JPH0718028Y2 - ピンチローラーキャップ - Google Patents
ピンチローラーキャップInfo
- Publication number
- JPH0718028Y2 JPH0718028Y2 JP1989019184U JP1918489U JPH0718028Y2 JP H0718028 Y2 JPH0718028 Y2 JP H0718028Y2 JP 1989019184 U JP1989019184 U JP 1989019184U JP 1918489 U JP1918489 U JP 1918489U JP H0718028 Y2 JPH0718028 Y2 JP H0718028Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinch roller
- cap
- ball bearing
- inner ring
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、磁気記録再生装置に用いられるテープ送り機
構の一要素であるピンチローラーのピンチローラーキャ
ップに関するものである。
構の一要素であるピンチローラーのピンチローラーキャ
ップに関するものである。
(考案の概要) 本考案のピンチローラーキャップは、ピンチローラーの
回転軸にピンチローラーを固定可能な様に取付ける為の
キャップに弾性を持たせ、その弾性を利用してピンチロ
ーラーの内輪に一定圧力を加える様に構成したものであ
る。
回転軸にピンチローラーを固定可能な様に取付ける為の
キャップに弾性を持たせ、その弾性を利用してピンチロ
ーラーの内輪に一定圧力を加える様に構成したものであ
る。
(従来の技術) 従来のピンチローラー組品の回転軸に対する取り付けの
概略断面図を第2図(a)にまたそれに使用するキャッ
プの斜視図を第2図(b)に示す。
概略断面図を第2図(a)にまたそれに使用するキャッ
プの斜視図を第2図(b)に示す。
第2図(a),(b)において、ゴムローラー1はスリ
ーブ2に焼き付け密着されており、ボールベアリング3
はスリーブ2とスリーブ2に圧入されたスリーブ4によ
り外輪3aを上下方向から固定されている。この状態か
ら、回転軸5に内輪3bを挿入し、上方よりキャップ6を
内輪3bに当接するまで圧入する事によりピンチローラー
組品を回転軸5に取り付けている。
ーブ2に焼き付け密着されており、ボールベアリング3
はスリーブ2とスリーブ2に圧入されたスリーブ4によ
り外輪3aを上下方向から固定されている。この状態か
ら、回転軸5に内輪3bを挿入し、上方よりキャップ6を
内輪3bに当接するまで圧入する事によりピンチローラー
組品を回転軸5に取り付けている。
(考案が解決しようとする課題) 従来の取り付けでは、回転軸5にキャップ6を圧入し、
ボールベアリング3の内輪3bを固定する時、内輪3bやボ
ール3cに衝撃や大きな圧力を加えてしまうことになり、
ボールベアリングの機能を損う原因となる欠点があっ
た。
ボールベアリング3の内輪3bを固定する時、内輪3bやボ
ール3cに衝撃や大きな圧力を加えてしまうことになり、
ボールベアリングの機能を損う原因となる欠点があっ
た。
(課題を解決するための手段) 本考案のピンチローラーキャップは上記のような欠点を
除去したもので、内輪3bを固定するキャップ6に弾性を
持たせることにより、圧入時に内輪3bやボール3cに衝撃
や大きな圧力が加わらない様にしたものである。
除去したもので、内輪3bを固定するキャップ6に弾性を
持たせることにより、圧入時に内輪3bやボール3cに衝撃
や大きな圧力が加わらない様にしたものである。
(作用) キャップ6を内輪3bの一定の圧力にて固定することがで
きる。
きる。
(実施例) 以下本考案のピンチローラーキャップの一実施例を第1
図(a),(b)とともに説明する。
図(a),(b)とともに説明する。
第1図(a),(b)において、ピンチローラー組品に
対するボールベアリング3の取り付けは従来とまったく
同じであるが、ピンチローラー組品を回転軸5に取り付
けるために用いるキャップ6に弾性部6aを設ける事を特
徴とする。すなわち内輪3bに当接するまでキャップ6を
圧入してもキャップ6に弾性部を設けてあるので内輪3b
に一定荷重以上の力が加わる事がなくなる。
対するボールベアリング3の取り付けは従来とまったく
同じであるが、ピンチローラー組品を回転軸5に取り付
けるために用いるキャップ6に弾性部6aを設ける事を特
徴とする。すなわち内輪3bに当接するまでキャップ6を
圧入してもキャップ6に弾性部を設けてあるので内輪3b
に一定荷重以上の力が加わる事がなくなる。
(考案の効果) 本考案のピンチローラーキャップは上記のような構成で
あるから、キャップの圧入の時内輪やボールに衝撃や大
きな力が加わる事がなくなり、ボールベアリングの機能
を損う可能性がなくなる。
あるから、キャップの圧入の時内輪やボールに衝撃や大
きな力が加わる事がなくなり、ボールベアリングの機能
を損う可能性がなくなる。
第1図(a)は本考案のピンチローラーキャップの一実
施例を示す概略断面図、第1図(b)は第1図(a)の
キャップの斜視図、第2図(a)は従来のピンチローラ
ーキャップの一実施例を示す概略断面図、第2図(b)
は第2図(a)のキャップの斜視図である。 図面中、1はゴムローラ部、3はボールベアリング、5
は回転軸、6はキャップ、6aはキャップの弾性部であ
る。
施例を示す概略断面図、第1図(b)は第1図(a)の
キャップの斜視図、第2図(a)は従来のピンチローラ
ーキャップの一実施例を示す概略断面図、第2図(b)
は第2図(a)のキャップの斜視図である。 図面中、1はゴムローラ部、3はボールベアリング、5
は回転軸、6はキャップ、6aはキャップの弾性部であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】ゴムローラー1が焼き付け密着されたスリ
ーブ2と該スリーブ2に圧入されたスリーブ4とにより
ボールベアリング3の外輪3aを上下方向から固定するこ
とによりボールベアリング3をスリーブ2、4に固定し
てなるピンチローラー組品を、回転軸5に前記ボールベ
アリング3の内輪3bを挿入し、上方よりキャップ6をボ
ールベアリング3の内輪3bに当接するまで圧入すること
によりピンチローラー組品をその回転軸5に取り付けて
なるピンチローラー装置におけるピンチローラーキャッ
プであって、前記ピンチローラー装置内のボールベアリ
ング内輪3aをスラスト方向にほぼ一定の荷重で押圧可能
な弾性部6aを設けたことを特徴とするピンチローラーキ
ャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989019184U JPH0718028Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | ピンチローラーキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989019184U JPH0718028Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | ピンチローラーキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02113830U JPH02113830U (ja) | 1990-09-12 |
JPH0718028Y2 true JPH0718028Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31234473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989019184U Expired - Lifetime JPH0718028Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | ピンチローラーキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718028Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155559A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-16 | Hitachi Ltd | ピンチロ−ラ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62117735U (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-27 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP1989019184U patent/JPH0718028Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155559A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-16 | Hitachi Ltd | ピンチロ−ラ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02113830U (ja) | 1990-09-12 |
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