギヤ21との軸間距離の変動は少なくなり、
円滑な回転力の伝達を行なわせることができる。
板3の外面に近接対向させているので、ローディングギ
ヤ15の面振れ、即ち、支持軸16の傾きを、より一層確実
に防止できる。更に、支持軸16を短くしたことにより、
支持軸16に多少の傾きが生じたとしても、ローディング
ギヤ15と駆動ギヤ21との軸間距離の変動は少なくなり、
円滑な回転力の伝達を行なわせることができる。
また、係合フック19が支持軸16の近傍に設けられるの
で、支持軸16を円形中心孔14に嵌合させながら、これら
の係合フック19を円板部の外周縁部に容易に係合させる
ことができ、ローディングギヤ15を側板3に対して容易
に取付けることができる。
で、支持軸16を円形中心孔14に嵌合させながら、これら
の係合フック19を円板部の外周縁部に容易に係合させる
ことができ、ローディングギヤ15を側板3に対して容易
に取付けることができる。
尚、この実施例では側板3に円形開口12を設け、この開
口12を二分割するように帯状支持片11を設けるものとし
たが、必ずしも円形開口12を設ける必要はない。例え
ば、円形開口12を設けず、側板3の一部を単に切起し膨
出させて帯状支持片を形成するようにしてもよい。
口12を二分割するように帯状支持片11を設けるものとし
たが、必ずしも円形開口12を設ける必要はない。例え
ば、円形開口12を設けず、側板3の一部を単に切起し膨
出させて帯状支持片を形成するようにしてもよい。
第4図は第2考案に係る一実施例を示す。この第4図は
前記実施例の第3図に対応するもので、前記実施例と同
一の部分には同一符号を付してある。ローディングギヤ
15の内面側には、分割円形状開口12a,12bの内周縁部に
係合する複数(この実施例では2つ)の係合フック31及
び左右の側板3,3の外面に近接対向する複数(この実施
例では4つ)の傾き防止脚20を同方向等間隔に設けてい
る。
前記実施例の第3図に対応するもので、前記実施例と同
一の部分には同一符号を付してある。ローディングギヤ
15の内面側には、分割円形状開口12a,12bの内周縁部に
係合する複数(この実施例では2つ)の係合フック31及
び左右の側板3,3の外面に近接対向する複数(この実施
例では4つ)の傾き防止脚20を同方向等間隔に設けてい
る。
そこで、前記実施例と同様に支持軸16を円形中心孔14に
嵌合させながら、係合フック31を分割円形状開口12a,12
bの内周縁部に係合させて、ローディングギヤ15の取付
けが行なわれるようになっている。
嵌合させながら、係合フック31を分割円形状開口12a,12
bの内周縁部に係合させて、ローディングギヤ15の取付
けが行なわれるようになっている。
以上の構成によっても、前記実施例と同様に、支持軸16
を、支持片11の膨出分だけ短くすることができ、所期の
効果を奏することができる。
を、支持片11の膨出分だけ短くすることができ、所期の
効果を奏することができる。
(考案の効果) 以上の如く、第1,第2考案によれば、ローディングギヤ
を支持する支持片をカセットローディング装置の側板の
外面方向へ膨出させているので、その膨出分だけローデ
ィングギヤの支持軸を短くすることができ、これによっ
て、支持軸の傾きを抑えることができる。また、仮に支
持軸が傾いても、その軸長が短いために相手ギヤとの間
の軸間距離の変動が少なくなり、円滑な回転伝達を維持
することができる。しかも、ローディングギヤには複数
の傾き防止脚が設けられ、これらの脚の先端を前記カセ
ットローディング装置の側板の外面に近接対向させてい
るので、ローディングギヤの面振れ、即ち、支持軸の傾
きを、より一層確実に防止でき、ローディングギヤと相
手ギヤとの軸間距離の変動を抑えて、円滑な回転力の伝
達を行なわせることができる。
を支持する支持片をカセットローディング装置の側板の
外面方向へ膨出させているので、その膨出分だけローデ
ィングギヤの支持軸を短くすることができ、これによっ
て、支持軸の傾きを抑えることができる。また、仮に支
持軸が傾いても、その軸長が短いために相手ギヤとの間
の軸間距離の変動が少なくなり、円滑な回転伝達を維持
することができる。しかも、ローディングギヤには複数
の傾き防止脚が設けられ、これらの脚の先端を前記カセ
ットローディング装置の側板の外面に近接対向させてい
るので、ローディングギヤの面振れ、即ち、支持軸の傾
きを、より一層確実に防止でき、ローディングギヤと相
手ギヤとの軸間距離の変動を抑えて、円滑な回転力の伝
達を行なわせることができる。
第1〜第3図は第1考案に係る一実施例を示すもので、
第1図はVTRのローディング装置の分離斜視図、第2図
はローディングギヤ取付機構を示す断面図、第3図は同
分解斜視図である。 第4図は第2考案に係る一実施例を示す分離斜視図であ
る。 1…カセットローディング装置、2…カセットホルダ
ー、3…カセットローディング装置の側板、5…カセッ
トホルダーの側板、7…ガイド突部、9…逆L字形ガイ
ド溝、11…帯状支持片、12…円形開口、12a,12b…分割
円形状開口、13…円板部、14…円形中心孔、15…ローデ
ィングギヤ、16…支持軸、17…係合部材、19,31…係合
フック、20…傾き防止脚。
第1図はVTRのローディング装置の分離斜視図、第2図
はローディングギヤ取付機構を示す断面図、第3図は同
分解斜視図である。 第4図は第2考案に係る一実施例を示す分離斜視図であ
る。 1…カセットローディング装置、2…カセットホルダ
ー、3…カセットローディング装置の側板、5…カセッ
トホルダーの側板、7…ガイド突部、9…逆L字形ガイ
ド溝、11…帯状支持片、12…円形開口、12a,12b…分割
円形状開口、13…円板部、14…円形中心孔、15…ローデ
ィングギヤ、16…支持軸、17…係合部材、19,31…係合
フック、20…傾き防止脚。
Claims (2)
- 【請求項1】カセットホルダー(2)の側板(5)に突
設され、カセットローディング装置(1)の側板(3)
に形成された逆L字形ガイド溝(9)に遊挿されたガイ
ド突部(7)を、該ガイド溝(9)の一部を覆って前記
カセットローディング装置(1)の側板(3)の外面に
軸支されたローディングギヤ(15)と係合部材(17)を
介して係合させ、該ローディングギヤ(15)を180°よ
り小さい角度範囲で回転させて前記ガイド突部(7)を
前記ガイド溝(9)に沿って移動させ、前記カセットホ
ルダー(2)をアンローディング位置からローディング
位置まで移動させるカセットローディング装置におい
て、 前記カセットローディング装置(1)の側板(3)の一
部を外面側に膨出させて帯状支持片(11)を形成し、そ
の支持片(11)の中央部に、円形中心孔(14)を有する
円板部(13)を設け、前記ローディングギヤ(15)の一
方の面には、前記円形中心孔(14)に回転自在に嵌合す
る支持軸(16)と、前記円板部(13)の外周縁部に係合
する複数の係合フック(19)と、前記カセットローディ
ング装置(1)の側板(3)外面に近接対向する複数の
傾き防止脚(20)とを設けたことを特徴とするカセット
ローディング装置のローディングギヤ取付機構。 - 【請求項2】カセットホルダー(2)の側板(5)に突
設され、カセットローディング装置(1)の側板(3)
に形成された逆L字形ガイド溝(9)に遊挿されたガイ
ド突部(7)を、該ガイド溝(9)の一部を覆って前記
カセットローディング装置(1)の側板(3)の外面に
軸支されたローディングギヤ(15)と係合部材(17)を
介して係合させ、該ローディングギヤ(15)を180°よ
り小さい角度範囲で回転させて前記ガイド突部(7)を
前記ガイド溝に沿って移動させ、前記カセットホルダー
(2)をアンローディング位置からローディング位置ま
で移動させるカセットローディング装置において、 円形開口(12)を複数の半径方向支持片(11)にて複数
分割してなる複数の分割円形状開口(12a,12b)を、前
記カセットローディング装置(1)の側板(3)に設け
て、これらの複数の支持片(11)を前記カセットローデ
ィング装置(1)の側板(3)外面側に膨出させると共
に、前記複数の支持片(11)の交差部には前記円形開口
(12)と同軸の円形中心孔(14)を設け、前記ローディ
ングギヤ(15)の一方の面には、前記円形中心孔(14)
に回転自在に嵌合する支持軸(16)と、前記各分割円形
状開口(12a,12b)の内周縁部に係合する複数の係合フ
ック(31)と、前記カセットローディング装置(1)の
側板(3)外面に近接対向する複数の傾き防止脚(20)
とを設けたことを特徴とするカセットローディング装置
のローディングギヤ取付機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989126318U JPH0718035Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | カセットローディング装置のローディングギヤ取付機構 |
KR2019890016945U KR930001752Y1 (ko) | 1989-10-27 | 1989-11-15 | 카셋트 로딩장치의 로딩기어 착설기구 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989126318U JPH0718035Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | カセットローディング装置のローディングギヤ取付機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0366051U JPH0366051U (ja) | 1991-06-27 |
JPH0718035Y2 true JPH0718035Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=14932220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989126318U Expired - Lifetime JPH0718035Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | カセットローディング装置のローディングギヤ取付機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718035Y2 (ja) |
KR (1) | KR930001752Y1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10563696B2 (en) | 2012-06-29 | 2020-02-18 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Slide bearing comprising a primer system as adhesion promoter |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP1989126318U patent/JPH0718035Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-11-15 KR KR2019890016945U patent/KR930001752Y1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10563696B2 (en) | 2012-06-29 | 2020-02-18 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Slide bearing comprising a primer system as adhesion promoter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR910007868U (ko) | 1991-05-31 |
KR930001752Y1 (ko) | 1993-04-12 |
JPH0366051U (ja) | 1991-06-27 |
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